JP5912889B2 - ダニ捕獲器 - Google Patents

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本発明はダニ捕獲器に関する。
近年、家庭などで発生するダニを駆除する手段としてダニの好物に近い物質からなるダニ誘引物質を用いたダニ捕獲器が開発されている。また、捕獲したダニが外部から視認できるようにダニ誘引物質を透明なダニ捕獲材の粘着剤層の表面に接着させ、当該ダニ捕獲材を白色以外の色に着色されたプラスチックケースの内部に収納させるように構成されたダニ捕獲器がある(例えば、特許文献1参照)。
家庭内で発生するダニのうち、例えば、チリダニは、体長が0.2mm〜0.4mmで、色は白色である。また、ツメダニは、体長が0.2mm〜0.8mmで、色は淡赤色である。各ダニは、肉眼でその存在を確認することが難しいため、上記特許文献1ではシート状に形成されたダニ捕獲材を透明にし、ダニ捕獲材を収納するケースを白色以外の色に着色することで、死滅して白色となったダニの死骸を視認しやすくしている。
特開2001−120147号公報
上記従来のダニ捕獲器では、ダニ捕獲材の粘着剤層に捕獲されたダニを視認するため、捕獲されたダニが粘着剤層上で動くことができず、静止したまま死滅することになるので、白色以外の色に着色されたプラスチックケースの外側からみると、体長が1mm以下のダニを視認することが難しかった。
また、従来のものは、ダニ捕獲材の粘着剤層にダニ誘引物質が接着されて露出された状態であるため、経時変化によりダニ誘引物質の劣化が促進されやすく、ダニ捕獲材の耐久性を向上させることが難しいという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したダニ捕獲器の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
発明は、ダニ捕獲器において、多孔質材料の表面及び多数の微細孔の内部に誘引香料膜が形成されているダニ捕獲器、前記ダニ誘引殺虫体の表面を覆う位置に設けられ、誘引されたダニの存在を視認可能とする暗色シート状部材と、透明部材により前記ダニ誘引殺虫体及び前記暗色シート状部材を収納可能に形成されており、ダが侵入する侵入口を有する収納ケースとを備えことを特徴とする。
また、本発明は、ダニ捕獲器において、多孔質材料の表面及び多数の微細孔の内部に誘引香料膜が形成されているダニ誘引殺虫体と、前記ダニ誘引殺虫体が底部に着脱可能に装着される筒状ケースと、前記筒状ケースの内部に挿入されるダニ誘引シートと、前記筒状ケースの上部内側に設けられ、前記ダニ誘引シートの表面を移動するダニを拡大するレンズと、前記筒状ケースに装着されて前記ダニ誘引殺虫体を収納する誘引体殺虫ケースとを備え、前記レンズによって前記ダニ誘引シートの表面を移動するダニが拡大されて視認された場合、前記誘引殺虫ケースが前記筒状ケースの底部に装着されて前記ダニ誘引殺虫体により前記ダニを誘引すると共に死滅させることを特徴とする。
本発明によれば、誘引香料膜が多孔質材料の表面に誘引香料を含浸させ、その表面を熱処理した前記誘引香料に含まれる香料成分を溶融化して形成されるため、多孔質材料の各微細孔の内部まで誘引香料がコーティングされてダニ誘引効果の徐放持続性を延長し、耐久性を向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、暗色シート状部材がダニ誘引殺虫体の表面を覆う位置に設けられ、誘引されたダニがダニ誘引殺虫体に向かって移動する様子を視認可能となるため、例えば黒いシート上に白色または白色に近い色(淡赤色)のダニが多数移動することで視認しやすくなる。
