JP2016008380A - 排水設備の補修装置及び補修方法 - Google Patents

排水設備の補修装置及び補修方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016008380A
JP2016008380A JP2014127604A JP2014127604A JP2016008380A JP 2016008380 A JP2016008380 A JP 2016008380A JP 2014127604 A JP2014127604 A JP 2014127604A JP 2014127604 A JP2014127604 A JP 2014127604A JP 2016008380 A JP2016008380 A JP 2016008380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
silicon rubber
lining cloth
outer cylinder
cylinder part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014127604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6152988B2 (ja
Inventor
文規 比嘉
Fuminori Higa
文規 比嘉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATO SYOJI KK
Original Assignee
KATO SYOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KATO SYOJI KK filed Critical KATO SYOJI KK
Priority to JP2014127604A priority Critical patent/JP6152988B2/ja
Publication of JP2016008380A publication Critical patent/JP2016008380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6152988B2 publication Critical patent/JP6152988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

【課題】排水トラップの直下に排水管の曲がり部を有する場合でも、排水管の内壁に補修用のライナー層を施す補修作業を容易に行い、分離した外周壁の間に周状の隙間を有する二重構造の排水トラップを補修する場合、補修用のライナー層で周状の隙間を塞がないように補修することができる排水設備の補修装置及び補修方法を提供する。
【解決手段】ライニング反転器の内部にライニングクロスチューブを挿入し、圧縮エアーをライニング反転器の内部に注入することでライニングクロスチューブを反転させつつ、排水トラップの内部を進入させながら膨張させるようにする。また、上部ライニングクロスを上部外筒部の内周面に押圧して付着させる一方、下部ライニングクロスを下部外筒部の内周面に押圧して付着させることにより、上部外筒部と下部外筒部との間の周状の隙間を開放した状態で排水トラップの内壁にライナー層を形成するようにする。
【選択図】図12

Description

本発明は、老朽化等によって腐食又は損傷した排水トラップや排水管の内壁に補修用のライナー層を施すようにした排水設備の補修装置及び補修方法に関する。
近年、集合住宅等のように床スラブの下部に敷設した排水トラップや排水管が老朽化等によって腐食又は損傷した場合、排水トラップや排水管を新規に取り替えるのではなく、排水トラップや排水管の内部にライナー層を形成することによって補修をすることが行われている。
そこで、従来の補修方法について特許文献1を参照すると、この文献に記載されている「排水管、排水管の生産方法および補強部材」は、硬化性樹脂を含浸させた布材を管内にライナー層として貼り付けるようにしたものである。ところが、この補修方法は、排水管が排水トラップから垂直下方に延びた形状である場合には補修可能であるが、排水管の下方に曲がり部を有する場合、この曲がり部から横方向の管内へライナー層を貼り付けることは不可能である。
ところで、この種の排水設備は、排水トラップの周辺の床部材に亀裂等が生じた場合に備えて、床部材に水が浸入するのを防止するため、排水トラップの外筒部に内方へ抜ける貫通孔が形成されている。
ところが、特許文献1の発明は、排水トラップにおける外筒部の内周面、内筒部の外周面と内周面、および内筒部に接続された排水管の内周面に補強部材を一体的に覆うように圧接する構成とされている。このため、特許文献1の補強部材では、上記のように外筒部に形成された貫通孔が塞がれてしまい、貫通孔の機能が損なわれてしまうという不都合が生じる。
ところで、一般家庭や集合住宅等においては、浴室等の排水管から床下の横方向に曲がり管を敷設している場合が多く、この曲がり管と排水トラップの下部の直管との接続部、或いは曲がり管と床下の横方向に設けた横管との接続部等が、最も漏水し易い箇所であると認識されている。
さらに、実際に施工されている排水トラップの構造は、床部材に亀裂等が生じた場合に備え、外筒部を分離した二重構造にし、これらの二重構造の間に周状の隙間を形成することにより(図8、図12参照)、床部材から侵入した水分を排水トラップの内部へ導くようにしている。
