JP2016011494A - 伸縮式テント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テント装置をコンパクトな形状にして、取り扱い作業や搬送作業が容易にできるようにする場合に、テント本体が大気側の雨水や塵埃により無用に汚損されないようにし、かつ、各作業が、より容易にできるようにする。【解決手段】伸縮式テント装置は、ある一方向Aで伸長、収縮可能とされるテント本体5と、一方向Aにおけるテント本体5の一端部に取り付けられてこのテント本体5の他端部側に向かって開く開口6を有し、収縮したテント本体5の少なくとも一部分を格納可能とする格納箱体7と、テント本体5の他端部に取り付けられ、テント本体5を収縮させたとき、格納箱体7の開口6を開閉可能に閉じる蓋体8とを備える。蓋体8をテント本体5の一端部側に向かって開く開口37を有する箱形状体とし、テント本体5を収縮させたとき、蓋体8内にテント本体5の他部分を格納可能にする。【選択図】図1

Description

本発明は、ある一方向で伸長、収縮可能とされるテント本体を、収縮させた状態で閉じられた空間に格納できるようにした伸縮式テント装置に関するものである。
上記伸縮式テント装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、伸縮式テント装置は、水平な一方向で伸長、収縮可能とされるテント本体と、上記一方向における上記テント本体の一端部に取り付けられ、収縮したテント本体を格納可能とする格納枠体と、上記テント本体の他端部に取り付けられ、このテント本体の内外を連通させる入口部とを備えている。
そして、地面がわの上面に敷設されたレール上で、上記テント本体を伸長させれば、通常、このテント本体の内部空間は作業場や物置などに利用可能とされる。この場合、上記内部空間への出入りは、上記格納枠体や入口部を通して可能とされる。
一方、上記テント本体を収縮させて、このテント本体と入口部の一部とを上記格納枠体に格納させれば、上記テント装置はコンパクトな形状とされる。そして、このようにコンパクトな形状にさせれば、テント装置の取り扱い作業や目的地への搬送作業が容易にできると考えられる。
特開平7−102829号公報
ところで、上記テント装置の格納枠体や入口部は、いずれも枠材により形成されている。このため、上記テント本体を収縮させて格納枠体に格納させることにより上記テント装置をコンパクトな形状にした場合でも、上記テント本体の外面は大気側に露出させられたままの状態とされる。
よって、上記したようにテント装置をコンパクトな形状にして、これの取り扱い作業や搬送作業をする場合、上記テント本体は大気側の雨水や塵埃により無用に汚損されるおそれがある。また、上記各作業時には、作業者などから上記テント本体に外力が負荷されてこのテント本体が損傷させられるおそれがある。そこで、このような外力の負荷を避けながら上記作業を進める必要があるが、その分、上記各作業は煩雑となりがちである。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、テント装置をコンパクトな形状にして、これの取り扱い作業や搬送作業が容易にできるようにする場合に、そのテント本体が大気側の雨水や塵埃により無用に汚損されないようにし、かつ、上記各作業が、より容易にできるようにすることである。
請求項1の発明は、ある一方向Aで伸長、収縮可能とされるテント本体5を備えた伸縮式テント装置において、
上記一方向Aにおける上記テント本体5の一端部に取り付けられてこのテント本体5の他端部側に向かって開く開口6を有し、収縮したテント本体5の少なくとも一部分を格納可能とする格納箱体7と、上記テント本体5の他端部に取り付けられ、このテント本体5を収縮させたとき、上記格納箱体7の開口6を開閉可能に閉じる蓋体8とを備えたことを特徴とする伸縮式テント装置である。
請求項2の発明は、上記蓋体8を上記テント本体5の一端部側に向かって開く開口37を有する箱形状体とし、上記テント本体5を収縮させたとき、上記蓋体8内に上記テント本体5の他部分を格納可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の伸縮式テント装置である。
請求項3の発明は、上記格納箱体7と蓋体8とのうちの少なくともいずれか一方をほぼ水平な静止がわ面2上に自立可能に設置すると共に、上記静止がわ面2に沿った方向に移動可能にしたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の伸縮式テント装置である。
請求項4の発明は、上記格納箱体7と蓋体8とのうちの可動側のものに上記テント本体5の内外を連通させるドア開口35を形成すると共に、このドア開口35を開閉可能とするドア36を設けたことを特徴とする請求項3に記載の伸縮式テント装置である。
