JP2016013215A - バルーンカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させるときは、インナーチューブまでの距離が短い谷部が優先的に減圧されて早く折り畳まれる一方、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させるときは、インナーチューブまでの距離が長い谷部が優先的に加圧されて早く拡張することができるバルーンカテーテルを提供することを課題とする。【解決手段】バルーンカテーテル10のバルーン20をインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、6個の谷部90、100のうち、少なくとも一つの谷部100からインナーチューブ50までの距離が、他の5個の谷部90からインナーチューブ50までの距離よりも短くなっている。【選択図】図4

Description

本発明は、血管、胆管、膵管等に形成された狭窄部又は閉塞部に挿入して、狭窄部又は閉塞部を拡張することで、血液、胆汁(胆液)、膵液等の流れを確保するためのバルーンカテーテルに関するものである。
血管、胆管、膵管等に狭窄部又は閉塞部が形成されると、血液、胆汁(胆液)、膵液等の流れが悪くなってしまう。従来、このような狭窄部又は閉塞部を治療する方法として、バルーンカテーテルを用いた治療方法が広く行われている。
バルーンカテーテルは、主に、拡張体であるバルーンと、バルーンの後端に固着されたアウターチューブと、バルーンとアウターチューブとの内部に挿入されたインナーチューブと、からなる。インナーチューブは、ガイドワイヤを挿通させるために用いられ、アウターチューブとインナーチューブとの間に設けられた拡張ルーメンは、バルーンを拡張するための液体(造影剤や生理食塩水など)を流通させるために用いられる。
一般に、バルーンカテーテルは、バルーンをインナーチューブの外周に折り畳んだ状態で、血管、胆管、膵管等に挿入され、狭窄部又は閉塞部でバルーンを拡張した後、バルーンは、再度インナーチューブの外周に折り畳まれる。そのため、バルーンは、折り畳んだ状態から拡張した状態に、又は、拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移する。狭窄部又は閉塞部が複数存在する場合や、狭窄部又は閉塞部の距離がバルーン長よりも長い場合には、手技者は、上記の動作を繰り返して行う。そのため、バルーンの形状付けを正確に行っていないと、折り畳んだときにバルーンが小径化されず、次第にバルーンカテーテルの操作性が低下するという問題があった。
この問題を解決する方法として、バルーンをインナーチューブの外周に折り畳んだときに、バルーンがn個(nは2以上の整数)の翼部と隣接する翼部の間に形成されるn個(nは2以上の整数)の谷部とを規則正しく有するように、予めバルーンに形状付けを行ったバルーンカテーテルが知られている(例えば、下記特許文献1)。
しかし、特許文献1のバルーンカテーテルでは、バルーンを折り畳んだとき、n個の翼部とn個の谷部とを規則正しく有するようにバルーンに形状付けを行うため、n個の谷部とインナーチューブとの距離とが何れも同じになっている。そのため、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させるときに、又は、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させるときに、n個の谷部の何れにも一定の圧力(加圧又は減圧)しか付与されない。特に、バルーンカテーテルを湾曲した血管、胆管、膵管等の末端まで挿入したとき、バルーンの谷部を折り畳むための圧力(減圧)が、又は、バルーンの谷部を拡張するための圧力(加圧)が、n個の谷部の何れにも付与されるまでにかなりの時間を要する。そのため、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる時間が長くなり、又は、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させる時間が長くなり、その結果、狭窄部又は閉塞部を拡張させるために時間がかかるという問題があった。
特許第4761671号
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、n個の谷部のうち、少なくとも一つの谷部からインナーチューブまでの距離を、他の谷部からインナーチューブまでの距離よりも短くすることで、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させるときは、インナーチューブまでの距離が短い谷部が優先的に減圧されて早く折り畳まれる一方、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させるときは、インナーチューブまでの距離が長い谷部が優先的に加圧されて早く拡張することができるバルーンカテーテルを提供することを課題とする。
