JP2016012541A - 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極の形成方法が簡単で、負極でのリチウム析出防止効果を高める。【解決手段】二次電池10は、正極15及び負極17が絶縁された層状の構造を成し、正極15及び負極17はそれぞれ複数枚の正極タブ及び負極タブ17aが積層状態で正極端子あるいは負極端子22と電気的に接続された電極組立体12を備える。負極17は、第1の活物質と第1の活物質より質量当たりの容量が大きな第2の活物質とが塗布されて負極活物質層16が形成されている。負極活物質層16は、少なくとも負極タブ17aの突出方向におけるタブ側縁部の領域の負極活物質層(タブ側縁部活物質層16b)の面積当たりの容量が、負極タブ17aの突出方向における中央部の領域の負極活物質層(非タブ側縁部活物質層16a)の面積当たりの容量より大きくなるように、第1の活物質及び第2の活物質の混合割合が調整されている。【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電装置及び蓄電装置の製造方法に係り、詳しくは負極に特徴を有する蓄電装置及び蓄電装置の製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池では、充放電サイクル寿命を長くするために負極でのリチウム析出の抑制が重要である。例えば、積層型の二次電池において、正極の容量と負極の容量とを同じに形成した場合、特にタブが突出する側の縁部においてリチウムが析出しやすくなる。従来、正極板の単位面積あたりの容量Xに対しそれに対向する負極板の容量Yの比率(Y/X)が正極板の周辺部領域より中央部領域で大きく、かつ、正極集電体と負極集電体の間に存する両極の合剤層の単位面積当たりの空孔量が、周辺部領域より中央部領域で多い電池が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−329077号公報
特許文献1の二次電池を製造する場合、正極集電板上に正極合剤層を形成する際に、特殊なブレードを使用して正極合剤層の厚さが中央で薄く、周辺部で厚くなるように形成した後、平板ロールプレスで均等な厚みに圧延する必要があり、製造が面倒である。特許文献1には、正極活物質は負極活物質に比べて硬いため、ロールプレスを行うと互いに食い込み合ってほぼ均一な厚みとなり、正極板から剥がれ落ちることもないと記載されている。裏を返せば、負極活物質の場合はこのような製造方法が難しいことを意味している。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、電極の形成方法が簡単で、負極でのリチウム析出防止効果を高めることができる蓄電装置及び蓄電装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する蓄電装置は、正極及び負極が絶縁された層状の構造を成し、前記正極及び前記負極はそれぞれ複数枚の正極タブ及び負極タブが積層状態で電極端子と電気的に接続された電極組立体を備える蓄電装置である。そして、前記負極は、第1の活物質と前記第1の活物質より質量当たりの容量が大きな第2の活物質とが塗布されて負極活物質層が形成されており、前記負極活物質層は、少なくとも前記負極タブの突出方向におけるタブ側縁部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量が、前記負極タブの突出方向における中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなるように、前記第1の活物質及び前記第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されている。
この構成によれば、負極活物質層の容量が全域で均一ではなく、リチウム析出が起こり易い負極タブの突出方向におけるタブ側縁部の領域の負極活物質層の面積当たりの容量が、負極タブの突出方向における中央部の領域の負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなるように形成されているため、リチウム析出防止効果が高くなる。負極活物質層の面積当たりの容量が領域によって異なる状態にするのは、質量当たりの容量の異なる第1の活物質と第2の活物質との混合割合を調整することで行われるため、ロールプレスに際して無理な圧力を加える必要がない。したがって、電極の形成方法が簡単で、負極でのリチウム析出防止効果を高めることができる。
前記中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量を100%とした場合、前記タブ側縁部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量は130±10%であることが好ましい。この構成によれば、負極におけるリチウム析出防止効果を良好に高めることができる。
