JP2016001702A - 樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにledパッケージおよびその製造方法 - Google Patents

樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにledパッケージおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストが増加せず、かつ煩雑な製造方法を用いることなく、リードフレームと反射樹脂との界面から湿気等の流体が侵入することを防止することが可能な、樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにLEDパッケージおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂付リードフレーム30は、ダイパッド25とリード部26とを有するリードフレーム10と、リードフレーム10に設けられた反射樹脂23とを備えている。純水に対するリードフレーム10の外面の接触角は、90°以上となっている。また、純水に対する反射樹脂23の外面の接触角は、90°以上となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにLEDパッケージおよびその製造方法に関する。
近年、LED(発光ダイオード)素子を光源として用いる照明装置が、各種家電、OA機器、車両機器の表示灯、一般照明、車載照明、およびディスプレイ等に用いられている。このような照明装置の中には、リードフレームにLED素子を搭載することにより作製された半導体装置を含むものがある。
従来、LED素子用の半導体装置(LEDパッケージ)としては、放熱性等の観点から、SONタイプのもの(SONパッケージ)が開発されてきている。このようなSONパッケージにおいては、LED素子からの光を反射させるための反射樹脂が設けられている。また、LED素子やボンディングワイヤは、これらを保護する封止樹脂によって封止されている。
しかしながら、一般に、リードフレームには貴金属めっきが施されており、この貴金属めっきと反射樹脂とは、熱膨張係数の違いが大きい理由から密着性が悪い。このため、反射樹脂とリードフレームとの界面から空気中の硫化水素や水分が浸入し、これがLEDパッケージ内部の貴金属めっきと反応することにより、貴金属めっき層が変色し、LEDパッケージの反射率や色味等に悪影響を及ぼすおそれがある。
このような問題に対し、特許文献1では、樹脂部上にオーバーハング状に突出させた貴金属めっき層を形成することで、樹脂部とリードフレームとの間にできる界面の入口を塞ぎ、LEDパッケージ内部へ水分が侵入することを防ぐとしている。また特許文献2は、樹脂部と接するAgめっき付きリードフレームの側面をレーザーにより粗化し、樹脂部とAgめっき面との密着面積を増大させることで、LEDパッケージ内の封止樹脂がLEDパッケージ外へ漏れ出すことを防止し、かつキャビティ内への硫化物浸透を防止することができるとしている。
特開2012−174966号公報 特開2013−153032号公報
しかしながら、特許文献1および2のいずれも、製造コストの増加と工程数の増加とを伴う技術であることから、製造方法が煩雑となる問題がある。すなわち特許文献1においては、樹脂部とリードフレームとの間にできる界面の入口を塞ぐための貴金属めっき層の厚みを厚くした場合、従来の製造方法よりも製造コストが高くなるという問題がある。また、特許文献2においては、Agめっき付きリードフレームの一部をレーザーにより粗化するため、粗化により脱離した貴金属を回収したり工程数が増加したりするという問題がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、製造コストが増加せず、かつ煩雑な製造方法を用いることなく、リードフレームと反射樹脂との界面から湿気等の流体が侵入することを防止することが可能な、樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにLEDパッケージおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、樹脂付リードフレームにおいて、第1金属部分と、前記第1金属部分から離間して設けられた第2金属部分とを有するリードフレームと、前記リードフレームに設けられた反射樹脂とを備え、純水に対する前記リードフレームの外面の接触角が90°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の外面の接触角が90°以上であることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、純水に対する前記リードフレームの接触角が100°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の接触角が100°以上であることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、前記リードフレームのうち、前記反射樹脂が設けられていない領域がめっき部によって覆われており、前記リードフレームの接触角が、めっき部の接触角であることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、前記反射樹脂と前記リードフレームとの界面に、前記反射樹脂と前記リードフレームとが離間した隙間部が形成され、当該隙間部に前記めっき部が充填されていることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、前記リードフレームの外面および前記反射樹脂の外面に、それぞれ撥水性処理膜が形成されていることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、LEDパッケージにおいて、第1金属部分と、前記第1金属部分から離間して設けられた第2金属部分とを有するリードフレームと、前記リードフレームの前記第1金属部分に搭載されたLED素子と、前記LED素子と前記リードフレームの前記第2金属部分とを電気的に接続する導電部と、前記リードフレームに設けられ、前記LED素子を収容する凹部を有する反射樹脂と、前記反射樹脂の前記凹部内に充填された封止樹脂とを備え、純水に対する前記リードフレームの外面の接触角が90°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の外面の接触角が90°以上であることを特徴とするLEDパッケージである。
