JP2016006590A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】工事の施工スケジュールをより多くの場所で確認することである。
【解決手段】通信ネットワークNに接続されたサーバ10は、工事別の受注情報を管理端末20から入力し、入力された工事別の受注情報に基づいて、工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成し、作成されたスケジュールボード表示情報を通信ネットワークN上の照会端末30に公開する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、建物の建築(新築、リフォーム)等の工事業用のコンピュータシステムであって、工事業者の事務所等に設置され、工事に関する情報を作成及び管理する管理端末と、管理端末で作成された情報を記憶して管理するサーバと、を備える工事業システムが知られている。
また、工事の予算の管理を行うシステムとして、予算管理サーバが、端末からの予算に関する情報を管理する予算管理システムが知られている(特許文献1参照)。予算管理サーバは、実行予算と予算とを比較し、実行予算が予算の所定割合を超えると作業実施者宛に警告を行う。
特開2003−122891号公報
しかし、従来の工事業システムでは、工事の施工スケジュールの内容を確認するには、管理端末が、対応するローカルアプリを起動して工事の施工スケジュールの表示を行う。このため、管理端末の以外の端末では工事の施工スケジュールを確認できなかった。例えば、ユーザの外出先や工事現場で、工事の施工スケジュールを確認できなかった。
本発明の課題は、工事の施工スケジュールをより多くの場所で確認することである。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、通信ネットワークに接続された情報処理装置であって、工事別の受注情報を入力する入力手段と、前記入力された工事別の受注情報に基づいて、当該工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する作成手段と、前記作成されたスケジュールボード表示情報を前記通信ネットワーク上の照会端末に公開する公開手段と、を備える。
本発明によれば、工事の施工スケジュールをより多くの場所で確認できる。
本発明の実施の形態の工事業システムを示すブロック図である。 サーバの機能構成を示すブロック図である。 管理端末の機能構成を示すブロック図である。 照会端末の機能構成を示すブロック図である。 (a)は、工事受注マスタファイルの構成を示す図である。(b)は、費用実績ファイルの構成を示す図である。(c)は、工程マスタファイルの構成を示す図である。 (a)は、工程パターンマスタファイルの構成を示す図である。(b)は、工事別工程マスタファイルの構成を示す図である。(c)は、閾値ファイルの構成を示す図である。 管理端末処理を示すフローチャートである。 サーバ処理を示すフローチャートである。 サーバ処理のスケジュールボード作成処理を示すフローチャートである。 スケジュールボード表示画面を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図4を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。先ず、図1を参照して、本実施の形態の工事業システム1を説明する。図1は、工事業システム1を示すブロック図である。
工事業システム1は、複数の工務店等の工事業者のそれぞれに工事の施工スケジュールを提供するシステムである。工事業システム1は、サーバ10と、複数の管理端末20と、複数の照会端末30と、を備える。工事業システム1の各装置は、通信ネットワークNに接続される。
サーバ10は、通信ネットワークNのクラウド内のサーバ装置であり、管理端末20から受信した情報を管理するとともに、管理端末20及び照会端末30に工事のスケジュールボードを提供する。サーバ10は、一台で表現するが、これに限定されるものではなく、複数台の装置から構成されるものとしてもよい。
管理端末20は、複数の工事業者がそれぞれ所有し、複数の工事業者それぞれの事務所に固定設置される端末装置である。ここで、複数の工事業者を、第1、第2…第n(n:2以上の整数)の工事業者とする。第i(i:1〜nの整数)の工事業者がi台目の管理端末20を所有するものとする。また、各管理端末20のユーザは、所有する工事業者の構成員(従業員、社長等)であるものとする。
管理端末20は、設置された工事業者の工事に関する情報を管理する。また、管理端末20は、工事業に関する処理専用の端末装置であるものとする。しかし、これに限定されるものではなく、管理端末20は、汎用のデスクトップPC(Personal Computer)等の端末装置としてもよい。
照会端末30は、管理端末20の複数の工事業者がそれぞれ所有し、工事の施工スケジュールを照会するための端末装置である。照会端末30は、タブレットPCであるものとし、通信ネットワークNに無線通信接続可能である。但し、照会端末30は、スマートフォン、ノートPC等、他の携帯端末としてもよい。このため、照会端末30は、ユーザが外出先、工事現場等、事務所以外の場所に持ち出して使用することが可能である。しかし、これに限定されるものではなく、照会端末30は、デスクトップPC等、事務所以外の場所に設置された他の端末装置としてもよい。
通信ネットワークNは、インターネットであるものとし、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、専用線等を含んでもよい。
本実施の形態では、各工事業者に1組ずつのユーザID及びパスワードが発行されているものとする。例えば、第1の工事業者のユーザは、第1の工事業者用に発行されたユーザID及びパスワードを、第1の工事業者の管理端末20や照会端末30へ入力することによりサーバ10にログインするものとする。ここで、第i(i:1〜nの整数)の工事業者のユーザID及びパスワードを、第iのユーザID及びパスワードとする。しかし、これに限定されるものではなく、1つの工事業者に複数組のユーザID及びパスワードが発行されているものとしてもよい。