前記中央部に対して前記タブ側縁部と反対側の縁部の領域の負極活物質層も面積当たりの容量が、中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなるように前記第1の活物質及び前記第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されていることが好ましい。この構成によれば、タブ側縁部に比べてリチウム析出は起こり難いが、中央部に比べて起こり易い、タブ側縁部と反対側の縁部においてもリチウム析出防止効果を高めることができる。
前記第1の活物質は黒鉛であり、前記第2の活物質はSiOであることが好ましい。この構成によれば、第1の活物質及び第2の活物質とも容易に入手することができる。
前記負極活物質層は前記正極の正極活物質層と対向した領域の外側の領域の負極活物質層の面積当たりの容量が、前記中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなるように、前記第1の活物質及び前記第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されていることが好ましい。この構成によれば負極活物質層の面積当たりの容量は、正極活物質層と対向する負極活物質層の領域では、正極活物質層の面積当たりの容量と同じため、電流が均一に流れ易く、膨張収縮による寿命低下が抑制される。
上記課題を解決する蓄電装置の製造方法は、正極及び負極が絶縁された層状の構造を成し、前記正極及び前記負極はそれぞれ複数枚の正極タブ及び負極タブが積層状態で電極端子と電気的に接続された電極組立体を備える蓄電装置の製造方法である。そして、前記負極の製造工程は、帯状の金属箔上にスラリー状又はペースト状の活物質合剤を塗布する活物質合剤塗布工程を備え、前記活物質合剤塗布工程で、前記活物質合剤として、第1の活物質合剤と、活物質層が形成された際にその面積当たりの容量が前記第1の活物質合剤から形成された活物質層より大きくなる第2の活物質合剤とを使用する。そして、前記帯状の金属箔の幅方向の両側に負極タブを形成するための活物質非塗布部を残すように、かつ、前記活物質非塗布部の間に、少なくとも前記活物質非塗布部に隣接して前記第2の活物質合剤が存在し、その内側に前記第1の活物質合剤が隣接して存在するように前記第1の活物質合剤と前記第2の活物質合剤を同時に塗布する。そして、前記活物質合剤塗布工程を2回経て両面に負極活物質層が形成された帯状の金属箔を幅方向中央で切断して2枚の帯状電極に分割した後、分割した各帯状電極から負極タブを有する負極を形成する。
この構成によれば、負極の製造工程の一部を構成する活物質合剤塗布工程では、スラリー状又はペースト状の第1の活物質合剤及び第2の活物質合剤の2種類の活物質合剤が、帯状の金属箔上に同時に塗布される。そして、帯状の金属箔の幅方向の両側に負極タブを形成するための活物質非塗布部を残すように、かつ、活物質非塗布部の間に、少なくとも活物質非塗布部に隣接して第2の活物質合剤が存在し、その内側に第1の活物質合剤が隣接して存在するように、第1の活物質合剤と第2の活物質合剤とが同時に塗布される。そして、活物質合剤塗布工程を2回経て両面に負極活物質層が形成された帯状の金属箔が、幅方向中央で切断されて2枚の帯状電極に分割された後、分割された各帯状電極から負極タブを有する負極が形成される。したがって、負極の負極活物質層は、少なくとも負極タブの突出方向におけるタブ側縁部の領域の負極活物質層の面積当たりの容量が、負極タブの突出方向における中央部の領域の負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなる。したがって、製造された蓄電装置は、電極の形成方法が簡単で、負極でのリチウム析出防止効果を高めることができる。
本発明によれば、電極の形成方法が簡単で、負極でのリチウム析出防止効果を高めることができる。
第1の実施形態における二次電池の部分破断斜視図。 蓄電装置の部分断面図。 電極組立体の正極、負極及びセパレータの関係を示す概略斜視図。 活物質合剤が塗布された帯状の金属箔の概略図。 活物質塗布装置の概略図。 間仕切りの配置を示す概略斜視図。 (a)は塗膜の平滑性を確保する間仕切りの作用を説明する模式図、(b)は間仕切りの位置による塗膜表面の違いを説明する模式図。 第2の実施形態の活物質塗布装置の概略図。 ダイヘッドの分解斜視図。 第3の実施形態の負極の斜視図。 同じく活物質合剤が塗布された帯状の金属箔の模式図。 別の実施形態の電極組立体の部分模式図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を蓄電装置としての二次電池に具体化した第1の実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、四角箱状のケース11内に積層型の電極組立体12及び電解液(図示せず)が収容されている。ケース11は、ケース本体11a及びその開口部を覆う蓋体11bで構成され、ケース本体11aと蓋体11bとは溶接により接合されている。二次電池10は、リチウムイオン二次電池に具体化されている。