本発明は、樹脂付リードフレームの製造方法において、第1金属部分と、前記第1金属部分から離間して設けられた前記第2金属部分とを含むリードフレームを準備する工程と、前記リードフレームに反射樹脂を設ける工程とを備え、純水に対する前記リードフレームの外面の接触角が90°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の外面の接触角が90°以上であることを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法である。
本発明は、前記リードフレームに反射樹脂を設ける工程の後、前記リードフレームおよび前記反射樹脂の撥水性を高める工程が設けられていることを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法である。
本発明は、前記リードフレームおよび前記反射樹脂の撥水性を高める工程は、前記リードフレームおよび前記反射樹脂を加熱する工程であることを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法である。
本発明は、前記リードフレームおよび前記反射樹脂は、100℃〜250℃の温度で加熱されることを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法である。
本発明は、前記リードフレームおよび前記反射樹脂の撥水性を高める工程は、前記リードフレームの外面および前記反射樹脂の外面に撥水性処理膜を形成する工程であることを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法である。
本発明は、LEDパッケージの製造方法において、前記樹脂付リードフレームを準備する工程と、前記樹脂付リードフレームの前記第1金属部分にLED素子を搭載する工程と、前記LED素子と前記樹脂付リードフレームの前記第2金属部分とを導電部により接続する工程と、前記LED素子および前記導電部を封止樹脂によって封止する工程とを備えたことを特徴とするLEDパッケージの製造方法である。
本発明によれば、製造コストが増加せず、かつ煩雑な製造方法を用いることなく、リードフレームと反射樹脂との界面から湿気等の流体が侵入することを防止することができる。
図1は本発明の一実施の形態による樹脂付リードフレームを示す平面図。 図2は本発明の一実施の形態による樹脂付リードフレームを示す断面図(図1のII−II線断面図)。 図3は本発明の一実施の形態によるLEDパッケージを示す平面図。 図4は本発明の一実施の形態によるLEDパッケージを示す断面図(図3のIV−IV線断面図)。 図5は本発明の一実施の形態によるLEDパッケージを示す断面図(図3のV−V線断面図)。 図6(a)−(e)は本発明の一実施の形態による樹脂付リードフレームの製造方法を示す断面図。 図7(a)−(d)は本発明の一実施の形態による樹脂付リードフレームの製造方法を示す断面図。 図8(a)−(e)は本発明の一実施の形態によるLEDパッケージの製造方法を示す断面図。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図8を参照して説明する。以下の各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれ樹脂付リードフレームの発光面を上方に向けた状態(図2)における上方および下方のことをいう。
樹脂付リードフレームの構成
まず、図1および図2により、本発明の一実施の形態による樹脂付リードフレームの概略について説明する。
図1および図2に示す樹脂付リードフレーム30は、LEDパッケージ20(図3乃至図5参照)を作製するために用いられるものである。このような樹脂付リードフレーム30は、リードフレーム10と、リードフレーム10に設けられた反射樹脂(リフレクタ)23とを備えている。
このうちリードフレーム10は、それぞれ1つのLEDパッケージ20(後述)に対応する領域である、複数の単位リードフレーム10aを含んでいる。図1において、各単位リードフレーム10aに含まれる領域を、長方形状の二点鎖線で示している。
図1および図2に示すように、各単位リードフレーム10aは、各々LED素子21(後述)が搭載されるダイパッド(第1金属部分)25と、ダイパッド25から離間して設けられたリード部(第2金属部分)26とを備えている。
このうちダイパッド25およびリード部26は、それぞれ平面略矩形形状を有しており、ダイパッド25およびリード部26の各辺は、X方向およびY方向のいずれかに対して平行に延びている。なお、本明細書中、X方向とは、各単位リードフレーム10a内でダイパッド25およびリード部26が配列された方向に平行な方向をいい、Y方向とは、平面内でX方向に直交する方向をいう。
ダイパッド25とリード部26との間には、開口領域16が形成されており、ダイシングされた後(図8(d))、ダイパッド25とリード部26とは互いに電気的に絶縁されるようになっている。
また、図1に示すように、各単位リードフレーム10a内のリード部26は、図1のY方向プラス側およびY方向マイナス側に隣接する他の単位リードフレーム10a内のリード部26と、それぞれリード連結部52によって連結されている。さらに、各単位リードフレーム10a内のダイパッド25は、図1のY方向プラス側およびY方向マイナス側に隣接する他の単位リードフレーム10a内のダイパッド25と、それぞれダイパッド連結部53により連結されている。
