JP2016013366A - 排水熱回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス性に優れた排水熱回収装置を提供する。
【解決手段】給水W2の入口となる給水入口部71、給水の出口となる給水出口部73、及び排水W1が流入する排水入口部63を有する本体部61と、給水入口部に接続される一端から給水出口部に接続される他端まで延びる管であって、一端から他端までの間の一部が本体部から一方向に突出するように配置される、給水の流路となる給水管75と、を有する第1部材60と、本体部から突出する給水管の一部を収容すると共に排水の流路となる収容部81Aと、排水の出口となる排水出口部89と、を有し、本体部の一方向側に着脱可能に装着される第2部材80と、を備えており、収容部を流れる排水と、収容部に収容された給水管を流れる給水との間で熱交換が行われる。
【選択図】図3

Description

本発明は、食器洗浄機における排水と給水との間で熱を交換する排水熱回収装置に関する。
洗浄室の中の食器類を洗浄したりすすいだりするために供給される給水と、その際に洗浄室から排出される排水との間で熱を交換させる排水熱回収装置を備える洗浄機が知られている。このような洗浄機に備えられる排水熱回収装置が、特許文献1に開示されている。特許文献1(実用新案登録第3132813号)の排水熱回収装置では、給水が流れる給水管に対し、加熱された排水を散布して接触させることにより、給水管の中を流れる給水と排水との間で熱交換が行われる。
実用新案登録第3132813号
しかしながら、特許文献1に示すような構成の排水熱回収装置では、洗浄機に組み込んだ後に、排水熱回収装置の内部を点検、清掃するためには、まず、排水熱回収装置を洗浄機本体から取り外し、更に、排水熱回収装置を部品レベルで分解する必要があり、メンテナンス性に劣っている。
そこで、本発明の目的は、メンテナンス性に優れた排水熱回収装置を提供することにある。
本発明の一側面に係る排水熱回収装置は、第1部材と第2部材とを備える。第1部材は、給水の入口となる給水入口部、給水の出口となる給水出口部、及び排水が流入する排水入口部を有する本体部と、給水入口部に接続される一端から給水出口部に接続される他端まで延びる管であって、記一端から他端までの間の一部が本体部から一方向に突出するように配置される、給水の流路となる給水管と、を有する。第2部材は、本体部から突出する給水管の一部を収容すると共に排水の流路となる収容部と、排水の出口となる排水出口部と、を有し、本体部の一方向側に着脱可能に装着される。そして、排水熱回収装置では、収容部を流れる排水と収容部に収容された給水管を流れる給水との間で熱交換が行われる。
この構成の排水熱回収装置では、洗浄機に組み込んだ後であっても、洗浄機本体に取り付けられた第1部材から第2部材を取り外すことにより、容易に排水熱回収装置の内部を点検、清掃することができる。この結果、メンテナンス性に優れた排水熱回収装置を提供することができる。
また、一実施形態において、本体部から突出する給水管の一部は、一方向に沿って螺旋状に巻回されており、排水入口部から流入した排水は、螺旋状に巻回される給水管によって囲われる一方向に沿って延びる空間を通って排水出口部から排出されてもよい。
このような構成の排水熱回収装置では、螺旋状に巻回される給水管によって囲われる一方向に沿って延びる空間を通る排水と給水管を流れる給水との間で熱交換が行われる。給水の流路となる給水管が螺旋状に配置されているので、省スペースで所定の熱交換性能を得ることができる。
また、一実施形態において、第2部材の収容部における第1部材の本体部との接合部は、一方向に直交する面方向において、螺旋状に巻回される給水管と対向する位置に設けられていてもよい。
この構成の排水熱回収装置では、排水の流路となる空間から見て、第1部材と第2部材との接合部が、供給管の裏側に位置する。このため、排水が接合部に至ることが抑制されるので、当該接合部から排水が漏れ出すことを抑制できる。
また、一実施形態において、第1部材における供給管は、本体部が射出成形される際に一体的に成形されていてもよい。言い換えれば、供給管が本体部における射出成形時のインサート部品となっていてもよい。
このような構成の排水熱回収装置は、本体部の中に給水の流路となる供給管を設けるための接続をネジなどによって行う必要がない。したがって、ネジなどによる接続部分において発生する、排水及び給水の漏れの発生を低減できる。