図2及び図3に示すように、電極組立体12は、金属箔13の両面に正極活物質層14を有する複数の正極15と、金属箔13の両面に負極活物質層16を有する複数の負極17とが、両者の間にセパレータ18が介在する状態で積層されている。
図3に示すように、正極15及び負極17は、それぞれ正極活物質層14あるいは負極活物質層16が形成された部分が矩形状に形成されている。正極15は、正極活物質層14の一方の縁部から金属箔13が突出して形成された正極タブ15aを有し、負極17は、負極活物質層16の一方の縁部から金属箔13が突出して形成された負極タブ17aを有する。
図1に示すように、電極端子としての正極端子20は、板状の導電部材20aを介して正極タブ15aに電気的に接続され、正極タブ15aは先端側が電極組立体12の上端面に沿って延びるように折り曲げられた状態で導電部材20aに溶接されている。
図1及び図2に示すように、電極端子としての負極端子22は、板状の導電部材22aを介して負極タブ17aに電気的に接続され、負極タブ17aは先端側が電極組立体12の上端面に沿って延びるように折り曲げられた状態で導電部材22aに溶接されている。そして、図2に示すように、負極端子22は、蓋体11bに形成された孔11cに嵌合する絶縁リング23を貫通する状態で蓋体11bに固定されている。同様に、正極端子20も蓋体11bに形成された孔11cに嵌合する絶縁リング23を貫通する状態で蓋体11bに固定されている。
正極活物質層14は、全体が同じ活物質で構成されている。一方、負極活物質層16は、第1の活物質と第1の活物質より質量当たりの容量が大きな第2の活物質とが塗布されて形成されている。
図3に示すように、負極活物質層16は、負極タブ17aの突出方向におけるタブ側縁部の領域を形成するタブ側縁部活物質層16bと、タブ側縁部以外の領域を形成する非タブ側縁部活物質層16aとで構成されている。
非タブ側縁部活物質層16aは、活物質として第1の活物質のみを含む第1の活物質合剤が塗布されて形成されている。タブ側縁部活物質層16bは、面積当たりの容量が非タブ側縁部活物質層16aの面積当たりの容量より大きくなるように、活物質として第1の活物質と、第1の活物質より質量当たりの容量が大きな第2の活物質との混合物を含む第2の活物質合剤が塗布されて形成されている。即ち、負極活物質層16は、少なくとも負極タブ17aの突出方向におけるタブ側縁部の領域のタブ側縁部活物質層16bの面積当たりの容量が、負極タブ17aの突出方向における中央部の領域の負極活物質層16の面積当たりの容量より大きくなるように、第1の活物質及び第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されている。
タブ側縁部活物質層16bの面積当たりの容量は、非タブ側縁部活物質層16aの面積当たりの容量より20%程度増量できれば良い。第1の活物質として黒鉛を使用し、第2の活物質としてSiOを使用した場合、黒鉛に対してSiOの割合を5wt%にすると、面積当たりの容量が20%増える。しかし、10wt%以上入れると、電気抵抗が上昇する。そのため、膨張収縮による寿命低下も考慮した割合は、黒鉛に対してSiOの割合を4wt%〜10wt%にすると良い。非タブ側縁部活物質層16aの面積あたりの容量を100%とした場合、タブ側縁部活物質層16bの面積当たりの容量は130±10%が好ましい。なお、SiOは黒鉛に比べて電気抵抗が大きいため、SiOの含有量によっては、タブ側縁部活物質層16bの電気抵抗を小さくするために、タブ側縁部活物質層16bに導電助剤を添加することが好ましい。導電助剤として、例えば、アセチレンブラックやケッチェンブラックが使用される。
次に負極17の製造工程を説明する。
負極17の製造工程では、図4に示すように、帯状の金属箔13の両面に、幅方向の両側に沿って活物質が塗布されない活物質非塗布部19を有するように、非タブ側縁部活物質層16aとタブ側縁部活物質層16bとで構成された負極活物質層16が形成される。非タブ側縁部活物質層16a及びタブ側縁部活物質層16bは、活物質塗布工程で同時に塗布されて形成される。