さらにまた、各単位リードフレーム10a内のダイパッド25は、図1のX方向プラス側に隣接する他の単位リードフレーム10a内のリード部26と、単位リードフレーム連結部54により連結されている。さらにまた、各単位リードフレーム10a内のリード部26は、図1のX方向マイナス側に隣接する他の単位リードフレーム10a内のダイパッド25と、単位リードフレーム連結部54により連結されている。
これらリード連結部52、ダイパッド連結部53および単位リードフレーム連結部54は、それぞれ下面側からハーフエッチングされることにより、リードフレーム10の素材の厚み(すなわち後述する金属基板31の厚み)より薄肉状に形成されている。なお、ハーフエッチングとは、被エッチング材料をその厚み方向に途中までエッチングすることをいう。
また、図2に示すように、ダイパッド25の下面に第1のアウターリード部27が形成され、リード部26の下面に第2のアウターリード部28が形成されている。第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28は、それぞれLEDパッケージ20と外部の配線基板(図示せず)とを接続する際に用いられる。
さらに、図1および図2に示すように、リードフレーム10の上面のうち反射樹脂23に覆われている領域に、溝18が設けられている。この場合、溝18の平面形状は、開口領域16を除き環状に延びており、略矩形状となっている。しかしながら、これら限らず、溝18の平面形状は、略長円状又は略レーストラック状としても良い。また溝18の断面形状は凹形状であり、溝18に反射樹脂23が入り込むことによりリードフレーム10と反射樹脂23との密着性を高めている。
一方、反射樹脂23は、各単位リードフレーム10aの上面であって、ダイパッド25およびリード部26の外周領域に設けられている。また、反射樹脂23は、ダイパッド25とリード部26との間の開口領域16にも充填されている。
この反射樹脂23は、リードフレーム10と一体化されており、LED素子21(後述)を収容する凹部23aを有している。この凹部23aの平面形状は、例えば長方形状、角丸長方形状、円形状、楕円形状、長円状又はレーストラック形状としても良い。また、反射樹脂23は、下方から上方に向けて拡開するように形成された傾斜面23bを有している。
図2に示すように、リードフレーム10は、リードフレーム本体11と、リードフレーム本体11上に形成されためっき部12とから構成されている。
このうちリードフレーム本体11は金属板からなっている。リードフレーム本体11を構成する金属板の材料としては、例えば銅、銅合金、42合金(Ni42%のFe合金)、鉄合金(ステンレス、FeNi)、アルミニウム等を挙げることができる。このリードフレーム本体11の厚みは、LEDパッケージ20の構成にもよるが、0.05mm〜0.5mmとすることが好ましい。
また、めっき部12は、リードフレーム本体11の上面の一部および下面の一部であって、各単位リードフレーム10aのうち反射樹脂23が設けられていない領域全体を覆うように設けられている。
このうち上面側のめっき部12は、ダイパッド25とリード部26のうち、反射樹脂23に覆われることなく上面側に露出する部分、具体的には反射樹脂23の傾斜面23bによって囲まれた領域に設けられている。このめっき部12は、主にLED素子21からの光を反射するための反射層として機能する。
一方、下面側のめっき部12は、ダイパッド25とリード部26のうち、反射樹脂23に覆われることなく下面側に露出する部分、具体的には第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28に設けられている。この下面側のめっき部12は、はんだとの密着性を高める役割を果たす。
めっき部12は、例えば銀、銀の合金、金やその合金、白金族、銅やその合金、またはアルミニウム等の単層めっきからなっていても良い。この場合、めっき部12の厚みは2μm〜30μmとすることが好ましい。また、めっき部12は、下地めっき層と、下地めっき層上の貴金属めっき層とから構成されていても良い。この場合、下地めっき層としては、銅、ニッケル、パラジウム、金またはこれらを複数積層した電解めっき層を挙げることができる。また、貴金属めっき層としては、銀、銀の合金、金やその合金、白金族、銅やその合金、またはアルミニウムの電解めっき層を挙げることができる。この場合、下地めっき層と貴金属めっき層との合計厚みは2μm〜30μmとすることが好ましい。
ところで、本実施の形態において、リードフレーム10および反射樹脂23は、撥水化処理が施されることにより、その外面(リードフレーム10又は反射樹脂23の外側を向いた面をいう。以下同様)が撥水化されている。すなわち、リードフレーム10(めっき部12)の外面および反射樹脂23の外面に、いずれも純水に対する接触角が90°以上、より好ましくは100°以上となるように撥水化処理が施されている。
本実施の形態において、リードフレーム10のうち、樹脂付リードフレーム30の外方に露出する部分(反射樹脂23と密着していない部分)の全体が撥水化されており、より具体的には、めっき部12の外面全体が撥水化されている。同様に、反射樹脂23のうち、樹脂付リードフレーム30の外方に露出する部分(リードフレーム10と密着していない部分)の全体が撥水化されている。
このように、リードフレーム10および反射樹脂23の外面を撥水化することにより、リードフレーム10および反射樹脂23の外面に沿って流体(湿気、硫黄成分、封止樹脂24又は半田フラックス等)が流れにくくなるので、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41(図2参照)に該流体が侵入することを防止することができる。
なお、撥水化される部分は、リードフレーム10および/または反射樹脂23の外方に露出する部分の一部であっても良い。すなわち、少なくとも、樹脂付リードフレーム30の外方に露出する部分のうち、反射樹脂23とリードフレーム10との間に形成される界面41(図2参照)の周辺領域を含んでいれば良い。
