JP2016014263A - ボルト除去工具およびボルト除去方法 - Google Patents

ボルト除去工具およびボルト除去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レールを固定するボルトが折損した場合に、当該ボルトの除去に用いるボルト除去工具および当該ボルトを除去するボルト除去方法であって、当該ボルトの簡便な除去を実現可能なボルト除去工具およびボルト除去方法を提供する。【解決手段】レールRを固定するボルトBが折損した場合に当該ボルトBの除去に用いるボルト除去工具1であって、ボルトBとは逆方向のネジ部を有するエキストラクタ6を取り付けるための取付穴BcをボルトBに形成するドリルビット4,5をガイドするガイド治具50と、レールRに固定可能であり、ガイド治具50を位置調整可能に支持する支持金具100と、を備え、ガイド治具50は、ボルトBの中心軸に沿って取付穴Bcが形成されるようにドリルビット4,5をガイドすることを特徴とする。【選択図】図9

Description

本発明は、レールを固定するボルトが折損した場合に、当該ボルトの除去に用いるボルト除去工具および当該ボルトを除去するボルト除去方法に関する。
枕木やスラブ軌道などの敷設面(以下、単に「枕木」という。)に敷設されるレールを固定するためのレール締結装置が知られている。具体的には、レール締結装置は、例えば、レールの下側フランジ部を押圧する板ばねが設けられており、この板ばねをボルトで締結することで、レールを枕木に固定する(特許文献1参照)。
特開2014−15733号公報
ところで、経年劣化等によって、レールを固定しているボルトが折損してしまうことがある。折損したボルトは新しいボルトに交換する必要があるが、折損したボルト、特に枕木内で折損したボルトは、除去が難しい。そのため、従来、ボルトを周りごと刳り貫く手法や、枕木本体を交換する手法が採用されている。
しかしながら、ボルトを周りごと刳り貫く手法は、コア抜き等の特殊な技術と機械が必要であるという問題がある。
また、枕木本体を交換する手法は、コストや手間がかかるという問題がある。さらに、枕木の交換は、夏季の場合に道床を緩める作業となるので、張り出し事故のリスクがあるという問題もある。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、レールを固定するボルトが折損した場合に、当該ボルトの除去に用いるボルト除去工具および当該ボルトを除去するボルト除去方法であって、当該ボルトの簡便な除去を実現可能なボルト除去工具およびボルト除去方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のボルト除去システムは、
レールを固定するボルトが折損した場合に当該ボルトの除去に用いるボルト除去工具であって、
前記ボルトとは逆方向のネジ部を有するエキストラクタを取り付けるための取付穴を前記ボルトに形成するドリルビットをガイドするガイド治具と、
前記レールに固定可能であり、前記ガイド治具を位置調整可能に支持する支持金具と、
を備え、
前記ガイド治具は、前記ボルトの中心軸に沿って前記取付穴が形成されるように前記ドリルビットをガイドする。
したがって、エキストラクタを取り付けるための取付穴を簡単に精度よく形成することができるので、レールを固定するボルトが折損して軸部のみが枕木内に残留した場合でも、当該残留部分を簡便に除去することができる。すなわち、レールを固定するボルトが折損した場合に、当該ボルトを簡便に除去することができる。
また、好ましくは、前記ガイド治具は、前記取付穴を形成するための取付穴形成用ドリルビットと、前記取付穴形成用ドリルビットよりも径が小さく、当該取付穴形成用ドリルビットを用いた前記取付穴の形成を容易にする予備穴を形成するための予備穴形成用ドリルビットと、の双方をガイド可能であるように構成する。
このように構成することによって、取付穴形成用ドリルビットとして超硬ドリルビットを用いたり、取付穴形成用ドリルビットを回転させる回転工具として高出力の回転工具を用いたりしなくても、エキストラクタを取り付けるための取付穴を簡単に精度よく形成することができる。