また、一実施形態において、第1部材の本体部における給水入口部及び給水出口部には、射出成形時に一体的に成形されたネジ溝を有していてもよい。
このような排水熱回収装置では、給水入口部及び給水出口部に他の配管を接続する際の部品点数を少なくすることができる。これにより、排水熱回収装置全体における部品点数を削減することができる。
本発明によれば、メンテナンス性に優れた排水熱回収装置を提供することが可能になる。
一実施形態に係る排水熱回収装置を含む食器洗浄機の斜視図である。 一実施形態に係る排水熱回収装置を含む食器洗浄機の概略構成を示す断面図である。 一実施形態に係る排水熱回収装置の断面図である。 図3に示す第1部材の斜視図である。 図3に示す第2部材の斜視図である。 一実施形態に係る排水熱回収装置の分解図である。
以下、図面を参照して一実施形態に係る排水熱回収装置を備えた食器洗浄機について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
食器洗浄機1は、洗浄室3内に設けられた上側及び下側洗浄ノズル12A,12Bから洗浄水(給水)を噴射すると共に、上側及び下側すすぎノズル13A,13Bからすすぎ水(給水)を噴射する食器洗浄機である。図1及び図2に示されるように、食器洗浄機1は、ステンレス製のパネルで覆われた洗浄機本体2を有している。図1に示されるように、洗浄機本体2は、洗浄室3が形成された上側部分2Aと、機械室4が形成された下側部分2Bとに仕切られている。洗浄機本体2の背面側におけるコーナ部には、上側部分2Aと下側部分2Bとに渡って上下方向に延びる支柱6が配置され、支柱6,6間には背面パネル5が配置されている。
また、洗浄機本体2の上側部分2Aには、洗浄室3の開閉を行うための箱型のドア7が設けられている。このドア7は、ステンレス製の一対の支柱6,6により上下動自在に案内されると共に、前方において水平方向に延在するハンドル8Aによって上下動する。このハンドル8Aの両端には左右一対の回動アーム8B,8Bの先端が固定され、各回動アーム8B,8Bはドア7の側面7Aに沿って斜めに配置されている。各回動アーム8B,8Bには、ドア7の側面7Aに沿って配置されたリンク部8Cの一端が回動自在に連結され、リンク部8Cの他端は、軸ピン8Dを介してドア7に連結されており、ハンドル8Aの回動運動に対してドア7が上下運動可能となっている。洗浄機本体2の底面の四隅には脚部9が取り付けられている。
洗浄室3内には、ラックレール(図示せず)が着脱自在に配置されており、このラックレール上に、飲食後の皿や茶碗などの食器Pが並べられた格子状の食器ラック11が載置される。洗浄室3の上部には、放射状に延びる3本のアームからなる上側洗浄ノズル12Aと、2本のアームからなる上側すすぎノズル13Aとがそれぞれ回転自在に配置されている。同様に、洗浄室3の下部には、放射状に延びる3本のアームからなる下側洗浄ノズル12Bと、2本のアームからなる下側すすぎノズル13Bとがそれぞれ回転自在に配置されている。食器ラック11に並べられた食器Pは、上側及び下側洗浄ノズル12A,12Bによって上下から洗浄水が噴射され、すすぎノズル13A,13Bによって上下からすすぎ水が噴射される。
洗浄室3の底面3Aには、第1フィルタ14が着脱自在に配置されており、この第1フィルタ14の下方には、すなわち、機械室4の上方には、洗浄水を貯留するための洗浄水タンク15が形成されている。洗浄水タンク15内には、洗浄能力及び殺菌能力を向上させるために洗浄水を加熱する洗浄水ヒータ16と、この洗浄水の温度を検知するための洗浄水温センサ17とが設置されている。
洗浄水タンク15の底面15Aには、第1フィルタ14より目の細かいメッシュ状の第2フィルタ18が着脱自在に配置されており、この第2フィルタ18の下方には、底面15Aの一部が落ち込むようにして落込部19が形成されている。落込部19の底面19Aには排水口19Bが形成されており、排水熱回収装置50が接続されている。
洗浄水タンク15には、上下方向に延びるオーバーフロー管21が設けられている。オーバーフロー管21は、その上端が洗浄水タンク15の上縁に位置しており、下端が落込部19の底面19Aに形成された排水口19Bに嵌め込まれている。余剰な洗浄水は、オーバーフロー管21の上端部に形成された流入孔から管内に流れ込み、排水熱回収装置50を介して外部に排出される。
