JP2016004015A - 半導体試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】破壊した補助素子の交換を短時間にでき、補助素子の交換費用が安価にできる半導体試験装置を提供する。
【解決手段】半導体試験装置100は、直流電源1と、上アームの第1補助素子2とこれに直列接続する第2補助素子3と、誘導性負荷である負荷コイル4と、開閉器である第1〜第3スイッチ5,6,7と、被試験素子DUTと第2補助素子3を配置できる治具8を備える。前記の治具8を半導体試験装置100から容易に着脱できるようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スイッチング特性および逆回復特性などを試験できる半導体試験装置に関する。
図5は、半導体装置50の回路図であり、同図(a)は2in1のIGBTモジュール51の基本回路構成図であり、同図(b)は1in1のIGBTモジュール52の基本回路構成図である。以下、2in1のIGBTモジュールを2in1モジュール、1in1のIGBTモジュールを1in1モジュールと記す。
同図(a)において、上アームのIGBT53のエミッタ端子E1と下アームのIGBT54のコレクタ端子C2を接続し直列回路を構成し、C1とE2とで主回路端子を、E1とC2の接続部から出力端子を取り出す。また、IGBT53,54とFWD55,56は逆並列接続されている。逆並列接続とは主電流の向きが互いに逆方向になるように並列に接続されることをいう。図中の符号で、G1,G2はゲート端子である。
同図(b)において、IGBT57のエミッタ端子Eとコレクタ端子CにはFWD58のカソードとアノードがそれぞれ接続される。図中の符号で、Gはゲート端子である。
図6は、半導体試験装置500の回路図である。ここでは補助素子61と被試験素子DUTとで2in1モジュールを構成している。
直流電源62は、上アームの補助素子61であるIGBT63のコレクタ端子C1と下アームの被試験素子DUTであるIGBT64のエミッタ端子E2へ接続される。負荷コイル65の一端91はE1とC2の接続部66に接続され、他端92は第1スイッチ67と第2スイッチ68に接続される。IGBT63,64のゲート端子、エミッタ端子にそれぞれゲート信号回路69,70が接続される。
IGBT63、64のゲート端子G1、G2へそれぞれゲート信号回路69,70からゲート信号を印加することにより、IGBT63、64のそれぞれのコレクタ、エミッタ間を電気的に導通(オン)、非導通(オフ)となるように動作させる。
第1スイッチ67を閉じ第2スイッチ68を開くことで、下アームのIGBT64のスイッチング試験が行われる。同時に上アームのFWD71は逆回復動作モードになる。また、第1スイッチ67を開き第2スイッチ68を閉じることで、下アームのFWD72の逆回復特性試験が行われる。同時に上アームのIGBT63のスイッチング動作モードになる。
このように、ゲート信号と第1、第2スイッチ67,68を切り替えることで被試験素子DUTであるIGBT64やFWD72の試験を行う。このとき補助素子61であるIGBT63またはFWD71へも負荷コイル65からの還流電流や試験により発生した電圧が印加される。
図7は、被試験素子DUTであるIGBT64のスイッチング試験をする場合の説明図であり、同図(a)は回路図、同図(b)は動作波形図である。
まず、試験中、IGBT63のG1にはゲート信号回路69からオフ信号を印加しオフ状態のままとする。t0で第1スイッチ67を閉じる。
つぎに、t1で被試験素子DUTであるIGBT64をオンさせる。これにより電流I1が流れる。この電流I1は、直流電源62の正極から、第1スイッチ67、負荷コイル65、IGBT64を通り、直流電源62の負極へ流れて行く。
つぎに、t2でIGBT64をオフさせる。これにより、負荷コイル65、補助素子61であるFWD71、第1スイッチ67を通る還流電流I2が流れる。
つぎに、t3で再度IGBT64をオンさせると、直流電源62の正極から、還流電流I2が流れているFWD71、IGBT64を通り、直流電源62の負極へ電流I31と、第1スイッチ67、負荷コイル65、IGBT64を通り、直流電源62の負極へI32が流れて行く。このときIGBT64のターンオン試験が行われる。図中に示すIrrはFWD71の逆回復電流である。
つぎに、t4でIGBT64をオフさせると、負荷コイル65、FWD71、第1スイッチ67を通る還流電流I4が再び流れる。このとき、IGBT64のターンオフ試験が行われる。還流電流I4は負荷コイル65や配線の抵抗で減衰して無くなる。還流電I4が無くなった後、第1スイッチ67を開いてIGBT64のスイッチング試験は終了する。
続いて、FWD72の逆回復特性試験について説明する。
なお、被試験素子DUTが単体のIGBTの場合には、別のIGBTに入れ替えて試験を続ける。