また、好ましくは、前記支持金具は、前記ガイド治具を回転自在に支持し、
前記ガイド治具には、前記予備穴形成用ドリルビットをガイドする第一ガイド孔と、前記取付穴形成用ドリルビットをガイドする第二ガイド孔と、が設けられており、
前記第一ガイド孔の中心軸と前記ガイド治具の回転軸との間隔と、前記第二ガイド孔の中心軸と前記ガイド治具の回転軸との間隔と、は同一であるように構成する。
このように構成することによって、第一ガイド孔の中心軸がボルトの中心軸に一致した状態でガイド治具を回転させるだけで、第二ガイド孔の中心軸をボルトの中心軸に一致させることができるので、第二ガイド孔の位置調整を簡単に行うことができる。
また、本発明のボルト除去方法は、
前記ボルト除去工具を用いて、レールを固定するボルトが折損した場合に当該ボルトを除去するボルト除去方法であって、
前記ボルト除去工具を前記レールに固定する固定ステップと、
次いで、前記ガイド治具にガイドされた前記予備穴形成用ドリルビットを用いて前記ボルトに前記予備穴を形成する予備穴形成ステップと、
次いで、前記ガイド治具にガイドされた前記取付穴形成用ドリルビットを用いて前記予備穴を拡径することによって、前記ボルトに前記取付穴を形成する取付穴形成ステップと、
次いで、前記取付穴に前記エキストラクタを取り付ける取付ステップと、
次いで、前記エキストラクタにハンドルを取り付けて、当該エキストラクタを締める方向に回転させる回転ステップと、
を有する。
したがって、エキストラクタを取り付けるための取付穴を簡単に精度よく形成することができるので、レールを固定するボルトが折損して軸部のみが枕木内に残留した場合でも、当該残留部分を簡便に除去することができる。すなわち、レールを固定するボルトが折損した場合に、当該ボルトを簡便に除去することができる。
また、好ましくは、前記固定ステップの前に、前記ボルトの折損面を平坦にする平坦化ステップを行うように構成する。
このように構成することによって、予備穴や取付穴を形成しやすくすることができる。
本発明によれば、レールを固定するボルトが折損した場合に、当該ボルトを簡便に除去することができる。
本実施形態にかかるボルト除去工具の平面図である。 本実施形態にかかるボルト除去工具の正面図である。 図1のIII−III線における断面図である。 「第一ガイド孔が最も外側に位置した状態」を説明するための図であって、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 「第二ガイド孔が最も外側に位置した状態」を説明するための図であって、(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 平坦化ステップを説明するための図である。 印付けステップを説明するための図である。 予備穴形成ステップを説明するための図である。 取付穴形成ステップを説明するための図である。 取付ステップを説明するための図である。 回転ステップを説明するための図である。 本実施形態にかかるボルト除去工具およびボルト除去方法を用いて、枕木からボルトを除去した状態を示す図である。
図面を参照しつつ、本発明にかかるボルト除去工具およびボルト除去方法の実施形態について説明する。なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
以下の説明では、レールRの延在方向を前後方向、レールRの高さ方向を上下方向とし、前後方向と上下方向との双方に直交する方向を左右方向とする。
<ボルト除去工具>
まず、本実施形態にかかるボルト除去工具について説明する。
図1は、本実施形態にかかるボルト除去工具1の平面図(上面図)であり、図2は、本実施形態にかかるボルト除去工具1の正面図(前面図)である。また、図3は、図1のIII−III線における断面図である。
