JP2016000619A - シート容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使い勝手がよく、シートの使用によって容器の大きさが小さくなり、携帯性に優れ、詰替えも可能なシート容器を提供する。
【解決手段】 C折りしたシート片10を、1枚ずつ交互に重ね合わせた状態で収納したシート容器12において、シート容器12は、C折りしたシート片10を1枚づつ交互に重ね合わせた方向と直交した側に取り出し口14を設け、シート片10を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向が、シート片10の取り出に応じて減少するシート容器12。
【選択図】図1
【解決手段】 C折りしたシート片10を、1枚ずつ交互に重ね合わせた状態で収納したシート容器12において、シート容器12は、C折りしたシート片10を1枚づつ交互に重ね合わせた方向と直交した側に取り出し口14を設け、シート片10を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向が、シート片10の取り出に応じて減少するシート容器12。
【選択図】図1
Description
本発明は、C折りしたシート片を複数収容するシート容器に関する。
従来、シートを収容する容器例えば、テッィシュペーパーに代表される容器形態には、ボックス型テッィシュペーパーと、携帯用のポケットティッシュが挙げられる。
これらのティッシュの折り方は2つ折りであり、通称「C折り」と呼ばれている。C折りを1枚ずつ交互に重ね合わせて積層として、上部からティッシュを取り出すのがボックス型のポップアップ方式である。
ボックス型は、ポップアップ方式が一般的であり使い勝手がよい。又、ボックス型は、枚数も150〜200枚と使い手がある。しかしながら、現行のボックス型では、容器が主に紙製で形成され、紙箱が大きくティッシュを使い切るまで容器の大きさは一定で変わらず場所を取る。一方、ポケットティッシュは容器が主に樹脂性フィルムで形成され、ティッシュの枚数が10枚以内と少ない。
容器からシートを取り出す際にシートが変形する技術に関して、特許文献1においては紙ハンカチ等のシートの容器が開示されている。この容器では、シートを取り出した時に瞬時に1枚に紙ハンカチが広がるようにしている。又、シート1枚がZ形状やジグザグ構造となり、1枚又は複数枚が箔、紙、カードボード製の外部包装体から形成される。シートをCZ構造やジグザグ構造は、常に、引き出し開口、又は、引き出す方向に直角な方向(積層体の長手方向)を向いている。
又、特許文献2では、市販のボックス型に収容されるティッシュを携帯用に装填する携帯用ケースを開示している。ティッシュの取り出方向はボックス型と同じポップアップ方式である。
又、特許文献3では、粘着シートをC折りとしてボックス型と同じポップアップ方式が開示されている。
又、特許文献4では、2つ折りの携帯容器で、市販のティッシュペーパーの取り出し口を外側にした携帯用小物入れが開示されている。
又、特許文献5では、半分に折ったティッシュペーパーを2つ折りとして、3つ折り4つ折りとして、これらをC折りで積層体としたポップアップ式方式のティッシュペーパーが開示されている。
しかしながら、前述の従来のシートの折り畳み構造では、ボックス型でも、携帯用でも容器から上方にポップアップして取り出すことにしており、多数枚を収容しかつ取り出し易い構成が未提案であった。特に、厚手のシートを容器に収容した場合にポップアップ方式では、取り出しにくく使い勝手が悪いという問題が生じる。
本発明は、斯かる実情に鑑み、使い勝手がよく、シートの使用によって容器の大きさが小さくなり、携帯性に優れ、詰替えも可能なシート容器を提供するものである。
本発明は、C折りしたシート片を、1枚ずつ交互に重ね合わせた状態で収納したシート容器において、
シート容器は、C折りしたシート片を1枚づつ交互に重ね合わせた方向と直交した側に取り出し口を設け、
シート片を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向が、シート片の取り出に応じて減少することを特徴とするシート容器である。
シート容器は、C折りしたシート片を1枚づつ交互に重ね合わせた方向と直交した側に取り出し口を設け、
シート片を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向が、シート片の取り出に応じて減少することを特徴とするシート容器である。
本発明において、シート容器が取り出し口を備えたピロー型であることが好適である。
本発明において、シート容器の材質が、紙製、布製、又は樹脂製フィルムであることが好適である。
本発明のシート容器によれば、シート容器は、C折りしたシート片を1枚づつ交互に重ね合わせた方向と直交した側に取り出し口を設け、シート片を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向が、シート片の取り出に応じて減少するようにしたので、取り出し口からシート片を取り出すことができ、一つのシート片を取り出すと重ね合わせた次のシート片の口元が取り出し口から飛び出した状態になる。この次のシート片の飛び出した口元をつまんで次回に便利に使用することができる。
又、容器から取り出したシート片は、C字折りであるので瞬時に広がり、一般のポケットティッシュのような広げる必要がなく使い易い。又、次のシート片の飛び出した口元は僅かな突出のために、汚れることがなく衛生的である。
なお、シート容器が取り出し口を備えたピロー型等の軟包装の容器であれば使い続ける度に厚みが小さくなり、又、容器を折り畳むことが可能であるので携帯性に優れる。又、市販のボックスティッシュの積層体を詰替えて同様な効果が得られる。
シート容器の材質が、紙製、布製、又は樹脂製フィルムであることが好ましい。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1はシート片を収容したシート容器を示す、図2〜図3はシート片の折り畳み説明図である。