図8は、FWDの逆回復特性試験をする場合の説明図であり、同図(a)は回路図、同図(b)は動作波形図である。
まず、試験中、IGBT64のG2にはゲート信号回路70からオフ信号を印加しオフ状態のままとする。t0で第2スイッチ68を閉じる。t1で補助素子61であるIGBT63をオンさせる。これにより、直流電源62の正極からIGBT63、負荷コイル65、第2スイッチ68を通って直流電源62の負極に電流I1が流れる。
つぎに、t2でIGBT63をオフさせる。これにより、負荷コイル65、第2スイッチ68、被試験素子DUTであるFWD72を通って還流電流I2が流れる。
つぎに、t3でIGBT63をオンさせると、FWD72にはI31の経路で電流が流れる。この過程がFWD72の逆回復特性試験となる。前記したようにIrrはFWD72の逆回復電流である。FWD72の逆回復過程および逆回復した後、直流電源62の正極からIGBT63、負荷コイル65、第2スイッチ68を通って直流電源62の負極に電流I32が流れる。
つぎに、t4でIGBT63をオフさせて、負荷コイル65、第2スイッチ68、FWD72に再び還流電流I4を流す。この還流電流I4が減衰して無くなった後、第2スイッチ68を開いてFWD72の逆回復特性試験は終了する。続いて、被試験素子DUTを入れ替えて、スイッチング試験と逆回復特性試験を行う。DUTとしてはモジュールではなく単体のダイオードの場合もある。
前記のスイッチング試験で補助素子61であるFWD71の逆回復特性試験を行い、一方、前記の逆回復特性試験で補助素子61であるIGBT63のスイッチング試験を行うと、2in1を構成する上下アームのIGBT63,64のスイッチング試験と上下アームのFWD71,72の逆回復特性試験を行える。つまり、上アームの補助素子61をDUTとして扱い下アームのDUTを補助素子として扱うことで、第1、第2スイッチ67、68の切り替えだけで、両方の試験を行うことができる。
図9は、上アームの補助素子75を並列接続した3個のIGBT76と3個のFWD77で構成した半導体試験装置600の回路図である。
図6の回路で、DUTが不良品であった場合や破壊した場合に、上アームの補助素子75へは、試験条件以上の電圧、電流が印加される場合がある。半導体試験装置600では、その場合でも耐えられるように、補助素子75は、複数個のIGBTと複数個のFWDで構成する。これにより、DUTに比べて十分な耐圧および電流を許容できる設計にする。従って、この半導体試験装置600は大電流高耐圧のDUTの試験にも用いることができる。補助素子75は半導体試験装置600本体内部に固定されて配置される。
また、特許文献1および特許文献2にも類似の試験装置が開示されている。
特開平9−21844号公報 特開平10−197594号公報
図9に示す半導体試験装置600では、上アームの補助素子75を構成するIGBT76と逆並列接続されるFWD77はそれぞれ複数個、横方向に並べて配置され、電気的に並列接続している。しかし、横に並べて配置することから、上アームの各IGBT76および各FWD77とDUTとの間の配線長には差が生じる。この配線長の差は配線インダクタンスLの差となり、これが原因で上アームのIGBT76同士またはFWD77同士で印加される電圧や流れる電流などにアンバランスが生じる。
特に、DUTが破壊した場合には、このアンバランスが大きくなり、上アームのIGBT76やFWD77が破壊する場合がある。
また、補助素子75である上アームの複数のIGBT76およびFWD77は半導体試験装置600本体内に固定されているため、補助素子75が破壊した場合、補助素子75の交換に時間が掛かる。さらに、1台の半導体試験装置600で多品種の半導体装置を、例えば、スイッチング試験や逆回復特性試験などの試験ができるようにしているため、上アームの複数のIGBT76およびFWD77は高耐圧、大電流定格の高価な半導体素子を使用しており、破壊した場合には、交換費用が大きくなる。
また、特許文献1および特許文献2では補助素子が破損した場合、短時間に安価に破壊した補助素子を交換することについては記載されていない。
この発明の目的は、前記の課題を解決して、破壊した補助素子の交換を短時間にでき、補助素子の交換費用が安価にできる半導体試験装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、直流電源と、前記直流電源の正極に高電位側が接続する第1補助素子と、前記直流電源の負極に低電位側が接続する第1被試験素子と、前記第1補助素子の低電位側に高電位側が接続し、前記第1試験素子の高電位側と低電位側が接続する第2補助素子と、を収納する治具と、前記第1被試験素子の高電位側に一端が接続する誘導性負荷と、前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記直流電源の正極に接続する第1開閉器と、前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記直流電源の負極に接続する第2開閉器と、前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記第1補助素子の低電位側に接続する第3開閉器と、を備える半導体試験装置であって、前記治具は、前記半導体試験装置に着脱可能である半導体試験装置とする。