なお、本実施の形態では、工事業システム1の管理端末20、照会端末30がそれぞれ複数の工事業者が所有する複数台であるものとして説明するが、これに限定されるものではなく、工事業システム1の管理端末20、照会端末30がそれぞれ1つの工事業者が所有する1台であるものとしてもよい。
次いで、図2を参照して、サーバ10の機能構成を説明する。図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ10は、作成手段、公開手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、記憶部15と、入力手段としての通信部16と、計時部17と、を備える。サーバ10の各部は、バス18を介して接続されている。
CPU11は、サーバ10の各部を制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、当該プログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有し、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種のデータやプログラムを一時的に格納するワークエリアを形成する。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等であり、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。記憶部15は、サーバ処理プログラム151と、後述する、全ての管理端末20に対応する工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90と、閾値ファイル100と、を記憶している。
通信部16は、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークNに有線通信接続される。CPU11は、通信部16を介して、通信ネットワークN上の機器と通信が可能である。
計時部17は、現在日時を計時する計時回路であり、計時した現在日時情報をCPU11に出力する。
次いで、図3を参照して、管理端末20の機能構成を説明する。図3は、管理端末20の機能構成を示すブロック図である。
管理端末20は、CPU21と、操作部22と、RAM23と、表示部24と、記憶部25と、通信部26と、を備える。管理端末20の各部は、バス27を介して接続されている。
CPU21、操作部22、RAM23、表示部24、記憶部25、通信部26は、サーバ10のCPU11、操作部12、RAM13、表示部14、記憶部15、通信部16と同様であるため、重複する説明を省略する。
CPU21は、管理端末20の各部を制御する。記憶部25は、管理端末処理プログラム251と、自機の管理端末20に対応する工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90と、を記憶している。
次いで、図4を参照して、照会端末30の機能構成を説明する。図4は、照会端末30の機能構成を示すブロック図である。
照会端末30は、CPU31と、操作部32と、RAM33と、表示部34と、記憶部35と、通信部36と、を備える。照会端末30の各部は、バス37を介して接続されている。
CPU31、RAM33、表示部34は、サーバ10のCPU11、RAM13、表示部14と同様であるため、重複する説明を省略する。
CPU31は、照会端末30の各部を制御する。操作部32は、表示部34の表示画面上に設けられたタッチパネルであり、ユーザからのタッチ入力を受け付け、その操作情報をCPU31に出力する。
記憶部35は、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等で構成され、情報の読み出し及び書き込みが可能なメモリである。通信部36は、アンテナ、変調復調回路、信号処理部等を有する無線通信部で構成され、通信ネットワークN上の基地局(図示略)又はアクセスポイント(図示略)と無線通信を行う。CPU31は、通信部36を介して、通信ネットワークN上の機器と通信が可能である。
次に、図5及び図6を参照して、工事業システム1に記憶される情報を説明する。図5(a)は、工事受注マスタファイル40の構成を示す図である。図5(b)は、費用実績ファイル60の構成を示す図である。図5(c)は、工程マスタファイル70の構成を示す図である。図6(a)は、工程パターンマスタファイル80の構成を示す図である。図6(b)は、工事別工程マスタファイル90の構成を示す図である。図6(c)は、閾値ファイル100の構成を示す図である。
図5(a)を参照して、第1の工事業者の管理端末20の記憶部25に記憶される工事受注マスタファイル40を説明する。工事受注マスタファイル40は、工事番号41、完了区分42、工事名43、現場住所44、施工開始日45、施工終了日46、契約金額47、費用予測金額48、進捗率49、得意先名50、他の情報51等のフィールドを有する。
工事番号41は、第1の工事業者が顧客(得意先)から受注した工事の識別情報である。完了区分42は、工事番号41の工事の完了又は未完了を示す情報である。工事名43は、工事番号41の工事の名称である。現場住所44は、工事番号41の工事現場の住所である。施工開始日45は、工事番号41の工事の施工開始日の日付情報である。施工終了日46は、工事番号41の工事の施工終了日の日付情報である。
契約金額47は、工事番号41の工事の契約金額である。費用予測金額48は、工事番号41の工事にかかる費用の予想金額であり、予算金額となる。進捗率49は、工事番号41の工事の進捗率(出来高率)であり、例えば百分率で示される。得意先名50は、工事番号41の工事の受注先の得意先名である。他の情報51は、工事番号41の工事に関する他の情報である。この他の情報は、複数あってもよい。
図5(b)を参照して、第1の工事業者の管理端末20の記憶部25に記憶される費用実績ファイル60を説明する。費用実績ファイル60は、工事番号61、費用発生日62、材料費63、労務費64、外注費65、経費66、その他経費67のフィールドを有する。