例えば、図2に示すように、撥水化される部分は、リードフレーム10の上面の反射樹脂23とリードフレーム10との間の界面41近傍に形成されても良い(図2の符号A)。この場合、とりわけ側方から反射樹脂23とリードフレーム10との界面41に流体(湿気、硫黄成分、封止樹脂24又は半田フラックス等)が侵入することを防止することができる。
また、撥水化される部分は、開口領域16に充填された反射樹脂23とリードフレーム10との間の界面41近傍(図2の符号B、D)や、単位リードフレーム連結部54の下面周辺領域に充填された反射樹脂23と、リードフレーム10との間の界面41近傍(図2の符号C)に形成されても良い。この場合、とりわけ流体(湿気、硫黄成分、封止樹脂24又は半田フラックス等)が上方又は下方から界面41に侵入することを防止することができる。
リードフレーム10および反射樹脂23に対する撥水化処理としては、後述するように、例えば加熱処理又は撥水性処理膜形成処理が挙げられる。このうち加熱処理は、熱によりリードフレーム10および反射樹脂23の外面の性質を変化させることにより、当該外面を撥水化させる処理である。また、撥水性処理膜形成処理は、リードフレーム10および反射樹脂23の外面に撥水性の薬液を塗布することにより、当該外面を撥水化させる処理である。あるいは、めっき部12をリードフレーム本体11上に形成する際、めっき部12を形成するためのめっき条件(めっき液の液温や電流密度等)を適宜調整することにより、上記した接触角をもつめっき部12が得られるようにしても良い。
ところで、図2に示すように、界面41の端部近傍に、それぞれ反射樹脂23とリードフレーム10とが密着することなく離間した隙間部42が形成されている。このような隙間部42は、射出成形等により反射樹脂23を成形する際に、反射樹脂23とリードフレーム10とが部分的に密着しなかったり、反射樹脂23を成形した後に不要な樹脂バリを除去したりすることにより生じうる。
一方、界面41のうち隙間部42が形成されていない領域においては、反射樹脂23とリードフレーム10とが密着している。なお、隙間部42は、平面から見て必ずしも界面41の端部全域に設けられていなくても良い。また、隙間部42は、平面から見て必ずしも均一に拡がっていなくても良い。特定の垂直断面においては、界面41の全体にわたり反射樹脂23とリードフレーム10とが密着していても良い。
本実施の形態において、各隙間部42には、めっき部12が充填されている。このため、めっき部12は、反射樹脂23とリードフレーム10との間に進入するとともに、反射樹脂23およびリードフレーム10とそれぞれ結合している。このように隙間部42にめっき部12が充填されていることにより、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41を塞ぐことができ、界面41内に封止樹脂24、半田フラックス又は湿気等の流体が侵入することをより確実に防止することができる。
LEDパッケージの構成
次に、図3乃至図5により、図1および図2に示すリードフレーム10を用いて作製されたLEDパッケージの一実施の形態について説明する。図3乃至図5は、それぞれLEDパッケージ(SONタイプ)を示す断面図および平面図である。
図3乃至図5に示すように、LEDパッケージ(半導体装置)20は、ダイパッド25およびリード部26を有するリードフレーム10(単位リードフレーム10a)と、ダイパッド25に載置されたLED素子21と、LED素子21とダイパッド25およびリード部26とをそれぞれ電気的に接続するボンディングワイヤ(導電部)22とを備えている。
また、LED素子21を取り囲むように、凹部23aを有する反射樹脂23が設けられている。この反射樹脂23は、リードフレーム10と一体化されている。さらに、LED素子21とボンディングワイヤ22とは、透光性の封止樹脂24によって封止されている。この封止樹脂24は、反射樹脂23の凹部23a内に充填されている。
本実施の形態において、リードフレーム10のうち反射樹脂23が設けられていない領域には、当該領域を覆うようにめっき部12が設けられている。また、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41には、反射樹脂23とリードフレーム10とが離間した隙間部42が形成されており、この隙間部42にめっき部12が充填されている。
また、リードフレーム10および反射樹脂23は、撥水化処理が施されることにより、その外面が撥水化されている。すなわち、リードフレーム10および反射樹脂23の外面には、純水に対する接触角がいずれも90°以上、より好ましくは100°以上となるように撥水化処理が施されている。
この場合、リードフレーム10のうち、反射樹脂23が設けられた部分および側方に露出する部分を除く全体(めっき部12の外面全体)が撥水化されている。また、反射樹脂23のうち、リードフレーム10が設けられた部分および側方に露出する部分を除く全体が撥水化されている。
以下、このようなLEDパッケージ20を構成する各構成部材について、順次説明する。
LED素子21は、発光層として例えばGaP、GaAs、GaAlAs、GaAsP、AlInGaP、またはInGaN等の化合物半導体単結晶からなる材料を適宜選ぶことにより、紫外光から赤外光に渡る発光波長を選択することができる。このようなLED素子21としては、従来一般に用いられているものを使用することができる。
またLED素子21は、はんだまたはダイボンディングペーストにより、反射樹脂23の凹部23a内においてダイパッド25上に固定実装されている。なお、ダイボンディングペーストを用いる場合、耐光性のあるエポキシ樹脂やシリコーン樹脂からなるダイボンディングペーストを選択することが可能である。
ボンディングワイヤ22は、例えば金等の導電性の良い材料からなり、その一端がLED素子21の各端子部21aに接続されるとともに、その他端がダイパッド25およびリード部26にそれぞれ接続されている。なお、図3および図4において、LED素子21の上面に設けられた一対の端子部21aの一方とダイパッド25とが、ボンディングワイヤ22によって電気的に接続されているが、これに限られない。例えば、LED素子21の下面に端子部21aを設け、この端子部21aとダイパッド25とが、はんだを介して電気的に接続されていても良い。