オーバーフロー管21は、洗浄水タンク15に対して取り外し可能になっている。使用者がオーバーフロー管21を引き上げることで、オーバーフロー管21が差し込まれていた排水口19Bが落込部19の底面19Aから露出し、この排水口19Bから洗浄水タンク15内の洗浄水が完全に排水される。
洗浄水タンク15の落込部19には、洗浄水吸込管22を介して洗浄ポンプ23が接続されている。洗浄ポンプ23の吐出口には洗浄水吐出管24が接続されている。洗浄水吐出管24は、第1洗浄水吐出管25と第2洗浄水吐出管26とに分岐して、第1洗浄水吐出管25は上側洗浄ノズル12Aに接続され、第2洗浄水吐出管26は下側洗浄ノズル12Bに接続されている。
また、機械室4内には、外部から排水熱回収装置50を介してすすぎ水となる給水W2が供給される貯湯タンク28が配置されている。この貯湯タンク28内には、殺菌能力を向上させるためにすすぎ水を加熱するすすぎ水ヒータ29と、このすすぎ水の温度を検知するためのすすぎ水温センサ31と、水位を検知する水位センサ32とが配置されている。排水熱回収装置50と貯湯タンク28との間に設けられている電磁弁27は、水位センサ32における水位の検知と連動して弁を開閉し、貯湯タンク28内の水位を一定に保つ。また、貯湯タンク28内には、余剰なすすぎ水を外部に排出して一定水位に保つためのオーバーフロー管(図示せず)が設置されていてもよい。
貯湯タンク28には、すすぎ水吸込管33を介してすすぎポンプ34が接続されている。すすぎポンプ34の吐出口にはすすぎ水吐出管36が接続されている。すすぎ水吐出管36は、第1すすぎ水吐出管37と第2すすぎ水吐出管38とに分岐して、第1すすぎ水吐出管37は上側すすぎノズル13Aに接続され、第2すすぎ水吐出管38は下側すすぎノズル13Bに接続されている。なお、貯湯タンク28(ガスブースタ)は、機械室4の外側に設けられてもよい。
機械室4内には、洗浄水タンク15内の洗浄水に混入させるための洗剤を貯留した洗剤タンク39が配置されている。洗剤タンク39には、洗剤吸込管41を介して洗剤供給ポンプ42が接続されている。洗剤供給ポンプ42の吐出口には洗剤吐出管43の一端が接続されている。洗剤吐出管43の他端43Aは、洗浄室3内に位置して下方に向かって開口している。
図3に示されるように、機械室4内には、洗浄水タンク15から排出される排水W1が流れる排水流路51と、貯湯タンク28に供給する給水W2が流れる給水流路53と、を有し、排水流路51を流れる排水W1と給水流路53を流れる給水W2との間で熱交換を行う排水熱回収装置50が配置されている。
排水熱回収装置50は、図6に示されるように、主に、第1部材60(図4参照)及び第2部材80(図5参照)の2つの部材からなり、第1部材60及び第2部材80は互いに着脱可能に構成されている。なお、第1部材60及び第2部材80を互いに着脱可能にする構成は、後段にて詳述する。
第1部材60は、図3及び図4に示されるように、本体部61と、給水管75と、を有している。本体部61は、給水W2の入口となる給水入口部71及び給水W2の出口となる給水出口部73が形成されていると共に、排水W1の入口となる排水入口部63から延びる、排水流路51となる中空部61Aが管軸C方向に沿って形成されている管状の部材である。
給水管75は、一端が給水入口部71に接続され、他端が給水出口部73に接続されており、給水流路53となる管である。給水管75は、全体として、第1部材60から管軸C方向に沿って下方向に突出していると共に、管軸Cを中心とする管軸周りの空間C1を囲うように螺旋状に巻回される熱交換部(本体部から突出する給水管の一部)77を有している。給水W2の流れに従って説明すると、給水管75は、給水入口部71から本体部61の下端に向かって延び、当該下端近傍から、第1部材60の管軸周りの空間C1を周回しながら管軸C方向下方に漸進していくように設けられる熱交換部77を形成し、その後、再び本体部61の上端に向かって延び、給水出口部73に接続される。
給水管75は、本体部61が射出成形される際に本体部61と一体的に成形されている。言い換えれば、給水管75は、本体部61における射出成形時のインサート部品となっている。給水管75は、例えば、ステンレス管(SUS管)である。また、本体部61における給水入口部71及び給水出口部73は、射出成形時に一体的に形成されたネジ溝71A,73Aをそれぞれ有している。給水入口部71には、外部の水道源から給水W2が供給される配管59Aが、給水入口部71のネジ溝71Aに螺合されることにより接続される。給水出口部73には、貯湯タンク28に給水W2を供給する配管59Bが、給水出口部73のネジ溝73Aに螺合されることにより接続される。