本発明によるダニ誘引殺虫体の一実施例がダニ捕獲器のケースに収納された状態を示す横断面図である。 本発明によるダニ誘引殺虫体の一実施例がダニ捕獲器のケースに収納された状態を示す縦断面図である。 ダニ捕獲器の収納ケースを開いた状態を示す展開図である。 ダニ捕獲器の変形例を示す図であり、(A)は平面図、(B)はB−B線に沿う縦断面図、(C)はC−C線に沿う縦断面図である。 変形例のダニ捕獲器の筒状ケースに誘引体殺虫ケースを装着した状態を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明によるダニ誘引殺虫体の一実施例がダニ捕獲器のケースに収納された横断面図である。図2は本発明によるダニ誘引殺虫体の一実施例がダニ捕獲器のケースに収納された状態を示す縦断面図である。図3はダニ捕獲器の収納ケースを開いた状態を示す展開図である。
図1乃至図3に示されるように、ダニ捕獲器10は、多孔質材料の表面に誘引香料をコーティングして誘引香料膜22を形成されたダニ誘引殺虫体20と、ダニ誘引殺虫体20の表面を覆う暗色シート状部材30と、ダニ誘引殺虫体20及び暗色シート状部材30を収納可能に形成された箱形状の透明な収納ケース40とを有する。尚、ダニ捕獲器10は、例えば布製の収納袋のポケットに収納された状態で任意の場所に設置される。
ダニ誘引殺虫体20の表面に形成される誘引香料膜22は、例えば誘引香料を混合したチョコレートやクズ粉末、寒天などの植物性混合物の粉末等の複数の誘引成分が所定の割合で混合されたダニ集合フェロモンの香料からなる。ダニ集合フェロモンは、体外に放出されて他の個体を生理的に引きつける分泌物であり、各ダニの種類によって異なる成分からなる。また、誘引香料膜22は、ダニ集合フェロモンの臭いを有する複数の成分を組み合わせて人工的に作成されたものである。尚、ダニ集合フェロモンの臭いを発する成分としては、例えば、合成香料の酢酸ネリル等がある。
ダニ誘引殺虫体20は、上面が四角形状の平板状に形成され、多数の微細孔24を有する多孔質部材としての多孔質セラミックスからなる。また、多孔質セラミックスの表面及び微細孔24内部には、誘引香料を含浸させ、その表面を熱処理して合成香料の酢酸ネリル(例えば、チョコレートや葛粉末、寒天などの誘引香料を混合した植物性混合物の粉末等)の誘引成分からなる誘引香料膜22がメッキ状にコーティングされる。そのため、ダニ誘引殺虫体20は、多孔質セラミックスの表面だけでなく、図3に拡大して示すように、表面に形成された多数の微細孔24の内部までダニ集合フェロモンに近い特性を有する誘引成分が溶融されることで、多数の微細孔24の内部にも誘引香料膜22がコーティングされる。尚、ダニ誘引殺虫体20を構成する多孔質材料としては、多孔質セラミックスに限らず、他の多孔質材料(例えばゼオライトや熱処理した珪土の混合扮)でも良い。
これにより、ダニ誘引殺虫体20は、大気中に露出された表面部分だけでなく、多数の微細孔24の内部にも誘引香料膜22が形成されるため、従来のように表面にのみ誘引香料が形成されるものよりも長時間継続して誘引効果を持続させることが可能になる。本実施例では、例えば徐放時間を従来の3ヶ月から2倍の6ヶ月に延長することが可能になり、誘引効果の耐久性が大幅に向上している。さらに、ダニ誘引殺虫体20の表面に形成された誘引香料膜22は、誘引香料のコーティング後の加熱、冷却によりセラミックス粉末が積層された状態になる。このセラミックス粉末は、ダニの体内や体表の気孔を塞ぐことでダニの水分を低下させて乾燥させると共に、死滅させる殺虫剤として作用する。
暗色シート状部材30は、例えば樹脂フィルムあるいは布地、紙などからなり、黒色または濃紺色などのダニの色(白色系)と対象的な暗い色に着色または素材そのものが暗い色である。また、暗色シート状部材30は、内部にダニ誘引殺虫体20が挿入される空間を有し、且つX方向の両側に開口32を有する帯状に形成されている。そのため、使用状態のときのダニ誘引殺虫体20は、平板形状に形成された上面及び下面及び左右側面を暗色シート状部材30によって覆われた状態となり、両端部が開口32によって外部と連通された状態で収納ケース40の内部に収納される。