ボルト除去工具1は、図1〜図3に示すように、ボルトBとは逆方向のネジ部を有するエキストラクタ6を取り付けるための取付穴BcをボルトBに形成するドリルビット4,5をガイドするガイド治具50と、レールRに固定可能であり、ガイド治具50を位置調整可能に支持する支持金具100と、を備えて構成される。このボルト除去工具1を用いれば、鉄道線路を構成するレールRを固定するボルトBが折損して、当該ボルトBの軸部のみが、PC枕木等の枕木M内に残留した場合でも、当該残留部分を簡便に除去することができる。
支持金具100は、当該支持金具100をレールRに対して位置決めするための位置決め部材110と、当該支持金具100をレールRに固定するための固定部材120と、位置決め部材110に対し左右方向にスライド可能に取り付けられたスライド部材130と、スライド部材130に取り付けられた治具受部材140と、を備えて構成される。支持金具100は、例えば、50Nレールと60kgレールとの双方に固定可能に構成されている。
位置決め部材110は、矩形板状をなし長手方向が前後方向に沿った状態でレールR上に載置される上面部111と、上面部111の左端面のうちの前端部および後端部から下側に向けて垂直に延出する左側面部112,112と、上面部111の右端面のうちの前端部および後端部から下側に向けて垂直に延出する右側面部113,113と、からなる。
互いに対向する左側面部112と右側面部113との間隔は、レールRの頭部の幅とほぼ同一となるように設定されている。そして、位置決め部材110は、上面部111がレールR上に載置された状態で、前側の左側面部112と右側面部113とでレールRの頭部を挟むとともに、後側の左側面部112と右側面部113とでレールRの頭部を挟むことによって、支持金具100をレールRに対して上下方向および左右方向に位置決めすることができる。
また、位置決め部材110の上面部111の中央部には、当該上面部111から上側に向けて垂直に突出するスクリュー軸111aが設けられている。そして、位置決め部材110には、スクリュー軸111aに螺合するスライド部材押え部114aを長手方向一端に有する操作レバー114が取り付けられている。
固定部材120は、位置決め部材110の上面部111の前後方向一端部(図では前端部)に連結されたクランプである。
具体的には、固定部材120は、左右対称に開閉する一対のアーム部121,121と、アーム部121,121を開閉させるネジ部122と、を主に備えて構成される。ネジ部122を、一方向に回転させるとアーム部121,121が開いてゆき、他方向に回転させるとアーム部121,121が閉まってゆく。そして、ネジ部122を他方向に回転できなくなるまで回転させることによって、アーム部121,121でレールRの頭部を挟んだ状態を維持して、レールRに支持金具100を固定するように構成されている。
スライド部材130は、矩形板状をなし長手方向が左右方向に沿った状態で位置決め部材110の上面部111上に載置される載置部131と、載置部131の左右方向一端部(図では左端部)から下側に向けて垂直に延出する延出部132と、からなる。
スライド部材130の載置部131の前後方向中央部には、左右方向に長尺な長孔131aが形成されている。この長孔131aには、位置決め部材110のスクリュー軸111aが挿通可能であり、載置部131は、長孔131aにスクリュー軸111aが挿通された状態で、位置決め部材110の上面部111と操作レバー114のスライド部材押え部114aとの間に介在している。そして、操作レバー114を、スクリュー軸111aを中心に一方向に回動させることで、上面部111とスライド部材押え部114aとの間隔が広がって、スライド部材130が左右方向にスライド自在になる。スライド部材130にはガイド治具50を受ける治具受部材140が取り付けられているので、スライド部材130をスライドさせることによって、ガイド治具50が、レールRの延在方向(前後方向)に対して垂直方向(左右方向)にスライド移動するので、ガイド治具50の左右方向の位置調整をすることができる。
また、操作レバー114を、スクリュー軸111aを中心に他方向に回動させることで、上面部111とスライド部材押え部114aとの間隔が狭まってゆき、操作レバー114を他方向に回動できなくなるまで回動させることによって、上面部111とスライド部材押え部114aとで載置部131を挟んだ状態を維持して、スライド部材130をスライド不能にするように構成されている。
