JP2016014500A - フィルタ - Google Patents

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JP2016014500A
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西川 浅太郎
Asataro Nishikawa
浅太郎 西川
恵介 小谷
Keisuke Kotani
恵介 小谷
祥二 広田
Shoji Hirota
祥二 広田
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AKUSHII KK
AQC Corp
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AKUSHII KK
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Abstract

【課題】着脱可能でかつ虫の通過を確実に防止できるように防虫網を組み込んだフィルタを提供する。【解決手段】濾材1の周縁部1aが嵌め込まれる枠材2の後面の開口2bを塞ぐ防虫網3を、その周縁のフレーム3aが全周にわたって枠材2の後面の開口2bの周縁部の内側面とガスケット5を挟んで対向するように配し、枠材2の前面の開口2aの周縁部に着脱可能に取り付けた押付機構4で、濾材1を介して防虫網3のフレーム3aをガスケット5に押し付けることにより、防虫網3のフレーム3aとガスケット5との間に隙間が生じないようにして虫の通過を確実に防止するとともに、濾材1や防虫網3を着脱可能に枠材2に組み込めるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、防虫網を備えたフィルタに関する。
空気清浄装置は、一般に、シート状の濾材を組み込んだフィルタを、ダクト等の空気通路に設けられる取付枠に取り付け、そのフィルタに対して空気を通過させることにより、空気に含まれている異物をフィルタの濾材で捕捉して、空気を清浄化している。
例えば、無農薬で農作物の栽培を行うグリーンハウスでは、外気のハウス内への取入口に空気清浄装置を設置して、外気中の雑菌が付着した土埃や病害虫の侵入防止を図っていることが多い(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3631954号公報
しかし、上記のように外気の室内への取入口に空気清浄装置を設置している場合は、生きた虫がフィルタの枠材とその枠材に着脱可能に組み込まれている濾材との間を通ったり、濾材に捕捉された後に濾材内を移動したりして室内に侵入してしまうことがある。
これに対しては、フィルタの濾材の周縁部が嵌め込まれる枠材の少なくとも一方の開口を防虫網で塞ぐことが考えられる。ただし、その場合に、防虫網を交換して洗浄後に再使用できるように着脱可能に枠材に組み込むと、防虫網の周縁部を全周にわたって枠材と隙間なく密着させることが難しく、防虫網と枠材との隙間を虫が通過してしまうおそれがある。一方、虫の通過を確実に防止できるように防虫網の周縁部を全周にわたって接着等によって枠材に固定すると、防虫網の再使用は困難になる。
そこで、本発明は、着脱可能でかつ虫の通過を確実に防止できるように防虫網を組み込んだフィルタを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、シート状の濾材と、前記濾材の周縁部が嵌め込まれる枠材と、前記枠材の少なくとも一方の開口を塞ぐ防虫網とを備えたフィルタにおいて、前記防虫網は周縁にフレームを有するものとし、前記枠材の内側面に枠材の周方向に延びる弾性部材を密着させ、前記防虫網のフレームを前記弾性部材に押し付ける押付機構を設けるようにした。
すなわち、枠材の内側面に密着させた弾性部材に防虫網の周縁のフレームを押付機構で押し付けることにより、防虫網のフレームと弾性部材との間に隙間が生じないようにして虫の通過を確実に防止するとともに、濾材や防虫網を着脱可能に枠材に組み込めるようにしたのである。
そして、その具体的な構成としては、例えば、前記防虫網を、前記フレームが前記枠材の一方の開口の周縁部の内側面と前記弾性部材を挟んで対向するように配し、前記押付機構は、前記枠材の他方の開口の周縁部に着脱可能に取り付けられ、前記濾材を介して前記防虫網のフレームを前記弾性部材に押し付けるものとすることができる。
本発明のフィルタは、上述したように、防虫網の周縁のフレームを枠材の内側面に密着させた弾性部材に押し付けるようにしたものであるから、防虫網のフレームと弾性部材との間の隙間をなくして虫の通過を確実に防止できるし、濾材や防虫網を着脱可能に枠材に組み込んで、交換、再使用が容易に行えるようにすることもできる。
実施形態のフィルタの分解斜視図 図1のフィルタの縦断面図 a、bは、それぞれ図1の押付機構の要部の斜視図 図1のフィルタの組立手順を説明する縦断面図
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。このフィルタは、図1および図2に示すように、矩形のシート状に形成された濾材1と、濾材1の周縁部1aが着脱可能に嵌め込まれ、前面の開口2aから後面の開口2bに(図2の左側から右側に)空気を通す矩形の枠材2と、枠材2の後面の開口2bを塞ぐ防虫網3と、枠材2の前面の開口2aの周縁部に着脱可能に取り付けられる押付機構4とを備えている。
前記枠材2は、断面略J字状に形成され、前面の開口2aが後面の開口2bよりも広くなっている。そして、後面の開口2bの周縁部の内側面に断面略L字状のガスケット取付部2cが設けられ、このガスケット取付部2cと後面の開口2bの周縁部とで形成される周溝2dの全周に、弾性部材としてのガスケット5の一部が嵌め込まれている。そのガスケット5は、枠材2内の周溝2dに嵌め込まれる厚肉部5aと、厚肉部5aから枠材2の後面の開口2bの周縁部に沿って中心側へ拡がる薄肉部5bとからなり、枠材2に密着する状態で接着されている。
