JP2016001244A - 複眼撮像装置及び複眼撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】環境温度に依存して局所的な個眼光学系の結像性能が劣化することを抑制して高精度の撮像を可能にする複眼撮像装置及びこれを用いた複眼撮像システムを提供すること。【解決手段】樹脂製の複数のレンズアレイ21,22が金属製の絞り板25を介して接着材層24a,24bを介して接着されるので、レンズアレイ21,22間の迷光を抑制しつつレンズアレイ21,22間の接合を強固なものとできる。さらに、接着の面積比S1,1/S1,2に関する上記条件式(1)を満足するので、温度変化があった場合でも、レンズアレイ21,22又はレンズアレイ積層体(複眼撮像光学系)20の反りを焦点深度以内に抑えることが容易となる。【選択図】図2

Description

本発明は、光軸直交方向に複数のレンズが形成されたレンズアレイを有する複眼撮像装置及びこれを組み込んだ複眼撮像システムに関する。
近年、携帯端末の撮像光学系に対する低背化及び高性能化の要求が高くなっている。これらの要求に対して、複数の個眼光学系をアレイ状に配列した複眼撮像光学系を用いて複数の画像を撮影して1つの画像に再構成する、いわゆる超解像技術を用いた撮像装置が開発されている。このような撮像装置は、小型かつ薄型でありながら、複数の個眼光学系で得られた画像を再構成することで、複数の低解像の画像から高解像の画像を作り出すことができる。
ここで、個眼光学系は、性能確保のため一般に複数のレンズで構成される。このように、各個眼光学系が複数のレンズで構成される場合、製造の容易性を考慮すると、複数のレンズアレイを積層して接合した積層型の複眼撮像光学系を用いることになる。しかしながら、レンズアレイがプラスチック材料で形成され、間挿された絞りが金属で形成されている場合、接合の仕方によっては、積層型の複眼撮像光学系が置かれる環境温度の変化によって個々のレンズアレイに比較的大きな反りが発生する可能性があり、複数の個眼光学系のうち中心側のものと周辺側のものとで結像状態に差が生じる可能性がある。たとえば、絞りを介して一対のレンズアレイの周囲の枠部分で接着固定した場合、環境温度の上昇によりレンズアレイが膨張し、レンズアレイの固定された枠部分の近傍では個眼光学系を構成するレンズの光軸方向の間隔やセンサーまでの距離は維持されるが、レンズアレイの中央部では、レンズアレイの反りによって個眼光学系を構成するレンズの光軸方向の間隔やセンサーまでの距離が変化し、中心側の個眼光学系の結像性能が劣化する問題がある。
また、複数のレンズアレイを積層するものとして、例えば複数のレンズアレイをレンズに対応する位置に複数の開口が設けられた中間プレートを介して接合するものが知られている(特許文献1)。この特許文献1は、複数のレンズアレイを接合した後に個別のレンズに個片化する技術に関するものであり、積層型の複眼撮像光学系の状態で使用することを前提とせず、したがって積層型の複眼撮像光学系が温度変化する環境下で局所的な個眼光学系において結像性能が劣化するような状況を前提としていない。
なお、露光装置に関するものであるが、温度変化によるレンズアレイの位置ずれを抑える手法として、レンズアレイを2つのホルダーで挟むように支持し、熱膨張差や固定位置を適宜設定することによってレンズアレイの位置的安定性を確保しているものがある(特許文献2)。しかしながら、上記手法の対象は、単一のレンズアレイであり、複数のレンズアレイを積層した積層型のレンズアレイが温度変化によって反って局所的な個眼光学系で結像性能が劣化するような状況の対策になっていない。
特開2003‐329808号公報 特開2004‐333715号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、環境温度に依存して局所的な個眼光学系の結像性能が劣化することを抑制して高精度の撮像を可能にする複眼撮像装置及びこれを用いた複眼撮像システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る複眼撮像装置は、複数の個眼光学系を有する複眼撮像光学系と、複数の個眼光学系によって形成された複数の物体像を検出する撮像素子とを備える複眼撮像装置であって、複眼撮像光学系は、光軸の異なる複数の個眼レンズを一体に形成した樹脂製のレンズアレイが光軸方向に積層され、レンズアレイは、金属製の絞り板を介して接着材層によって接着され、接着材層の面積比が以下の条件式を満足する。
Figure 2016001244
ただし、