スライド部材130の延出部132は、図3に示すように、レールRの側面にほぼ沿うように、前後方向に対して垂直に切った断面がL字状をなしている。具体的には、延出部132は、当該延出部132の先端部(すなわち、載置部131に接続する端部とは反対側の端部)が外側(図では左側)に折れ曲がっている。
治具受部材140は、スライド部材130の延出部132の先端部に取り付けられている。具体的には、治具受部材140は、図1〜図3に示すように、延出部132の先端部上に載置された状態で当該先端部にビス止めされているビス止め部141と、ガイド治具50と係合する係合部143と、ビス止め部141と係合部143とを連結する連結部142と、からなる。
治具受部材140は、図3に示すように、レールRの下側フランジ部の側面にほぼ沿うように、スライド部材130の延出部132の先端部上に載置されたビス止め部141の左右方向一端部(図では左端部)から、連結部142が下側に向けて垂直に延出し、当該連結部142の下端部から、係合部143がビス止め部141とは反対側(図では左側)に向けて垂直に延出している。
図1および図3に示すように、治具受部材140の係合部143には、ガイド治具50の円盤部51の径とほぼ同じ径の、上下方向に沿って貫通する開口143aが形成されている。
また、係合部143には、先端が開口143aの周面から突出するボールプランジャー144が内蔵されている。
ガイド治具50は、取付穴Bcを形成するための取付穴形成用ドリルビット5と、取付穴形成用ドリルビット5よりも径が小さく、当該取付穴形成用ドリルビット5を用いた取付穴Bcの形成を容易にする予備穴Bbを形成するための予備穴形成用ドリルビット4と、の双方を、ボルトBの中心軸に沿って穴Bb,Bcが形成されるようにガイドできるよう構成されている。
予備穴形成用ドリルビット4および取付穴形成用ドリルビット5は、らせん状の溝が形成されたドリル刃部を有する金属用のドリルビットであり、ドリルドライバやインパクトドライバなどの電動回転工具に取り付けて使用する。
ドリル刃部の径が小さいドリルビットほど、ボルトに対する圧力が高くなる。よって、ボルトBに、径の大きな穴を直に形成する場合よりも、径の小さな穴を形成し、その後、その穴を拡径することによって径の大きな穴を形成する場合の方が、効率よく径の大きな穴を形成することができる。よって、本実施形態では、まず、取付穴形成用ドリルビット5よりも径の小さい予備穴形成用ドリルビット4を用いて予備穴Bbを形成し、その後、取付穴形成用ドリルビット5で予備穴Bbを拡径することによって、ボルトBに取付穴Bcを形成する。
なお、本実施形態では、ボルトBの胴部の直径が約10mmであり、予備穴形成用ドリルビット4としてドリル刃部の直径が5mmのドリルビットを用い、取付穴形成用ドリルビット5としてドリル刃部の直径が8.5mmのドリルビットを用いる場合を例に説明するが、取付穴形成用ドリルビット5の直径は、ボルトBに取付穴Bcを形成できるのであれば、適宜任意に変更可能である。また、予備穴形成用ドリルビット4の直径は、取付穴形成用ドリルビット5の直径よりも小さく、かつ、汎用の電動回転工具によってボルトBに予備穴Bbを形成できるのであれば、適宜任意に変更可能である。
具体的には、ガイド治具50は、ドリルビット4,5をガイドするガイド孔50a,50bが形成された円盤部51と、円盤部51の中心軸方向一端部に設けられ円盤部51の側面よりも半径方向に突出するフランジ部52と、からなる。
ガイド治具50は、フランジ部52を上側に向け円盤部51の中心軸が上下方向に沿った状態で、治具受部材140の開口143aの上方から当該開口143aに挿入されることによって、円盤部51の中心軸を中心に回転自在に治具受部材140に支持される。したがって、円盤部51の中心軸が、ガイド治具50の回転軸となる。
