JP2016007132A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速回転が可能なモータにおいて、高トルク化や低コギングトルク化等を可能にした永久磁石式回転電機を提供する。
【解決手段】固定子20が、回転子と対向するティース22をそれぞれ有する複数の分割鉄心21a,21aaが周方向に隣接する分割鉄心同士が永久磁石式回転電機の回転軸方向の共通の軸周りに回転可能なように連結されて構成され、前記各分割鉄心のティースの略中央部に永久磁石または磁性体部材23が設けられ、前記各分割鉄心がそれぞれティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉形状および鉄心を無くした構造のいずれかにして磁気抵抗を大きくした磁気構造を有する永久磁石式回転電機。
【選択図】図32

Description

この発明は、永久磁石式回転電機、特にトルク密度の向上によるモータの小型化に関する。
産業用や車載用モータ等の回転電機においては、小型化、高速化、使用速度範囲の広範囲化が求められている。これらの要求に応えるモータとしては、回転子構造をシンプルでかつ堅牢なモータ構造とし、固定子側に電機子巻線と永久磁石を用いた構造とするモータが提案されている。さらに、固定子側に永久磁石を用いたモータについては、使用速度範囲の拡大すなわち、電機子インダクタンスを低減するため、ティース部中央部付近に磁石を埋設したモータが提案されている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
特開2002−199679号公報 米国特許出願公開第2010/0072832号明細書 米国特許出願公開第2009/0091198号明細書
従来の例えば上記特許文献1の装置では、ティース中央部に永久磁石を埋設した構造となっており、コアバック部付近には永久磁石を埋設していないため、永久磁石の径方向の反回転子側(回転子と反対側)において短絡磁束が発生する。このため、トルク密度の低下が発生し、モータが大型化するという問題があった。また、ティース中央部に永久磁石を用いているためコギングトルクが大きく振動発生要因となることがあった。
また、上記特許文献2、3では、ティースを2つに分割し、コの字型(又はUの字型)の鉄心を用いて固定子を構成しているが、コの字型の鉄心を用いているため巻線の占積率が向上できずにトルク密度が低下したり、スロット開口幅を小さくすることができないためコギングトルクが増加したりするという課題があった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、高速回転が可能なモータにおいて、高トルク化や低コギングトルク化等を可能にした永久磁石式回転電機を提供することを目的とする。
この発明は、固定子が、回転子と対向するティースをそれぞれ有する複数の分割鉄心が周方向に隣接する分割鉄心同士が永久磁石式回転電機の回転軸方向の共通の軸周りに回転可能なように連結されて構成され、前記各分割鉄心のティースの略中央部に永久磁石または磁性体部材が設けられ、前記各分割鉄心がそれぞれティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉形状および鉄心を無くした構造のいずれかにして磁気抵抗を大きくした磁気構造を有し、各分割鉄心の永久磁石または磁性体部材側において回転子と反対側に周方向に突出した凸部を設けたことを特徴とする永久磁石式回転電機等にある。
また、この発明は、固定子が、回転子と対向するティースをそれぞれ有する複数の分割鉄心が周方向に隣接する分割鉄心同士が永久磁石式回転電機の回転軸方向の共通の軸周りに回転可能なように連結されて構成され、前記各分割鉄心のティースの略中央部に永久磁石または磁性体部材が設けられ、前記各分割鉄心がそれぞれティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉形状および鉄心を無くした構造のいずれかにして磁気抵抗を大きくした磁気構造を有し、各分割鉄心の永久磁石または磁性体部材と反対側において回転子側に周方向に突出した凸部を設けたことを特徴とする永久磁石式回転電機等にある。
