JP2011000648A - 軸部材抜き取り工具及び軸部材抜き取り方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物に残留した軸部材を容易に抜き取ることができる軸部材抜き取り工具及び軸部材抜き取り方法を提供すること。
【解決手段】対象物1内に残留した残留ねじ軸部12aを対象物1から抜き取る軸部材抜き取り工具20であって、一端側から残留ねじ軸部12aに打ち込み可能な軸部21と、軸部21の他端側に設けられる頭部22と、軸部21の周面21bから径方向に突出し、かつ、該軸部21の軸方向に延びる複数の刃部23と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、接合対象である対象物に残留した軸部材を該対象物から抜き取る軸部材抜き取り工具及び軸部材抜き取り方法に関する。
従来より、対象物を接合する手段として、ボルト、ビス、ねじ、釘等の接合手段が用いられている。このような接合手段は、頭部と該頭部から延びる軸部材とを備えて構成されている。例えば、ボルトの場合、上記軸部材には雄ねじ部が設けられている。
ところで、このように構成されたボルトが、上記対象物に螺合した状態で折損してしまい、該対象物に残留した軸部材を抜き取らなければならない場合がある。
そのような場合、従来は、先ず、上記残留した軸部材にドリル等で下穴を開け、該下穴に逆タップと呼ばれる工具をねじ込むことにより、上記対象物から該軸部材を抜き取っていた。
また、このような折損したボルト等を抜き取る従来技術として、対象物に残留した軸部材をクランプして抜き取るクランプ部を備えたものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−35324号公報
しかし、上記逆タップを用いる従来技術によれば、逆タップが折れないように軸部材に慎重にねじ込まなければならず、高度な熟練技術が必要であった。
また、特許文献1に記載の技術によれば、折損した軸部材の一部が対象物の表面から所定量露出(突出)していないと、クランプ部によってクランプすることができず、該軸部材を抜き取ることが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、対象物に残留した軸部材を容易に抜き取ることができる軸部材抜き取り工具を提供することを目的とする。
また、本発明は、対象物に残留した軸部材を容易に抜き取ることができる軸部材抜き取り方法を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、対象物に残留した軸部材を該対象物から抜き取る軸部材抜き取り工具であって、一端側から前記軸部材に打ち込み可能な軸部と、前記軸部の他端側に設けられる頭部と、前記軸部の周面から径方向に突出し、かつ、該軸部の軸方向に延びる複数の刃部と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)に記載の発明においては、前記軸部の径は、軸方向先端部に向かって細くなっており、前記刃部の突出高さは、前記軸方向先端部に向かって低くなっていることが好ましい。
(3) 本発明は、(1)又は(2)に記載の発明を用いて、前記対象物に残留した前記軸部材を該対象物から抜き取る軸部材抜き取り方法であって、前記軸部材に下穴を開ける下穴加工工程と、前記頭部に打撃力を付与し、該軸部を前記軸部材に固定する軸部固定工程と、前記頭部に所定方向の回転力を付与し、該軸部材を前記対象物から分離する分離工程と、を含むことを特徴とする。
(4) (1)又は(2)に記載の発明においては、前記刃部の先端部は、前記頭部の側から視た場合に、該刃部の基端部に対して左側に向くように曲がっていることが好ましい。
(5) (1)、(2)又は(4)のいずれか一つに記載の発明においては、前記頭部は、前記軸部の周面に連通する連通穴を有することが好ましい。
(6) (1)、(2)、(4)又は(5)のいずれか一つに記載の発明においては、前記頭部は、前記軸部の中心軸と直交する方向に棒部材を挿入可能な棒挿入穴を有することが好ましい。
本発明によれば、対象物に残留した軸部材を容易に抜き取ることができる軸部材抜き取り工具を提供することができる。
