JP2016012488A - 燃料電池システム - Google Patents
燃料電池システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016012488A JP2016012488A JP2014133943A JP2014133943A JP2016012488A JP 2016012488 A JP2016012488 A JP 2016012488A JP 2014133943 A JP2014133943 A JP 2014133943A JP 2014133943 A JP2014133943 A JP 2014133943A JP 2016012488 A JP2016012488 A JP 2016012488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- recycle gas
- fuel cell
- pump
- reforming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Abstract
【解決手段】燃料電池システムは、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池34と、改質用原料と改質水とから燃料を生成して燃料電池34に供給する改質部33と、改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して改質部33に供給する脱硫器11a6と、改質部33から燃料電池34に燃料を供給する改質ガス供給管38(燃料供給管)と脱硫器11a6に改質用原料を供給する改質用原料供給管11aとを接続し、燃料の一部をリサイクルガスとして脱硫器11a6に戻すリサイクルガス管39と、リサイクルガス管39に設けられ、リサイクルガスの吐出流量を調整可能であり、リサイクルガス管39にリサイクルガスを流通させるリサイクルガスポンプ39aと、を備えている。
【選択図】 図1
Description
これによれば、ポンプの駆動力によってリサイクル燃料を送出する構成であっても、リサイクル燃料管が閉塞する場合があるが、この場合でも検出部によってリサイクル燃料管の閉塞などの異常を早期かつ確実に検知する。よって、リサイクル燃料管の異常を検知した場合には、脱硫器、改質部や燃料電池を劣化させないような対処(燃料電池システムの停止)をすることが可能となる。
これによれば、熱交換器における熱交換によってリサイクル燃料が降温されるとともにリサイクル燃料中の水蒸気が減少、除却されるため、熱交換器の下流に設置されるポンプは、耐熱性・耐水蒸気性は低くてもよい。また、ポンプにリサイクル燃料中の水蒸気や凝縮した水が流入することによる故障も防ぐことが可能である。よって、一般的に安価かつ信頼性がポンプを使用することができ、燃料電池システムの低コスト化を図ることができる。
これによれば、リサイクル燃料中の水蒸気が凝縮することがないため、凝縮水によるポンプ故障を防止することが可能となる。また、改質部から流出する改質ガスは比較的高温であるため、耐熱性の高いポンプ(高温用ポンプ)を使用することにより、従来のように、リサイクル燃料管に熱交換器を設けなくても、リサイクル燃料を流通させることができる。よって、燃料電池システムの低コスト化を図りつつ、リサイクル燃料を確実に流通させることができる。
これによれば、燃料電池システムの起動(暖機)運転中など、リサイクル燃料中の水蒸気が凝縮する可能性がある場合、リサイクル燃料を確実に流通させることができる。
以下、本発明による燃料電池システムの第一実施形態について説明する。図1に示すように、燃料電池システムは、発電ユニット10および貯湯槽21を備えている。発電ユニット10は、筐体10a、燃料電池モジュール11、熱交換器12、インバータ装置13、水タンク14、および制御装置15を備えている。
いずれの場合もフィードバック制御の場合には、制御装置15は、制御指令値(例えばデューティ比)が判定値より大きくなった場合(または目標値(例えば目標流量、目標回転数)と検出値(例えば検出流量、検出回転数)との差が大きくなった場合)に、リサイクルガス管39が閉塞してリサイクルガスが流れていないと判断するようにしてもよい。制御指令値は、上述した他の情報の一つである。
さらに、フィードバック制御をしている中で所定DUTY以下(例えば10%)となった場合、すなわち、リサイクルガス管39から漏れがありポンプ39aを駆動しなくても多量のリサイクルガスが流れる場合を検知することができる。この場合、フィードバック制御でDUTYを低減させるがDUTY=0%としても(ポンプ停止しても)、目標温度まで低減できない。この場合、リサイクルガス管39からの漏れを検知することができる。
この場合、リサイクルガス管39が閉塞していないとき、リサイクルガスポンプ39aの負荷は変動があっても正常範囲内でありポンプ温度は正常範囲内である。すなわち、ポンプ温度が正常範囲内であれば、リサイクルガスの通過状態は正常状態である。これに対して、リサイクルガス管39が閉塞したとき、リサイクルガスポンプ39aの負荷は大きくなりポンプ温度が正常範囲外に上昇する。すなわち、ポンプ温度が正常範囲を超えていれば、リサイクルガスの通過状態は異常状態である。
このように、ポンプ温度に基づいて、リサイクルガス管39を通過するリサイクルガスの通過状態を検出することができる。
これによれば、リサイクルガスポンプ39aの駆動力によってリサイクルガスを送出する構成であっても、リサイクルガス管39が閉塞する場合があるが、この場合でも制御装置15(検出部)によってリサイクルガス管39の閉塞などの異常を早期かつ確実に検知する。よって、リサイクルガス管39の異常を検知した場合には、脱硫器11a6、改質部33や燃料電池34を劣化させないような対処(燃料電池システムの停止)をすることが可能となる。また、燃料電池システムにおいて、改質部33にて改質された燃料の一部を脱硫器11a6に戻すリサイクルガス管39の異常を確実に検出し、ひいては、硫黄成分による改質部33の劣化や燃料電池34の故障を抑制することができる。
これによれば、リサイクルガス中の水蒸気が凝縮することがないため、凝縮水によるポンプ故障を防止することが可能となる。また、改質部33から流出する改質ガスは比較的高温であるため、耐熱性の高いポンプ(高温用ポンプ)を使用することにより、従来のように、リサイクルガス管39に熱交換器39dを設けなくても、リサイクルガスを流通させることができる。よって、燃料電池システムの低コスト化を図りつつ、リサイクルガスを確実に流通させることができる。
これによれば、燃料電池システムの起動(暖機)運転中など、リサイクルガス中の水蒸気が凝縮する可能性がある場合、リサイクルガスを確実に流通させることができる。
第二実施形態の燃料電池システムは、図5に示すように、圧力調整装置11a4を削除するとともに逆止弁11a7を設けている点で、上述した第一実施形態の燃料電池システムと異なる。逆止弁11a7は、原料ポンプ11a5とリサイクルガス管39との合流点との間に設けるのが望ましい。逆止弁11a7は、原料ポンプ11a5から脱硫器11a6への流れは許容するが、その反対向きの流れは規制するものである。
第三実施形態の燃料電池システムは、図6に示すように、リサイクルガス管39に熱交換器39dが設けられている点で、上述した第一実施形態の燃料電池システムと異なる。熱交換器39dは、冷媒とリサイクルガスとが熱交換するものである。熱交換器39dは、リサイクルガス管39のリサイクルガスポンプ39aより上流側に設けられている。リサイクルガスと熱交換する冷媒には改質部33に供給する改質水が用いられ、熱交換器39dには改質部33に改質水を供給する水供給管11bの一部が収容されている。リサイクルガスの熱は水供給管11bを通過する改質水と熱交換される。
なお、上述した第三実施形態においては、冷媒として改質水を用いたが、これに代えて、カソードエア、排熱回収水(貯湯水)など、燃料電池システムに用いられている流体を用いるようにしてもよい。
これによれば、熱交換器39dにおける熱交換によってリサイクルガスが降温されるとともにリサイクルガス中の水蒸気が減少、除却されるため、熱交換器39dの下流に設置されるリサイクルガスポンプ39aは、耐熱性・耐水蒸気性は低くてもよい。また、リサイクルガスポンプ39aにリサイクルガス中の水蒸気や凝縮した水が流入することによる故障も防ぐことが可能である。よって、一般的に安価かつ信頼性がリサイクルガスポンプ39aを使用することができ、燃料電池システムの低コスト化を図ることができる。
Claims (5)
- 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、
