JP2016009774A - 半導体装置 - Google Patents

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河合  徹
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Yasutaka Nakashiba
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Abstract

【課題】電荷蓄積層に保持された電荷が電荷蓄積層から抜けることを抑制する。【解決手段】第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3がトランジスタTR1のゲート電極GE1、ドレイン電極DE1、及びソース電極SE1にそれぞれ電気的に接続している。さらに半導体装置SDは、第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3と異なるパッドである第4パッドPA4を備えている。第4パッドPA4にはダイオードDIOが電気的に接続している。そしてダイオードDIOは、電気的な経路において、アノード(A)がソース電極SE1と第3パッドPA3の間に接続し、かつカソード(K)が第4パッドPA4に接続している。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、例えばパワーデバイスに適用可能な技術である。
パワーデバイスとして、窒化物半導体層を備えるトランジスタが用いられる場合がある。このようなトランジスタでは、異なる窒化物半導体層により形成されるヘテロ接合を利用することがある。具体的にはこの場合、窒化物半導体層の内部に2次元電子ガス(2DEG:Two Dimensional Electron Gas)が発生する。そしてこのような2DEGは、トランジスタのチャネルとして利用することができる。
2DEGをチャネルとして利用するトランジスタでは、電子の移動度が高いものになる。一方でこのようなトランジスタでは、ゲート電極の下にも2DEGが形成される。この場合、トランジスタのノーマリーオフを実現することができない。このため例えば特許文献1に記載されているように、ゲート電極と窒化物半導体層の間に電荷蓄積層を設けることがある。この場合電荷蓄積層が電子を保持することができる。そしてこの場合、電荷蓄積層の下には2DEGが形成されないようになる。このようにしてトランジスタのノーマリーオフが実現される。
特開2008−130672号公報
上記したように、2DEGを利用するトランジスタでは、ノーマリーオフを実現するため、ゲート電極と窒化物半導体層の間に電荷蓄積層を設ける場合がある。このようなノーマリーオフを確実に実現するには、電荷蓄積層に保持された電荷(例えば、電子)が電荷蓄積層から抜けることを抑制する必要がある。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、第1パッド、第2パッド、及び第3パッドがトランジスタのゲート電極、ドレイン、及びソースにそれぞれ電気的に接続している。さらに半導体装置は、第1パッド、第2パッド、及び第3パッドと異なるパッドである第4パッドを備えている。第4パッドにはダイオードが電気的に接続している。そしてダイオードは、電気的な経路において、アノードがソースと第3パッドの間に接続し、かつカソードが第4パッドに接続している。あるいは、ダイオードは、電気的な経路において、アノードが第4パッドに接続し、かつカソードがゲート電極と第1パッドの間に接続している。
他の一実施の形態によれば、半導体パッケージが第1端子、第2端子、及び第3端子を備えている。電気的な経路において、第1パッド、第2パッド、及び第3パッドは、第1端子とゲート電極の間、第2端子とドレインの間、及び第3端子とソースの間にそれぞれ位置している。ダイオードは、電気的な経路において、ソースとゲート電極の間に位置している。そしてダイオードは、電気的な経路において、アノードがソースと第3パッドの間に接続し、かつカソードが第4パッドを介して第1パッドに接続している。あるいは、ダイオードは、電気的な経路において、アノードが第4パッドを介して第3パッドに接続し、かつカソードがゲート電極と第1パッドの間に接続している。
前記一実施の形態によれば、電荷蓄積層に保持された電荷が電荷蓄積層から抜けることが抑制される。
第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す回路図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 図2の変形例を示す断面図である。 第1の実施形態に係る半導体パッケージの構成の一例を示す図である。 図1に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 図1に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 図1に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 図1に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す回路図である。 第2の実施形態に係る半導体パッケージの構成の一例を示す図である。 図9に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 図9に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 図9に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 図9に示した半導体装置の製造方法を示す回路図である。 図2の変形例を示す断面図である。 図15に示した例に係る半導体パッケージの構成の一例を示す図である。 図2の変形例を示す断面図である。 図2の変形例を示す断面図である。
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置SDの構成を示す回路図である。図2は、本実施形態に係る半導体装置SDの構成を示す断面図である。
図1に示すように、半導体装置SDは、半導体パッケージPKGを備えている。半導体パッケージPKGは、半導体チップSCを有している。さらに半導体パッケージPKGは、第1端子TE1、第2端子TE2、及び第3端子TE3を備えている。半導体チップSCは、トランジスタTR1及びダイオードDIOを備えている。
図2に示すように、トランジスタTR1は、窒化物半導体層NSL、ゲート電極GE1、ドレイン電極DE1、ソース電極SE1、及び電荷蓄積層CSLを備えている。ゲート電極GE1、ドレイン電極DE1、及びソース電極SE1は、窒化物半導体層NSL上に形成されている。電荷蓄積層CSLは、窒化物半導体層NSLとゲート電極GE1の間に位置している。