また、本発明によれば、対象物に残留した軸部材を容易に抜き取ることができる軸部材抜き取り方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20を適用するボルト10を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20を示す側面図である。 (a)は、図2に示すA−A線で切断した頭部22を示す断面図、(b)は、図2に示すB−B線で切断した軸部21及び刃部23を示す断面図、(c)は、図2に示すC−C線で切断した軸部21及び刃部23を示す断面図である。 下穴加工工程を示す側面図である。 残留ねじ軸部12aに開けられた下穴32を示す側面図である。 軸部固定工程を示す側面図である。 分離工程を示す斜視図である。 分離工程を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る軸部材抜き取り工具40を示す側面図である。 図9に示すF−F線で切断した軸部21に設けられた分岐穴部44を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る軸部材抜き取り工具50を示す斜視図である。 軸部材抜き取り工具50を示す側面図である。 軸部材抜き取り工具50を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る分離工程を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る軸部材抜き取り工具60を示す側面図である。 軸部材抜き取り工具60を示す平面図である。 本発明の第5実施形態に係る軸部材抜き取り工具70を示す側面図である。 軸部材抜き取り工具70を示す平面図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
先ず、本発明の実施形態を適用するボルト10について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20を適用するボルト10を示す側面図であり、説明の便宜上、対象物1のねじ穴2を断面表示してある。また、折損したボルト10を表示してある。
図1に示すように、ボルト10は、例えば、鉄等の金属から構成され、ボルト頭部11とねじ軸部12とを有する。
ボルト頭部11は、所定の厚みを有し、平面視正六角形状に形成されている。ねじ軸部12は、ボルト頭部11の下面から延び、円柱状に形成された軸部材である。ねじ軸部12の外周面には、雄ねじ部13が設けられている。この雄ねじ部13は、例えば、右ねじとして形成されている。
このように構成されたボルト10は、水力や火力発電用の大型の発電機器等に用いられる。そのため、ボルト10は、非常に大きな径(例えば、ねじ軸部12の直径が30mm以上)を有しているものもある。
次に、対象物1について図1を参照しながら説明する。対象物1は、上記発電機器等の構成部材であり、上記ボルト10が設けられる。図1に示すように、対象物1には、上記ボルト10のねじ軸部12を螺合するねじ穴2が設けられている。ねじ穴2の内周面には、雌ねじ部3が形成されている。
ねじ穴2の内部には、折損したねじ軸部12の一部が、雌ねじ部3と螺合した状態で残留している。すなわち、ねじ軸部12の上端部は、ねじ穴2から露出していない。
以下、説明の便宜上、上記残留したねじ軸部12を残留ねじ軸部12aと称する。
次に、本発明の第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20について図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20を示す側面図である。図3(a)は、図2に示すA−A線で切断した頭部22を示す断面図である。図3(b)は、図2に示すB−B線で切断した軸部21及び刃部23を示す断面図である。図3(c)は、図2に示すC−C線で切断した軸部21及び刃部23を示す断面図である。
図2及び図3に示すように、軸部材抜き取り工具20は、軸部21と、頭部22と、複数(例えば、6つ)の刃部23と、を備える。
軸部21は、一端(下端)側から残留ねじ軸部12aに打ち込み可能に形成されている。すなわち、軸部21は、残留ねじ軸部12aよりも硬い材質で構成されている。また、軸部21は、図2、図3(b)及び図3(c)に示すように、先端部21aに向かって漸次細くなっている。
頭部22は、後述するハンマー35(図6参照)によって打撃力を付与されると共に、後述するスパナ37(図7参照)によって把持される部分である。頭部22は、図2に示すように、軸部21の上端(他端)側に設けられている。
頭部22は、所定の厚みを有し、平面視正六角形状に形成されている。頭部22を平面視正六角形状に形成したのは、スパナ37(図7参照)等の工具によって該頭部22を把持し易くするためである。
刃部23は、図2、図3(b)及び図3(c)に示すように、軸部21の周面21bから径方向に突出し、かつ、該軸部21の軸方向に延びている。この刃部23も軸部21と同様に、残留ねじ軸部12aよりも硬い材質で構成されている。
刃部23の先端部23aの突出高さは、図3(b)及び図3(c)に示すように、軸部21の先端部21aに向かって漸次低くなっている。