反射樹脂23は、例えばリードフレーム10上に熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂を例えばトランスファ成形または射出成形することにより形成されたものである。反射樹脂23の形状は、トランスファ成形または射出成形に使用する金型の設計により、様々に実現することが可能である。例えば、反射樹脂23の全体形状を、図3および図4に示すように直方体としても良く、あるいは円筒形または錐形等の形状とすることも可能である。また凹部23aの底面は、長方形形状、長円形状ないしはレーストラック形状に限らず、円形、楕円形または多角形等とすることができる。また、凹部23aの傾斜面23bの断面形状は、図4のように直線から構成されていても良いし、あるいは曲線から構成されていてもよい。反射樹脂23の色は、白色のほか肌色や黒色であっても良い。
反射樹脂23に使用される熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂については、特に耐熱性、耐候性および機械的強度の優れたものを選ぶことが望ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリアミド、ポリフタルアミド、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー、ポリエーテルサルホン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルイミド等を使用することができる。また、熱硬化性樹脂としては、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、およびポリウレタン等を使用することができる。例えば、熱硬化性樹脂を用いた場合、トランスファ成形などの工程により、反射樹脂23の極性基と、リードフレーム10に形成された酸化膜とが結合する(図示せず)。これにより、界面41における密着性を確保し、流体の侵入を防止する効果をより高めることができる。さらにまた、これらの樹脂中に光反射剤として、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、チタン酸カリウム、窒化アルミニウムおよび窒化ホウ素のうちいずれかを添加することによって、凹部23aの底面及び側壁において、発光素子からの光の反射率を増大させ、LEDパッケージ20全体の光取り出し効率を増大させることが可能となる。
封止樹脂24としては、光の取り出し効率を向上させるために、LEDパッケージ20の発光波長において光透過率が高く、また屈折率が高い材料を選択するのが望ましい。したがって耐熱性、耐候性、及び機械的強度が高い特性を満たす樹脂として、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂を選択することが可能である。特に、LED素子21として高輝度LEDを用いる場合、封止樹脂24が強い光にさらされるため、封止樹脂24は高い耐候性を有するシリコーン樹脂からなることが好ましい。
なお、リードフレーム10の構成については、図1および図2を用いて既に説明したので、ここでは詳細な説明を省略する。
LED素子搭載用リードフレームの製造方法
次に、図1および図2に示す樹脂付リードフレーム30の製造方法について、図6(a)−(e)および図7(a)−(e)を用いて説明する。なお、図6(a)−(e)および図7(a)−(e)は、本実施の形態による樹脂付リードフレーム30の製造方法を示す断面図であり、それぞれ図2に示す断面に対応している。
まず図6(a)に示すように、平板状の金属基板31を準備する。この金属基板31としては、上述のように銅、銅合金、42合金(Ni42%のFe合金)、鉄合金(ステンレス、FeNi)、アルミニウム等からなる金属基板を使用することができる。なお金属基板31は、その両面に対して脱脂等を行い、洗浄処理を施したものを使用することが好ましい。
次に、金属基板31の表裏全体にそれぞれ感光性レジスト32a、33aを塗布し、これを乾燥する(図6(b))。なお感光性レジスト32a、33aとしては、従来公知のものを使用することができる。
続いて、この金属基板31に対してフォトマスクを介して露光し、現像することにより、所望の開口部32b、33bを有するエッチング用レジスト層32、33を形成する(図6(c))。
次に、エッチング用レジスト層32、33を耐腐蝕膜として金属基板31に腐蝕液でエッチングを施す(図6(d))。腐蝕液は、使用する金属基板31の材質に応じて適宜選択することができる。例えば、金属基板31として銅を用いる場合、通常、塩化第二鉄水溶液を使用し、金属基板31の両面からスプレーエッチングにて行うことができる。
次いで、エッチング用レジスト層32、33を剥離して除去することにより、ダイパッド25と、ダイパッド25から離間して設けられたリード部26とを含む複数の単位リードフレームを含むリードフレーム10(リードフレーム本体11)が得られる(図6(e))。
続いて、このリードフレーム10を、射出成形機またはトランスファ成形機(図示せず)の上金型35Aと下金型35Bとの間に挟持させる(図7(a))。上金型35A内には、反射樹脂23の形状に対応する空間35aが形成されている。
次に、射出成形機またはトランスファ成形機の樹脂供給部(図示せず)から上金型35Aと下金型35Bとの間に熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を流し込み、その後硬化又は固化させる。これにより、リードフレーム10の上面に反射樹脂23が形成される(図7(b))。このとき、ダイパッド25とリード部26との間の開口領域16にも反射樹脂23が充填される。