円盤部51には、径が異なる2つのガイド孔、具体的には予備穴形成用ドリルビット4をガイドする第一ガイド孔50aと、取付穴形成用ドリルビット5をガイドする第二ガイド孔50bと、が設けられている。ガイド孔50a,50bは、ガイド治具50の回転軸方向に沿って貫通する貫通孔である。本実施形態では、第一ガイド孔50aの直径が5mmまたは5mmよりも若干大きく、第二ガイド孔50bの直径が8.5mmまたは8.5mmよりも若干大きい場合を例に説明するが、第一ガイド孔50aの直径は、当該第一ガイド孔50aに挿通される予備穴形成用ドリルビット4の直径に応じて適宜任意に変更可能である。また、第二ガイド孔50bの直径は、当該第二ガイド孔50bに挿通される取付穴形成用ドリルビット5の直径に応じて適宜任意に変更可能である。
第一ガイド孔50aの中心軸とガイド治具50の回転軸との間隔と、第二ガイド孔50bの中心軸とガイド治具50の回転軸との間隔と、は同一に設定されている。具体的には、本実施形態の場合、第一ガイド孔50aの中心軸と第二ガイド孔50bの中心軸とは、ガイド治具50の回転軸に対して線対称に配置されている。
以下、図4に示すように、第一ガイド孔50aの中心軸と第二ガイド孔50bの中心軸とがガイド治具50の回転軸に対して左右対象となり、かつ、第一ガイド孔50aが第二ガイド孔50bよりも外側(図では左側)にある状態のことを、「第一ガイド孔50aが最も外側に位置した状態」という。
また、図5に示すように、第一ガイド孔50aの中心軸と第二ガイド孔50bの中心軸とがガイド治具50の回転軸に対して左右対象となり、かつ、第二ガイド孔50bが第一ガイド孔50aよりも外側(図では左側)にある状態のことを、「第二ガイド孔50bが最も外側に位置した状態」という。
図4に示すように、第一ガイド孔50aが最も外側に位置した状態である場合に、円盤部51の側面のうち、治具受部材140に内蔵されているボールプランジャー144の先端と対向する部分には、第一凹部51aが形成されている。
また、図5に示すように、第二ガイド孔50bが最も外側に位置した状態である場合に、円盤部51の側面のうち、治具受部材140に内蔵されているボールプランジャー144の先端と対向する部分には、第二凹部51bが形成されている。
したがって、第一ガイド孔50aが最も外側に位置した状態である場合には、ボールプランジャー144の先端が第一凹部51aに嵌まるため、フランジ部52に触ってガイド治具50を回転させる操作を行うユーザにクリック感を与えることができるとともに、第一ガイド孔50aの位置決めをすることができる。
また、第二ガイド孔50bが最も外側に位置した状態である場合には、ボールプランジャー144の先端が第二凹部51bに嵌まるため、フランジ部52に触ってガイド治具50を回転させる操作を行うユーザにクリック感を与えることができるとともに、第二ガイド孔50bの位置決めをすることができる。
<ボルト除去方法>
次に、本実施形態にかかるボルト除去方法について説明する。
本実施形態にかかるボルト除去方法は、(1)平坦化ステップ、(2)印付けステップ、(3)固定ステップ、(4)予備穴形成ステップ、(5)取付穴形成ステップ、(6)取付ステップ、および(7)回転ステップを有する。このボルト除去方法を用いれば、鉄道線路を構成するレールRを固定するボルトBが折損して、当該ボルトBの軸部のみが、PC枕木等の枕木M内に残留した場合でも、当該残留部分を簡便に除去することができる。
レールRを固定するボルトBは、通常、枕木Mに埋め込まれた埋込栓Nにねじ込まれている。
(1)平坦化ステップ
平坦化ステップでは、ボルトBの折損面を平坦にする。
具体的には、例えば、図6に示すように、当て金2をボルトBの折損面に当てて、当該当て金2の頭部をハンマー(図示省略)で叩くことによって、ボルトBの折損面を平坦にする。このようにしてボルトBの折損面を平坦にすることによって、予備穴Bbや取付穴Bcが形成しやすくなるだけでなく、ボルトBを叩くことで、当該ボルトBの埋込栓Nに対する固着力を緩める効果が期待できる。
(2)印付けステップ
印付けステップでは、ボルトBの折損面の中心に印Baを付ける。
具体的には、例えば、図7に示すように、ポンチ3をボルトBの折損面の中心に当てて、当該ポンチ3の頭部をハンマー(図示省略)で叩くことによって、ボルトBの折損面の中心に印Baを付ける。
