JP2015537297A - 全二重差動対を有するusbインタフェース上のイーサネット(登録商標) - Google Patents

全二重差動対を有するusbインタフェース上のイーサネット(登録商標) Download PDF

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Abstract

USBポートおよびUSB接続(例えばUSBケーブル)を介して提供されたイーサネット通信またはUSB通信を用いて、ホストデバイスが外部デバイスと通信することを可能にするシステムおよび方法が開示される。ホストデバイスはプロセッサと、プロセッサに接続されるイーサネットメディアアクセス制御(MAC)回路と、プロセッサに接続されるUSBコントローラと、USB接続を介して外部デバイスに接続されるUSBポートと、モード選択信号に応答して、USBポートと、イーサネットMAC回路およびUSBコントローラのいずれかと、の間に接続されるトランシーバと、を含む。ホストデバイスはさらに、外部デバイスがUSBデバイスであるかあるいはイーサネットデバイスであるかの決定に応答して、前記モード選択信号を生成する検出回路を含むことができる。

Description

[0001]本実施形態は、概してコンピュータネットワークに関し、特に、USBインタフェース上のイーサネット通信を提供することに関する。
[0002]コンピュータ、外部周辺機器、ネットワークを接続するための種々のインタフェース標準が、高速で簡単な接続性を提供するために用いられる。例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)は、PCおよびラップトップなどのコンピュータをマウス、キーボード、プリンタ、フラッシュドライブ、などの広範な周辺装置に接続するのに共通して使用される高速シリアルバスプロトコルであり、イーサネットプロトコルは、ローカルエリアネットワーク(LAN)およびワイドエリアネットワーク(WAN)におけるコンピュータに接続するためのネットワーク標準である。
[0003]より詳細には、USBプロトコルは、非常に多様な範囲の周辺機器をそのコンピュータに接続するために、強化されたかつ使用が簡単なインタフェースを、PCユーザに提供するために開発された。USBの開発は最初、小型プロファイルの周辺コネクタから大きな恩恵を受ける、ラップトップコンピュータに対する考慮によって推し進められた。さらに、USB装置は、ホットプラグ可能であり、それらは、PCを電源オフすることなしにPCに接続したりPCから取り外したりすることができる。
[0004]IEEE802.3シリーズ標準において実現されたイーサネットプロトコルは、例えば同軸ケーブル、より対線ケーブル(例えばCAT−5およびCTA−6ケーブル)、そして光ファイバ線、を含むいくつかの異なる媒体を介したイーサネット通信を可能にする。イーサネットは、メディアアクセス制御(MAC)層でのネットワークアクセスを介して、および共通のアドレシングフォーマットを通して物理層(PHY)のための多数の書き込みおよびシグナリング標準を規定する。MAC層は、7層オープンシステムインターコネクト(OSI)モデルにおいて規定されたデータリンク層のサブレイヤであり、論理リンク制御(LLC)サブレイヤと、ネットワークの物理(PHY)レイヤとの間のインタフェースとして機能する。
[0005]PCなどの多くのホストデバイスにとって、イーサネット技術は、デバイスのマザーボード内に埋め込まれており、ホストデバイスは、デバイス内に提供されたイーサネットポートに取り付けられたイーサネットケーブルを介してイーサネットネットワークに容易に接続することができる。例えば多くの現代のイーサネットポートは、イーサネットより対ケーブル(例えばCAT−5およびCAT−6)と接合するRJ45コネクタを含む。しかしながら、非常に薄いノートブックコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータなどのより小さい計算装置に関連して、イーサネットポートのフォームファクタ(form factor)が比較的大きいので、多くのこれらの小さな計算装置は、イーサネットケーブルと接続するイーサネットポートを含まない。
[0006]イーサネットポートを含まないホストデバイスの場合、イーサネット機能は、デバイスのUSBポート(RJ45ポートよりもより小さい)を用いて提供されることができる。そのようなデバイスの場合、ユーザは、USB対イーサネットアダプタをデバイスの利用可能なUSBポートの1つに取り付けて、デバイスに対するイーサネット機能性を提供する。動作において、USB対イーサネットアダプタは、ホストデバイスのUSBポートと、アダプタのイーサネットポートと、の間のインタフェースを提供する。アダプタのイーサネットポートには、CAT−5ケーブルなどのイーサネットケーブルを用いてイーサネットネットワークが接続される。
[0007](例えばイーサネットポートではなく)USBポートを用いてホストデバイスをイーサネットネットワークに効果的に接続することができるが、従来のUSB対イーサネットアダプタは、高価であり、大きな量の電源を消費し、複雑なアレイの回路素子を含む。例えば、従来のUSB対イーサネットアダプタは概して、ホストデバイスのUSBポートと通信するためのUSBコントローラと、アダプタのイーサネットポートを介してイーサネットケーブルと通信するためのイーサネットPHYと、アダプタのUSBコントローラとイーサネットPHY間の通信を確立するためのイーサネットMACとを含む。そのようなシステムの場合、ホストデバイスは概して、USBコントローラを介してそのUSBポートに接続されたイーサネットMACを含む。