改質用原料と改質水とから前記燃料を生成して前記燃料電池に供給する改質部と、
前記改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して前記改質部に供給する脱硫器と、
前記改質部から前記燃料電池に前記燃料を供給する燃料供給管と前記脱硫器に前記改質用原料を供給する改質用原料供給管とを接続し、前記燃料の一部をリサイクル燃料として前記脱硫器に戻すリサイクル燃料管と、
前記リサイクル燃料管に設けられ、前記リサイクル燃料の吐出流量を調整可能であり、前記リサイクル燃料管に前記リサイクル燃料を流通させるポンプと、
を備えている燃料電池システム。 - 前記ポンプの駆動に関する情報に基づいて、前記リサイクル燃料管を通過する前記リサイクル燃料の通過状態を検出する検出部をさらに備えている請求項1記載の燃料電池システム。
- 前記ポンプの上流の前記リサイクル燃料管に設けられ、冷媒と前記リサイクル燃料とが熱交換する熱交換器をさらに備えている請求項1または請求項2記載の燃料電池システム。
- 前記ポンプは、前記リサイクル燃料中の露点温度以上の温度である前記リサイクル燃料が流通可能なポンプである請求項1または請求項2記載の燃料電池システム。
- 前記ポンプは、気体および液体の両方を吐出可能なポンプである請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014133943A JP6408266B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014133943A JP6408266B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 燃料電池システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016012488A true JP2016012488A (ja) | 2016-01-21 |
JP6408266B2 JP6408266B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=55229078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014133943A Active JP6408266B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6408266B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018010749A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 東京瓦斯株式会社 | 燃料電池システム |
JP2019037973A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | 大阪瓦斯株式会社 | 脱硫装置、水素製造装置、脱硫方法及び水素製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356308A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-12-13 | Osaka Gas Co Ltd | 燃料改質システム |
JP2009162069A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Toyota Motor Corp | 圧縮機の固定構造体 |
WO2014097622A1 (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 |
-
2014
- 2014-06-30 JP JP2014133943A patent/JP6408266B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356308A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-12-13 | Osaka Gas Co Ltd | 燃料改質システム |
JP2009162069A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Toyota Motor Corp | 圧縮機の固定構造体 |
WO2014097622A1 (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018010749A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 東京瓦斯株式会社 | 燃料電池システム |
JP2019037973A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | 大阪瓦斯株式会社 | 脱硫装置、水素製造装置、脱硫方法及び水素製造方法 |
JP7134019B2 (ja) | 2017-08-22 | 2022-09-09 | 大阪瓦斯株式会社 | 脱硫装置、水素製造装置、脱硫方法及び水素製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6408266B2 (ja) | 2018-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6290730B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2015185267A (ja) | 燃料電池システム | |
JP6408266B2 (ja) | 燃料電池システム | |
EP3147981B1 (en) | Fuell cell system | |
EP3070774B1 (en) | Fuel cell system | |
JP6564080B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6290729B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6921373B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6377978B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2009076392A (ja) | 液体燃料電池発電システム | |
JP6720574B2 (ja) | 燃料電池システム | |
US7745060B2 (en) | Fuel cell system and method of operating the fuel cell system | |
EP2924788B1 (en) | Fuel cell system | |
EP2963719B1 (en) | Fuel cell system | |
JP6483359B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP4799827B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6939316B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6904114B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6595173B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6348413B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6891668B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2016103366A (ja) | 燃料電池システム | |
JP5373327B2 (ja) | 脱硫装置及び燃料電池システム | |
JP6330521B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2021136075A (ja) | 燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180828 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6408266 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |