JP6919253B2 - アルカリ蓄電池 - Google Patents

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Description

本発明は、アルカリ蓄電池に関する。
ニッケル水素蓄電池等のアルカリ蓄電池は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の車両のバッテリーに用いられている。この種のアルカリ蓄電池は、複数の電極がセパレータを介して積層された電極組立体を有している。電極としては、金属箔と、金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを有する箔電極が用いられることがある。また、セパレータとしては不織布が使用されており、不織布を構成する繊維同士の隙間に電解液が保持されている。電極は、セパレータからの電解液の供給を迅速に受けることができるように、セパレータに密着して配置されている(例えば、特許文献1)。
特開2013−191381号公報
アルカリ蓄電池においては、充電中に正極が収縮し、負極が膨張する。このときの正極の収縮量は、負極の膨張量と厳密に同一ではないため、電極組立体の積層方向における電極間の距離は、充電率に応じて変動する。また、放電中には、充電中とは逆に、正極が膨張し、負極が収縮する。このときの正極の膨張量は、負極の収縮量と厳密に同一ではないため、充電時と同様に、電極組立体の積層方向における電極間の距離は、充電率に応じて変動する。
充放電中に電極間距離が狭くなった場合は、電極同士の間に配置されたセパレータが圧縮され、セパレータ内に保持された電解液が電極組立体の外部へ押し出される。一方、電極間距離が広くなった場合は、電極同士の距離の増大に伴ってセパレータの厚みが復元される。そして、セパレータの厚みの復元に伴って電解液がセパレータ内に吸収される。
このとき、セパレータ外に存在する電解液は、セパレータの周縁部からセパレータ内に吸収され、不織布における繊維同士の間の隙間を通ってセパレータの内側へと移動する。そのため、セパレータ内における周縁部からの距離が比較的大きい部位は、当該距離が比較的小さい部位に比べて、電解液が到達するまでに長い時間を要する。
また、アルカリ蓄電池の充放電中には、電極からガスが発生することがある。このガスが電極間に滞留すると、場合によっては、セパレータ内に局所的に電解液の存在しない部分が生じるおそれもある。
そして、上述したセパレータ内への電解液の吸収の遅れやガスの滞留が発生すると、電極への電解液の供給が妨げられ、アルカリ蓄電池の内部抵抗の増大や、寿命の短縮などの問題が生じるおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、電極間へのガスの滞留を抑制するとともに、電極やセパレータへの電解液の供給を円滑に行うことができるアルカリ蓄電池を提供しようとするものである。
本発明の第1の態様は、複数の電極がセパレータを介して積層された電極組立体を有するアルカリ蓄電池であって、
上記電極は、
金属箔と、
上記金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを備えた電極とを有し、
上記活物質層は、
上記電極組立体の積層方向から視た平面視における上記活物質層の周縁部の少なくとも一部に配置された薄肉領域と、
上記薄肉領域に連なり、上記薄肉領域よりも厚みが厚く、一定の厚みを備えた厚肉領域と、を有しており、
上記薄肉領域は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも上記厚肉領域に近い位置の厚み以下となる形状を有しており、かつ、上記積層方向から視た平面視における、上記活物質層の周縁部の全周に亘って配置されている、アルカリ蓄電池にある。
本発明の第2の態様は、複数の電極がセパレータを介して積層された電極組立体を有するアルカリ蓄電池であって、
上記電極は、
金属箔と、
上記金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを備えた電極とを有し、
上記活物質層は、
上記電極組立体の積層方向から視た平面視における上記活物質層の周縁部の少なくとも一部に配置された薄肉領域と、
上記薄肉領域に連なり、上記薄肉領域よりも厚みが厚く、一定の厚みを備えた厚肉領域と、を有しており、