[0008]すなわち、より少ない電力を消費し、より少ない回路を使用し、より大きなスループットを可能にする、より小さいフォームファクタのUSB対イーサネットアダプタおよび関連するホストデバイスアーキテクチャに対する必要性が存在する。
[0009]USBポートおよびUSB接続(例えばUSBケーブル)を介して提供された、イーサネット通信あるいはUSB通信を用いて、ホストデバイスが外部デバイスと通信することを可能にするシステムおよび方法が開示される。一部の実施形態の場合、ホストデバイスは、外部デバイスに送信するべきデータを生成するためのプロセッサと、前記プロセッサに接続されたイーサネットメディアアクセス制御(MAC)回路と、前記プロセッサに接続されたUSBコントローラと、USB接続を介して外部デバイスに接続されるべきUSBポートと、前記USBポートに接続された第1の端子と、モード選択信号に応答して、イーサネットMAC回路あるいはUSBコントローラに接続される第2の端子とを含むトランシーバと、を含む。ホストデバイスは、外部デバイスがUSBデバイスであるかイーサネットデバイスであるかの決定に応答して、モード選択信号を生成する検出回路を含む。
[0010]少なくとも一部の実施形態において、トランシーバはUSB3.0準拠のインタフェースの一部を構成し、USB接続を介してホストデバイスと外部デバイス間に全二重シグナリングを提供するために、少なくとも2つの差動トランジスタ対を含む。少なくとも一部の実施形態において、トランシーバは、USB2.0プロトコルにしたがって通信するレガシーデバイスと逆方向の両立性を提供するために、第3の差動対を含む。
[0011]一部の実施形態において、外部デバイスがUSBデバイスであると決定されたならば、モード選択信号は、ホストデバイスをUSBモードの動作に移行させる第1の状態に駆動される。USBモードの動作において、選択回路は、トランシーバをUSBコントローラに接続するとともに、トランシーバをイーサネットMAC回路から分離する。その後、トランシーバは、USBポートを介してホストデバイスのUSBコントローラと外部デバイス間でUSB信号を交換するために、USB準拠のトランシーバとして動作することになる。
[0012]逆に、外部デバイスがイーサネットデバイスであると決定されたならば、モード選択信号は、ホストデバイスをイーサネットモードの動作に移行させる第2の状態に駆動される。イーサネットモードの動作において、選択回路は、トランシーバをイーサネットMAC回路に接続するとともに、トランシーバをUSBコントローラから分離する。そのあと、トランシーバは、USBポートを介して、ホストデバイスのイーサネットMAC回路と外部デバイス間でイーサネット信号を交換するために、MACサイドメディア独立インタフェースとして動作する。このようにして、外部イーサネットデバイス上に提供されたPHYサイドメディア独立インタフェースは、ホストデバイス上に提供されたトランシーバとともに動作することができ、ホストデバイス上に提供されたイーサネットMACと、外部イーサネットデバイス上に提供されたイーサネットPHY回路間で信号の交換を確立するシリアルギガビットメディア独立インタフェースを提供する。その結果、外部イーサネットデバイスは、USBコントローラもイーサネットMAC回路の含まないことになり、外部イーサネットデバイスの面積と電力消費を低減することができる。
[0013]さらに、ホストデバイスは、任意のイーサネットPHY回路を含まず、ホストデバイスは(例えば外部イーサネットデバイス上の8B/10B符号化機能を実行するのとは逆に)イーサネット通信のための8B/10B符号化機能を実行することができる。さらに、ホストデバイスのUSB3.0準拠のインタフェースの一部をイーサネット通信のためのメディア独立インタフェースとして使用することは、スループットを増大させることができる。これは、(外部デバイスへの送信のためにイーサネットデータをUSB信号に変換し、その後、当該信号を外部デバイス内でイーサネットデータに変換するのとは逆に)イーサネット信号はUSB接続を介してホストデバイスから外部デバイスに直接送信されるからである。
[0014]
少なくとも1つの他の実施形態に関して、トランシーバは他のタイプのインタフェース(例えばPCIタイプインタフェース)の一部を形成し、USB接続を介してホストデバイスと外部デバイス間に全二重シグナリングを提供するために、少なくとも2つの差動トランジスタ対を含む。
[0015]本実施形態は、例によって示され、添付の図面の図によって限定されることはない。
[0016]図1は、イーサネットネットワークデバイスのブロック図である。 [0017]図2は、いくつかの実施形態にしたがったコンピュータシステムのブロック図である。 [0018]図3Aは、図2の外部デバイスの一実施形態である例示的USBデバイスのブロック図である。 [0019]図3Bは、図2の外部デバイスの他の実施形態である例示的USB対イーサネットアダプタのブロック図である。 [0020]図4は、いくつかの実施形態にしたがった、図2のシステムの模範的動作を示す例示的フローチャートである。 [0021]図5Aは、USBモードにおいて動作するように構成された、図2のコンピュータシステムの簡略化された機能ブロック図である。 [0022]図5Bは、イーサネットモードにおいて動作するように構成された、図2のコンピュータシステムの簡略化された機能ブロック図である。
[0023]同じ参照番号は図面全図にわたって対応する部分を意味する。