次いで、反射樹脂23が形成されたリードフレーム10を上金型35Aおよび下金型35B内から取り出す(図7(c))。このとき、リードフレーム10の各単位リードフレーム10aに対応してそれぞれ凹部23aが形成される。このように反射樹脂23をリードフレーム10上に形成したとき、反射樹脂23とリードフレーム10とが部分的に密着しなかったり、反射樹脂23周囲の不要な樹脂バリを除去したりすることにより、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41に隙間部42が形成される。
次に、リードフレーム10の上面および下面に電解めっきを施すことにより、リードフレーム10に金属(例えば銀)を析出させて、リードフレーム10の上面および下面の一部にめっき部12を形成する(図7(d))。具体的には、めっき部12は、リードフレーム10の各単位リードフレーム10aのうち、反射樹脂23が設けられていない領域を覆うように設けられる。また、めっき部12が形成される際、上記隙間部42に、それぞれめっき部12が進入し、めっき部12によって隙間部42が充填される。
この間、具体的には、例えば電解脱脂工程、酸洗工程、化学研磨工程、銅ストライク工程、水洗工程、中性脱脂工程、シアン洗工程、および銀めっき工程を順次経ることにより、リードフレーム10にめっき部12を形成する。この場合、銀めっき工程で用いられる電解めっき用のめっき液としては、例えばシアン化銀を主成分とした銀めっき液を挙げることができる。実際の工程では、各工程間で必要に応じ適宜水洗工程を加える。
このようにして、反射樹脂23とリードフレーム10とが一体に形成され、リードフレーム10のうち反射樹脂23が設けられていない領域を覆うようにめっき部12が形成された樹脂付リードフレーム30が得られる(図7(d))。
次に、リードフレーム10および反射樹脂23の撥水性を高める撥水性処理を行い、純水に対するリードフレーム10および反射樹脂23の接触角をそれぞれ90°以上、好ましくは100°以上とする。
この際、樹脂付リードフレーム30を加熱炉等の加熱装置46内に収容し、加熱装置46の内部で樹脂付リードフレーム30を加熱する(図7(e))。これにより、リードフレーム10および反射樹脂23の撥水性が高められる。具体的には、加熱装置46において、窒素等の不活性ガス雰囲気の下、リードフレーム10および反射樹脂23を例えば15分〜3時間の間にて加熱する。樹脂付リードフレーム30の加熱温度は、反射樹脂23が熱劣化しない程度の温度であれば良く、例えば100℃〜250℃とすることが好ましい。
なお、リードフレーム10を加熱することにより、リードフレーム10の撥水性が高められるのは、以下の理由によると考えられる。すなわち、リードフレーム10が加熱されたとき、リードフレーム本体11からの金属(例えば銅(Cu))が、貴金属(例えば銀(Ag))からなるめっき部12に向けて拡散(パイルアップ)することにより、めっき部12の外面に銅又はその酸化物が出現する。このため、パイルアップした銅又はその酸化物によって、めっき部12(銀)の外面が撥水化するものと考えられる。この場合、パイルアップとは、Agの熱的な振動による結晶間の動き(再結晶)により、Ag結晶の粒界の間をわずかなCu原子が移動し、Agの表面の極局部にCuが出現することをいう。
また、反射樹脂23を加熱することにより、反射樹脂23の撥水性が高められるのは、以下の理由によると考えられる。本実施例で用いられる反射樹脂23は、主たる炭化水素系成分の他、反射樹脂23の機械的強度を維持するために、ガラス繊維が、あるいは反射樹脂23に極性基をもたせるために、従来公知のシランカップリング剤等が、分散されている。このような組成からなる反射樹脂23は、加熱された際に、加熱炉内において、構成元素であるケイ素の酸化反応および炭化水素成分系の減少により、その外面が撥水化するものと考えられる。
このように、樹脂付リードフレーム30を加熱することによりリードフレーム10および反射樹脂23の撥水性を高めることにより、製造コストが大きく増加することなく、かつ煩雑な製造方法を用いることなく、リードフレーム10と反射樹脂23との界面41から湿気等の流体が侵入することを防止することができる。
なお、リードフレーム10および反射樹脂23の撥水性を高める手法は、上述した加熱法に限られるものではない。例えば、樹脂付リードフレーム30に撥水性の薬液を塗布することにより、リードフレーム10および反射樹脂23の外面に撥水性処理膜を形成しても良い。撥水性の薬液としては、例えば金属と結合可能な極性の官能基(例えば、チオール、チオール誘導体、含窒素複素環化合物など)と無極性(疎水性)のアルキル鎖若しくはフルオロアルキル鎖若しくはアリール基若しくはフルオロアリール基とを含む撥水性被膜剤が挙げられる。この場合、製造コストが大きく増加することなく、かつ煩雑な製造方法を用いることなく、リードフレーム10と反射樹脂23との界面41から湿気等の流体が侵入することを防止することができる。また、リードフレーム10および反射樹脂23のうち、特定の箇所のみを選択的に撥水化することもできる。
あるいは、めっき部12をリードフレーム本体11上に形成する際(図7(d))、めっき部12を形成するためのめっき条件(めっき液の液温や電流密度等)を適宜調整することにより、リードフレーム10の撥水性を高めても良い。この場合、工程数の増加を伴うことなく、めっき部12を形成する工程と同時にリードフレーム10の撥水性を高めることができる。
なお、上記実施の形態においては、まずリードフレーム本体11に反射樹脂23を設け、その後、リードフレーム本体11上にめっき部12を形成する場合を例にとって説明した(図6(a)−(e)および図7(a)−(e))。しかしながら、これに限らず、まずリードフレーム本体11の全体にめっき部12を形成し、その後、リードフレーム10のめっき部12上に反射樹脂23を設けても良い。
LEDパッケージの製造方法
次に、図3乃至図5に示すLEDパッケージ20の製造方法について、図8(a)−(e)を用いて説明する。