(3)固定ステップ
固定ステップでは、ボルト除去工具1をレールRに固定する。
具体的には、ボルト除去工具1をレールRに設置して、固定部材120でレールRに固定する。その際、レールRの右側に除去したいボルトBがある場合には、ガイド治具50がレールRの右側に配置されるように、レールRの左側に除去したいボルトBがある場合には、図1に示すようにガイド治具50がレールRの左側に配置されるように、ボルト除去工具1をレールRに設置する。
(4)予備穴形成ステップ
予備穴形成ステップでは、ガイド治具50にガイドされた予備穴形成用ドリルビット4を用いてボルトBに予備穴Bbを形成する。
具体的には、まず、第一ガイド孔50aが最も外側に位置した状態でない場合には、ボルト除去工具1のガイド治具50を回転させて第一ガイド孔50aが最も外側に位置した状態にする。そして、例えば第一ガイド孔50aを上から覗き込みながら、ボルトBの折損面に付けた印Baを目安として、第一ガイド孔50aの中心軸がボルトBの中心軸にほぼ一致するように、スライド部材130をスライドさせてガイド治具50の位置を調整する。そして、ガイド治具50の位置調整が済んだら、操作レバー114を締めてスライド部材130をスライドできない状態に固定する。
次いで、図8に示すように、電動回転工具(図示省略)に予備穴形成用ドリルビット4を取り付けて、その予備穴形成用ドリルビット4を第一ガイド孔50aに挿通する。そして、予備穴形成用ドリルビット4を回転させてボルトBに予備穴Bbを形成する。なお、電動回転工具は、発電機が不要で持ち運びやすい等の観点から、コードレスであることが好ましい。
(5)取付穴形成ステップ
取付穴形成ステップでは、ガイド治具50にガイドされた取付穴形成用ドリルビット5を用いて予備穴Bbを拡径することによって、ボルトBに取付穴Bcを形成する。
具体的には、まず、ボルト除去工具1のガイド治具50を回転させて第二ガイド孔50bが最も外側に位置した状態にする。本実施形態の場合、第一ガイド孔50aの中心軸とガイド治具50の回転軸との間隔と、第二ガイド孔50bの中心軸とガイド治具50の回転軸との間隔と、が同一であるので、第一ガイド孔50aの中心軸がボルトBの中心軸にほぼ一致している場合にガイド治具50を回転させて第二ガイド孔50bが最も外側に位置した状態にするだけで、第二ガイド孔50bの中心軸をボルトBの中心軸にほぼ一致させることができる。
次いで、図9に示すように、電動回転工具(図示省略)に取り付けるドリルビットを予備穴形成用ドリルビット4から取付穴形成用ドリルビット5に交換して、その取付穴形成用ドリルビット5を第二ガイド孔50bに挿通する。そして、取付穴形成用ドリルビット5を回転させてボルトBに形成されている予備穴Bbを拡径することによって、ボルトBに取付穴Bcを形成する。
前述したように、本実施形態では、スライド部材130および治具受部材140が、レールRの側面にほぼ沿っているが、これは、ガイド治具50を、レールRに近い位置(具体的には、レールRを固定するボルトBの上方となる位置)であり、かつ、枕木Mにより近い位置に配置するためである。これによって、第一ガイド孔50aの中心軸をボルトBの中心軸にほぼ一致させる作業や、ドリルビット4,5で穴Bb,Bcを形成する作業が行いやすくなる。
(6)取付ステップ
取付ステップでは、取付穴Bcにエキストラクタ6を取り付ける。
具体的には、例えば、ハンマーを用いてエキストラクタ6をボルトBに形成された取付穴Bcに打ち込むことによって、図10に示すように、取付穴Bcにエキストラクタ6を取り付ける。
(7)回転ステップ
回転ステップでは、図11に示すように、エキストラクタ6にハンドル7を取り付けて、当該エキストラクタ6を締める方向(すなわち、ボルトBを緩める方向)に回転させる。これにより、図12に示すように、枕木MからボルトBを除去することができる。
なお、このようにして折損したボルトを枕木から除去することによって、ボルト1本あたり5分程度で、ボルトを除去できることが確認できた。目標時間としてボルト1本あたり20分を設定していたが、この目標時間よりも短い時間で、折損したボルトを枕木から除去することができた。
