JP6312429B2 - 洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、排水と給水との間で熱を交換する排水熱回収装置を備える洗浄機に関する。
洗浄室の中の食器類を洗浄したりすすいだりするために供給される給水と、その際に洗浄室から排出される排水との間で熱を交換する排水熱回収装置を備える洗浄機が知られている。このような排水熱回収装置として、例えば、特許文献1(特開2005−180791号公報)には、排水が流れる排水流路の周囲に給水が流れる給水流路を配置した二重管構成の排水熱回収装置が開示されている。
特開2005−180791号公報
このような排水熱回収装置における排水流路内の掃除は、二重管の一方の端部からブラシなどを挿入することによって行われる。しかしながら、二重管が屈曲する箇所がある場合には、その箇所の掃除が困難であり、また、その箇所より先にブラシを挿入することができないなど、メンテナンス性に欠ける。
そこで、本発明の目的は、容易にメンテナンスを行うことが可能な洗浄機を提供することにある。
本発明の一側面に係る洗浄機は、洗浄室内に収容された被洗浄物のすすぎに用いられる給水を貯留する貯湯タンクと、被洗浄物の洗浄に用いられる洗浄水を貯留する洗浄水タンクと、貯湯タンクに給水を供給する給水流路と、洗浄水タンクに貯留される洗浄水が排水として排出される排水流路と、を有し、排水流路を流れる排水と給水流路を流れる給水との間で熱交換を行う排水熱回収装置と、を備え、排水熱回収装置は、排水流路となる開口凹部を有する本体部材と、開口凹部に配置される、給水流路となる管状部材と、本体部材を上方から覆う蓋部材と、を有し、開口凹部は、排水の流入部から流出部まで螺旋状又は蛇行状に延在する底面及び側壁からなり、開口凹部の開口側から見た平面視において、互いに重ならないように延在しており、管状部材は、開口凹部における流入部と流出部との間を往復するように、開口凹部が延在する方向に沿って底面に配置されるか又は側壁に固定されており、蓋部材は、本体部材の開口凹部を露出できるように設けられている。
このような構成の排水熱回収装置では、蓋部材が、本体部材の開口凹部を露出できるように設けられているので、蓋部材を開けるだけの簡単な作業で容易に排水流路を掃除することができる。また、開口凹部は、開口凹部の開口側から見た平面視において、互いに重ならないように延在している。このため、蓋部材を開けると排水熱回収装置における全ての排水流路が露出された状態となる。したがって、容易に全ての排水流路を掃除することができると共に、開口凹部に配置された管状部材を容易に取り出すことができる。これらの結果、容易にメンテナンスを行うことが可能となる。
また、一実施形態において、開口凹部が隣接して設けられる箇所では、開口凹部は、互いに隣接する側の側壁として一の板状部を共有していてもよい。このとき、板状部は、本体部材と一体的に形成されてもよい。
この構成の排水熱回収装置では、開口凹部を隣接して配置すると共に、開口凹部が互いに隣接する側の側壁として一の板状部材を共有することにより、よりコンパクトに構成することができる。また、開口凹部が本体部材と一体的に形成されるので、掃除をする際の分解及び/又は組立の手間を省くことができる。また、部品同士が互いに接続される部分がないので、排水及び/又は給水の水漏れを防止できる。
また、一実施形態において、開口凹部は、螺旋状に延在していてもよい。
この構成の排水熱回収装置では、排水熱回収装置全体のサイズをコンパクトにできると共に、排水に含まれる残菜などのゴミが排水流路中に詰まることを低減できる。
また、一実施形態において、本体部材における管状部材の挿通孔が、開口凹部に排水が流れる際の最高水位となる位置よりも上方に設けられていてもよい。
この構成の排水熱回収装置では、本体部材における管状部材の挿通孔から排水が漏れ出すことを低減することができる。
本発明によれば、容易にメンテナンスを行うことが可能となる。
第1実施形態に係る排水熱回収装置を含む食器洗浄機を示す斜視図である。 第1実施形態に係る排水熱回収装置を含む食器洗浄機の概略構成を示す断面図である。 図2に示す排水熱回収装置の各部材を示す斜視図である。 図2に示す排水熱回収装置の食器洗浄機への固定方法を示した斜視図である。 図2に示す排水熱回収装置の本体部材の平面図である。 図2に示す排水熱回収装置の流出部近傍を拡大して示した断面図である。 第2実施形態に係る排水熱回収装置を含む食器洗浄機の一部を示す斜視図である。 第1変形例に係る排水熱回収装置を含む食器洗浄機の概略構成を示す断面図である。 図8に示す排水熱回収装置の本体部材の平面図である。 第2変形例に係る排水熱回収装置の流出部近傍を拡大して示した断面図である。 第4変形例に係る食器洗浄機の概略構成を示す断面図である。