また、刃部23の先端部23aは、図3(b)及び図3(c)に示すように、頭部22の側から視た場合に、刃部23の基端部23bに対して左側に向くように曲がっている。これは、軸部材抜き取り工具20を、軸部21の軸心に対して平面視で左回りに回転するとき(後述の図7参照)に、先端部23aが残留ねじ軸部12aに食い込み易くしたものである。
次に、軸部材抜き取り工具20を用いて対象物1から残留ねじ軸部12aを抜き取る方法について、図4から図8を参照しながら説明する。
図4は、下穴加工工程を示す側面図である。図5は、残留ねじ軸部12aに開けられた下穴32を示す側面図である。図6は、軸部固定工程を示す側面図である。図7は、分離工程を示す斜視図であり、軸部材抜き取り工具20をスパナ37で回転している様子を示している。図8は、分離工程を示す側面図であり、対象物1のねじ穴2から残留ねじ軸部12aを抜き取った様子を示している。
本発明の第1実施形態に係る軸部材抜き取り方法は、下穴加工工程と、軸部固定工程と、分離工程と、からなる。
先ず、下穴加工工程について図4を参照しながら説明する。下穴加工工程は、図4に示すように、残留ねじ軸部12aの軸心に下穴32(図5参照)を開ける工程である。
下穴32は、ドリル30のドリル刃部31によって所定深さに開けられる。下穴32の径は、軸部21を適宜深さに打ち込めるように設定される。
前述したように、残留ねじ軸部12aは、右ねじである。そのため、残留ねじ軸部12aをねじ穴2から抜き取るには、残留ねじ軸部12aを平面視で左回りに回転する必要がある。
ドリル刃部31によって残留ねじ軸部12aに下穴32を開ける際、残留ねじ軸部12aに対してドリル刃部31の回転摩擦力が作用する。この回転摩擦力は、残留ねじ軸部12aが対象物1に対して緩む方向に作用することが好ましい。
したがって、ドリル刃部31は、ドリル30方向からの平面視で左回りの回転により切削できる、いわゆる逆刃であることが好ましい。また、ドリル30も上記左回りに回転できることが好ましい。更に、ドリル30は、振動ドリルであることが好ましい。
このようなドリル30及びドリル刃部31を用いて下穴32(図5参照)を開けると、上記回転摩擦力及び上記振動の作用によって、残留ねじ軸部12aが緩んで外れることもある。その場合、後述の軸部固定工程が不要となるので、作業時間を大幅に短縮することができる。
次に、軸部固定工程について図5及び図6を参照しながら説明する。軸部固定工程は、軸部材抜き取り工具20を残留ねじ軸部12aに固定する工程である。すなわち、図5に示すように、先ず、下穴32の中心と軸部21の軸心とが一致するように、先端部21aを下穴32に挿入する。
続いて、図6に示すように、軸部材抜き取り工具20の頭部22にハンマー35で打撃力を付与し、軸部21及び刃部23を残留ねじ軸部12aの下穴32に打ち込んでいく。これにより、軸部材抜き取り工具20が残留ねじ軸部12aに固定される。
次に、分離工程について図7及び図8を参照しながら説明する。分離工程は、スパナ37等の工具によって頭部22を把持し、該頭部22に平面視で左向きに回転力(回転トルク)を付与することで残留ねじ軸部12aを対象物1に対して緩めていき(図7参照)、残留ねじ軸部12aを対象物1から分離(図8参照)する工程である。
軸部材抜き取り工具20は、上記軸部固定工程によって残留ねじ軸部12aに固定されている。そのため、軸部材抜き取り工具20を上記左向きに回転させることによって、残留ねじ軸部12aを対象物1に対して緩めることができる。この回転作業を繰り返すことで、図8に示すように、残留ねじ軸部12aが対象物1から分離される。
このとき、残留ねじ軸部12aは、既にねじ穴2から取り出されているので、適宜の工具を用いることによって、軸部材抜き取り工具20と残留ねじ軸部12aとを容易に分離することができる。そのため、軸部材抜き取り工具20を次の作業時に再利用することができる。
以上のように、この第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20によれば、以下に示す各効果が奏される。
第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20においては、軸部21と、頭部22と、複数の刃部23と、を備える。そのため、下穴32を開けた残留ねじ軸部12aに対して軸部21及び刃部23を打ち込むことにより、軸部材抜き取り工具20を残留ねじ軸部12aに容易に固定することができる。
そして、残留ねじ軸部12aに固定された軸部材抜き取り工具20に対して、スパナ37等によって所定方向の回転力を付与することより、残留ねじ軸部12aを対象物1から容易に抜き取ることができる。
また、軸部材抜き取り工具20の軸部21は、先端部21aに向かって漸次細くなっている。また、刃部23の突出高さは、先端部21aに向かって漸次低くなっている。そのため、軸部21及び刃部23を下穴32に容易に打ち込むことができ、軸部材抜き取り工具20を残留ねじ軸部12aに容易に固定することができる。