工事番号61は、第1の工事業者の工事の識別情報である。費用発生日62は、工事番号61の工事で費用が発生した日付情報である。材料費63は、工事番号61の工事の費用発生日62で発生した材料費の金額情報である。労務費64は、工事番号61の工事の費用発生日62で発生した労務費の金額情報である。外注費65は、工事番号61の工事の費用発生日62で発生した外注費の金額情報である。経費66は、工事番号61の工事の費用発生日62で発生した通常の経費の金額情報である。その他経費67は、工事番号61の工事の費用発生日62で発生した経費66以外の経費の金額情報である。
図5(c)を参照して、第1の工事業者の管理端末20の記憶部25に記憶される工程マスタファイル70を説明する。工程マスタファイル70は、工程番号71、工程名72のフィールドを有する。
工程番号71は、工事に含まれる工程の識別情報である。工程名72は、工程番号71の工程の名称である。
図6(a)を参照して、第1の工事業者の管理端末20の記憶部25に記憶される工程パターンマスタファイル80を説明する。工程パターンマスタファイル80は、工程パターン番号81、工程番号82、工程割合83、工程番号84、工程割合85、工程番号86、工程割合87…のフィールドを有する。
工程パターン番号81は、工事における工程のパターンの識別情報である。工程番号82は、工程パターン番号81の工事の1番目の工程(工程1)の識別情報である。工程割合83は、工程パターン番号81の工事の全工程に対する工程1の占める割合である。工程番号84は、工程パターン番号81の工事の2番目の工程(工程2)の識別情報である。工程割合85は、工程パターン番号81の工事の全工程に対する工程2の占める割合である。工程番号86は、工程パターン番号81の工事の3番目の工程(工程3)の識別情報である。工程割合87は、工程パターン番号81の工事の全工程に対する工程3の占める割合である。また、工事に含まれる工程数は、2以下であってもよい。
工程パターンマスタファイル80は、工程パターン番号81の工事の4番目以降の工程についても、工程番号及び工程割合のフィールドを有する。
図6(b)を参照して、第1の工事業者の管理端末20の記憶部25に記憶される工事別工程マスタファイル90を説明する。工事別工程マスタファイル90は、工事番号91、工程パターン番号92、工程番号93、工程割合94、完了割合95、工程番号96、工程割合97、完了割合98…、全体進捗割合99のフィールドを有する。
工事番号91は、第1の工事業者の工事の識別情報である。工程パターン番号92は、工事番号91の工事における工程パターンの識別情報である。工程番号93は、工事番号91の工程パターン番号92の工事の1番目の工程(工程1)の識別情報である。工程割合94は、工事番号91の工事の工程パターン番号92の工事の全工程に対する工程1の占める割合である。完了割合95は、工程番号93の工程1の完了を100%とした進捗率である。工程番号96は、工事番号91の工事の工程パターン番号92の2番目の工程(工程2)の識別情報である。工程割合97は、工事番号91の工事の工程パターン番号92の工事の全工程に対する工程2の占める割合である。完了割合95は、工程番号93の工程2の進捗率である。
工事別工程マスタファイル90は、工程パターン番号81の工事の3番目以降の工程についても、工程番号、工程割合及び完了割合のフィールドを有する。全体進捗割合99は、工事番号91の工事における全工程の進捗率である。
第1の工事業者以外の各工事業者の管理端末20においても、第1の工事業者の管理端末20と同様に、記憶部25に、各工事業者の工事に対応する工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90が記憶される。
また、サーバ10の記憶部15には、全工事業者の工事に対応する工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90が記憶される。より具体的には、サーバ10の記憶部15には、第1〜第nのユーザIDそれぞれに対応するn個のテーブル用フォルダが格納される。例えば、記憶部15の第1のユーザIDに対応するテーブル用フォルダに、第1の工事業者の工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90が格納される。
記憶部15の第2〜第nのユーザIDに対応するテーブル用フォルダにも同様にして、それぞれ、第2〜第nの工事業者の工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90が格納される。なお、後述するスケジュールボード表示情報を格納するための公開フォルダも、ユーザID別に記憶部15に格納されるものとする。
図6(c)を参照して、サーバ10の記憶部15に記憶される閾値ファイル100を説明する。閾値ファイル100は、閾値番号101、閾値名102、レベル1−103、レベル2−104、レベル3−105のフィールドを有する。
閾値番号101は、後述するバーの色を分けるための閾値(のパターン)の識別情報である。閾値名102は、閾値番号101の閾値の名称であり、例えば当該閾値の対象を示す。閾値名102は、費用実績、工事進捗率があるものとする。
レベル1−103は、閾値番号101の閾値のうちの1段階目の閾値である。レベル2−104は、閾値番号101の閾値のうちの2段階目の閾値である。レベル3−105は、閾値番号101の閾値のうちの3段階目の閾値である。閾値ファイル100の1つの閾値のパターンにおける閾値数(閾値の段階数)は、3に限定されるものではなく、1、2、又は4以上としてもよい。
次に、図7〜図10を参照して、工事業システム1の動作を説明する。図7は、管理端末処理を示すフローチャートである。図8は、サーバ処理を示すフローチャートである。図9は、サーバ処理のスケジュールボード作成処理を示すフローチャートである。図10は、スケジュールボード表示画面400を示す図である。
図7を参照して、管理端末20で実行される管理端末処理を説明する。ここでは、第1の工事業者の管理端末20で管理端末処理が実行される場合を説明するものとするが、他の工事業者の管理端末20で管理端末処理を実行する場合も同様である。