以下、図面を参照して第1及び第2実施形態に係る排水熱回収装置を備えた食器洗浄機について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
〔第1実施形態〕
第1実施形態について、主に図1〜図6を参照しながら説明する。第1実施形態の食器洗浄機1は、洗浄室3内に設けられた上側及び下側洗浄ノズル12A,12Bから洗浄水(給水)を噴射すると共に、上側及び下側すすぎノズル13A,13Bからすすぎ水(給水)を噴射する食器洗浄機である。図1及び図2に示すように、食器洗浄機1は、ステンレス製のパネルで覆われた洗浄機本体2を有している。図1に示すように、洗浄機本体2は、洗浄室3が形成された上側部分2Aと、機械室4が形成された下側部分2Bとに仕切られている。洗浄機本体2の背面側におけるコーナ部には、上側部分2Aと下側部分2Bとに渡って上下方向に延びる支柱6が配置され、支柱6,6間には背面パネル5が配置されている。
また、洗浄機本体2の上側部分2Aには、洗浄室3の開閉を行うための箱型のドア7が設けられている。このドア7は、ステンレス製の一対の支柱6,6により上下動自在に案内されると共に、前方において水平方向に延在するハンドル8Aによって上下動する。このハンドル8Aの両端には左右一対の回動アーム8B,8Bの先端が固定され、各回動アーム8B,8Bはドア7の側面7Aに沿って斜めに配置されている。そして、ハンドル8Aの回動運動に対してドア7を上下運動させる必要があるので、各回動アーム8B,8Bには、ドア7の側面7Aに沿って配置されたリンク部8Cの一端が回動自在に連結され、リンク部8Cの他端は、軸ピン8Dを介してドア7に連結されている。洗浄機本体2の底面の四隅には脚部9が取り付けられており、食器洗浄機1の安定した設置が可能となっている。
洗浄室3内には、ラックレール(図示せず)が着脱自在に配置されており、このラックレール上に、飲食後の皿や茶碗等の食器Pが並べられた格子状の食器ラック11が載置される。洗浄室3の上部には、放射状に延びる3本のアームからなる上側洗浄ノズル12Aと、2本のアームからなる上側すすぎノズル13Aとがそれぞれ回転自在に配置されている。同様に、洗浄室3の下部には、放射状に延びる3本のアームからなる下側洗浄ノズル12Bと、2本のアームからなる下側すすぎノズル13Bとがそれぞれ回転自在に配置されている。食器ラック11に並べられた食器Pは、上側及び下側洗浄ノズル12A,12Bによって上下から洗浄水が噴射され、すすぎノズル13A,13Bによって上下からすすぎ水が噴射される。
このように構成された洗浄室3の底面3Aには、第1フィルタ14が着脱自在に配置されており、この第1フィルタ14の下方には、すなわち、機械室4の上方には、洗浄水を貯留するための洗浄水タンク15が形成されている。この洗浄水タンク15内には、洗浄能力及び殺菌能力を向上させるために洗浄水を加熱する洗浄水ヒータ16と、この洗浄水の温度を検知するための洗浄水温センサ17とが設置されている。
洗浄水タンク15の底面15Aには、第1フィルタ14より目の細かいメッシュ状の第2フィルタ18が着脱自在に配置されており、この第2フィルタ18の下方には、底面15Aの一部が落ち込むようにして落込部19が形成されている。落込部19の底面19Aには排水口19Bが形成されており、排水熱回収装置50に接続される排水管21Aが接続されている。
洗浄水タンク15には、上下方向に延びるオーバーフロー管21が設けられている。オーバーフロー管21は、その上端が洗浄水タンク15の上縁に位置しており、下端が落込部19の底面19Aに形成された排水口19Bに嵌め込まれている。余剰な洗浄水は、オーバーフロー管21の上端部に形成された流入孔から管内に流れ込み、排水熱回収装置50を介して外部に排出される。このため、洗浄水タンク15内の洗浄水は、常に一定水位に保たれる。
オーバーフロー管21は、洗浄水タンク15に対して取り外し可能になっている。使用者がオーバーフロー管21を引き上げることで、オーバーフロー管21が差し込まれていた排水口19Bが落込部19の底面19Aから露出し、この排水口19Bから洗浄水タンク15内の洗浄水を完全に排水することができる。
洗浄水タンク15の落込部19には、洗浄水吸込管22を介して洗浄ポンプ23が接続されている。洗浄ポンプ23の吐出口には洗浄水吐出管24が接続されている。洗浄水吐出管24は、第1洗浄水吐出管25と第2洗浄水吐出管26とに分岐して、第1洗浄水吐出管25は上側洗浄ノズル12Aに接続され、第2洗浄水吐出管26は下側洗浄ノズル12Bに接続されている。