図1に示すように、半導体チップSCは、第1パッドPA1、第2パッドPA2、第3パッドPA3、及び第4パッドPA4を備えている。第1パッドPA1は、電気的な経路において、第1端子TE1とゲート電極GE1の間に位置している。第2パッドPA2は、電気的な経路において、第2端子TE2とドレイン電極DE1の間に位置している。第3パッドPA3は、電気的な経路において、第3端子TE3とソース電極SE1の間に位置している。第4パッドPA4は、第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3とは異なるパッドである。そして電気的な経路において、ダイオードDIOは、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間に位置している。さらに電気的な経路において、ダイオードDIOは、アノード(A)がソース電極SE1と第3パッドPA3の間に接続し、かつカソード(K)が第4パッドPA4を介して第3パッドPA3と接続している。以下、詳細に説明する。
まず、図2を用いて半導体チップSCの断面構造について説明する。半導体チップSCは、窒化物半導体層NSLを備えている。本図に示す例において半導体チップSCは、同一の窒化物半導体層NSL上に、トランジスタ領域TRR及びダイオード領域DIRを有している。そしてトランジスタ領域TRRにはトランジスタTR1が形成され、ダイオード領域DIRにはダイオードDIOが形成されている。本図に示す例では、トランジスタ領域TRR及びダイオード領域DIRは、分離領域IRによって分離されている。分離領域IRは、例えば、STI(Shallow Trench Isolation)又はLOCOS(LOCal Oxidation of Silicon)により形成されている。
本図に示す例において、窒化物半導体層NSLは、第1窒化物半導体層NSL1及び第2窒化物半導体層NSL2の積層膜である。具体的には、第1窒化物半導体層NSL1が下層に位置し、第2窒化物半導体層NSL2が上層に位置している。第1窒化物半導体層NSL1及び第2窒化物半導体層NSL2は、ヘテロ接合を形成しており、第1窒化物半導体層NSL1の第2窒化物半導体層NSL2側に2次元電子ガス(2DEG:Two Dimensional Electron Gas)を形成している。窒化物半導体層NSLの積層構造は、例えば、AlGaN(第2窒化物半導体層NSL2)/GaN(第1窒化物半導体層NSL1)である。
第1窒化物半導体層NSL1は、例えば、基板上に形成されたエピタキシャル層である。この場合、基板としては、例えば、半導体基板又はサファイア基板を用いることができる。より具体的には、上記した半導体基板は、例えば、シリコン基板、SOI(Silicon On Insulator)基板、窒化物半導体基板(例えば、GaN基板)、又はSiC基板である。なお、第1窒化物半導体層NSL1がシリコン基板上のエピタキシャル層である場合、シリコン基板と第1窒化物半導体層NSL1の間にバッファ層を形成してもよい。シリコン基板の格子定数と第1窒化物半導体層NSL1の格子定数の差異によってシリコン基板に反りが生じる場合がある。上記したバッファ層は、このような反りを緩和するための層である。
トランジスタ領域TRRは、窒化物半導体層NSL上に電荷蓄積層CSLを有している。本図に示す例において、電荷蓄積層CSLは、絶縁層CD1,CD2,CD3が窒化物半導体層NSL側からこの順で積層した積層膜である。電荷蓄積層CSLは、例えば、Al(絶縁層CD3)/HfO(絶縁層CD2)/Al(絶縁層CD1)積層膜、SiO(絶縁層CD3)/HfO(絶縁層CD2)/SiO(絶縁層CD1)積層膜、又はONO膜(例えば、シリコン酸化膜(絶縁層CD3)/シリコン窒化膜(絶縁層CD2)/シリコン酸化膜(絶縁層CD1)の積層膜)である。ただし、電荷蓄積層CSLの積層膜の積層数は本図に示す例に限定されるものではない。また電荷蓄積層CSLの材料は、上記した例に限定されるものではない。
電荷蓄積層CSLは、電子をトラップすることができる層である。詳細を後述するように、ゲート電極GE1(制御ゲート)に書き込み電圧を印加することで、電荷蓄積層CSLに電子がトラップされる。なお、詳細を後述するように、ゲート電極GE1への書き込み電圧の印加は、ダイオードDIOを介してソース電極SE1及びゲート電極GE1が電気的に接続する前に実施される(図1)。
電荷蓄積層CSLに上記したように電子がトラップされた場合、電荷蓄積層CSLは、負に帯電する。そしてこの場合、電荷蓄積層CSLの下で2DEGが形成されることが抑制される。言い換えると、電荷蓄積層CSLの負の帯電により、トランジスタTR1のノーマリーオフを実現することができる。さらに、電荷蓄積層CSLの電荷量によってゲート電極GE1の閾値電圧を制御することができる。これにより、電荷蓄積層CSLによって、適当な閾値電圧(例えば、2V)をゲート電極GE1に設定することができる。
第2窒化物半導体層NSL2の表面及び電荷蓄積層CSLは、保護絶縁膜PDLによって覆われている。保護絶縁膜PDLは、例えば、シリコン酸化膜(SiO)又はシリコン窒化膜(SiN)である。
保護絶縁膜PDLは、電荷蓄積層CSLの上方において凹部を有している。そしてこの凹部には、ゲート電極GE1が埋め込まれている。これにより、ゲート電極GE1は、電荷蓄積層CSLを介して窒化物半導体層NSLの上方に位置している。ゲート電極GE1は、ドレイン電極DE1及びソース電極SE1の間の電流量を制御する機能を果たす。さらに後述するように、ゲート電極GE1は、電荷蓄積層CSLに電子をトラップする際の制御ゲートとしても機能する。なお、ゲート電極GE1は、例えば窒化チタン(TiN)やアルミニウム(Al)により形成されている。
なお、本図に示す例では、保護絶縁膜PDLの上記した凹部は、底部が保護絶縁膜PDLを貫通して電荷蓄積層CSLの上面に達している。ただし、上記した凹部の底部は、保護絶縁膜PDLを貫通していなくてもよい。言い換えると、ゲート電極GE1は、保護絶縁膜PDLを介して電荷蓄積層CSLと対向していてもよい。
ダイオード領域DIRは、保護絶縁膜PDL上に、半導体層SLを有している。半導体層SLは、平面視で互いに隣り合う第1導電型領域PR及び第2導電型領域NRを有している。この場合、第1導電型領域PR及び第2導電型領域NRはpn接合を形成している。このようにしてダイオード領域DIRには、第1導電型領域PR及び第2導電型領域NRによってダイオードDIOが形成されている。なお、本図に示す例において第1導電型及び第2導電型は、それぞれ、p型及びn型である。ただし、第1導電型及び第2導電型は、それぞれ、n型及びp型であってもよい。
ダイオードDIOは、第1導電型領域PRがアノード(A)となり、第2導電型領域NRがカソード(K)となる。この場合図1に示すように、第1導電型領域PR(アノード(A))がソース電極SE1と第3パッドPA3の間に接続し、第2導電型領域NR(カソード(K))が第4パッドPA4を介して第1パッドPA1に接続する。