この発明によれば、ティース中央の径方向反回転子側の磁気抵抗が大きくなるような磁気構造としたことより、永久磁石の径方向反回転子側での短絡磁束を低減し、トルク密度を向上させることができる。また、隣接するティースを連結構造とすることで巻線の作業性を向上させ高密度巻線を実現し、コギングトルク低減も実現できる。
この発明の実施の形態1による永久磁石式回転電機の断面図である。 この発明の実施の形態1における固定子鉄心の断面図である。 この発明の実施の形態1における固定子鉄心の一部の断面図である。 この発明の実施の形態1における固定子鉄心の一部の斜視図と鉄心板の積層方法を示す図である。 電磁界解析シミュレーションを行った回転電機の固定子鉄心の断面図である。 電磁界解析シミュレーションにより算出した(外周側鉄心の厚み/電磁鋼板の板厚)とトルク比の関係を示す図である。 この発明の実施の形態1における固定子鉄心の一部の断面図である。 この発明の実施の形態1における固定子鉄心の一部の断面図である。 この発明の実施の形態1における固定子鉄心の一部の断面図である。 この発明の実施の形態1による固定子の製造方法を説明するための図である(永久磁石装着時)。 この発明の実施の形態1による固定子の製造方法を説明するための図である(永久磁石装着後)。 この発明の実施の形態1による固定子の製造方法を説明するための図である(巻線時)。 この発明の実施の形態1による固定子の製造方法を説明するための図である(巻線後)。 この発明の実施の形態2による永久磁石式回転電機の固定子の断面図である。 この発明の実施の形態2による永久磁石式回転電機の固定子の側面図である。 この発明の実施の形態3による永久磁石式回転電機の固定子鉄心の断面図である。 この発明の実施の形態3における永久磁石装着後の固定子を示す断面図である。 この発明の実施の形態4による永久磁石式回転電機の断面図である。 この発明の実施の形態4における固定子鉄心の断面図である。 この発明の実施の形態4による固定子の製造方法を説明するための図である(永久磁石装着時)。 この発明の実施の形態4による固定子の製造方法を説明するための図である(永久磁石装着後)。 この発明の実施の形態4による固定子の製造方法を説明するための図である(巻線後)。 この発明の実施の形態5による永久磁石式回転電機の固定子鉄心を示す断面図である。 この発明の実施の形態5における固定子鉄心の一部を示す断面図である。 この発明の実施の形態6による永久磁石式回転電機の固定子鉄心を示す断面図である。 この発明の実施の形態6における固定子鉄心の一部を示す断面図である。 この発明の実施の形態6における巻枠への巻線を示す図である。 この発明の実施の形態6における固定子鉄心への巻線の装着の様子を示す図である。 この発明の実施の形態7による永久磁石式回転電機の固定子鉄心を示す断面図である。 この発明の実施の形態7における固定子鉄心の一部を示す断面図である。 この発明の実施の形態8による永久磁石式回転電機の固定子鉄心を示す断面図である。 この発明の実施の形態9による永久磁石式回転電機の固定子を示す断面図である。 この発明の実施の形態9における固定子鉄心を示す断面図である。 この発明の実施の形態9における固定子鉄心の一部を示す断面図である。 この発明の実施の形態9による固定子の製造方法を説明するための図である(永久磁石装着時)。 この発明の実施の形態9による固定子の製造方法を説明するための図である(永久磁石装着後)。 この発明の実施の形態10による永久磁石式リニアモータの一例の概略的な断面図である。 この発明の実施の形態10による永久磁石式リニアモータの別の例の概略的な断面図である。
以下、この発明による永久磁石式回転電機、永久磁石式回転電機の固定子の製造方法を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による永久磁石式回転電機の断面図(回転電機の回転軸と直交する面の断面図)である。図は回転子突極数が10、固定子ティース数および磁石数が12の回転電機である。