したがって、従来のような逆タップ(図示せず)を用いた熟練を要する作業をしなくて済み、残留ねじ軸部12aを対象物1から容易に抜き取ることができる。
また、軸部材抜き取り工具20の頭部22は、平面視正六角形状に形成されている。そのため、スパナ37(図7参照)等の工具によって頭部22を容易に把持することができ、軸部材抜き取り工具20を所定方向に容易に回転することができる。
また、刃部23の先端部23aは、頭部22の側から視た場合に、該刃部23の基端部23bに対して左側に向くように曲がっている。そのため、軸部材抜き取り工具20を軸部21の軸心に対して平面視で左回りに回転するときに、先端部23aを残留ねじ軸部12aに食い込み易くすることができる。
〔第2実施形態〕
図9は、本発明の第2実施形態に係る軸部材抜き取り工具40を示す側面図である。図10は、図9に示すF−F線で切断した軸部21に設けられた分岐穴部44を示す断面図である。
なお、以下の説明において、既に説明した部材と同一の部材若しくは既に説明した部材に相当する部材には、同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。
図9及び図10に示すように、本発明の第2実施形態に係る軸部材抜き取り工具40は、頭部22に、軸部21の周面21bに連通する連通穴41を有する。
この連通穴41は、液体の接着剤を注入可能に構成され、かつ、注入された接着剤が該連通穴41から流れ出て周面21bに付着するように構成されたものである。
図9に示すように、連通穴41は、互いに連通する凹部42、中心穴部43及び分岐穴部44から構成されている。凹部42は、頭部22の上面に開口して設けられている。凹部42は、平面視円形状に形成され、軸部21の軸心と同軸状に設けられている。凹部42の底部は、漏斗状に形成されている。
中心穴部43の上端部は、凹部42の底部に連通している。中心穴部43は、平面視円形状に形成され、軸部21の軸心と同軸状に設けられている。中心穴部43は、凹部42よりも小径である。中心穴部43の下端部は、軸部21の上端部近傍に位置している。
分岐穴部44は、図9及び図10に示すように、中心穴部43の下端部から軸部21の径方向に分岐して延び、周面21bに開口している。分岐穴部44は、軸部21の径方向外方に向けて下り勾配となるように設けられている。
その他の構成は、上記第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20の構成と同様であるので、説明を省略する。
次に、軸部材抜き取り工具40を用いて対象物1(図1参照)から残留ねじ軸部12aを抜き取る軸部材抜き取り方法について、上記第1実施形態で示した図を参照しながら説明する。
軸部材抜き取り工具40を用いた軸部材抜き取り方法は、上記第1実施形態で示した軸部材抜き取り方法と略同様である。すなわち、下穴加工工程及び分離工程は、上記第1実施形態で示した工程と同様である。異なるのは、上記軸部固定工程(図6参照)において、連通穴41に液体の接着剤(図示せず)を注入する点である。
すなわち、上記接着剤を上記連通穴41の凹部42に注入すると、該接着剤は、中心穴部43及び分岐穴部44を流れ、周面21bに流れ出る(図9及び図10参照)。そして、接着剤は、周面21bに沿って流下し、周面21bと下穴32(図5参照)との当接面に効率よく供給される。
接着剤が硬化すれば、軸部材抜き取り工具20と残留ねじ軸部12aとは、上記第1実施形態の場合よりも更に強固に固定される。そのため、次の分離工程(図7参照)において、軸部材抜き取り工具20に対して上記第1実施形態の場合よりも更に大きな回転トルクを付与しても、軸部材抜き取り工具20が残留ねじ軸部12aから外れにくくなり、残留ねじ軸部12aを確実に回転することができる。
以上のように、この第2実施形態に係る軸部材抜き取り工具40は、頭部22に、軸部21の周面21bに連通する連通穴41を有する。そのため、軸部固定工程において、連通穴41に接着剤を注入することにより、軸部材抜き取り工具20と残留ねじ軸部12aとを、上記第1実施形態の場合よりも更に強固に固定することができる。
したがって、上記第1実施形態の場合と同様の効果を奏するほか、対象物1から残留ねじ軸部12aを確実に抜き取ることができる。
〔第3実施形態〕
図11は、本発明の第3実施形態に係る軸部材抜き取り工具50を示す斜視図であり、残留ねじ軸部12aに固定された状態を示している。図12は、軸部材抜き取り工具50を示す側面図であり、棒挿入穴53を部分断面で示している。図13は、軸部材抜き取り工具50を示す平面図であり、棒挿入穴53を部分断面で示している。図14は、本発明の第3実施形態に係る分離工程を示す斜視図であり、軸部材抜き取り工具50を棒部材51で回転している様子を示している。
図11から図13に示すように、本発明の第3実施形態に係る軸部材抜き取り工具50は、頭部22に、棒部材51を挿入可能な棒挿入穴53を有する。