管理端末20において、例えば、電源オンされたことをトリガとして、CPU21は、記憶部25から読み出して適宜RAM23に展開した管理端末処理プログラム251との協働で、管理端末処理を実行する。
先ず、CPU21は、操作部22を介して、第1の工事業者のユーザからログイン用のユーザID及びパスワードの入力を受け付け、通信部26を介して、入力されたユーザID及びパスワードをサーバ10に送信する(ステップS11)。第1の工事業者のユーザは、第1のユーザID及びパスワードを入力することでログインを行うことができる。
そして、CPU21は、通信部26を介して、ログインの認証結果をサーバ10から受信し、当該認証結果に応じて認証OKか否かを判別する(ステップS12)。認証NGである場合(ステップS12;NO)、CPU21は、ステップS11に移行する。
認証OKである場合(ステップS12;YES)、CPU21は、複数のメニューから1つを選択可能なメニュー画面を表示部24に表示し、操作部22を介して、第1の工事業者のユーザからメニューの選択入力を受け付ける(ステップS13)。メニュー画面では、得意先から新たに受注した工事の受注入力と、施工中の工事の費用実績入力と、施工中の工事の完了割合入力と、スケジュールボード表示と、電源オフと、の選択が可能であるものとする。電源オフの選択は、例えば、一日の処理の終わり(一日の費用実績、完了割合の入力後)に実行されるものとする。
そして、CPU21は、ステップS13で選択入力されたメニューが何であるかを判別する(ステップS14)。受注入力である場合(ステップS14;受注入力)、CPU21は、操作部22を介して、第1の工事業者のユーザから新たに受注した工事に関する受注情報の入力を受け付ける(ステップS15)。受注情報は、新たな工事の工事名、現場住所、施工開始日、施工終了日、契約金額、費用予測金額、得意先名、他の情報、工程パターン等である。
そして、CPU21は、ステップS15で入力された受注情報に応じて、記憶部25に記憶された工事受注マスタファイル40及び工事別工程マスタファイル90に新たな工事に関するレコードを追加し(ステップS16)、ステップS13に移行する。
ステップS16では、新たな工事番号が付与され、新たな工事番号、受注情報の工事名、現場住所、施工開始日、施工終了日、契約金額、費用予測金額、得意先名、他の情報が、工事受注マスタファイル40の新たなレコードの工事番号41、工事名43、現場住所44、施工開始日45、施工終了日46、契約金額47、費用予測金額48、得意先名50、他の情報51に格納され、完了区分42、進捗率49に、未完了、0%が設定される。
また、ステップS16では、上記付与された工事番号、受注情報の工程パターン番号が、工事別工程マスタファイル90の新たなレコードの工事番号91、工程パターン番号92に格納され、工程パターンマスタファイル80に応じて、工程パターン番号92に対応する各情報が、工程番号93、工程割合94、工程番号96、工程割合97…に格納され、完了割合95、完了割合98…、全体進捗割合99に0%が設定される。
費用実績入力である場合(ステップS14;費用実績入力)、CPU21は、操作部22を介して、第1の工事業者のユーザから施工中の工事に関する費用実績の入力を受け付ける(ステップS17)。入力される費用実績は、費用が発生した工事の対象の工事番号、費用発生日、費用の種類及び金額(材料費、労務費、外注費、経費、その他経費)である。そして、CPU21は、ステップS17で入力された費用実績に応じて、記憶部25に記憶された費用実績ファイル60に新たなレコードを追加し(ステップS18)、ステップS13に移行する。
ステップS18では、入力される費用実績の工事番号、費用発生日、費用の種類及び金額が、工事番号61、費用発生日62、材料費63、労務費64、外注費65、経費66、その他経費67の新たなレコードに格納される。
完了割合入力である場合(ステップS14;完了割合入力)、CPU21は、操作部22を介して、第1の工事業者のユーザから施工中の工事の各工程に関する完了割合の入力を受け付ける(ステップS19)。そして、CPU21は、ステップS19で入力された完了割合に応じて、記憶部25に記憶された工事別工程マスタファイル90の完了割合95,98…を更新する(ステップS20)。
そして、CPU21は、ステップS20で更新された工事別工程マスタファイル90のレコードの工程割合94,97…、完了割合95,98…を用いて、全体進捗割合を算出し、算出した全体進捗割合を全体進捗割合99と、工事受注マスタファイル40の対応する進捗率49に格納し(ステップS21)、ステップS13に移行する。全体進捗割合は、工程割合と完了割合との積の全工程における総和(工程割合94×完了割合95+工程割合97×完了割合98+…)である。
スケジュールボード表示である場合(ステップS14;スケジュールボード表示)、CPU21は、通信部26を介して、第1のユーザIDに対応するスケジュールボードの要求をサーバ10に送信し、そのスケジュールボード表示情報をサーバ10から受信する(ステップS22)。そして、CPU21は、ステップS22で受信したスケジュールボードの表示情報により、スケジュールボードを表示部24に表示し(ステップS23)、ステップS13に移行する。
電源オフである場合(ステップS14;電源オフ)、CPU21は、通信部26を介して、記憶部25に記憶された工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90をサーバ10に送信する(ステップS24)。そして、CPU21は、シャットダウンを行い(ステップS25)、管理端末処理を終了する。
次いで、図8を参照して、サーバ10で実行されるサーバ処理を説明する。サーバ10において、図7の管理端末処理のステップS11に対応して、通信部16を介して、ユーザID及びパスワードを、ある工事業者の管理端末20から受信開始したことをトリガとして、CPU11は、記憶部15から読み出して適宜RAM13に展開したサーバ処理プログラム151との協働で、サーバ処理を実行する。