また、このようにして折損したボルトを枕木から除去した後、折損したボルトがねじ込まれていた部分に新しいボルトをねじ込むことによって、当該新しいボルトでレールを固定できることが確認できた。これにより、枕木や埋込栓が損傷することなく、折損したボルトを除去できることが分かった。
以上説明した本実施形態のボルト除去工具1によれば、レールRを固定するボルトBが折損した場合に当該ボルトBの除去に用いるボルト除去工具であって、ボルトBとは逆方向のネジ部を有するエキストラクタ6を取り付けるための取付穴BcをボルトBに形成するドリルビット4,5をガイドするガイド治具50と、レールRに固定可能であり、ガイド治具50を位置調整可能に支持する支持金具100と、を備え、ガイド治具50は、ボルトBの中心軸に沿って取付穴Bcが形成されるようにドリルビット4,5をガイドするように構成されている。
したがって、エキストラクタ6を取り付けるための取付穴Bcを簡単に精度よく形成することができるので、レールRを固定するボルトBが折損して軸部のみが枕木M内に残留した場合でも、当該残留部分を簡便に除去することができる。すなわち、レールRを固定するボルトBが折損した場合に、当該ボルトBを簡便に除去することができる。
なお、支持金具100は、ガイド治具50を、レールRの延在方向に対して垂直方向(左右方向)に位置調整可能に支持するものに限ることはなく、レールRの延在方向(前後方向)に位置調整可能に支持するものであってもよいし、レールRの高さ方向(上下方向)に位置調整可能に支持するものであってもよいし、複数方向に位置調整可能に支持するものであってもよい。
また、本実施形態のボルト除去工具1によれば、ガイド治具50は、取付穴Bcを形成するための取付穴形成用ドリルビット5と、取付穴形成用ドリルビット5よりも径が小さく、当該取付穴形成用ドリルビット5を用いた取付穴Bcの形成を容易にする予備穴Bbを形成するための予備穴形成用ドリルビット4と、の双方をガイド可能であるように構成することが可能である。
このように構成することによって、取付穴形成用ドリルビット5として超硬ドリルビットを用いたり、取付穴形成用ドリルビット5を回転させる回転工具として高出力の回転工具を用いたりしなくても、エキストラクタ6を取り付けるための取付穴Bcを簡単に精度よく形成することができる。すなわち、取付穴Bcを効率よく形成することができる。
また、本実施形態のボルト除去工具1によれば、支持金具100は、ガイド治具50を回転自在に支持し、ガイド治具50には、予備穴形成用ドリルビット4をガイドする第一ガイド孔50aと、取付穴形成用ドリルビット5をガイドする第二ガイド孔50bと、が設けられており、第一ガイド孔50aの中心軸とガイド治具50の回転軸との間隔と、第二ガイド孔50bの中心軸とガイド治具50の回転軸との間隔と、は同一であるように構成することが可能である。
このように構成することによって、第一ガイド孔50aの中心軸がボルトBの中心軸に一致した状態でガイド治具50を回転させるだけで、第二ガイド孔50bの中心軸をボルトBの中心軸に一致させることができるので、第二ガイド孔50bの位置調整を簡単に行うことができる。
なお、ガイド治具50は、2つのガイド孔が形成されたものに限ることはなく、1つのガイド孔が形成されたものであってもよいし、3つ以上のガイド孔が形成されたものであってもよい。ガイド治具50が、3つ以上のガイド孔が形成されたものであり、かつ、支持金具100によって回転自在に支持されている場合には、各ガイド孔の中心軸とガイド治具50の回転軸との間隔が、それぞれ同一であるように構成することで、一のガイド孔の中心軸がボルトBの中心軸に一致した状態でガイド治具50を回転させるだけで、他のガイド孔の中心軸をボルトBの中心軸に一致させることができる。