収納ケース40は、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)などの透明な樹脂材により成型されており、ダニ誘引殺虫体20及び暗色シート状部材30の下部を覆う下ケース42と、ダニ誘引殺虫体20及び暗色シート状部材30の上部を覆う上ケース44と、下ケース42と上ケース44との間を回動可能に連結するヒンジ46とを有する。下ケース42は、ヒンジ46により上ケース44に対して回動可能に設けられ、且つ上ケース44の内部に収納されるように上ケース44より一回り小さく形成されている。また、下ケース42と上ケース44とが互いに重なり合うように折り畳まれた状態になると、下ケース42と上ケース44との間には、ダニ誘引殺虫体20及び暗色シート状部材30が収納される収納室45が画成される。
下ケース42は、X方向及びY方向の寸法が上ケース44よりも小さく形成されている。そのため、図2及び図3に示されるように、下ケース42を上ケース44の内部に収納させるように折り畳むと、ヒンジ46を除く下ケース42の3方向の各側面と上ケース44の3方向の各側面との間に隙間Sが形成される。
また、下ケース42は、Y方向の左右側面(二辺)の縁部に侵入口41を形成する凹部42a、42bを有し、底板42cを囲むようにX方向の一辺には縁部42dが形成され、X方向の他辺にはヒンジ46が設けられている。凹部42a、42bは、上端部分が他の側面よりも低く形成されており、上ケース44の天板44aとの間に開口43を形成している。開口43は、下ケース42の底板42cに載置された暗色シート状部材30のY方向の側面に対向する位置に設けられている。
上ケース44は、天板44aのY方向の二辺及びX方向の一辺に縁部44b、44c、44dが形成され、X方向の他辺にはヒンジ46が形成されている。
ダニ誘引殺虫体20は、外側が暗色シート状部材30により覆われた状態で下ケース42の凹部42a、42b間の底板42c上に載置される。そのため、ダニ誘引殺虫体20は、暗色シート状部材30の内側に挿入されているので、上方からは直接視認することができない。そして、暗色シート状部材30のシート面(上面及び下面)に到着したダニは、暗色シート状部材30のシート面を移動してX方向の両側に配された開口32から暗色シート状部材30の内側に移動する。さらに、暗色シート状部材30の内側を移動しながら、暗色シート状部材30の内側に対向するダニ誘引殺虫体20の表面(上面及び下面、各側面)に移動する。
また、下ケース42及び上ケース44のX方向の周縁部外側面には、掛止部47、48が設けられている。この掛止部47、48は、互いに係合して下ケース42及び上ケース44を折り畳まれた状態に掛止する。
ダニ捕獲器10を使用する際は、収納ケース40の内部に形成された収納室45にダニ誘引殺虫体20及び暗色シート状部材30を収納させ、ヒンジ46により下ケース42及び上ケース44を閉じた状態で掛止部47、48を掛止させる。そして、収納室45に収納されたダニ誘引殺虫体20の誘引香料膜からは、ダニ集合フェロモンの臭いが徐放される。また、収納ケース40は、使用状態において、下ケース42が上ケース44の内側の配置された状態で掛止部47、48が掛止されるため、下ケース42及び上ケース44の各側面が対向する2重構造となる。そのため、ダニ捕獲器10は、下ケース42及び上ケース44の各縁部が重なり合う構成により、外部のハウスダスト等の微小なゴミが収納室45に侵入することが防止される。