先ず、CPU11は、通信部16を介して、ユーザID及びパスワードを管理端末20から受信完了する(ステップS31)。そして、図7のステップS12に対応して、CPU11は、記憶部15に記憶された正当なユーザID及びパスワードの組み合せのテーブル(図示略)を参照し、ステップS31で受信されたユーザID及びパスワードでユーザ認証し、通信部16を介して、認証OKか認証NGかを示す認証結果を、ユーザID等の送信元の管理端末20に送信する(ステップS32)。
そして、CPU11は、ステップS32の認証結果が認証OKであるか否かを判別する(ステップS33)。認証NGである場合(ステップS33;NO)、CPU11は、サーバ処理を終了する。認証OKである場合(ステップS33;YES)、図7のステップS22に対応して、CPU11は、通信部16を介して、スケジュールボードの要求をログイン中の管理端末20から受信したか否かを判別する(ステップS34)。
スケジュールボードの要求を受信した場合(ステップS34;YES)、CPU11は、記憶部15のログイン中の管理端末20に対応するユーザIDの公開フォルダからスケジュールボード表示情報を読み出し、通信部16を介して、当該スケジュールボード表示情報をログイン中の管理端末20に送信し(ステップS35)、ステップS34に移行する。
スケジュールボードの要求を受信していない場合(ステップS34;NO)、図7のステップS24に対応して、CPU11は、通信部16を介して、工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90をログイン中の管理端末20から受信したか否かを判別する(ステップS36)。工事受注マスタファイル40等を受信していない場合(ステップS36;NO)、CPU11は、ステップS34に移行する。
工事受注マスタファイル40等を受信した場合(ステップS36;YES)、CPU11は、受信した工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工程マスタファイル70、工程パターンマスタファイル80、工事別工程マスタファイル90を、記憶部15に記憶されているテーブル用フォルダのうち、ステップS32で認証に用いたログイン中の管理端末20に対応するユーザIDのテーブル用フォルダに格納(更新)する(ステップS37)。
そして、CPU11は、スケジュールボード作成処理を実行し(ステップS38)、サーバ処理を終了する。ここで、図9を参照して、ステップS38のスケジュールボード作成処理を説明する。
先ず、CPU11は、計時部17から現在日時情報を取得し、現在日時情報を用いて表示情報としてカレンダボードを作成する(ステップS41)。カレンダボードは、現在の日付を基準日として、過去及び未来それぞれの所定期間のカレンダを有するカレンダボードである。例えば、基準日から過去2か月間及び未来2か月間の期間で、左から右に経時するカレンダボードが作成される。
そして、CPU11は、ログイン中のユーザIDのフォルダ中の工事受注マスタファイル40を読み出し、工事単位の未選択レコードを選択する(ステップS42)。そして、CPU11は、ステップS42で選択されたレコードの工事が、ステップS41で作成されたカレンダボードの期間内の工事であるか(工事期間の少なくとも一部がカレンダボードの期間内か)否かを判別する(ステップS43)。
カレンダボードの期間内の工事である場合(ステップS43;YES)、CPU11は、ステップS42で選択されたレコードの完了区分42が未完了であるか否かを判別する(ステップS44)。未完了である場合(ステップS44;YES)、CPU11は、選択レコードの施工開始日45、施工終了日46を用いて、工事期間を算出し、未完了を示す色で当該工事期間のスケジュールバーをステップS41で作成されたカレンダボード上に作成する(ステップS45)。未完了を示す色は、例えば、緑色であるものとするが、これに限定されるものではない。
そして、CPU11は、選択レコードの得意先名50、工事名43、契約金額47、費用予測金額48を用いて、得意先名、工事名、契約金額、費用予測金額を工事に関する詳細情報としてステップS45で作成したスケジュールバー内に追加する(ステップS46)。なお、詳細情報は、これらの情報に限定されるものではない。
そして、CPU11は、ログイン中のユーザIDのフォルダ中の費用実績ファイルを読み出し、選択レコードの工事番号61に対応する材料費63、労務費64、外注費65、経費66、その他経費67から費用実績を集計し、当該費用実績、費用予測金額48、ステップS45で算出された工事の日数に応じた費用実績バーを作成し、カレンダボードのスケジュールバーに隣接して配置する(ステップS47)。費用実績バーは、ステップS45で算出された工事の日数の長さを費用予測金額48に対応する100%として、費用予測金額48に対する集計した費用実績の金額の割合の長さ部分が費用実績部として工事期間内の左側に配置され、費用残額(=費用予測金額48−費用実績)の割合の長さ部分が費用残額部として費用実績部の右側に配置される。
そして、CPU11は、記憶部15から閾値ファイル100の閾値名102が費用実績のレコードを読み出し、ステップS47で算出された費用実績の金額の割合が、費用実績のレコードのレベル1−103、レベル2−104、レベル3−105を超えるかに応じて、費用実績バーのアラーム用の色を設定する(ステップS48)。例えば、費用実績バーの費用実績部の色は、費用実績の金額の割合が、レベル1−103以下である場合に水色に設定され、レベル1−103より上でレベル2−104以下である場合に黄色に設定され、レベル2−104より上でレベル3−105以下である場合にオレンジ色に設定され、レベル3−105より上である場合に赤色に設定される。また、例えば、費用実績バーの費用残額部の色は、灰色に設定される。しかし、費用実績バーの色は、これらの例に限定されるものではない。
そして、CPU11は、選択レコードの進捗率49、ステップS45で算出した工事の日数に応じた工事進捗率バーを費用実績バーに隣接して作成する(ステップS49)。工事進捗率バーは、ステップS45で算出された工事の日数の長さを工事進捗率に対応する100%として、進捗率49に対する工事進捗率の割合の長さ部分が工事進捗率部として工事期間内の左側に配置され、進捗率残り(=100%−進捗率49)の割合の長さ部分が進捗率残り部として工事進捗率部の右側に配置される。
