JP2016003441A - 擁壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
立体的な曲面を有する法面を形成する擁壁を自由に構築することができ、更に嵩高にならず、比較的軽量な擁壁ブロックを使用すると共に、大量の砕石や栗石等を使用せず、土木廃材や産業廃棄物等を有効に活用した、コスト低減効果の大きい擁壁構造を提供する。
【解決手段】
基礎地盤上に擁壁ブロックを段積みして構築する擁壁構造であって、中空円柱状の形状を有する擁壁ブロックと、擁壁ブロックの裏面側と法面の間、又は擁壁ブロックの中に配置された土嚢ブロックと、擁壁ブロックの内部空間及び土嚢ブロックの外周空間であって、土嚢ブロックと擁壁ブロックと法面により画成される空間に充填された中詰材とからなる構成の擁壁構造とした。
【選択図】図6

Description

本発明は、道路工事、河川工事、宅地造成工事の土留擁壁や護岸の構築に使用される擁壁構造に関するものである。
このような擁壁構造の例としては、基礎地盤上に配設した基礎部上にブロック32を段積みして構築する構造物に係る先行技術がある。(特許文献1参照)
この先行技術における段積みブロック32は、前壁33及び後壁34と、両前・後壁33、34を連結する連結体(左・右側壁35、36)とを具備し、上下方向に開口する四角形筒状に形成され、後壁34は前壁33の半分以下の高さに設定されている。 また、左・右側壁35、36の上部間には、滑動抵抗体40が横架されている。
そして、ブロックを段積みして形成される各段の上下境界面位置に、下段ブロック側と上段ブロック側に跨がるよう滑動抵抗体40が配置され、下段ブロックの前壁33と同下段ブロック側の滑動抵抗体40の部分との間に形成される空間に、拘束層形成材(胴込め材31: 砕石、栗石等)を充填して下段側の前部拘束層を形成すると共に、同下段ブロック側の滑動抵抗体40の部分と同下段ブロックの後壁ないしは構造物の背後に形成されている法面との間に形成される空間に、拘束層形成材(裏込め材17)を充填して下段側の後部拘束層を形成するようになっている。
また、上段ブロックの前壁33と同上段ブロック側の滑動抵抗体40の部分との間に形成される空間に、拘束層形成材(胴込め材31: 砕石、栗石等)を充填して上段側の前部拘束層を形成すると共に、同上段ブロック側の滑動抵抗体40の部分と同上段ブロックの後壁34との間に形成される空間に、拘束層形成材(胴込め材31: 砕石、栗石等)を充填して上段側の後部拘束層を形成して、前記各段の上下境界面位置にて、上・下段の前部拘束層を上下方向に連続させると共に、上・下段の後部拘束層を上下方向に連続させて、上下方向に連続する前部拘束層と上下方向に連続する後部拘束層が、上記滑動抵抗体40を介して反力(受働)を発揮することにより、上下境界面におけるブロックの滑動抵抗力を強化した擁壁ブロックの上下境界部構造を備えた擁壁構造としている。
特開2011−202499号公報
前記特許文献1が開示する発明の擁壁構造においては、前壁33、後壁34、両前・後壁33、34を連結する連結体(左・右側壁35、36)、および左・右側壁35、36の上部間に配置された滑動抵抗体40からなる擁壁ブロックは、横長の四角形枠状となっているため、平面的な法面を形成する擁壁を構築するのには都合がよくても、立体的な曲面を有する法面を形成する擁壁の構築には不向きであった。
また、前記特許文献1が開示する発明の擁壁ブロックは、嵩高であって、重量が重くなることから擁壁ブロックの単価が高価になると共に、擁壁施工現場における施工性が悪いという問題があった。
更に、前記特許文献1が開示する発明の擁壁構造においては、擁壁ブロックの内部に形成された空間、および擁壁ブロックと法面との間の空間には、胴込め材31や裏込め材17を充填する必要があることから、大量の砕石や栗石等が必要になると共に、擁壁施工現場において大量の砕石や栗石等を充填することが必要になり、施工性が悪いという問題があった。
本発明は、従来技術の係る問題に鑑みてなされたものであり、立体的な曲面を有する法面を形成する擁壁を自由に構築することができ、更に嵩高にならず、比較的軽量な擁壁ブロックを使用すると共に、大量の砕石や栗石等を使用せず、土木廃材や産業廃棄物等を有効に活用した、コスト低減効果の大きい擁壁構造を提供することを課題とするものである。