第2部材80は、図3及び図5に示されるように、本体部61から管軸C方向下方に突出する熱交換部77を内挿(収容)すると共に排水W1の流路となる収容部81Aと、排水W1の出口となる排水出口部89と、を有している。収容部81Aは、管軸C方向に沿って形成されている。また、第2部材80は、本体部61の管軸C方向下方側(一方向側)に着脱可能に装着されている。
以下、排水熱回収装置50の第1部材60について更に詳細に説明する。第1部材60の本体部61には、排水入口部63、取付部65、及び装着部69が更に形成されている。排水入口部63は、本体部61における排水方向上流側に形成され、内空部が排水流路となる排水流路形成部63Aを嵌合可能に形成された空間である。排水入口部63には、外周面の一部にパッキン63Bが配置された状態の排水流路形成部63Aが嵌合され、排水W1の入口となる部分が形成される。
取付部65は、洗浄水タンク15(図2参照)の落込部19に、排水熱回収装置50を固定するための部分である。具体的には、洗浄水タンク15の落込部19に設けられた挿通孔19Cに洗浄室3側から挿通されたネジ20Aが、本体部61における取付部65のネジ孔65Aに締結されることにより、排水熱回収装置50が洗浄水タンク15の落込部19に固定される。
装着部69は、第1部材60を第2部材80に固定するための部分である。具体的には、装着部69に設けられた挿通孔69Aに第1部材60側から挿通されたネジ69Bが、第2部材80における装着部83のネジ孔83Aに締結されることにより、第1部材60と第2部材80とが互い固定される。
次に、排水熱回収装置50の第2部材80について更に詳細に説明する。第2部材80には、装着部83と、本体部81と、テーパ部87と、が形成されている。
装着部83は、第2部材80を第1部材60に固定するための部分である。具体的には、第1部材60側から第1部材60の装着部69の挿通孔69Aに挿通されたネジ69Bが、第2部材80の装着部83に設けられたネジ孔83Aに締結されることにより、第1部材60と第2部材80とが固定される。
第1部材60の本体部61における中空部61Aを形成する内周面61Bと、第2部材80における収容部81Aを形成する内周面81Bとにおける接合部79は、管軸Cの径方向において熱交換部77と対向する位置に設けられている。
本体部81は、第1部材60の熱交換部77を内挿する部分である。本体部81の内周面81Bは、第1部材60が第2部材80に固定されたとき、給水管75の外周面に対して所定距離の隙間G1をあけた状態で対向するように形成されている。当該隙間G1は、限りなく0になるように設定してもよいし、第1部材60から流れ込む排水W1によって残菜などのゴミが流されるような水流が確保できる距離に設定してもよい。
テーパ部87は、排水W1の流れる方向において本体部81の下流側に形成されている。テーパ部87の端部には、排水出口部89が形成されている。排水出口部89には、食器洗浄機1からの排水W1を排出可能な排水管(図示せず)が接続される。
次に、食器洗浄機1の動作について説明する。食器洗浄機1は、電源スイッチがONされると、貯湯タンク28内の温水をすすぎポンプ34によって洗浄室3へ噴射することにより、洗浄水タンク15内へ温水が供給される。貯湯タンク28内の温水の温度は、80℃前後に設定されている。これにより初期給湯が行われる。そして、初期給湯量に合った量の洗剤が洗浄水タンク15内へ供給されて、洗浄水タンク15内の洗浄水の洗剤濃度が所定濃度となる。
初期給湯後、ユーザが食器Pをラッキングして、ドア7を閉めると、ドアスイッチ(図示せず)により、ドアが閉められたことが検知されると共に、運転開始信号がマイコン(図示せず)へ入力される。運転開始信号がマイコンへ入力されると、食器の洗浄が開始される。食器の洗浄は、洗浄水タンク15内の洗浄水を洗浄室3内の食器Pに向けて噴射することにより行われる。洗浄水タンク15内の洗浄水の温度は、60℃〜70℃となるように設定されている。