上記課題は、以下に列挙される手段により解決がなされる。
本発明の態様1は、インナーチューブと、前記インナーチューブに固着され、折り畳んだ状態と拡張した状態とを遷移可能なバルーンと、前記バルーンを前記インナーチューブの外周に折り畳んだとき、前記バルーンは、n個(nは2以上の整数)の翼部と、隣接する前記翼部の間に形成されるn個(nは2以上の整数)の谷部と、を有しており、前記n個の谷部のうち、少なくとも一つの谷部から前記インナーチューブまでの距離が、他の谷部から前記インナーチューブまでの距離よりも短くなっていることを特徴とするバルーンカテーテル。
本発明の態様2は、n番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離は、隣接するn−1番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離よりも短く、前記n−1番目の谷部に隣接するn−2番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離は、前記n−1番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離よりも短い部分を有することを特徴とした態様1に記載のバルーンカテーテル。
本発明の態様3は、前記n個の谷部は、前記インナーチューブまでの距離が短い谷部と、前記インナーチューブまでの距離が長い谷部と、からなり、周方向に交互に設けられていることを特徴とした態様1又は態様2に記載のバルーンカテーテル。
本発明の態様1のバルーンカテーテルでは、n個の谷部のうち、少なくとも一つの谷部からインナーチューブまでの距離が、他の谷部からインナーチューブまでの距離よりも短くなっている。そのため、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させるとき、インナーチューブまでの距離が短い谷部は、インナーチューブまでの距離が長い他の谷部よりも優先的に減圧され、最初に折り畳み始める。これが起因となって、インナーチューブまでの距離が長い他の谷部も引き摺られるように折り畳み始める。そのため、折り畳むための圧力(減圧)が付与される前に、インナーチューブまでの距離が長い他の谷部が折り畳み始めることで、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させる時間を短縮することができる。同様に、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させるとき、インナーチューブまでの距離が長い他の谷部は、インナーチューブまでの距離が短い谷部よりも優先的に加圧され、最初に拡張し始める。これが起因となって、インナーチューブまでの距離が短い谷部も引き摺られるように拡張し始める。そのため、拡張するための圧力(加圧)が付与される前に、インナーチューブまでの距離が短い谷部が拡張し始めることで、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる時間を短縮することができる。
本発明の態様2のバルーンカテーテルでは、n番目の谷部からインナーチューブまでの距離は、隣接するn−1番目の谷部からインナーチューブまでの距離よりも短く、かつ、n−1番目の谷部に隣接するn−2番目の谷部からインナーチューブまでの距離は、n−1番目の谷部からインナーチューブまでの距離よりも短くなっている部分を有する。そのため、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させるとき、インナーチューブまでの距離が短いn番目の谷部及びn−2番目の谷部が、インナーチューブまでの距離が長いn−1番目の谷部よりも優先的に減圧され、最初に折り畳み始める。n−1番目の谷部は、n番目の谷部及びn−2番目の谷部に挟まれているため、両側から引き摺られるように折り畳み始める。その結果、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させる時間を更に短縮することができる。