上記薄肉領域は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも上記厚肉領域に近い位置の厚み以下となる形状を有しており、かつ、一定の厚みを有している、
アルカリ蓄電池にある。
本発明の第3の態様は、複数の電極がセパレータを介して積層された電極組立体を有するアルカリ蓄電池であって、
上記電極は、
金属箔と、
上記金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを備えた電極とを有し、
上記活物質層は、
上記電極組立体の積層方向から視た平面視における上記活物質層の周縁部の少なくとも一部に配置された薄肉領域と、
上記薄肉領域に連なり、上記薄肉領域よりも厚みが厚く、一定の厚みを備えた厚肉領域と、を有しており、
上記薄肉領域は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも上記厚肉領域に近い位置の厚み以下となる形状を有しており、かつ、互いに厚みの異なる複数の平坦部と、上記平坦部同士を接続する段部とを備えた階段状を呈している、
アルカリ蓄電池にある。
上記アルカリ蓄電池における電極組立体は、金属箔と、金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを備えた電極を有している。また、活物質層は、その周縁部に配置された薄肉領域と、薄肉領域に連なり、一定の厚みを備えた厚肉領域とを有している。この電極とセパレータとを交互に積層することにより、セパレータにおける薄肉領域上に配置された部分の空隙率を、厚肉領域上に配置された部分の空隙率よりも高くすることができる。また、場合によっては、セパレータを薄肉領域から離隔して配置し、セパレータと薄肉領域との間に隙間を形成することも期待できる。
そして、上述したセパレータの空隙率が高い部分や、セパレータと薄肉領域との間の隙間は、薄肉領域上、即ち、活物質層の周縁部と対面する位置に形成されている。そのため、これらの部分が電解液やガスの通り道となって、セパレータの外部から内部への電解液の吸収や、電極から発生したガスのセパレータ外への排出を円滑かつ迅速に行うことができる。
以上の結果、上記アルカリ蓄電池によれば、電極間へのガスの滞留を抑制するとともに、電極やセパレータへの電解液の供給を円滑に行うことができる。
実施例1における、アルカリ蓄電池の要部を示す断面図である。 図1における、薄肉領域近傍の拡大図である。 実施例1における、バイポーラ電極を正極活物質層側から視た平面図である。 実施例1における、バイポーラ電極を負極活物質層側から視た平面図である。 実施例2における、薄肉領域の厚みが一定であるバイポーラ電極の要部を示す一部断面図である。 実施例3における、薄肉領域が階段状を呈しているバイポーラ電極の要部を示す一部断面図である。
上記アルカリ蓄電池における電極組立体は、活物質層としての正極活物質層と負極活物質層とがセパレータを介して対面した単セルを1つ以上備えていれば、どのような態様の電極を採用してもよい。例えば、電極として、金属箔上に正極活物質層が配置された正極と、金属箔上に負極活物質層が配置された負極と有していてもよい。この場合には、正極と負極とを積層方向に交互に配置することにより、セパレータを介して正極活物質層と負極活物質層とを対面させることができる。
また、電極組立体は、電極として、電極組立体の積層方向における両端に配置された終端電極と、終端電極同士の間に配置されたバイポーラ電極とを有しており、バイポーラ電極は、活物質層として、金属箔の表側面上に配置された正極活物質層と、裏側面上に配置された負極活物質層とを有していてもよい。この場合には、セパレータを介して複数枚のバイポーラ電極を積層するという単純な構成により、正極活物質層と負極活物質層とがセパレータを介して対面した単セルを直列に接続することができる。その結果、アルカリ蓄電池の起電力をより高くすることができる。
また、バイポーラ電極を用いる場合には、単極性の電極を用いる場合に比べて、電極の総数に対する単セルの数を増やすことができる。それ故、電極の総数が同じ場合には、単極性の電極を用いる場合に比べて単セルの数を多くすることができる。また、単セルの数が同じ場合には、単極性の電極を用いる場合に比べて電極の総数を少なくし、積層方向におけるアルカリ蓄電池の寸法をより小さくすることができる。
電極の金属箔としては、例えば、ニッケル箔等のアルカリ蓄電池用として公知の金属箔を採用することができる。金属箔の厚みは、例えば5〜100μmの範囲から適宜設定することができる。
