JP2015532383A - 蠕動ポンプロータ - Google Patents

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Abstract

本体と、アーム・本体回動点で本体に回動可能に装着されるアームであり、送出を行うために使用時にアームが蠕動ポンプのチューブと接触するように配置される展開状態と、送出が行われないようにアームがチューブから引き込まれる引き込み状態との間で移動できる、アームと、展開状態と引き込み状態との間でアームの移動を行うためのアクチュエータであり、一端が本体に回動可能に装着されるとともに他端が第2のリンクに回動可能に装着される第1のリンクを備え、第2のリンクの一端は、第1のリンクに回動可能に装着されるとともに、第2のリンクの他端は、アーム・本体回動点から離間されるアーム上のポイントでアームに回動可能に装着され、リンクおよび回動点は、アームが展開状態にあるときに第1および第2のリンクが中央を越えて配置されることによってアームが展開状態に保持されるように配置される、アクチュエータとを備える蠕動ポンプロータ。【選択図】図1

Description

[0001]本発明は、蠕動ポンプロータ、および、チューブを通じて流体を送出するために使用され得る蠕動ポンプロータを備える蠕動ポンプに関する。
[0002]蠕動ポンプは、一連の商業的環境にわたって使用される一般的なタイプのポンプである。流体が送出される機構は、流体をチューブに沿って推し進めるために何らかの形態のチューブの長さに沿う連続的な圧縮を伴う。
[0003]この連続的な圧縮力を与えるための一般的な機構は、ポンプレース内に捕捉されるチューブ、複数の突起を有するロータとポンプレースの壁との間にあるU形状端部を有する中空チャンバである。したがって、ロータが回転されると、ロータの突起は、チューブの一部を圧縮して、チューブに沿って移動し、それにより、収容される流体がチューブに沿って絞られる。
[0004]使用の容易さおよび送出の滑らかさを向上させるためにポンプロータに関して様々な構造が開発されてきており、以下、その幾つかについて説明する。
[0005]US5462417Aは、1つの軸線周りで回転できるポンプロータを有する蠕動ポンプを開示する。ポンプロータはポンプローラを支持し、また、ローラ上の突起を展開して引き込むためのシステムが記載される。WO9116542Aは、引張スプリングによってロータ上の突起が作用位置または送出位置に維持される蠕動ポンプを開示する。ポンプの動作中、突起がチューブを圧搾せずあるいはチューブを変形させず且つチューブが洗浄流体を通過させることができるようにする位置に接続機構を至らせることができる。US2010047100Aは、ロータ要素を含むチューブポンプロータを開示し、複数の第1の揺動部がそれらのベースで回動可能に支持される。これにより、ロータは、ロータの動作時に外側に移動できる。
[0006]展開された時点でアームを所定位置に強固に保持し、使用が容易であるとともに、手動送出を行うために手動でも動作され得るシステムの必要性がある。
[0007]本発明は、改良された蠕動ポンプロータを提供することを目的としている。
[0008]本発明の第1の態様では、本体と、アーム・本体回動点で本体に回動可能に装着されるアームであって、該アームは、送出を行うために使用時にアームが蠕動ポンプのチューブと接触するように配置される展開状態と、送出が行われないようにアームがチューブから引き込まれる引き込み状態との間で移動できる、アームと、展開状態と引き込み状態との間でアームの移動を行うためのアクチュエータであって、該アクチュエータは、その一端が本体に回動可能に装着されるとともにその他端が第2のリンクに回動可能に装着される第1のリンクを備え、第2のリンクの一端は、第1のリンクに回動可能に装着されるとともに、第2のリンクの他端は、アーム・本体回動点から離間されるアーム上のポイントでアームに回動可能に装着され、リンクおよび回動点は、アームが展開状態にあるときに第1および第2のリンクが中央を越えて配置されることによってアームが展開状態に保持されるように配置される、アクチュエータとを備える蠕動ポンプロータが提供される。この形態を使用すると、ポンプロータ内への挿入および除去の容易さを含む多くの利点が与えられる。これは、機械が洗浄を必要とし且つ装置を通じて洗浄流体を勢いよく流す必要があるときに特に有用である。
[0009]リンクおよび回動点の中央越え配置は、アームが元の引き込み位置へ倒れることを防止する。これは、装置の使用時にチューブによって印加されるアームに抗する反力が、第1および第2のリンクを通じて、中央点を越えてアームを元の引き込み位置へ押し返すために必要とされる方向とは反対の方向に向けられるからである。これにより、アーム引き込みが停止されて、アームが強固な安定した展開形態に維持される。