従って、このような構造の排水トラップ及び排水管を補修用のライナー層で補修する場合、曲がり部を有する排水管の内壁に補修用のライナー層を形成可能とするだけではなく、上記のように排水トラップの外周壁に形成してある周状の隙間を塞ぐことのない補修方法とする必要がある。
特許第3797989号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、一般家庭や集合住宅等において、排水トラップの直下に排水管の曲がり部を有する場合でも、排水管の内壁に補修用のライナー層を施す補修作業を容易に行い、さらに分離した外周壁の間に周状の隙間を有する二重構造の排水トラップを補修する場合、補修用のライナー層で周状の隙間を塞がないように補修することができる排水設備の補修装置及び補修方法を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明における請求項1に記載の排水設備の補修装置は、ライニングチューブの内部にライニング剤を含浸した筒状のライニングクロスを挿入してなるライニングクロスチューブを形成し、ライニング反転器の内部にライニングクロスチューブを挿入して、圧縮エアーをライニング反転器の内部に注入することでライニングクロスチューブを反転させつつ、排水トラップの内部を進入させながら膨張させることによって、排水トラップに接続した排水管の内壁にライナー層を形成するようにした排水設備の補修装置において、ライニング反転器に沿って取り付けたガイドレールにスライダーを移動可能に設け、スライダーの下端部に、排水トラップに形成された内筒部の外径よりも大径のリング部材を設けると共に、リング部材の外周にライニングクロスの下端部を折り返して挿着した後、ライニング反転器の下端を内筒部の上端に設置した状態で、スライダーを下方に移動することによってライニングクロスの下端部を内筒部の外周に挿着するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2の排水設備の補修装置は、排水トラップの外筒部が上部外筒部と下部外筒部に分離され、上部外筒部と下部外筒部との間に周状の隙間が形成されてなる排水設備の補修装置において、管本体の下部の外周に筒状の下部シリコンゴムが設けられ、下部シリコンゴムの内方上部は管本体の上端に密閉状に固定し、下部シリコンゴムの下部は管本体の外周に折り返して締結することによって下部シリコンゴムの上下部を密閉状に閉塞して下部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とする一方、下部シリコンゴムの上方外周にて、上方へ折り返して両端を合わせた状態で管本体の外周に固定してなる上部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とし、ライニング剤を含浸してなる筒状の上部ライニングクロスと下部ライニングクロスを上部シリコンゴムと下部シリコンゴムの外周に分離した状態でそれぞれ被せると共に、下部ライニングクロスの下方に有する余長分を管本体の下端内方に折り返すようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3の排水設備の補修装置は、請求項2において、ライニング押圧器の下部シリコンゴムの下部を管本体の下端外周に折り返して締結する際、下部シリコンゴムの下部に余長部を形成すると共に、この余長部を下部シリコンゴムの外周へ折り返したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4の排水設備の補修装置は、請求項2又は3において、ライニング押圧器の上端に設けられた密閉部材の上部に回動可能なレバーが設けられ、このレバーの下方であってライニング押圧器の管本体の下端から下方へ突出する管部材を設けると共に、管部材の下端にレバーの回動操作に連動して外方へ膨出するゴム部材を設け、ライニング押圧器のゴム部材を排水トラップの内筒部から排水管内に挿入した状態で、レバーを回動し、ゴム部材を膨出させることによって排水管の内壁を押圧することにより、ライニング押圧器を固定状態にすることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5の排水設備の補修方法は、建築物に設けられた排水トラップの外筒部が上部外筒部と下部外筒部に分離され、上部外筒部と下部外筒部との間に周状の隙間が形成されてなる排水設備の補修方法において、管本体の外周に筒状の下部シリコンゴムを設け、下部シリコンゴムの内方上部は管本体の上端に密閉状に固定し、下部シリコンゴムの下部は管本体の外周に折り返して締結することによって下部シリコンゴムの上下部を密閉状に閉塞して下部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とする一方、下部シリコンゴムの上方外周にて、上方へ折り返して両端を合わせた状態で管本体の外周に固定してなる上部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とし、ライニング剤を含浸した筒状の上部ライニングクロスを上部シリコンゴムの外周に被せる一方、ライニング剤を含浸した筒状の下部ライニングクロスを下部シリコンゴムの外周に被せ、下部ライニングクロスの下方に有する余長分を内方に折り返した状態にして、管本体を排水トラップの内筒部の外周に嵌め込んだ状態で、圧縮エアーを注入して膨張した上部シリコンゴムと下部シリコンゴムによって、上部ライニングクロスを上部外筒部の内周面に押圧して付着させる一方、下部ライニングクロスを下部外筒部の内周面に押圧して付着させることにより、上部外筒部と下部外筒部との間の周状の隙間を開放した状態で排水トラップの内壁にライナー層を形成することを特徴とする。