棒部材51は、図11及び図14に示すように、金属丸棒であり、軸部材抜き取り工具50に対して軸部21の中心軸T(図12参照)の回り(平面視で左回り)に所定の回転トルクを付与するためのものである。
棒挿入穴53は、図11から図13に示すように、頭部22の一組の側面22a,22aを貫通する貫通穴である。すなわち、棒挿入穴53は、図12に示すように、頭部22において、軸部21の中心軸Tを通り、かつ、該中心軸Tと直交する方向に貫通している。棒挿入穴53の内径は、棒部材51の外径よりも若干大きくなっている。
その他の構成は、上記第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20の構成と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態に係る軸部材抜き取り工具50を用いて対象物1(図1参照)から残留ねじ軸部12aを抜き取る軸部材抜き取り方法について、上記第1実施形態で示した図を参照しながら説明する。
軸部材抜き取り工具50を用いた軸部材抜き取り方法は、上記第1実施形態で示した軸部材抜き取り方法と略同様である。すなわち、下穴加工工程及び軸部固定工程は、上記第1実施形態で示した工程と同様である。異なるのは、分離工程(図14参照)において、スパナ37(図7参照)の代わりに棒部材51を用いる点である。
図14に示すように、分離工程において、上記棒部材51の一端側を頭部22の棒挿入穴53に挿入し、かつ、棒部材51の他端側の大部分が、頭部22の一方の側面22aから突出するように配置する。そして、この棒部材51を、図14に示す矢印の方向(平面視で左回り)に所定のトルクで回転する。これにより、軸部材抜き取り工具50が固定された残留ねじ軸部12aを該方向に回転することができる。
この棒部材51を用いる方法は、残留ねじ軸部12aを回転させるのに大きなトルクが必要な場合に有効である。すなわち、ボルト10(図1参照)が大型(残留ねじ軸部12aが大径)の場合に、特に有効である。
以上のように、この第3実施形態に係る軸部材抜き取り工具50によれば、頭部22に、棒部材51を挿入可能な棒挿入穴53を有する。そのため、上記第1実施形態の場合と同様の効果を奏するほか、ボルト10(図1参照)が大型の場合にも、対象物1から残留ねじ軸部12aを容易に抜き取ることができる。
なお、上記第3実施形態においては、棒挿入穴53は、頭部22を貫通するように設けられているものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、棒挿入穴53は、挿入される棒部材51を保持できれば、必ずしも頭部22を貫通していなくてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
〔第4実施形態〕
図15は、本発明の第4実施形態に係る軸部材抜き取り工具60を示す側面図であり、図16に示すD−D線で切断した凹部61及び十字溝部62を示している。図16は、軸部材抜き取り工具60を示す平面図であり、凹部61及び十字溝部62を示している。
図15及び図16に示すように、本発明の第4実施形態に係る軸部材抜き取り工具60は、頭部22の上面に、上方に開口する凹部61と、十字溝部62と、を有する。
凹部61は、図16に示すように、平面視円形状に形成されている。凹部61は、軸部21(図15参照)の軸心と同軸状に設けられている。
十字溝部62は、プラスドライバー(図示せず)の先端部と係合可能に形成されている。十字溝部62は、凹部61の内部(底面)に設けられている。これは、後述する軸部固定工程において頭部22の上面に打撃力が付与されたときに、十字溝部62に該打撃力が及ばないようにし、十字溝部62が潰れないようにするためである。
その他の構成は、上記第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20の構成と同様であるので、説明を省略する。
また、本発明の第4実施形態に係る軸部材抜き取り工具40を用いて対象物1(図1参照)から残留ねじ軸部12aを抜き取る軸部材抜き取り方法は、上記第1実施形態で示した軸部材抜き取り方法と略同様である。すなわち、下穴加工工程及び軸部固定工程は、上記第1実施形態で示した工程と同様である。
異なるのは、上記分離工程(図7参照)において、スパナ37に加え、プラスドライバー(図示せず)を用いて頭部22(残留ねじ軸部12a)に所定の回転トルクを付与できる点である。
このプラスドライバーを用いる方法は、残留ねじ軸部12aを回転させるのに大きなトルクを必要としない場合に有効である。すなわち、ボルト10(図1参照)が小型(残留ねじ軸部12aが小径)の場合に有効である。
