JP2016000875A - 関節用サポータ、サポータ用支持具、及び製造方法 - Google Patents

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喜隆 小村
Yoshitaka Komura
喜隆 小村
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Abstract

【課題】 高いフィット感とサポート力が期待できる関節用サポータを提供する。【解決手段】 関節用サポータは、関節周囲を覆うためのサポータ本体10と、湾曲した状態で成形された棒状弾性部材20と、棒状弾性部材20をサポータ本体10に固定する袋部100とを有する。棒状弾性部材20は、円形の断面を有する棒状の合成樹脂である。袋部100は、サポータ本体10に設けられ、棒状弾性部材10を挿入するために、棒状弾性部材10と同じ形状に湾曲している。【選択図】図1

Description

本発明は、関節用サポータ、サポータ用支持具、及び製造方法に関する。
例えば、特許文献1には、屈曲した状態を保てるように熱処理した形状記憶合金を袋体に納めたサポータが開示されている。
また、特許文献2には、板バネ体が装着された歩行矯正器が開示されている。
特開2004−263355 特開2005−279153
高いフィット感とサポート力が期待できる関節用サポータを提供することを目的とする。
本発明に係る関節用サポータは、関節周囲を覆うためのサポータ本体と、湾曲又は屈曲した状態で成形された棒状弾性部材と、前記棒状弾性部材を前記サポータ本体に固定する固定部とを有する。
好適には、前記棒状弾性部材は、円形又は楕円形の断面を有する棒状の合成樹脂である。
好適には、前記固定部は、前記サポータ本体に設けられ、前記棒状弾性部材を挿入するための袋部であり、前記袋部は、前記棒状弾性部材と同じ形状に湾曲又は屈曲している。
好適には、前記サポータ本体は、肩の周囲を覆うための伸縮性シート部材であり、前記棒状弾性部材は、肩の前後又はこれらのいずれか一方に配置され、装着状態において、装着者の上腕を持ち上げるように変形する。
好適には、前記サポータ本体は、膝の周囲を覆うための伸縮性シート部材であり、前記棒状弾性部材は、膝の左右又はこれらのいずれか一方に配置されてなる。
好適には、前記棒状弾性部材は、位置に応じて太さが異なる。
また、本発明に係るサポータ用支持具は、弾力性のある合成樹脂で構成され、湾曲又は屈曲した状態で成形された棒状部材を有し、サポータ本体の少なくとも一部の形状を弾性的に支持する。
また、本発明に係るサポータの製造方法は、合成樹脂を用いて、湾曲又は屈曲した状態で棒状部材を成形するステップと、成形された棒状部材を、サポータ本体に装着するステップとを有する。
好適には、前記サポータ本体に、湾曲又は屈曲したトンネル状の袋部を形成するステップをさらに有し、成形された前記棒状部材は、形成されたトンネル状の袋部に挿入されて、前記サポータ本体に装着される。
なお、本発明における「サポータ」は、人体に対するサポート機能を有する装具であればよく、例えば、関節の周囲のみを覆うものであっても、衣類のように、上肢又は下肢を全体的に覆うものであってもよい。
高いフィット感とサポート力が期待できる関節用サポータを提供することができる。
肩用サポータ1の全体構成を例示する図である。 サポータ支持具20を例示する図である。 肩用サポータ1を製造する製造方法を説明する図である。 肩用サポータ1を装着者に装着した状態を例示する図である。 装着された状態の肩用サポータ1を例示する図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、肩用サポータ1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、肩用サポータ1は、サポータ本体10と、サポータ支持具20(後述)と、補助ベルト12とで構成されている。なお、本図では、肩用サポータ1の外側(装着者の肩と接しない面)が表わされている。
サポータ本体10は、肩関節を覆う伸縮性シート部材で構成されている。サポータ本体10には、トンネル状の袋部100が設けられており、袋部100の端部に、サポータ支持具20(後述)を挿入するための挿入口102が設けられている。
サポータ本体10の上部には、補助ベルト12が装着されている。本図では、補助ベルト12の一方の端部が面ファスナー122によってサポータ本体10の左上端に固定され、装着時に、補助ベルト12の他端が面ファスナー124によってサポータ本体10の右上端に固定される。
サポータ本体10は、装着者の上腕を覆う上腕第1シート106及び上腕第2シート108と、装着者の肩甲骨周辺を覆う肩甲骨第1シート110及び肩甲骨第2シート112と、装着者の肩関節の頂点に当接する高伸縮部104とを含む。高伸縮部104は、サポータ本体10の他の部位よりも高い伸縮性を有する生地で構成されている。