また、機械室4内には、外部から給水管27A、排水熱回収装置50及び給水管27Bを介してすすぎ水となる給水W2が供給される貯湯タンク28が配置されている。この貯湯タンク28内には、殺菌能力を向上させるためにすすぎ水を加熱するすすぎ水ヒータ29と、このすすぎ水の温度を検知するためのすすぎ水温センサ31と、水位を検知する水位センサ32とが配置されている。給水管27B上に設けられている電磁弁27Cは、水位センサ32における水位の検知と連動して弁を開閉し、貯湯タンク28内の水位を一定に保つ。また、貯湯タンク28内には、余剰なすすぎ水を外部に排出して一定水位に保つためのオーバーフロー管(図示せず)が設置されていてもよい。
貯湯タンク28には、すすぎ水吸込管33を介してすすぎポンプ34が接続されている。すすぎポンプ34の吐出口にはすすぎ水吐出管36が接続されている。すすぎ水吐出管36は、第1すすぎ水吐出管37と第2すすぎ水吐出管38とに分岐して、第1すすぎ水吐出管37は上側すすぎノズル13Aに接続され、第2すすぎ水吐出管38は下側すすぎノズル13Bに接続されている。
排水熱回収装置50は、機械室4の外側であって、洗浄機本体2の底面2Dの下面に固定されている。また、排水熱回収装置50は、食器洗浄機1の脚部9の間のスペースに配置されている。排水熱回収装置50は、洗浄水タンク15から排出される排水W1が流れる排水流路69と、貯湯タンク28に供給する給水W2が流れる給水流路79と、を有し、排水流路69を流れる排水W1と給水流路79を流れる給水W2との間で熱交換を行う装置である。
図3〜図5に示すように、排水熱回収装置50は、蓋部材51と、本体部材61と、管状部材71とを有している。蓋部材51は、第1接続部52と、第2接続部53と、流入部54と、を有している。蓋部材51は、本体部材61を上方から覆う部材であり、本体部材61の開口凹部63を露出できるように取り外し可能に設けられている。言い換えれば、蓋部材51は、本体部材61の開口凹部63を露出できるように、本体部材61に対して開閉可能に設けられている。具体的には、第1接続部52に設けられた挿通孔52A及び本体部材61の接続部62に設けられた挿通孔62Aに挿通されるボルト57と、このボルト57に螺合されるナット(図示せず)とによって互いの部材が固定される構成となっている。
また、第2接続部53は、洗浄機本体2の底面2Dに、排水熱回収装置50を固定するために設けられている。具体的には、図4に示すように、第2接続部53が、洗浄機本体2の底面2Dに設けられた挿通孔(図示せず)に挿通されるねじ55Aなどによって固定されたアングル(L型部材)55に固定される。第2接続部53とアングル55との固定は、ボルト55Bとナット(図示せず)とによって行われる。流入部54は、排水熱回収装置50内に排水W1を流入させる部分であり、排水管21Aと接続されている。
図5に示すように、本体部材61は、接続部62と、開口凹部63と、流出部64と、挿通孔65,66と、を有している。接続部62は、上述したとおり、蓋部材51に固定するために設けられている。開口凹部63は、洗浄水タンク15(図2参照)から排出されてくる排水W1が流れる排水流路69となる部分である。開口凹部63は、螺旋状に延在すると共に、排水熱回収装置50が食器洗浄機1に設置された際の鉛直方向から見た平面視において、互いに重ならないように設けられている。
本体部材61の中央部近傍には、排水W1が流入してくる流入部67がある。流入部67は、言い換えれば、蓋部材51に形成された流入部54から排水W1が落下してくる箇所である。流入部67は、螺旋状に延在する開口凹部63の一方の端部近傍に設けられている。開口凹部63は、流入部67から流出部64に至るまでの螺旋状の排水流路69を形成する。
開口凹部63の底面は、流入部67から流出部64に向かって緩やかに下り方向に傾斜している。図6は、図5におけるVI−VI線から見た断面図である。例えば、図6に示すように、開口凹部63の底面が水平方向に対してα°傾いている。これにより、流入部67に落下した排水W1は、開口凹部63の延在方向に沿って流出部64まで流れ、流出部64から排出される。流出部64は、図1に示す食器洗浄機1に備わるハンドル8Aを正面方向から見た際の側面側に排水W1が排出されるように設けられている。
本体部材61において、開口凹部63が隣接して設けられる箇所では、開口凹部63は、互いに隣接する側の側壁として一の板状部63Aを共有している。板状部63Aは、本体部材61と一体的に形成されている。開口凹部63及び板状部63Aが一体的に成形された本体部材61は、切削、成型及び造形などの方法によって製造される。
管状部材71は、流路方向に直交する断面形状が円形状である円管であり、内空部が給水流路79となる部材である。管状部材71は、開口凹部63に配置される、管状部材71は、開口凹部63の底面に配置されてもよいし、側壁に固定されてもよい。図5に示すように、管状部材71は、本体部材61の流出部64近傍から排水熱回収装置50の内部に挿通されている。そして、開口凹部63の延在方向に沿って本体部材61の流入部67近傍までを往復するように延在し、本体部材61の流出部64近傍から排水熱回収装置50の外側に挿通されている。