[0024]以下の説明において、多くの特定の詳細は、本開示の完全な理解を提供するために述べられる。また、以下の説明において、本実施形態の完全な理解を提供するために、特定の術語が列挙される。しかしながら、当業者にとって、本実施形態を実施するために、これらの特別の詳細は要求されないことは明らかである。他の例においては、本開示をあいまいにするのを避けるために、よく知られた回路およびデバイスはブロック図で示される。ここで用いられる“接続された”という用語は、直接接続されるかあるいは1つ以上の仲介する部品あるいは回路を介して接続されることを意味する。さらに、術語“プロトコル”および“標準”は、適用可能なプロトコルあるいは標準によって統制される通信を意味し、この開示の目的のために交換可能である。ここに記述された種々のバスを介して提供される任意の信号は、他の信号と時間多重されることができ、1つ以上の共通バスを介して提供される。さらに、回路要素あるいはソフトウエアブロック間の連結は、バスあるいは単一の信号線として示される。バスの各々は、代替的に単一の信号線であり、単一の信号線の各々は、代替的にバスであり、単一の線あるいはバスは部品間での通信のための種々の物理的または論理的機構の1つまたはそれ以上のものを表す。
[0025]ここでの開示によれば、オープンシステムインターコネクション(OSI)モデルに対して参照が行われ、OSIモデルは7つのロジカルレイヤを含み、レイヤ1は、フィジカルレイヤであり、レイヤ2はデータリンクレイヤであり、レイヤ3はネットワークレイヤであり、レイヤ4はトランスポートレイヤであり、レイヤ5はセッションレイヤであり、レイヤ6はプレゼンテーションレイヤであり、レイヤ7はアプリケーションレイヤである。OSIレイヤにおいて階層が高くなるほどエンドユーザに近づく。OSIレイヤにおいて階層が低くなるほど物理チャネルに近くなる。例えば、OSIモデル階層の最上位はアプリケーションレイヤであり、エンドユーザのソフトウエアアプリケーションと直接相互交信する。逆に、OSIモデル階層の最下位はフィジカルレイヤであり、ネットワークデバイスと物理通信媒体間の関係を規定する。
[0026]より詳細には、フィジカルレイヤは物理媒体に対して電気的および物理的仕様を提供し、媒体を介して送信するべきデータを変調するとともに受信するべきデータを復調することが可能なトランシーバを含む。データリンクレイヤは、デバイス間のデータ通信のために、アドレシングおよびチャネルアクセス制御機構などの、機能およびプロシージャに関する詳細を提供する。データリンクレイヤは、ロジカルリンク制御(LLC)と、メディアアクセス制御(MAC)レイヤ、の2つのサブレイヤを含む。
[0027]イーサネットプロトコルを使用して通信するシステムおよびデバイスにおいて、MACレイヤとPHYレイヤ間に、当該2つのレイヤ間で情報の交換を確立するためのインタフェースが存在する。MACレイヤはデータ送信に使用される物理媒体に関して非依存性(agnostic)であり(すなわち使用される特定のPHYデバイスに関して非依存性であるので)、このインタフェースは、メディア独立インタフェース(MII)と呼ばれる。このようにして、MIIは、与えられたMACデバイスを広範囲のPHYデバイスとともに使用することを可能にする。術語MIIは、全体的な類(genus)に加えて、特別なタイプのメディア独立インタフェースを意味する。ここに使用されているように、術語“メディアアクセスインタフェース”および“MII”は、別途記述されない限りにおいてそのようなインタフェースの全体的な類を意味する。MIIの例は、アタッチメントユニットインタフェース(AUI)、MII、縮小された(reduced)MII、ギガビットMII(GMII)、縮小された(reduced)GMII、シリアルGMII(SGMII)、クワッドSGMII(QSGMII)、10GMII、そしてソースシンクロナスシリアルMII(S3MII)を含む。
[0028]例えば、図1は、物理媒体M1(例えばより対線ケーブルなどのイーサネットケーブル)を介して、外部イーサネットネットワーク(簡略化のために図示しない)と通信可能なネットワークデバイス100の機能ブロック図である。ネットワークデバイス100は、プロセッサ110、メモリ120、PHYデバイス130、そしてMACデバイス140を含む。PHYデバイス130は、物理媒体M1に接続されたイーサネットトランシーバ135を含む。イーサネットトランシーバ135は、図1においてPHYデバイス130内に含まれるものとして示されているが、トランシーバ135はスタンドアロンデバイスあるいは一体化された回路であることができる。メモリ120は、例えばEEPROMあるいはフラッシュメモリを含む、任意の適切なメモリ要素あるいはデバイスであることができる。プロセッサ110は、例えばメモリ120に記憶された1つ以上のソフトウエアプログラムのスクリプトまたは命令を実行することができる任意の適切なプロセッサであることができる。
[0029]PHYデバイス130およびMACデバイス140はそれぞれ、一組の信号経路160を介して2つのデバイス間で信号を送信するための、それぞれメディア独立インタフェース150−1および150−2を含む。いくつかの実施形態において、信号経路160は、PHYデバイス130からMACデバイス140へ信号を送信するための、信号線の第1の差動対(例えば低電圧差動シグナリング対)と、MACデバイス140からPHYデバイス130へ信号を送信するための、信号線の第2の差動対(例えば低電圧差動シグナリング対)とを含む。各差動対は、PHYデバイス130とMACデバイス140間に1ビットデータパスを提供する。すなわち信号パスはPHYデバイス130からMACデバイス140への第1のシリアルパスと、MACデバイス140からPHYデバイス130への第2のシリアルパスとを含む。