n,m:物体側からn番目の絞り板に接着されるm番目のレンズアレイに接する接着材層の面積(n、mは1以上の整数)
pp:撮像素子の画素ピッチ(μm)
F:個眼光学系のFナンバー
上記複眼撮像装置によれば、樹脂製の複数のレンズアレイが金属製の絞り板を介して接着材層によって接着されるので、レンズアレイ間の迷光を抑制しつつレンズアレイ間の接合を強固なものとできる。さらに、接着の面積比に関する上記条件式(1)を満足するので、温度変化があった場合であっても、レンズアレイ又は複眼撮像光学系の反りを焦点深度に対応する程度以内に抑えることができる。なお、上記条件式(1)において、2・pp・F(μm)は、個眼光学系の焦点深度に相当する。また、レンズアレイ又は複眼撮像光学系の反り量は、接着面積比の自然対数値ln(S1,1/Sn,m)に応じて、例えば比例係数を−3.556とし切片を0.3361とする関係で線形的に増減する傾向がある。
本発明の具体的な観点又は側面では、上記複眼撮像装置において、レンズアレイの非周辺領域の個眼レンズは、枠状の接着領域に囲まれている。この場合、非周辺領域つまり中央側で個眼レンズが相互にしっかり固定される。
本発明の別の側面では、絞り板の両面の接着材層を光軸方向に投影して見たとき、同じ形状パターンである。この場合、上記条件式を満足させるのが容易となる。
本発明の別の側面では、複数のレンズアレイは、外周の枠部分において接着されている。この場合、外周側の個眼光学系を構成する個眼レンズ間の結合を安定化させることができる。
本発明の別の側面では、接着に関する面積比が、下記条件式を満足する。
0.5<S1,1/Sn,m<1.5
この場合、隣接する接着面積の差が大きくなることを抑制でき、迷光発生を抑制しやすくなる。
本発明の別の側面では、各絞りと、当該絞りに隣接する一対のレンズアレイとの間隔は、以下の条件式を満足する。
−0.7<(d2−d1)/d1<+0.7
ただし、
d1:絞りと物体側のレンズアレイとの間隔
d2:絞りと像側のレンズアレイとの間隔
この場合、絞りを挟んで存在する一対の接着材層から発生する応力をバランスさせやすい。
本発明の別の側面では、各絞りに隣接する一対のレンズアレイを接着する接着材層の弾性率は、略等しい。この場合、絞りを挟んで存在する一対の接着材層から発生する応力をバランスさせやすい。
上記目的を達成するため、本発明に係る複眼撮像システムは、上述した複眼撮像装置と、複眼撮像装置から出力された複数の画像情報に基づいて1つの画像情報を再構成する画像処理部とを備える。
(A)は、本発明の一実施形態である複眼撮像装置の側方断面図であり、(B)は、複眼撮像光学系を構成するレンズアレイ積層体の平面図である。 (A)は、第1レンズアレイ側の接着材層を説明する図であり、(B)は、第2レンズアレイ側の接着材層を説明する図である。 第1レンズアレイ側から絞り板や第2レンズアレイを見た図である。 レンズアレイ積層体のレンズ間領域における断面構造を説明する図である。 図1の撮像装置を搭載した複眼撮像システムを説明する図である。 駆動処理部等について説明するブロック図である。 (A)は、レンズアレイ積層体の反りに関するシミュレーションの結果を示し、(B)は、反りに関する実験の結果を示す。 (A)〜(C)は、レンズアレイ積層体の反りの状態とピントとの関係について説明する概念図である。 (A)及び(B)は、レンズアレイ積層体の構造の変形例を説明する部分拡大断面図である。 図3に示す接着材層の輪郭の変形例を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態である複眼撮像光学系を組み込んだ複眼撮像装置及び複眼撮像システムについて、図面を参照しつつ説明する。
図1(A)及び1(B)に示す複眼撮像装置100は、複数の撮像レンズ(すなわち複数の個眼光学系)を用いて複数の画像を撮影するためのものである。複眼撮像装置100は、矩形状の外形を有し、レンズアレイ積層体20と、絞り板25と、後絞り30と、フィルター40と、センサー部50と、ホルダー60とを有する。これらのうち、レンズアレイ積層体20、絞り板25、後絞り30、及びフィルター40によって、複眼撮像光学系200が構成される。
レンズアレイ積層体20は、複数の被写体像を形成するものである。レンズアレイ積層体20は、第1レンズアレイ21と、第2レンズアレイ22と、絞り板25とを有する。これらのレンズアレイ21,22や絞り板25は、光軸AX方向に積層されている。レンズアレイ積層体20は、複数の被写体像をセンサー部50に設けた複数の撮像面(被投影面)I上に個別に結像させる機能を有する。なお、本実施形態において、自体を複眼撮像光学系と呼ぶ場合もある。