本発明の態様3のバルーンカテーテルでは、n個の谷部は、インナーチューブまでの距離が短い谷部と、インナーチューブまでの距離が長い谷部と、からなり、周方向に交互に設けられている。そのため、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させるとき、インナーチューブまでの距離が短い谷部が、優先的に周方向に均等に折り畳み始める。インナーチューブまでの距離が長い谷部は、インナーチューブまでの距離が短い谷部に挟まれているため、両側から引き摺られるように周方向に均等に折り畳み始める。その結果、バルーンをインナーチューブから偏心することなく折り畳むことができ、かつ、バルーンを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させる時間を更に短縮することができる。同様に、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させるとき、インナーチューブまでの距離が長い谷部が、優先的に周方向に均等に拡張し始める。インナーチューブまでの距離が短い谷部は、インナーチューブまでの距離が長い谷部に挟まれているため、両側から引き摺られるように周方向に均等に拡張し始める。その結果、バルーンをインナーチューブから偏心することなく拡張させることができ、かつ、バルーンを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる時間を更に短縮することができる。
図1は、本実施の形態のバルーンカテーテル(バルーンを拡張させた時)の全体図である。 図2は、図1のA−A断面を示した図である。 図3は、本実施の形態のバルーンカテーテル(バルーンを折り畳んだ時)の全体図である。 図4は、図3のB−B断面を示した図である。 図5は、バルーンが拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移する様子を示した図である。図5(A)は、バルーンが拡張した状態を示しており、図5(B)は、インナーチューブまでの距離が短い谷部が優先的に折り畳み始めた様子を示しており、図5(C)は、インナーチューブまでの距離が長い谷部が引き摺られるように折り畳み始めた様子を示しており、図5(D)は、6個の谷部が全て折り畳まれた状態を示している。 図6は、図4の第一変形例である。 図7(A)〜図7(D)は、図5(A)〜図5(D)の第一変形例である。 図8は、図4の第二変形例である。 図9(A)〜図9(D)は、図5(A)〜図5(D)の第二変形例である。
図1〜図5(D)を参照しつつ、本実施の形態のバルーンカテーテル10を用いた場合を例として説明する。図1及び図3では、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側、基端側)になっている。
バルーンカテーテル10は、例えば、血管、胆管、膵管等に形成された狭窄部又は閉塞部を治療するために用いられるものである。図1に示すように、バルーンカテーテル10は、主に、バルーン20と、アウターチューブ30と、コネクタ40と、インナーチューブ50と、チップ60と、補強体70と、からなる。なお、図1は、バルーン20を拡張させた状態を示している。
狭窄部又は閉塞部を拡張するバルーン20は、樹脂製の部材からなり、先端側に先端取付部22と、後端側に後端取付部23と、を有している。先端取付部22は、インナーチューブ50の先端とチップ60とに固着され、後端取付部23は、アウターチューブ30の先端に固着されている。図1では、先端取付部22は、チップ60を介してインナーチューブ50の先端と固着されているが、これに限定されず、インナーチューブ50の先端とチップ60との間に先端取付部22を挟み込んでも良い。また、図1では、後端取付部23は、アウターチューブ30の先端の外周に固着されているが、これに限定されず、後端取付部23は、アウターチューブ30の先端の内周に固着しても良い。
アウターチューブ30は、バルーン20を拡張するために、造影剤や生理食塩水などの液体を供給するための拡張ルーメン36を構成する管状の部材である。アウターチューブ30は、先端側から順に、先端アウターチューブ部31と、ガイドワイヤポート部33と、中間アウターチューブ部35と、後端アウターチューブ部37と、からなる。先端アウターチューブ部31と中間アウターチューブ部35とは、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエステルエラストマーなどの樹脂からなるチューブである。ガイドワイヤポート部33は、先端アウターチューブ部31と、中間アウターチューブ部35と、インナーチューブ50と、を固着した部分である。
先端アウターチューブ部31には、インナーチューブ50が挿入されており、先端アウターチューブ部31とインナーチューブ50との間には、上述した拡張ルーメン36が形成されている。