金属箔の片面または両面上には、活物質層が配置されている。活物質層は、例えば水酸化ニッケルや水素吸蔵合金等の活物質と、活物質同士を結着させるバインダとを含んでいる。また、活物質層は、必要に応じて導電助剤等の添加剤を含んでいてもよい。
活物質層は、比較的厚みの薄い薄肉領域と、薄肉領域よりも厚みの厚い厚肉領域とを有している。薄肉領域は、電極組立体の積層方向から視た平面視における活物質層の周縁部の一部に配置されていてもよく、周縁部の全周に亘って配置されていてもよい。薄肉領域が活物質層の周縁部の少なくとも一部に配置されていれば、薄肉領域上に配置されたセパレータの空隙率を高くすることができる。その結果、電解液の吸収やガスの排出を円滑かつ迅速に行うことができる。これらの作用効果をより効果的に得る観点からは、薄肉領域は、上記積層方向から視た平面視における、活物質層の周縁部の全周に亘って配置されていることが好ましい。
薄肉領域の形成には、例えば、以下の方法を採用することができる。即ち、活物質とバインダとを含むスラリーを金属箔上に塗布した後、スラリーを乾燥させて活物質層を形成する。この活物質層の周縁部に切削加工を施して周縁部の厚みを中央部よりも薄くすることにより、薄肉領域と厚肉領域とを形成することができる。
また、金属箔上にスラリーを塗布する際にスラリーの塗布量や塗布速度を変更することにより、スラリーの周縁部の塗布厚を中央部よりも薄くする。その後、スラリーを乾燥させることにより、薄肉領域と厚肉領域とを形成することができる。
薄肉領域は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも上記厚肉領域に近い位置の厚み以下となる形状を有している。例えば、薄肉領域は、一定の厚みを有していてもよい。このような形状の薄肉領域は、例えば、金属箔上に一定の厚みの活物質層を配置した後、活物質層の周縁部を削り取って厚みを減少させるなどの方法により形成することができる。
また、薄肉領域は、厚肉領域から離れるほど厚みが薄くなっているテーパ状を呈していてもよい。このような形状の薄肉領域は、例えば、金属箔上に厚みを変更しながら活物質層を配置することにより形成することができる。それ故、この場合には、一定の厚みの薄肉領域を形成する場合に比べて、簡素な工程で薄肉領域を形成することができる。
また、薄肉領域は、互いに厚みの異なる複数の平坦部と、平坦部同士を接続する段部とを備えた階段状を呈していてもよい。このような形状の薄肉領域は、厚みが一定の場合と同様に、金属箔上に一定の厚みの活物質層を配置した後、活物質層の周縁部を削り取って厚みを階段状に減少させるなどの方法により形成することができる。
上記平面視における活物質層の全幅を100%としたときに、薄肉領域の幅、即ち、活物質層の端縁から薄肉領域と厚肉領域との境界までの距離は、活物質層の全幅の2.5〜5%とすることができる。ここで、活物質層の全幅とは、測定の対象となる薄肉領域を備えた活物質層の端縁から、当該端縁の反対側の端縁までの距離をいう。例えば、上記平面視において活物質層が長方形状を呈しており、その短辺に沿って薄肉領域が設けられている場合には、活物質層の長辺の長さが活物質層の全幅となる。
薄肉領域の幅を活物質層の全幅の2.5%以上とすることにより、薄肉領域上に形成される、セパレータの空隙率が高い部分や、セパレータと薄肉領域との間の隙間の幅を十分に広くすることができる。これにより、上述した電解液の吸収やガスの排出をより円滑かつ迅速に行うことができる。
また、薄肉領域の幅を活物質層の全幅の5%以下とすることにより、薄肉領域の幅が過度に広がり、厚肉領域の割合が相対的に小さくなることを回避することができる。それ故、この場合には、上述した電解液の吸収やガスの排出を円滑かつ迅速に行う作用効果を確保しつつ、厚肉領域の減少による電池容量の低下を回避することができる。
厚肉領域は、薄肉領域に連なっており、一定の厚みを有している。ここで、厚肉領域の厚みが一定である状態とは、厚肉領域に周囲よりも突出した突起等が存在していない状態をいい、製造上のバラツキ等に起因して発生する若干の厚みの変動は許容される。厚肉領域の厚みは、例えば、30〜150μmの範囲から適宜設定することができる。また、製造上のバラツキ等による厚肉領域の厚みの変動は、厚みの平均値を100%としたときに、95〜105%の範囲内であればよい。