[0010]チューブ寿命を向上させ、展開力を減少させる(潰れに起因する)とともに、チューブ内の過圧を逃がすために、公差を許容するべくアームがばね荷重であってもよい。
[0011]しばしば、第2のリンクの長さを調整できるのが実情である。これは、チューブに対するアームの位置を変更できるようにするが、中央越え配置によって与えられる強固な特性を保持できるようにする。したがって、様々な異なるサイズのチューブおよびポンプレースを有するポンプにおいて最適な送出を行うべくアームの位置を較正することができる。第2のリンクの長さを変更できる方法に関して特定の制限はない。一般に、第2のリンクは、第2のリンク・第1のリンク回動点と第2のリンク・アーム回動点との間に、ねじ孔を有する第1の部分と、ねじ付きロッドを備える第2の部分とを備え、ねじ付きロッドは、孔に対してロッドを回転させることによって第2のリンクの長さを調整するように配置される。あるいは、第2のリンクは、1つ以上の取り外し可能な部分を備えてもよく、第1および第2の部分にはそれぞれ複数の穴・ピン構成が存在してもよく、あるいは、増分距離だけ第2のリンクの長さを増大させるおよび/または減少させるべくラチェット状の機構が配置されてもよい。
[0012]ねじ孔・ロッド構成が一般に使用される。これは、それにより、ロッドの回転を行って、第2のリンクの長さを連続的に変えることができるからである。
[0013]一般に、第2のリンクは、第1の部分と第2の部分とを離間させるように付勢するべく配置される弾性手段を備えてもよい。これは例えば螺旋スプリングであってもよい。この弾性は、第2のリンクの長さにわたって張力を与え、第2のリンクの剛性を維持するのに役立つ。
[0014]しばしば、ロータは、アクチュエータに接続されるハンドル部を更に備える。これにより、アームを展開状態と引き込み状態との間で手動動作させるべく、アクチュエータを手で容易に回転させることができる。ハンドル部は、ハンドル部を使用してポンプロータを回転させることにより手動送出を行うために使用されてもよい。
[0015]ハンドル部は、一般に、ハンドル部を回転させることによって動作される。ハンドル部は、一方向のハンドル部の回転がアームの展開を引き起こし且つ他方向の回転がアームの引き込みを引き起こすように配置される。
[0016]一般に、手動送出は、アームを引き込むために必要とされる方向と同じ方向にハンドル部を回転させることによって行われる。したがって、ロータは、ハンドルの操作時に展開状態と引き込み状態との間でのアームの動作を防止するように作用し得るロック機構を更に備えてもよい。この構成は、ロータの手動回転中にアームが不用意に引き込むことを防止するようになっている。これは、下流側の合併症を防止するために連続送出を必要とする透析機械における蠕動ポンプなど、特定の蠕動ポンプに関して特に重要である。
[0017]ロック機構は、一般に、アームが展開状態にあるときにロックするように配置される。デバイスを引き込み位置でロックすることはあまり重要でない。これは、ロータのアームが蠕動ポンプのチューブと係合されず、したがって、アームが送出を行っていないからである。
[0018]ロック機構は、1つ以上の窪みを有する壁を備える本体のガイドトラックと、ガイドトラック内に配置されて、1つ以上の窪みと協働するように配置される可動ピンと、ピンをガイドトラックの壁に対して押し付けるように配置される弾性手段とを備えてもよく、この場合、使用中、ハンドルの操作時にピンがガイドトラックに沿って移動し、ピンがガイドトラックの壁の1つの窪みに押し込まれるときにロック機構がロックされるようになる。
[0019]可動ピンおよび弾性手段は、一般に、ハンドル部に取り付けられあるいはハンドルの一部を形成する。ロック機構は、該ロック機構をロック解除するための手段を更に備える。したがって、ポンプロータが除去される必要があるときには、ロックを解放することができ、また、アームを引き込むためにハンドル部を操作することができる。特に限定されないが、通常、ロック機構は、ロック機構のロックを解除するためにピンをガイドトラックの壁の窪みから離脱させるように作用し得るボタンまたはスイッチを備えることが実情である。
[0020]ボタンまたはスイッチは、ロック機構が係合されているか否かを示すロック機構の状態に関する表示を有してもよい。
[0021]ロータのアームは、蠕動ポンプのチューブと接触するように配置される少なくとも1つのローラを備えてもよい。これは、アームがチューブの一部を捕捉することを防止するとともに、滑らかな均一な送出を可能にする。
[0022]しばしば、ロータが本体の両側に2つのアームを備えることが実情である。これは、典型的なU形状ポンプレースのチューブとロータとの一定の接触を可能にする。
[0023]また、本発明の第2の態様では、本発明の第1の態様のロータを備える蠕動ポンプも提供される。
[0024]ここで、添付図面を参照して、本発明について説明する。
ポンプロータの分解図である。 ポンプロータの引き込み状態の平面図である。 ポンプロータの展開状態の平面図である。 ポンプロータの引き込み状態の側面図である。 ポンプロータの展開状態の側面図である。 図3aの線D−Dに沿ってポンプロータを貫いてとられた断面図である。 図3bの線C−Cに沿ってポンプロータを貫いてとられた断面図である。 本発明で使用されるリンク配置の概略表示である。 本発明で使用されるリンク配置の概略表示である。 図1のポンプロータを貫く断面図である。 図1のポンプロータの下面の図である。 ポンプロータで使用されてもよい調整可能リンクの平面図である。 ポンプロータで使用されてもよい調整可能リンクの平面図である。 ポンプロータで使用されてもよい調整可能リンクの斜視図である。
[0033]図1において、本発明の第1の態様に係るポンプロータ10は、ロータ本体12、ポンプアーム装置14、および、ロータハンドル16を備える。ポンプアーム装置14は、ロータ本体12とロータハンドル16との間に装着される。
[0034]ロータ本体12は、中央空間を画定する2つの離間する直立ビーム18、20と下側および上側クロスビーム22、24とを備える。各クロスビーム22、24にはこれらを貫通して孔22a、24aが形成され、これらの孔は同軸である。上側ビーム24の下面には、ビームを横断して延びるチャネル23aが形成される。下側ビーム22の上面には、上側ビームのチャネルの真下にこれと平行にチャネル23bが形成される。下側ビームには、孔22aの両側に、鍵状凹部25(図4f参照)が形成される。鍵状凹部は蠕動ポンプの駆動シャフト上の鍵形成部を受け、それにより、駆動シャフトとロータ本体12とが互いに回転方向で固定される。上側ビーム24の上面には、孔24aの近傍にカムトラック凹部26が形成される。2つのアーム装着突起27a、27bが下側および上側ビーム22、24の反対側の対角隅から延びる。
[0035]ポンプロータ10は、リンク機構装置28とスピゴット部分30とを備える。
[0036]リンク機構装置28はリンクアクチュエータ部材32を備え、リンクアクチュエータ部材32は、大きい中央孔34とその両端にある小孔36、38とを伴う深い菱形形状を成す。これは、2つの対向する4節棒リンク機構の一般的なアクチュエータリンクである。2つの直立する突出部対37a、37bが中央孔34の両側でリンクアクチュエータ部材32の上面および下面からリンクアクチュエータ部材32の中心線に対して対角線上にオフセットして延びる。小孔36、38はそれぞれ、枢軸44、46を形成するためにピン40、42を受ける。リンクアクチュエータ部材32がそのそれぞれの端部にリンクを有するようにリンク48、50が枢軸44、46に対してそれぞれ回動可能に装着される。
[0037]展開可能アーム部材52が突起27aに回動可能に取り付けられる。展開可能アーム部材54が突起27bに回動可能に取り付けられる。各アーム部材52、54は、ブリッジ部59a、59bによって接続される上側アーム部分56a、56bおよび下側アーム部分58a、58bを備える。各下側アーム部分58a、58bは、それぞれの突起27a、27bに対して枢軸をもたらすピン62a、62bを受けるための孔60a、60bを一端に有する。中央孔64a、64bが各アーム部材52、54のほぼ中央に形成され、該中央孔64a、64bは枢支ピン65a、65bを受ける。突起27a、27bの枢軸から離間されるそれぞれのアーム部分の端部には各上側アーム部分56a、56bを貫通して先端孔66a、66bが形成される。ピン68a、68bが上側アーム部分56a、56bの先端孔66a、66bを貫通して延び、また、ローラ70a、70bがピン68a、68bによってアーム部分56a、56b間に回動可能に装着される。また、各アーム部材52、54は、外側へ面するブリッジ部59a、59bに固定されるミニローラ57a、57bも備える。
[0038]リンクアクチュエータ部材32から離間されるリンク48、50の端部は、中央孔64a、64bを貫通する枢支ピン65a、65bによってそれぞれのアーム部材52、54に回動可能に接続される。
