JP2016004709A - リレー - Google Patents

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Abstract

【課題】接点導通不良を防止できるリレーを提供する。【解決手段】リレー1は、コイル2と、固定接点60と、可動接点70と、固定接点60及び可動接点70を包囲するとともに固定接点60及び可動接点70をコイル2と隔離する接点包囲部材10と、を備えている。このリレー1は、接点包囲部材10によって固定接点60及び可動接点70が密閉されているので、コイル2への通電により巻線21の被覆から生じる水蒸気を、固定接点60及び可動接点70が存在する雰囲気ガス中に拡散させることを防止できる。よって、固定接点60及び可動接点70に氷結が起こることを防止でき、接点導通不良を防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路のスイッチングを行うリレーに関するものである。
例えば、自動車用電気接続箱にはリレーが搭載されている。このリレーは、通電されることにより磁界を発生させるコイルと、固定接点と、前記磁界の作用で動く可動接点と、これらを包囲したケースと、を備えた構造のものが一般的である(特許文献1を参照。)。
特開2007−020357号公報
上述したリレーは、冬季や寒冷地などで使用する場合、コイルの巻線の被覆に含まれる水分が固定接点又は可動接点に氷結して接点導通不良が起こることがあるという問題があった。詳細には、コイルへの通電が開始されることによって、コイルの巻線の被覆に含まれる水分が蒸発し、ケース内に拡散する。その後、コイルへの通電がオフされると、熱伝導率の差異により、固定接点及び可動接点の温度が急激に低下する。この際、ケース内に拡散していた水蒸気が固定接点及び可動接点に触れることで凝結した後氷結し、次回のコイルへの通電時に接点導通不良が起こる。
したがって、本発明は、接点導通不良を防止できるリレーを提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、コイルと、固定接点と、可動接点と、を備えたリレーにおいて、前記固定接点及び前記可動接点を包囲するとともに、前記固定接点及び前記可動接点を前記コイルと隔離する接点包囲部材を備えていることを特徴とするリレーである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記コイルを包囲するコイル包囲部材を備え、前記接点包囲部材と前記コイル包囲部材とが一体形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2に記載された発明において、前記コイルと、該コイルに接続された一対の端子と、前記コイル及び前記一対の端子を保持した第1ベースと、を有するコイルユニットと、前記固定接点と、前記可動接点と、前記固定接点及び前記可動接点を保持し、前記第1ベースと別体で形成された第2ベースと、を有する接点ユニットと、が組み付けられて形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、前記固定接点及び前記可動接点を包囲するとともに、前記固定接点及び前記可動接点を前記コイルと隔離する接点包囲部材を備えているので、コイルへの通電により巻線の被覆から生じる水蒸気を、固定接点及び可動接点が存在する雰囲気ガス中に拡散させることを防止できる。よって、固定接点及び可動接点に氷結が起こることを防止でき、接点導通不良を防止できる。また、コイルの熱を固定接点及び可動接点に伝わり難くすることができるので、固定接点及び可動接点の温度上昇を抑制できる。
請求項2に記載された発明によれば、前記コイルを包囲するコイル包囲部材を備え、前記接点包囲部材と前記コイル包囲部材とが一体形成されているので、部品点数を増やすことなく、コイルを保護できる。
請求項3に記載された発明によれば、前記コイルと、該コイルに接続された一対の端子と、前記コイル及び前記一対の端子を保持した第1ベースと、を有するコイルユニットと、前記固定接点と、前記可動接点と、前記固定接点及び前記可動接点を保持し、前記第1ベースと別体で形成された第2ベースと、を有する接点ユニットと、が組み付けられて形成されているので、当該リレーと仕様が異なるリレーを製造する際に、前記コイルユニット又は前記接点ユニットを使用して、前記仕様が異なるリレーを容易に製造することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるリレーの斜視図である。 図1に示されたリレーの平面図である。 図1に示されたリレーの分解図である。 図3に示されたコイルユニットの分解図である。 図3に示された接点包囲部材及び接点ユニットの分解図である。 図5に示された接点ユニットの分解図である。 本発明の第2の実施形態にかかるリレーの斜視図である。 図7に示された包囲部材の斜視図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる「リレー」を図1〜6を参照して説明する。
図1,2に示すリレー1は、図3に示すように、コイルユニット11と、接点ユニット12と、接点包囲部材10と、が組み付けられて形成されている。
コイルユニット11は、図4に示すように、ボビン20に巻線21が巻かれたコイル2と、巻線21に接続された一対の端子4a,4bと、一対の端子4a,4bに接続された消弧抵抗3と、コイル2及び一対の端子4a,4bを保持した第1ベース5と、を有している。第1ベース5は、合成樹脂により板状に形成されており、端子4aが取り付けられる取付孔51と、端子4bが取り付けられる取付孔52と、後述する取付孔53と、ボビン20が取り付けられる取付部54と、が設けられている。端子4a,4bの先端部は取付孔51,52から突出する。