レンズアレイ積層体20のうち第1レンズアレイ21は、最も物体側に配置される。第1レンズアレイ21は、光軸AXに垂直な方向に2次元的に配列された複数の第1個眼レンズ121を連結したプラスチック成形品であり、矩形又は正方形の外形を有する。第1レンズアレイ21は、樹脂、例えばポリカーボネート又はアクリル等で形成されている。図示の例では、第1個眼レンズ121は、4行4列のマトリックス状に並べられて計16個存在する。各第1個眼レンズ121は、レンズ本体21aとフランジ部21bとを有し、隣接する第1個眼レンズ121は、フランジ部21bを介して連結され一体化されている。レンズ本体21aは、物体側が凸形状の非球面である第1光学面21cと、像側が凹形状の非球面である第2光学面21dとを有する。レンズ本体21aの周囲のフランジ部21bは、第1及び第2光学面21c,21dの周囲に光軸AXに垂直に延びる一対の平坦なフランジ面21e,21fを有する。
第2レンズアレイ22は、第1レンズアレイ21の像側に配置される。第2レンズアレイ22は、第1レンズアレイ21と同様に、光軸AXに垂直な方向に2次元的に配列され複数の第2個眼レンズ122を連結したプラスチック成形品であり、矩形又は正方形の外形を有する。第2レンズアレイ22は、樹脂、例えばポリカーボネート又はアクリル等で形成されている。第2個眼レンズ122は、4行4列のマトリックス状に並べられて計16個存在する。各第2個眼レンズ122は、レンズ本体22aとフランジ部22bとを有し、隣接する第2個眼レンズ122は、フランジ部22bを介して連結され一体化されている。レンズ本体22aは、物体側が凹形状の非球面である第3光学面22cと、像側が凸形状の非球面である第4光学面22dとを有する。レンズ本体22aの周囲のフランジ部22bは、第3及び第4光学面22c,22dの周囲に光軸AXに垂直に延びる一対の平坦なフランジ面22e,22fを有する。
第1レンズアレイ21を構成する1つの第1個眼レンズ121と、第2レンズアレイ22側において同一の光軸AX上に配置されている第2個眼レンズ122とは、単独で物体像を形成する1つの撮像レンズ、つまり単独で撮像を可能にする個眼光学系20sとして機能する。つまり、光軸AX方向に隣接し対向する一対の個眼レンズ121,122は、個眼光学系20sとして機能する。レンズアレイ積層体20全体では、格子点上に配置された4×4個の個眼光学系20sが存在する。
第1及び第2レンズアレイ21,22は、樹脂で形成された一体成形品であり、例えば金型による射出成形や、金型若しくは樹脂型等によるプレス成形又はキャスト成形によって成形される。
第1レンズアレイ21と第2レンズアレイ22とは、絞り板25と接着部24とを介して積層されている。接着部24は、第1レンズアレイ21側の第1接着材層24aと第2レンズアレイ22側の第2接着材層24bとで構成され、第1及び第2接着材層24a,24b間に絞り板25を挟んでいる。接着部24は、例えば吸収による遮光性を有する光硬化性樹脂によって形成される。吸収による遮光性を確保する目的で、例えば黒色の無機顔料や有機顔料等が光硬化性樹脂に添加される。
第1接着材層24aは、絞り板25の物体側において、第1レンズアレイ21内の各第1個眼レンズ121を構成するレンズ本体21aと、これに隣接するレンズ本体21aとの間、つまりフランジ部21bの領域に設けられている。
具体的には、図2(A)に示すように、第1接着材層24aは、複数の個眼レンズ121間に延びる格子状の部分に対応して、格子状に広がっている。ただし、第1接着材層24aは、絞り板25において外枠に相当する矩形(正方形を含む)の外周領域25rには広がっていない(図3参照)。つまり、中央側の非周辺領域NPに配置されているレンズ本体21aの場合、第1接着材層24aの一部である枠状の接着領域NPaによって光軸AXに垂直な横方向に関して周囲から囲まれており、周辺側つまり非周辺領域NP外に配置されているレンズ本体21aの場合、第1接着材層24aによって二方又は三方を囲まれているが部分的に開放された状態となっている。
また、第2接着材層24bは、絞り板25の像側において、第2レンズアレイ22内の各第2個眼レンズ122を構成するレンズ本体22aと、これに隣接するレンズ本体22aとの間、つまりフランジ部22bの領域に設けられている。
具体的には、図2(B)に示すように、第2接着材層24bは、複数の個眼レンズ122間に延びる格子状の部分に対応して、格子状に広がっている。ただし、第2接着材層24bは、絞り板25の外周領域25r(図3参照)には広がっていない。つまり、中央側の非周辺領域NPに配置されているレンズ本体22aの場合、第2接着材層24bの一部である枠状の接着領域NPaによって光軸AXに垂直な横方向に関して周囲から囲まれており、周辺側つまり非周辺領域NP外に配置されているレンズ本体22aの場合、第2接着材層24bによって二方又は三方から囲まれているが部分的に開放された状態となっている。このように、第1接着材層24aと第2接着材層24bとを光軸方向に投影して見たとき、面積は異なっていても同じ形状パターンとなっていることが好ましい。
図3等に示す絞り板25は、矩形で板状の中間絞り部材であり、接着部24の第1及び第2接着材層24a,24bを介して第1及び第2レンズアレイ21,22に接合されている。絞り板25において、第1及び第2レンズアレイ21,22の第1及び第2レンズ本体21a,22aに対応する位置には円形の開口部25aが形成されている。絞り板25は、金属からなる板状部材であって、それ自体で光吸収性を有する黒色又は暗色の材料や、表面を黒色又は暗色に塗装されたものが用いられる。なお、本実施形態の場合、絞り板25の外周を形成する矩形(正方形を含む)の枠部である外周領域25rは、接着部24によって固定されておらず、両レンズアレイ21,22に対して独立した状態となっている。
図4は、レンズアレイ積層体20の中央寄りのレンズ間領域IA(図1(B)参照)における断面構造を説明する拡大断面図である。横方向に隣接する2つの個眼光学系20s間では、物体側からの順で、第1レンズアレイ21のフランジ部21bと、第1接着材層24aと、絞り板25と、第2接着材層24bと、第2レンズアレイ22のフランジ部22bとが積層された状態となっている。
図1(A)に示すように、レンズアレイ積層体20において、その外周には、第1レンズアレイ21の枠部12rと、第2レンズアレイ22の枠部22rとの間に挟まれてスペーサー26が設けられている。このスペーサー26は、例えば接着材からなる充填材である。ただし、スペーサー26は、接着剤に限らず、樹脂等で形成された別部材、あるいは第1レンズアレイ21、第2レンズアレイ22の少なくとも一方に一体で形成されたものであってもよい。スペーサー26が別部材である場合、スペーサー26の上面及び下面は、接着材層を介して第1及び第2レンズアレイ21,22の枠部21r,22rに接着される。なお、スペーサー26は、第1及び第2レンズアレイ21,22に対して4辺全体で接着される必要はなく、例えば4隅のように局所的に接着されてもよい。
後絞り30は、矩形の板状部材であり、レンズアレイ積層体20とフィルター40との間に設けられている。後絞り30には、矩形の開口部30aが形成されている。後絞り30の材質は、絞り板25と同様のものを用いることができる。後絞り30は、各個眼光学系20sの視野絞り的な機能を有するとともに、センサー部50へ入射する迷光を遮断する。
フィルター40は、矩形の板状部材であり、後絞り30とセンサー部50との間に設けられている。フィルター40は、例えば赤外線を反射させる機能を有する赤外線カットフィルターである。
センサー部50は、撮像素子であり、レンズアレイ積層体20を構成する各個眼光学系20sによって形成された複数の被写体像を個別に検出する撮像部52を有する。撮像部52を構成するセンサー領域51に設けられた光電変換部(不図示)は、CCDやCMOSからなり、入射光を光電変換し、そのアナログ信号を出力する。センサー素子51又は光電変換部の表面は、撮像面(被投影面)Iとなっている。センサー部(撮像素子)50は、表側においてカバーガラスである平行平板CGで覆われ、裏側において不図示の配線基板によって固定されている。この配線基板は、外部回路から撮像部52を駆動するための電圧や信号の供給を受けたり、検出信号を上記外部回路へ出力したりする。
ホルダー60は、黒色の樹脂で形成され、天面部61と側壁部62とを備えた部材であり、全体として升状の外形を有する。ホルダー60には、複数の段部T1,T2,T3を有する凹部60aが形成されており、凹部60a内には、レンズアレイ積層体20、後絞り30、フィルター40、及びセンサー部50が順番にセットされ保持されている。各部材20,30,40,50は、凹部60aの各段部T1,T2,T3によって光軸AX方向等に関して位置決めされる。ホルダー60には、レンズアレイ積層体20の複数の光学面に対応する格子点位置に円形の開口部60bが形成されている。ホルダー60は、遮光性の樹脂、例えば黒色顔料等の着色剤を含むアクリル、液晶ポリマー(LCP)、ポリフタルアミド(PPA)等で形成されている。
なお、図1(B)に示すように、レンズアレイ積層体20の第1レンズアレイ21側の外周には、接着領域BAが設けられている。この接着領域BAに供給される接着材層23によって、第1レンズアレイ21の枠部12rとホルダー60の天面部61とが互いに接着される。つまり、レンズアレイ積層体20は、ホルダー60に対して接着材層23を介して位置決めされた状態で固定される。
ホルダー60の側壁部62と、レンズアレイ積層体20の外周面との間には若干の隙間が形成されており、かかる隙間は、常温から最大に温度変化が生じた場合でも、ホルダー60の側壁部内壁面とレンズアレイ積層体20の外周面とが接触しない値となっている。ただし、第1レンズアレイ21と側壁部62との隙間については、第2レンズアレイ22と側壁部62との隙間より小さいことが好ましい。なお、第2レンズアレイ22の外周下端と、ホルダー60の側壁部62の内壁面との間に、補強用接着材を別途供給し、両者を接着してもよい。第2レンズアレイ22の外周下端と側壁部62の内壁面との間に供給される補強用接着材は、レンズアレイ積層体20の外周を補助的に保持する機能を有する。補強用接着材は、接着材層23の接着材よりも硬化後の弾性率が大きくなっており、ホルダー60の変形を阻害することはない。
ホルダー60の側壁部62の下端は、接着部123によってセンサー部50が固定されている。接着部123は、接着材層23よりも硬化後の弾性率が小さくなっており、ホルダー60とセンサー部50とを剛性を持たせて連結する。
以下、図5を参照しつつ、複眼撮像装置100を搭載した複眼撮像システム300について説明する。
複眼撮像システム300は、複眼撮像装置100と、駆動処理部81と、ディスプレイ83とを有する。ここで、駆動処理部81には、複眼撮像装置100のセンサー部50に設けた各センサー領域51(図1(A)参照)からの電気信号が入力される。この電気信号は、各センサー領域51上に形成された各画像に対応するものとなっている。駆動処理部81は、入力された信号を所定の処理プログラムに基づいて処理することによって各画像を1つの画像に再構成し、ディスプレイ83へ再構成された1つの画像を出力する。なお、ディスプレイ83ではなく、PC(パーソナルコンピュータ)などへ接続し、再構成された画像データを出力してもよい。
図6を参照して、駆動処理部81等について説明する。駆動処理部81は、画像処理部91と、記憶部92と、画像出力部93と、制御部94とを備える。画像処理部91は、画像合成部91aと画像補正部91bとを有する。画像処理部91には、センサー部50のk個(具体例では16個)のセンサー領域51から出力されAD変換部55を経てデジタル化されたk個の略同一視野に対応する画像データZk(k=1,2,3,…)が入力される。画像合成部91aは、記憶部92に保管されたデータを用いて画像再構成、具体的には略同一視野に対応する画像データZkに画像処理を施して1枚の合成画像を出力する超解像処理を行う。画像補正部91bは、画像合成部91aで処理される前後の画像データに対して補正処理を行う。超解像処理には、反転処理、歪曲処理、シェーディング処理等が含まれる。記憶部92は、画像データのほか、画像合成や画像補正等に必要な情報を記憶する。画像出力部93は、画像処理部91での処理によって得た再構成画像を、制御部94からの指示に基づいて所定のタイミングで出力する。制御部94は、画像処理部91、記憶部92、画像出力部93等を含む駆動処理部81の動作を統括的に制御する。
以下、レンズアレイ積層体20の接着材層24a,24bの面積について説明する。予め、レンズアレイ積層体20の構造を一般化して考える。レンズアレイ積層体20が複数のレンズアレイで構成され、これら複数のレンズアレイ間に絞り板が配置され、各絞り板の物体側及び像側に挿入された接着材層によって複数のレンズアレイが互いに接合されていると想定する。この場合において、物体側からn番目の絞り板に接着されるm番目のレンズアレイに接する接着材層の光軸AX方向から見た面積をSn,mとする。この場合、レンズアレイ積層体20は、接着の面積比に関する以下の条件式(1)を満足する。
Figure 2016001244
ここで、値ppはセンサー部50の画素ピッチ(μm)であり、値Fは個眼光学系20sのFナンバーである。そして、値2・pp・Fは、個眼光学系20sの焦点深度に相当する。
具体的なレンズアレイ積層体20においては、第1及び第2レンズアレイ21,22が存在し、その間の絞り板25を挟むように2つの第1及び第2接着材層24a,24bが存在する。つまり、具体的なレンズアレイ積層体20の場合、接着材層24a,24bに関して2つの面積S1,1、S1,2が存在する。したがって、接着面積比S1,1/S1,2は上記条件式(1)の下限値を上回り上限値を下回っている。このように上記条件式(1)を満足すれば、温度変化があった場合であっても、レンズアレイ積層体20の反りを焦点深度以内に抑えることができる。
上記条件式(1)の意味について詳細に説明する。図7(A)は、レンズアレイ積層体20の反りに関するシミュレーションの結果を示し、図7(B)は、レンズアレイ積層体20の反りに関する実験の結果を示す。図7(B)に示すグラフの塗りつぶし三角はS11のデータ、白抜き三角はS12のデータを示している。上記2つのグラフにおいて、横軸は接着面積比S1,1/S1,2であり、縦軸は反り量y〔μm〕である。ここで、レンズアレイ積層体20の温度変化ΔTを24℃(上限及び下限で説明すると2〜26℃)としている。また、センサー部50の画素ピッチを1.75μmとし、個眼光学系20sのFナンバーを3.1としている。反り量の正負の定義は、積層体が物体側凸に反った場合が正であり(後述する図8(B)、(C)等参照)、像側凸に反った場合が負であるとしている。以下の表1は、シミュレーション等に用いたレンズアレイ積層体20の概略形状を示す。なお、表1において、寸法W及びDは、光軸AX方向から見た縦横寸法を示し、寸法Hはレンズアレイについては、レンズ部及びフランジ部の厚みを示し、絞り及び接着剤層については実験した2種の厚みを示している。なお、接着材層の面積をSn,mの計算に際して外周(スペーサー26)を含めないで接着材層24a,24bのみで計算を行った。
Figure 2016001244
以下の表2に、シミュレーション等に用いたレンズアレイ積層体20を構成する部材の材料特性についてまとめた。なお、線膨張係数や弾性率は、−10℃〜50℃での値となっている。
Figure 2016001244
図7(A)及び7(B)から明らかなように、接着面積比S1,1/S1,2と反り量yとの間には、シミュレーション及び実験によって次式が成立している。
y=−3.556・ln(S1,1/S1,2)+0.3361 … (2)
温度変動によるレンズアレイ積層体20の反りは、基本的には個眼光学系20sで決まる解像力が維持される焦点深度よりも小さければよい。図8(A)は、レンズアレイ積層体20の反りのない状態を示しており、全個眼光学系20sのピントは平面内に形成され、焦点深度内に収まっている。また、レンズアレイ積層体20が反ったとしても、図8(B)のように、全個眼光学系20sのピントずれ量が焦点深度内であれば問題ない。しかし、図8(C)のようにレンズアレイ積層体20の反りが大きい場合、少なくとも一部の個眼光学系20sのピント位置が光軸方向に焦点深度以上ずれることがある。この場合は、全個眼光学系20sが必要とされる解像力を維持することができない。ゆえに、個眼光学系20sの焦点深度2・pp・Fに対して、
−2・pp・F<y<2・pp・F … (3)
を満足すれば、レンズアレイ積層体20の反りを焦点深度以内に抑えることができる。条件式(3)は、条件式(1)に書き換えられる。
第1及び第2接着材層24a,24bの具体的例について説明する。例えば、第1接着材層24aは、共立化学産業株式会社の「ワールドロック5300T2」等を使用する。第2接着材層24bは、基本的には、第1接着材層24aと同じ接着材を使用するのが好ましい。しかし、絞り板25を挟んで第1レンズアレイ21側と第2レンズアレイ22側で使用する接着材を異ならせることもできる。両接着材層24a,24bの材料が異なる場合は、両接着材層24a,24bの材料の弾性率を略等しくすることが望ましい。例えば、第1レンズアレイ21側の第1接着材層24aに「ワールドロック5300T2」を使用した場合には、第2レンズアレイ22側の第2接着材層24bの材料として「ワールドロック5300T2」の弾性率と同様の4〜4000MPaの範囲のものを用いることが好ましい。
さらに、第1及び第2レンズアレイ21,22と絞り板25との間隔は、第1レンズアレイ21側と第2レンズアレイ22側とで略等しく設計することが好ましい。すなわち、絞りに隣接する一対のレンズアレイとの間隔は以下のように設定することが好ましい。本例の場合、例えば、第1レンズアレイ21側の間隔をd1とし、第2レンズアレイ22側の間隔をd2として(図4参照)、次式(4)
−0.7<(d2−d1)/d1<+0.7 … (4)
を満たす程度に間隔d1,d2を設定することが好ましい。
また、温度変化によるレンズアレイ積層体20の反りだけでなく、隣接する全個眼光学系20sに進入する迷光(クロストーク)も効果的に抑制するためには、条件式(1)を次式の範囲とすることが望ましい。