[0039]リンク装置28が一緒に組み付けられると、リンクアクチュエータ部材32がロータ本体12のビーム18、20、22、24によって画定される中央空間内に受けられる。アーム部材52、54は、一端が突起27a、27bでロータ本体に対して枢着されるとともに、アーム部材の略中央でリンク48、50に対して枢着される。これは、ポンプロータの両側に有効な4節棒リンク機構装置を形成する。4本の棒は以下のように形成される。すなわち、i)中央孔34から小孔36に至るリンクアクチュエータ部材、ii)リンク48、iii)中央孔64aから突起27aに装着する枢軸までのアーム部材52、iv)アクチュエータ部材32の中央孔34までの突起27a。このタイプの4節棒リンク機構を使用することにより、デバイスをリンク機構装置によって展開形態に保持することができ、したがって、ロータが両方向に回転されるときにデバイスが折り畳まれない。アームが当接するチューブまたはポンプレースによってアームに印加される力は、4節棒リンク機構装置を中央越え配置状態へ押し進め、それにより、アームを展開状態に維持する。
[0040]スピゴット部分30は、依存する中央中空スピゴット74を有する円形ベース72を備える。円形ベース72は、2つの径方向で対向するねじ穴76、78と、円形ベースを貫通して形成されるカムスロット80とを有する。ベース72の上面には、カムスロット80と一直線を成して径方向で対向してラッチロッドチャネル85が形成される。また、円形ベース72の表面にはスピゴット74と対向して中央凹部82が設けられる。円形マグネット83が中央凹部82内に受けられる。スピゴット74には、スピゴット74の長さに沿うほぼ中間に、径方向孔84が形成される。径方向孔84内には割りピン86が受けられる。
[0041]ロータハンドル16は、依存する外周スカート90を有する主円形本体88と、本体88の上面から突出するハンドグリップ部分92とを備える。ハンドグリップ部分92に対して略垂直に径方向に延びるラッチスロット94が本体を貫通して形成される。チャネル形成部93がラッチスロット94と径方向で対向してハンドグリップ部分に対して直角に円形本体の下面から下方へ延びる(図4e参照)。ラッチ装置96がラッチプレート98を備え、該ラッチプレートはその一端から延びるロッド100を有する。圧縮スプリング101がロッド100の周囲に配置され、この圧縮スプリングはその伸長状態でロッドの端部から突出する。プレート98は、依存するカム102を更に備えるとともに、その反対側の面上にフィンガグリップ104を備える。ロータハンドル16は、ねじ穴76、78を貫通してハンドル16の主円形本体88に入り込むねじ106によってスピゴット部分30に螺着される。ラッチプレート98は、スピゴット部分30の円形ベース72とハンドル16の円形本体88との間に配置される。ロッド100は、凹部85とチャネル形成部93とによって画定されるチャネル内に受けられ、それにより、ラッチプレート98は、圧縮スプリング101の作用に抗して円形ベース72の径方向にスライドできる。カム102は、スピゴット部分のベース72のカムスロット80を貫通して延びるとともに、ロータ本体12のカムトラック凹部26内に受けられる。フィンガグリップ104は、ハンドル16の主円形本体88のラッチスロット94を通じて突出する。
[0042]スピゴット部分30のスピゴット74は、ロータ本体の上側クロスビーム24の孔24a、リンクアクチュエータ部材32の中央孔34、および、ロータ本体12の下側ビーム22の孔22aを貫通する。割りピン86は、スピゴット74をリンクアクチュエータ部材32に対して相対的に回転しないように固定するべくリンクアクチュエータ部材32の開口を貫通してスピゴット74の径方向孔84に入り込む。マグネット83は、ポンプの駆動シャフトが中空スピゴット74内に受けられるときに、ポンプの駆動シャフトの端部を磁気的に引き付けて、スピゴット部分30をシャフトの端部に対して固定する。
[0043]図1を参照して、ロータのロック機構について最も良く説明する。ラッチ装置96は、カムスロット80を通じてフィンガ部104の下側に突出して上側クロスビーム24に形成されるカムトラック凹部26に入り込むカム102を備える。カムトラック凹部26は、孔24aによって規定される中心軸線に対して同心的に上側クロスビームを横切って曲がる。カムトラック凹部26の一端で、トラックは、方向を変えて、中央孔24aから離れるように径方向外側へ移動する。フィンガ部104は、ロッド100および螺旋スプリング101によって、ハンドグリップ部に対して垂直な方向で径方向外側に、すなわち、中央孔24aにより規定される軸線から離れるように径方向に、付勢される。
[0044]したがって、スピゴット部分30がロータ本体12内で回転すると、カムトラック凹部26が方向を変えるまで、ピン(図示せず)がカムトラック凹部26内で移動する。この時点で、螺旋スプリング101の張力がカムトラック凹部26の端部内へピンを押し込み、したがって、バヨネット固定態様でカムトラック凹部26に沿う中央孔24aに対するピンの径方向移動が防止される。これにより、結果として、ハンドル部16がロータ本体12に対して回転することが防止される。ハンドル部16の更なる回転は、単にポンプロータ10の全体を回転させるにすぎない。
