JP2016006401A - プローブを保持したガイド部材 - Google Patents

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Atsushi Mitsune
敦 三根
岡田 泰明
Yasuaki Okada
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Abstract

【課題】スプリングが露出する構造のプローブを互いに接触することなく狭ピッチで配置可能で、かつ、プローブカードによる検査時にスムーズにスプリングが摺動可能なプローブ保持ガイド部材を提供する。
【解決手段】検査対象物31と接触するプランジャ2、位置決め用の支持部4、プランジャと支持部を接続するスプリングコイル5を有するプローブ1を保持したガイド部材10であって、スプリングコイルは、粗巻き部6と密巻き部7,8からなり、ガイド部材は、第1のガイド板11、第2のガイド板12、第3のガイド板13が積層され、第1のガイド孔14にはプランジャの一部が挿入され、第2のガイド孔15には支持部が挿入される、または支持部および支持部と接続される密巻き部の一部が挿入され、第3のガイド孔16には粗巻き部全体および2つの密巻き部の一部が挿入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プローブを保持したガイド部材に関するものである。
プローブカードに用いられるプローブは、その形状から垂直型プローブとカンチレバー型プローブに区分される。前記垂直型プローブにもいくつかの種類があり、例えば、外筒を用いたプローブと、外筒を用いないでスプリングが露出した状態のバレルレスのプローブがある。
しかしながら、特許文献1に記載されているような外筒を用いたプローブの場合、外筒の材料が高価なためにコストが高く、また外筒の分だけ外径が大きくなるので狭ピッチに対応する際に問題が生じる。このような問題を解決するために、外筒を用いないでスプリングが露出した状態のバレルレスタイプの垂直型プローブ(特許文献2参照)が用いられている。
特開2002−22768号公報 特開2009−287921号公報
上述のような外筒を用いないでスプリングが露出したプローブを、プローブカードに配置する場合、所定の間隔で配置された2枚のガイド板でプローブを保持する構造(特許文献2の図4参照)が用いられている。この場合、プローブのスプリングは2枚のガイド板の間に形成された空間に露出された状態となる。
このような構造のプローブカードにおいて多数のプローブを狭ピッチで配置しようとすると、プローブカードによる検査時にプローブのスプリングが変形し、隣接するプローブのスプリングが互いに接触するという問題が生じる。そのため、バレルレスタイプのプローブを2枚のガイド板で保持する構造では、プローブを狭ピッチで配置することが困難であった。
このような問題を解決するために、1枚のガイド板にガイド孔を設けてプローブ挿入して保持する構造を用いることが考えられるが、このような1枚のガイド板を用いる場合、ガイド板の厚みを厚くする必要があり、その結果ガイド板にガイド孔を狭ピッチで形成するのが困難となる。ガイド孔の形成を容易にするために、1枚のガイド板を複数のガイド板に分割して積層する構造を用いることが考えられるが、複数のガイド板を積層する際にズレが生じるとガイド孔にガイド板の境界で段差が生じ、この段差によってスプリングの摺動性が阻害されプローブがスムーズに動くことが出来ないという問題が生じる。
そこで、本発明はこのような問題を解決し、スプリングが露出する構造のプローブを互いに接触することなく狭ピッチで配置することが可能で、かつ、プローブカードによる検査時にスムーズにスプリングが摺動することが可能なプローブを保持したガイド部材を提供することを目的とする。
本発明のプローブを保持したガイド部材は、検査対象物と接触する接触部を有するプランジャ、位置決めに用いられる支持部、および、前記プランジャと前記支持部を接続するスプリングコイルを有するプローブを保持したガイド部材であって、前記スプリングコイルは、粗巻き部と前記粗巻き部よりも密に巻回された2つの密巻き部からなり、前記粗巻き部は2つの前記密巻き部の間に位置しており、前記ガイド部材は前記プローブが挿入されるガイド孔が形成された少なくとも3枚のガイド板、第1のガイド板、第2のガイド板、および、前記第1のガイド板と前記第2のガイド板の間に配置された第3のガイド板を積層した構造であり、前記第1のガイド板には第1のガイド孔が設けられ、前記第1のガイド孔には前記プランジャの少なくとも一部が挿入されて保持され、前記第2のガイド板には第2のガイド孔が設けられ、前記第2のガイド孔には前記支持部だけが挿入される、または前記支持部および前記支持部と接続される密巻き部の一部が挿入され、前記第3のガイド板には第3のガイド孔が設けられ、前記第3のガイド孔には前記粗巻き部全体および2つの前記密巻き部の少なくとも一部が挿入されることを特徴とする。