接点ユニット12は、図5,6に示すように、端子6aと、端子6aに連結され、可動接点70が設けられたバネ片7と、バネ片7に取り付けられた鉄板8と、固定接点60が設けられた端子6bと、端子6a,6bを保持した第2ベース9と、を有している。
端子6aは細長い板状に形成されている。バネ片7は、端子6a,6bよりも厚みの薄い板金がL字状に折り曲げられて形成されている。バネ片7は、端子6aの一端部に連結されている。前記可動接点70は、バネ片7の端子6aから離れた端部に設けられている。鉄板8は、バネ片7のコイル2と対向する面に取り付けられている。端子6bは、細長い板状に形成されている。前記固定接点60は、端子6bの一端部に設けられている。固定接点60と可動接点70とは、図2に示すように、互いに間隔をあけて対向する位置に配置されている。そして、コイル2に通電が行われることにより磁界が生じ、該磁界の作用で鉄板8がコイル2側に吸着されることによって可動接点70が固定接点60に接触する。第2ベース9は、第1ベース5と別体で形成され、合成樹脂により平面視L字の板状に形成されている。第2ベース9の一端部には、端子6aが取り付けられる取付孔91が設けられており、他端部には、端子6bが取り付けられる取付孔92が設けられている。端子6a,6bの他端部は取付孔91,92から突出する。
接点包囲部材10は、図3,5に示すように、第2ベース9に組み付けられるものであり、合成樹脂により平面視がL字の箱型に形成されている。接点包囲部材10は、第2ベース9によって塞がれる開口部10aを有している。接点包囲部材10は、第2ベース9に取り付けられることにより、端子6a,6bの一端部、バネ片7、鉄板8を密閉する。すなわち、接点包囲部材10は、固定接点60及び可動接点70を包囲するとともに、固定接点60及び可動接点70をコイル2と隔離する。
上述した接点包囲部材10が接点ユニット12の第2ベース9に組み付けられ、この接点ユニット12がコイルユニット11に組み付けられてリレー1が組み立てられる。接点ユニット12がコイルユニット11に組み付けられる際、端子6bが第1ベース5の取付孔53に通されて接点ユニット12とコイルユニット11が位置決めされる。接点ユニット12がコイルユニット11に組み付けられた状態で、第2ベース9は第1ベース5の上に重ねられる。これら第2ベース9及び第1ベース5は、互いに係止する図示しない係止手段を有している。また、コイル2は、L次の接点包囲部材10の角部の内側に位置付けられる。コイル2と鉄板8は、互いの間に接点包囲部材10の壁を挟んで対向する。
上記構成のリレー1は、端子6a,6b及び端子4a,4bが回路に接続され、コイル2に通電が行われることにより、可動接点70が固定接点60に接触して、端子6aと端子6bとが導通する。
このようなリレー1によれば、固定接点60及び可動接点70を包囲するとともに、固定接点60及び可動接点70をコイル2と隔離する接点包囲部材10を備えているので、コイル2への通電により巻線21の被覆から生じる水蒸気を、固定接点60及び可動接点70が存在する雰囲気ガス中に拡散させることを防止できる。よって、固定接点60及び可動接点70に氷結が起こることを防止でき、接点導通不良を防止できる。また、コイル2の熱を固定接点60及び可動接点70に伝わり難くすることができるので、固定接点60及び可動接点70の温度上昇を抑制できる。
また、リレー1によれば、コイルユニット11と接点ユニット12とが組み付けられて形成されているので、当該リレー1と仕様が異なるリレーを製造する際に、コイルユニット11又は接点ユニット12を使用して、前記仕様が異なるリレーを容易に製造することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかる「リレー」を図7〜8を参照して説明する。また、図7〜8において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図7に示すリレー101は、コイル2を包囲するコイル包囲部材13と、接点包囲部材10とが一体形成された包囲部材110を備えている。コイル包囲部材13は、合成樹脂により直方体形状の箱型に形成されており、第1ベース5によって塞がれる開口部13aを有している。接点包囲部材10とコイル包囲部材13とを区切ったL字状の壁14は、接点包囲部材10の外壁を構成しているとともにコイル包囲部材13の外壁を構成している。
このようなリレー101によれば、接点包囲部材10とコイル包囲部材13とが一体形成されているので、部品点数を増やすことなく、コイル2を保護できる。
また、図示は省略するが、本発明には、接点包囲部材10とコイル包囲部材13とが別体で形成されているものも含まれる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,101 リレー
2 コイル
10 接点包囲部材
60 固定接点
70 可動接点

Claims (3)

  1. コイルと、固定接点と、可動接点と、を備えたリレーにおいて、
    前記固定接点及び前記可動接点を包囲するとともに、前記固定接点及び前記可動接点を前記コイルと隔離する接点包囲部材を備えている
    ことを特徴とするリレー。
  2. 前記コイルを包囲するコイル包囲部材を備え、
    前記接点包囲部材と前記コイル包囲部材とが一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
  3. 前記コイルと、該コイルに接続された一対の端子と、前記コイル及び前記一対の端子を保持した第1ベースと、を有するコイルユニットと、
    前記固定接点と、前記可動接点と、前記固定接点及び前記可動接点を保持し、前記第1ベースと別体で形成された第2ベースと、を有する接点ユニットと、
    が組み付けられて形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリレー。
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