この発明によれば、破壊した補助素子の交換を短時間にでき、補助素子の交換費用が安価にできる半導体試験装置を提供することができる。
この発明の実施例に係る半導体試験装置100の回路図である。 DUTがIGBT16のときのスイッチング試験を行う場合について説明する説明図であり、(a)は動作説明図、(b)は動作波形図である。 DUTがFWD17の場合の逆回復試験について説明する説明図であり、(a)は動作説明図、(b)は動作波形図である。 治具8の要部構成図であり、(a)は要部側面図、(b)はDUTと第2補助素子3を取り付けた図、同図(c)は要部平面図である。 半導体装置50の回路図であり、(a)は2in1のIGBTモジュール51の基本回路構成図であり、(b)は1in1のIGBTモジュール52の基本回路構成図である。 半導体装置50を半導体試験装置500に接続した回路図である。 下アームのDUTであるIGBT64のスイッチング試験をする場合の説明図であり、(a)は回路図、(b)は動作波形図である。 FWDの逆回復特性試験をする場合の説明図であり、(a)は回路図、(b)は動作波形図である。 上アームの補助素子75を複数個並列接続されたIGBT76およびFWD77で構成した場合の半導体試験装置600の回路図である。
実施の形態を以下の実施例で説明する。
図1は、この発明の実施例に係る半導体試験装置100の回路図である。この回路は被試験素子DUTを接続した図である。この半導体試験装置100はスイッチング特性と逆回復特性を試験する場合について説明する。
図1において、半導体試験装置100は、直流電源1と、上アームの第1補助素子2とこれに直列接続する第2補助素子3を備える。また、誘導性負荷である負荷コイル4と、開閉器である第1〜第3スイッチ5,6,7と、被試験素子DUTと第2補助素子3を配置できる治具8を備える。この治具8は半導体試験装置100から容易に着脱できる。また、第1補助素子2を駆動する第1ゲート駆動回路9と第2補助素子3を駆動する第2ゲート駆動回路10と、DUTを駆動する第3ゲート駆動回路11を備える。第1から第3スイッチ5,6,7は、例えば、機械的スイッチである。また、前記第1補助素子2と第2補助素子3は、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ),MOSFET,バイポーラトランジスタなどのスイッチング素子と、これらに逆並列される還流ダイオードで構成される。この還流ダイオードはFWD(フリーホイーリングダイオード)と称せられる。
第1補助素子2は、例えば、3個並列接続された第1IGBT12と各第1IGBT12に逆並列接続された3個の第1FWD13である。個数については3個に限定するものではない。第2補助素子3は1個の第2IGBT14とこの第2IGBT14に逆並列接続した1個の第2FWD15である。また、DUTは1個のIGBT16もしくはこのIGBT16に逆並列接続した1個のFWD17である。
図2は、DUTがIGBT16のときのスイッチング試験を行う場合について説明する説明図であり、同図(a)は動作説明図、同図(b)は動作波形図である。試験する前の状態では第1〜第3スイッチ5〜7は開いている。
まず、t0で第2スイッチ6を閉じる。つぎに、t1で3個のIGBT2をオンした後にDUTであるIGBT16をオンさせて電流I1を流す。この電流I1は、直流電源1の正極から第1IGBT12、第2スイッチ6、負荷コイル4、IGBT16を通って直流電源1の負極に流れる。
つぎに、t2でIGBT16をオフさせて、負荷コイル4、第2FWD15、第2スイッチ6を通る還流電流I2を流す。
つぎに、t3でIGBT16をオンさせるとIGBT16には第2FWD15を通る電流I31と、直流電源1の正極から第1IGBT12、第2スイッチ6、負荷コイル4、DUTであるIGBT16を通って直流電源1の負極へ流れる電流I32が流れる。この過程がDUTであるIGBT16のターンオン試験(スイッチング試験)となる。図(b)中に示したIrrはFWD15の逆回復電流である。第2FWD15が逆回復した後も直流電源1の正極から第1IGBT12、第2スイッチ6、負荷コイル4、DUTであるIGBT16を通って直流電源1の負極に電流I32が流れる。