上述した課題を解決するため、第1の観点にかかる発明においては、基礎地盤上に擁壁ブロックを段積みし、あるいは1段のみ配置して構築する擁壁構造であって、中空円柱状の形状を有する擁壁ブロックと、擁壁ブロックの裏面側と法面の間、又は擁壁ブロックの中に配置された土嚢ブロックと、擁壁ブロックの内部空間及び土嚢ブロックの外周空間であって、土嚢ブロックと擁壁ブロックと法面により画成される空間に充填された中詰材とからなる構成の擁壁構造とした。
第2の観点にかかる発明においては、第1の観点にかかる発明の擁壁構造において、擁壁ブロックの前面側上部及び/又は擁壁ブロックの裏面側下部には突起部が設けられ、擁壁ブロックを段積みした場合に、上側の擁壁ブロックの前面側下部が下側擁壁ブロックの突起部に噛合い、及び/又は下側の擁壁ブロックの裏面側上部が上側擁壁ブロックの突起部に噛合ようになっている構成の擁壁構造とした。
第3の観点にかかる発明においては、第1又は第2の観点にかかる発明の擁壁構造において、段積みされた擁壁ブロックの各段における擁壁ブロック、又は1段のみ配置された擁壁ブロックが、擁壁厚さ方向に複数列配置されている構成の擁壁構造とした。
第4の観点にかかる発明においては、第3の観点にかかる発明の擁壁構造において、各段における擁壁ブロックが千鳥状に配置されている構成の擁壁構造とした。
第5の観点にかかる発明においては、第1乃至第4のいずれかの観点にかかる発明の擁壁構造において、段積みされた擁壁ブロックの各段における擁壁ブロック、又は1段のみ配置された擁壁ブロックが、互いに隣接する擁壁ブロック同士が接触して配置されている構成の擁壁構造とした。
第6の観点にかかる発明においては、第1乃至第4のいずれかの観点にかかる発明の擁壁構造において、段積みされた擁壁ブロックの各段における擁壁ブロック、又は1段のみ配置された擁壁ブロックが、互いに隣接する擁壁ブロック同士が隔離して配置されている構成の擁壁構造とした。
第7の観点にかかる発明においては、第1乃至第6のいずれかの観点にかかる発明の擁壁構造において、土嚢ブロックは、1又は複数の角型土嚢ブロックからなる構成の擁壁構造とした。
第8の観点にかかる発明においては、第1乃至第7のいずれかの観点にかかる発明の擁壁構造において、基礎地盤が、複数の独楽型ブロックを埋設した強化地盤から構成される構成の擁壁構造とした。
第9の観点にかかる発明においては、基礎地盤上に擁壁ブロックを段積みし、あるいは1段のみ配置して構築する擁壁構造において、中実円柱状の形状を有する擁壁ブロックと、擁壁ブロックの裏面側と法面の間に配置された土嚢ブロックと、土嚢ブロックの外周空間であって、土嚢ブロックと擁壁ブロックと法面により画成される空間に充填された中詰材とからなる擁壁構造とした。
第10の観点にかかる発明においては、第9の観点にかかる発明の擁壁構造であって、擁壁ブロックの前面側上部及び/又は前記擁壁ブロックの裏面側下部には突起部が設けられ、擁壁ブロックを段積みした場合に、上側の擁壁ブロックの前面側下部が下側擁壁ブロックの突起部に噛合い、及び/又は下側の擁壁ブロックの裏面側上部が上側擁壁ブロックの突起部に噛合ようになっている構成の擁壁構造とした。
本発明によれば、例えば、中空円柱状の形状を有する擁壁ブロックと、擁壁ブロックの裏面側と法面の間、又は擁壁ブロックの中に配置された土嚢ブロックと、擁壁ブロックの内部空間及び土嚢ブロックの外周空間であって、土嚢ブロックと擁壁ブロックと法面により画成される空間に充填された中詰材とからなる構成の擁壁構造としたことにより、立体的な曲面を有する法面を形成する擁壁を自由に構築することができると共に、擁壁ブロック、あるいは擁壁壁面構造物の形状をシンプルにできると共に、嵩を小さくすることができ、また軽量化を図ることができるため、擁壁ブロック、あるいは擁壁壁面構造物の低コスト化と擁壁施工現場における施工性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、擁壁ブロックの裏面側と法面の間、又は擁壁ブロックの中に土嚢ブロックを配置すると共に、擁壁ブロックの内部空間及び土嚢ブロックの外周空間であって、土嚢ブロックと擁壁ブロックと法面により画成される空間に中詰材を充填する構成の擁壁構造としたため、砕石や栗石等から成る中詰材を減らすことができると共に、土嚢ブロックには土木廃材や産業廃棄物等を充填することができるため土木廃材や産業廃棄物等の有効活用に繋がり、中詰材のコスト低減と擁壁施工現場における施工性の向上を図ることができる。
また、砕石や栗石等から成る中詰材を土嚢ブロックの外周に配置する構成としているため、水抜きが容易であり、その結果擁壁構造の強度向上を図ることができる。