厚肉領域の厚みが上記特定の範囲を超える場合や上記特定の範囲を下回る場合には、電極間距離の変動が大きくなり、電極反応にムラが発生するおそれがある。その結果、アルカリ蓄電池の電池容量の低下を招くおそれがある。
(実施例1)
上記アルカリ蓄電池の実施例について、図を用いて説明する。図1に示すように、アルカリ蓄電池1は、複数の電極2(21、22、23)がセパレータ3を介して積層された電極組立体11を有している。電極2は、金属箔24と、金属箔24の片面または両面上に配置された活物質層25(25p、25n)とを有している。活物質層25は、電極組立体11の積層方向から視た平面視における、活物質層25の周縁部の少なくとも一部に配置された薄肉領域251(251p、251n)と、薄肉領域251に連なり、薄肉領域251よりも厚みが厚く、一定の厚みを備えた厚肉領域252(252p、252n)とを有している。また、薄肉領域251は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも厚肉領域252に近い位置の厚み以下となる形状を有している。
本例の電極組立体11は、電極2として、積層方向の両端に配置された終端電極21、23と、終端電極21と終端電極23との間に配置された複数のバイポーラ電極22とを有している。バイポーラ電極22は、集電体としての金属箔24と、活物質層25としての正極活物質層25pと負極活物質層25nとを有している。正極活物質層25pは金属箔24の表側面上に配置されており、負極活物質層25nは金属箔24の裏側面上に配置されている。
図3に示すように、バイポーラ電極22の金属箔24は、電極組立体11の積層方向から視た平面視において長方形状を呈している。正極活物質層25pは、金属箔24の周縁部241よりも内側に配置されており、上記平面視において長方形状を呈している。本例の正極活物質層25pは長辺150mm、短辺100mmの長方形状を呈している。
図1〜図3に示すように、正極活物質層25pは、薄肉領域251pと、薄肉領域251pよりも厚みが厚い厚肉領域252pとを有している。薄肉領域251pは、電極組立体11の積層方向から視た平面視における、正極活物質層25pの周縁部の全周に亘って配置されている。また、厚肉領域252pは、上記平面視における薄肉領域251pの内側に配置されている。
本例の厚肉領域252pの厚みは90μmである。また、図1及び図2に示すように、本例の薄肉領域251pは、厚肉領域252pから離れるほど厚みが薄くなっているテーパ状を呈している。
上記平面視における、正極活物質層25pの短辺253pに沿って配置された薄肉領域251pの幅wps(図3参照)は、正極活物質層25pの長辺254pの長さの2.5〜5%の範囲から適宜設定することができる。また、上記平面視における正極活物質層25pの長辺254pに沿って配置された薄肉領域251pの幅wplは、正極活物質層25pの短辺253pの長さの2.5〜5%の範囲から適宜設定することができる。
図4に示すように、負極活物質層25nは、上記平面視において金属箔24の周縁部241よりも内側に配置されている。また、負極活物質層25nは、図3及び図4に示すように、上記平面視において正極活物質層25pよりも大きな長方形状を呈している。具体的には、本例の負極活物質層25nは、長辺152mm、短辺102mmの長方形状を呈している。
図1、図2及び図4に示すように、負極活物質層25nは、薄肉領域251nと、薄肉領域251nよりも厚みが厚い厚肉領域252nとを有している。薄肉領域251nは、電極組立体11の積層方向から視た平面視における、負極活物質層25nの周縁部の全周に亘って配置されている。また、厚肉領域252nは、上記平面視における薄肉領域251nの内側に配置されている。
本例の厚肉領域252nの厚みは80μmである。また、図1及び図2に示すように、薄肉領域251nの厚みは、厚肉領域252nから離れるほど薄くなっている。
上記平面視における、負極活物質層25nの短辺253nに沿って配置された薄肉領域251nの幅wns(図4参照)は、負極活物質層25nの長辺254nの長さの2.5〜5%の範囲から適宜設定することができる。また、上記平面視における負極活物質層25nの長辺254nに沿って配置された薄肉領域251nの幅wnlは、負極活物質層25nの短辺253nの長さの2.5〜5%の範囲から適宜設定することができる。
図には示さないが、2つの終端電極21、23のうち一方の終端電極21は、負極活物質層25nを有しない以外は、バイポーラ電極22と同様の構成を有している。また、他方の終端電極23は、正極活物質層25pを有しない以外は、バイポーラ電極22と同様の構成を有している。