まず、例えば上述した工程(図7(a)−(e))により、樹脂付リードフレーム30を得る。次に、この樹脂付リードフレーム30の各反射樹脂23内であって、リードフレーム10のダイパッド25上にLED素子21を搭載する。この場合、はんだまたはダイボンディングペーストを用いて、LED素子21をダイパッド25上に載置して固定する(ダイアタッチ工程)(図8(a))。
次に、LED素子21の端子部21aと、ダイパッド25およびリード部26の上面とを、それぞれボンディングワイヤ22によって互いに電気的に接続する(ワイヤボンディング工程)(図8(b))。
その後、反射樹脂23の凹部23a内に封止樹脂24を充填し、封止樹脂24によりLED素子21とボンディングワイヤ22とを封止する(図8(c))。
次に、反射樹脂23およびリードフレーム10のうち、各単位リードフレーム10a間に位置する部分を切断することにより、反射樹脂23およびリードフレーム10をLED素子21毎に分離する(ダイシング工程)(図8(d))。この際、まずリードフレーム10をダイシングテープ37上に載置して固定し、その後、例えばダイヤモンド砥石等からなるブレード38によって、各LED素子21間の反射樹脂23、ならびにリードフレーム10のリード連結部52、ダイパッド連結部53および単位リードフレーム連結部54を切断する。
このようにして、図3乃至図5に示すLEDパッケージ20が得られる(図8(e))。
以上説明したように、本実施の形態によれば、純水に対するリードフレーム10および反射樹脂23の接触角が90°以上となっている。これにより、リードフレーム10の外面や反射樹脂23の外面を伝わって流体(湿気、硫黄成分、封止樹脂24又は半田フラックス等)が流れにくくなっている。この結果、封止樹脂24によりLED素子21およびボンディングワイヤ22を封止する工程(図8(c))において、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41から封止樹脂24が染み出す不具合を防止することができる。また、LEDパッケージ20を外部の配線基板に半田実装する際に、半田フラックスが反射樹脂23とリードフレーム10との界面41から凹部23a側に染み込み、これによりLED素子21が故障する不具合を防止することができる。さらに、LEDパッケージ20において、空気中の湿気や硫黄分等によって内部のめっき部12が変色し、LEDパッケージ20の反射率や色味等に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41に、反射樹脂23とリードフレーム10とが離間した隙間部42が形成され、当該隙間部42にめっき部12が充填されている。これにより、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41から流体(湿気、硫黄成分、封止樹脂24又は半田フラックス等)が流れ込む不具合をより確実に防止することができる。
ところで、一般に、反射樹脂23とリードフレーム10との界面41から流体が染み出すか否かを簡易的に検査する方法として、樹脂付リードフレーム30の上面側あるいは下面側からインキを滴下し、一定時間が経過した後、界面41からインキが漏れたか否かを観察する方法が存在する。本実施の形態によれば、純水に対するリードフレーム10および反射樹脂23の接触角が90°以上となっていることにより、リードフレーム10および反射樹脂23の外面を伝わってインキが流れにくくなっており、界面41からインキが漏れることが防止されるので、上記インキによる検査方法において良好な結果を得ることができる。
さらに、本実施の形態によれば、リードフレーム10および反射樹脂23を100℃〜250℃の温度で加熱することにより、その撥水性を高めている。あるいは、リードフレーム10および反射樹脂23の外面に撥水性の薬液を塗布し、撥水性処理膜を形成することにより、その撥水性を高めている。これにより、製造コストの大幅な増加や工程数の大幅な増加を伴うことなく、かつ製造方法が煩雑となることなく、リードフレーム10と反射樹脂23との界面41から流体が侵入することを防止することができる。
次に、本実施の形態の具体的実施例について説明する。
(実施例1)
図6(a)−(e)および図7(a)−(e)に示す方法により、本実施の形態による樹脂付リードフレーム30(実施例1)を作製した。この場合、厚さ250μmの銅からなる金属基板31を準備し、この金属基板31に対してエッチングを施すことにより、所定の平面形状を有するリードフレーム本体11を得た(図6(a)−(e))。次に、射出成形法あるいはトランスファ成形法により、リードフレーム本体11に対して熱硬化性樹脂あるいは熱可塑性樹脂からなる反射樹脂23を設けた(図7(a)−(c))。この反射樹脂23には、それぞれLED素子21が収容される256個の凹部23aが形成されていた。次いで、リードフレーム本体11に厚さ3.0μmの銀からなるめっき部12を設けた(図7(d))。その後、このようにして得られた樹脂付リードフレーム30を加熱装置46に収容し、窒素雰囲気の下、230℃の温度で2時間加熱した(図7(e))。
(実施例2)
まずリードフレーム本体11の全体にめっき部12を形成し、その後、リードフレーム10のめっき部12上に反射樹脂23を設けたこと、以外は実施例1と同様にして、樹脂付リードフレーム30(実施例2)を作製した。その後、このようにして得られた樹脂付リードフレーム30を加熱装置46に収容し、窒素雰囲気の下、230℃の温度で2時間加熱した。
(比較例1)
樹脂付リードフレームを加熱する工程(図7(e))を設けなかったこと、以外は実施例1と同様にして、樹脂付リードフレーム(比較例1)を作製した。
(比較例2)
樹脂付リードフレームを加熱する工程を設けなかったこと、以外は実施例2と同様にして、樹脂付リードフレーム(比較例2)を作製した。
上記4つの樹脂付リードフレーム(実施例1〜2、比較例1〜2)の各々について、リードフレーム10および反射樹脂23における純水に対する接触角を測定した。なお、接触角は、リードフレーム10および反射樹脂23の表面に純水1.0μLの液滴を滴下し、着滴10秒後に、滴下した液滴の左右端点と頂点を結ぶ直線の、固体表面に対する角度から接触角を算出するθ/2法に従って測定した接触角とした。測定装置には、例えば、協和界面科学株式会社製、接触角計DM500を用いた。