図1は、本発明に係る擁壁ブロックの1つの実施例を示したものである。 図2は、本発明に係る擁壁ブロックの中に土嚢ブロックが配置された実施例を示したものである。 図3は、本発明に係る擁壁ブロックの裏面側に土嚢ブロックが配置された実施例を示したものである。 図4(a)‐4(f)は、擁壁を構成する擁壁ブロックと土嚢ブロックの平面内の配置の実施例を例示したものである。 図5(a)−5(e)は、擁壁断面における擁壁ブロックと土嚢ブロックの配置の実施例を例示したものである。 図6は、本発明に係る擁壁構造の1つの実施例の鳥瞰図を示したものである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。 図1は、本発明に係る擁壁ブロック10の1つの実施例を示したものであり、図2は、本発明に係る擁壁ブロック10の中に土嚢ブロック20が配置された実施例を示したものである。
更に、図3は、本発明に係る擁壁ブロック10の裏面側に土嚢ブロック20が配置された実施例を示したものである。
擁壁ブロック10は、中空円柱状の形状を有し、直径(D)、高さ(L)、肉厚(T)等の寸法は特に限定されるものではない。
なお、本明細書において中空円柱状の形状とは、断面外周および断面内周が円に限定されるものではなく、楕円、5角形以上の多角形を含む概念であり、更に、円錐台や角錐台をも含む概念である。
擁壁ブロック10は、コンクリートを使用して形成することができる。 使用するコンクリートとしては、透水性コンクリートおよび非透水性コンクリートのいずれであってもよい。
また、擁壁ブロック10はコンクリート製に限定されるものではなく、防錆処理をした鉄等の金属製としたり、耐腐食性を備えた樹脂材料製、あるいは樹脂系複合材料製としても良い。 さらに、擁壁ブロック10の構造を格子(グリッド)状構造、骨組み(フレーム、トラス)構造、あるいはメッシュ構造とすることもできる。 このような構造とすることにより、後述する中詰材30の保持と水抜きの機能を果たすと共に、擁壁ブロック10の内側に植栽を施すことも可能となる。
擁壁ブロック10の前面側上部には図1に示すような突起部11を設けるようにしても良い。 この突起部11は、擁壁ブロック10を段積みした場合に、上側の擁壁ブロック10の前面側下部がこの突起部11に噛合うことによって、上側の擁壁ブロック10が土圧によって前方へ押し出されるのを防止することができる。
また、図示はしていないが、擁壁ブロック10の裏面側下部に突起部11を設けるようにしても良い。 このような突起部11を設けることにより、上側の擁壁ブロック10の裏面側下部に設けた突起部11が下側擁壁ブロック10の裏面側上部に噛合うことにより、上側の擁壁ブロック10が土圧によって前方へ押し出されるのを防止することができる。
更に、上記突起部11に代えて、擁壁ブロック10の下面に、櫛の歯状の突起(図示せず)を設け、擁壁ブロック10を段積みした場合に、擁壁ブロック10が下側の中詰材30と噛合うことにより、上側の擁壁ブロック10が土圧によって前方へ押し出されるのを防止するようにしても良い。
ここで、前面側とは、最終的に完成した擁壁の表面側を意味し、裏面側とは、擁壁ブロックの法面側の面を意味するものである。
なお、擁壁ブロック10をコンクリート製とした場合に、擁壁ブロック10の胴部には、1又は複数の貫通孔を設けることにより、軽量化を図り、あるいは透水性を高めるようにしても良い。
土嚢ブロック20は土嚢袋体21に、土嚢中詰材23を詰めたものである。本発明における土嚢袋体21としては、合成樹脂繊維織布シートで製作した袋や、土嚢中詰材23を収納保持し得る程度のメッシュを有する金網構造又は合成樹脂繊維製網構造の袋体が使用され、角形、球形、円筒形等の形状のものを使用することができ、大型角型の形状のものが特に好ましい。
土嚢袋体21には、他の構造物に連結するための1又は複数個所の固定部22が設けられている。 土嚢中詰材としては、土木廃材や産業廃棄物等を直接詰め込むこともできるし、土木廃材や産業廃棄物等を粉砕した後に詰め込むようにしても良い。 もちろん土木廃材や産業廃棄物等以外の土砂や砕石等の骨材、あるいは土壌を詰めることもできる。 土嚢中詰材23に土木廃材や産業廃棄物等を詰め込むことにより、土木廃材や産業廃棄物等の有効利用を促進することができる。 また、土嚢中詰材23に土壌を詰め込むことにより、後述するように、植栽の生育土壌として利用することも可能となる。
なお、図2、図3に示す実施形態においては、1つの擁壁ブロック10に対して1つの土嚢ブロック20を使用した構成として示しているが、これに限定されるものではなく、1つの擁壁ブロック10に対して2つ以上の土嚢ブロック20を使用するようにしても良い。 また、複数の擁壁ブロック10に対して1つの土嚢ブロック20を使用する構成とすることもできる。