活物質塗布工程で使用される塗布装置の活物質合剤供給部31は、例えば、図5に示すように、スラリー状の活物質合剤S1,S2を貯留するためのタンク32と、コーティングロール33と、金属箔13上に塗布される活物質合剤S1,S2の厚さ(量)を調節するコンマロール34と、金属箔13を移送するバックロール(バッキングロール)35とを備えている。そして、供給用リール36から繰り出されるとともにダンサーロール37を経てコーティングロール33及びバックロール35の間を通過する帯状の金属箔13に活物質合剤S1,S2が塗布される。ダンサーロール37は、搬送される金属箔13の張力を調節して、金属箔13の弛みを防止する。なお、活物質合剤S1,S2は、少なくとも活物質、バインダ及び溶媒を含み、必要に応じて導電助剤を含む。
バックロール35は、コーティングロール33の前方近傍に配設され、供給用リール36から繰り出されるとともにコーティングロール33及びバックロール35の間を通過する帯状の金属箔13をコーティングロール33に接触させる接触位置(図5に示す位置)と、金属箔13をコーティングロール33から離間させる離間位置とに移動手段(図示せず)によって移動配置されるようになっている。コーティングロール33及びバックロール35は、運転中、常に図5の時計回りに回転される。バックロール35が接触位置に配置された状態ではコーティングロール33上に供給された活物質合剤S1,S2が金属箔13上に転写され、バックロール35が離間位置に配置された状態ではコーティングロール33上に供給された活物質合剤S1,S2が金属箔13上に転写されない。活物質合剤S1,S2が塗布された金属箔13は、図示しない乾燥装置である程度乾燥された後、巻取用リールに巻き取られる。
活物質合剤供給部31のタンク32は、図6に示すように、両側壁32aの間にコーティングロール33及びコンマロール34と対向して配置された2個の間仕切り38により3個の収容部39に区画され、異なる配合の活物質合剤S1,S2をコーティングロール33上に同時に供給可能に構成されている。図7(a)に示すように、各間仕切り38は、先端が薄く形成され、かつ先端がコーティングロール33とコンマロール34との隙間が最も狭くなっている箇所よりコーティングロール33の回転方向後側に位置するように設けられている。そして、間仕切り38で区画された中央の収容部39に第1の活物質(黒鉛)を含む第1の活物質合剤S1が貯留され、両側の収容部39に第1の活物質(黒鉛)及び第2の活物質(SiO)を含む第2の活物質合剤S2が貯留された状態で塗布装置が運転される。
塗布装置が運転されると、供給用リール36から供給されてコーティングロール33及びバックロール35の間を通過する金属箔13の片面に、各収容部39から供給される活物質合剤S1,S2が塗布される。タンク32を区画する間仕切り38の先端が、コーティングロール33とコンマロール34との隙間が最も狭くなっている箇所に位置するように設けられていると、各収容部39から供給されて金属箔13上に塗布された活物質合剤S1,S2の表面は、図7(b)に示すように、間仕切り38の先端と対応する箇所に窪み40が生じる。しかし、間仕切り38の先端が、図7(a)に示すように、コーティングロール33とコンマロール34との隙間が最も狭くなっている箇所よりコーティングロール33の回転方向後側に位置するように設けられている場合は、窪み40の発生が防止される。
片面に活物質合剤S1,S2が塗布された金属箔13が巻き取られた巻取用リールは、供給用リール36として使用され、金属箔13の他方の面に同様にして活物質合剤S1,S2が塗布される。そして、両面に活物質合剤S1,S2が塗布された帯状の金属箔13は、ロールプレスされて表面の密度が上げられ、負極活物質層16が形成された帯状の金属箔13となる。そして、帯状の金属箔13は、図4に二点鎖線で示す幅方向の中央で2つの帯状電極に切断される。その後、帯状電極が減圧乾燥された後、図4に二点鎖線で示すように、負極タブ17aを有する個々の電極形状に打ち抜かれて負極17が完成する。
そして、正極15及び負極17がセパレータ18を介して積層された後、正極タブ15aと正極端子20とが導電部材20aを介して電気的に接続され、負極タブ17aと負極端子22とが導電部材22aを介して電気的に接続されて積層型の電極組立体12が形成される。次に、電極組立体12をケース11に収容した後、ケース11に非水電解液を注液して二次電池10が完成する。
次に前記のように構成された二次電池10の作用を説明する。
電極組立体12を構成する負極17の負極活物質層16は、面積当たりの容量が全域で均一ではなく、リチウム析出が起こり易い負極タブ17aの突出方向におけるタブ側縁部の領域の負極活物質層(タブ側縁部活物質層16b)の面積当たりの容量が、負極タブ17aの突出方向における中央部の領域の負極活物質層(非タブ側縁部活物質層16a)の面積当たりの容量より大きい。そのため、リチウム析出防止効果が高くなる。