また、上腕第1シート106から、高伸縮部104の左端を通って、肩甲骨第1シート110までの領域に、左側の袋部100が設けられ、上腕第2シート108から、高伸縮部104の右端を通って、肩甲骨第2シート112までの領域に、右側の袋部100が設けられている。
袋部100は、細長い湾曲したトンネル形状を有し、棒状のサポータ支持具20とほぼ同じ径である。これにより、サポータ支持具20が袋部100の内部で回転しないように固定される。すなわち、袋部100は、本発明に係る固定部の一例である。
また、袋部100の湾曲したトンネル形状は、サポータ支持具20の外形とほぼ同一である。これにより、非装着時において、袋部100は、サポータ支持具20を弾性変形させない状態で納めることができる。
図2は、サポータ支持具20を例示する図である。
図2に例示するように、サポータ支持具20は、弾力性のある合成樹脂で構成され、湾曲した棒状弾性部材である。なお、本例のサポータ支持具20は、曲線的に湾曲した棒状部材であるが、これに限定されるものではなく、直線的な部分と、折れ曲がった屈曲部とで構成された棒状部材(屈曲した棒状部材)であってもよい。また、サポータ支持具20は、円形又は楕円形の断面を有し、湾曲した状態で成形された合成樹脂である。例えば、サポータ支持具20は、湾曲したトンネル形状の金型に射出して成形された合成樹脂である。このように、湾曲した状態で成形された合成樹脂は、成形後に湾曲させたものに比べて、素材の偏り、あるいは、歪みや撓みが少ない。そのため、特にサポータ支持具20の断面が円形である場合には、様々な方向への曲げに対して比較的均質な弾性特性及び耐久性を有する。さらには、湾曲した状態の保持力も、湾曲した状態で成形された合成樹脂は、成形後に湾曲させたものよりも高い。
なお、本例のサポータ支持具20は、ほぼ均一な径を有するため、全体的にほぼ均一な弾性力を発揮するが、領域に応じて弾性力に強弱を付けたい場合には、サポータ支持具20は、領域毎に太さ(径)の異なる弾性部材であってもよい。
図3は、肩用サポータ1を製造する製造方法を説明する図である。
図3に例示するように、まず、製造者は、サポータ本体10に、湾曲したトンネル状の袋部100を形成する。
また、製造者は、合成樹脂を用いて、湾曲した状態で棒状部材を成形し、サポータ支持具20を作製する。
次に、製造者は、作製されたサポータ支持具20を、挿入口102から、サポータ本体10に形成された袋部100に挿入して、肩用サポータ1を完成させる。
図4は、肩用サポータ1を装着者に装着した状態を例示する図である。
図5は、装着された状態の肩用サポータ1を例示する図である。
図4及び図5に例示するように、サポータ本体10の上腕第1シート106及び上腕第2シート108が、装着者の上腕に巻き付けられて、端部に設けられた面ファスナーによって互いに固定される。
また、肩甲骨第1シート110及び肩甲骨第2シート112が、装着者の肩上面に巻き付けられ、補助ベルト12によって固定される。
このように、肩用サポータ1が装着者の肩に固定されると、サポータ本体10に挿入されている2つのサポータ支持具20は、装着者の肩の前後に配置される。サポータ支持具20は、装着者の肩の前面又は背面に対して、平面的に当接する。
そして、装着者が、図4のように、上腕を下方に下ろすと、サポータ支持具20が弾性変形する。すなわち、装着者が上腕を下方に下ろした状態では、肩用サポータ1が上腕を持ち上げるように弾性力を発揮する。これにより、肩関節が少し緩んだ状態となり、装着者のリラックス効果が期待できる。
なお、本図では、1つのサポータ本体10に対して、2つのサポータ支持具20が挿入されているが、必要に応じてサポータ支持具20を挿入口102から抜き出し、弾性力を調整してもよい。
装着者が上腕を前方又は後方に移動させた場合には、移動に対抗するように肩用サポータ1が弾性力を発揮して、前後の動きを制限する。このときの弾性力は、湾曲方向への弾性変形ではないため、直線状の棒状弾性部材と同様のものとなるが、その当接位置が、直線状ではなく平面的になり、比較的やわらかい当たりとなる。
以上説明したように、本実施形態の肩用サポータ1によれば、湾曲している棒状であるにもかかわらず様々な方向に対して比較的均質な弾性力を発揮するサポータ支持具20が挿入されているため、高いフィット感とサポート力が期待できる。
[変形例]
なお、上記実施形態では、肩用サポータ1を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、膝用サポータ、ひじ用サポータ、手首用サポータ、足首用サポータ、腰用サポータ、又は首用サポータであってもよい。例えば、膝用サポータである場合、サポータ本体は膝関節の周囲を覆う伸縮性シートであり、膝関節の左右にサポータ支持具20が配置される。膝用のサポータ支持具20は、例えば、装着者が膝を伸ばした場合に、膝が少し曲げられた状態となるように弾性変形する。
1…肩用サポータ
10…サポータ本体
20…サポータ支持具
100…袋部