そして、CPU11は、記憶部15から閾値ファイル100の閾値名102が工事進捗率のレコードを読み出し、進捗率49が、工事進捗率のレコードのレベル1−103、レベル2−104、レベル3−105を超えるかに応じて、工事進捗率バーのアラーム用の色を設定する(ステップS50)。例えば、工事進捗率バーの工事進捗率部の色は、工事進捗率が、レベル1−103以下である場合に水色に設定され、レベル1−103より上でレベル2−104以下である場合に黄色に設定され、レベル2−104より上でレベル3−105以下である場合にオレンジ色に設定され、レベル3−105より上である場合に赤色に設定される。また、例えば、工事進捗率バーの進捗率残り部の色は、灰色に設定される。しかし、工事進捗率バーの色は、これらの例に限定されるものではない。
完了である場合(ステップS44;NO)、CPU11は、選択レコードの施工開始日45、施工終了日46を用いて、完了を示す色の工事のスケジュールバーをカレンダボード上に作成する(ステップS51)。完了を示す色は、例えば、灰色であるものとするが、これに限定されるものではない。
そして、CPU11は、選択レコードの得意先名50、工事名43、契約金額47、費用予測金額48を用いて、得意先名、工事名、契約金額、費用予測金額を工事の詳細情報としてステップS51で作成したスケジュールバー内に追加する(ステップS52)。詳細情報は、これらの情報に限定されるものではない。
そして、CPU11は、ステップS42での工事受注マスタファイル40の未選択のレコードがあるか否かを判別する(ステップS53)。カレンダボードの期間内の工事でない場合(ステップS43;NO)、CPU11は、ステップS53に移行する。未選択のレコードがある場合(ステップS53;YES)、CPU11は、ステップS42に移行する。未選択のレコードがない場合(ステップS53;NO)、CPU11は、スケジュールバー、費用実績バー、工事進捗率バーを有するカレンダボード(スケジュールボード)を表示するためのスケジュールボード表示情報を、記憶部15に記憶されている公開フォルダのうち、ステップS32で認証に用いたログイン中の管理端末20のユーザIDの公開フォルダに格納(更新)し(ステップS54)、スケジュールボード作成処理を終了する。
ステップS54に対応して、管理端末20において、図7の管理端末処理のステップS22,S23が実行される。また、照会端末30において、CPU31は、図7のステップS11,S12と同様のログイン後、ユーザからの操作部32を介する照会指示入力に応じて、図7のステップS22,S23と同様の処理を行う。
次いで、図10を参照して、図7のステップS23で表示されるスケジュールボードの具体例としてのスケジュールボード表示画面400を説明する。図10は、スケジュールボード表示画面400を示す図である。
スケジュールボード表示画面400は、カレンダボード401と、カレンダボード401上のスケジュール部410,420,430と、を有する。スケジュール部410は、スケジュールバー411を有する。スケジュール部420は、スケジュールバー421と、費用実績バー422と、工事進捗率バー423と、を有する。費用実績バー422は、費用実績部422Aと、費用残額部422Bと、を有する。工事進捗率バー423は、進捗率部423Aと、進捗率残り部423Bと、を有する。
スケジュール部430は、スケジュールバー431と、費用実績バー432と、工事進捗率バー433と、を有する。費用実績バー432は、費用実績部432Aと、費用残額部432Bと、を有する。工事進捗率バー433は、進捗率部433Aと、進捗率残り部433Bと、を有する。
スケジュールボード表示画面400は、サーバ10の記憶部15の第1の工事業者のユーザIDの公開フォルダに格納されたスケジュールボード表示情報により表示される表示画面である。カレンダボード401は、基準日を2014年(以下2014年を略する)3月17日として、過去2か月、未来2か月のカレンダを有し、現在の表示範囲が3月10日〜3月26日となっている。例えば、スクロール操作により、その表示範囲を移動可能とする。また、カレンダボード401上の基準日を、他の日付から識別するように表示してもよい。
スケジュールバー411は、完了した工事番号001の工事のスケジュールバーであり、2月10日〜3月15日の期間において、灰色に表示されており、詳細情報を含む。
スケジュールバー421は、未完了の工事番号002の工事のスケジュールバーであり、3月11日〜3月25日の期間において、緑色に表示されており、詳細情報を含む。費用実績部422Aは、工事番号002の工事の費用実績に対応し、費用予測金額の65%を占め、アラームのため黄色に表示されている。費用残額部422Bは、工事番号002の工事の費用残額に対応し、費用予測金額の35%を占め、灰色に表示されている。進捗率部423Aは、工事番号002の工事の工事進捗率に対応して85%を占め、アラームのためオレンジ色に表示されている。進捗率残り部423Bは、工事番号002の工事の工事進捗率残りに対応して15%を占め、灰色に表示されている。
スケジュールバー431は、未完了の工事番号003の工事のスケジュールバーであり、3月15日〜3月26日の期間において、緑色に表示されており、詳細情報を含む。費用実績部432Aは、工事番号003の工事の費用実績に対応し、費用予測金額の30%を占め、水色に表示されている。費用残額部432Bは、工事番号003の工事の費用残額に対応し、費用予測金額の70%を占め、灰色に表示されている。進捗率部433Aは、工事番号003の工事の工事進捗率に対応して30%を占め、水色に表示されている。進捗率残り部433Bは、工事番号003の工事の工事進捗率残りに対応して70%を占め、灰色に表示されている。
以上、本実施の形態によれば、サーバ10は、工事別の施工開始日及び施工終了日を管理端末20から受信し、受信された工事別の施工開始日及び施工終了日に基づいて、工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成し、作成されたスケジュールボード表示情報を通信ネットワークN上の管理端末20、照会端末30に公開する。