[0030]より詳細には、より詳細には、MII150−1はそれぞれ、MACデバイス140にデータを送信するとともに、MACデバイス140からデータを受信するための、第1および第2のPHYサイド差動トランジスタ対(簡略化のために図示せず)を含むことができる。MII150−2はそれぞれ、PHYデバイス130にデータを送信するとともに、PHYデバイス130からデータを受信するための、第1および第2のMACサイド差動トランジスタ対(簡略化のために図示せず)を含むことができる。すなわち、MII150−1はここではPHYサイドMIIと呼ぶことができ、MII150−2はここではMACサイドMIIと呼ぶことができる。いくつかの実施形態において、信号パス160は、PHYデバイス130とMACデバイス140間でクロック信号を送信するための信号線を含まない。例えば、インタフェース150−1および150−2はソースシンクロナスでなくともよい。
[0031]MACデバイス140は、OSI MACサブレイヤの機能を実装する任意のデバイスあるいは集積回路であることができ、スタンドアロンデバイスであるかあるいはネットワークデバイス100内に一体化することができる。同様にして、」PHYデバイス130は、OSI物理レイヤの機能を実装する任意のデバイスあるいは集積回路であることができ、スタンドアロンであるかあるいはネットワークデバイス100内に一体化することができる。いくつかの実施形態において、PHYデバイス130およびMACデバイス140はそれぞれ回路基板に取り付けられた集積回路内に実装されることができ、信号経路160は、回路基板上のトレースとして実装することができる。
[0032]データ送信動作の間、ネットワークデバイス100上のエンドユーザソフトウエアアプリケーションが媒体M1を介してネットワークにデータを送信するときに、プロセッサ110は、OSIモデルの最上位レイヤにしたがってデータを処理し、それから当該データをMACデバイス140を介してPHYデバイス130に送信する。その後、PHYデバイス130は、データをトランシーバ135を介して物理チャネルM1に送信する。
[0033]上記したように、ホストデバイスが、USB接続を介して、外部デバイスとのイーサネット通信あるいはUSB通信を確立することを可能にする、システムおよび方法が開示された。例えば、図2は、いくつかの実施形態にしたがった、ホストデバイス200および外部デバイス280を含むシステム20を示す。ホストデバイス200は、プロセッサ210、イーサネットMAC回路220、USBコントローラ230、選択回路240、トランシーバ250、USBポート260、そして検出回路270を含む。
[0034]プロセッサ210は、関連するメモリ(簡略化のために図示せず)に記憶された1つ以上のソフトウエアプログラムのスクリプトあるいは命令を実行することができる任意の適切なプロセッサであることができ、外部デバイス280に送信されるべきデータを生成することができ、および/または外部デバイス280から受信したデータを処理することができる。
[0035]イーサネットMAC回路220は、バス201を介してプロセッサ210に接続されるが、(例えば図1のMACデバイス140に関して上記されたような)OSI MACサブレイヤの機能を実装する任意のデバイスあるいは集積回路であることができ、スタンドアロンかあるいはホストデバイス200内に一体化することができる。少なくともいくつかの実施形態において、イーサネットMAC回路220は、イーサネット通信のための8B/10B符号化機能を提供することができる物理コーディングサブレイヤ(PCS)回路(簡略化のために図示せず)を含むかあるいは同回路に関連付けることができる。
[0036]バス202を介してプロセッサ210に接続されたUSBコントローラ230は、プロセッサ210とUSBポート260間にUSB通信を確立することができる適切なUSBコントローラであることができる。少なくともいくつかの実施形態において、USBコントローラ230は、USB通信のための符号化機能を提供するためにPCS回路(簡略化のために図示せず)を含むかあるいは同回路に関連付けることができる。
[0037]バス201および202は、任意の適切な信号線であるかあるいは、例えばPCI、PCIE、AHBおよび/またはAXIを含む、任意の適切なバスアーキテクチャを実装することができる。一実施形態において、バス201および202は同じバスであることができる。
[0038]トランシーバ250は、イーサネットMAC回路220あるいはUSBコントローラ230に選択的に接続するための第1の端子と、USBポート260に接続するための第2の端子と、接続275(例えばUSBケーブル)を介してホストデバイス200と外部デバイス280間の全二重シグナリングを可能にする少なくとも2つの差動対(簡略化のための図示せず)と、を含む。例えば、トランシーバ250の第1の差動対(例えば低電圧差動シグナリングトランジスタ対)は、USBケーブル275を介してホストデバイス200から外部デバイス280に信号を送信するのに用いることができ、トランシーバ250の第2の差動対(例えば低電圧差動シグナリングトランジスタ対)は、USBケーブル275を介して外部デバイス280からの信号を受信するのに用いることができる。すなわち、以下に詳細に述べるように、ホストデバイス200のトランシーバ250は、イーサネットMAC回路220およびUSBコントローラ230によって共有されることができる。これは、別個のUSBおよびイーサネットトランシーバを含むことができる従来のホストデバイスアーキテクチャと対照的である。