[0045]図2aおよび図2bは、上側から見たポンプロータ10を引き込み状態および展開状態でそれぞれ示す。ハンドルロータ16のハンドグリップ部分92は、ロータハンドル16の円形本体88に沿ってその直径を完全に横切って配置される。ラッチ装置96のラッチスロット94は、ハンドグリップ部分92に対して垂直に配置されて、円形本体88のスカート90へ向けて径方向外側に延びる。フィンガ部104は、ハンドグリップ部分92に最も近いラッチスロット94の一端に配置されて示される。ラッチプレート98は、ラッチスロット94に沿ってハンドグリップ部分92に対して垂直な方向に移動でき、また、ハンドル部16の円形本体88の下側に位置するラッチプレート98は、ラッチスロット94の一部を通じて見える。ラッチスロット94を通じて見えるラッチプレート98の部分は2つの指標(図示せず)を備えており、フィンガ部がラッチスロット94の一方の端部にあるときにラッチスロット94の一部を通じて指標の一方が見えるようになっている。フィンガ部104がハンドグリップ部分92から最も遠いラッチスロット94の端部に配置されると、フィンガ部104によって覆い隠されないラッチスロット94の部分を通じて見える指標は、ロータがロックされていることを示す。フィンガ部104がラッチスロット94の他方の最端部にあると、指標は、ロータのロックが解除されていることを示す。
[0046]展開形態(2b)において、アーム部材52、54は、円形本体88およびスカート90によって規定される外周を越えて突出する。アーム部材52、54上に配置されるミニローラ57a、57bは、アーム部材52、54のブリッジ部59a、59bの外面上に配置されるとともに、同じ高さにある、すなわち、ロータ本体12(図示せず)の上側ビーム24と同じ水平面内にある。ミニローラ57a、57bは、ポンプロータが回転しているときに蠕動ポンプチューブを所定位置に保持する役目を果たす。展開形態では、圧縮スプリング101(図示せず)によってフィンガ部104がラッチスロット94の端部へ向けて付勢され、それにより、展開可能なアーム部材52、54が展開形態にロックされる。
[0047]ここで、図3aおよび図3bを参照すると、図2aおよび図2bに関して説明されたハンドル部16は、ポンプロータの最上部を形成する。アーム部材52は、アーム部材52のブリッジ部59a上に配置されるミニローラ57aのアーム部材52に沿う前方のデバイスの先端56aに配置されるローラ70aを有する。引き込み状態において、アーム部材52は、ハンドル部16の円形本体88およびスカート90により規定される外周内にあるとともに、ローラは、ロータ本体12のクロスビーム20と接触する。
[0048]引き込み形態および展開形態を成すポンプロータ10のアーム部材52、54、リンク装置28、および、ロータ本体12の間の相互関係が図4aおよび図4bのそれぞれに見える。リンクアクチュエータ部材32は、直立ビーム18、20によって画定されるキャビティと共に、リンクアクチュエータ32の長さがキャビティの対角線を横切るように配置される。直立突出部37aの2つの対のうちの一方がクロスビーム24の上側チャネル23a内に配置される(図示せず)。リンク48、50は、リンクアクチュエータ32の両端に取り付けられるとともに、孔36、38内に配置されるピン40、42により、リンク48、50が孔36、38の中心軸線に対して回動できるように所定位置に保持される。リンク48、50の反対側の端部は、64a、64bを貫通するピン65a、65bによってアーム部材52、54に回動可能に取り付けられる。また、アーム部材52、54は、アーム部材52、54の更なる回動点を形成するために、アーム部材52、54の端部58a、58bが装着突起27a、27bおよびピン62a、62bによってロータ本体12に取り付けられる。
[0049]図4a〜図4dにおいて最も良く分かるように、孔24aの中心軸線周りの直立ビーム18、20に対する反時計回り方向のリンクアクチュエータ32の回転は、リンク48、50をリンクアクチュエータ32から離れるように外側に延出させるとともに時計回り方向に回転させる。回動点60aにおけるアーム部材52が孔24aに対して固定された距離であるため、リンクアクチュエータ32およびリンク48の回転は、展開可能なアーム部材52、54をロータ本体12から離れるように外側へ押し出す。図4c(引き込み状態)および図4d(展開状態)に最も良く示されるように、展開されると、リンクi)およびリンクii)(アクチュエータ部材32およびリンク48、50)は、一直線に並ぶ位置を通り過ぎて、これらのリンクが約170度の角度Aを成す中央越え位置へ移動する。したがって、展開形態において、孔36、38周りの回動点は、孔64a、64b周りの回動点および孔24a周りの中央回動点に対して中央を越える。突出部37a、37bは、リンクアクチュエータ32の過回転を防止するために、チャネル23a、23bの両側縁に当接する。