後端アウターチューブ部37は、所謂ハイポチューブと呼ばれる金属製の管状部材である。後端アウターチューブ部37の先端は、中間アウターチューブ部35の後端に挿入されて固着されている。後端アウターチューブ部37の後端には、コネクタ40が取り付けられている。コネクタ40に取り付け可能なインデフレータ(図示せず)からバルーン20を拡張するための造影剤や生理食塩水などの液体が供給されると、液体は、拡張ルーメン36を通ってバルーン20を拡張する。なお、後端アウターチューブ部37の材料は、特に限定されず、ステンレス鋼(SUS304)やNi−Ti合金などの超弾性合金を用いることができる。
インナーチューブ50は、内部にガイドワイヤを挿入するためのガイドワイヤルーメン51を形成している。また、インナーチューブ50の後端は、アウターチューブ30のガイドワイヤポート部33に固着されることによって、後端側ガイドワイヤポート54を形成している。
インナーチューブ50の先端は、チップ60とバルーン20の先端取付部22と固着されている。チップ60は、先端に向かって外径が漸進的に減少するテーパ状の外形を有する部材であり、柔軟な樹脂で形成されている。チップ60を形成する樹脂は、特に限定されないが、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマなどを用いることができる。
チップ60は、ガイドワイヤルーメン51の先端に固着された筒状の部材であり、先端に先端側ガイドワイヤポート69を有している。
インナーチューブ50には、放射線照射下でバルーン20の位置を把握できるように、バルーン20の内部に放射線不透過性を有したマーカ72が2個取り付けられている。
後端アウターチューブ部37の先端の内周面には、補強体70が取り付けられている。補強体70は、断面が円形であり、先端に向かって細径化されたテーパ状の金属製の線材である。補強体70の材料は、特に限定されず、ステンレス鋼(SUS304)やNi−Ti合金などの超弾性合金を用いることができる。
補強体70は、中間アウターチューブ部35とガイドワイヤポート部33とを通過して、先端アウターチューブ部31まで延びている。図1では、補強体70の先端は、アウターチューブ30とインナーチューブ50とに固定されていないが、これに限定されない。例えば、補強体70の先端をアウターチューブ30とインナーチューブ50とで挟み込むようにして固定しても良い。
図2は、図1のA−A断面を示している。図2に示すように、バルーン20に造影剤や生理食塩水などの液体を供給すると、バルーン20は、インナーチューブ50を中心に円周上に拡張される。このとき、バルーン20からインナーチューブ50までの距離は、X1となる。
図3は、バルーン20をインナーチューブ50の外周に折り畳んだ状態を示している。なお、図3では、説明上、図1と異なり、チップ60からバルーン20までの部分について、断面図ではなく外観図を示している。図4は、図3のB−B断面を示している。図4に示すように、バルーン20をインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20は、6個の翼部80と、隣接する翼部80と翼部80との間に形成される6個の谷部90、100と、を有している。6個の谷部90、100は、インナーチューブ50までの距離X2が長い5個の谷部90と、インナーチューブ50までの距離X3が短い1個の谷部100と、に分類される(X2>X3)。
本実施の形態では、バルーン20を金型に挿入した状態で緩く加圧して、バルーン20にインナーチューブ50までの距離X2が長い谷部90を6個緩く形状付けした。その後、6個の谷部90のうち1個の谷部90をラッピングして物理的に強く形状付けすることで、インナーチューブ50までの距離X3が短い谷部100を作製した。しかし、谷部90と谷部100とを作り分ける方法は、特に限定されない。例えば、予めインナーチューブ50までの距離X2が長い谷部90とインナーチューブ50までの距離X3が短い谷部100とを有した金型内でバルーン20を加圧することで、緩く形状付けされてインナーチューブ50までの距離X2が長い谷部90と、強く形状付けされてインナーチューブ50までの距離X3が短い谷部100と、を作製しても良い。
図5(A)〜図5(D)は、バルーン20を拡張させた状態から折り畳んだ状態に遷移させる様子を示している。なお、図5(A)〜図5(D)では、理解し易くするため、バルーン20の谷部90、100に注目して説明している。そのため、翼部80に関する説明は省略している。バルーン20に供給した造影剤や生理食塩水などの液体をインデフレータで除去すると、バルーン20には一定の圧力(減圧)が付与される。このとき、強く形状付けされた谷部100は、緩く形状付けされた谷部90よりも優先的に減圧されて、最初に折り畳み始める(図5(B)を参照)。谷部100が折り畳み始めることで、緩く形状付けされた谷部90が谷部100に引き摺られて折り畳み始める(図5(C)を参照)。