[0039]いくつかの実施形態において、トランシーバ250は、USB3.0標準に準拠しており、(例えば上記した第1および第2の差動対に加えて)USB2.0標準にしたがって動作するレガシーデバイスのために半二重シグナリングを提供可能な第3の差動対を含む。
[0040]他の実施形態において、トランシーバ250は、PCI、PCI−X、PCIエクスプレス、あるいはPCI−SIGなどのペリフェラルコンポーネントインタフェース(PCI)の一部を形成することができる。さらに他の実施形態において、トランシーバ250は、より進んだマイクロコントローラバスアーキテクチャーハイパフォーマンスバス(AHB)の一部を形成することができる。さらに他の実施形態において、トランシーバ250は、より進んだ拡張可能なインタフェース(AXI)の一部を形成することができる。これらの実施形態において、トランシーバ250は、接続275を介してホストデバイスと外部デバイス間に全二重シグナリングを提供するために、少なくとも2つの差動トランジスタ対を含む。ホストデバイス200と外部デバイス280間の接続275は、USB以外の1つ以上の通信プロトコルにしたがって動作することができる。
[0041]選択回路240は、イーサネットMAC回路220に接続された第1の端子と、USBコントローラ230に接続された第2の端子と、トランシーバ250の第1の端子に接続された第3の端子と、モード選択信号を受信するための制御入力と、を含む。選択回路240は、モード選択信号に応答して、トランシーバ250を選択的に、イーサネットMAC回路220かあるいはUSBコントローラ230に接続する任意のスイッチングまたはマルチプレックス回路であることができる。ここに記述された実施形態の少なくとも一部において、モード選択信号は検出回路270によって生成される。この検出回路270は、外部デバイス280が(例えばUSB通信プロトコルを用いてホストデバイス200と通信する)USBデバイスであるか、(例えばイーサネット標準を用いてホストデバイス200と通信する)イーサネットデバイスであるかを決定することができる。例えば、検出回路270は、外部デバイス280はUSBデバイスであることを示すためにモード選択信号を第1の状態に駆動することができ、外部デバイス280がイーサネットデバイスであることを示すためにモード選択信号を第2の状態に駆動することができる。少なくとも別の実施形態において、モード選択信号はホストデバイス200のユーザによって生成されることができる。
[0042]外部デバイス280は、USBポート260に直接接続されるかあるいはUSBケーブル275を介してUSBポート260に接続される任意の適切なデバイスであることができる。上記したように、外部デバイス280はUSBデバイス(例えばUSBフラッシュドライブ、マウス、など)あるいは、イーサネットデバイス(例えば外部イーサネットネットワークに接続されたイーサネットアダプタ)であることができる。より詳細には、図3Aは、図2の外部デバイス280の一実施形態である外部デバイス300を示す。外部デバイス300が、USB回路320に接続されたUSBコントローラ310を含むように示される。ここでは外部デバイス300は、USB準拠の(例えばUSB2.0及び/またはUSB3.0プロトコルに合致する)シグナリング技術を用いてホストデバイス200と通信することができるので、“USBデバイス”と呼ばれる。USBコントローラ310は、任意の適切なUSBコントローラであり、ホストデバイス200のUSBポート260、トランシーバ250、USBコントローラ230を介して、USB回路320とホストデバイス200間にUSB通信を確立する。USB回路320は、データを配送、処理、および/または記憶する任意の適切な回路を含むことができる。一例として、外部デバイス300がUSBフラッシュドライブである実施形態において、USB回路320はフラッシュメモリ及び関連するメモリコントローラを含むことができる。他の例として、外部デバイス300がマウスである実施形態において、USB回路320はマウスアーキテクチャおよび関連するコントローラを含むことができる。
[0043]
図3Bは、図2の外部デバイス280の他の実施形態である外部デバイス350を示す。外部デバイス350は、いくつかの実施形態にしたがって構成されたUSB対イーサネットアダプタである。外部デバイス350は、イーサネット標準によって統制される通信を用いてホストデバイス200と通信することができるので、ここでは、“イーサネットデバイス”と呼ばれる。外部デバイス350は、イーサネットMII360と、イーサネットPHY370とを含むように示されている。イーサネットPHY370は、(例えば図1のPHYデバイス130に関して上記したような)OSI物理層の機能を実装する任意のデバイスあるいは集積回路であることができ、(例えばより対線CAT−5あるいはCAT−6ケーブルなどの)適当なイーサネットケーブルによって外部イーサネットネットワークに接続されることができるイーサネットポート(例えばRJ45コネクタ)に関連する。
[0044]