本発明によれば、一般家庭や集合住宅等において、浴室等の排水トラップから床下の横方向に排水管を敷設している場合のように、排水トラップの下部の直管、曲がり管、横管等を有する排水管であっても、排水トラップの上方で行う作業によって、それらの排水管の内壁にライナー層を形成することが可能である。
さらに、排水トラップの外筒部が上部外筒部と下部外筒部に分離され、上部外筒部と下部外筒部との間に周状の隙間が形成された構成の排水トラップであっても、本発明は、ライニングクロスを上部ライニングクロスと下部ライニングクロスに分離し、上部ライニングクロスを上部外筒部の内周面に付着させる一方、下部ライニングクロスを下部外筒部の内周面に付着させることができるため、上部外筒部と下部外筒部との間の周状の隙間を塞ぐことなく開放した状態で排水トラップの内壁にライナー層を形成することができ、トラップ本来の水抜き機能を損なうことなく施工を行うことが可能となる。
(a)は本発明の実施例1に使用するライニング反転器の側面図であり、(b)はライニング反転器にスライダーを取り付けた状況を示す側面図であり、(c)はスライダーの上面図と一方向側面図であり、(d)はスライダーの上面図と他方向側面図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施例1に使用するライニングクロスにライニング剤を含浸させている状況を示す図である。 (a)は本発明の実施例1において、ライニング反転器内にライニングクロスチューブを収納した状態を示す図であり、(b)はライニングチューブの下端部を折り返してライニング反転器の案内管の下端外周に被せた状態を示す図であり、(c)はライニングクロスの下端部を折り返してスライダーのリング部材の外周に被せた状態を示す図である。 (a)は本発明の実施例1において、ライニング反転器を排水トラップの内筒部の上部に設置した状態を示す図であり、(b)はスライダーを下方に押し下げることによってライニングクロスの下端部を排水トラップの内筒部の外周に被せた状態を示す図である。 (a)は本発明の実施例1において、ライニングクロスの下端部を排水トラップの内筒部の外周に被せた状態を示す部分拡大断面図であり、(b)はライニング反転器の内部に圧縮エアーを注入した後にライニングクロスチューブが反転を始めた状況を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施例1において、直管、曲がり管、横管の内部で、ライニングクロスチューブが反転している終端位置における状況を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施例1において、ライニングチューブを回収している状況を示す図である。 本発明の実施例1において、排水トラップの内筒部の外周、及び直管と曲がり管と横管の内壁にライナー層を形成した状況を示す断面図である。 本発明の実施例2に使用するライニング押圧器を示す図であり、(a)はライニング押圧器の側面図、(b)はライニング押圧器の断面図、(c)はライニング押圧器の上部シリコンゴムと下部シリコンゴムを膨張させた状態を示す断面図である。 (a)は本発明の実施例2に使用するライニングクロスにライニング剤を含浸させている状況を示す側面図であり、(b)はライニング剤を含浸した上部ライニングクロスと下部ライニングクロスをライニング押圧器の上部シリコンゴムと下部シリコンゴムとに被せた状態を示す側面図であり、(c)はライニング剤を含浸した上部ライニングクロスと下部ライニングクロスをライニング押圧器の上部シリコンゴムと下部シリコンゴムとに被せた状態を示す断面図である。 (a)は本発明の実施例2に使用するライニング押圧器を排水トラップに取り付けた状況を示す断面図であり、(b)はライニング押圧器の上部シリコンゴムと下部シリコンゴムを膨張した状態を示す断面図である。 本発明の実施例1と実施例2によって、排水トラップの内筒部の内周面と外周面、曲がり管を有する排水管の内周面、排水トラップの上部外筒部の内周面と下部外筒部の内周面や底部等にライナー層を形成した状況を示す断面図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1(a)に示すライニング反転器1は、内部を透視可能な透明の合成樹脂等による長尺の管体2で形成し、その上部を栓部材3で閉塞すると共に、栓部材3の中央に貫通孔3aを形成し、この貫通孔3aに、後述するライニングクロスチューブ5を牽引するワイヤ6を挿通した構成としている。また、ワイヤ6の途中にはストッパー6aが固定され、ストッパー6aを貫通孔3aの上端周部に係止させることによって、管体2の内部に注入した圧縮エアーが外部へ逃げないようにし、また、ライニングクロスチューブ5の反転終端位置を決めるようにしている。
また、図1(a)、(b)に示すように、ライニング反転器1の管体2の上側部には、管体2の内部に圧縮エアーを注入するためのエアーホース30が圧力計Mを介して取り付けられると共に、レバー7aで開閉する排出口7が取り付けられている。このような構成により、エアーホース30を経て管体2内に送られる圧縮エアーの圧力を調整することによって、管体2内に挿入したライニングクロスチューブ5(図3(a)参照)の反転速度を調整し、また排出口7のレバー7aを開放することによって管体2内の圧縮エアーを放出することができる。