なお、以上の説明においては、擁壁ブロック10は、中空円柱状の形状を有しているとして説明してきたが、これに限定されるものではない。 擁壁ブロック10は、中実円柱状の形状を有するようにしても良い。
図4(a)‐4(f)は、擁壁を構成する擁壁ブロック10と土嚢ブロック20の平面内の配置の実施例を例示したものである。
図4(a)は、同一サイズの擁壁ブロック10を水平面上を法面40に沿って一列に配置した擁壁構造を示したものであり、土嚢ブロック20は擁壁ブロック10の裏面側に配置されている。 隣り合う擁壁ブロック10は互いに隣接して配置されている。 この場合、擁壁ブロック10の内部、および擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、そして法面40により画成される空間には中詰材30が充填されている。 この中詰材30としては、砕石や栗石等が使用される。
図4(b)は、同一サイズの擁壁ブロック10を水平面上を法面40に沿って一列に配置した擁壁構造を示したものであり、土嚢ブロック20は擁壁ブロック10の裏面側に配置されている。 隣り合う擁壁ブロック10は互いに離隔して配置されている。 この場合図4(a)と同様に、擁壁ブロック10の内部、および擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、そして法面40により画成される空間には中詰材30が充填されている。
図4(c)は、同一サイズの擁壁ブロック10を水平面上を法面40に沿って一列に配置した擁壁構造を示したものであり、土嚢ブロック20は擁壁ブロックの中、および擁壁ブロック10の裏面側に配置されている。 隣り合う擁壁ブロック10は互いに接触して配置されている。 この場合、擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、そして法面40により画成される空間には中詰材30が充填されている。
図4(d)は、同一サイズの擁壁ブロック10を水平面上を法面40に沿って二列に配置した擁壁構造を示したものであり、土嚢ブロック20は擁壁ブロック10の裏面側であって法面40との間に配置されている。 隣り合う擁壁ブロック10は互いに接触して配置されている。 この場合図4(a)と同様に、擁壁ブロック10の内部、および擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、そして法面40により画成される空間には中詰材30が充填されている。
図4(e)は、同一サイズの擁壁ブロック10を水平面上を法面40に沿って二列に千鳥状に配置した擁壁構造を示したものであり、土嚢ブロック20は擁壁ブロック10の裏面側であって法面40との間に配置されている。 また隣り合う擁壁ブロック10は互いに離隔して配置されている。 この場合図4(a)と同様に、擁壁ブロック10の内部、および擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、そして法面40により画成される空間には中詰材30が充填されている。土嚢ブロック20と擁壁ブロック10を機械的に固定した後、擁壁ブロック10の裏面と、土嚢ブロック20の外周面と、法面40から画成される空間に中詰材30を敷設する。 このとき、中詰材30の上面を擁壁ブロック10の上面に面一にするか、あるいは中詰材30の上面を擁壁ブロック10の上面よりわずかに低い位置で平坦になるようにする。
図4(f)は、サイズの異なる擁壁ブロック10を水平面上を法面40に沿って二列に配置した擁壁構造を示したものであり、土嚢ブロック20は擁壁ブロック10の裏面側であって法面40との間に配置されている。 隣り合う擁壁ブロック10は互いに接触して配置されている。 この場合図4(a)と同様に、擁壁ブロック10の内部、および擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、そして法面40により画成される空間には中詰材30が充填されている。
擁壁水平面内における擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、中詰材30の配置方法としては、上述した配置に限定されるものではなく、これ以外にも様々な配置方法が可能である。