図中、20は固定子、21は固定子20を複数の分割鉄心21aに分割した固定子鉄心、22は各分割鉄心21aに設けられたティース、23はティース22に設けられた永久磁石、24はティース22に施される巻線、25は図の紙面に垂直な方向(後述する鉄心板の積層方向、または回転電機の回転軸方向)に凹凸するカシメである。なお、分割鉄心21aはティースが2分割されている分割鉄心である。カシメ25(例えば円形カシメ)は周方向に隣接する分割鉄心21a同士を紙面に垂直な方向(永久磁石式回転電機の回転軸方向)の共通な軸(カシメ25)周りに回転可能なように連結する関節形構造を実現する。永久磁石23は、ティース22に対し、ティースの略中央部または中心に配置され、略周方向または周方向に着磁されると共に、周方向に隣接する永久磁石の着磁方向が互いに周方向逆向きとなるように設置されている。更に、巻線24については全てのティースに施されている。
また、30は回転子、31は回転子鉄心、32は回転子突極である。固定子鉄心21を構成する各分割鉄心21a、および回転子鉄心31と回転子突極32は例えば図4に示すように電磁鋼板等の鉄心板が積層されて構成されている。図2は固定子鉄心21のみを示した図であり、図3は固定子鉄心の一部分(後述する連結半ピース分割鉄心21bb)のみを示した断面図((a)(b)では左右の合わせが逆)、図4の(a)は固定子鉄心の一部分(連結半ピース分割鉄心21bb)のみを示した斜視図、(b)は連結半ピース分割鉄心21bbを形成するための鉄心板の積層方法を示す図である。固定子鉄心21は分割鉄心21a(ここでは12個)により構成されており、カシメ25の凹凸形状により回転可能に連結されている。図4の(b)に示すように左右の組み合わせが逆に連結される鉄心板をカシメながら交互に積層することで自由に開閉動作が可能な関節型構造となっている。自由に開閉動作が可能な関節型構造とすることで、後述する巻線の占積率および固定子鉄心の内周真円度を向上させることが可能となる。
また、分割された各々のティース22について、永久磁石23の配置面の外周側(径方向の回転子と反対側)に周方向に突出した凸部(凸形状)26を設けた。これは、永久磁石23の位置決めおよび高トルク化のために必要なものであり、その理由を以下に説明する。
図5に示す外周側の固定子鉄心の厚みtをパラメータとして発生トルクのシミュレーションを行った。発生トルクのシミュレーション結果を図6に示す。図6の横軸は電磁鋼板(鉄心板)の板厚に対する外周側鉄心の厚みtの比であり、縦軸は外周側鉄心の厚みがゼロを基準とした場合のトルク比を示している。図6より、外周側の鉄心の厚みtが小さい程、トルク比が大きいことが分かる。これは固定子鉄心の外周部に鉄心が存在すると永久磁石の外周部にて短絡磁束が発生するためであり、これによりトルク低下を招いてしまう。 そのためこの発明では、固定子鉄心の永久磁石の配置面の外周部の磁気抵抗を可能な限り大きくすると共に、永久磁石の位置決めを行うため外周側については凸形状(凸部26)とした。なお、永久磁石外周部での短絡磁束によるトルク低下の影響を6%以下とするためには、外周側鉄心の厚み比を約1.5以下とすることが必要であることが分かる。
更に、この実施の形態では、ティース22の内周側の内側の両側(回転子側の永久磁石側)に周方向に突出した凸部(凸形状)27および内周側の外側の両側(回転子側の永久磁石と反対側すなわち巻線側)に周方向に突出した凸部(凸形状)28をそれぞれ設けた。凸部27については、永久磁石の位置決めとコギングトルクの低減のためであり、凸部28については、コギングトルクの低減のため凸形状とした。ティース22の内周側(回転子側)の凸部27,28の形状の詳細についてはコギングトルク低減やトルク向上等を考慮した最適化により決定される。
次に永久磁石式回転電機の特に固定子の製造方法を説明する。例えば図1に示される固定子鉄心21の各分割鉄心21aは、ティース22の周方向の中央部または中心で径方向に沿って2分した2つの半ピース分割鉄心で構成され、2つの半ピース分割鉄心がティース側で間に永久磁石23を挟むようにして固着されてなる。図7,8,9にこの発明の実施の形態1に用いる半ピース分割鉄心(鉄心ブロック)、および隣接する分割鉄心の隣接する半ピース分割鉄心の側端同士を積層方向の共通の軸周りに回転可能なようにカシメにより連結した連結半ピース分割鉄心(鉄心ブロック)を示す。これらの半ピース分割鉄心および連結半ピース分割鉄心は図10〜13に示すように繋げられる。図8は隣接する半ピース分割鉄心21bの側端同士を積層方向の共通の軸周りに回転可能なようにカシメ25により連結した連結半ピース分割鉄心21bbの断面図、図7,9は複数の連結半ピース分割鉄心21bbが繋げられた時の両側終端のための1組の終端半ピース分割鉄心21c,21dの断面図を示す。終端半ピース分割鉄心21c,21dは側端に互いに嵌合する凹部と凸部を有する。