負極活物質層16の面積当たりの容量が領域によって異なる状態にするのは、非タブ側縁部活物質層16a用の第1の活物質合剤S1と、タブ側縁部活物質層16b用の第2の活物質合剤S2に含まれる質量当たりの容量の異なる第1の活物質と第2の活物質との混合割合を調整することで行われる。そのため、第1の活物質合剤S1の塗布厚さと、第2の活物質合剤S2の塗布厚さとは同じになる。したがって、特許文献1と異なり、活物質層の面積当たりの容量を領域によって異ならせるために、活物質合剤S1,S2を領域によって厚さの異なる状態で塗布した後、ロールプレスで均一な厚さにする必要がない。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)蓄電装置(二次電池10)は、正極15及び負極17が絶縁された層状の構造を成し、正極15及び負極17はそれぞれ複数枚の正極タブ15a及び負極タブ17aが積層状態で正極端子20あるいは負極端子22と電気的に接続された電極組立体12を備える蓄電装置である。負極17は、第1の活物質と第1の活物質より質量当たりの容量が大きな第2の活物質とが塗布されて負極活物質層16が形成されている。そして、負極活物質層16は、少なくとも負極タブ17aの突出方向におけるタブ側縁部の領域の負極活物質層(タブ側縁部活物質層16b)の面積当たりの容量が、負極タブ17aの突出方向における中央部の領域の負極活物質層(非タブ側縁部活物質層16a)の面積当たりの容量より大きくなるように、第1の活物質及び第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されている。したがって、正極15及び負極17の形成方法が簡単で、負極17でのリチウム析出防止効果を高めることができる。
(2)中央部の領域の負極活物質層(非タブ側縁部活物質層16a)の面積当たりの容量を100%とした場合、タブ側縁部の領域の負極活物質層(タブ側縁部活物質層16b)の面積当たりの容量は130±10%である。この構成によれば、負極17におけるリチウム析出防止効果を良好に高めることができる。
(3)蓄電装置の製造方法は、正極15及び負極17が絶縁された層状の構造を成し、正極15及び負極17はそれぞれ複数枚の正極タブ15a及び負極タブ17aが積層状態で正極端子20あるいは負極端子22と電気的に接続された電極組立体12を備える蓄電装置の製造方法である。そして、負極17の製造工程は、帯状の金属箔13上にスラリー状又はペースト状の活物質合剤S1,S2を塗布する活物質合剤塗布工程を備える。活物質合剤塗布工程で、活物質合剤として、第1の活物質合剤S1と、活物質層が形成された際にその面積当たりの容量が第1の活物質合剤S1から形成された活物質層より大きくなる第2の活物質合剤S2とを使用する。そして、帯状の金属箔13の幅方向の両側に負極タブ17aを形成するための活物質非塗布部19を残すように、かつ、活物質非塗布部19の間に、少なくとも活物質非塗布部19に隣接して第2の活物質合剤S2が存在し、その内側に第1の活物質合剤S1が隣接して存在するように第1の活物質合剤S1と第2の活物質合剤S2を同時に塗布する。そして、活物質合剤塗布工程を2回経て両面に負極活物質層16が形成された帯状の金属箔13を幅方向中央で切断して2枚の帯状電極に分割した後、分割した各帯状電極から負極タブ17aを有する負極17を形成する。したがって、製造された蓄電装置は、電極の形成方法が簡単で、負極17でのリチウム析出防止効果を高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図8及び図9にしたがって説明する。なお、この実施形態は、活物質塗布工程で使用される塗布装置の構成が第1の実施形態の塗布装置と異なり、他の構成は同じため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図8に示すように、塗布装置は、バックロール35に沿って移動する金属箔13の表面に、第1の活物質合剤S1及び第2の活物質合剤S2をダイヘッド41から同時に吐出して塗布する。詳述すると、図9に示すように、ダイヘッド41は仕切り板42により3個の収容部43に区画されている。そして、中央の収容部43には図8に示す第1タンク44から第1の活物質合剤S1が図示しないポンプにより圧送されて吐出口から吐出され、両側の収容部43には第2タンク45から第2の活物質合剤S2が図示しないポンプにより圧送されて吐出口から吐出されるようになっている。
この実施形態においても、第1の実施形態の(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を図10及び図11にしたがって説明する。なお、この実施形態は、負極17の負極活物質層16の構成が前記両実施形態と異なっている。第1の実施形態と同様の部分については同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10に示すように、負極活物質層16は、非タブ側縁部活物質層16aと、面積当たりの容量が非タブ側縁部活物質層16aより大きな容量のタブ側縁部活物質層16bとで構成されるのではなく、非タブ側縁部活物質層16aが面積当たりの容量が異なる2つの領域で構成されている。