また、以上説明した本実施形態のボルト除去方法によれば、ボルト除去工具1を用いて、レールRを固定するボルトBが折損した場合に当該ボルトBを除去するボルト除去方法であって、ボルト除去工具1をレールRに固定する固定ステップと、次いで、ガイド治具50にガイドされた予備穴形成用ドリルビット4を用いてボルトBに予備穴Bbを形成する予備穴形成ステップと、次いで、ガイド治具50にガイドされた取付穴形成用ドリルビット5を用いて予備穴Bbを拡径することによって、ボルトBに取付穴Bcを形成する取付穴形成ステップと、次いで、取付穴Bcにエキストラクタ6を取り付ける取付ステップと、次いで、エキストラクタ6にハンドル7を取り付けて、当該エキストラクタ6を締める方向に回転させる回転ステップと、を有している。
したがって、エキストラクタ6を取り付けるための取付穴Bcを簡単に精度よく形成することができるので、レールRを固定するボルトBが折損して軸部のみが枕木M内に残留した場合でも、当該残留部分を簡便に除去することができる。すなわち、レールRを固定するボルトBが折損した場合に、当該ボルトBを簡便に除去することができる。
また、本実施形態のボルト除去方法によれば、固定ステップの前に、ボルトBの折損面を平坦にする平坦化ステップを行うように構成することが可能である。
このように構成することによって、予備穴Bbや取付穴Bcを形成しやすくすることができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
1 ボルト除去工具
4 予備穴形成用ドリルビット
5 取付穴形成用ドリルビット
6 エキストラクタ
7 ハンドル
50 ガイド治具
50a 第一ガイド孔
50b 第二ガイド孔
100 支持金具
B ボルト
Bb 予備穴
Bc 取付穴
R レール

Claims (5)

  1. レールを固定するボルトが折損した場合に当該ボルトの除去に用いるボルト除去工具であって、
    前記ボルトとは逆方向のネジ部を有するエキストラクタを取り付けるための取付穴を前記ボルトに形成するドリルビットをガイドするガイド治具と、
    前記レールに固定可能であり、前記ガイド治具を位置調整可能に支持する支持金具と、
    を備え、
    前記ガイド治具は、前記ボルトの中心軸に沿って前記取付穴が形成されるように前記ドリルビットをガイドすることを特徴とするボルト除去工具。
  2. 前記ガイド治具は、前記取付穴を形成するための取付穴形成用ドリルビットと、前記取付穴形成用ドリルビットよりも径が小さく、当該取付穴形成用ドリルビットを用いた前記取付穴の形成を容易にする予備穴を形成するための予備穴形成用ドリルビットと、の双方をガイド可能であることを特徴とする請求項1に記載のボルト除去工具。
  3. 前記支持金具は、前記ガイド治具を回転自在に支持し、
    前記ガイド治具には、前記予備穴形成用ドリルビットをガイドする第一ガイド孔と、前記取付穴形成用ドリルビットをガイドする第二ガイド孔と、が設けられており、
    前記第一ガイド孔の中心軸と前記ガイド治具の回転軸との間隔と、前記第二ガイド孔の中心軸と前記ガイド治具の回転軸との間隔と、は同一であることを特徴とする請求項2に記載のボルト除去工具。
  4. 請求項2に記載のボルト除去工具を用いて、レールを固定するボルトが折損した場合に当該ボルトを除去するボルト除去方法であって、
    前記ボルト除去工具を前記レールに固定する固定ステップと、
    次いで、前記ガイド治具にガイドされた前記予備穴形成用ドリルビットを用いて前記ボルトに前記予備穴を形成する予備穴形成ステップと、
    次いで、前記ガイド治具にガイドされた前記取付穴形成用ドリルビットを用いて前記予備穴を拡径することによって、前記ボルトに前記取付穴を形成する取付穴形成ステップと、
    次いで、前記取付穴に前記エキストラクタを取り付ける取付ステップと、
    次いで、前記エキストラクタにハンドルを取り付けて、当該エキストラクタを締める方向に回転させる回転ステップと、
    を有することを特徴とするボルト除去方法。
  5. 前記固定ステップの前に、前記ボルトの折損面を平坦にする平坦化ステップを行うことを特徴とする請求項4に記載のボルト除去方法。
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