前記第1のガイド板と前記第3のガイド板の間、および、前記第2のガイド板と前記第3のガイド板との間の少なくともどちらかに、さらなるガイド板を積層することが可能であり、前記さらなるガイド板には前記プローブが挿入されるさらなるガイド孔を設ける。
前記第3のガイド孔の内径は、前記第1のガイド孔の内径よりも大きく、前記第1のガイド孔の内径は前記第2のガイド孔の内径よりも大きく形成されており、前記ガイド孔の縁には面取りが施されている。
本発明のプローブを保持したガイド部材は、検査対象物と接触する接触部を有するプランジャ、位置決めに用いられる支持部、および、前記プランジャと前記支持部を接続するスプリングコイルを有するプローブを保持したガイド部材であって、前記スプリングコイルは、粗巻き部と2つの密巻き部からなり、前記ガイド部材は少なくとも3枚のガイド板、第1のガイド板、第2のガイド板、および、前記第1のガイド板と前記第2のガイド板の間の第3のガイド板が積層され、前記第1のガイド板の第1のガイド孔には前記プランジャの少なくとも一部が挿入され、前記第2のガイド板の第2のガイド孔には前記支持部だけが挿入される、または前記支持部および前記支持部と接続される密巻き部の一部が挿入され、前記第3のガイド板の第3のガイド孔には前記粗巻き部全体および2つの前記密巻き部の少なくとも一部が挿入されることにより、ガイド板の境界に段差が生じたとしても、前記プローブの摺動性を確保することが可能となり、さらに、垂直型のプローブを狭ピッチで配置することが可能なプローブカードを実現することができる
前記第3のガイド孔の内径は、前記第1のガイド孔の内径よりも大きく、前記第1のガイド孔の内径は前記第2のガイド孔の内径よりも大きく形成されていることにより、よりスムーズにプローブを摺動させることができる。
また、前記第1から第3のガイド孔の縁に直線または曲線の面取りが施されていることにより、ガイド板の境界に段差が生じたとしても、その影響を抑制し、プローブの摺動性を確保することができる。
プローブを保持した状態のガイド部材の一部を拡大した概略断面図である。 プローブを保持した状態の別の形態のガイド部材の一部を拡大した概略断面図である。 プローブを保持した状態のガイド部材の側面図であり、ガイド孔を点線で示している。 ガイド板の境界部分を拡大した断面図である。 プローブを保持した状態の別の形態のガイド部材の一部を拡大した概略断面図である。
本発明のプローブ1を保持したガイド部材10について図面を用いて説明する。図1に示すのが、プローブ1を保持した状態のガイド部材10の断面図であり、図3がガイド孔を点線で示したガイド部材10の側面図である。
図1,3に示すように、本発明のガイド部材10は、第1のガイド板11、第2のガイド板12、および、前記第1のガイド板11と前記第2のガイド板12の間に設けられた第3のガイド板13を互いに積層したものである。前記第1のガイド板11には複数の第1のガイド孔14が設けられ、前記第2のガイド板12には複数の第2のガイド孔15が設けられ、前記第3のガイド板13には複数の第3のガイド孔16が設けられており、前記第1のガイド孔14、前記第2のガイド孔15、および、前記第3のガイド孔16は互いに上下に接続されて1つのガイド孔を形成する。前記第1のガイド孔11の途中に、プローブ1を保持するために段差部17が形成されており、段差部17から下方の開口までの間は内径が小さくなっている。
前記ガイド部材10に保持されるプローブ1は、検査対象部31と接触する先端がクラウン形状の接触部3を有する円筒形のプランジャ2、支持部4、および、前記プランジャ2と前記支持部4とを接続するスプリングコイル5を有する垂直型のプローブであり、外筒を用いない形態としている。前記プローブ1はプローブカードによる検査時に通電するために前記支持部4から前記接触部3までの伝送路が形成されている。
前記スプリングコイル5は、粗巻き部6と前記粗巻き部6よりも密に巻回された2つの密巻き部7,8からなり、前記粗巻き部6は2つの前記密巻き部7,8の間に位置している。密巻き部8は一端が前記プランジャ2と接続され、他端が前記粗巻き部6と接続される。前記密巻き部7は一端が前記支持部4と接続され、他端が前記粗巻き部6と接続される。前記密巻き部7,8はスプリングが密着した状態となっているために、縦方向および横方向にはほとんど変位しない。検査時に前記接触部3に力が加えられると粗に巻回された前記粗巻き部6が主に変形してスプリングの働きをし、検査時に前記スプリングコイル5が伸縮して前記接触部3を上下動させることでプローブ1は摺動する。