さらに、ライニング反転器1の管体2の下部には案内管10が取替え可能に設けられている。この案内管10の下部の口径は、後述するライニング作業において、ライニングを行う排水トラップ4の内筒部11の口径と同等とするのが好ましい。
さらに、本実施例においては、図1(a)、(b)に示すように、上記のライニング反転器1に沿って取り付けたガイドレール35に、図1(c)、(d)に示すスライダー36を移動可能に備えた構成を有する。より詳細な構成としては、ライニング反転器1の上下部の外周に取付ける環状部材37の両側に沿ってガイドレール35を固定し、各ガイドレール35に不図示のベアリングを介して左右のスライダー36を取り付け、これらのスライダー36を固定したハンド用環状部材38を操作することにより、左右のスライダー36を昇降及び下降可能としている。また、スライダー36の下端部には、排水トラップ4を形成する内筒部11の外径よりもやや大径のリング部材39(図4(a)参照)が設けられている。
上記のスライダー36を備えたライニング反転器1の内部には、図3(a)に示すように、ライニング反転器1の内部にライニングクロスチューブ5を挿入して使用する。このライニングクロスチューブ5は、ライニングクロス8をライニングチューブ9の内部に挿入することによって構成されている。
上記のライニングクロスチューブ5は、図2(a)に示すように、伸縮性を有する筒状の布材にライニング剤を含浸させてなるライニングクロス8をライニングチューブ9の内部に挿入することによって作成する。なお、ライニング剤としては、例えば、エポキシ樹脂等の硬化性樹脂を使用すると良いが、他にも適する材料を用いることが可能である。
また、ライニングチューブ9は、圧縮エアーによって内部を膨張又は収縮することが可能な強靭なビニールチューブより形成してあり、その内部に挿入したライニングクロス8の挿入状況を外部から目視できるように透明のビニール材より形成するのが好ましい。
さらに、ライニングチューブ9の下部は開放されているが、図2(a)、(b)に示すように、上部は小径に絞った状態(絞り部9a)に閉塞し、その端部に牽引線材12を固定し、牽引線材12の端部に接続用リング13bを取り付けた構成としている。
次に、上記のように構成されたライニング反転器1を用いて、床部材Cの内部に途中に曲がり部15を有する排水管(直管)20及び排水トラップ4の内筒部11を補修する方法について述べる。
この補修作業に先立ち、ライニングクロスチューブ5を作成するために、図2(a)に示すように、ライニングクロス8をライニングチューブ9内に挿入した状態にして、ライニングチューブ9の開口側からロート16を使ってエポキシ樹脂等の硬化性樹脂によるライニング剤17をライニングチューブ9内に流し込む。さらに、図2(b)に示すように、ライニングチューブ9の上面から含浸ローラ18を押圧しながら均すことによって、ライニングチューブ9内のライニングクロス8にライニング剤17を含浸させる。
次に、図3(a)に示すように、ライニング反転器1の栓部材3の挿通孔3aに挿通してあるワイヤ6を管体2の下方の開口部から引き出した後、ワイヤ6の接続用リング13aとライニングチューブ9の端部に設けた牽引線材12の接続用リング13bとを接続した状態で、ワイヤ6を上方へ牽引することによってライニングクロスチューブ5をライニング反転器1内に収納する。この収納状態として、ライニングチューブ9の下端部9bがライニング反転器1の下端から露出した状態にする。
この状態で、図3(b)に示すように、ライニングチューブ9の下端部9bを上方へ折り返して案内管10の外周に被せ、折り返した部位の外周を結束バンド19等で固定することによって、案内管10の内部からエアーが漏れないようにする。
次いで、図3(c)に示すように、スライダー36の下端のリング部材39の外周にライニングクロス8の下端部8aを折り返して挿着した後、図4(a)に示すように、ライニング反転器1の下端を内筒部11の上端に設置した状態で、図4(b)に示すように、スライダー36を下降することによってライニングクロス8の下端部8aを内筒部11の外周に挿着した後、スライダー36は上方に移動する。
なお、上記のようなライニングクロス8の下端部8aを内筒部11の外周に挿着する作業を手作業で行った場合、排水トラップ4の内部が狭いために手が入り難く、綺麗な挿着状態とするには熟練を要するが、本実施例では、スライダー36の下降操作だけでライニングクロス8の下端部8aの挿着作業を容易且つ迅速に行うことが可能となる。
次いで、図4(b)に示すように、外部に設けたコンプレッサーから圧縮エアーの供給用エアーホース30を介してライニング反転器1の内部に圧縮エアーAを注入すると、そのライニング反転器1の内部に収納されたライニングクロスチューブ5が圧縮エアーAで押圧される。このとき、ワイヤ6を上方に引く力を保持した状態で下方へ送り込むことにより、図5
(b)に示すように、ライニング反転器1内に充満した圧縮エアーAがライニングクロスチューブ5を均等に下方へ押圧し、ライニングクロスチューブ5を反転させながら下方へと進入させることが可能となる。
この状態で、図6に示すように、引き続き圧縮エアーAをライニング反転器1の内部に送り込むことによってライニングクロスチューブ5を反転させることにより、ライニングクロス8がライニングチューブ9の外周を囲繞した反転状態で排水トラップ4の下部の排水管20の内部を下方へ進み、曲がり管21を通過して横管22へ進入する。このとき、上記の直管20、曲がり管21、横管22の内部を反転しつつ進行したライニングクロスチューブ5は、内部の圧縮エアーAによって膨張することにより、ライニングクロス8を直管20、曲がり管21、横管22の内壁に沿って押圧し、ライニングクロス8に含浸したライニング剤17によってライニングクロス8を排水管20の内壁へ付着させる。