管状部材71には、給水管27Aを介して給水W2を外部から流入させる一方の端部72と、一方の端部72から流入された給水W2を貯湯タンク28に向けて送り出す他方の端部73とが形成されている。他方の端部73から流出した給水W2は、給水管27Bを介して貯湯タンク28に送られる。本実施形態では、管状部材71内を圧送される給水W2が、流入部としての端部72から流出部としての端部73に向かって流れる。
流入部としての端部72は、図1に示す食器洗浄機1に備わるハンドル8Aを正面方向から見た際の正面側から給水W2が給水されるように設けられている。流出部としての端部73は、図1に示す食器洗浄機1に備わるハンドル8Aを正面方向から見た際の側面側から給水W2が流出されるように設けられている。また、本実施形態では、図6に示すように、本体部材61における管状部材71の挿通孔65が、開口凹部63に排水W1が流れる際の最高水位となる位置Hよりも上方に設けられている。なお、図6に図示されてはいないが、管状部材71の他方の端部73が挿通される挿通孔66も、開口凹部63に排水W1が流れる際の最高水位となる位置Hよりも上方に設けられている。管状部材71は、挿通孔65,66から本体部材61内に挿通されてすぐのところで下方に折り曲げられ、最高水位となる位置Hよりも下方に位置するように配置されている。これにより、管状部材71を流れる給水W2と開口凹部63を流れる排水W1との間で熱交換が可能となっている。
排水流路69と給水流路79とは、管状部材71を介して互いに接している。管状部材71は、熱伝導性に優れた金属管などを採用することができる。また、本体部材61及び蓋部材51は、相対的に熱伝導性に劣る樹脂製部材を使用することができる。
また、機械室4内には、洗浄水タンク15内の洗浄水に混入させるための洗剤を貯留した洗剤タンク39が配置されている。洗剤タンク39には、洗剤吸込管41を介して洗剤供給ポンプ42が接続されている。洗剤供給ポンプ42の吐出口には洗剤吐出管43の一端が接続されている。洗剤吐出管43の他端43Aは、洗浄室3内に位置して下方に向かって開口している。
また、機械室4内には、食器洗浄機1の動作全般を制御するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)80が内蔵された電装ボックス81などが収容されている。
食器洗浄機1は、電源スイッチがONされると、貯湯タンク28内の温水をすすぎポンプ34によって洗浄室3へ噴射することにより、洗浄水タンク15内へ温水が供給される。これにより初期給湯が行われる。そして、初期給湯量に合った量の洗剤が洗浄水タンク15内へ供給されて、洗浄水タンク15内の洗浄水の洗剤濃度が所定濃度となる。
初期給湯後、ユーザが食器Pをラッキングして、ドア7を閉めると、ドアスイッチ(図示せず)により、ドアが閉められたことが検知されると共に、運転開始信号がマイコン80へ入力される。運転開始信号がマイコン80へ入力されると、食器の洗浄が開始される。食器の洗浄は、洗浄水タンク15内の洗浄水を洗浄室3内の食器Pに向けて噴射することにより行われる。
洗浄ポンプ23が始動することにより、洗浄水タンク15内に貯留された洗浄水は、洗浄水吐出管24などを介して上側及び下側洗浄ノズル12A,12Bに圧送されて、各洗浄ノズル12A,12Bから洗浄室3内の食器Pに向けて噴射される。このとき、各洗浄ノズル12A,12Bは噴射力の反力によって回転し続けるため、洗浄水が食器Pに満遍なく当てられて、食器Pの汚れが効率良く洗い落とされる。
この洗浄室3内に噴射された洗浄水は、食器Pから洗い落とされた残菜などが第1フィルタ14によって取り除かれつつ洗浄水タンク15内に回収される。さらに、第2フィルタ18によって細かい残菜が取り除かれた後、洗浄ポンプ23により再び洗浄室3内に循環供給される。
次に、すすぎポンプ34が始動することにより、貯湯タンク28内に貯留されたすすぎ水は、すすぎ水吐出管36などを介して上側及び下側すすぎノズル13A,13Bに圧送されて、各すすぎノズル13A,13Bから食器Pに向けて噴射される。このとき、各すすぎノズル13A,13Bもまた、噴射力の反力によって回転し続けるため、すすぎ水が食器Pに満遍なく当てられて、食器Pのすすぎが効率良く行われる。
この食器Pに噴射されたすすぎ水は、第1フィルタ14を介して洗浄水タンク15内に回収されて洗浄水と混ざり合い、次回の洗浄工程における洗浄水として使用される。洗浄室3内にすすぎ水が噴射されて洗浄水タンク15内に回収されると、一定水位を超える余剰な洗浄水は、オーバーフロー管21から排水され、食器洗浄機1の底面2Dに配置された排水熱回収装置50を介して外部に排出される。