[0050]リンク機構装置の中心越え形態は有益である。これは、ポンプが動作されるときにアーム部材52、54の端部に印加される抵抗力がリンク機構を中央越え位置へ更に押し込む傾向があるからである。このようにして、ポンプの作動は、アームを展開状態で更に固定する。展開状態にある間、アーム部材52のうちの一方のローラ70aが、使用時に、接触するチューブから離れるように移動すると、反対側のアーム部材が接触する状態へ移動している。このことは、展開状態で、リンク機構を前述した中央越え状態へ押し込む力が常に存在することを意味する。リンクアクチュエータ部材32が両方のリンク機構に共通であるため、リンク機構を中央越え状態へ押し込むように作用する力は、そのアーム部材上のローラ70aが接触しないままの状態では、他方のリンク機構を中央越え状態に保持するねじり力をリンクアクチュエータ部材32に対して加える。
[0051]リンク48、50は、図5a〜図5cに示される調整可能リンク装置200と置き換えられてもよい。調整可能リンク装置200は、丸みを帯びた端部211を有する突起212と、突起212の中央に配置される孔214とを含む。孔214は、リンクアクチュエータ32の両端にある孔36、38とピン40、42とを介してリンクアクチュエータ32と協働するようになっており、それにより、回動点44、46(図1に示される)を形成する。突起212の平坦端部213からは円筒部材215(図示せず)が延びており、円筒部材215は、該円筒部材215(図示せず)の長さに沿ってねじ孔217を有する。ねじ孔217は、円筒部材215の中心軸線に対して同心的に配置される。突起212の平坦端部213と当接する螺旋スプリング210が円筒部材215の外周にわたって配置される。
[0052]頭部203を有するねじ202、ねじ付き柄部205(図示せず)、および、回転を容易にするための六角形窪み216がねじ孔217内へ受けられる。第1の孔207(図示せず)を含む本体204を有するワッシャ部201が、ねじが第1の孔207を通過するとともに螺旋スプリング210もワッシャ部201の本体204と当接するように、ねじ202の頭部203と突起212の平坦端部213との間に配置される。ワッシャ部201の本体204は円筒部材215(図示せず)の端部から離間され、それにより、隙間が設けられる。ねじ付き柄部205は、ねじ202を締め付けるあるいは緩めることによって隙間のサイズを調整できるようにねじ孔217およびねじ202と協働する。
[0053]ワッシャ部201の本体204は、第1の孔207の長手方向軸線に対して垂直な長手方向軸線を有するとともにピン206が貫通して配置される第2の孔218も含む。ピン206は、ピン206の長手方向軸線に対して垂直にピン206を貫通する開口220(図示せず)を含む。開口220は、第1の孔207と同じサイズおよび形状であり、ねじが第1の孔207および開口220の両方を通過するように第1の孔207と一直線に合わせられる。このピン206は、図1に示されるピン65a、65bに取って代わる。ポンプロータは、当業者に知られる様々な技術を使用して製造され得るが、一般的には、ポンプロータおよび該ポンプロータを構成する構成要素が射出成形プロセスによって形成されるのが実情である。
[0054]別段に述べられなければ、本発明に記載される整数のそれぞれは、当業者によって理解されるように任意の他の整数と組み合わせて使用されてもよい。

Claims (31)

  1. 本体と、
    アーム・本体回動点で前記本体に回動可能に装着されるアームであって、該アームは、送出を行うために使用時に蠕動ポンプのチューブと接触するように配置されるチューブ接触部分を前記アームが有する展開状態と、送出が行われないように前記アームが前記チューブから引き込まれる引き込み状態との間で移動できる、アームと、
    前記展開状態と前記引き込み状態との間で前記アームの移動を行うためのアクチュエータであって、該アクチュエータは、一端が前記本体に回動可能に装着されるとともに他端が第2のリンクに回動可能に装着される第1のリンクを備え、前記第2のリンクの一端は、前記第1のリンクに回動可能に装着されるとともに、前記第2のリンクの他端は、前記アーム・本体回動点から離間される前記アーム上のポイントで、前記アームに回動可能に装着され、前記第1のリンクと、前記第2のリンクと、第3のリンクを形成する前記アームと、前記アーム・本体回動点と第1のリンク・本体回動点との間の第4のリンクを形成する前記本体の部分とによって規定される4節棒リンク機構装置が設けられ、前記4節棒リンク機構装置は、前記アームが前記展開状態にあるときに前記第1のリンクおよび前記第2のリンクが中央を越えて配置されることによって前記アームが前記展開状態に保持されるように配置され、前記4節棒リンク機構装置内の全ての内角は、前記アームの展開状態にあるときに180度未満である、アクチュエータと、