請求項5の発明は、上記テント本体5の外部の空気をその内部空間27に送り込んで、この内部空間27を陽圧にする加圧装置54を設け、この加圧装置54を、上記格納箱体7と蓋体8とのうちの可動側のものに取り付けたことを特徴とする請求項3、もしくは4に記載の伸縮式テント装置である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、ある一方向で伸長、収縮可能とされるテント本体を備えた伸縮式テント装置において、
上記一方向における上記テント本体の一端部に取り付けられてこのテント本体の他端部側に向かって開く開口を有し、収縮したテント本体の少なくとも一部分を格納可能とする格納箱体と、上記テント本体の他端部に取り付けられ、このテント本体を収縮させたとき、上記格納箱体の開口を開閉可能に閉じる蓋体とを備えている。
このため、上記テント本体を収縮させて、このテント本体を、上記格納箱体とこの格納箱体の開口を閉じた蓋体とで形成された閉じられた空間内に格納してやれば、テント装置はコンパクトな形状とされて、このテント装置の取り扱い作業や搬送作業が容易にできる。
そして、上記の場合、テント本体は上記格納箱体と蓋体とによって閉じられた空間に格納されることから、上記テント本体が大気側の雨水や塵埃により無用に汚損されることは防止される。また、上記各作業時に、その作業者などから上記テント本体に外力が負荷されることは上記格納箱体や蓋体によって防止される。よって、上記各作業時において、テント本体への外力の負荷に留意しないで足りる分、上記テント装置への各作業は、より容易にできる。
請求項2の発明は、上記蓋体を上記テント本体の一端部側に向かって開く開口を有する箱形状体とし、上記テント本体を収縮させたとき、上記蓋体内に上記テント本体の他部分を格納可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の伸縮式テント装置ている。
このため、上記格納箱体と蓋体とによりテント本体を格納するとき、その格納容積を上記格納箱体と蓋体とに分担させることができる。よって、その分、上記格納箱体と蓋体とをそれぞれ小型かつ軽量にできることから、これらによる上記テント本体の格納作業や、上記格納箱体と蓋体とを互いに離反させて上記テント本体を伸長させる際の作業は、より容易にでき、つまり、テント装置の取り扱い作業は、より容易にできる。
請求項3の発明は、上記格納箱体と蓋体とのうちの少なくともいずれか一方をほぼ水平な静止がわ面上に自立可能に設置すると共に、上記静止がわ面に沿った方向に移動可能にしている。
このため、上記テント本体を伸長させたり、収縮させたりする場合の格納箱体や蓋体の移動時に、不意の転倒に留意しないで足りる分、上記テント装置への各作業は更に容易かつ迅速にできる。
請求項4の発明は、上記格納箱体と蓋体とのうちの可動側のものに上記テント本体の内外を連通させるドア開口を形成すると共に、このドア開口を開閉可能とするドアを設けている。
このため、上記格納箱体や蓋体と共に上記ドア開口およびドアを所望位置に移動させることができる。よって、上記ドア開口を通しての上記テント本体の内部空間への出入りが容易にできることとなって便利である。
請求項5の発明は、上記テント本体の外部の空気をその内部空間に送り込んで、この内部空間を陽圧にする加圧装置を設け、この加圧装置を、上記格納箱体と蓋体とのうちの可動側のものに取り付けている。
このため、上記加圧装置の作動によれば、上記テント本体の内部空間に、テント本体の外部の新鮮な空気を取り込むことができる。よって、上記テント本体の内部空間における居住性や作業性を向上させることができる。
また、上記格納箱体や蓋体と共に上記加圧装置を所望位置に移動させることができる。よって、上記加圧装置を、テント本体への空気の取り込みに適したところに位置させたり、上記加圧装置を電源の近くに位置させたりすることができて便利である。
側面部分断面部分破断図である。 平面部分断面部分破断図である。 図1のIII−III線矢視断面図である。 全体斜視図である。
本発明の伸縮式テント装置に関し、テント装置をコンパクトな形状にして、これの取り扱い作業や搬送作業が容易にできるようにする場合に、そのテント本体が大気側の雨水や塵埃により無用に汚損されないようにし、かつ、上記各作業が、より容易にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、伸縮式テント装置は、ある一方向で伸長、収縮可能とされるテント本体と、上記一方向における上記テント本体の一端部に取り付けられてこのテント本体の他端部側に向かって開く開口を有し、収縮したテント本体の少なくとも一部分を格納可能とする格納箱体と、上記テント本体の他端部に取り付けられ、このテント本体を収縮させたとき、上記格納箱体の開口を開閉可能に閉じる蓋体とを備えている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、ほぼ水平な静止がわ面2上に設置された伸縮式テント装置であり、説明の便宜上、矢印Frを前方とし、この前方に向かっての水平方向を左右方向として以下説明する。なお、上記静止がわ面2は、地面、建物内の床面、架台上面、もしくはこれらの面上に支持されたレールなどを含む概念である。