詳述すると、非タブ側縁部活物質層16aは、負極活物質層16の負極タブ17aの突出方向における中央部の領域を構成する中央部活物質層16a1と、反タブ側縁部の領域を形成する反タブ側縁部活物質層16a2とで構成されている。そして、中央部活物質層16a1は、活物質として第1の活物質のみを含み、反タブ側縁部活物質層16a2は、タブ側縁部活物質層16bと同じに形成されている。即ち、反タブ側縁部活物質層16a2は、活物質として第1の活物質及び第2の活物質を含み、面積当たりの容量が中央部活物質層16a1より大きくなるように、第1の活物質及び第2の活物質の混合割合が調整されている。
この負極17は、図11に示すように、帯状の金属箔13の両面に、幅方向の両側に沿って活物質非塗布部19を有するように、中央部活物質層16a1及び反タブ側縁部活物質層16a2で形成された非タブ側縁部活物質層16aと、タブ側縁部活物質層16bとで構成された負極活物質層16が形成された帯状の金属箔13から形成される。帯状の金属箔13は、図11に二点鎖線で示す幅方向の中央で2つの帯状電極に切断される。その後、帯状電極が減圧乾燥された後、図11に二点鎖線で示すように、負極タブ17aを有する個々の電極形状に打ち抜かれて負極17が完成する。
図11に示す帯状の金属箔13は、例えば、第1の実施形態において、内部が4個の間仕切り38で区画されて5個の収容部39が設けられたタンク32を備えた活物質合剤供給部31を有する塗布装置を使用して形成される。そして、中央及び両外側に位置する3個の収容部39に第2の活物質合剤S2が貯留され、3個の収容部39の間に位置する2個の収容部39に第1の活物質合剤S1が貯留された状態で塗布装置が運転されることにより形成される。
この構成によれば、第1の実施形態の(1)〜(3)と同様の効果に加えて、次の効果を得ることができる。
(4)負極活物質層16は、タブ側縁部活物質層16bだけでなく、反タブ側縁部の領域の負極活物質層(反タブ側縁部活物質層16a2)も面積当たりの容量が、中央部の領域の負極活物質層(中央部活物質層16a1)の面積当たりの容量より大きくなるように第1の活物質及び第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されている。この構成によれば、タブ側縁部に比べてリチウム析出は起こり難いが、中央部に比べて起こり易い、タブ側縁部と反対側縁部においてもリチウム析出防止効果を高めることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 負極活物質層16は面積当たりの容量が、正極15の正極活物質層14と対向した領域の外側の領域に中央部の領域の負極活物質層(非タブ側縁部活物質層16aあるいは中央部活物質層16a1)の面積当たりの容量より大きくなるように、第1の活物質及び第2の活物質の混合割合が調整されたタブ側縁部活物質層16bが設けられてもよい。例えば、図12に示すように、負極17のタブ側縁部活物質層16bを正極15の正極活物質層14が存在しない領域と対向し、中央部活物質層16a1を正極15の正極活物質層14と対向するように形成してもよい。この構成によれば負極活物質層16の面積当たりの容量は、正極活物質層14と対向する負極活物質層の領域では、正極活物質層の面積当たりの容量と同じため、電流が均一に流れ易く、膨張収縮による寿命低下が抑制される。
○ 負極17の負極活物質層16の製造方法は、第1の実施形態あるいは第2の実施形態の方法に限らない。例えば、帯状の金属箔13の幅方向の両側に沿って活物質が塗布されない活物質非塗布部19を有するように、第1の活物質合剤S1を塗布した後、第1の活物質合剤S1の塗布層が乾燥する前に、その塗布層の幅方向両端側に第2の活物質合剤S2を塗布する。その後、全体の厚みをロールプレス等により調整して、均一な膜厚の負極活物質層16にしてもよい。
○ 活物質層のプレスは、ホットプレスが好ましい。
○ 負極17のタブ側縁部活物質層16bを構成する第2の活物質はSiOに限らず、例えば、Snやハードカーボンを使用してもよい。
○ 非タブ側縁部活物質層16a及びタブ側縁部活物質層16bとも第1の活物質及び第2の活物質の両者を含み、両者の混合率の違いにより、面積当たりの容量が異なるように形成されてもよい。
○ 電極組立体12は積層型の電極組立体に限らず、帯状の正極及び負極がセパレータを間に挟んだ積層状態で巻回された巻回型の電極組立体であってもよい。例えば、巻回型の電極組立体は、帯状の正極の正極タブが電極組立体の軸方向の一端側から突出し、帯状の負極の負極タブが他端側から突出するように設けられている。