このため、管理端末20、照会端末30で工事の施工スケジュールを表示することで、ユーザは、工事の施工スケジュールをより多くの場所で目視により確認できる。例えば、管理端末20が設置された工事業者の事務所だけでなく、照会端末30を所持したユーザの外出先や工事現場でも工事の施工スケジュールを確認できる。また、管理端末20で工事別の施工開始日及び施工終了日を入力してサーバ10に送信することにより、サーバ10でスケジュールバーを自動的に作成でき、工事業システム1の運用効率を向上できる。
また、サーバ10は、受注入力で入力された工事別の費用予測金額と、費用実績入力で入力された工事別の費用実績金額と、管理端末20から受信し、受信された工事別の費用予測金額及び費用実績金額に基づいて、当該費用予測金額に対する当該費用実績金額の割合を示す費用実績バーを工事別に作成してカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する。このため、ユーザは、費用予測金額に対する費用実績金額の割合をより多くの場所で確認できる。また、管理端末20で費用予測金額及び費用実績金額を入力してサーバ10に送信することにより、サーバ10で費用実績バーを自動的に作成でき、工事業システム1の運用効率を向上できる。
また、サーバ10は、費用予測金額に対する費用実績金額の割合に応じて、費用実績バーの表示色を水色、黄色、オレンジ色又は赤色に設定する。このため、ユーザは、費用予測金額に対する費用実績金額の割合の範囲を色により容易に認識できる。
また、サーバ10は、費用実績バーの長さを費用予測金額に対応させ、費用予測金額に対する費用実績金額の割合を長さで示す費用実績バーを作成する。このため、ユーザは、費用予測金額に対する費用実績金額の割合の範囲を、費用実績金額の長さにより容易に認識できる。
また、サーバ10は、進捗入力に応じた工事別の進捗率を管理端末20から受信し、受信された工事別の進捗率を示す工事進捗率バーを工事別に作成してカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する。このため、ユーザは、工事の進捗率をより多くの場所で確認できる。また、管理端末20で進捗率算出のための情報を入力してサーバ10に進捗率を送信することにより、サーバ10で工事進捗率バーを自動的に作成でき、工事業システム1の運用効率を向上できる。
また、サーバ10は、進捗率に応じて、工事進捗率バーの表示色を水色、黄色、オレンジ色又は赤色に設定する。このため、ユーザは、工事の進捗率の範囲を色により容易に認識できる。
また、サーバ10は、工事進捗率バーの長さを100%に対応させ、進捗率を長さで示す工事進捗率バーを作成する。このため、ユーザは、工事の進捗率を、進捗率の長さにより容易に認識できる。
また、サーバ10は、工事別の詳細情報を管理端末20から受信し、受信された工事別の詳細情報を工事別のスケジュールバーに追加する。このため、ユーザは、工事の詳細情報を容易に認識できる。
また、サーバ10は、工事別の完了区分を管理端末20から受信し、受信された工事別の完了区分に応じて工事別のスケジュールバーの表示色を緑色又は灰色に設定する。このため、ユーザは、工事の完了区分を色により容易に認識できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部15のHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、サーバ10が、スケジュールボード表示情報を管理端末20、照会端末30に公開する構成としたが、これに限定されるものではない。各管理端末20が、ログイン認証機能を有し、閾値ファイル100を記憶部25に記憶し、操作部22で入力された情報に応じて、工事受注マスタファイル40、費用実績ファイル60、工事別工程マスタファイル90を更新し、これらの情報に基づいて、自機の工事分のスケジュールボード表示情報を作成し、管理端末20にログインした照会端末30に公開する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、費用予測金額に対する費用実績の進捗率の割合と、進捗率と、を管理端末20が算出する構成としたが、これに限定されるものではない。サーバ10が、管理端末20で入力された情報を受信し、当該情報に基づいて、費用予測金額に対する費用実績の進捗率の割合と、進捗率と、を算出する構成としてもよい。
また、上記実施の形態における工事業システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
通信ネットワークに接続された情報処理装置であって、
工事別の受注情報を入力する入力手段と、
前記入力された工事別の受注情報に基づいて、当該工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する作成手段と、
前記作成されたスケジュールボード表示情報を前記通信ネットワーク上の照会端末に公開する公開手段と、を備える情報処理装置。
<請求項2>
前記入力手段は、前記受注情報として、工事別の施工開始日及び施工終了日を入力し、
前記作成手段は、前記入力された工事別の施工開始日及び施工終了日に基づいて、当該工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記入力手段は、受注入力で入力された工事別の費用予測金額と、費用実績入力で入力された工事別の費用実績金額と、を入力し、
前記作成手段は、前記入力された工事別の費用予測金額及び費用実績金額に基づいて、当該費用予測金額に対する当該費用実績金額の割合を示す費用実績バーを工事別に作成して前記カレンダボード上に配置して前記スケジュールボード表示情報を作成する請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記作成手段は、前記費用予測金額に対する当該費用実績金額の割合に応じて、前記費用実績バーの表示色を設定する請求項3に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記作成手段は、前記費用実績バーの長さを前記費用予測金額に対応させ、当該費用予測金額に対する前記費用実績金額の割合を長さで示す当該費用実績バーを作成する請求項4に記載の情報処理装置。
<請求項6>