洗浄ポンプ23が始動することにより、洗浄水タンク15内に貯留された洗浄水は、洗浄水吐出管24などを介して上側及び下側洗浄ノズル12A,12Bに圧送されて、各洗浄ノズル12A,12Bから洗浄室3内の食器Pに向けて噴射される。このとき、各洗浄ノズル12A,12Bは噴射力の反力によって回転し続けるため、洗浄水が食器Pに満遍なく当てられて、食器Pの汚れが効率良く洗い落とされる。
この洗浄室3内に噴射された洗浄水は、食器Pから洗い落とされた残菜などが第1フィルタ14によって取り除かれつつ洗浄水タンク15内に回収される。さらに、第2フィルタ18によって細かい残菜が取り除かれた後、洗浄ポンプ23により再び洗浄室3内に循環供給される。
次に、すすぎポンプ34が始動することにより、貯湯タンク28内に貯留されたすすぎ水は、すすぎ水吐出管36などを介して上側及び下側すすぎノズル13A,13Bに圧送されて、各すすぎノズル13A,13Bから食器Pに向けて噴射される。貯湯タンク28から圧送されるすすぎ水の温度は、80℃前後に設定されている。このとき、各すすぎノズル13A,13Bもまた、噴射力の反力によって回転し続けるため、すすぎ水が食器Pに満遍なく当てられて、食器Pのすすぎが効率良く行われる。
この食器Pに噴射されたすすぎ水は、第1フィルタ14を介して洗浄水タンク15内に回収されて洗浄水と混ざり合い、次回の洗浄工程における洗浄水として使用される。洗浄室3内にすすぎ水が噴射されて洗浄水タンク15内に回収されると、一定水位を超える余剰な洗浄水は、オーバーフロー管21から排水され、排水熱回収装置50を介して外部に排出される。オーバーフロー管21から排出される排水W1の温度は、60℃前後となっている。
オーバーフロー管21から排出された排水W1が排水熱回収装置50において螺旋状に配置された給水管75の内側に形成された、管軸周りの空間C1を流れる際に、給水管75に排水W1と比較して冷たい給水W2が流れると、排水W1と給水W2との間で熱交換が行われる。外部の水道源から供給される給水W2の温度は、10℃〜25℃である。すなわち、60℃前後の排水W1と10℃〜25℃の給水W2との間で熱交換が行われる。これにより、給水管75の一方の端部から流入された給水W2は、流入時よりも水温が高くなった状態で他方の端部から流出される。
なお、給水出口部73に接続される配管59Bにおいて、食器洗浄機1と貯湯タンク28との間に設けられる電磁弁27の開閉状態によっては給水管75に給水W2が滞留している場合がある。この場合には、給水管75に滞留している給水W2と排水W1との間で熱交換が行われる。
上記実施形態の排水熱回収装置50では、給水流路53である給水管75が、排水流路51を形成する第2部材80の収容部81Aの中に完全に内挿されるので、熱交換によって交換された熱が排水熱回収装置50の外部に放熱されることを低減できる。これにより、効率的な熱交換が可能となる。また、排水熱回収装置50を食器洗浄機1に組み込んだ後であっても、食器洗浄機1に取り付けられた第1部材60から第2部材80を取り外すことにより、容易に排水熱回収装置50の内部を点検、清掃することができる。この結果、効率的な熱交換を可能にすると共に、メンテナンス性に優れた排水熱回収装置50を提供することができる。なお、第1部材60を食器洗浄機1から取り外したあと、第2部材80を第1部材60から取り外すことにより排水熱回収装置50の内部を点検、清掃してもよい。この場合であっても、排水熱回収装置50の分解及び組立が容易であり、メンテナンス性に優れる。
上記実施形態の排水熱回収装置50では、図6に示されるように、主に第1部材60及び第2部材80の2つの部品から構成されている。このため、第1部材60を蓋のよう扱い、容器状の第2部材80に嵌めこんで蓋をしたり、締結部材によって蓋をしたりすることで、容易に排水熱回収装置50を組み立てることができる。また、部品点数を少なくしたことで、部品コストを抑制することができる。また、部品点数が少ないので、組み立て時間を短縮することができ、生産性を向上させることができる。また、部品点数を少なくしたことにより、シール処理を施す箇所が少なくなり、水漏れに対する信頼性が向上する。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、図3に示されるように、排水W1が流れる管軸周りの空間C1からみて、第1部材60と第2部材80との接合部79が、給水管75の裏側に位置している。このため、本体部61から入ってくる排水W1が勢いよく、接合部79に当たることはない。