図5(a)‐5(e)は、擁壁断面における擁壁ブロック10と土嚢ブロック20の配置の実施例を例示したものである。 図5(a)は、図4(a)に示す擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、中詰材30の平面内配置に対応した擁壁構造の縦断面図を示したものであって、擁壁ブロック10の前面側上部に図1に示すような突起部11を設けた場合の擁壁構造である。
図5(a)に示す擁壁構造を例にとって、以下にその施工方法を説明する。
まず、切土または盛土により設けた法面40の下方に基礎地盤50を設ける。
基礎地盤50は、砕石等を敷き固めて水平に造成したものであって、擁壁構造の高さや傾斜角によってその厚さは適宜調整される。 このように水平に形成された基礎地盤50上に、クレーン等を使用して1段目の擁壁ブロック10が設置される。 次に、クレーン等を使用して擁壁ブロック10の裏面側と法面40の間に、クレーン等を使用して土嚢中詰材23を詰めた土嚢ブロック20を配置する。
擁壁ブロック10および土嚢ブロック20を配置した後、必要に応じて、隣り合う擁壁ブロック10同士、隣り合う土嚢ブロック20同士、および隣り合う擁壁ブロック10と土嚢ブロック20とを機械的に連結し、固定する。
土嚢ブロック20、擁壁ブロック10を機械的に連結し、固定した後、擁壁ブロック10の内部、および擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、そして法面40から画成される空間に中詰材30を敷き固める。
このようにして1段目の擁壁ブロック10の段積みが終了した後、1段目の中詰材30の上面に2段目以降の擁壁ブロック10の段積みを順次繰り返すことによって擁壁構造が完成する。 なお、2段目以降の擁壁ブロック10を段積みする場合、上側の擁壁ブロック10の前面側下部が下側擁壁ブロック10の突起部11に噛合うようにして設置する。 このように上側の擁壁ブロック10の前面側下部が下側擁壁ブロック10の突起部11に噛合うようにすることにより、上側の擁壁ブロック10が土圧によって前方へ押し出されるのを防止することができる。
図5(b)は、図4(a)に示す擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、中詰材30の平面内配置に対応した擁壁構造の断面図を示したものであって、基礎地盤50に複数の独楽型ブロック51を埋設することにより、基礎地盤50の強化を図った擁壁構造を示したものである。 このように、基礎地盤50に独楽型ブロック51を適用することにより、軟弱な地盤においても堅固な擁壁構造を構築することが可能となる。
図5(c)、図5(d)、図5(e)は、それぞれ図4(c)、図4(d)、図4(f)に示す擁壁ブロック10、土嚢ブロック20、中詰材30の平面内配置に対応した擁壁構造の断面図を示したものであり、これらの擁壁構造の施工方法は、図5(a)の擁壁構造の施工方法に準じて行うことができる。
なお、図5に示す擁壁構造の断面図では、擁壁ブロック10を段積みしたものを示したが、これに限定されるものではない。 例えば、擁壁ブロック10を1段のみ平面内に配置した擁壁構造であっても良い。
図6は、本発明に係る擁壁構造の1つの実施例の鳥瞰図を示したものであって、図4(a)、図5(a)に示す擁壁構造の鳥瞰図を示したものである。
なお、以上説明した擁壁構造では、平面内に配置された複数の擁壁ブロックの内、隣接する擁壁ブロック10、あるいは段積みされた上下方向に隣接した擁壁ブロック10を互いに連結するようにしても良い。 このような隣接した擁壁ブロックを連結する方法としては、ボルト、ワイヤー等を利用して連結したり、その他の連結構造物(例えば、コンクリートブロックで形成した連結部材)を利用して連結することもできる。 また、隣接する擁壁ブロック10を複数個まとめて一体化して形成するようにしても良い。
10 擁壁ブロック
11 突起部
20 土嚢ブロック
21 土嚢袋体
22 固定部
23 土嚢中詰材
30 中詰材
40 法面
50 基礎地盤
51 独楽型ブロック