オーバーフロー管21から排出された排水W1が螺旋状に配置された開口凹部63を流れる際に、管状部材71に排水W1と比較して冷たい給水W2が流れると、排水W1と給水W2との間で熱交換が行われる。これにより、管状部材71の一方の端部72から流入された給水W2は、流入時よりも水温が高くなった状態で他方の端部73から流出される。給水管27B上には、電磁弁27Cが設けられているので、電磁弁27Cの開閉状態によっては管状部材71に給水W2が滞留している場合がある。この場合には、管状部材71に滞留している給水W2と排水W1との間で熱交換が行われる。
上記実施形態の排水熱回収装置50では、蓋部材51が、本体部材61の開口凹部63を露出できるように、本体部材61に対して取り外し可能に設けられているので、蓋部材51を取り外すだけの簡単な作業で容易に排水流路69を掃除することができる。また、開口凹部63は、排水熱回収装置50を食器洗浄機1の底面2Dに設置した際の鉛直方向から見た平面視において、互いに重ならないように設けられている。このため、蓋部材51を本体部材61から取り外すと、排水熱回収装置50における全ての排水流路69が露出された状態となる。したがって、容易に全ての排水流路69を掃除することができると共に、開口凹部63に配置された管状部材71を容易に取り出すことができる。これらの結果、容易にメンテナンスを行うことが可能となる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、食器洗浄機1から着脱可能なユニットして構成されているので、既存機への増設も容易に可能となる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、図5に示すように、開口凹部63が隣接して設けられる箇所では、開口凹部63は、互いに隣接する側の側壁として一の板状部63Aを共有すると共に、板状部63Aは、本体部材61と一体的に形成されている。このため、排水熱回収装置50は、よりコンパクトに構成され得る。また、開口凹部63が本体部材61と一体的に形成されるので、掃除をする際の分解及び/又は組立の手間を省くことができる。また、本体部材61と開口凹部63及び/又は本体部材61と板状部63Aなどの部位が、ねじなどの締結部材によって互いに接続される部分がないので、排水及び/又は給水の水漏れを防止できる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、図5に示すように、開口凹部63が螺旋状に延在しているので、排水熱回収装置50全体のサイズをコンパクトにできると共に、排水W1に含まれるゴミなどが排水流路69中に詰まることを低減できる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、図6に示すように、本体部材61における管状部材71の挿通孔65,66が、開口凹部63に排水W1が流れる際の最高水位となる位置Hよりも上方に設けられているので、本体部材61における管状部材71の挿通孔65,66から排水W1が漏れ出すことを低減できる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50は、機械室4の外側であって、洗浄機本体2の底面2Dに固定されている。また、排水熱回収装置50は、食器洗浄機1の脚部9の間のスペースに配置されている。このため、既存スペースを有効に利用して排水熱回収装置50を配置することができるので、省スペース化することができる。また、既存の食器洗浄機では、排水W1の排水口及び給水の給水口が食器洗浄機の底面に設けられている場合が多いので、既存の食器洗浄機に対して本実施形態の排水熱回収装置50を容易に増設できる。また、本体部材61の流出部64、管状部材71の流入部としての端部72及び流出部としての端部73は、図1に示す食器洗浄機1に備わるハンドル8Aを正面方向から見た際の側面側又は正面側に配置されているので、食器洗浄機の外部の排水管及び給水管への配管が容易となる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、開口凹部63が、流入部67から流出部64に至るまでの螺旋状の排水流路69を形成し、その底面が、流入部67から流出部64に向かって緩やかに下り方向に傾斜している。これにより、新たにポンプなどを設けることなく、流入部67に落下した排水W1を開口凹部63の延在方向に沿って流出部64まで流すことができる。