イーサネットMII360は、ホストデバイス200のUSBポート260、トランシーバ250、そしてイーサネットMAC回路220を介して、イーサネットPHY370とホストデバイス200間のイーサネット通信を確立する。以下により詳細に説明されるように、外部デバイス350がホストデバイス200のUSBポート260を介してホストデバイス200に接続されるとき、外部デバイス350のイーサネットMII360とホストデバイス200のトランシーバ250とは、ホストデバイス200のイーサネットMAC回路220と外部デバイス350のイーサネットPHY370間にデータの交換を確立する(例えばSGMIIなどの)MIIを形成する。このようにして、トランシーバ250はMACサイドMIIとして動作するとともに、イーサネットMII360はPHYサイドMIIとして動作し、外部デバイス350およびホストデバイス200が、図1のPHYデバイス130およびMACデバイス140間でのデータ交換と類似の方法で、データを交換することを可能にする。その結果、(例えば図3Bに示されるような)USB対イーサネットアダプタとして構成される外部デバイス350の実施形態は、USBコントローラあるいは外部デバイス350上に設けられるイーサネットMAC回路なしに、ホストデバイス200に対して信号を送信したりホストデバイス200から信号を受信することができ、ホストデバイス200は、別個のイーサネットトランシーバなしに外部デバイス350に信号を送信したり外部デバイス350から信号を受信することができる。
[0045]
外部デバイス280と通信するホストデバイス200の例示的動作について、図4の例示的フローチャート400に関連して以下に記述される。ユーザが、(例えば、外部デバイス280のUSBインタフェースをホストデバイス200のUSBポート260にプラグインすることによって)外部デバイス280をホストデバイス200に接続した後で、検出回路270は、外部デバイス280がUSBデバイスであるかイーサネットデバイスであるかを決定する(402)。外部デバイス280がUSBデバイスであるならば、ブロック404で試験されたように、検出回路270は、モード選択信号を動作のUSBモードをshメス第1の状態に駆動する(406)。モード選択信号の第1の状態に応答して、ホストデバイス200は、動作のUSBモードに移行し、選択回路240は、トランシーバ250をUSBコントローラ230に接続するとともに、トランシーバ250をイーサネットMAC回路220から分離する(408)。いくつかの実施形態において、イーサネットMAC回路220は、例えば、モード選択信号の第1の状態に応答して、USBモードの間、不作動状態にされる(410)。その後、トランシーバ250は、(例えばUSB2.0プロトコル、USB3.0プロトコル、あるいは他のUSBプロトコルのいずれかにしたがって)USB PHYデバイスとして動作し、ホストデバイス200と外部デバイス280とは、USBプロトコルと合致した方法で、USBポート260を介して、USBコントローラ230およびトランシーバ250を用いて信号を交換することができる(412)。
[0046]
例えば、図5Aは、図3Aの外部デバイス300に接続されるときにUSBモードにおいて動作するホストデバイス200を示す。より詳細には、ホストデバイス200がUSMモードで動作するときに、(上記したようにUSB3.0準拠のインタフェースを形成する)トランシーバ250は、例えば図5Aに示されるように、USBポート260を介した外部デバイス300への送信のためにUSBコントローラ230から受信した信号を変調するとともに、USBコントローラ230への送信のためにUSBポート260を介して外部デバイス300から受信した信号を復調する。すなわち、図5Aに示されるように、ホストデバイス200は、USB通信プロトコルにしたがって外部デバイス300とデータを交換することができる。
[0047]
再び図4を参照すると、404で試験されたように、もし検出回路270が外部デバイス280はイーサネットデバイスであると決定したならば、ホストデバイス200は動作のイーサネットモードに移行し、検出回路270は、モード選択信号を、動作のイーサネットモードを示す第2の状態に駆動する(416)。モード選択信号の第2の状態に応答して、選択回路240はトランシーバ250をイーサネットMAC回路220に接続するとともに、トランシーバ250をUSBコントローラ230から分離する(418)。少なくとも一部の実施形態において、USBコントローラ230は、例えば、モード選択信号の第2の状態に応答して、イーサネットモードの間、不作動状態にされることができる(420)。その後、トランシーバ250はイーサネットMACサイドMIIとして動作し、ホストデバイス200と外部デバイス280とは、イーサネットMAC回路220および通信プロトコルに合致した方法で、USBポート260を介してイーサネットMAC回路220およびトランシーバ250を用いて信号を交換することができる(422)。
[0048]
例えば、図5Bは、図3Bの外部USB対イーサネットアダプタ350に接続されたときにイーサネットモードで動作するホストデバイス200を示す。ホストデバイス200がイーサネットモードで動作するときに、(上記したようにUSB3.0準拠のインタフェースの一部を形成することができる)トランシーバ250は、USBポート260を介した外部デバイス350への送信のためにイーサネットMAC回路220から受信した信号を変調するとともに、イーサネットMAC回路220への送信のためにUSBポート260を介して外部デバイス250から受信した信号を復調するべくMACサイドMIIとして動作することができる。すなわち、ホストデバイス200は、(例えばIEEE802.3標準などの)イーサネット標準によって統制される通信を用いて外部デバイス350とデータを交換することができる。より詳細には、イーサネットモードの間、トランシーバ250は、MACサイドMIIとして動作し、イーサネットMII360はPHYサイドMIIとして動作する。合わせて、トランシーバ250およびPHYサイドMII360によって実装されるMACサイドMIIは、ホストデバイス200のイーサネットMAC回路と外部デバイス350のイーサネットPHY370間にイーサネット通信を確立する。すなわち、従来のシステムとは対照的に、イーサネットPHY370は外部デバイス350内に停留するとともに、イーサネットMAC回路220はホストデバイス200内に停留し、MACサイドMIIは、USB3.0準拠のインタフェースの一部を形成するトランシーバを用いて実装されることができる。