最初に半ピース分割鉄心21bを構成する2種類の半ピース分割鉄心板を用意し、連結される隣接する2つの半ピース分割鉄心毎に積層し、かつ積層しながら、関節型構造とするために、隣接する半ピース分割鉄心板の側端同士を積層方向の共通の軸周りに回転可能なようにカシメ25で連結していき、複数毎の鉄心板を積層した連結半ピース分割鉄心21bb(図8参照)を形成する。また、1組の終端半ピース分割鉄心21c,21dについては、それぞれの終端半ピース分割鉄心を構成する終端半ピース分割鉄心板をそれぞれに積層して固定(接着またはカシメ等)して1組の終端半ピース分割鉄心21c,21dを形成する(図7,9参照)。図7と図9の終端半ピース分割鉄心21c,21dは1個ずつ、図9の連結半ピース分割鉄心21bbは11個準備する。
次に12個の永久磁石を準備し、図10に示すようにそれぞれの隣接する連結半ピース分割鉄心21bbをティースの中央部側となる外側の間に永久磁石23を挟んで固着しティースを形成するようにして複数の連結半ピース分割鉄心21bbを繋げ、さらに繋げられた複数の連結半ピース分割鉄心21bbの両側終端のティースの中央部側となる外側には、間に永久磁石23を挟むようにして終端半ピース分割鉄心21c,21dを繋げる。
永久磁石23と鉄心21bb,21c,21dの固着(固定)には永久磁石23の磁気吸引力または接着剤を用いる(以下同様)。固着の際には鉄心21bb,21c,21dのティース中央部側(永久磁石側)に設けた凸部26,27を用いることで位置決めを行う。永久磁石23と鉄心21bb,21c,21dを固着後の断面図を図11に示す。
次に、図8の連結半ピース分割鉄心21bbの関節型構造を利用し繋げられた鉄心21bb,21c,21d(固定子鉄心)を図12に示したように逆反り状態とし、隣接するティース間を開いた状態にして巻線機(図示省略)を用いて巻線24の巻回作業を行う。この発明では、逆反り状態とすることで巻線の高密度化を実現することができる。巻線完了後の固定子を直線形状とした場合の断面形状を図13に示す。図13の固定子の内周(図面下側)形状が略円形状または円形状となるように変形させ、かつ両側終端の終端半ピース分割鉄心21c,21dを連結、固定(接着剤、溶接等)することで図1に示した回転電機の固定子を製造することができる。
実施の形態2.
図14はこの発明の実施の形態2による永久磁石式回転電機の固定子の断面図であり、図15は永久磁石式回転電機の回転軸方向と直行する方向から前記固定子の外周側を見た側面図である。なおこの実施の形態の説明での分割鉄心21a,21aaは、実施の形態1の鉄心板(図4参照)に相当する。この実施の形態では、図14の(a)に示したティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉形状として構成された分割鉄心21aa(図32−34に関連)の層、図14の(b)に示したティースの中央部で径方向に沿って2分した2つの半ピース分割鉄心21bで構成された分割鉄心21aの層(図2と同じ)を、図15の(a)(b)に2つの例を示したように積層方向に2種類用いている。積層方向の両端部では、ティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉形状とした分割鉄心21aaの層、積層方向の中央部では、ティースの中央部で径方向に沿って2分した2つの半ピース分割鉄心で構成された分割鉄心21aの層としている。特に図15の(b)の例では、積層方向の両端部で分割鉄心21aaの層とし、積層方向の中央部では分割鉄心21aaの層と分割鉄心21aの層を交互に積層している。
この実施の形態では周方向に隣接する分割鉄心同士が回転電機の回転軸方向の軸周りに回転可能なように連結されて構成されているため、巻線後には分割鉄心の内周形状が略円形状または円形状となるように変形させるが、この際の内周形状の真円度確保が重要となる。これは、真円度が悪化すると真円度不良に対応したコギングトルクやトルクリップルが発生し、振動や騒音の原因となるためである。内周形状の真円度を確保するためには、ティース中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉であっても繋げておいたほうが良いが、実施の形態1で述べたようにティース中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を繋げるとトルクの低下を招く。そこで、この実施の形態では、積層方向に2種類の分割鉄心構造を用い、鉄心の内周真円度の確保とトルク向上の両立を図った。