また、上記実施形態の排水熱回収装置50では、管状部材71が熱伝導性に優れた金属管などが採用されているので、排水流路69を流れる排水W1と給水流路79を流れる給水W2との間で効率的な熱交換を行うことができる。すなわち、洗浄水タンク15から排水される排水W1と、貯湯タンク28に供給される給水W2との間で効率的な熱交換を行うことができる。また、本体部材61及び蓋部材51には、相対的に熱伝導性に劣る樹脂製部材を使用されている。このため、排水熱回収装置50の外側に排水W1の熱が放熱されてしまうことを低減できるので、より効率的な熱交換が可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係る排水熱回収装置50Aを備えた食器洗浄機1Aについて、主に図7を参照しながら説明する。第2実施形態に係る排水熱回収装置50Aを備える食器洗浄機(洗浄機)1Aが第1実施形態の排水熱回収装置50を備える食器洗浄機1と異なる点は、排水熱回収装置50Aが、機械室4の外側の脚部の間に配置されているのではなく、洗浄ポンプ23などが配置される機械室4の内部に配置されている点である。ここでは、この排水熱回収装置50Aの機械室4内への取付構成について詳細に説明し、第1実施形態に係る排水熱回収装置50と同様の構成を有する排水熱回収装置50Aの構成及び食器洗浄機1A全体の構成については省略する。
図7に示すように、第2実施形態に係る排水熱回収装置50Aは、食器洗浄機1Aの機械室4の内部であって、洗浄水タンク15の落込部19と洗浄機本体2の底面2Dとの間に設置されている。更に詳細には、排水熱回収装置50Aは、洗浄機本体2の底面2Dの上面に固定されている。排水熱回収装置50Aの洗浄機本体2への固定は、洗浄機本体2の底面2Dにネジ58Aなどで固定されアングル58に本体部材61をねじ58Bなどで固定することによって行われる。
洗浄水タンク15から排水W1が排水される排水管21Aは、排水熱回収装置50Aの蓋部材51に形成された流入部54に内挿される。これにより、排水管21Aと洗浄水タンク15とが接続される。流入部54の内周面には、排水管21Aの内挿時に排水管21Aの外周面と接するパッキン(図示せず)が設けられている。
このような構成の排水熱回収装置50Aを備える食器洗浄機1Aによれば、排水熱回収装置50を備える食器洗浄機1が享受できる作用効果を奏することができる。そして、更に排水熱回収装置50Aを備える食器洗浄機1Aでは、洗浄水タンク15から排水されてすぐの排水W1と給水W2と間で熱交換することが可能となる。また、このような構成の食器洗浄機1Aでは、排水熱回収装置50Aが機械室4内に配置されているので、機械室4の外側に別途、排水熱回収装置50Aを設けるスペースを確保する必要がない。したがって、効率的な熱交換を可能にすると共に、食器洗浄機1Aを据付する際の自由度が低下することを回避できる。
また、上記実施形態の食器洗浄機1Aでは、図1に示すように、機械室4がステンレス製のパネルで覆われているので、機械室4の温度が洗浄機本体2の外側に比べて高い。このため、排水熱の回収効率を高めることができる。また、上記実施形態の食器洗浄機1Aでは、機械室4がステンレス製のパネルで覆われているので、洗浄機本体2の外側に排水熱回収装置が配置される場合と比べて、厨房環境の影響を受けにくい。このため、排水熱の回収性能を安定化させることができる。
以上、第1及び第2実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
<第1変形例>
例えば、図8及び9に示すように、第1及び第2実施形態に係る排水熱回収装置50,50Aにおいて、蓋部材51の流入部54と、本体部材61の開口凹部63との間に、排水W1に含まれる汚れを採集する目的の濾過部材(フィルタ)77を着脱可能に備えられた構成の排水熱回収装置50Bとしてもよい。濾過部材77の孔(目)の大きさ及び材料は、排水W1から採取したい混合物に合わせて適宜選択される。
例えば、隣接する開口凹部63を互いに隔てる板状部63Aの天端に濾過部材77を載置した状態で蓋部材51と本体部材61とが固定される。これにより、蓋部材51の流入部54と本体部材61の開口凹部63との間に濾過部材77を配置することができる。板状部63Aの天端は、濾過部材77が取り付け可能な構造(例えば、濾過部材77の周縁に嵌合可能)に形成されていてもよい。
このような構成の排水熱回収装置50Bでは、排水W1に含まれる残菜などのゴミが開口凹部63及び/又は管状部材71に接触する前に取り除くことができる。そして、濾過部材77で取り除かれたゴミは、濾過部材77を交換することで、容易に廃棄することができるので、メンテナンス性に優れる。
<第2変形例>
例えば、図10(A)及び図10(B)に示すように、第1及び第2実施形態に係る排水熱回収装置50,50Aにおいて、本体部材61における流出部64B,64Cが、開口凹部63に貯留される排水W1のオーバーフロー管として形成されている構成の排水熱回収装置50C、50Dとしてもよい。図10(A)及び図10(B)を用いて具体的に説明する。図10(A)及び図10(B)は、図5のX−X線から見た断面図である。