    を備える蠕動ポンプロータ。
  2. 前記第2のリンクの長さを調整できる、請求項1に記載の蠕動ポンプロータ。
  3. 前記第2のリンクが、第2のリンク・第1のリンク回動点と第2のリンク・アーム回動点との間に、ねじ孔を有する第1の部分と、ねじ付きロッドを備える第2の部分とを備え、前記ねじ付きロッドが、前記ねじ孔に対して前記ねじ付きロッドを回転させることによって前記第2のリンクの長さを調整するように配置される、請求項2に記載の蠕動ポンプロータ。
  4. 前記第1の部分と前記第2の部分とを離間させるように付勢するべく配置される弾性手段を更に有する、請求項3に記載の蠕動ポンプロータ。
  5. 前記弾性手段が螺旋スプリングである、請求項4に記載の蠕動ポンプロータ。
  6. 前記アクチュエータに接続されるハンドルの部分を更に備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  7. 前記蠕動ポンプロータが、前記ハンドルの操作時に前記展開状態と前記引き込み状態との間での前記アームの動作を防止するように作用し得るロック機構を更に備える、請求項6に記載の蠕動ポンプロータ。
  8. 前記ロック機構が、前記アームが前記展開状態にあるときにロックするように配置される、請求項7に記載の蠕動ポンプロータ。
  9. 前記ロック機構が、
    1つ以上の窪みを有する壁を備える前記本体のガイドトラックと、
    前記ガイドトラック内に配置されて、前記1つ以上の窪みと協働するように配置される可動ピンと、
    前記可動ピンを前記ガイドトラックの前記壁に対して押し付けるように配置される弾性手段と、
    を備え、
    使用中、前記ハンドルの操作時に前記可動ピンが前記ガイドトラックに沿って移動し、前記可動ピンが前記ガイドトラックの前記壁の1つの窪みに押し込まれるときに前記ロック機構がロックされるようになる、請求項6または7に記載の蠕動ポンプロータ。
  10. 前記ロック機構が、該ロック機構を手動でロック解除するための手段を更に備える、請求項7〜9のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  11. 前記ロック機構が、該ロック機構のロックを解除するために前記可動ピンを前記ガイドトラックの前記壁の前記窪みから離脱させるように作用し得るボタンまたはスイッチを更に備える、請求項10に記載の蠕動ポンプロータ。
  12. 前記アームが、前記蠕動ポンプの前記チューブと接触するように配置される少なくとも1つのローラを備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  13. 前記本体の両側に2つのアームを備える、請求項1〜12のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  14. 本体と、
    アーム・本体回動点で前記本体に回動可能に装着されるアームであって、該アームは、送出を行うために使用時に蠕動ポンプのチューブと接触するように配置されるチューブ接触部分を前記アームが有する展開状態と、送出が行われないように前記アームが前記チューブから引き込まれる引き込み状態との間で移動できる、アームと、
    前記展開状態と前記引き込み状態との間で前記アームの移動を行うためのアクチュエータであって、該アクチュエータは、一端が前記本体に回動可能に装着されるとともに他端が第2のリンクに回動可能に装着される第1のリンクを備え、前記第2のリンクの一端は、前記第1のリンクに回動可能に装着されるとともに、前記第2のリンクの他端は、前記アーム・本体回動点から離間される前記アーム上のポイントで、前記アームに回動可能に装着され、前記リンクおよび前記回動点は、前記アームが前記展開状態にあるときに前記第1のリンクおよび前記第2のリンクが中央を越えて配置されることによって前記アームが前記展開状態に保持されるように配置され、前記チューブ接触部分は、前記アーム・本体回動点から離れるように前記アーム・本体回動点から第2のリンク・アーム回動点へ至る直線とほぼ一直線を成して前記第2のリンク・アーム回動点から延びる突起を備える、アクチュエータと、
    を備える蠕動ポンプロータ。
  15. 前記第2のリンクの長さを調整できる、請求項14に記載の蠕動ポンプロータ。