また、この実施の形態では、積層方向の端部と中央部で分割鉄心構造を変化させたが、図15の(b)に示したように積層方向に交互に積層しても同様の効果を得ることができる。また、この構造の特徴は、この発明の他の実施の形態の構成にも適用することができる。また、永久磁石としては、磁力の強いネオジ焼結磁石は当然のことながら、磁力の弱いフェライト磁石等でも同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図16および図17はこの発明の実施の形態3による永久磁石式回転電機の固定子鉄心の断面図である。図16は固定子鉄心の全体図であり、図17は磁石装着後に固定子を直線形状とした場合の図である。実施の形態1では、分割鉄心21aの積層方向の固着を接着もしくは連結部のカシメ25の凹凸部のみで実施したものであるが、この実施の形態では、固着強度向上のためにはティース22部にカシメ25aを設けている。鉄心板の積層方向の固着を丸や四角の凸凹形状とすることで、鉄心打ち抜き時に抜きカシメを行った。
鉄心板の軸方向(積層方向)の固着を抜きカシメにて実施したものがこの実施の形態であるが、製造方法に関しては、実施の形態1と同様である。
実施の形態4.
図18はこの発明の実施の形態4による永久磁石式回転電機の断面図である。図18の永久磁石式回転電機では、巻線24について、巻線の有るティースと無いティースが交互となるように半数のティースに巻線24が施されている。従って分割鉄心21a、連結半ピース分割鉄心21bbは例えば4以上の偶数個または3相駆動の場合6以上の偶数個となる。図19は固定子鉄心のみを示した図であり、実施の形態1と同様、関節型構造となっている。この実施の形態では、実施の形態1に比べ、巻線数が1/2となると共に、図8に示した連結半ピース分割鉄心21bbのみで構成されているため低コスト化が可能となる。
次にこの実施の形態の固定子の製造方法を説明する。この実施の形態では、図8に示した関節型構造の連結半ピース分割鉄心21bbのみを用いる。図8の連結半ピース分割鉄心21bbを12個(上述のようにそれぞれ鉄心板を積層して形成されたもの)と永久磁石23を12個とを準備する。次に図20に示したように連結半ピース分割鉄心21bb間を永久磁石23で固着して複数の連結半ピース分割鉄心21bb間を繋げる。固着の際にはティース22に設けた凸部26,27を用いることで位置決めを行う。永久磁石23と連結半ピース分割鉄心21bbを固着後の断面図を図21に示す。
次に、連結半ピース分割鉄心21bbの関節型構造を利用し鉄心を逆反り状態とする等して、巻線機にて巻線24を施す。このため高密度の巻線を実現することができる。巻線完了後の固定子を直線形状とした場合の断面形状を図22に示す。図22の固定子の内周形状が略円形状または円形状となるように変形させ、かつ両側終端の連結半ピース分割鉄心21bbを永久磁石23で固着することで図18に示した回転電機の固定子を製造することができる。
実施の形態5.
図23および図24は、この発明の実施の形態5による永久磁石式回転電機の固定子鉄心の断面図である。図23は固定子鉄心の全体図であり、図24は1つの連結半ピース分割鉄心21bbを示す。連結半ピース分割鉄心21bbは、半ピース分割鉄心21bが隣接する分割鉄心の半ピース分割鉄心21bと、切り欠き部41aと薄肉部41bからなる塑性変形部41で繋がっている。この実施の形態では、図24に示したように分割鉄心間、すなわちティース間に塑性変形部41を設けた。製造方法は実施の形態1〜4と同様であるが、図24に示す連結半ピース分割鉄心21bbを複数個用意し、間に永久磁石23を介在させて繋ぎ、その後、巻線を施す。その後、連結半ピース分割鉄心21bbを複数繋げた固定子の内周形状が略円形形状となるように、各連結半ピース分割鉄心21bbの塑性変形部41を塑性変形させる。このように半ピース分割鉄心間に塑性変形部41を設けることで、鉄心の打ち抜き金型が簡易となり、生産性を向上させることが可能となる。
実施の形態6.