[0049]
その結果、いくつかの実施形態によれば、イーサネットポートあるいはホストデバイス200上に設けられた専用のイーサネットトランシーバなしに、イーサネット信号を、ホストデバイス200のUSBポート260を介して送信することを可能にし、ホストデバイス200の回路領域および複雑さを低減する。さらに、いくつかの実施形態によれば、自身のイーサネットMAC回路あるいはUSBコントローラを含む、外部デバイス350なしに、外部デバイス350などの外部USB対イーサネットアダプタが、ホストデバイス200とイーサネット信号を交換することを可能にし、回路領域および複雑さを低減するとともに、外部デバイス350の電力消費を低減する。これは、USBポートを介してUSB通信プロトコルを提供し、外部デバイス上でUSB信号をイーサネット信号に変換する(上記したように、外部デバイスを自身のUSBコントローラおよびイーサネットMAC回路を含めることが必要となる)従来のホストデバイスとは対照的である。さらに、従来のUSB対イーサネットアダプタは8B/10B符号化機能を実行することができるが、ホストデバイス200の少なくともいくつかの実施形態によれば、8B/10B符号化機能を、トランシーバ250からの送信に先立って、ホストデバイス200上で実行することができ、これによれば、外部デバイス350をさらに簡略化してそのサイズを低減することができる。
[0050]上記した明細書において、本実施形態は、特定の例示的実施形態に関連して記述された。しかしながら、添付の請求の範囲に記述された開示の範囲から逸脱することなしに種々の変更および変形が可能であることは明らかである。したがって、明細書および図面は、限定的な意味合いではなく、例示的な意味合いの中で理解されるべきである。

Claims (22)

  1. USB接続を介して外部デバイスとの、イーサネット通信またはユニバーサルシリアルバス(USB)通信を確立するためのホストデバイスであって、前記ホストデバイスは、
    前記外部デバイスに送信されるべきデータを生成するためのプロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたイーサネットメディアアクセス制御(MAC)回路と、
    前記プロセッサに接続されたUSBコントローラと、
    前記USB接続を介して前記外部デバイスに接続されるUSBポートと、
    トランシーバと、を備え、
    前記トランシーバは、
    前記USBポートに接続された第1の端子と、
    モード選択信号に応答して、前記イーサネットMAC回路かあるいは前記USBコントローラに接続される第2の端子と、を含むホストデバイス。
  2. 前記トランシーバはさらに、
    前記USB接続を介して前記ホストデバイスと前記外部デバイス間に全二重シグナリングを提供するために多数の差動トランジスタ対をさらに具備する請求項1に記載のホストデバイス。
  3. 第1のモードの間に、前記トランシーバは、ペリフェラルコンポーネントインタフェース(PCI)標準に準拠したインタフェースとして動作し、第2のモードの間に、前記トランシーバは、イーサネット標準に準拠したMACサイドメディア独立インタフェースとして動作する請求項1に記載のホストデバイス。
  4. USBモードの間に、前記トランシーバと前記USBポートはともに、USB標準に準拠するインタフェースとして動作し、イーサネットモードの間に、前記トランシーバは、イーサネット標準に準拠するMACサイドメディア独立インタフェースとして動作する請求項1に記載のホストデバイス。
  5. 前記外部デバイスは、イーサネット物理レイヤ(PHY)回路とPHYサイドメディア独立インタフェースとを含むUSB対イーサネットアダプタを備える請求項4に記載のホストデバイス。
  6. 前記MACサイドおよび前記PHYサイドメディア独立インタフェースは、前記USB接続を介して、前記ホストデバイスの前記イーサネットMAC回路と、前記USB対イーサネットアダプタの前記イーサネットPHY回路との間にイーサネット信号の交換を確立する請求項5に記載のホストデバイス。
  7. 前記USB対イーサネットアダプタは、USBコントローラを含まない請求項5に記載のホストデバイス。
  8. 前記USB対イーサネットアダプタは、イーサネットMAC回路を含まない請求項5に記載のホストデバイス。
  9. 前記モード選択信号がイーサネットモードを示すならば、前記トランシーバは、前記USBポートを介して前記イーサネットMAC回路と前記外部デバイス間でイーサネット信号を交換すべくメディア独立インタフェースとして動作し、
    前記モード選択信号がUSBモードを示すならば、前記トランシーバは、前記USBポートを介して前記USBコントローラと前記外部デバイス間でUSB信号を交換すべくUSB準拠トランシーバとして動作する、請求項1に記載のホストデバイス。