図1に示すように、終端電極21、23及びバイポーラ電極22は、正極活物質層25pと負極活物質層25nとが積層方向に交互に並ぶように配置されている。また、正極活物質層25pの厚肉領域252pは、セパレータ3を介して負極活物質層25nの厚肉領域252nに対面している。このように、本例の電極組立体11は、隣り合う金属箔24の間に、セパレータ3と、当該セパレータ3に面した正極活物質層25p及び負極活物質層25nとからなる単セルを有している。そして、単セル同士は、集電体としての金属箔24を介して電気的に直列に接続されている。
本例のセパレータ3は、ポリオレフィン系樹脂の繊維からなる不織布である。セパレータ3は、負極活物質層25nよりも大きな長方形状を呈しており、図1及び図2に示すように、正極活物質層25pの厚肉領域252pと負極活物質層25nの厚肉領域252nとの間に挟持されている。図2に示すように、セパレータ3における、各活物質層25の薄肉領域251上に配置された部分31は、厚肉領域252同士の間に挟持された部分32に比べて空隙率が高くなっている。また、本例においては、セパレータ3における、薄肉領域251上に配置された部分31が薄肉領域251から離隔しており、セパレータ3と薄肉領域251との間に隙間が形成されている。
図1に示すように、電極組立体11の側周面は、シール部12により覆われている。また、シール部12には、バイポーラ電極22における金属箔24の周縁部241、及び、終端電極21における金属箔24の周縁部241が保持されている。
電極組立体11の積層方向における両端には、金属製の拘束部材13が配置されている。拘束部材13は、保持板(図示略)により、終端電極21、23の金属箔24に当接した状態で保持されている。本例のアルカリ蓄電池1においては、拘束部材13を介して電極組立体11と外部回路とを電気的に接続することができる。
本例のアルカリ蓄電池1の作用効果を説明する。図1に示すように、アルカリ蓄電池1における電極組立体11は、金属箔24と、金属箔24の片面または両面上に配置された活物質層25とを備えた電極2を有している。また、活物質層25は、その周縁部に配置された薄肉領域251と、薄肉領域251に連なり、一定の厚みを備えた厚肉領域252とを有している。そのため、電極2とセパレータ3とを交互に積層することにより、図2に示すように、セパレータ3における薄肉領域251上に配置された部分31の空隙率を、厚肉領域252上に配置された部分32の空隙率よりも高くすることができる。さらに、本例のように、セパレータ3を薄肉領域251から離隔して配置し、セパレータ3と薄肉領域251との間に隙間を形成することができる。
上述したセパレータ3の空隙率が高い部分31や、セパレータ3と薄肉領域251との間の隙間は、薄肉領域251上、即ち、活物質層25の周縁部と対面する位置に形成されている。そのため、これらの部分が電解液やガスの通り道となって、セパレータ3の外部から内部への電解液の吸収や、電極2から発生したガスのセパレータ3外への排出を円滑かつ迅速に行うことができる。
以上の結果、アルカリ蓄電池1によれば、電極2間へのガスの滞留を抑制するとともに、電極2やセパレータ3への電解液の供給を円滑に行うことができる。
また、本例の電極組立体11は、電極2として、電極組立体11の積層方向における両端に配置された終端電極21、23と、終端電極21と終端電極23との間に配置されたバイポーラ電極22とを有しており、バイポーラ電極22は、金属箔24の表側面上に配置された正極活物質層25pと、裏側面上に配置された負極活物質層25nとを有している。そのため、セパレータ3を介して複数枚のバイポーラ電極22を積層するという単純な構成により、正極活物質層25pと負極活物質層25nとがセパレータ3を介して対面した単セルを直列に接続することができる。その結果、アルカリ蓄電池1の起電力をより高くすることができる。
また、バイポーラ電極22を用いることにより、単極性の電極を用いる場合に比べて、電極の総数に対する単セルの数を増やすことができる。それ故、電極の総数が同じ場合には、単極性の電極を用いる場合に比べて単セルの数を多くすることができる。また、単セルの数が同じ場合には、単極性の電極を用いる場合に比べて電極の総数を少なくし、積層方向におけるアルカリ蓄電池1の寸法をより小さくすることができる。