このように、バルーン20が、予め緩く形状付けされてインナーチューブ50までの距離X2が長い谷部90と、予め強く形状付けされてインナーチューブ50までの距離X3が短い谷部100と、を有している(図4を参照)ため、バルーン20に一定の圧力(減圧)が付与されたとき、谷部100が優先的に折り畳まれて谷部90を引き摺ろうとする。そのため、谷部90は、折り畳むための圧力(減圧)が付与される前に折り畳み始めるため、バルーン20を拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させる時間を短縮することができる。
また、バルーン20を折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる(言い換えると、図5(D)の状態から図5(A)の状態に遷移させる)とき、バルーン20に造影剤や生理食塩水などの液体をインデフレータで供給すると、バルーン20には一定の圧力(加圧)が付与される。このとき、緩く形状付けされた谷部90には、強く形状付けされた谷部100よりも優先的に加圧されて、最初に拡張し始める(図5(C)を参照)。谷部90が拡張し始めることで、強く形状付けされた谷部100が谷部90に引き摺られて拡張し始める(図5(B)を参照)。
このように、バルーン20が、予め緩く形状付けされてインナーチューブ50までの距離X2が長い谷部90と、予め強く形状付けされてインナーチューブ50までの距離X3が短い谷部100と、を有している(図4を参照)ため、バルーン20に一定の圧力(加圧)が付与されたとき、谷部90が優先的に拡張して谷部100を引き摺ろうとする。そのため、谷部100は、拡張するための圧力(加圧)が付与される前に拡張し始めるため、バルーン20を折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる時間を短縮することができる。
図6は、図4の第一変形例であり、バルーン20aをインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20aは、6個の翼部80aと、隣接する翼部80aと翼部80aとの間に形成される6個の谷部90a、90b、100a、100bと、を有している。6個の谷部90a、90b、100a、100bは、インナーチューブ50までの距離X4が長い4個の谷部90a、90bと、インナーチューブ50までの距離X5が短い2個の谷部100a、100bと、に分類される(X4>X5)。
図4に示したバルーン20では、インナーチューブ50までの距離X3が短い谷部100を1個しか有していなかったのに対して、図6に示したバルーン20aでは、インナーチューブ50までの距離X5が短い谷部100a、100bを2個有しており、かつ、2個の谷部100a、100bの間には、インナーチューブ50までの距離X4が長い谷部90aが設けられている。そのため、バルーン20aをインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20aは、谷部100aからインナーチューブ50までの距離X5は、隣接する谷部90aからインナーチューブ50までの距離X4よりも短く、かつ、谷部90aに隣接する谷部100bからインナーチューブ50までの距離X5は、谷部90aからインナーチューブ50までの距離X4よりも短くなっている部分を有している(図6のC部分を参照)。
図7(A)〜図7(D)は、バルーン20aを拡張させた状態から折り畳んだ状態に遷移させる様子を示している。なお、図7(A)〜図7(D)では、理解し易くするため、バルーン20aの谷部90a、90b、100a、100bに注目して説明している。そのため、翼部80aに関する説明は省略している。バルーン20aに供給した造影剤や生理食塩水などの液体をインデフレータで除去すると、バルーン20aには一定の圧力(減圧)が付与される。このとき、強く形状付けされた谷部100a及び谷部100bは、緩く形状付けされた谷部90aよりも優先的に減圧されて、最初に折り畳み始める(図7(B)を参照)。谷部90aは、谷部100aと谷部100bとの間に挟まれているため、両側に位置する谷部100a及び谷部100bが折り畳み始めることで、谷部90aは、両側から引き摺られるように折り畳み始める。(図7(C)を参照)。
このように、バルーン20aに一定の圧力(減圧)が付与されたとき、谷部100a及び谷部100bが優先的に折り畳まれて、谷部90aを両側から引き摺ろうとする。そのため、谷部90aは、折り畳むための圧力(減圧)が付与される前に折り畳み始めるため、バルーン20aを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させる時間を更に短縮することができる。