半導体層SLは、例えばポリシリコンによって形成されている。そして半導体層SLに、例えば不純物をイオン注入することで、第1導電型領域PR及び第2導電型領域NRが形成されている。具体的には、例えば、第1導電型領域PRには第1導電型不純物(例えば、ホウ素(B))がイオン注入されており、第2導電型領域NRには第2導電型不純物(例えば、リン(P))がイオン注入されている。
窒化物半導体層NSL上、ゲート電極GE1上、及び半導体層SL上には、層間絶縁膜ILDが形成されている。これにより、窒化物半導体層NSL、ゲート電極GE1、及び半導体層SLは、層間絶縁膜ILDによって覆われている。層間絶縁膜ILDは、例えばシリコン窒化膜(SiN)である。
トランジスタ領域TRRは、窒化物半導体層NSL上に、ドレイン電極DE1及びソース電極SE1を有している。本図に示す例において、ドレイン電極DE1及びソース電極SE1は、層間絶縁膜ILD及び保護絶縁膜PDLを貫通する接続孔に埋め込まれたコンタクトである。さらに本図に示す例では、ドレイン電極DE1及びソース電極SE1は、底部が第2窒化物半導体層NSL2(窒化物半導体層NSL)の上面に接している。ただし、ドレイン電極DE1及びソース電極SE1は、底部が第2窒化物半導体層NSL2を貫通して第1窒化物半導体層NSL1の上面に達していてもよい。なお、ドレイン電極DE1及びソース電極SE1は、第2窒化物半導体層NSL2とオーミック接合を形成する金属(例えば、アルミニウム(Al)又は窒化チタン(TiN))により形成されている。
なお、電荷蓄積層CSL及びゲート電極GE1が形成される領域は、本図に示す例(第2窒化物半導体層NSL2の表面上)に限定されるものではない。例えば、電荷蓄積層CSL及びゲート電極GE1は、第2窒化物半導体層NSL2の表面に開口を有する凹部に埋め込まれていてもよい。
図3は、図2の変形例を示す断面図である。本図に示すように、電荷蓄積層CSLは、導電膜(例えば、ポリシリコン)により形成された浮遊ゲート電極FGEであってもよい。詳細には、窒化物半導体層NSL上にトンネル絶縁膜TDL(例えば、シリコン酸化膜(SiO))が設けられている。そしてトンネル絶縁膜TDL上に浮遊ゲート電極FGEが設けられている。浮遊ゲート電極FGE及びトンネル絶縁膜TDLは、保護絶縁膜PDLによって覆われている。そして保護絶縁膜PDLを介して浮遊ゲート電極FGEの上方には、ゲート電極GE1が位置している。
本図に示す例においては、トンネル絶縁膜TDLを介してホットエレクトロンが浮遊ゲート電極FGE(電荷蓄積層CSL)に注入される。この場合、ゲート電極GE1は、制御ゲートとして機能する。これにより、浮遊ゲート電極FGEは、負に帯電することができる。このようにして本図に示す例においても、浮遊ゲート電極FGE(電荷蓄積層CSL)は、図2に示した例と同様に機能することができる。
次に、図1を用いて半導体パッケージPKGの構成について説明する。半導体パッケージPKGは、半導体チップSCを有している。この場合、半導体チップSCは、例えば、半導体パッケージPKGのリードフレームに実装されている。そして半導体チップSCは、トランジスタTR1及びダイオードDIOを有している。本図に示す例において、トランジスタTR1及びダイオードDIOは、同一の半導体チップSCに形成されている。ただし、トランジスタTR1及びダイオードDIOは、異なる半導体チップSCに形成されていてもよい。さらにこの場合、トランジスタTR1を備える半導体チップSCとダイオードDIOを備える半導体チップSCは、異なる半導体パッケージPKGに実装されていてもよい。
半導体パッケージPKGは、第1端子TE1、第2端子TE2、及び第3端子TE3を備えている。第1端子TE1は、ゲート電圧φGに電気的に接続している。これにより、第1端子TE1は、ゲート電圧φGを供給することができる。第2端子TE2は、電源電圧VDDに電気的に接続している。これにより、第2端子TE2は、電源電圧VDDを供給することができる。第3端子TE3は、接地電位GNDに電気的に接続している。これにより、第3端子TE3は、接地電位GNDを供給することができる。なお、本実施形態では、VDD>φGである。
ゲート電極GE1は、第1パッドPA1を介して第1端子TE1と電気的に接続している。ドレイン電極DE1は、第2パッドPA2を介して第2端子TE2と電気的に接続している。ソース電極SE1は、第3パッドPA3を介して第3端子TE3と電気的に接続している。この場合、上記したパッド及び上記した端子を介して、トランジスタTR1の動作に必要な電圧が供給される。
ダイオードDIOは、電気的な経路において、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間に位置している。具体的には、電気的な経路において、ダイオードDIOは、アノード(A)がソース電極SE1と第3パッドPA3の間に接続し、かつカソード(K)が第4パッドPA4を介して第3パッドPA3と接続している。なお、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間に設けられるダイオードDIOの数は本図に示す例(1つのみ)に限定されるものではない。例えば、いずれも同じ方向に順方向を有する複数のダイオードDIOが、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間に設けられていてもよい。この場合に複数のダイオードDIOは、互いに直列に接続されていてもよいし、互いに並列に接続されていてもよい。
ダイオードDIOは、ゲート電極GE1の電位が変動することを抑制する素子として機能する。詳細には、例えば半導体パッケージPKGの外部要因(例えば、ESD(ElectroStatic Discharge))によって、ゲート電極GE1に負の電圧が印加される場合、又はゲート電極GE1に定格電圧よりも大きい電圧(異常電圧)が印加される場合がある。これに対して本図に示す例では、ゲート電極GE1に負の電圧が印加されても、ダイオードDIOを介してゲート電極GE1側からソース電極SE1側(接地電位GND側)に電流が流れる。さらにゲート電極GE1に異常電圧が印加されても、ダイオードDIOを介してゲート電極GE1側からソース電極SE1側(接地電位GND側)に電流が流れる。このようにして、ゲート電極GE1の電位が変動することが抑制される。
さらに本図に示す例においては、電荷蓄積層CSL(図2)に蓄積された電荷(電子)が電荷蓄積層CSLから抜けることが抑制される。詳細には、上記したように、電荷蓄積層CSLには電子がトラップされている。このような電子は、ゲート電極GE1が負に帯電すると、ゲート電極GE1及びソース電極SE1(接地電位GND)の間の電位差により電荷蓄積層CSLから抜けてしまう場合がある。これに対して本図に示す例では、上記したようにゲート電極GE1に負の電圧が印加されることが抑制されている。これにより、電荷蓄積層CSLから電子が抜けることが抑制される。