以上のように、この第4実施形態に係る軸部材抜き取り工具60によれば、頭部22の上面に凹部61と、該凹部61の内部に設けられた十字溝部62と、を有する。そのため、上記第1実施形態の場合と略同様の効果を奏するほか、ボルト10(図1参照)が小型の場合に、プラスドライバーを用いて、対象物1から残留ねじ軸部12aを容易に抜き取ることができる。
また、十字溝部62が凹部61の内部に設けられているので、軸部固定工程において頭部22の上面に打撃力が付与されても、十字溝部62が潰れないようにすることができる。
なお、上記第4実施形態においては、プラスドライバー(図示せず)の先端部と係合可能な十字溝部62を頭部22に設けるものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、マイナスドライバー(図示せず)の先端部と係合可能な係合溝部を頭部22に設けてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
〔第5実施形態〕
図17は、本発明の第5実施形態に係る軸部材抜き取り工具70を示す側面図であり、図18に示すE−E線で切断した凹部71及び六角溝部72を示している。図18は、軸部材抜き取り工具70を示す平面図であり、凹部71及び六角溝部72を示している。
図17及び図18に示すように、本発明の第5実施形態に係る軸部材抜き取り工具70は、頭部22の上面に、上方に開口する凹部71と、六角溝部72と、を有する。
凹部71は、図18に示すように、平面視円形状に形成されている。凹部71は、軸部21(図17参照)の軸心と同軸状に設けられている。
六角溝部72は、六角レンチ(図示せず)の先端部と係合可能に形成されている。六角溝部72は、凹部71の内部(底面)に設けられている。これは、後述する軸部固定工程において頭部22の上面に打撃力が付与されたときに、六角溝部72に該打撃力が及ばないようにし、六角溝部72が潰れないようにするためである。
その他の構成は、上記第1実施形態に係る軸部材抜き取り工具20の構成と同様であるので、説明を省略する。
また、本発明の第5実施形態に係る軸部材抜き取り工具70を用いて対象物1(図1参照)から残留ねじ軸部12aを抜き取る軸部材抜き取り方法は、上記第1実施形態で示した軸部材抜き取り方法と略同様である。すなわち、下穴加工工程及び軸部固定工程は、上記第1実施形態で示した工程と同様である。
異なるのは、上記分離工程(図7参照)において、スパナ37に加え、六角レンチ(図示せず)を用いて頭部22(残留ねじ軸部12a)に所定の回転トルクを付与できる点である。
この六角レンチを用いる方法は、残留ねじ軸部12aを回転させるのに大きなトルクを必要としない場合に有効である。すなわち、ボルト10(図1参照)が小型(残留ねじ軸部12aが小径)の場合に有効である。
以上のように、この第5実施形態に係る軸部材抜き取り工具70によれば、頭部22の上面に凹部71と、該凹部71の内部に設けられた六角溝部72と、を有する。そのため、上記第1実施形態の場合と略同様の効果を奏するほか、ボルト10(図1参照)が小型の場合に、六角レンチを用いて、対象物1から残留ねじ軸部12aを容易に抜き取ることができる。
また、六角溝部72が凹部71の内部に設けられているので、軸部固定工程において頭部22の上面に打撃力が付与されても、六角溝部72が潰れないようにすることができる。
なお、上記第5実施形態においては、六角レンチ(図示せず)の先端部と係合可能な六角溝部72を頭部22に設けるものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、5つ以下の角部或いは7つ以上の角部を有するレンチ(図示せず)の先端部と係合可能な係合溝部を、頭部22に設けてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記第1から第5実施形態においては、対象物1として、水力や火力発電用の大型の発電機器を例にして説明したが、これに限定されない。すなわち、常時振動を受け、ボルト等が折損し易い対象物、例えば、橋梁、二輪車、四輪車、航空機等が挙げられる。
また、上記対象物に使用されるボルト以外の軸部材(例えば、釘やリベット等)に対しても、本発明を適用することができる。
また、上記第1から第5実施形態においては、軸部21は、先端部21aに向かって漸次細くなっているものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、軸部21の径は、軸方向に対して先端部21aの近傍まで同一とし、先端部21aのみを尖らせてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
また、上記第1から第5実施形態においては、頭部22は、平面視正六角形状に形成されているものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、頭部22は、正六角形状以外の多角形状であってもよい。該形状に合致した工具によって頭部22を把持することにより、上記と同様の効果を奏することができる。