つぎに、t4でIGBT16をオフさせて、負荷コイル4、第2FWD15、第2スイッチ6を経由する還流電流I4を再び流す。この還流電流I4が減衰して流れなくなった後、第2スイッチ6を開き、図示されていないスイッチを解放して治具8を直流電源1から電気的に切り離す。続いて、DUTであるIGBT16と第2補助素子3が収納されている治具8を半導体試験装置100から取り出し、DUTであるIGBT16を交換する。
この治具8に図5(a)に示すような2in1モジュール51を収納した場合には、上アームのFWD55が第2補助素子3となり、下アームのIGBT54がDUTになる。そのため、前記した試験では図1に示す下アームのIGBT16に対するスイッチング試験となる。しかし、第2補助素子3を構成する上アームの第2FWD15の逆回復特性試験もt3の時点で行うことができる。つまり、2in1モジュール51の上下のIGBT14,16と上下のFWD15,17は、それぞれDUTと第2補助素子3を兼ねることになる。
図3は、DUTがFWD17の場合の逆回復試験について説明する説明図であり、同図(a)は動作説明図、同図(b)は動作波形図である。
まず、t0で第3スイッチ7を閉じて、t1で第1IGBT12および第2IGBT14をオンさせて電流I1を流す。この電流I1は、直流電源1の正極から第1IGBT12、第2IGBT14、負荷コイル4、第3スイッチ7を通って直流電源1の負極に流れる。
つぎに、t2で、第2IGBT14をオフさせて、負荷コイル4、DUTであるFWD17を通る還流電流I2を流がす。
つぎに、t3で第2IGBT14をオンさせると、FWD17へI31が流れる。この過程がFWD17の逆回復特性試験となる。前記したようにIrrはFWD17の逆回復電流である。FWD17が逆回復過程および逆回復した後、電流I32が直流電源1の正極から第1IGBT12、第2IGBT14、負荷コイル4、第2スイッチ7を通って直流電源1の負極に流れる。
つぎに、t4で第2IGBT14をオフさせて、負荷コイル4、FWD17に再び還流電流I4を流す。この還流電流I4が減衰して流れなくなった後、第3スイッチを開き、FWD17と第2補助素子3が収納されている治具8を半導体試験装置100から取り出し、FWD17を交換する。
DUTであるFWD17の交換は治具8を半導体試験装置100から切り離す。、切り離された治具8に別のFWD17を取り付け、治具8を半導体試験装置100に再度セットする。
この治具8に図5(a)に示すような2in1モジュール51を収納した場合には、前記したように、上アームのIGBT53が第2補助素子3となり、下アームのFWD56がDUTになる。そのため、この試験は図1に示す下アームのFWD17に対する逆回復特性試験となる。しかし、第2補助素子3を構成する上アームの第2IGBT14のスイッチング試験も同時に行うことができる。
つまり、第2スイッチ6と第3スイッチ7を切り替えることで、2in1モジュールを構成する上下アームのIGBT14,16のスイッチング試験と上下アームのFWD15,17の逆回復特性試験を治具8から外すことなく行うことができる。
この半導体試験装置100では、半導体試験装置100内に取り付けられている第1補助素子2である第1IGBT12もしくは第1FWD13は複数個(ここでは3個)並列接続している。
また、スイッチング試験や逆回復特性試験で、第2補助素子3が破壊した場合には、これらが収納されている治具8を半導体試験装置100から取り外し、破壊した第2補助素子3を交換して、治具8を半導体試験装置100に再度セットする。そのため、従来の半導体試験装置500のように、補助素子の交換に時間が掛かり、素早く交換できなかった場合に比べて、破壊した第2補助素子3は治具8に収納されているので、素早く簡単に交換することができる。
尚、図中の第1スイッチ5は、第2補助素子3が壊れない試験条件で1in1モジュールを試験するときに使用するものであり設けなくてもよい。
図4は、治具8の要部構成図であり、同図(a)は要部側面図、同図(b)はDUTと第2補助素子3を取り付けた図、同図(c)は要部平面図である。この治具8はDUTおよび第2補助素子3の取り付け台21と、この取り付け台21に蝶番22に接続し電流を流す支持板26と、支持板26の上に配置された導電板23(23a,23b,23c)と、導電板23とDUTおよび第2補助素子3の各端子24とを接続する、例えば、ボルト25などの締め付け部材を備える。ゲート端子上には、導電板23などは設けない。ここでは、DUTおよび第2補助素子3は1in1モジュールの構成の場合を示したが、両者が同一ケースに収納される2in1モジュールの場合もある。2in1モジュールの場合は、1in1モジュールの場合とボルト25の配置位置が異なる。この場合、ボルト25の配置が異なる治具を用意すればよい。また、導電板23は、絶縁層を介して積層構造とすることもできる。この場合、導電板23とボルト25との接続が必要ない箇所の導電板23に切欠き部を設け、ボルト25と接続しないようにすればよい。