なお、ダイオードDIOを介してゲート電極GE1側からソース電極SE1側に電流が流れる場合、電荷蓄積層CSL(図2)に電子を注入するために必要な電圧をゲート電極GE1(制御ゲート)に印加することができない。このため、詳細を後述するように、電荷蓄積層CSLへの電子の注入は、ダイオードDIOを介してソース電極SE1及びゲート電極GE1が電気的に接続する前に実施される。
図4は、本実施形態に係る半導体パッケージPKGの構成の一例を示す図である。半導体パッケージPKGは、保持部材HLDを備えている。そして半導体チップSCが保持部材HLDに搭載されている。さらに半導体チップSCは、第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3をトランジスタ領域TRRに備え、第4パッドPA4をダイオード領域DIRに備えている。
詳細には、第2パッドPA2(ドレインパッド)及び第3パッドPA3(ソースパッド)がこの順で第1方向(本図中x軸方向)に沿って繰り返し並べられている。そして互いに隣り合う第2パッドPA2及び第3パッドPA3の間には、トランジスタユニットTRUが位置している。トランジスタユニットTRUには、トランジスタTR1(図2)が形成される。
より詳細には、第1方向(本図中x軸方向)で互いに隣り合うトランジスタユニットTRUは、分離領域IR(図2)によって互いに分離されている。さらに各トランジスタユニットTRUでは、複数のドレイン電極DE1及び複数のソース電極SE1(図2)が、第1方向と直交する第2方向(本図中y軸方向)に沿って交互に並んでいる。この場合、各トランジスタユニットTRUでは、第2方向に沿って複数のトランジスタTR1を並べることができる。
半導体パッケージPKGは、第1端子TE1、第2端子TE2、第3端子TE3、及び第4端子TE4を備えている。本図に示す例において、第1端子TE1は、ボンディングワイヤBW1を介して第1パッドPA1に接続し、ボンディングワイヤBW4を介して第4パッドPA4と接続している。第2端子TE2は、ボンディングワイヤBW2を介して第2パッドPA2に接続している。第3端子TE3は、ボンディングワイヤBW3を介して第3パッドPA3に接続している。第4端子TE4は、例えば、半導体チップSCの裏面に電気的に接続している。この場合、第4端子TE4を介して、トランジスタTR1(図2)の基板電位を与えることができる。
なお、半導体パッケージPKGの上記した各端子と半導体チップSCの上記した各パッドを電気的に接続する部材(ボンディング部材)は、上記したボンディングワイヤに限定されるものではない。例えば、上記した各端子と上記した各パッドは、ボンディングリボンを介して接続してもよい。
図5〜図8は、図1に示した半導体装置SDの製造方法を示す回路図である。まず、図5に示すように、半導体チップSCにトランジスタTR1及びダイオードDIOを形成する。なお、この工程において、ダイオードDIOは、アノード(A)がソース電極SE1と電気的に接続しているが、カソード(K)はトランジスタTR1のいかなる部分とも電気的に接続していない。言い換えると、本図に示す工程において、ダイオードDIOのカソード(K)は、電気的に浮遊している。
トランジスタTR1及びダイオードDIOの形成方法は、例えば次のようになる。まず、図2に示すように、窒化物半導体層NSLを形成する。次いで、窒化物半導体層NSLに分離領域IRを形成する。これにより、トランジスタ領域TRR及びダイオード領域DIRが規定される。次いで、窒化物半導体層NSL上に絶縁膜を形成する。この絶縁膜は、電荷蓄積層CSLとなる絶縁膜である。次いで、この絶縁膜をパターニングする。これにより、トランジスタ領域TRRに電荷蓄積層CSLが形成される。
次いで、窒化物半導体層NSL上及び電荷蓄積層CSL上に保護絶縁膜PDLを形成する。次いで、トランジスタ領域TRRにゲート電極GE1を形成するとともに、ダイオード領域DIRに半導体層SLを形成する。これにより、ダイオード領域DIRには、ダイオードDIOが形成される。
次いで、窒化物半導体層NSL上及びゲート電極GE1上に層間絶縁膜ILDを形成する。次いで、層間絶縁膜ILDにドレイン電極DE1及びソース電極SE1を形成する。このようにしてトランジスタTR1が形成される。
次いで、図6に示すように、半導体チップSCに、第1パッドPA1、第2パッドPA2、第3パッドPA3、及び第4パッドPA4を形成する。これにより、半導体チップSCが形成される。この工程において、第4パッドPA4は、第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3と電気的に接続していない。言い換えると、第4パッドPA4は電気的に浮遊している。そしてダイオードDIOは、カソード(K)が第4パッドPA4に電気的に接続している。このため、ダイオードDIOは、カソード(K)が電気的に浮遊している。これにより、ダイオードDIOに電流が流れることはない。なお、本図に示す工程の半導体チップSCを製品として出荷してもよい。
次いで、図7に示すように、ゲート電極GE1に書き込み電圧VPGMを印加する。具体的には、第1パッドPA1に書き込み電圧VPGMを印加する。さらに本図に示す例では、第2パッドPA2及び第3パッドPA3を接地している。これにより、電荷蓄積層CSL(図2)に電子がトラップされる。結果、適当な閾値電圧をゲート電極GE1に設定することができる。
本図に示す工程では、第4パッドPA4は、電気的に浮遊している。このため、ダイオードDIOに電流が流れることはない。これにより、ダイオードDIOに電流が流れることなく、ゲート電極GE1に書き込み電圧VPGMを印加することができる。
詳細には、本図に示す例では、書き込み電圧VPGMがダイオードDIOのブレークダウン電圧よりも大きい。このため、ダイオードDIOのアノード(A)がソース電極SE1に電気的に接続し、かつダイオードDIOのカソード(K)がゲート電極GE1に電気的に接続している場合は、ダイオードDIOを介してゲート電極GE1側からソース電極SE1側に電流が流れる。このため上記した場合は、ゲート電極GE1に書き込み電圧VPGMを印加することができない。これに対して本図に示す例では、ダイオードDIOのカソード(K)(第4パッドPA4)が電気的に浮遊している。このため、ダイオードDIOに電流が流れることがない。このため書き込み電圧VPGMがダイオードDIOのブレークダウン電圧よりも大きい場合であっても、ゲート電極GE1に書き込み電圧VPGMを印加することができる。
次いで、図8に示すように、半導体チップSCを半導体パッケージPKGに実装する。次いで、第1端子TE1を、例えばボンディングワイヤ(例えば、図4のボンディングワイヤBW1,BW4)により、第1パッドPA1及び第4パッドPA4に電気的に接続する。同様に、第2端子TE2を、例えばボンディングワイヤ(例えば、図4のボンディングワイヤBW2)により、第2パッドPA2に電気的に接続する。同様に、第3端子TE3を、例えばボンディングワイヤ(例えば、図4のボンディングワイヤBW3)により、第3パッドPA3に電気的に接続する。このようにして図1に示した半導体装置SDが製造される。