また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、排水W1が接合部79に至ることが抑制される。これらの結果、接合部79から排水W1が漏れ出すことを抑制することができる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、第1部材60の本体部61の中に給水流路53となる給水管75を設けるための接続をネジなどによって行う必要がない。したがって、ネジなどによる接続部分において発生する、排水W1及び給水W2の漏れの発生を低減できる。また、当該接続部分をシール処理したりする、排水W1及び給水W2の漏れの発生を低減するための手間を省くことができる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、給水入口部71及び給水出口部73に他の配管59A,59Bをそれぞれ接続する際の部品点数を少なくすることができる。これにより、排水熱回収装置50全体における部品点数を削減することができる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、図3に示されるように、螺旋状に配置された給水管75の上端(排水方向上流側)が、第1部材60の傾斜面61Cに近接して配置されている。また、排水方向に沿って隣接する給水管75同士は互い接触するように配置されており、互いの給水管75間で隙間がほとんどない。したがって、本体部61から流れてきた排水W1のほとんどは、給水管75の内側に形成される、管軸周りの空間C1を流れる。すなわち、給水管75の内側に形成される管軸周りの空間C1に排水流路51が形成される。そして、給水管75と第2部材80の内周面81Bとの間に形成される隙間G1に排水W1が流れることはほとんどない。このため、隙間G1にゴミが流入することもなく、また、詰まることもない。
また、給水流路53となる給水管75は円管であるため、給水管75の内側の管軸周りの空間C1に形成される排水流路51と接触する面積が相対的に高くなる。このため、排水W1と給水W2との間で効率的な熱交換が可能となる。
また、本実施形態の排水熱回収装置50では、給水流路53となる給水管75を螺旋状に配置したので、所定の熱交換性能を得るためのスペースを小さくすることができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
上記実施形態に係る排水熱回収装置50では、第1部材60が、排水流路51となる中空部61Aが管軸C方向に沿って形成されている管状部材として構成される例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1部材は、板状部材であり、排水が流入する排水入口部が形成されると共に、板状部材の上面に給水入口部及び給水出口部が設けられてもよい。そして、給水入口部と給水出口部とに接続される給水管は、一端から他端までの間の一部が本体部の下面から一方向に突出するように配置されてもよい。
また、上記実施形態に係る排水熱回収装置50では、第2部材80が、管軸C方向に沿って形成される中空の収容部81Aが形成される管状部材として構成される例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2部材は、底部に排水出口部が形成される有底筒状部材として構成されてもよい。
上述したような変形例に係る排水熱回収装置であっても、第1部材を第2部材に装着した際には、第2部材の収容部に熱交換部を収容することができる。そして、この構成の排水熱回収装置の場合も、食器洗浄機に組み込んだ後であっても、食器洗浄機に取り付けられた第1部材から第2部材を取り外すことにより、容易に排水熱回収装置の内部を点検、清掃することができる。
また、上記実施形態に係る排水熱回収装置50では、給水管75は、全体として、第1部材60から管軸C方向に沿って下方向に突出していると共に、管軸Cを中心とする管軸周りの空間C1を囲うように螺旋状に巻回される熱交換部77を有している例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、給水管は、全体として、第1部材から管軸C方向(一方向)に沿って下方向に突出していればよく、螺旋状に巻回される部分を有していなくてもよい。例えば、給水管は、上記実施形態の熱交換部77に代えて、給水入口部から本体部の下端に向かい、所定の位置で再び上端に向かって給水出口部まで延びる構成としてもよい。また、給水管は、管軸C方向における所定の範囲を繰り返し往復するような蛇行部分を有する構成としてもよい。