このように、下ケース42が上ケース44内に折り畳まれた使用状態において、ダニ誘引殺虫体20からダニ集合フェロモンに近い臭いが徐々に放出されると、ダニ誘引殺虫体20からの臭いに誘引されたダニが収納ケース40の底面側の隙間Sからケース内部に侵入し、さらに下ケース42の侵入口41及び上記開口43を通って下ケース42の内部に収納された暗色シート状部材30のシート面に到り、暗色シート状部材30の表側から裏側に移動してダニ誘引殺虫体20の表面に到達する。
そのため、ダニ誘引殺虫体20に誘引されて収納ケース40のY方向の侵入口41からケース内部の収納室45に侵入したダニは、ダニ誘引殺虫体20にコーティングされた誘引香料膜22からの誘引作用(香り)に導かれて暗色シート状部材30の表面を図2中破線で示すように移動することになる。そして、ダニは、暗色シート状部材30の開口32を通って暗色シート状部材30の内側に挿入されたダニ誘引殺虫体20に向かって移動する。
このように、暗色シート状部材30の表面には、生きたダニが移動しているため、収納ケース40の外部からみた場合、従来のように静止しているものよりもダニの存在を視認しやすい。尚、体長が0.2mm〜0.4mmのダニを肉眼で視認することは難しいため、倍率が10〜15倍のマイクロレンズ等の拡大レンズを用いてダニを視認可能な大きさに拡大して観察しても良い。
さらに、ダニ誘引殺虫体20の表面に到達したダニは、ダニ誘引殺虫体20に潜り込み多孔質セラミックのセラミック粉末がダニの気孔を塞ぐと共に、ダニの体内に取り込まれたセラミック粉末の吸湿性により乾燥され、死滅する。
〔変形例〕
図4はダニ捕獲器の変形例を示す図であり、(A)は平面図、(B)はB−B線に沿う縦断面図、(C)はC−C線に沿う縦断面図である。図4(A)〜図4(C)に示されるように、ダニ捕獲器50は、筒状に形成された筒状ケース60と、レンズ70と、ダニ誘引シート80と、誘引体殺虫ケース90とを有する。
筒状ケース60は、横断面形状が楕円形に形成された筒状体からなり、内壁面62には一対のレンズ70が所定間隔をおいて保持されている。一対のレンズ70は、例えば倍率が10倍〜15倍になるようにレンズ面の曲率半径及び離間距離が任意の値に設定されている。
ダニ誘引シート80は、黒色などの暗色の通気性シート82の内側に板状に形成されたダニ誘引体84が収納されている。また、ダニ誘引体84の表面には、通気性を有する紙又は不織布からなる通気性シート82が密着している。そのため、ダニ誘引体84の香料により誘引されたダニは、通気性シート82の下側に潜り込むことができないので、ダニ誘引体84の外側を包む通気性シート82の表面を移動することになり、一対のレンズ70により拡大して視認できる。
筒状ケース60の底部に分離可能に形成される楕円形状の誘引体殺虫ケース90は、内部94にダニ誘引殺虫マット93が収納されている。ダニ誘引殺虫マット93は、不織布やフリース等の布地からなる一対のダニ侵入層98の間にダニ誘引殺虫体95を介在させてなる。ダニ侵入層98に侵入したダニは、ダニ誘引殺虫体95に移動することにより乾燥され、死滅する。尚、ダニ誘引殺虫体95は、前述したダニ誘引殺虫体20と同様に、多孔質セラミックスの表面に、ダニ集合フェロモンの香料からなる誘引香料膜22がメッキ状にコーティングされている。
図5は変形例のダニ捕獲器の筒状ケースに誘引体殺虫ケースを装着した状態を示す縦断面図である。図5に示されるように、レンズ70を通してダニ誘引シート80の表面のダニの存在が確認された場合、筒状ケース60の底部に誘引体殺虫ケース90の段部92を嵌合させる。これにより、誘引体殺虫ケース90の内部94に載置されたダニ誘引殺虫マット93の上方には、筒状ケース60の底部のメッシュシート86を介してダニ誘引シート80が配される。この後、筒状ケース60の底部に誘引体殺虫ケース90を装着させたダニ捕獲器50は、例えば3ヶ月間所定の場所に設置されてダニを捕獲することができる。