次いで、上記のように、ライニングチューブ9を膨張した状態を所定時間だけ保持することにより、ライニングクロス8の硬化を進めることができる。次いで、図7に示すように、レバー7aを開放することによって排出口7から管体2内の圧縮エアーを放出した後、ワイヤ6を上方へ引き上げることによって、ライニングクロス8からライニングチューブ9を剥がしながら上方へと引き込む。さらに、ライニングチューブ9が排水トラップ4の上方へ到った後に、ライニング反転器1を排水トラップ4の上部から取り外すことによって、ライニングチューブ9を回収する。
このような補修方法によって、図8に示すように、上記の排水トラップ4の内筒部11の内周面と外周面(この内筒部11の外周面はライニングクロス8の下端部8aで覆われる)、直管20の内周面、曲がり管21の内周面、及び横管22の内周面に、ライニング剤17が硬化したライニングクロス8によるライナー層を形成することが可能となる。
実施例2は、図12に示すように、排水トラップ4の外筒部が上部外筒部4aと下部外筒部4bに分離され、上部外筒部4aと下部外筒部4bとの間に周状の隙間4cが形成された構成において、ライニングクロスを上部ライニングクロス29aと下部ライニングクロス29bに分離し、上部ライニングクロス29aを上部外筒部4aの内周面に付着させる一方、下部ライニングクロス29bを下部外筒部4bの内周面に付着させるようにしたものである。このようにして、上部外筒部4aと下部外筒部4bとの間の周状の隙間4cを塞ぐことなく開放した状態で、排水トラップ4の内壁にライナー層を形成することができ、トラップ本来の水抜き機能を損なうことなく施工を行うことが可能となる。
以下、本実施例について説明すると、ライニング押圧器24は、図9(a)に示すように、注入ホース30a、31aを外部に設けたコントロールボックス(不図示)に接続し、後述する上部シリコンゴム28a又は下部シリコンゴム28bの内部に圧縮エアーを注入し膨張させ、上部シリコンゴム28a又は下部シリコンゴム28bから排出ホース30b、31bを介して圧縮エアーを排出し収縮するようにしている。なお、図9(b)、(c)の断面図において、注入ホース30a、31a及び排出ホース30b、31b、後述するエアー抜きコック32a、32b等の図示は省略してあるが、いずれも図9(a)と同様の構成を有するものである。
このような構成において、図9(a)、(b)、(c)に示すように、管本体25の内周に筒状の下部シリコンゴム28bを設ける。この下部シリコンゴム28bの上部は管本体25の上端の密閉部材26の外周を経て管本体25の外方へ折り曲げた端部を締結バンド33aで密閉状に固定する。また、下部シリコンゴム28bの下部は、図9(b)に示すように、管本体25の下端外周に折り返して締結バンド33cで締結することにより、下部シリコンゴム28bの上下部を密閉状に閉塞することによって、下部シリコンゴム28bを膨張及び収縮可能としている。
このような下部シリコンゴム28bを膨張及び収縮させる構造としては、外部に設けられたコントロールボックスに接続する注入ホース31aを管本体25の上側部に設けられた接続口27aに接続し、接続口27aを下部シリコンゴム28bに連通させ、注入ホース31aを介して給送される圧縮エアーを下部シリコンゴム28b内に注入することにより、下部シリコンゴム28bを膨張することができる。また、下部シリコンゴム28bに連通させた接続口27bに接続した排出ホース31bのエアー抜きコック32bを開けることによって下部シリコンゴム28b内の圧縮エアーを排出させ、下部シリコンゴム28bを収縮させることができる。
一方、上記の下部シリコンゴム28bの上方外周にて、上方へ折り返して両端を合わせた状態でライニング押圧器24の管本体25の外周に締結バンド33bで固定してなる上部シリコンゴム28aを形成することにより、上部シリコンゴム28aを膨張及び収縮可能にしている。
また、このような上部シリコンゴム28aを膨張及び収縮させる構造として、図9(a)に示すように、外部に設けられたコントロールボックスに接続する注入ホース30aを上部シリコンゴム28aの内部に接続し、注入ホース30aを介して給送される圧縮エアーを上部シリコンゴム28aの内部に注入することにより、図9(c)に示すように、上部シリコンゴム28aを膨張させることができる。また、上部シリコンゴム28aの内部に接続した排出ホース30bを管本体25に固定したエアー抜きコック32aを開けることによって排出させ、上部シリコンゴム28aを収縮させることが可能となる。
また、本実施例では、図9(a)、(b)に示すように、ライニング押圧器24の下部シリコンゴム28bの下部を管本体25の下端外周に折り返した余長部28cを形成した構成としている。この下部シリコンゴム28bの余長部28cは、下部シリコンゴム28bの内部に圧縮エアーを注入することによって、図9(b)に示すように膨張する。
さらに、本実施例では、図9(a)〜(c)に示すように、ライニング押圧器24の上端に設けられた密閉部材26の上部に回動可能なレバー40を設け、このレバー40の下方であってライニング押圧器24の管本体25の下端から下方へ突出する管部材41を設けると共に、管部材41の下端にレバー40の回動操作に連動して管部材41内の棒部材41aが上下動することによって外方へ膨出するようにしたゴム部材42を設けた構成としている。
以下、上記のライニング押圧器24を用いて、図12に示すように、上部外筒部4aと下部外筒部4bとの間の周状の隙間4cを塞ぐことなく開放した状態で、排水トラップ4の内壁にライナー層を形成する補修方法について説明する。