以上、本実施形態によれば、トランジスタTR1は、電荷蓄積層CSLを備えている。これにより、トランジスタTR1はノーマリーオフを実現することができる。さらに適当な閾値電圧をゲート電極GE1に設定することができる。さらに本実施形態によれば、電気的な経路において、トランジスタTR1のソース電極SE1とトランジスタTR1のゲート電極GE1の間にダイオードDIOが設けられている。これにより、ゲート電極GE1の電位が変動することを抑制することができる。特にこの場合、電荷蓄積層CSLにトラップされた電子が電荷蓄積層CSLから抜けることを効果的に抑制することができる。
さらに本実施形態によれば、ダイオードDIOは、カソード(K)が第4パッドPA4を介して第1パッドPA1(ゲート電極GE1)と電気的に接続している。これにより、ゲート電極GE1に書き込み電圧を印加する場合に、第4パッドPA4を電気的に浮遊した状態にすることができる。この場合、ゲート電極GE1とソース電極SE1の間にダイオードDIOのブレークダウン電圧よりも高い電圧が印加されても、ダイオードDIOに電流が流れることがない。このため、ゲート電極GE1に書き込み電圧を効率的に印加することができる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る半導体装置SDの構成を示す回路図であり、第1の実施形態の図1に対応する。本実施形態に係る半導体装置SDは、以下の点を除いて、第1の実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。
詳細には、第1の実施形態と同様、半導体装置SDは、同一の半導体チップSCに、トランジスタTR1及びダイオードDIOを有している。トランジスタTR1は、ゲート電極GE1、ドレイン電極DE1、及びソース電極SE1を備えている。そしてゲート電極GE1、ドレイン電極DE1、及びソース電極SE1は、第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3にそれぞれ電気的に接続している。
半導体パッケージPKGは、第1の実施形態と同様、第1端子TE1、第2端子TE2、及び第3端子TE3を備えている。第1端子TE1、第2端子TE2、及び第3端子TE3は、第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3にそれぞれ電気的に接続している。
そして本図に示す例では、電気的な経路において、ダイオードDIOは、アノード(A)が第4パッドPA4を介して第3パッドPA3に接続し、かつカソード(K)がゲート電極GE1と第1パッドPA1の間に接続している。そして本図に示す例において、ダイオードDIOは、電気的な経路において、第1の実施形態(図1)と同様、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間に位置している。このため、本図に示す例において、ダイオードDIOは、第1の実施形態と同様の機能を果たすことになる。
図10は、本実施形態に係る半導体パッケージPKGの構成の一例を示す図であり、第1の実施形態の図4に対応する。本図に示す例は、以下の点を除いて、図4(第1の実施形態)に示した例と同様である。
半導体パッケージPKGは、第1端子TE1、第2端子TE2、第3端子TE3、及び第4端子TE4を備えている。半導体チップSCは、第1パッドPA1、第2パッドPA2、第3パッドPA3、及び第4パッドPA4を備えている。そして第1端子TE1は、ボンディングワイヤBW1を介して第1パッドPA1に接続している。第2端子TE2は、ボンディングワイヤBW2を介して第2パッドPA2に接続している。第3端子TE3は、ボンディングワイヤBW3を介して第3パッドPA3に接続し、ボンディングワイヤBW4を介して第4パッドPA4に接続している。これにより、図9に示した回路図の構成が実現される。なお、第4端子TE4は、図4に示した例と同様、例えば、半導体チップSCの裏面に電気的に接続している。
図11〜図14は、図9に示した半導体装置SDの製造方法を示す回路図である。まず、図11に示すように、半導体チップSCにトランジスタTR1及びダイオードDIOを形成する。なお、この工程において、ダイオードDIOは、カソード(K)がゲート電極GE1と電気的に接続しているが、アノード(A)はトランジスタTR1のいかなる部分とも電気的に接続していない。言い換えると、本図に示す工程において、ダイオードDIOのアノード(K)は、電気的に浮遊している。
次いで、図12に示すように、半導体チップSCに、第1パッドPA1、第2パッドPA2、第3パッドPA3、及び第4パッドPA4を形成する。これにより、半導体チップSCが形成される。この工程において、第4パッドPA4は、第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3と電気的に接続していない。そしてダイオードDIOは、アノード(A)が第4パッドPA4に電気的に接続している。このため、ダイオードDIOは、アノード(A)が電気的に浮遊している。これにより、ダイオードDIOに電流が流れることはない。なお、本図に示す工程の半導体チップSCを製品として出荷してもよい。
次いで、図13に示すように、ゲート電極GE1に書き込み電圧VPGMを印加する。具体的には、第1パッドPA1に書き込み電圧VPGMを印加する。さらに本図に示す例では、第2パッドPA2及び第3パッドPA3を接地している。これにより、電荷蓄積層CSL(図2)に電子がトラップされる。結果、適当な閾値電圧をゲート電極GE1に設定することができる。
本図に示す工程では、第4パッドPA4は、電気的に浮遊している。このため、ダイオードDIOに電流が流れることはない。これにより、ダイオードDIOに電流が流れることなく、ゲート電極GE1に書き込み電圧VPGMを印加することができる。
次いで、図14に示すように、半導体チップSCを半導体パッケージPKGに実装する。次いで、第1端子TE1を、例えばボンディングワイヤ(例えば、図10のボンディングワイヤBW1)により、第1パッドPA1に電気的に接続する。同様に、第2端子TE2を、例えばボンディングワイヤ(例えば、図10のボンディングワイヤBW2)により、第2パッドPA2に電気的に接続する。同様に、第3端子TE3を、例えばボンディングワイヤ(例えば、図10のボンディングワイヤBW3,BW4)により、第3パッドPA3及び第4パッドPA4に電気的に接続する。このようにして図9に示した半導体装置SDが製造される。