前記入力手段は、進捗入力に応じた工事別の進捗率を入力し、
前記作成手段は、前記入力された工事別の進捗率を示す工事進捗率バーを工事別に作成して前記カレンダボード上に配置して前記スケジュールボード表示情報を作成する請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項7>
前記作成手段は、前記進捗率に応じて、前記工事進捗率バーの表示色を設定する請求項6に記載の情報処理装置。
<請求項8>
前記作成手段は、前記工事進捗率バーの長さを100%に対応させ、前記進捗率を長さで示す当該工事進捗率バーを作成する請求項6又は7に記載の情報処理装置。
<請求項9>
前記入力手段は、工事別の詳細情報を入力し、
前記作成手段は、前記入力された工事別の詳細情報を前記工事別のスケジュールバーに追加する請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項10>
前記入力手段は、工事別の完了区分を入力し、
前記作成手段は、前記入力された工事別の完了区分に応じて前記工事別のスケジュールバーの表示色を設定する請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項11>
通信ネットワークに接続された情報処理装置のコンピュータを、
工事別の受注情報を入力する入力手段、
前記入力された工事別の受注情報に基づいて、当該工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する作成手段、
前記作成されたスケジュールボード表示情報を前記通信ネットワーク上の照会端末に公開する公開手段、
として機能させるためのプログラム。
1 工事業システム
10 サーバ
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 通信部
17 計時部
18 バス
20 管理端末
21 CPU
22 操作部
23 RAM
24 表示部
25 記憶部
26 通信部
27 バス
30 照会端末
31 CPU
32 操作部
33 RAM
34 表示部
35 記憶部
36 通信部
37 バス
N 通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 通信ネットワークに接続された情報処理装置であって、
    工事別の受注情報を入力する入力手段と、
    前記入力された工事別の受注情報に基づいて、当該工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する作成手段と、
    前記作成されたスケジュールボード表示情報を前記通信ネットワーク上の照会端末に公開する公開手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記入力手段は、前記受注情報として、工事別の施工開始日及び施工終了日を入力し、
    前記作成手段は、前記入力された工事別の施工開始日及び施工終了日に基づいて、当該工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記入力手段は、受注入力で入力された工事別の費用予測金額と、費用実績入力で入力された工事別の費用実績金額と、を入力し、
    前記作成手段は、前記入力された工事別の費用予測金額及び費用実績金額に基づいて、当該費用予測金額に対する当該費用実績金額の割合を示す費用実績バーを工事別に作成して前記カレンダボード上に配置して前記スケジュールボード表示情報を作成する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記作成手段は、前記費用予測金額に対する当該費用実績金額の割合に応じて、前記費用実績バーの表示色を設定する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記作成手段は、前記費用実績バーの長さを前記費用予測金額に対応させ、当該費用予測金額に対する前記費用実績金額の割合を長さで示す当該費用実績バーを作成する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記入力手段は、進捗入力に応じた工事別の進捗率を入力し、
    前記作成手段は、前記入力された工事別の進捗率を示す工事進捗率バーを工事別に作成して前記カレンダボード上に配置して前記スケジュールボード表示情報を作成する請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記作成手段は、前記進捗率に応じて、前記工事進捗率バーの表示色を設定する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記作成手段は、前記工事進捗率バーの長さを100%に対応させ、前記進捗率を長さで示す当該工事進捗率バーを作成する請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記入力手段は、工事別の詳細情報を入力し、
    前記作成手段は、前記入力された工事別の詳細情報を前記工事別のスケジュールバーに追加する請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記入力手段は、工事別の完了区分を入力し、
    前記作成手段は、前記入力された工事別の完了区分に応じて前記工事別のスケジュールバーの表示色を設定する請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 通信ネットワークに接続された情報処理装置のコンピュータを、
    工事別の受注情報を入力する入力手段、
    前記入力された工事別の受注情報に基づいて、当該工事別の施工スケジュールを示すスケジュールバーを工事別に作成しカレンダボード上に配置してスケジュールボード表示情報を作成する作成手段、
    前記作成されたスケジュールボード表示情報を前記通信ネットワーク上の照会端末に公開する公開手段、
    として機能させるためのプログラム。
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