まず、図10(b)、(c)に示すように、ライニング押圧器24の上部シリコンゴム28aと下部シリコンゴム28bの外周に分離した状態で、ライニング剤を含浸してなる筒状の上部ライニングクロス29aと下部ライニングクロス29bをそれぞれ被せると共に、下部ライニングクロス29bの下方に形成した余長分を下部シリコンゴム28bの折返し部28cの内方へ折り返すことによって下部ライニングクロス29bの折返し部29dを形成する。
この上部ライニングクロス29aと下部ライニングクロス29bは、図10(a)に示すように、ライニング剤17を染み込ませた状態で十分に揉みほぐすことによって、ライニング剤17をライニングクロス材にムラなく含浸させる必要がある。なお、ライニング剤17としては、実施例1と同様に、エポキシ樹脂等の硬化性樹脂を使用すると良い。
そして、図11(a)に示すように、上記のライニング押圧器24の管本体25の内周を内筒部11の外周に嵌め込んだ状態にする。また、ライニング押圧器24から垂下するゴム部材42を排水トラップ4の内筒部11を経て直管20内に挿入した際、レバー40を回動することによって、図11(b)に示すように、直管20内に位置するゴム部材42が膨出することによって直管20の内壁を押圧し、ライニング押圧器24を固定状態にする。これによって、後述するように、上部シリコンゴム28aと下部シリコンゴム28bの内部に圧縮エアーを注入した際の反動として、ライニング押圧器24が上方に浮き上がるような挙動を防止することが可能となる。
次いで、図11(b)に示すように、ライニング押圧器24の注入ホース30a、31aを介して圧縮エアーを注入すると、上部シリコンゴム28aと下部シリコンゴム28bは管本体25の内外にて膨張する。これによって膨張した上部シリコンゴム28aと下部シリコンゴム28bにより、上部ライニングクロス29aを上部外筒部4aの内周面に押圧して付着させる一方、下部ライニングクロス29bを下部外筒部4bの内周面に押圧して付着させることができる。
また、上記のように下部シリコンゴム28bが膨張した際、下部シリコンゴム28bの下方に形成した余長分を外方へ折り返した折返し部28cが、排水トラップ4の下部外筒部4bの下部と底部14との角部の隅部23に向けて膨張して密着することにより、この隅部23にエアー溜りを作ることなく、ライナー層を形成することが可能となる。
次いで、所定時間後に、上部ライニングクロス29aと下部ライニングクロス29bのライニング剤が硬化したのを確認した後、エアー抜きコック32a、32bを開けることにより、上部ライニングクロス29aと下部ライニングクロス29b内の圧縮エアーを抜いて縮小させる。また、レバー40を元に戻すことによってゴム部材42を縮小させ、直管20に対する押圧力を解除した後、ライニング押圧器24を上方へ抜き出す。
このような本実施例の補修方法によって、図12に示すように、排水トラップ4の内部において、上部ライニングクロス29aが上部外筒部4aの内周面に付着され、下部ライニングクロス29bが下部外筒部4bの内周面に分離した状態で付着される。また、このとき、下部ライニングクロス29bの折返し部29dは内筒部11の外周の立ち上がり部34として付着される。本実施例では、このような補修方法によって、上部外筒部4aと下部外筒部4bとの間の周状の隙間4cを塞ぐことなく開放した状態で、排水トラップ4の内壁にライナー層を形成することが可能となる。
本発明の排水設備の補修装置及び補修方法は、一般家庭や集合住宅等において、排水トラップの直下に排水管の曲がり部を有する場合でも、排水管の内壁に補修用のライナー層を施す補修作業を容易に行い、さらに分離した外周壁の間に周状の隙間を有する二重構造の排水トラップを補修する場合、補修用のライナー層で周状の隙間を塞がないように補修することができ、トラップ本来の水抜き機能を損なうことなく施工を行うことが可能となる排水設備の補修装置及び補修方法として利用可能である。
1 ライニング反転器
2 管体
3 栓部材
3a 貫通孔
4 排水トラップ
4a 上部外筒部
4b 下部外筒部
4c 周状の隙間
5 ライニングクロスチューブ
6 ワイヤ
6a ストッパー
7 排出口
7a レバー
8 ライニングクロス
8a ライニングクロスの下端部
9 ライニングチューブ
9a 絞り部
9b 下端部
10 案内管
11 内筒部
12 牽引線材
13 接続用リング
13a 接続用リング
13b 接続用リング
14 底部
15 曲がり部
16 ロート
17 ライニング剤
18 含浸ローラ
19 結束バンド
20 排水管
21 曲がり管
22 横管
23 隅部
24 ライニング押圧器
25 管本体
26 密閉部材
27a、27b 接続口
28a 上部シリコンゴム
28b 下部シリコンゴム
28c 余長部(折返し部)
29a 上部ライニングクロス
29b 下部ライニングクロス
29c 下部ライニングクロスの底部
29d 折返し部
30 エアーホース
30a、31a 注入ホース
30b、31b 排出ホース
32a、32b エアー抜きコック
33a、33b、33c 締結バンド
35 ガイドレール
36 スライダー
37 環状部材
38 ハンド用環状部材
39 リング部材
40 レバー
41 管部材
41a 棒部材
42 ゴム部材
A 圧縮エアー
C 床部材
M 圧力計

Claims (5)