図25および図26はこの発明の実施の形態6による永久磁石式回転電機の固定子鉄心の断面図である。図25は固定子鉄心の全体図であり、図26は1つの連結半ピース分割鉄心21bbを示す。この実施の形態の連結半ピース分割鉄心21bbでは、実施の形態1でのティース22の内周側の外側の両側(回転子側の巻線側)の凸部28を無くした形状となっている。このような構造とすることでコギングトルクの低減効果は多少減少するが、生産性の向上が可能となる。具体的には、図27に示した非磁性材料で製作した巻枠29へ巻線24を施し、その後、巻線済みの巻枠29を図28に示したようにティース22に直接挿入可能となる。これにより、回転電機の生産性を向上すると共に、高密度巻線が可能となる。
実施の形態7.
図29および図30はこの発明の実施の形態7による永久磁石式回転電機の固定子鉄心の断面図である。図29は固定子鉄心の全体図であり、図30は1つの連結半ピース分割鉄心21bbを示す。この実施の形態の連結半ピース分割鉄心21bbでは、実施の形態1でのティース22の内周側の内側の両側(回転子側の永久磁石側)の凸部27、内周側の外側の両側(回転子側の永久磁石と反対側すなわち巻線側)の凸部28、永久磁石の配置面の外周側(回転子と反対側)の凸部26を無くした形状となっている。この構造とすることで、図27に示した巻線済みの巻枠29を使用できると共に、磁石量を大きくすることができトルク密度の向上が可能となる。
実施の形態8.
図31はこの発明の実施の形態8による永久磁石式回転電機の固定子鉄心の断面図である。この実施の形態は実施の形態2の図14の(a)の固定子鉄心に関連するもので、各分割鉄心21aaが、ティース22に形成されたスリット21eに永久磁石(図示省略)が嵌めこまれ、ティース22の中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心をスリット21eにより薄肉形状部21fとしている。薄肉形状部21fの寸法はトルク密度の低下を回避するため、径方向の厚みを分割鉄心21aを形成するのに積層される鉄心板の板厚の1.5倍以下(範囲を限定するのであれば例えば1.5倍以下から0倍以上)とした。この構造とすることで、ティース22での分割が無くなり、高精度に鉄心を組み立てることとが可能となる。
実施の形態9.
図32はこの発明の実施の形態9による永久磁石式回転電機の固定子の断面図である。図33は図32の固定子の固定子鉄心の全体図であり、図33は固定子を製造する際の単位ユニットとなる連結半ピース分割鉄心を示した図である。この実施の形態では、図32、33に示したように、隣接する分割鉄心をティースが2分割されている分割鉄心21aと、ティースが非分割の分割鉄心21aaとし、連結構造としている。
実施の形態1等によるティースが分割されている分割鉄心21aは、ティースの中央部で径方向に沿って2分した2つの半ピース分割鉄心21bで構成され、2つの半ピース分割鉄心21bがティース中央部側で間に永久磁石23を挟むようにして固着されている。
実施の形態8による非分割の分割鉄心21aaは、ティース22に形成されたスリット21eに永久磁石23が嵌めこまれ、ティース22の中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心がスリット21eにより薄肉形状部21fにされてなる。各分割鉄心21a,21aaはカシメ25による関節型構造で繋がれている。
図34に示す2ティース分の鉄心である連結半ピース分割鉄心21bbは、第1鉄心部を構成する非分割の分割鉄心21aaと、分割鉄心21aaの両側にそれぞれ連結された第2鉄心部を構成する半ピース分割鉄心21bからなる。
次にこの実施の形態の固定子の製造方法を説明する。この実施の形態では、図34の連結半ピース分割鉄心21bbを6個、永久磁石23を12個、準備する。連結半ピース分割鉄心21bbは、分割鉄心21aa(第1鉄心部)および両側の半ピース分割鉄心21b(第2鉄心部)を構成するための鉄心板を連結半ピース分割鉄心21bb毎に積層し、かつ積層しながら分割鉄心21aaと両側の半ピース分割鉄心21b側端同士を積層方向の共通の軸周りに回転可能なようにカシメ25により連結する。