以上、本実施形態によれば、ダイオードDIOは、アノード(K)が第4パッドPA4を介して第3パッドPA3(ソース電極SE1)と電気的に接続している。これにより、ゲート電極GE1に書き込み電圧を印加する場合に、第4パッドPA4を電気的に浮遊した状態にすることができる。この場合、ゲート電極GE1とソース電極SE1の間にダイオードDIOのブレークダウン電圧よりも高い電圧が印加されても、ダイオードDIOに電流が流れることがない。このため本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例1)
図15は、図2の変形例を示す断面図である。本変形例に係る半導体装置SDは、ダイオードDIOの構成を除いて、第1の実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。具体的には、本変形例では、層間絶縁膜ILD上の配線層ILを用いてトランジスタTR2が形成されている。そしてトランジスタTR2を用いてダイオードDIOが形成されている。
詳細には、層間絶縁膜ILD上には、配線層IL及び拡散防止膜DBLがこの順で繰り返し積層されている。拡散防止膜DBLは、例えば、シリコン窒化膜(SiN)、シリコン炭窒化膜(SiCN)、又はシリコン炭化膜(SiC)により形成されている。配線層ILは、例えば、シリコン酸化膜(SiO)又はlow−k材料(例えば、SiCOH膜)により形成されている。本図に示す例では、複数の配線層ILの中の第2層(配線層IL2)及び第3層(配線層IL3)を用いてトランジスタTR2が形成されている。詳細を後述するように、トランジスタTR2は、配線層IL2及び配線層IL3の間の拡散防止膜DBLをゲート絶縁膜として利用している。なお、トランジスタTR2は、例えば、本図に示す配線層IL(配線層IL2,IL3)よりも上層の配線層ILを用いて形成されてもよい。
配線層IL2(第1配線層)には、ゲート電極GE2(第2ゲート電極)が埋め込まれている。ゲート電極GE2は、例えば、銅(Cu)又はタングステン(W)により形成されている。本図に示す例では、ゲート電極GE2は、トランジスタTR1のゲート電極GE1と同じ方向に延伸している。
配線層IL2と配線層IL3(第2配線層)の間には、半導体層SLが設けられている。半導体層SLは、少なくとも一部がゲート電極GE2と平面視で重なっている。半導体層SLには、トランジスタTR2のチャネルが形成される。半導体層SLは、例えば、酸化物半導体層を含んでいる。この場合酸化物半導体層は、例えば、InGaZnO層、InZnO層、ZnO層、ZnAlO層、ZnCuO層、NiO層、SnO層、又はCuO層である。ただし、半導体層SLの材料は上記した例に限定されるものではない。
半導体層SLには、ドレイン及びソースが形成されている。ドレイン及びソースは、例えば、半導体層SLに不純物を注入することにより形成されている。半導体層SLが酸化物半導体層である場合は、ドレイン及びソースは、半導体層SLに酸素欠陥を導入することにより形成してもよい。
半導体層SLのドレインには、配線層IL3に埋め込まれたビアDVAが接続している。同様に半導体層SLのソースには、配線層IL3に埋め込まれたビアSVAが接続している。本図に示す例において、ビアDVAは、配線層IL3に埋め込まれた配線DWRの底面に接続している。同様に、ビアSVAは、配線層IL3に埋め込まれた配線SWRの底面に接続している。配線DWR及びビアDVAは、例えばデュアルダマシンにより形成されている。同様に配線SWR及びビアSVAも、例えばデュアルダマシンにより形成されている。なお、配線DWR,SWR及びビアDVA,SVAは、例えば銅(Cu)により形成されている。
以上の場合、配線層IL2及び配線層IL3の間の拡散防止膜DBLは、ゲート電極GE2と平面視で重なる部分がトランジスタTR2のゲート絶縁膜として機能する。このようにして配線層IL2及び配線層IL3を用いてトランジスタTR2が形成される。
さらにトランジスタTR2では、ゲート電極GE2がソース(配線SWR及びビアSVA)と電気的に接続している。言い換えると、トランジスタTR2はゲートとソースが短絡している。この場合、トランジスタTR2は、電気的な経路においてソース(アノード)側からドレイン(カソード)側に向かう方向が順方向となるダイオード(ダイオードDIO)となる。このようにして本変形例では、配線層IL2,IL3を用いてダイオードDIOが形成されている。なお、ゲート電極GE2はドレイン(配線DWR及びビアDVA)と電気的に接続していてもよい。
ダイオードDIOは、アノード(配線SWR及びビアSVA)が例えば配線層IL1,IL2,IL3に埋め込まれた配線又はビアを介してトランジスタTR1のソース電極SE1に電気的に接続し、カソード(配線DWR及びビアDVA)が例えば配線層IL1,IL2,IL3に埋め込まれた配線又はビアを介してトランジスタTR1のゲート電極GE1に電気的に接続している。このようにして、図1に示したように、ゲート電極GE1とソース電極SE1の間にダイオードDIOを設けることができる。
さらに本図に示す例では、ダイオードDIO(トランジスタTR2)の少なくとも一部がトランジスタ領域TRR(分離領域IRによって区画されている領域)と平面視で重なっている。より詳細には、ダイオードDIOの半導体層SLが、トランジスタTR1の少なくとも一部と平面視で重なっている。この場合、窒化物半導体層NSLにダイオード領域DIR(図2)を設ける必要がない。これにより、本図に示す例では、図2に示した例と比較して、半導体チップSCの面積を小さいものにすることができる。
本図に示す例では、トランジスタTR1のソース電極SE1は、配線WR2及びビアVA2(配線層IL2に埋め込まれた配線及びビア)並びに配線WR3及びビアVA3(配線層IL3に埋め込まれた配線及びビア)に接続している。この場合、ソース電極SE1を、上記した配線及びビアを介して、ダイオードDIOのアノード(配線SWR及びビアSVA)に電気的に接続することができる。さらにこの場合、トランジスタTR2のソース(配線SWR及びビアSVA)を、上記した配線及びビアを介して、ゲート電極GE2に電気的に接続することもできる。
なお、配線WR2及びビアVA2、並びに配線WR3及びビアVA3は、例えば銅(Cu)により形成されている。また配線WR2及びビアVA2は、例えばデュアルダマシンにより形成されている。同様に、配線WR3及びビアVA3も、例えばデュアルダマシンにより形成されている。
図16は、図15に示した例に係る半導体パッケージPKGの構成の一例を示す図であり、第1の実施形態の図4に対応する。本図に示す例は、以下の点を除いて、図4(第1の実施形態)に示した例と同様である。
半導体チップSCは、ダイオード領域DIR(図4)を備えていない。これにより、半導体チップSCは、第1パッドPA1、第2パッドPA2、第3パッドPA3、及び第4パッドPA4を1つの領域(例えば、分離領域IR(図15)によって区画される1つの領域)に備えている。これにより、本図に示す例では、図4に示した例と比較して、半導体チップSCの面積を小さいものにすることができる。