テント装置1は、上記静止がわ面2に沿ったほぼ水平な一方向Aで伸長、収縮可能とされるテント本体5と、上記一方向Aにおける上記テント本体5の前端部(一端部)に取り付けられ、このテント本体5の後端部(他端部)側に向かって開く開口6を有する格納箱体7と、上記テント本体5の後端部に取り付けられ、このテント本体5を収縮させたとき、上記格納箱体7の開口6を開閉可能に閉じる蓋体8とを備えている。
上記格納箱体7と蓋体8とは、いずれも静止がわ面2上に自立可能に設置され、上記静止がわ面2に沿った任意の方向に移動可能とされる。なお、上記格納箱体7と蓋体8とのうち、いずれか一方は建物の壁などに固定させてもよい。
上記テント本体5は、骨格部材11と、この骨格部材11の内側に配置され、この骨格部材11に支持されるテント膜材12と、上記骨格部材11の下端部に取り付けられ、静止がわ面2上の所望位置にまで上記骨格部材11およびテント膜材12を移動可能とさせるキャスターで例示される車輪13とを備えている。
上記骨格部材11は、上記一方向Aに列状かつ等間隔に配置され、その各下端部に上記車輪13が取り付けられて所望方向に移動可能とされる複数の門型フレーム16と、前後方向で隣り合う両門型フレーム16,16を互いに平行移動により接近、離反可能とさせるようこれら両門型フレーム16,16の左右各側部同士を連結する連結フレーム17と、上記両門型フレーム16,16が所定寸法だけ離反したとき、これら両門型フレーム16,16の相対移動を阻止して上記骨格部材11を所定形状(各図中実線)に保形するよう上記両門型フレーム16,16および/もしくは連結フレーム17に着脱可能に架設される保形フレーム18とを有している。
上記各門型フレーム16のうち、最前端の門型フレーム16は前部取付具19により上記格納箱体7に取り付けられ、最後端の門型フレーム16は後部取付具20により上記蓋体8に取り付けられる。
上記テント膜材12は、このテント膜材12の天井面を構成し、互いに離反した上記各門型フレーム16の上部に上部取付具21により吊り下げられるよう支持される天井面膜材22と、この天井面膜材22の各側端縁部から下方に向かい延出して上記テント膜材12の左右各側面を構成し、上記各門型フレーム16の左右各側部に側部取付具23により取り付けられる側面膜材24と、上記テント膜材12の底面を構成し、上記静止がわ面2上に敷設されて各外側端縁部が上記各側面膜材24の下端縁部にファスナー25により着脱可能に連結される底面膜材26とを備えている。
上記テント膜材12の天井面膜材22、左右側面膜材24,24、および底面膜材26の各前端縁部で囲まれた上記テント膜材12の前端開口は上記格納箱体7により閉じられている。一方、上記テント膜材12の天井面膜材22、左右側面膜材24,24、および底面膜材26の各後端縁部で囲まれた上記テント膜材12の後端開口は上記蓋体8により閉じられている。これにより、上記テント本体5の内部空間27は閉じられた空間とされている。
上記格納箱体7は、この格納箱体7の前面部を構成し、上記最前端の門型フレーム16が取り付けられる端面板30と、上記格納箱体7の左右各側面部を構成し、上記端面板30の左右各外側端縁部から後方に向かって延出し、その下端部に上記車輪13が取り付けられる左右側面板31,31と、上記格納箱体7の上面部を構成し、上記端面板30および左右側面板31,31の各上端縁部に架設される上面板32とを備えている。
また、上記格納箱体7は、上記端面板30の起立姿勢を保持可能とするよう上記端面板30の左右各外側端縁部に枢支具33により枢支され、その下端部に上記車輪13が取り付けられる姿勢保持体34と、上記端面板30に形成され、上記テント本体5の内外を連通させるドア開口35と、このドア開口35を開閉可能に閉じるドア36とを備えている。
上記蓋体8は、上記格納箱体7とは同形同大の構成とされるが、前後方向で逆向きの姿勢とされ、この格納箱体7と同様に、開口37、端面板38、左右側面板39,39、枢支具41、および姿勢保持体42を備えている。なお、上記蓋体8は、上記格納箱体7のドア開口35、およびドア36を備えてもよい。