排水熱回収装置50C、50Dのそれぞれの流出部64B,64Cは、排水流路69から排水W1が流入する流入孔が上方を向いている。このような構成により、開口凹部63内に流入する排水W1は、流出部64の流入孔の上縁に水平となる位置Hに達するまで貯留される。そして、排水熱回収装置50C、50Dは、開口凹部63の側壁の高さ位置Hを超える排水W1が流入されると、排水W1が流出部64の流入孔から管内に流れ込む。すなわち、流出部64から外部に排水W1が排出される。言い換えれば、食器洗浄機1,1Aの運転に合わせ、開口凹部63からオーバーフローした分の排水W1のみが排水熱回収装置50C、50Dから排水される。このため、排水熱回収装置50C、50D内には、排水W1が一定水位に保たれる。
なお、このように開口凹部63からオーバーフローした排水W1のみを排出させる構成は、流出部64を上述したようなオーバーフロー管とする構成だけでなく、開口凹部63における最下流側近傍の側壁を堰として形成する構成でもよい。例えば、堰となる側壁の上端部に流出部64を設けることにより、堰となる側壁の上端部の高さ位置Hまでは排水W1を貯留することが可能となる。
従来、食器洗浄機に設けられる排水熱回収装置では、一般的に、洗浄水タンク15から排水された排水W1は、排水熱回収装置内で長く滞留せずに排出されてしまう。このため、排水熱回収装置において、排水W1から給水W2へ十分に熱交換が行われない場合がある。また、排水W1が、給水W2との間で熱交換ができる状態(すなわち、比較的高温の状態)で排水熱回収装置から排出されてしまう場合がある。上記構成の排水熱回収装置50C、50Dでは、排水熱回収装置50C、50D内に排水W1を滞留させることができる。これにより、排水熱回収装置50C、50Dを流れる排水W1と給水W2との間で十分に熱交換を行うことができる。この結果、貯湯タンク28に供給される給水W2の温度が相対的に高くなり、すすぎ水として供給するための温度に昇温するためのガス、電気エネルギーの消費量を低減することができ、ランニングコストも低減することができる。
<第3変形例>
また、例えば、上記実施形態及び他の変形例に排水熱回収装置(例えば、排水熱回収装置50,50A,50B,50C,50D)の蓋部材51及び本体部材61の少なくとも一方の全部及び一部を、耐熱性を有する透明素材(例えば、透明樹脂)で形成してもよい。このような構成の排水熱回収装置では、洗浄水タンク15から排出される排水W1が排水熱回収装置を通過する際に、外部から容易に排水W1の流れ状況を視認することができる。このため、排水流路69に排水W1に含まれる残菜などのゴミが詰まったり、汚れが蓄積したりしていないかなど、排水熱回収装置を分解することなく確認できる。したがって、排水流路69の状態に応じて適宜メンテナンスを行うことができ、定期的に行うメンテナンスの回数を減らすことができる。
<第4変形例>
また、食器洗浄機は、例えば、図11に示すように、上記実施形態及び他の変形例の排水熱回収装置(例えば、排水熱回収装置50,50A,50B,50C,50D)の最下流側に電磁弁などの排水バルブ93を設け、上記排水熱回収装置内に排水W1を滞留させることができる構成の食器洗浄機(洗浄機)1Bとしてもよい。排水バルブ93は、機械室4内に配置された電装ボックス81に内蔵されたマイコン80により弁の開閉が制御される。
食器洗浄機に設けられる排水熱回収装置では、一般的に、洗浄水タンク15から排水された排水W1は、排水熱回収装置内で長く滞留せずに排出されてしまう。このため、排水熱回収装置において、排水W1から給水W2へ十分に熱交換が行われない場合がある。また、排水W1が、給水W2との間で熱交換ができる状態(すなわち、比較的高温の状態)で排水熱回収装置から排出されてしまう場合がある。そこで、第4変形例に係る食器洗浄機では、排水熱回収装置内の下流側に排水バルブ93を設け、排水熱回収装置内に排水W1を滞留させる時間を調整できるようにした。
具体的には、マイコン80は、任意の時間間隔で、排水バルブ93の開弁を制御する。開弁間隔は、0秒から次回すすぎ運転が行われるまでの時間の間で自由に設定することが可能である。例えば、0秒、30秒、60秒など、自由に設定することができる。また、マイコン80は、排水熱回収装置内に給水W2が供給されるタイミングでは常に排水W1が滞留するように、排水バルブ93を閉弁するように制御してもよい。これにより、排水熱回収装置を流れる排水W1と給水W2との間で十分に熱交換を行うことができる。この結果、貯湯タンク28に供給される給水W2の温度が相対的に高くなり、すすぎ水として供給するための温度に昇温するためのガス、電気エネルギーの消費量を低減することができ、ランニングコストも低減することができる。