前記支持部4は、図1に示すように、端部21がプローブカードの基板の電極32と接触し、前記プローブ1に通電する構造であり、さらに、前記端部21と反対側に前記密巻き部7内に延伸された円筒形の制動軸部22が設けられている。また、前記プランジャ2は、前記接触部3に向かって径が小さくなる段差部9が設けられ、さらに前記スプリングコイル5内を前記密巻き部8から前記粗巻き部6へと延び、さらに前記密巻き部8へと延伸された円筒形の制動軸部23が設けられている。
前記プローブ1を前記ガイド部材10によって保持する際の前記第1のガイド板11、前記第2のガイド板12および前記第3のガイド板13と前記プローブ1との位置関係について図を用いて詳細に説明する。前記プローブ1を前記ガイド部材10に配置した状態が、図1の断面図である。前記プローブ1は前記ガイド部材10に対して、前記第2のガイド板12の第2のガイド孔15から挿入されてガイド部材10に保持される。この時、図3に示すように、前記プローブ1の接触部3は前記第1のガイド孔14から下方に突出し、前記端部21は前記第2のガイド孔15から上方に突出している。
前記第1のガイド孔14には前記プランジャ2が挿入されており、前記プランジャ2の段差部9が、前記第1のガイド孔14の段差部17と当接することによって、前記プローブ1は前記第1のガイド孔14から抜け出すことなく保持されている、この時、前記プランジャ2は前記第1のガイド孔14から両側に突出しており、前記第1のガイド孔14には前記プランジャ2の一部が挿入されることになり、前記第1のガイド板11と前記第3のガイド板13との境界には、前記プランジャ2が位置し、前記プローブ1が摺動する時には、前記プランジャ2が前記境界と当接しながら摺動する可能性がある。
前記第2のガイド孔15には前記支持部4および密巻き部7の一部だけが挿入されており、さらに、前記制動軸部22の全体、および、前記制動軸部23の先端側の一部が挿入されている。前記第2のガイド板12と前記第3のガイド板13との境界には、前記密巻き部7が位置する。前記プローブ1が摺動したとしても、前記密巻き部7は摺動することはない。
前記第3のガイド孔16には前記粗巻き部6の全体が挿入されており、さらに、前記密巻き部7の一部、前記密巻き部8の全体、および、前記プランジャ2の一部が挿入されている。
前記ガイド部材10は、前記第1のガイド板11、前記第2のガイド板12、および前記第3のガイド板13を積層した構造を用いていることから、前記第1のガイド板11、前記第2のガイド板12および前記第3のガイド板13を積層する際にズレが生じて、前記第1のガイド孔14と前記第3のガイド孔16との境界、および、前記第2のガイド孔15と前記第3のガイド孔16との境界には、段差が生じる可能性がある。
しかしながら、前記第1のガイド板11、前記第2のガイド板12および前記第3のガイド板13と前記プローブ1との位置関係を上述のように設定すると、前記第1のガイド孔14と前記第3のガイド孔16との境界に段差が生じて前記プランジャ2が段差と当接したとしても、前記プランジャ2は一般的に合金の単一部材で構成されていることから、前記プローブ1の摺動性を妨げることにはならない。
そして、前記第2のガイド孔15と前記第3のガイド孔16との境界に段差が生じて上述のように、前記プローブ1が摺動したとしても、前記密巻き部7は移動することはないので、前記密巻き部7は前記境界と当接したとしても、前記プローブ1の摺動性を妨げることにはならない。
前記プローブ1が摺動する際に、段差が生じていると最も前記プローブ1の摺動性が妨げられる部分は、前記粗巻き部6であるが、前記ガイド部材10において前記粗巻き部6は全て前記第3のガイド孔16内に挿入されることから粗巻き部6が境界と接することはなく、本発明のガイド部材10は、前記粗巻き部6によって前記プローブ1の摺動性が阻害されることはなく、前記プローブ1はスムーズに摺動することが可能である。
前記第2のガイド孔14と前記プローブ1との位置関係については、別の関係も可能である。図2に示すように、前記第2のガイド孔15には前記支持部4の一部だけが挿入されるよう位置関係を設定すると、前記第2のガイド板12と前記第3のガイド板13との境界には、前記支持部4が位置することになり、前記プローブ1が摺動したとしても、前記支持部4は移動することはないので、前記支持部4は前記境界と当接したとしても、摺動性を妨げることにはならない。
この時、前記第3のガイド孔16には前記粗巻き部6の全体が挿入されており、さらに、前記密巻き部7の一部、前記支持部4の一部、前記密巻き部8の全体、および、前記プランジャ2の一部が挿入されている。