また、バルーン20aを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる(言い換えると、図7(D)の状態から図7(A)の状態に遷移させる)とき、バルーン20aに造影剤や生理食塩水などの液体をインデフレータで供給すると、バルーン20aには一定の圧力(加圧)が付与される。このとき、緩く形状付けされた谷部90aは、強く形状付けされた谷部100a及び谷部100bよりも優先的に加圧されて、最初に拡張し始める(図7(C)を参照)。谷部90aが拡張し始めることで、両側にある谷部100a及び谷部100bは、引き摺られるように拡張し始める(図7(B)を参照)。
このように、バルーン20aに一定の圧力(加圧)が付与されたとき、谷部90aが優先的に拡張して、谷部100a及び谷部100bを引き摺ろうとする。そのため、谷部100a及び谷部100bは、拡張するための圧力(加圧)が付与される前に拡張し始めるため、バルーン20aを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる時間を更に短縮することができる。
図8は、図4の第二変形例であり、バルーン20bをインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20bは、6個の翼部80bと、隣接する翼部80bと翼部80bとの間に形成される6個の谷部90c、100cと、を有している。6個の谷部90c、100cは、インナーチューブ50までの距離X6が長い3個の谷部90cと、インナーチューブ50までの距離X7が短い3個の谷部100cと、に分類され(X6>X7)、3個の谷部90cと3個の谷部100cとが周方向に交互に設けられている。
図9(A)〜図9(D)は、バルーン20bを拡張させた状態から折り畳んだ状態に遷移させる様子を示している。なお、図9(A)〜図9(D)では、理解し易くするため、バルーン20bの谷部90c、100cに注目して説明している。そのため、翼部80bに関する説明は省略している。バルーン20bに供給した造影剤や生理食塩水などの液体をインデフレータで除去すると、バルーン20bには一定の圧力(減圧)が付与される。このとき、強く形状付けされた谷部100cは、緩く形状付けされた谷部90cよりも優先的に減圧されて、周方向に均等に折り畳み始める(図9(B)を参照)。谷部100cが折り畳み始めることで、緩く形状付けされた谷部90cが両側から谷部100cに引き摺られるように周方向に均等に折り畳み始める(図9(C)を参照)。
このように、バルーン20bに一定の圧力(減圧)が付与されたとき、谷部100cが優先的に均等に折り畳まれて、谷部100cと谷部100cとの間に挟まれた谷部90cを両側から引き摺ろうとする。そのため、谷部90cは、折り畳むための圧力(減圧)が付与される前に均等に折り畳み始めるため、バルーン20bをインナーチューブ50から偏心することなく折り畳むことができ、かつ、バルーン20bを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させる時間を更に短縮することができる。
また、バルーン20bを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる(言い換えると、図9(D)の状態から図9(A)の状態に遷移させる)とき、バルーン20bに造影剤や生理食塩水などの液体をインデフレータで供給すると、バルーン20bには一定の圧力(加圧)が付与される。このとき、緩く形状付けされた谷部90cは、強く形状付けされた谷部100cよりも優先的に加圧されて、周方向に均等に拡張し始める(図9(C)を参照)。谷部90cが拡張し始めることで、強く形状付けされた谷部100cが両側から谷部90cに引き摺られて拡張し始める(図9(B)を参照)。
このように、バルーン20bに一定の圧力(加圧)が付与されたとき、谷部90cが優先的に均等に拡張されて、谷部90cと谷部90cとの間に挟まれた谷部100cを両側から引き摺ろうとする。そのため、谷部100cは、拡張するための圧力(加圧)が付与される前に均等に拡張し始めるため、バルーン20bをインナーチューブ50から偏心することなく拡張させることができ、かつ、バルーン20bを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させる時間を更に短縮することができる。
なお、上述した説明では、バルーン20、20a、20bをインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20、20a、20bは、6個の翼部80、80a、80bと、6個の谷部90、90a、90b、90c、100、100a、100b、100cと、を有していた(図4、図6、及び、図8を参照)。しかし、翼部80、80a、80bと谷部90、90a、90b、90c、100、100a、100b、100cとの数は、特に限定されない。