0.5<S1,1/S1,2<1.5 … (1)'
以下、ホルダー60にレンズアレイ積層体20を組み付ける手順の一例を説明する。ここでは、レンズ間の接着材層24a,24bを形成するための接着材がUV硬化性のものであり、レンズホルダ間の接着材層23が熱硬化性の接着材であるとする。まず、第1レンズアレイ21及び第2レンズアレイ22間に絞り板25を挟んで接着することによりレンズアレイ積層体20を形成する。具体的には、第1レンズアレイ21の像側面のレンズ間領域(図2(A)の格子参照)に格子パターン状にUV硬化性の接着材を塗布し、その上に絞り板25を位置決めして配置する。次に、絞り板25の開口部25a間に延在する開口間領域(図2(B)の格子参照)に格子パターン状にUV硬化性接着材を塗布するとともにスペーサー26に対応する領域にもUV硬化性接着材を塗布し、その上に第2レンズアレイ22を位置決めして配置する。その後、第1及び第2レンズアレイ21,22の相対的な配置関係を保って、第1レンズアレイ21の物体側と第2レンズアレイ22の像側よりUV光を照射し接着材層24a,24b等を硬化させてレンズ間の接着を行う。ここで、接着材層24a,24bの面積比S1,1/S1,2は、上記条件式(1)等を満足するものとなっている。次に、レンズアレイ積層体20の物体側面を下に向けた状態に維持するとともに、天地を逆にしたホルダー60に対して、レンズアレイ積層体20の物体側面の外周部(図1(B)の外枠参照)に対応するホルダー60の天面部61に熱硬化性の接着材を塗布した後、両者を当接させて加熱することで接着を行う。その後、ホルダー60の側壁部62の下端にセンサー部50を嵌め込み、アライメントした状態で適所に接着材を供給し光又は熱によって硬化させる。つまり、接着材を硬化させた接着部123によってセンサー部50をホルダー60に固定する。
本実施形態の複眼撮像装置100によれば、複数のレンズアレイ21,22が金属製の絞り板25を介して接着材層24a,24bを介して接着されるので、レンズアレイ21,22間の迷光を抑制しつつレンズアレイ21,22間の接合を強固なものとできる。さらに、接着の面積比S1,1/S1,2に関する上記条件式(1)を満足するので、温度変化があった場合でも、レンズアレイ21,22又はレンズアレイ積層体(複眼撮像光学系)20の反りを焦点深度以内に抑えることが容易となる。
以上、実施形態や実施例に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態等に限定されるものではない。例えば、個眼光学系20sの配列は、4×4個に限らず、3×3個又は5×5個以上とすることができる。また、個眼光学系20sを矩形格子点に配列するものに限らず、様々な配列パターンとすることができる。
レンズアレイ積層体20は、一対のレンズアレイ21,22間に絞り板25を挟んだ構造に限らない。
例えば、レンズアレイ積層体20は、一対のレンズアレイ21,22の物体側に絞り板27を接合したり、像側に絞り板28を接合したりした構造とすることができる(図9(A)参照)。双方に絞り板27,28が設けられている場合、絞り板27側の接着材層127とし、絞り板28側の接着材層128として、接着材層127の面積がS1,1となり、接着材層24aの面積がS2,1となり、接着材層24bの面積がS2,2となり、接着材層128の面積がS3,2となり、これらの面積S1,1、S2,1、S2,2、S3,2が上記条件式(1)等を満たす。この場合、面積S1,1と他の面積S2,1、S2,2、S3,2との比が上記条件式(1)の上限及び下限に挟まれた範囲内となる。
また、レンズアレイ積層体20は、3つ重ねたレンズアレイ21,22,29の間に絞り板25,125を挿入して接合した構造とすることができる(図9(B)参照)。この場合、接着材層24aの面積がS1,1となり、接着材層24bの面積がS1,2となり、絞り板125のレンズアレイ22側の接着材層124aの面積がS2,2となり、絞り板125のレンズアレイ29側の接着材層124bの面積がS2,3となり、これらの面積S1,1、S1,2、S2,2、S2,3が上記条件式(1)等を満たす。この場合、面積S1,1と他の面積S1,2、S2,2、S2,3との比が上記条件式(1)の上限及び下限に挟まれた範囲内となる。
接着材層24a,24bは、中央側の非周辺領域NPに配置されているレンズ本体22aの周囲だけでなく、絞り板25の外周領域25rにも形成することができる(図10参照)。この場合、全ての個眼レンズが枠状の接着領域によって囲まれた状態となる。