このように、本発明のガイド部材10は、前記第1のガイド板11、前記第2のガイド板12および前記第3のガイド板13と前記プローブ1との位置関係を適切に設定することによって、ガイド板がズレて境界に段差が生じたとしても、前記プローブ1の摺動性を確保することが可能となる。その結果、垂直型のプローブ1を狭ピッチで配置することが可能なプローブカードを実現することができる。
さらにプローブ1の摺動性を高める方法として、前記第1のガイド孔14〜前記第3のガイド孔16の縁に面取りを施すことが可能である。ガイド板を積層する際にズレが生じて第1のガイド板11と第3のガイド板13との境界に、図4(a)に示すような段差が生じた場合、図4(b),(c)に示すように予め第1のガイド孔14および第3のガイド孔16の縁に面取りを施してあると、ガイド板同士の境界にズレが生じた場合のプローブ1の摺動性への影響を抑制することができる。
面取りの形状および大きさは適宜変更可能であり、例えば、図4(b)に示すような面取り部分の断面が直線形状、あるいは、図4(c)に示すような面取り部分の断面が曲線形状等とすることができる。また、面取りを全てのガイド孔の縁に施すのではなく、境界のズレによる摺動性に対する影響の大きい箇所のガイド孔の縁に限定して面取りを施すことも可能である。
さらに前記プローブ1がよりスムーズに摺動できるようにするための前記第1のガイド孔14、前記第2のガイド孔15および前記第3のガイド孔16の内径の関係について説明する。前記第1のガイド孔14、前記第2のガイド孔15および前記第3のガイド孔16を内径が大きい順に並べると、前記第3のガイド孔16、前記第1のガイド孔13、前記第2のガイド孔15となる。前記第3のガイド孔16は、前記プローブ1の中で最もガイド孔の内壁と接触する可能性の高い粗巻き部6が位置することから、前記第3のガイド孔16の内径を最も大きくすることで粗巻き部6が変形した場合に、前記第3のガイド孔16の内壁と接触して摺動性を妨げるのを防止する。
そして、前記プローブ1において摺動する部材の1つであるプランジャ2が挿入される前記第1のガイド孔14を、前記第3のガイド孔16の次に大きい内径とすることで、プランジャ2が摺動して前記第3のガイド孔16の内壁と接触して摺動性を妨げるのを防止する。前記第2のガイド孔15内に位置する前記支持部4および前記密巻き部7は摺動することが無いので前記第2のガイド孔15の内壁と接触しても問題が無いことから、前記第2のガイド孔15の内径を最も小さく設定することが可能である。以上のことから、上述のような順番で前記第1のガイド孔14、前記ダイの2ガイド孔15および前記第3のガイド孔16の内径を設定すると、さらにプローブ1をスムーズに摺動させることが可能となる。
前記第3のガイド孔16の内径を大きくする場合、狭ピッチで前記第3のガイド孔16を設けることで前記第3のガイド板13の強度が低下する可能性がある。しかしながら、前記第3のガイド板13は前記第1のガイド板11および前記第2のガイド板12によって挟まれた構造であることから、必要な強度を確保することができる。
これまでは、3枚のガイド板を積層したガイド部材10の構造について説明してきたが、さらにガイド板を追加した形態について説明する。図5に示すのが、第1のガイド板11と第3のガイド板13との間に第4のガイド板25を配置し、第2のガイド板と第3のガイド板との間に第5のガイド板27を配置して、5枚のガイド板を積層した構造のガイド部材10’である。
前記第4のガイド板25には第4のガイド孔26が設けられ、前記第5のガイド板27には第5のガイド孔28が設けられている。前記プローブ1を前記ガイド部材10’によって保持する際の第1のガイド板11〜第5のガイド板27と前記プローブ1との位置関係について図を用いて詳細に説明する。前記プローブ1を前記ガイド部材10’に配置した状態が、図5の断面図である。
前記第1のガイド孔14には前記プランジャ2が挿入され、さらに、前記第4のガイド孔26にも前記プランジャ2が挿入されている。これにより、前記第1のガイド板11と前記第4のガイド板25との境界、および、前記第4のガイド板25と前記第3のガイド板13との境界には、前記プランジャ2が位置し、前記プローブ1が摺動する時には、前記プランジャ2が前記境界と当接しながら摺動する可能性があるが、前記プランジャ2の構造によって、前記プローブ1の摺動性を妨げることにはならない。
前記第2のガイド孔15には前記支持部4および密巻き部7の一部だけが挿入され、前記第5のガイド孔28には前記密巻き部7の一部だけが挿入されている。これにより、前記第2のガイド板12と前記第5のガイド板27との境界、および前記第5のガイド板27と前記第3のガイド板13との境界には、前記密巻き部7が位置することになるが、前記密巻き部7は摺動することはないので、前記密巻き部7は前記境界と当接したとしても、前記プローブ1の摺動性を妨げることにはならない。