前記防虫網3は、網の部分が化学繊維で形成され、周縁に金属製のフレーム3aを有するもので、そのフレーム3aが枠材2の後面の開口2bの周縁部の内側面とガスケット5の薄肉部5bを挟んで対向するように、ガスケット5の厚肉部5aと薄肉部5bの段差に嵌まり込んでいる。なお、防虫網3としては全体が金属製のものを用いることもできる。
前記押付機構4は、枠材2の前面の開口2aよりも若干大きく、断面略L字状に形成された矩形の蓋枠6を、その一辺に設けられた2つの固定取付部11と、他の三辺に設けられた合計4つの可動取付部21とによって、枠材2の前面の開口2aの周縁部に着脱可能に取り付けられるものである。なお、蓋枠6の互いに対向する二辺の間には桟7を1本ずつ差し渡して、濾材1の中央部が枠材2の前面の開口2aからはみ出さないようにしている。
ここで、前記固定取付部11は、図2および図3(a)に示すように、蓋枠6の裏面側に矩形の板片12をリベット接合したもので、その板片12の先端部と蓋枠6の外周縁部との間に、枠材2の前面の開口2aの周縁部が嵌め込まれる隙間が形成されている。
また、前記可動取付部21は、図2および図3(b)に示すように、蓋枠6の裏面側にリベット接合された案内部材22と、案内部材22に案内されて蓋枠6の内外方向に進退する可動部材23と、可動部材23と係合した状態で頭部を蓋枠6の内周縁から突出させたピン24と、ピン24を蓋枠6の外側へ突出させる方向に付勢するばね25とからなり、その可動部材23の先端部と蓋枠6の外周縁部との間に、枠材2の前面の開口2aの周縁部が嵌め込まれる隙間が形成されている。そして、ピン24の頭部をばね25の弾力に抗して蓋枠6の内側へ引っ張ることにより、ピン24と係合した可動部材23が蓋枠6の内側へ後退して、押付機構4の枠材2への着脱が行えるようになっている。
このフィルタを組み立てる際には、図4に示すように、まず、枠材2の前面側から防虫網3を枠材2内のガスケット5の段差に嵌め込み、続いて濾材1を防虫網3に重ね、その周縁部1aを枠材2のJ字状断面内に嵌め込む。そして、押付機構4の固定取付部11を枠材2の開口2a周縁部の一辺と係合させ、可動取付部21のピン24の頭部を引っ張って可動部材23を後退させた状態で(図4の一点鎖線)、可動部材23を枠材2の内部に押し込んだ後、ピン24の頭部を離して、可動部材23を前進させることにより、図2に示した組立状態とすることができる。また、濾材1や防虫網3を交換する際には、組立時と逆に、押付機構4の可動取付部21のピン24を引っ張って押付機構4を枠材2から取り外した後、濾材1と防虫網3を順に枠材2の前面側から取り出せばよい。
そして、図2に示した組立状態では、押付機構4の断面略L字状の蓋枠6および各取付部11、21が、濾材1を介して防虫網3のフレーム3aをガスケット5の薄肉部5bに押し付けている。これにより、枠材2の前面側から枠材2と濾材1との間を通ってきた虫や、濾材1に捕捉された後に濾材1内を移動してきた虫が防虫網3の位置まで達しても、防虫網3とガスケット5の間は通過できないようになっている。
このフィルタは、上記の構成であり、枠材2の前面の開口2aの周縁部に着脱可能に取り付けた押付機構4によって、防虫網3の周縁のフレーム3aを全周にわたって枠材2の内側面に密着させたガスケット5に押し付けるようにしたので、防虫網3のフレーム3aとガスケット5との間の隙間をなくして虫の通過を確実に防止できるし、濾材1や防虫網3の交換、再使用も容易に行える。
なお、押付機構は、上述した実施形態のように枠材に着脱可能に取り付けられ、濾材を介して防虫網のフレームをガスケットに押し付けるものに限らず、枠材に固定されたものや、防虫網のフレームを直接ガスケット等の弾性部材に押し付けるものも、もちろん採用できる。また、防虫網は、実施形態では枠材の空気流出側となる後面の開口を塞ぐように配したが、枠材の空気流入側となる前面の開口を塞ぐようにしてもよいし、枠材の両方の開口を塞ぐようにしてもよい。
1 濾材
1a 周縁部
2 枠材
2a、2b 開口
2c ガスケット取付部
2d 周溝
3 防虫網
3a フレーム
4 押付機構
5 ガスケット
5a 厚肉部
5b 薄肉部
6 蓋枠
11 固定取付部
21 可動取付部

Claims (2)

  1. シート状の濾材と、前記濾材の周縁部が嵌め込まれる枠材と、前記枠材の少なくとも一方の開口を塞ぐ防虫網とを備えたフィルタにおいて、
    前記防虫網は周縁にフレームを有するものとし、前記枠材の内側面に枠材の周方向に延びる弾性部材を密着させ、前記防虫網のフレームを前記弾性部材に押し付ける押付機構を設けたことを特徴とするフィルタ。
  2. 前記防虫網は、前記フレームが前記枠材の一方の開口の周縁部の内側面と前記弾性部材を挟んで対向するように配し、
    前記押付機構は、前記枠材の他方の開口の周縁部に着脱可能に取り付けられ、前記濾材を介して前記防虫網のフレームを前記弾性部材に押し付けるものとしたことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017001023A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 日本無機株式会社 エアフィルタ
JP2018038997A (ja) * 2016-08-31 2018-03-15 ニッタ株式会社 エアフィルタ装置
JP2020037081A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 進和テック株式会社 フィルタ枠およびフィルタ

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