以上の例では、ホルダー60にセンサー部50を直接的に固定しているが、センサー部50を保持する下部筐体を設けて、この下部筐体とホルダー60とを接合することもできる。
以上では、レンズアレイ積層体20を構成する各個眼光学系20sが同じ視野の撮像を行う超解像タイプとしたが、各個眼撮像光学系20sが異なる視野の撮像を行う視野分割タイプとすることもできる。
複数の個眼光学系20s間で焦点距離や口径に若干の差があってもよい。この場合、F値は平均値で考える。
20…レンズアレイ積層体、 20s…個眼光学系、 21,22,29…レンズアレイ、 21a,22a…レンズ本体、 21b,22b…フランジ部、 21c,21d…光学面、 21e,21f…フランジ面、 22e,22f…フランジ面、 23…接着材層、 24…接着部、 24a,24b…接着材層、 25,125…絞り板、 25a…開口部、 26…スペーサー、 27,28…絞り板、 29…レンズアレイ、 30…後絞り、 40…フィルター、 50…センサー部、 51…センサー領域、 52…撮像部、 55…変換部、 60…ホルダー、 60b…開口部、 81…駆動処理部、 83…ディスプレイ、 91…画像処理部、 92…記憶部、 93…画像出力部、 94…制御部、 100…複眼撮像装置、 121,122…個眼レンズ、 123…接着部、 124a,124b…接着材層、 127,128…接着材層、 200…複眼撮像光学系、 300…複眼撮像システム、 AX…光軸、 BA…接着領域、 CG…平行平板、 T1,T2,T3…段部

Claims (8)

  1. 複数の個眼光学系を有する複眼撮像光学系と、前記複数の個眼光学系によって形成された複数の物体像を検出する撮像素子とを備える複眼撮像装置であって、
    前記複眼撮像光学系は、光軸の異なる複数の個眼レンズを一体に形成した樹脂製のレンズアレイが光軸方向に積層され、
    前記レンズアレイは、金属製の絞り板を介して接着材層によって接着され、
    前記接着材層の面積比が以下の条件式を満足することを特徴とする複眼撮像装置。
    Figure 2016001244
    ただし、
    n,m:物体側からn番目の絞り板に接着されるm番目のレンズアレイに接する接着材層の面積(n、mは1以上の整数)
    pp:前記撮像素子の画素ピッチ(μm)
    F:前記個眼光学系のFナンバー
  2. 前記レンズアレイの非周辺領域の個眼レンズは、枠状の接着領域に囲まれていることを特徴とする請求項1に記載の複眼撮像装置。
  3. 前記絞り板の両面の接着材層を光軸方向に投影して見たとき、同じ形状パターンであることを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項に記載の複眼撮像装置。
  4. 前記複数のレンズアレイは、外周の枠部分において接着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の複眼撮像装置。
  5. 接着に関する面積比が、下記条件式を満足することを特徴とする請求項3及び4のいずれか一項に記載の複眼撮像装置。
    0.5<S1,1/Sn,m<1.5
  6. 各絞りと、当該絞りに隣接する一対のレンズアレイとの間隔は、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の複眼撮像装置。
    −0.7<(d2−d1)/d1<+0.7
    ただし、
    d1:絞りと物体側のレンズアレイとの間隔
    d2:絞りと像側のレンズアレイとの間隔
  7. 各絞りに隣接する一対のレンズアレイを接着する接着材層の弾性率は、略等しいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の複眼撮像装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の複眼撮像装置と、
    前記複眼撮像装置から出力された複数の画像情報に基づいて1つの画像情報を再構成する画像処理部と
    を備える複眼撮像システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110426761A (zh) * 2018-10-29 2019-11-08 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 带有金属光阑的环烯烃共聚物微透镜阵列及其制备方法

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