前記第3のガイド孔16には前記粗巻き部6の全体が挿入されており、さらに、前記密巻き部7の一部、前記密巻き部8の全体、および、前記プランジャ2の一部が挿入されている。
このように、本実施形態のガイド部材10’のようにガイド板の数は適宜増加っセルことが可能であり、その場合でも、プローブ1がスムーズに摺動することが可能である。ガイド板の数を増加させる場合には、ガイド部材10において説明した第1のガイド板11、第2のガイド板12、および、第3のガイド板13とプローブ1との位置関係を基本とすれば、プローブ1の摺動性を確保することができる。
また、本実施形態のように、第1のガイド板11と第3のガイド板13との間、および、第2のガイド板12と第3のガイド板13との間に、それぞれガイド板を配置することが可能であるが、その枚数は特に限定するものではなく、第1のガイド板11と第3のガイド板13との間、および、第2のガイド板12と第3のガイド板13との間に、配置するガイド板を異なる枚数とすることも可能である。
そして、ガイド板の数を増加した場合にも、ガイド孔の縁に面取りを施すことで摺動性を確保することができる。特に、ガイド板の数が増加すれば、境界の数も増加し、段差が生じる可能性が高くなることから、ガイド孔の縁に面取りを施すことが好ましい。
また、ガイド板を増設する場合、前記第1のガイド板11と前記第3のガイド板13との間に設けられたガイド板のガイド孔の内径は、前記第1のガイド板13の第1のガイド孔14の内径と同じとすることが好ましく、前記第2のガイド板12と前記第3のガイド板13との間に設けられたガイド板のガイド孔の内径は、前記第2のガイド板12の第2のガイド孔15の内径と同じとすることが好ましい。これによって、ガイド板の数を増加させた場合でも、さらに、プローブ1の摺動性を確保することができる。
1 プローブ
2 プランジャ
3 接触部
4 支持部
5 スプリングコイル
6 粗巻き部
7,8 密巻き部
9 段差部
10,10’ガイド部材
11 第1のガイド板
12 第2のガイド板
13 第3のガイド板
14 第1のガイド孔
15 第2のガイド孔
16 第3のガイド孔
17 段差部
21 端部
22,23 制動軸部
25 第4のガイド板
26 第4のガイド孔
27 第5のガイド板
28 第5のガイド孔
31 検査対象物
32 電極

Claims (4)

  1. 検査対象物と接触する接触部を有するプランジャ、位置決めに用いられる支持部、および、前記プランジャと前記支持部を接続するスプリングコイルを有するプローブを保持したガイド部材であって、
    前記スプリングコイルは、粗巻き部と前記粗巻き部よりも密に巻回された2つの密巻き部からなり、前記粗巻き部は2つの前記密巻き部の間に位置しており、
    前記ガイド部材は前記プローブが挿入されるガイド孔が形成された少なくとも3枚のガイド板、第1のガイド板、第2のガイド板、および、前記第1のガイド板と前記第2のガイド板の間に配置された第3のガイド板を積層した構造であり、
    前記第1のガイド板には第1のガイド孔が設けられ、前記第1のガイド孔には前記プランジャの少なくとも一部が挿入されて保持され、
    前記第2のガイド板には第2のガイド孔が設けられ、前記第2のガイド孔には前記支持部だけが挿入される、または前記支持部および前記支持部と接続される密巻き部の一部が挿入され、
    前記第3のガイド板には第3のガイド孔が設けられ、前記第3のガイド孔には前記粗巻き部全体および2つの前記密巻き部の少なくとも一部が挿入されることを特徴とするプローブを保持したガイド部材。
  2. 前記第1のガイド板と前記第3のガイド板の間、および、前記第2のガイド板と前記第3のガイド板との間の少なくともどちらかに、さらなるガイド板を積層することが可能であり、前記さらなるガイド板には前記プローブが挿入されるさらなるガイド孔を設けることを特徴とする請求項1に記載のプローブを保持したガイド部材。
  3. 前記第3のガイド孔の内径は、前記第1のガイド孔の内径よりも大きく、前記第1のガイド孔の内径は前記第2のガイド孔の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載のプローブを保持したガイド部材。
  4. 前記ガイド孔の縁に面取りが施されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプローブを保持したガイド部材。
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