次に、各分割鉄心21aaのスリット21eに永久磁石23を嵌めこんで固定し、またそれぞれの隣接する連結半ピース分割鉄心21bbのティース側となる外側の間に永久磁石23を挟んで固着して、図35に示したように各永久磁石23と各連結半ピース分割鉄心21bbを固着させる。固着には永久磁石23の磁気吸引力もしくは接着剤を用いる。
分割鉄心21aaのスリット21eへの永久磁石23の装着は回転電機の回転軸方向からの挿入で行い、連結半ピース分割鉄心21bb間への永久磁石23の装着はティース側面側(回転電機の回転軸と直行する方向)から行う。固着の際にはティース22に設けた凸部を用いることで位置決めを行う。永久磁石23と連結半ピース分割鉄心21bbを固着後の繋げられた状態の固定子を図36に示す。
次に、関節型構造を利用し鉄心を逆反り状態(隣接するティース間を開いた状態)とし、実施の形態4と同様の巻線を施す。巻線完了後の固定子鉄心すなわち繋げられた複数の連結半ピース分割鉄心21bbを略円形状または円形状に変形させ両側終端を永久磁石23で連結することでこの実施の形態での回転電機の固定子を製造することができる。
この実施の形態では、実施の形態4に比べ鉄心の分割数が1/2となり、使用する鉄心ブロック数すなわち連結半ピース分割鉄心21bbも1/2となるため、実施の形態4に比べ、組立工数を大幅に低減できる。
なお、上記各実施の形態では、回転子突極数が10個、固定子ティース数および磁石数が12個の回転電機の場合について説明したが、他の回転子突極数やティース数および磁石数の組み合わせ場合でも適用することが可能である。
また上記各実施の形態の永久磁石の代わりに着磁される前の磁性体部材を使用してもよい。この場合、磁気吸引力がないため鉄心間の固定には接着剤等を使用する。
またこの実施の形態は実施の形態2にも関連する。実施の形態2ではティースが2分割されている分割鉄心21aと非分割の分割鉄心21aa(それぞれ他の実施の形態での鉄心板に相当する)を、積層する際の層で分けて配置したのに対し、この実施の形態では、1つの層にティースが2分割されている分割鉄心21aと非分割の分割鉄心21aaを混在させている。そこでこれらを組み合わせて、要求される条件に従って、ティースが2分割されている分割鉄心21aと非分割の分割鉄心21aaとを、各層の周方向および積層方向に配置することで、所望のバランスで鉄心の内周真円度の確保とトルク向上を図ることができる。
実施の形態10.
図37,38はこの発明の実施の形態10による永久磁石式リニアモータの概略的な断面図である。この永久磁石式リニアモータは可動子に、上述の各実施の形態の永久磁石式回転電機の固定子の構造、およびその製造方法を適用した場合のものである。但し、固定子鉄心を円形状に変形させて両側終端を連結させる工程を除く。図37、38の永久磁石式リニアモータは可動子200のティース数が6個、固定子300の突極数が5の場合のものであり、図37は全てのティースに巻線240を施した場合の例えば実施の形態1と同様の例であり、図38は半分のティースに巻線240を施した場合の例えば実施の形態4と同様の例である。ティースの形状(可動子200および固定子300の形状)が直線形状となっている点のみ上記実施の形態と異なっているが、製造方法等は同様である。
可動子200が対向する固定子300に沿って移動する永久磁石式リニアモータであり、可動子200の可動子鉄心210が、固定子300と対向するティースをそれぞれ有する複数の分割鉄心210aが、移動方向に隣接する分割鉄心同士が繋がって構成され、各分割鉄心210aのティースの略中央部に永久磁石または磁性体部材(230)が設けられ、各分割鉄心210aがティースの中央部の対向方向の固定子300と反対側の鉄心を薄肉形状および鉄心を無くした構造の少なくとも一方にして磁気抵抗を大きくした磁気構造を有する(図37,38では鉄心を無くした構造のもののみが示されている)。可動子200の各分割鉄心210aは、上記各実施の形態の固定子の分割鉄心と同じ構成を有し得る。
また可動子200の製造方法としては、上記実施の形態の固定子の製造方法のように、概略まず、固定子300と対向するティースをそれぞれ有し移動方向に連結されて可動子200を構成する複数の分割鉄心210aの各分割鉄心のティースの中央部で対向方向に沿って2分した半ピース分割鉄心を構成する半ピース分割鉄心板を、移動方向に隣接する分割鉄心の連結される隣接する半ピース分割鉄心毎に積層し、かつ積層しながら隣接する半ピース分割鉄心板の側端同士を積層方向(可動子の移動方向に対し固定子との対向面に平行な面内で垂直な方向)の共通の軸周りに回転可能なように連結していき複数の連結半ピース分割鉄心を形成する。なお、図37,38では各分割鉄心210aの形状は概略的に示されている。