  10. 前記モード選択信号に応答して、前記トランシーバを前記イーサネットMAC回路かあるいは前記USBコントローラに選択的に接続するための選択回路を、さらに備える請求項1に記載のホストデバイス。
  11. 前記モード選択信号がイーサネットモードを示すときに、前記選択回路は、前記トランシーバを前記イーサネットMAC回路に接続するとともに、前記トランシーバを前記USBコントローラから分離し、
    前記モード選択信号がUSBモードを示すときに、前記選択回路は、前記トランシーバを前記USBコントローラに接続するとともに、前記トランシーバを前記イーサネットMAC回路から分離する請求項10に記載のホストデバイス。
  12. 前記イーサネットモードの間に、前記選択回路は、前記USBコントローラを動作不能にし、前記USBモードの間に、前記選択回路は、前記イーサネットMAC回路を動作不能にする請求項11に記載のホストデバイス。
  13. USBケーブルを介してイーサネット通信かあるいはユニバーサルシリアルバス(USB)通信を確立するためのシステムであって、ホストデバイスを備え、
    前記ホストデバイスは、
    送信するべきデータを生成するためのプロセッサと、
    前記USBケーブルと接続するためのUSBポートと、
    前記プロセッサに接続されるイーサネットメディアアクセス制御(MAC)回路と、
    前記イーサネットMAC回路と前記USBポートとの間に接続され、前記USBケーブルを介して全二重シグナリングを提供するために多くの差動トランジスタ対を含む、トランシーバと、
    外部デバイスと、を具備し、
    前記外部デバイスは、
    イーサネット物理レイヤ(PHY)回路と、
    前記イーサネットPHY回路に対するPHYサイドメディア独立インタフェースと、を備えるシステム。
  14. 前記トランシーバは、USB準拠のインタフェースの一部を形成し、前記USBを介して、前記イーサネットMAC回路と前記イーサネットPHY回路間に通信を確立するために、MACサイドメディア独立インタフェース(SGMII)として動作する、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記外部デバイスは、USB対イーサネットアダプタを備え、前記イーサネットPHY回路は、イーサネットケーブルを介してイーサネットネットワークに接続する請求項13に記載のシステム。
  16. 前記USB対イーサネットアダプタは、USBコントローラもイーサネットMAC回路も含まない請求項15に記載のシステム。
  17. 前記ホストデバイスはさらに、
    前記プロセッサと前記トランシーバ間で前記イーサネットMAC回路と並列に接続されたUSBコントローラと、
    モード選択信号に応答して、前記トランシーバを、前記USBコントローラかあるいは前記イーサネットMAC回路に選択的に接続するための選択回路と、
    を具備する請求項13に記載のシステム。
  18. 前記モード選択信号がイーサネットモードを示すときに、前記選択回路は、前記トランシーバを前記イーサネットMAC回路に接続するとともに、前記トランシーバを前記USBコントローラから分離し、
    前記モード選択信号がUSBモードを示すときに、前記選択回路は、前記トランシーバを前記USBコントローラに接続するとともに、前記トランシーバを前記イーサネットMAC回路から分離する請求項17に記載のシステム。
  19. 前記イーサネットモードの間に、前記選択回路は、前記USBコントローラを動作不能にし、前記USBモードの間に、前記選択回路は、前記イーサネットMAC回路を動作不能にする請求項18に記載のシステム。
  20. USB接続を介してホストデバイスと外部デバイス間で、イーサネット通信かあるいはユニバーサルシリアルバス(USB)通信を確立するための方法であって、
    前記外部デバイスがUSBデバイスであるかイーサネットデバイスであるかを決定することと、
    前記外部デバイスがイーサネットデバイスであると決定されたならば、前記ホストデバイス上のイーサネットメディアアクセス制御(MAC)回路と、前記外部デバイス上のイーサネット物理レイヤ(PHY)デバイスとの間でイーサネット準拠の信号を確立するために、前記ホストデバイス内に設けられたトランシーバを、メディア独立インタフェースとして動作することと、
    前記外部デバイスがUSBデバイスであると決定されたならば、前記外部デバイスとUSB準拠の信号を交換するために、前記ホストデバイス内に設けられたトランシーバを、USB準拠のインタフェースの一部として動作することと、
    を具備する方法。
  21. 前記USBデバイスが検出されたならば、モード選択信号を第1の状態に駆動することと、
    前記イーサネットデバイスが検出されたならば、前記モード選択信号を第2の状態に駆動することと、をさらに備える請求項20に記載の方法。
  22. 前記モード選択信号が前記第1の状態にあるならば、前記トランシーバを前記ホストデバイス内のUSBコントローラに接続するとともに、前記トランシーバを前記イーサネットMAC回路から分離することと、
    前記モード選択信号が前記第2の状態にあるならば、前記トランシーバを前記イーサネットMAC回路に接続するとともに、前記トランシーバを前記USBコントローラから分離することと、をさらに備える請求項21に記載の方法。
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