  1. ライニングチューブの内部にライニング剤を含浸した筒状のライニングクロスを挿入してなるライニングクロスチューブを形成し、ライニング反転器の内部にライニングクロスチューブを挿入して、圧縮エアーをライニング反転器の内部に注入することでライニングクロスチューブを反転させつつ、排水トラップの内部を進入させながら膨張させることによって、排水トラップに接続した排水管の内壁にライナー層を形成するようにした排水設備の補修装置において、ライニング反転器に沿って取り付けたガイドレールにスライダーを移動可能に設け、スライダーの下端部に、排水トラップに形成された内筒部の外径よりも大径のリング部材を設けると共に、リング部材の外周にライニングクロスの下端部を折り返して挿着した後、ライニング反転器の下端を内筒部の上端に設置した状態で、スライダーを下方に移動することによってライニングクロスの下端部を内筒部の外周に挿着するようにしたことを特徴とする排水設備の補修装置。
  2. 排水トラップの外筒部が上部外筒部と下部外筒部に分離され、上部外筒部と下部外筒部との間に周状の隙間が形成されてなる排水設備の補修装置において、管本体の下部の外周に筒状の下部シリコンゴムが設けられ、下部シリコンゴムの内方上部は管本体の上端に密閉状に固定し、下部シリコンゴムの下部は管本体の外周に折り返して締結することによって下部シリコンゴムの上下部を密閉状に閉塞して下部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とする一方、下部シリコンゴムの上方外周にて、上方へ折り返して両端を合わせた状態で管本体の外周に固定してなる上部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とし、ライニング剤を含浸してなる筒状の上部ライニングクロスと下部ライニングクロスを上部シリコンゴムと下部シリコンゴムの外周に分離した状態でそれぞれ被せると共に、下部ライニングクロスの下方に有する余長分を管本体の下端内方に折り返すようにしたことを特徴とする排水設備の補修装置。
  3. ライニング押圧器の下部シリコンゴムの下部を管本体の下端外周に折り返して締結する際、下部シリコンゴムの下部に余長部を形成すると共に、この余長部を下部シリコンゴムの外周へ折り返したことを特徴とする請求項2記載の排水設備の補修装置。
  4. ライニング押圧器の上端に設けられた密閉部材の上部に回動可能なレバーが設けられ、このレバーの下方であってライニング押圧器の管本体の下端から下方へ突出する管部材を設けると共に、管部材の下端にレバーの回動操作に連動して外方へ膨出するゴム部材を設け、ライニング押圧器のゴム部材を排水トラップの内筒部から排水管内に挿入した状態で、レバーを回動し、ゴム部材を膨出させることによって排水管の内壁を押圧することにより、ライニング押圧器を固定状態にすることを特徴とする請求項2又は3記載の排水設備の補修装置。
  5. 建築物に設けられた排水トラップの外筒部が上部外筒部と下部外筒部に分離され、上部外筒部と下部外筒部との間に周状の隙間が形成されてなる排水設備の補修方法において、管本体の外周に筒状の下部シリコンゴムを設け、下部シリコンゴムの内方上部は管本体の上端に密閉状に固定し、下部シリコンゴムの下部は管本体の外周に折り返して締結することによって下部シリコンゴムの上下部を密閉状に閉塞して下部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とする一方、下部シリコンゴムの上方外周にて、上方へ折り返して両端を合わせた状態で管本体の外周に固定してなる上部シリコンゴムの内部に圧縮エアーを注入可能とし、ライニング剤を含浸した筒状の上部ライニングクロスを上部シリコンゴムの外周に被せる一方、ライニング剤を含浸した筒状の下部ライニングクロスを下部シリコンゴムの外周に被せ、下部ライニングクロスの下方に有する余長分を内方に折り返した状態にして、管本体を排水トラップの内筒部の外周に嵌め込んだ状態で、圧縮エアーを注入して膨張した上部シリコンゴムと下部シリコンゴムによって、上部ライニングクロスを上部外筒部の内周面に押圧して付着させる一方、下部ライニングクロスを下部外筒部の内周面に押圧して付着させることにより、上部外筒部と下部外筒部との間の周状の隙間を開放した状態で排水トラップの内壁にライナー層を形成することを特徴とする排水設備の補修方法。
JP2014127604A 2014-06-20 2014-06-20 排水設備の補修装置及び補修方法 Active JP6152988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014127604A JP6152988B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 排水設備の補修装置及び補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014127604A JP6152988B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 排水設備の補修装置及び補修方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016008380A true JP2016008380A (ja) 2016-01-18
JP6152988B2 JP6152988B2 (ja) 2017-06-28

Family