○ 積層型の電極組立体12においても、正極タブ15a及び負極タブ17aは、電極組立体12の同じ側の端面から突出する構成に限らず、異なる端面から突出してもよい。
○ 正極15及び負極17は、金属箔13の少なくとも片面に正極活物質層14あるいは負極活物質層16を有していればよく、両面ではなく片面に正極活物質層14あるいは負極活物質層16を有する構成であってもよい。
○ 正極タブ15aあるいは負極タブ17aを金属箔13の一部を突設して形成する代わりに、金属箔13にタブとなる金属箔を溶接して形成してもよい。
○ 積層型の電極組立体12において、正極15及び負極17の間にセパレータ18が存在する構成として、シート状のセパレータ18を使用せずに、例えば、正極15を袋状のセパレータに収容して、そのセパレータと負極17とを交互に積層してもよい。
○ 蓄電装置は、二次電池10に限らず、例えば、リチウムイオンキャパシタ等のようなキャパシタであってもよい。
S1…第1の活物質合剤、S2…第2の活物質合剤、10…蓄電装置としての二次電池、12…電極組立体、13…金属箔、14…正極活物質層、15…正極、15a…正極タブ、16…負極活物質層、17…負極、17a…負極タブ、19…活物質非塗布部。

Claims (6)

  1. 正極及び負極が絶縁された層状の構造を成し、前記正極及び前記負極はそれぞれ複数枚の正極タブ及び負極タブが積層状態で電極端子と電気的に接続された電極組立体を備える蓄電装置であって、
    前記負極は、第1の活物質と前記第1の活物質より質量当たりの容量が大きな第2の活物質とが塗布されて負極活物質層が形成されており、前記負極活物質層は、少なくとも前記負極タブの突出方向におけるタブ側縁部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量が、前記負極タブの突出方向における中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなるように、前記第1の活物質及び前記第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量を100%とした場合、前記タブ側縁部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量は130±10%である請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記中央部に対して前記タブ側縁部と反対側の縁部の領域の負極活物質層も面積当たりの容量が、中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなるように前記第1の活物質及び前記第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されている請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記第1の活物質は黒鉛であり、前記第2の活物質はSiOである請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記負極活物質層は、前記正極の正極活物質層と対向した領域の外側の領域の負極活物質層の面積当たりの容量が、前記中央部の領域の前記負極活物質層の面積当たりの容量より大きくなるように、前記第1の活物質及び前記第2の活物質の混合割合が調整されて塗布されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  6. 正極及び負極が絶縁された層状の構造を成し、前記正極及び前記負極はそれぞれ複数枚の正極タブ及び負極タブが積層状態で電極端子と電気的に接続された電極組立体を備える蓄電装置の製造方法であって、
    前記負極の製造工程は、帯状の金属箔上にスラリー状又はペースト状の活物質合剤を塗布する活物質合剤塗布工程を備え、
    前記活物質合剤塗布工程で、前記活物質合剤として、第1の活物質合剤と、活物質層が形成された際にその面積当たりの容量が前記第1の活物質合剤から形成された活物質層より大きくなる第2の活物質合剤とを使用するとともに、前記帯状の金属箔の幅方向の両側に負極タブを形成するための活物質非塗布部を残すように、かつ、前記活物質非塗布部の間に、少なくとも前記活物質非塗布部に隣接して前記第2の活物質合剤が存在し、その内側に前記第1の活物質合剤が隣接して存在するように前記第1の活物質合剤と前記第2の活物質合剤を同時に塗布し、
    前記活物質合剤塗布工程を2回経て両面に負極活物質層が形成された帯状の金属箔を幅方向中央で切断して2枚の帯状電極に分割した後、分割した各帯状電極から負極タブを有する負極を形成することを特徴とする蓄電装置の製造方法。
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