上記テント本体5の内部空間27の前端部には、カーテン45で密閉状に囲まれたエアロックルーム46と、他のカーテン47で区画された区画室48とが形成される。上記エアロックルーム46は着替えや授乳が可能とされる多目的ルームとされる。上記区画室48には、簡易トイレ49が設置され、上記区画室48の一部を形成する上記格納箱体7の端面板30に換気ガラリ50が設けられる。なお、この換気ガラリ50は上記蓋体8にも設けてもよい。
上記テント本体5の格納箱体7や蓋体8はアルミなどの軽合金材や樹脂材により形成される。また、上記テント本体5のテント膜材12や各カーテン45,47は防水材であって、ケナフ繊維等の天然繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維、もしくはガラス繊維等の無機繊維等により形成される織物である基材と、この基材の表裏の各外面に被覆(コーティング)されるポリ塩化ビニル(PVC)やフッ素樹脂など熱可塑性樹脂材製の外面材(コーティング材)とを備えている。なお、上記テント本体5の外面には、汚れ防止のための光触媒層等を設けていてもよいし、もしくは、上記テント本体5の外面層を、この外面層における熱可塑性樹脂に光触媒粒子を含有させることにより光触媒層としてもよい。
上記テント本体5の外部の空気をその内部空間27に送り込んで、この内部空間27を全体的に陽圧にする加圧装置54が設けられる。この加圧装置54は、上記蓋体8に取り付けられると共に車輪55を有して上記静止がわ面2上を所望方向に移動可能とされる左右一対の移動台56,57と、上記移動台56上に設置される電動式ブロアー58と、他の移動台57上に設置される電動式予備ブロアー59と、上記ブロアー58の吸引側に上記テント本体5の外部を連通させる可撓性ダクト60とを備えている。
上記加圧装置54は上記テント本体5の内部空間27に格納されるが、上記加圧装置54の少なくとも一部は上記蓋体8の内部空間に格納される。この場合、テント本体5のテント膜材12の底面膜材26は、上記静止がわ面2と加圧装置54との間に介設されてファスナー25により左右各側面膜材24に取り付けられる。上記ダクト60は、上記テント本体5の後端部のテント膜材12の側面膜材24と蓋体8の側面板39とにそれぞれ形成された貫通口61を貫通している。また、上記ダクト60は上記ブロアー58、テント本体5、および蓋体8に対し着脱可能とされる。
上記エアロックルーム46の陽圧(0〜100Pa)を計測する圧力計65と、上記エアロックルーム46の陽圧を50Pa以下の所定圧に調整する陽圧調整弁66とが設けられる。また、上記エアロックルーム46を除く上記テント本体5の内部空間27の陽圧(0〜100Pa)を計測する他の圧力計67と、上記テント本体5の内部空間27の陽圧を50Paに維持する他の陽圧調整弁68とが設けられる。
各図中実線で示すように、上記テント本体5を伸長させれば、このテント本体5、格納箱体7、および蓋体8で囲まれた内部空間27は、居住空間(シェルタ)、作業場、物置などに利用可能とされる。この場合、上記内部空間27への出入りは、上記ドア開口35を通して可能とされる。
一方、上記門型フレーム16や連結フレーム17から保形フレーム18を取り外して上記テント本体5を収縮させれば、この収縮したテント本体5の少なくとも一部分が上記格納箱体7内に格納可能とされ、かつ、上記テント本体5の他部分が上記蓋体8内に格納可能とされる。また、上記テント本体5を最大限収縮させたとき、上記格納箱体7と蓋体8とは、その各開口6,37を開閉可能に閉じることとされ、これら格納箱体7と蓋体8とで形成された閉じられた空間内に上記テント本体5が格納される(各図中三点鎖線)。なお、図示しないが、上記各開口6,37を閉じた格納箱体7と蓋体8とを互いに着脱可能に連結するフックやバックルなどの連結具が設けられる。
上記構成によれば、ある一方向Aで伸長、収縮可能とされるテント本体5を備えた伸縮式テント装置において、
上記一方向Aにおける上記テント本体5の一端部に取り付けられてこのテント本体5の他端部側に向かって開く開口6を有し、収縮したテント本体5の少なくとも一部分を格納可能とする格納箱体7と、上記テント本体5の他端部に取り付けられ、このテント本体5を収縮させたとき、上記格納箱体7の開口6を開閉可能に閉じる蓋体8とを備えている。
このため、上記テント本体5を収縮させて、このテント本体5を、上記格納箱体7とこの格納箱体7の開口6を閉じた蓋体8とで形成された閉じられた空間内に格納してやれば、テント装置1はコンパクトな形状とされて、このテント装置1の取り扱い作業や搬送作業が容易にできる。
そして、上記の場合、テント本体5は上記格納箱体7と蓋体8とによって閉じられた空間に格納されることから、上記テント本体5が大気側の雨水や塵埃により無用に汚損されることは防止される。また、上記各作業時に、その作業者などから上記テント本体5に外力が負荷されることは上記格納箱体7や蓋体8によって防止される。よって、上記各作業時において、テント本体5への外力の負荷に留意しないで足りる分、上記テント装置1への各作業は、より容易にできる。