Claims (9)

  1. 関節周囲を覆うためのサポータ本体と、
    湾曲又は屈曲した状態で成形された棒状弾性部材と、
    前記棒状弾性部材を前記サポータ本体に固定する固定部と
    を有する関節用サポータ。
  2. 前記棒状弾性部材は、円形又は楕円形の断面を有する棒状の合成樹脂である
    請求項1に記載の関節用サポータ。
  3. 前記固定部は、前記サポータ本体に設けられ、前記棒状弾性部材を挿入するための袋部であり、
    前記袋部は、前記棒状弾性部材と同じ形状に湾曲又は屈曲している
    請求項2に記載の関節用サポータ。
  4. 前記サポータ本体は、肩の周囲を覆うための伸縮性シート部材であり、
    前記棒状弾性部材は、肩の前後又はこれらのいずれか一方に配置され、装着状態において、装着者の上腕を持ち上げるように変形する
    請求項3に記載の関節用サポータ。
  5. 前記サポータ本体は、膝の周囲を覆うための伸縮性シート部材であり、
    前記棒状弾性部材は、膝の左右又はこれらのいずれか一方に配置されてなる
    請求項3に記載の関節用サポータ。
  6. 前記棒状弾性部材は、位置に応じて太さが異なる
    請求項3に記載の関節用サポータ。
  7. 弾力性のある合成樹脂で構成され、湾曲又は屈曲した状態で成形された棒状部材
    を有し、
    サポータ本体の少なくとも一部の形状を弾性的に支持する
    サポータ用支持具。
  8. 合成樹脂を用いて、湾曲又は屈曲した状態で棒状部材を成形するステップと、
    成形された棒状部材を、サポータ本体に装着するステップと
    を有するサポータの製造方法。
  9. 前記サポータ本体に、湾曲又は屈曲したトンネル状の袋部を形成するステップ
    をさらに有し、
    成形された前記棒状部材は、形成されたトンネル状の袋部に挿入されて、前記サポータ本体に装着される
    請求項8に記載のサポータの製造方法。
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