また、各活物質層25における短辺253(253p、253n)に沿って配置された薄肉領域251の幅は、平面視における活物質層25の全幅、即ち活物質層25の長辺254(254p、254n)の2.5〜5%である。同様に、各活物質層25における長辺254に沿って配置された薄肉領域251の幅は、活物質層25の短辺253の2.5〜5%である。そのため、電解液の吸収やガスの排出を円滑かつ迅速に行う作用効果を確保しつつ、厚肉領域252の減少による電池容量の低下を回避することができる。
また、本例の薄肉領域251の厚みは、厚肉領域252から離れるほど薄くなっている。そのため、一定の厚みの薄肉領域251を形成する場合に比べて、簡素な工程で薄肉領域251を形成することができる。
(実施例2)
本例は、厚みが一定である薄肉領域255を備えた電極2の例である。なお、本実施例以降において使用する符号のうち、既出の実施例において使用した符号と同一のものは、特に説明のない限り、既出の実施例における構成要素等と同一の構成要素等を示す。
本例の電極2は、金属箔24と、金属箔24の表側面上に配置された正極活物質層25pと、金属箔24の裏側面上に配置された負極活物質層25nとを備えたバイポーラ電極26として構成されている。正極活物質層25pは、電極組立体11の積層方向から視た平面視における全周に亘って設けられた薄肉領域255pと、薄肉領域255pの内側に配置された厚肉領域252pとを有している。負極活物質層25nも、正極活物質層25pと同様に、上記平面視における全周に亘って設けられた薄肉領域255nと、薄肉領域255nの内側に配置された厚肉領域252nとを有している。
図5に示すように、本例の薄肉領域255(255p、255n)は、厚肉領域252よりも厚みが薄くなっており、一定の厚みを有している。その他は実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、階段状に厚みが薄くなっている薄肉領域256を備えた電極2の例である。
本例の電極2は、金属箔24と、金属箔24の表側面上に配置された正極活物質層25pと、金属箔24の裏側面上に配置された負極活物質層25nとを備えたバイポーラ電極27として構成されている。正極活物質層25pは、電極組立体11の積層方向から視た平面視における全周に亘って設けられた薄肉領域256pと、薄肉領域256pの内側に配置された厚肉領域252pとを有している。負極活物質層25nも、正極活物質層25pと同様に、上記平面視における全周に亘って設けられた薄肉領域256nと、薄肉領域256nの内側に配置された厚肉領域252nとを有している。
図6に示すように、本例の薄肉領域256(256p、256n)は、互いに厚みの異なる複数の平坦部257(257a、257b)と、平坦部257同士を接続する段部258とを備えた階段状を呈している。より具体的には、本例の薄肉領域は、活物質層25の周縁部に配置された第1の平坦部257aと、第1の平坦部257aと厚肉領域252(252p、252n)との間に配置された第2の平坦部257bとの2つの平坦部257を有している。
第1の平坦部257aの厚みは、当該平坦部257aよりも厚肉領域252に近い第2の平坦部257bの厚みよりも薄くなっている。また、第1の平坦部257aと第2の平坦部257bとの間には段部258が配置されており、段部258を介して平坦部257同士が接続されている。その他は実施例1と同様である。
実施例1〜3に示したように、薄肉領域の形状は、種々の態様を採り得る。例えば、実施例1の薄肉領域251(図2参照)のようにテーパ状を呈していてもよいし、実施例2の薄肉領域255(図5参照)のように厚みが一定になっていてもよい。また、本例の薄肉領域256(図6参照)のように階段状を呈していてもよい。これらの薄肉領域251、255、256は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも厚肉領域に近い位置の厚み以下とある形状を有しているため、薄肉領域251上のセパレータ3の空隙率を高くし、電解液の吸収やガスの排出を円滑かつ迅速に行うことができる。
本発明に係るアルカリ蓄電池1の具体的な態様は、上述した実施例に示した態様に限定されるものではなく、その趣旨を損なわない範囲で適宜変更することができる。例えば、実施例1においては、終端電極21とバイポーラ電極22とを備えたアルカリ蓄電池1の例を示したが、バイポーラ電極22に代えて単極性の電極2を使用することもできる。この場合、例えば、金属箔24の両面に正極活物質層25pを備えた正極と、金属箔24の両面に負極活物質層25nを備えた負極とを、セパレータ3を介して交互に積層すればよい。