また、上記第1から第5実施形態においては、軸部21に刃部23を6つ設けるものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、軸部21に刃部23を5つ以下又は7つ以上設けてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
また、上記第1から第5実施形態においては、刃部23の突出高さは、先端部21aに向かって漸次低くなっているものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、刃部23の突出高さは、先端部21aに向かって同一であってもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
また、上記第1から第5実施形態においては、刃部23の先端部23aは、頭部22の側から視た場合に、該刃部23の基端部23bに対して左側に向くように曲がっているものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、刃部23の先端部23aは、上記のように曲がっていなくてもよく、軸部21の径方向に向かって真っ直ぐに延びていてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
また、刃部23の断面形状も、図示例のもの(図3等参照)に限定されない。
例えば、刃部23の断面形状は、三角形や長方形、台形等であってもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
また、上記第1から第5実施形態においては、ボルト10が右ねじであるものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、ボルト10が左ねじである場合には、刃部23の先端部23aは、頭部22の側から視た場合に、該刃部23の基端部23bに対して右側に向くように曲がっていることが好ましい。
この場合、上記分離工程において頭部22に回転トルクを付与するときには、平面視で右向きの回転トルクを付与することが好ましい。このような向きの回転トルクを付与することにより、刃部23の先端部23aが残留ねじ軸部12aに食い込み易くなるので、上記と同様の効果を奏することができる。
T 中心軸
1 対象物
12 ねじ軸部(軸部材)
12a 残留ねじ軸部(残留した軸部材)
20 軸部材抜き取り工具
21 軸部
21a 先端部
21b 周面
22 頭部
22a 側面
23 刃部
23a 先端部
23b 基端部
32 下穴
40 軸部材抜き取り工具
41 連通穴
50 軸部材抜き取り工具
51 棒部材
53 棒挿入穴
60 軸部材抜き取り工具
70 軸部材抜き取り工具

Claims (6)

  1. 対象物に残留した軸部材を該対象物から抜き取る軸部材抜き取り工具であって、
    一端側から前記軸部材に打ち込み可能な軸部と、
    前記軸部の他端側に設けられる頭部と、
    前記軸部の周面から径方向に突出し、かつ、該軸部の軸方向に延びる複数の刃部と、
    を備えることを特徴とする軸部材抜き取り工具。
  2. 前記軸部の径は、軸方向先端部に向かって細くなっており、
    前記刃部の突出高さは、前記軸方向先端部に向かって低くなっていることを特徴とする請求項1に記載の軸部材抜き取り工具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の前記軸部材抜き取り工具を用いて、前記対象物に残留した前記軸部材を該対象物から抜き取る軸部材抜き取り方法であって、
    前記軸部材に下穴を開ける下穴加工工程と、
    前記頭部に打撃力を付与し、該軸部を前記軸部材に固定する軸部固定工程と、
    前記頭部に所定方向の回転力を付与し、該軸部材を前記対象物から分離する分離工程と、
    を含むことを特徴とする軸部材抜き取り方法。
  4. 前記刃部の先端部は、前記頭部の側から視た場合に、該刃部の基端部に対して左側に向くように曲がっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の軸部材抜き取り工具。
  5. 前記頭部は、前記軸部の周面に連通する連通穴を有することを特徴とする請求項1、2又は4のいずれか一つに記載の軸部材抜き取り工具。
  6. 前記頭部は、前記軸部の中心軸と直交する方向に棒部材を挿入可能な棒挿入穴を有することを特徴とする請求項1、2、4又は5のいずれか一つに記載の軸部材抜き取り工具。
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