例えば、バルーン20をインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20は、n個(nは2以上の整数)の翼部80と、隣接する翼部80と翼部80との間に形成されるn個(nは2以上の整数)の谷部90、100と、を有しており、n個の谷部90、100のうち、少なくとも一つの谷部100からインナーチューブ50までの距離X3が、他の谷部90からインナーチューブ50までの距離X2よりも短くなっていれば良い。また、バルーン20aをインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20aは、n番目の谷部100aからインナーチューブ50までの距離X5は、隣接するn−1番目の谷部90aからインナーチューブ50までの距離X4よりも短く、n−1番目の谷部90aに隣接するn−2番目の谷部100bからインナーチューブ50までの距離X5は、n−1番目の谷部90aからインナーチューブ50までの距離X4よりも短い部分を有していれば良い。また、バルーン20bをインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、バルーン20bは、インナーチューブ50までの距離X7が短い谷部100cとインナーチューブ50までの距離X6が長い谷部90cとが、周方向に交互に設けられていれば良い。
このように、バルーンカテーテル10のバルーン20、20a、20bをインナーチューブ50の外周に折り畳んだとき、n個の谷部90、90a、90b、90c、100、100a、100b、100cのうち、少なくとも一つの谷部100、100a、100b、100cからインナーチューブ50までの距離を、他の谷部90、90a、90b、90cからインナーチューブ50までの距離よりも短くすることで、バルーン20、20a、20bを拡張した状態から折り畳んだ状態に遷移させるときは、インナーチューブ50までの距離が短い谷部100、100a、100b、100cが優先的に減圧されて早く折り畳まれる一方、バルーン20、20a、20bを折り畳んだ状態から拡張した状態に遷移させるときは、インナーチューブ50までの距離が長い谷部90、90a、90b、90cが優先的に加圧されて早く拡張させることができる。
10 バルーンカテーテル
20、20a、20b バルーン
22 先端取付部
23 後端取付部
30 アウターチューブ
31 先端アウターチューブ部
33 ガイドワイヤポート部
35 中間アウターチューブ部
36 拡張ルーメン
37 後端アウターチューブ部
40 コネクタ
50 インナーチューブ
51 ガイドワイヤルーメン
54 後端側ガイドワイヤポート
60 チップ
69 先端側ガイドワイヤポート
70 補強体
72 マーカ
80、80a、80b 翼部
90、90a、90b、90c 距離の長い谷部
100、100a、100b、100c 距離の短い谷部

Claims (3)

  1. インナーチューブと、
    前記インナーチューブに固着され、折り畳んだ状態と拡張した状態とを遷移可能なバルーンと、
    前記バルーンを前記インナーチューブの外周に折り畳んだとき、前記バルーンは、n個(nは2以上の整数)の翼部と、隣接する前記翼部の間に形成されるn個(nは2以上の整数)の谷部と、を有しており、
    前記n個の谷部のうち、少なくとも一つの谷部から前記インナーチューブまでの距離が、他の谷部から前記インナーチューブまでの距離よりも短くなっていることを特徴とするバルーンカテーテル。
  2. n番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離は、隣接するn−1番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離よりも短く、
    前記n−1番目の谷部に隣接するn−2番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離は、前記n−1番目の谷部から前記インナーチューブまでの距離よりも短い部分を有することを特徴とした請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記n個の谷部は、前記インナーチューブまでの距離が短い谷部と、前記インナーチューブまでの距離が長い谷部と、からなり、周方向に交互に設けられていることを特徴とした請求項1又は請求項2に記載のバルーンカテーテル。
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