そしてそれぞれの隣接する連結半ピース分割鉄心の外側の間(連結半ピース分割鉄心間)に永久磁石または磁性体部材230を挟んで可動子ティースを形成するようにして複数の連結半ピース分割鉄心を繋げる。そして繋げられた複数の連結半ピース分割鉄心に対して、隣接するティース間を開いた状態にしてティースに巻線(240)を行う。
なお、この可動子200の製造方法は、上記各実施の形態の固定子の、円形状に変形させて両側終端の連結を行うことを除く、固定子を製造する工程に従った可動子を製造する工程を含み得る。
なお、上記各実施の形態において、巻線は全てのティースに施してもよいし、また、巻線を施したティースと巻線を施さないティースがあるようにしてもよい。
また、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の特徴の可能な組み合わせを全て含むことは云うまでもない。
この発明による永久磁石式回転電機、永久磁石式リニアモータおよびそれらの固定子または可動子の製造方法は、種々の分野の永久磁石式回転電機、永久磁石式リニアモータに適用可能である。
20 固定子、21 固定子鉄心、21a ティースが2分割されている分割鉄心、21aa ティースが分割されていない分割鉄心、21b 半ピース分割鉄心、21bb 連結半ピース分割鉄心、21c,21d 終端半ピース分割鉄心、21e スリット、21f 薄肉形状部、21a 分割鉄心、22 ティース、23 永久磁石、24 巻線、25,25a カシメ、26,27,28 凸部、29 巻枠、30 回転子、31 回転子鉄心、32 回転子突極、41 塑性変形部、41b 薄肉部、41a 切り欠き部、200 可動子、210 可動子鉄心、210a 分割鉄心、230 永久磁石、240 巻線、300 固定子。

Claims (4)

  1. 固定子が、回転子と対向するティースをそれぞれ有する複数の分割鉄心が周方向に隣接する分割鉄心同士が永久磁石式回転電機の回転軸方向の共通の軸周りに回転可能なように連結されて構成され、前記各分割鉄心のティースの略中央部に永久磁石または磁性体部材が設けられ、前記各分割鉄心がそれぞれティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉形状および鉄心を無くした構造のいずれかにして磁気抵抗を大きくした磁気構造を有し、
    各分割鉄心の永久磁石または磁性体部材側において回転子と反対側に周方向に突出した凸部を設けたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  2. 固定子が、回転子と対向するティースをそれぞれ有する複数の分割鉄心が周方向に隣接する分割鉄心同士が永久磁石式回転電機の回転軸方向の共通の軸周りに回転可能なように連結されて構成され、前記各分割鉄心のティースの略中央部に永久磁石または磁性体部材が設けられ、前記各分割鉄心がそれぞれティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を薄肉形状および鉄心を無くした構造のいずれかにして磁気抵抗を大きくした磁気構造を有し、
    各分割鉄心の永久磁石または磁性体部材と反対側において回転子側に周方向に突出した凸部を設けたことを特徴とする永久磁石式回転電機。
  3. 全ての分割鉄心においてティースの中央部の径方向の回転子と反対側の鉄心を無くし、各分割鉄心が、ティースの中央部で径方向に沿って2分した2つの半ピース分割鉄心で構成され、2つの前記半ピース分割鉄心が間に永久磁石または磁性体部材を挟むようにして固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
  4. 永久磁石の磁気吸引力により鉄心間が固着されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の永久磁石式回転電機。
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