<その他の変形例>
上記実施形態及び変形例に係る排水熱回収装置では、本体部材61の開口凹部63が螺旋状に延在している例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、開口凹部63は、蛇行状に延在するように形成されてもよい。また、この場合の開口凹部63の底面も、流入部67から流出部64に向かって緩やかに下り方向に傾斜していてもよい。
また、上記実施形態及び変形例に係る排水熱回収装置では、本体部材61の略中央部に排水W1が流入され、螺旋状に延在する開口凹部63に沿って、本体部材61の外側に向かって流れていく例を挙げて説明したが、本体部材61の周縁部近傍に排水W1が流入される構成としてもよい。この場合も、開口凹部63を螺旋状に延在させて、本体部材61の中央部近傍から排水W1を排出させてもよい。
上記実施形態及び変形例に係る排水熱回収装置では、本体部材61と蓋部材51とを互いに脱着可能にすることにより、本体部材の開口凹部を露出できるように構成した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、蓋部材51を本体部材61に対しスライドレールなどを介してスライド可能にし、本体部材の開口凹部を露出できるように構成してもよい。また、蓋部材51を本体部材61に対し蝶番などで固定することにより、本体部材の開口凹部を露出できるように構成してもよい。すなわち、蓋部材51及び本体部材61を物理的に分離しなくても、本体部材の開口凹部を露出できるような構成としてもよい。
また、上記第1及び第2実施形態及び他の変形例の排水熱回収装置(例えば、排水熱回収装置50,50A,50B,50C,50D)は、上述したようなドアが上下に開閉するタイプの食器洗浄機1,1A,1Bに適用するだけでなく、例えば、オーブンのように洗浄機本体の前面側にドアが設けられたタイプの食器洗浄機や、食器を収容するためのラックを搬送しながら洗浄を行うコンベアタイプの食器洗浄機などにも適用することができる。
1,1A,1B…食器洗浄機、2…洗浄機本体、2D…底面、3…洗浄室、4…機械室、9…脚部、15…洗浄水タンク、19…落込部、19A…底面、19B…排水口、21…オーバーフロー管、21A…排水管、27A,27B…給水管、28…貯湯タンク、50,50A,50B,50C,50D…排水熱回収装置、51…蓋部材、52…第1接続部、53…第2接続部、54…流入部、61…本体部材、62…接続部、62A…挿通孔、63…開口凹部、63A…板状部、64,64B,64C…流出部、65,66…挿通孔、67…流入部、69…排水流路、71…管状部材、77…濾過部材、79…給水流路、80…マイコン、93…排水バルブ、W1…排水、W2…給水。

Claims (4)

  1. 洗浄室内に収容された被洗浄物のすすぎに用いられる給水を貯留する貯湯タンクと、
    前記被洗浄物の洗浄に用いられる洗浄水を貯留する洗浄水タンクと、
    前記貯湯タンクに前記給水を供給する給水流路と、前記洗浄水タンクに貯留される前記洗浄水が排水として排出される排水流路と、を有し、前記排水流路を流れる前記排水と前記給水流路を流れる前記給水との間で熱交換を行う排水熱回収装置と、を備え、
    前記排水熱回収装置は、
    前記排水流路となる開口凹部を有する本体部材と、
    前記開口凹部に配置される、前記給水流路となる管状部材と、
    前記本体部材を上方から覆う蓋部材と、を有し
    前記開口凹部は、前記排水の流入部から流出部まで螺旋状又は蛇行状に延在する底面及び側壁からなり、前記開口凹部の開口側から見た平面視において、互いに重ならないように延在しており、
    前記管状部材は、前記開口凹部における前記流入部と前記流出部との間を往復するように、前記開口凹部が延在する方向に沿って前記底面に配置されるか又は前記側壁に固定されており、
    前記蓋部材は、前記本体部材の前記開口凹部を露出できるように設けられている、洗浄機
  2. 前記開口凹部が隣接して設けられる箇所では、前記開口凹部は、互いに隣接する側の前記側壁として一の板状部を共有しており、
    前記板状部は、前記本体部材と一体的に形成される、請求項1に記載の洗浄機
  3. 前記開口凹部は、螺旋状に延在している、請求項1又は2に記載の洗浄機
  4. 前記本体部材における前記管状部材の挿通孔が、前記開口凹部に前記排水が流れる際の最高水位となる位置よりも上方に設けられている、請求項1〜3の何れか一項に記載の洗浄機
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