図1は、本発明に係る擁壁ブロックの1つの実施例を示したものである。 図2は、本発明に係る擁壁ブロックの中に土嚢ブロックが配置された実施例を示したものである。 図3は、本発明に係る擁壁ブロックの裏面側に土嚢ブロックが配置された実施例を示したものである。 図4(a)は、擁壁を構成する擁壁ブロックと土嚢ブロックの平面内の配置の実施例を例示したものである。 図4(b)は、擁壁を構成する擁壁ブロックと土嚢ブロックの平面内の配置の実施例を例示したものである。 図4(c)は、擁壁を構成する擁壁ブロックと土嚢ブロックの平面内の配置の実施例を例示したものである。 図4(d)は、擁壁を構成する擁壁ブロックと土嚢ブロックの平面内の配置の実施例を例示したものである。 図4(e)は、擁壁を構成する擁壁ブロックと土嚢ブロックの平面内の配置の実施例を例示したものである。 図4(f)は、擁壁を構成する擁壁ブロックと土嚢ブロックの平面内の配置の実施例を例示したものである。 図5(a)は、擁壁断面における擁壁ブロックと土嚢ブロックの配置の実施例を例示したものである。 図5(b)は、擁壁断面における擁壁ブロックと土嚢ブロックの配置の実施例を例示したものである。 図5(c)は、擁壁断面における擁壁ブロックと土嚢ブロックの配置の実施例を例示したものである。 図5(d)は、擁壁断面における擁壁ブロックと土嚢ブロックの配置の実施例を例示したものである。 図5(e)は、擁壁断面における擁壁ブロックと土嚢ブロックの配置の実施例を例示したものである。 図6は、本発明に係る擁壁構造の1つの実施例の鳥瞰図を示したものである。

Claims (10)

  1. 基礎地盤上に擁壁ブロックを段積みし、あるいは1段のみ配置して構築する擁壁構造であって、
    中空円柱状の形状を有する擁壁ブロックと、
    擁壁ブロックの裏面側と法面の間、又は擁壁ブロックの中に配置された土嚢ブロックと、
    擁壁ブロックの内部空間及び土嚢ブロックの外周空間であって、土嚢ブロックと擁壁ブロックと法面により画成される空間に充填された中詰材とからなる擁壁構造。
  2. 請求項1に記載された擁壁構造において、
    前記擁壁ブロックの前面側上部及び/又は前記擁壁ブロックの裏面側下部には突起部が設けられ、擁壁ブロックを段積みした場合に、上側の擁壁ブロックの前面側下部が下側擁壁ブロックの突起部に噛合い、及び/又は下側の擁壁ブロックの裏面側上部が上側擁壁ブロックの突起部に噛合ようになっていることを特徴とする擁壁構造。
  3. 請求項1又は2に記載された擁壁構造において、
    段積みされた擁壁ブロックの各段における擁壁ブロック、又は1段のみ配置された擁壁ブロックが、擁壁厚さ方向に複数列配置されていることを特徴とする擁壁構造。
  4. 請求項3に記載された擁壁構造において、各段における擁壁ブロックが千鳥状に配置されていることを特徴とする擁壁構造。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載された擁壁構造において、
    段積みされた擁壁ブロックの各段における擁壁ブロック、又は1段のみ配置された擁壁ブロックが、互いに隣接する擁壁ブロック同士が接触して配置されていることを特徴とする擁壁構造。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載された擁壁構造において、
    段積みされた擁壁ブロックの各段における擁壁ブロック、又は1段のみ配置された擁壁ブロックが、互いに隣接する擁壁ブロック同士が隔離して配置されていることを特徴とする擁壁構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載された擁壁構造において、
    前記土嚢ブロックは、1又は複数の角型土嚢ブロックからなることを特徴とする擁壁構造。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載された擁壁構造において、
    前記基礎地盤が、複数の独楽型ブロックを埋設した強化地盤から構成されることを特徴とする擁壁構造。
  9. 基礎地盤上に擁壁ブロックを段積みし、あるいは1段のみ配置して構築する擁壁構造であって、
    中実円柱状の形状を有する擁壁ブロックと、
    擁壁ブロックの裏面側と法面の間に配置された土嚢ブロックと、
    土嚢ブロックの外周空間であって、土嚢ブロックと擁壁ブロックと法面により画成される空間に充填された中詰材とからなる擁壁構造。
  10. 請求項9に記載された擁壁構造において、
    前記擁壁ブロックの前面側上部及び/又は前記擁壁ブロックの裏面側下部には突起部が設けられ、擁壁ブロックを段積みした場合に、上側の擁壁ブロックの前面側下部が下側擁壁ブロックの突起部に噛合い、及び/又は下側の擁壁ブロックの裏面側上部が上側擁壁ブロックの突起部に噛合ようになっていることを特徴とする擁壁構造。


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