また、実施例2〜3には、活物質層25の周縁部の全周に亘って薄肉領域255、256を形成した例を示したが、薄肉領域255、256は、活物質層25の周縁部の少なくとも一部に形成されていればよい。例えば、長方形状を呈する活物質層25の場合には、いずれか1つの辺に沿って薄肉領域255、256を形成してもよいし、2つあるいは3つの辺に沿って薄肉領域255、256を形成してもよい。
1 アルカリ蓄電池
11 電極組立体
2、21、22、23、26、27 電極
24 金属箔
25 活物質層
251、255、256 薄肉領域
252 厚肉領域
3 セパレータ

Claims (7)

  1. 複数の電極がセパレータを介して積層された電極組立体を有するアルカリ蓄電池であって、
    上記電極は、
    金属箔と、
    上記金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを備えた電極とを有し、
    上記活物質層は、
    上記電極組立体の積層方向から視た平面視における上記活物質層の周縁部の少なくとも一部に配置された薄肉領域と、
    上記薄肉領域に連なり、上記薄肉領域よりも厚みが厚く、一定の厚みを備えた厚肉領域と、を有しており、
    上記薄肉領域は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも上記厚肉領域に近い位置の厚み以下となる形状を有しており、かつ、上記積層方向から視た平面視における、上記活物質層の周縁部の全周に亘って配置されている、
    アルカリ蓄電池。
  2. 上記薄肉領域の厚みは一定である、請求項1に記載のアルカリ蓄電池。
  3. 上記薄肉領域は、上記厚肉領域から離れるほど厚みが薄くなっているテーパ状を呈している、請求項1に記載のアルカリ蓄電池。
  4. 上記薄肉領域は、互いに厚みの異なる複数の平坦部と、上記平坦部同士を接続する段部とを備えた階段状を呈している、請求項1に記載のアルカリ蓄電池。
  5. 複数の電極がセパレータを介して積層された電極組立体を有するアルカリ蓄電池であって、
    上記電極は、
    金属箔と、
    上記金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを備えた電極とを有し、
    上記活物質層は、
    上記電極組立体の積層方向から視た平面視における上記活物質層の周縁部の少なくとも一部に配置された薄肉領域と、
    上記薄肉領域に連なり、上記薄肉領域よりも厚みが厚く、一定の厚みを備えた厚肉領域と、を有しており、
    上記薄肉領域は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも上記厚肉領域に近い位置の厚み以下となる形状を有しており、かつ、一定の厚みを有している、
    アルカリ蓄電池。
  6. 複数の電極がセパレータを介して積層された電極組立体を有するアルカリ蓄電池であって、
    上記電極は、
    金属箔と、
    上記金属箔の片面または両面上に配置された活物質層とを備えた電極とを有し、
    上記活物質層は、
    上記電極組立体の積層方向から視た平面視における上記活物質層の周縁部の少なくとも一部に配置された薄肉領域と、
    上記薄肉領域に連なり、上記薄肉領域よりも厚みが厚く、一定の厚みを備えた厚肉領域と、を有しており、
    上記薄肉領域は、いずれの位置においても、当該位置における厚みが当該位置よりも上記厚肉領域に近い位置の厚み以下となる形状を有しており、かつ、互いに厚みの異なる複数の平坦部と、上記平坦部同士を接続する段部とを備えた階段状を呈している、
    アルカリ蓄電池。
  7. 上記電極組立体は、上記電極として、上記電極組立体の積層方向における両端に配置された終端電極と、上記終端電極同士の間に配置されたバイポーラ電極とを有しており、上記バイポーラ電極は、上記活物質層として、上記金属箔の表側面上に配置された正極活物質層と、裏側面上に配置された負極活物質層とを有している、請求項1〜6のいずれか1項に記載のアルカリ蓄電池。
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