上記実施形態に係る排水熱回収装置50では、第1部材60と第2部材80とがネジ69Bによって互いに固定される例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1部材60及び第2部材80の一方に嵌合部を設け、他方に被嵌合部を設け、互いの部材を嵌合させた後に回転させることにより互いを固定させる、ロック機構を設けてもよい。
上記実施形態に係る排水熱回収装置50における給水管75は、流路方向に直交する断面形状が円形状である円管である例を挙げて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、流路方向に直交する断面形状が矩形の角管である給水管を備える排水熱回収装置50としてもよい。この構成の排水熱回収装置では、排水流路51の内周面が直線状になるので、排水W1に含まれる残菜などのゴミが溜まることを回避できる。
また、上記実施形態及び変形例の排水熱回収装置50は、機械室4の内部に配置される例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、機械室4の外部に配置されてもよい。
また、上記実施形態及び変形例の排水熱回収装置50は、上述したようなドアが上下に開閉するタイプの食器洗浄機1に適用するだけでなく、例えば、オーブンのように洗浄機本体の前面側にドアが設けられたタイプの食器洗浄機や、食器を収容するためのラックを搬送しながら洗浄を行うコンベアタイプの食器洗浄機などにも適用することができる。
本願発明は、上記実施形態及びその他の変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…食器洗浄機(洗浄機)、50…排水熱回収装置、51…排水流路、53…給水流路、59A,59B…配管、60…第1部材、61…本体部、61A…中空部、61B…内周面、63…排水入口部、71…給水入口部、71A…ネジ溝、73…給水出口部、73A…ネジ溝、75…給水管、77…熱交換部、79…接合部、80…第2部材、81…本体部、81A…収容部、W1…排水、W2…給水、C…管軸、C1…管軸周りの空間。

Claims (5)

  1. 給水の入口となる給水入口部、前記給水の出口となる給水出口部、及び排水が流入する排水入口部を有する本体部と、
    前記給水入口部に接続される一端から前記給水出口部に接続される他端まで延びる管であって、前記一端から前記他端までの間の一部が前記本体部から一方向に突出するように配置される、前記給水の流路となる給水管と、
    を有する第1部材と、
    前記本体部から突出する前記給水管の一部を収容すると共に前記排水の流路となる収容部と、前記排水の出口となる排水出口部と、を有し、前記本体部の前記一方向側に着脱可能に装着される第2部材と、
    を備えており、
    前記収容部を流れる前記排水と前記収容部に収容された前記給水管を流れる前記給水との間で熱交換が行われる、排水熱回収装置。
  2. 前記本体部から突出する前記給水管の一部は、前記一方向に沿って螺旋状に巻回されており、前記排水入口部から流入した前記排水は、前記螺旋状に巻回される前記給水管によって囲われる前記一方向に沿って延びる空間を通って前記排水出口部から排出される、請求項1に記載の排水熱回収装置。
  3. 前記第2部材の前記収容部における前記第1部材の前記本体部との接合部は、前記一方向に直交する面方向において、前記螺旋状に巻回される前記給水管と対向する位置に設けられている、請求項2に記載の排水熱回収装置。
  4. 前記第1部材における給水管は、前記本体部が射出成形される際に一体的に成形されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の排水熱回収装置。
  5. 前記1部材の本体部における前記給水入口部及び前記給水出口部には、射出成形時に一体的に成形されたネジ溝を有している、請求項1〜4の何れか一項に記載の排水熱回収装置。
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