第4パッドPA4は、配線層IL(図15)に埋め込まれた配線及びビアを介してトランジスタTR2のドレイン(配線DWR及びビアDVA)と電気的に接続している。そして第4パッドPA4は、ボンディングワイヤBW4を介して半導体パッケージPKGの第1端子TE1と電気的に接続している。そして第1パッドPA1、第2パッドPA2、及び第3パッドPA3は、それぞれ、ボンディングワイヤBW1,BW2,BW3を介して第1端子TE1、第2端子TE2、及び第3端子TE3に接続している。これにより、図1に示したように、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間にダイオードDIOを設けることができる。
以上、本変形例によれば、配線層IL2,IL3を用いてダイオードDIOが形成されている。このため窒化物半導体層NSLにダイオード領域DIR(例えば、図2)を設ける必要がない。これにより、本変形例では、図2に示した例と比較して半導体チップSCの面積を小さいものにすることができる。
なお、本変形例では、図1に示した例(第1の実施形態)に係るダイオードDIOを、配線層ILを用いて形成した。このような構成は、図9に示した例(第2の実施形態)に係るダイオードDIOにも同様に適用することができる。
(変形例2)
図17は、図2の変形例を示す断面図である。本変形例に係る半導体装置SDは、ダイオードDIOの構成を除いて、第1の実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。具体的には、本変形例では、ダイオードDIOが、埋込電極BEと窒化物半導体層NSLによって形成されたショットキーバリアダイオードSBDとなっている。なお、埋込電極BEは、例えば、p型不純物がドープされたポリシリコンによって形成されている。その他の例として、埋込電極BEは、窒化物半導体層NSLとショットキー接合を形成する金属(例えば、ニッケル(Ni))により形成されていてもよい。
詳細には、半導体チップSCは、図2に示した例と同様にして、同一の窒化物半導体層NSL上に、トランジスタ領域TRR及びダイオード領域DIRを備えている。そしてトランジスタ領域TRRにはトランジスタTR1が形成され、ダイオード領域DIRにはショットキーバリアダイオードSBD(ダイオードDIO)が形成されている。
ダイオード領域DIRでは、窒化物半導体層NSLに凹部が形成されている。埋込電極BEは、この凹部に埋め込まれている。本図に示す例において、凹部は第2窒化物半導体層NSL2を貫通し、第1窒化物半導体層NSL1の表層に入り込んでいる。具体的には、凹部は、底面が第1窒化物半導体層NSL1中の2DEGよりも低い位置に位置している。この場合、凹部の底面及び内側面において、埋込電極BEと窒化物半導体層NSLがショットキー接合を形成する。このようにして、ダイオード領域DIRにショットキーバリアダイオードSBDが形成される。なおこの場合、ショットキーバリアダイオードSBDは、埋込電極BE側がアノード(A)となり、窒化物半導体層NSL側がカソード(K)となる。
本図に示す例において埋込電極BEは、層間絶縁膜ILDに埋め込まれたコンタクトACTに接続している。さらに層間絶縁膜ILDには、窒化物半導体層NSLと接続するコンタクトKCTが埋め込まれている。コンタクトKCTは、窒化物半導体層NSL(第2窒化物半導体層NSL2)とオーミック接合を形成する金属(例えば、アルミニウム(Al)又はチタン(Ti))により形成されている。
コンタクトACTは、電気的な経路において、ソース電極SE1及び第3パッドPA3の間に接続している。コンタクトKCTは、電気的な経路において、第4パッドPA4(図1)を介して第1パッドPA1(図1)に接続している。このようにして、図1に示したように、ショットキーバリアダイオードSBD(ダイオードDIO)は、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間に設けられる。
以上、本変形例によれば、ダイオードDIOとしてショットキーバリアダイオードSBDが形成されている。ショットキーバリアダイオードSBDは、通常のダイオード(pn接合により形成されるダイオード)と比較して、順方向の電圧降下が小さい。このため、本変形例によれば、図2に示した例と比較して、ダイオードDIOがより好適に機能することができる。
なお、本変形例では、図1に示した例(第1の実施形態)に係るダイオードDIOがショットキーバリアダイオードSBDとなっている。このような構成は、図9に示した例(第2の実施形態)に係るダイオードDIOにも同様に適用することができる。
(変形例3)
図18は、図2の変形例を示す断面図である。本変形例に係る半導体装置SDは、ダイオードDIOの構成を除いて、第1の実施形態に係る半導体装置SDと同様の構成である。具体的には、本変形例では、ダイオードDIOが、コンタクトACTと窒化物半導体層NSLによって形成されたショットキーバリアダイオードSBDとなっている。なお、コンタクトACTは、第2窒化物半導体層NSL2とショットキー接合を形成する金属(例えば、ニッケル(Ni))により形成されている。
本図に示すように、コンタクトACTは、層間絶縁膜ILDに埋め込まれている。そしてコンタクトACTは、窒化物半導体層NSL(第2窒化物半導体層NSL2)とショットキー接合を形成している。これにより、ダイオード領域DIRには、ショットキーバリアダイオードSBD(ダイオードDIO)が形成されている。なお、ショットキーバリアダイオードSBDは、コンタクトACT側がアノード(A)となり、窒化物半導体層NSL側がカソード(K)となる。
層間絶縁膜ILDには、コンタクトKCTが埋め込まれている。コンタクトKCTは、窒化物半導体層NSL(第2窒化物半導体層NSL2)とオーミック結合を形成する金属(例えば、アルミニウム(Al)又はチタン(Ti))により形成されている。
コンタクトACTは、電気的な経路において、ソース電極SE1及び第3パッドPA3の間に接続している。コンタクトKCTは、電気的な経路において、第4パッドPA4(図1)を介して第1パッドPA1(図1)に接続している。このようにして、図1に示したように、ショットキーバリアダイオードSBD(ダイオードDIO)は、ソース電極SE1とゲート電極GE1の間に設けられる。
以上、本変形例によれば、ダイオードDIOとしてショットキーバリアダイオードSBDが形成されている。ショットキーバリアダイオードSBDは、通常のダイオード(pn接合により形成されるダイオード)と比較して、順方向の電圧降下が小さい。このため、本変形例によれば、図2に示した例と比較して、ダイオードDIOがより好適に機能することができる。
なお、ショットキーバリアダイオードSBDを形成する電極は、コンタクト(コンタクトACT)に限定されるものではない。例えば、上記した電極としては、窒化物半導体層NSL上に配置された配線を用いてもよい。