次に、上記4つの樹脂付リードフレーム(実施例1〜2、比較例1〜2)のそれぞれについて、樹脂付リードフレームの上面側からインキを滴下し、一定時間が経過した後、界面41からインキが漏れたか否かを観察した。具体的には、各樹脂付リードフレーム(実施例1、比較例1)に形成された256個の凹部23aのうち、64個に対して、上面側からそれぞれ赤色インキを滴下した。これを6時間放置した後、64個個の凹部23aのうち、樹脂付リードフレームの裏面側に赤色インキが浸透した凹部23aの個数の割合(インキ漏れ率)を算出した。
以上の結果をまとめて表1に示す。この結果、樹脂付リードフレーム(比較例1、2)については、インキ漏れ率が100%であったのに対し、樹脂付リードフレーム30(実施例1、2)については、インキ漏れ率が0%となり、リードフレーム10と反射樹脂23との界面41における流体(インキ)の侵入を防止することができた。
Figure 2016001702
10 リードフレーム
10a 単位リードフレーム
11 リードフレーム本体
12 めっき部
16 開口領域
18 溝
20 LEDパッケージ
21 LED素子
22 ボンディングワイヤ(導電部)
23 反射樹脂
24 封止樹脂
25 ダイパッド(第1金属部分)
26 リード部(第2金属部分)
27 第1のアウターリード部
28 第2のアウターリード部
30 樹脂付リードフレーム
41 界面
42 隙間部
52 リード連結部
53 ダイパッド連結部
54 単位リードフレーム連結部

Claims (12)

  1. 樹脂付リードフレームにおいて、
    第1金属部分と、前記第1金属部分から離間して設けられた第2金属部分とを有するリードフレームと、
    前記リードフレームに設けられた反射樹脂とを備え、
    純水に対する前記リードフレームの外面の接触角が90°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の外面の接触角が90°以上であることを特徴とする樹脂付リードフレーム。
  2. 純水に対する前記リードフレームの接触角が100°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の接触角が100°以上であることを特徴とする請求項1記載の樹脂付リードフレーム。
  3. 前記リードフレームのうち、前記反射樹脂が設けられていない領域がめっき部によって覆われており、前記リードフレームの接触角が、めっき部の接触角であることを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂付リードフレーム。
  4. 前記反射樹脂と前記リードフレームとの界面に、前記反射樹脂と前記リードフレームとが離間した隙間部が形成され、当該隙間部に前記めっき部が充填されていることを特徴とする請求項3記載の樹脂付リードフレーム。
  5. 前記リードフレームの外面および前記反射樹脂の外面に、それぞれ撥水性処理膜が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の樹脂付リードフレーム。
  6. LEDパッケージにおいて、
    第1金属部分と、前記第1金属部分から離間して設けられた第2金属部分とを有するリードフレームと、
    前記リードフレームの前記第1金属部分に搭載されたLED素子と、
    前記LED素子と前記リードフレームの前記第2金属部分とを電気的に接続する導電部と、
    前記リードフレームに設けられ、前記LED素子を収容する凹部を有する反射樹脂と、
    前記反射樹脂の前記凹部内に充填された封止樹脂とを備え、
    純水に対する前記リードフレームの外面の接触角が90°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の外面の接触角が90°以上であることを特徴とするLEDパッケージ。
  7. 樹脂付リードフレームの製造方法において、
    第1金属部分と、前記第1金属部分から離間して設けられた前記第2金属部分とを含むリードフレームを準備する工程と、
    前記リードフレームに反射樹脂を設ける工程とを備え、
    純水に対する前記リードフレームの外面の接触角が90°以上であり、純水に対する前記反射樹脂の外面の接触角が90°以上であることを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法。
  8. 前記リードフレームに反射樹脂を設ける工程の後、前記リードフレームおよび前記反射樹脂の撥水性を高める工程が設けられていることを特徴とする請求項7記載の樹脂付リードフレームの製造方法。
  9. 前記リードフレームおよび前記反射樹脂の撥水性を高める工程は、前記リードフレームおよび前記反射樹脂を加熱する工程であることを特徴とする請求項8記載の樹脂付リードフレームの製造方法。
  10. 前記リードフレームおよび前記反射樹脂は、100℃〜250℃の温度で加熱されることを特徴とする請求項9記載の樹脂付リードフレームの製造方法。
  11. 前記リードフレームおよび前記反射樹脂の撥水性を高める工程は、前記リードフレームの外面および前記反射樹脂の外面に撥水性処理膜を形成する工程であることを特徴とする請求項8記載の樹脂付リードフレームの製造方法。
  12. LEDパッケージの製造方法において、
    請求項1乃至5のいずれか一項記載の樹脂付リードフレームを準備する工程と、
    前記樹脂付リードフレームの前記第1金属部分にLED素子を搭載する工程と、
    前記LED素子と前記樹脂付リードフレームの前記第2金属部分とを導電部により接続する工程と、
    前記LED素子および前記導電部を封止樹脂によって封止する工程とを備えたことを特徴とするLEDパッケージの製造方法。
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