ID=55226151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014127604A Active JP6152988B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 排水設備の補修装置及び補修方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6152988B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105863023A (zh) * 2016-05-30 2016-08-17 山东省水利科学研究院 一种海绵城市建设地下水回灌井及快速成井方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3797989B2 (ja) * 2003-03-28 2006-07-19 朝夫 中尾 排水管、排水管の生産方法および補強部材
US20120175004A1 (en) * 2011-01-10 2012-07-12 Lmk Enterprises, Inc. Liner tube with non-stretching material
JP2015066718A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 加藤商事株式会社 排水管の補修装置及び補修方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3797989B2 (ja) * 2003-03-28 2006-07-19 朝夫 中尾 排水管、排水管の生産方法および補強部材
US20120175004A1 (en) * 2011-01-10 2012-07-12 Lmk Enterprises, Inc. Liner tube with non-stretching material
JP2015066718A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 加藤商事株式会社 排水管の補修装置及び補修方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105863023A (zh) * 2016-05-30 2016-08-17 山东省水利科学研究院 一种海绵城市建设地下水回灌井及快速成井方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6152988B2 (ja) 2017-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10458591B2 (en) Device and method for repairing pipe
JP2010185247A (ja) せん断補強材の定着方法
JP5534096B1 (ja) 排水管の補修装置及び補修方法
KR100925041B1 (ko) 상하수도 비굴착 관로 보수장치
EP2379932B1 (en) Method of lining a pipe
JP6152988B2 (ja) 排水設備の補修装置及び補修方法
US9920872B2 (en) Renovation liner, and method for installing renovation liner to pipework
US1348332A (en) Sewer-pipe construction
CN108643601B (zh) 模板穿墙对拉螺杆孔洞的封堵装置以及操作方法
KR20060113338A (ko) 관로 비굴착 몰탈 라이닝 및 압착 보수·보강공법
US9494271B2 (en) Pipe liner and method of using the same
JP2016037807A (ja) 中空筒状構造物及び中空筒状構造物補強工法
KR20160094007A (ko) 팽창튜브의 팽창력을 증대한 패커
KR100877732B1 (ko) 맨홀의 관 연결구조 및 이의 시공방법
JP4454650B2 (ja) 流体配管系の分岐管更新工法
US10160158B2 (en) Pipe-liner eversion system and method
JP2004316404A (ja) 排水管、排水管の生産方法および補強部材
JP4263918B2 (ja) 管体の開口端面を閉塞する仮止め閉塞具
JP4601383B2 (ja) 管路の分岐管路部のライニング施工方法
CN219588298U (zh) 一种地下室外墙蒸汽管道防水封堵构造
JP6128088B2 (ja) 配管貫通施工方法および配管貫通施工部材
JP6071740B2 (ja) 管内洗浄用部材およびその回収方法
KR101744945B1 (ko) 비굴착 상하수도 보수를 위한 연속 반전기용 밀폐 차단 장치 및 이를 이용한 비굴착 상하수도 보수 보강 방법
JP6986743B2 (ja) 管更生工法
US20220219379A1 (en) Arrangement and method for mending a pipe, particularly a waste water pipe

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170125

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170502

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6152988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250