さらに本変形例では、図1に示した例(第1の実施形態)に係るダイオードDIOがショットキーバリアダイオードSBDとなっている。このような構成は、図9に示した例(第2の実施形態)に係るダイオードDIOにも同様に適用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
ACT コンタクト
BE 埋込電極
BW1 ボンディングワイヤ
BW2 ボンディングワイヤ
BW3 ボンディングワイヤ
BW4 ボンディングワイヤ
CD1 絶縁層
CD2 絶縁層
CD3 絶縁層
CSL 電荷蓄積層
DBL 拡散防止層
DE1 ドレイン電極
DIO ダイオード
DIR ダイオード領域
DVA ビア
DWR 配線
GE1 ゲート電極
FGE 浮遊ゲート電極
IL 配線層
IL1 配線層
IL2 配線層
IL3 配線層
ILD 層間絶縁膜
IR 分離領域
KCT コンタクト
NR 第2導電型領域
NSL 窒化物半導体層
NSL1 第1窒化物半導体層
NSL2 第2窒化物半導体層
PA1 第1パッド
PA2 第2パッド
PA3 第3パッド
PA4 第4パッド
PDL 保護絶縁膜
PKG 半導体パッケージ
PR 第1導電型領域
SBD ショットキーバリアダイオード
SC 半導体チップ
SD 半導体装置
SE1 ソース電極
SL 半導体層
SVA ビア
SWR 配線
TE1 第1端子
TE2 第2端子
TE3 第3端子
TE4 第4端子
TR1 トランジスタ
TR2 トランジスタ
TRU トランジスタユニット
TRR トランジスタ領域
VA2 ビア
VA3 ビア
WR2 配線
WR3 配線

Claims (11)

  1. 窒化物半導体層と、
    前記窒化物半導体層を用いて形成され、ゲート電極を有し、前記窒化物半導体層と前記ゲート電極の間に電荷蓄積層を有するトランジスタと、
    前記トランジスタの前記ゲート電極に電気的に接続している第1パッドと、
    前記トランジスタのドレインに電気的に接続している第2パッドと、
    前記トランジスタのソースに電気的に接続している第3パッドと、
    前記第1パッド、前記第2パッド、前記第3パッドとは異なるパッドである第4パッドと、
    前記第4パッドに電気的に接続しているダイオードと、
    を備え、
    電気的な経路において、前記ダイオードは、
    アノードが前記ソースと前記第3パッドの間に接続し、かつカソードが前記第4パッドに接続しており、又は
    前記アノードが前記第4パッドに接続し、かつ前記カソードが前記ゲート電極と前記第1パッドの間に接続している半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記窒化物半導体層上に位置し、平面視で互いに隣り合い、pn接合を形成している第1導電型領域及び第2導電型領域をさらに備え、
    前記ダイオードは前記第1導電型領域及び前記第2導電型領域によって形成されている半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記窒化物半導体層上に位置する第1配線層と、
    前記第1配線層上に位置する第2配線層と、
    前記第1配線層に埋め込まれた第1ゲート電極と、
    前記第1配線層と前記第2配線層の間に形成され、前記第1ゲート電極上に位置する第1ゲート絶縁膜と、
    前記第1配線層と前記第2配線層の間に形成され、前記第1ゲート絶縁膜上に位置する半導体層と、
    前記半導体層に形成された第1ドレインと、
    前記半導体層に形成された第1ソースと、
    をさらに備え、
    前記第1ドレイン及び前記第1ソースのいずれか一方が前記第1ゲート電極と電気的に接続しており、
    前記ダイオードは、前記半導体層、前記第1ゲート絶縁膜、前記第1ゲート電極、前記第1ドレイン及び前記第1ソースによって形成されている半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記半導体層は、前記トランジスタの少なくとも一部と平面視で重なっている半導体装置。
  5. 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記半導体層は、酸化物半導体層を含んでいる半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記酸化物半導体層は、InGaZnO層、InZnO層、ZnO層、ZnAlO層、ZnCuO層、NiO層、SnO層、又はCuO層である半導体装置。
  7. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記窒化物半導体層とショットキー接合を形成する電極をさらに備え、
    前記ダイオードは、前記窒化物半導体層と前記電極によって形成されたショットキーバリアダイオードである半導体装置。
  8. 請求項7に記載の半導体装置において、
    前記電極は、前記窒化物半導体層の表面に開口を有する凹部に埋め込まれた埋込電極である半導体装置。
  9. 請求項7に記載の半導体装置において、
    前記窒化物半導体層上に形成された層間絶縁膜をさらに備え、
    前記電極は、前記層間絶縁膜に埋め込まれている半導体装置。
  10. 半導体チップを有する半導体パッケージを備え、
    前記半導体パッケージは、第1端子、第2端子、及び第3端子を備え、
    前記半導体チップは、
    窒化物半導体層と、
    前記窒化物半導体層を用いて形成され、ゲート電極を有し、前記窒化物半導体層と前記ゲート電極の間に電荷蓄積層を有するトランジスタと、
    電気的な経路において、前記第1端子と前記トランジスタの前記ゲート電極の間に位置する第1パッドと、
    電気的な経路において、前記第2端子と前記トランジスタのドレインの間に位置する第2パッドと、
    電気的な経路において、前記第3端子と前記トランジスタのソースの間に位置する第3パッドと、
    前記第1パッド、前記第2パッド、前記第3パッドとは異なるパッドである第4パッドと、
    電気的な経路において、前記ソースと前記ゲート電極の間に位置するダイオードと、
    を備え、
    電気的な経路において、前記ダイオードは、
    アノードが前記ソースと前記第3パッドの間に接続し、かつカソードが前記第4パッドを介して前記第1パッドに接続しており、又は
    前記アノードが前記第4パッドを介して前記第3パッドに接続し、かつ前記カソードが前記ゲート電極と前記第1パッドの間に接続している半導体装置。
  11. 請求項10に記載の半導体装置において、
    前記第1パッドを前記第1端子に接続する第1ボンディング部材と、
    前記第2パッドを前記第2端子に接続する第2ボンディング部材と、
    前記第3パッドを前記第3端子に接続する第3ボンディング部材と、
    前記第4パッドを前記第1端子又は前記第3端子に接続する第4ボンディング部材と、
    をさらに備える半導体装置。
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