図1に示すように、実施形態は、C折りしたシート片10を、1枚ずつ交互に重ね合わせた状態の積層体として収容するシート容器12である。具体的には、クッキングペーパータオル、ペーパータオル、ティッシュペーパー等シート片10を収容する取り出し口14の有るピロー形状のシート容器12に関する。
シート片10のC折りは、図2に示すように、折りと直角方向から見て概略C字形状を呈したものである。そして、図3に示すように、C折りしたシート片10を1枚づつ交互に重ね合わせてシート容器に収容する。
具体的には、図2(a)に示すように、C折りしたシート片10は、中央の折り線10aを中心に両方の側部10b、10bが対向するように折り、両方の側部10b、10b間に隙間10cを設ける。そして、図2(b)に示すように、一つのシート片10の隙間10cに他のシート片10の側部10bが入り込んだ形になるように折り重ねる。
図3は、上述のようにして複数のシート片10を次々に折り重ねた状態を示す。複数のシート片10を折り重ねるのに、隙間10cの開口方向(折り線10aの反対側)が交互になる。一つのシート片10に対して上・下のシート片10の関係は、一つのシート片10の隙間10cに二つの他のシート片10の各側部10bが入り込んだ形になるように折り重ねる。
図1に示すように、このシート容器12は、C折りしたシート片10が図3のように複数重ねられたもの(シート積層体)を、1枚づつ交互に重ね合わせた方向(Z方向)と直交した側(Y方向)に取り出し口14を開口して設けている。
そして、シート容器12は、シート片10を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向が、シート片10の取り出に応じて減少する柔軟性容器である。
一つのシート片10を取り出すと重ね合わせた次のシート片10の口元が取り出し口14から飛び出した状態になる。
シート容器は、柔軟性容器であり、一端に取り出し口14を備えたピロー型である。取り出し口14は、スリットで切れるものでも、解放口でも、折り重なったものでも、フラップで蓋ができるものでもいずれでもよい。
又、シート容器12は、柔軟性容器とするため、その材質を、紙製、布製、又は樹脂製フィルムとし、柔軟性のある材質ならいずれでもよい。
実施形態のシート容器12によれば、C折りしたシート片10を1枚づつ交互に重ね合わせた方向(Z方向)と直交した側(Y方向)に取り出し口14を設け、シート片10を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向(Z方向)が、シート片10の取り出に応じて減少するようにしたので、取り出し口14からシート片10を取り出すことができ、一つのシート片10を取り出すと重ね合わせた次のシート片の口元が取り出し口14から飛び出した状態になる。この次のシート片10の飛び出した口元をつまんで次回に便利に使用することができる。
又、シート容器12から取り出したシート片10は、C字折りであるので瞬時に広がり、一般のポケットティッシュのような広げる必要がなく使い易い。又、次のシート片10の飛び出した口元は僅かな突出のために、汚れることがなく衛生的である。
又、シート容器12が取り出し口14を備えたピロー型等の軟包装の容器なので、使い続ける度に厚みが小さくなり、置き場所を取らず便利である。
又、シート容器12は紙製、布製、樹脂製フィルム等の柔軟性容器の使用により、その柔軟性から折り畳むことが可能であるので携帯性に優れる。
又、市販のボックスティッシュの積層体のティッシュペーパーをシート片10としてシート容器12に詰替えて同様な効果が得られる。又、ティッシュペーパー以外にペーパータオル、湿式ペーパーをシート容器12に詰めて使用できる。ただ、皺になるシート(例えばアルミホイル)や密着し易いシート(ラップ)の使用は好ましくない。
本発明のシート容器は、ティッシュペーパー、クッキングペーパー等のシート容器に利用することができる。
10 シート片
12 シート容器
14 取り出し口
12 シート容器
14 取り出し口
Claims (3)
- C折りしたシート片を、1枚ずつ交互に重ね合わせた状態で収納したシート容器において、
シート容器は、C折りしたシート片を1枚づつ交互に重ね合わせた方向と直交した側に取り出し口を設け、
シート片を1枚づつ交互に重ね合わせた高さ方向が、シート片の取り出に応じて減少することを特徴とするシート容器。 - シート容器が取り出し口を備えたピロー型であることを特徴とする請求項1に記載のシート容器。
- シート容器の材質が、紙製、布製、又は樹脂製フィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014120189A JP2016000619A (ja) | 2014-06-11 | 2014-06-11 | シート容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014120189A JP2016000619A (ja) | 2014-06-11 | 2014-06-11 | シート容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016000619A true JP2016000619A (ja) | 2016-01-07 |
Family
ID=55076451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014120189A Pending JP2016000619A (ja) | 2014-06-11 | 2014-06-11 | シート容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016000619A (ja) |
-
2014
- 2014-06-11 JP JP2014120189A patent/JP2016000619A/ja active Pending
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