そして、ダニ捕獲器50の周辺のダニは、ダニ誘引殺虫体95からのダニ集合フェロモンの臭いに誘引されて誘引体殺虫ケース90の底部のメッシュシート96から侵入し、上下に配された各ダニ侵入層98に潜り込む。さらに、ダニ侵入層98からダニ誘引殺虫マット93に移動したダニは、気孔がセラミック粉末により塞がれると共に、体内に取り込まれたセラミック粉末の吸湿性により乾燥され、死滅する。
尚、上記筒状ケース60及び誘引体殺虫ケース90は、横断面形状が楕円形状のものを例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば円形または長円形、正方形、長方形、六角形、八角形などでも良いのは勿論である。
10、50 ダニ捕獲器
20 ダニ誘引殺虫体
22 誘引香料膜
24 微細孔
30 暗色シート状部材
32 開口
40 収納ケース
41 侵入口
42 下ケース
42a、42b 凹部
42c 底板
43 開口
44 上ケース
45 収納室
46 ヒンジ
47、48 掛止部
60 筒状ケース
70 レンズ
80 ダニ誘引シート
82 通気性シート
84 ダニ誘引体
90 誘引体殺虫ケース
93 ダニ誘引殺虫マット
95 ダニ誘引殺虫体
98 ダニ侵入層
S 隙間

Claims (7)

  1. 多孔質材料の表面及び多数の微細孔の内部に誘引香料膜が形成されているダニ誘引殺虫体
    前記ダニ誘引殺虫体の表面を覆う位置に設けられ、誘引されたダニの存在を視認可能とする暗色シート状部材と、
    透明部材により前記ダニ誘引殺虫体及び前記暗色シート状部材を収納可能に形成されており、ダが侵入する侵入口を有する収納ケースとを備えことを特徴とするダニ捕獲器。
  2. 前記ダニ誘引殺虫体は、前記暗色シート状部材に覆われ、前記暗色シート状部材上を移動したダニを前記暗色シート状部材の内側に誘引して殺虫することを特徴とする請求項に記載のダニ捕獲器。
  3. 前記収納ケースは、前記ダニ誘引殺虫体の上部を覆う上ケースと、前記ダニ誘引殺虫体の下部を覆う下ケースとを有し、
    前記上ケース前記下ケースの何れかの側面にダニが侵入する開口が形成されていることを特徴とする請求項又はに記載のダニ捕獲器。
  4. 前記上ケースは、前記ダニ誘引殺虫体の上面及び側面を覆うように形成されており
    前記下ケースは、前記ダニ誘引殺虫体の下面及び側面を覆うように形成されており
    前記上ケースと前記下ケースとの間はヒンジにより回動可能に連結されており
    前記上ケース前記下ケースの何れか内側の側面に前記開口が形成されており
    前記上ケース前記下ケースの何れか他方の外側の側面が前記開口に対向することを特徴とする請求項に記載のダニ捕獲器。
  5. 多孔質材料の表面及び多数の微細孔の内部に誘引香料膜が形成されているダニ誘引殺虫体
    前記ダニ誘引殺虫体が底部に着脱可能に装着される筒状ケースと、
    前記筒状ケースの内部に挿入されるダニ誘引シートと、
    前記筒状ケースの上部内側に設けられ、前記ダニ誘引シートの表面を移動するダニを拡大するレンズと、
    前記筒状ケースに装着されて前記ダニ誘引殺虫体を収納する誘引体殺虫ケースとを備え
    前記レンズによって前記ダニ誘引シートの表面を移動するダニが拡大されて視認された場合、前記誘引殺虫ケースが前記筒状ケースの底部に装着されて前記ダニ誘引殺虫体により前記ダニを誘引すると共に死滅させることを特徴とするダニ捕獲器。
  6. 前記誘引香料膜は、ダニ集合フェロモンの臭いの香料成分からなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のダニ捕獲器
  7. 前記多孔質材料は、前記多数の微細孔を有する多孔質セラミックスからなることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のダニ捕獲器
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