治具8の取り付け台21にDUTおよび第2補助素子3を載置し、ボルト25が付いた導電板23をDUTおよび第2補助素子3の上に載せてボルト25で各端子24と導電板23を固定する。導電板23と半導体試験装置100との接続は例えば、半導体試験装置100に端子を配置し、導電板23に接触させることができる。ゲート端子と半導体試験装置100の接続は、直接半導体試験装置100に配置したコンタクトプローブなどにより接触させることができる。この例では、導電板23aは負荷4と接続され、導電板23bは直流電源1の低電位側と接続され、導電板23cは第1補助素子2と接続される。
この治具8を用いることで、第2補助素子3が破壊した場合も、第2補助素子3が収納されている治具8を半導体試験装置100から容易に取り外せるので、素早く復旧できる。
また、治具8に収納する半導体装置が2in1モジュールの場合には、第2補助素子3とDUTが同一定格であり、第2補助素子3が破壊した場合は、2in1モジュールは不良品になる。この半導体試験装置100は、IGBT、ダイオード、パワートランジスタなどの半導体素子の特性試験ができる。
1 直流電源
2 第1補助素子
3 第2補助素子
4 負荷コイル
5 第1スイッチ
6 第2スイッチ
7 第3スイッチ
8 治具
9,10,11 ゲート駆動回路
12 第1IGBT
13 第1FWD
14 第2IGBT
15 第2FWD
16 第3IGBT
17 第3FWD
21 取り付け台
22 蝶番
23 導電板
24,26 端子
25 ボルト
26 支持板
100 半導体試験装置

Claims (6)

  1. 直流電源と、
    前記直流電源の正極に高電位側が接続する第1補助素子と、
    前記直流電源の負極に低電位側が接続する第1被試験素子と、前記第1補助素子の低電位側に高電位側が接続し、前記第1試験素子の高電位側と低電位側が接続する第2補助素子と、を収納する治具と、
    前記第1被試験素子の高電位側に一端が接続する誘導性負荷と、
    前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記直流電源の負極に接続する第1開閉器と、
    前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記第1補助素子の低電位側に接続する第2開閉器と、
    を備える半導体試験装置であって、
    前記治具は、前記半導体試験装置に着脱可能であることを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記第1補助素子および前記第2補助素子が、スイッチング素子と、該スイッチング素子に逆並列接続される還流ダイオードで構成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体試験装置。
  3. 前記スイッチング素子が、絶縁ゲート型トランジスタもしくはバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の半導体試験装置。
  4. 前記治具は、
    前記被試験素子の低電位側と電気的に接続し前記直流電源の負極側と電気的に接続するための第1導電板と、
    前記被試験素子の高電位側および前記第2補助素子の低電位側と電気的に接続し前記誘導性負荷の一端と電気的に接続するための第2導電板と、
    前記被試験素子の高電位側および前記第2補助素子の低電位側と電気的に接続し前記第1補助素子の低電位側と電気的に接続するための第3導電板と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体試験装置。
  5. 直流電源と、
    前記直流電源の正極に高電位側が接続する第1補助素子と、
    前記直流電源の負極に低電位側が接続する第1被試験素子と、前記第1補助素子の低電位側に高電位側が接続し、前記第1試験素子の高電位側と低電位側が接続する第2被試験素子と、を収納する治具と、
    前記第1被試験素子の高電位側に一端が接続する誘導性負荷と、
    前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記直流電源の負極に接続する第1開閉器と、
    前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記第1補助素子の低電位側に接続する第2開閉器と、
    を備える半導体試験装置であって、
    前記治具は、前記半導体試験装置に着脱可能であることを特徴とする半導体試験装置。
  6. 前記誘導性負荷の他端に一端が接続し、他端が前記直流電源の正極に接続する第3開閉器を備えることを特徴とする請求項1または5に記載の半導体試験装置。
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