また、前記したように、蓋体8をテント本体5の一端部側に向かって開く開口37を有する箱形状体とし、上記テント本体5を収縮させたとき、上記蓋体8内に上記テント本体5の他部分を格納可能にしている。
このため、上記格納箱体7と蓋体8とによりテント本体5を格納するとき、その格納容積を上記格納箱体7と蓋体8とに分担させることができる。よって、その分、上記格納箱体7と蓋体8とをそれぞれ小型かつ軽量にできることから、これら7,8による上記テント本体5の格納作業や、上記格納箱体7と蓋体8とを互いに離反させて上記テント本体5を伸長させる際の作業は、より容易にでき、つまり、テント装置1の取り扱い作業は、より容易にできる。
また、前記したように、格納箱体7と蓋体8とのうちの少なくともいずれか一方をほぼ水平な静止がわ面2上に自立可能に設置すると共に、上記静止がわ面2に沿った方向に移動可能にしている。
このため、上記テント本体5を伸長させたり、収縮させたりする場合の格納箱体7や蓋体8の移動時に、不意の転倒に留意しないで足りる分、上記テント装置1への各作業は更に容易かつ迅速にできる。
また、前記したように、格納箱体7と蓋体8とのうちの可動側のものに上記テント本体5の内外を連通させるドア開口35を形成すると共に、このドア開口35を開閉可能とするドア36を設けている。
このため、上記格納箱体7や蓋体8と共に上記ドア開口35およびドア36を所望位置に移動させることができる。よって、上記ドア開口35を通しての上記テント本体5の内部空間27への出入りが容易にできることとなって便利である。
また、前記したように、テント本体5の外部の空気をその内部空間27に送り込んで、この内部空間27を陽圧にする加圧装置54を設け、この加圧装置54を、上記格納箱体7と蓋体8とのうちの可動側のものに取り付けている。
このため、上記加圧装置54の作動によれば、上記テント本体5の内部空間27に、テント本体5の外部の新鮮な空気を取り込むことができる。よって、上記テント本体5の内部空間27における居住性や作業性を向上させることができる。
また、上記格納箱体7や蓋体8と共に上記加圧装置54を所望位置に移動させることができる。よって、上記加圧装置54を、テント本体5への空気の取り込みに適したところに位置させたり、上記加圧装置54を電源の近くに位置させたりすることができて便利である。
1 テント装置
2 静止がわ面
5 テント本体
6 開口
7 格納箱体
8 蓋体
11 骨格部材
12 テント膜材
13 車輪
16 門型フレーム
17 連結フレーム
18 保形フレーム
22 天井面膜材
24 側面膜材
25 ファスナー
26 底面膜材
27 内部空間
30 端面板
31 側面板
32 上面板
35 ドア開口
36 ドア
37 開口
38 端面板
39 側面板
40 上面板
54 加圧装置
A 一方向

Claims (5)

  1. ある一方向で伸長、収縮可能とされるテント本体を備えた伸縮式テント装置において、
    上記一方向における上記テント本体の一端部に取り付けられてこのテント本体の他端部側に向かって開く開口を有し、収縮したテント本体の少なくとも一部分を格納可能とする格納箱体と、上記テント本体の他端部に取り付けられ、このテント本体を収縮させたとき、上記格納箱体の開口を開閉可能に閉じる蓋体とを備えたことを特徴とする伸縮式テント装置。
  2. 上記蓋体を上記テント本体の一端部側に向かって開く開口を有する箱形状体とし、上記テント本体を収縮させたとき、上記蓋体内に上記テント本体の他部分を格納可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の伸縮式テント装置。
  3. 上記格納箱体と蓋体とのうちの少なくともいずれか一方をほぼ水平な静止がわ面上に自立可能に設置すると共に、上記静止がわ面に沿った方向に移動可能にしたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の伸縮式テント装置。
  4. 上記格納箱体と蓋体とのうちの可動側のものに上記テント本体の内外を連通させるドア開口を形成すると共に、このドア開口を開閉可能とするドアを設けたことを特徴とする請求項3に記載の伸縮式テント装置。
  5. 上記テント本体の外部の空気をその内部空間に送り込んで、この内部空間を陽圧にする加圧装置を設け、この加圧装置を、上記格納箱体と蓋体とのうちの可動側のものに取り付けたことを特徴とする請求項3、もしくは4に記載の伸縮式テント装置。
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