  16. 前記第2のリンクが、第2のリンク・第1のリンク回動点と第2のリンク・アーム回動点との間に、ねじ孔を有する第1の部分と、ねじ付きロッドを備える第2の部分とを備え、前記ねじ付きロッドが、前記ねじ孔に対して前記ねじ付きロッドを回転させることによって前記第2のリンクの長さを調整するように配置される、請求項15に記載の蠕動ポンプロータ。
  17. 前記第1の部分と前記第2の部分とを離間させるように付勢するべく配置される弾性手段を更に有する、請求項16に記載の蠕動ポンプロータ。
  18. 前記弾性手段が螺旋スプリングである、請求項17に記載の蠕動ポンプロータ。
  19. 前記アクチュエータに接続されるハンドルの部分を更に備える、請求項14〜18のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  20. 前記蠕動ポンプロータが、前記ハンドルの操作時に前記展開状態と前記引き込み状態との間での前記アームの動作を防止するように作用し得るロック機構を更に備える、請求項19に記載の蠕動ポンプロータ。
  21. 前記ロック機構が、前記アームが前記展開状態にあるときにロックするように配置される、請求項20に記載の蠕動ポンプロータ。
  22. 前記ロック機構が、
    1つ以上の窪みを有する壁を備える前記本体のガイドトラックと、
    前記ガイドトラック内に配置されて、前記1つ以上の窪みと協働するように配置される可動ピンと、
    前記可動ピンを前記ガイドトラックの前記壁に対して押し付けるように配置される弾性手段と、
    を備え、
    使用中、前記可動ピンが前記ハンドルの操作時に前記ガイドトラックに沿って移動し、前記可動ピンが前記ガイドトラックの前記壁の1つの窪みに押し込まれるときに前記ロック機構がロックされるようになる、請求項19または20に記載の蠕動ポンプロータ。
  23. 前記ロック機構が、該ロック機構を手動でロック解除するための手段を更に備える、請求項20〜22のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  24. 前記ロック機構が、該ロック機構のロックを解除するために前記可動ピンを前記ガイドトラックの前記壁の前記窪みから離脱させるように作用し得るボタンまたはスイッチを更に備える、請求項23に記載の蠕動ポンプロータ。
  25. 前記アームが、前記蠕動ポンプの前記チューブと接触するように配置される少なくとも1つのローラを備える、請求項14〜24のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  26. 前記本体の両側に2つのアームを備える、請求項14〜25のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  27. 前記チューブ接触部分が、前記アーム・本体回動点から離れるように前記アーム・本体回動点から第2のリンク・アーム回動点へ至る直線とほぼ一直線を成して前記第2のリンク・アーム回動点から延びる突起を備える、請求項1〜13のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  28. 前記蠕動ポンプロータが、互いに前記本体に関して略径方向に対向して配置されるような2つのアームを備え、それにより、2つの4節棒リンク機構装置が設けられ、
    前記4節棒リンク機構装置はそれぞれ、それぞれの第1のリンク、それぞれの第2のリンク、それぞれの第3のリンクを形成するそれぞれのアーム、および、それぞれのアーム・本体回動点とそれぞれの第1のリンク・本体回動点との間のそれぞれの第4のリンクを形成する前記本体のそれぞれの部分によってそれぞれに規定され、
    前記それぞれの第1のリンクは、それぞれの第1のリンク・第2のリンク回動点間の共通リンク・本体回動点の周りで回動できる共通の単一のリンクを備え、
    前記それぞれの第4のリンクは、前記それぞれのアーム・本体回動点間の共通リンク・本体回動点の周りで回動できる共通の単一のリンクを備える、請求項1〜13のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータ。
  29. 蠕動ポンプの駆動シャフトに装着できるように構成される蠕動ポンプロータであって、
    前記蠕動ポンプロータは、互いに対して略径方向に対向して配置される2つのチューブ接触部分を備え、各チューブ接触部分は、送出を行うことができるように使用時に前記チューブ接触部分が前記蠕動ポンプのチューブと接触する展開状態と、送出が行われないように前記チューブ接触部分が引き込まれる引き込み状態との間で移動でき、各チューブ接触部分は、それぞれの4節棒リンク機構により、前記それぞれのチューブ接触部分が前記展開状態にあるときに各4節棒リンク機構が中央越え位置に配置されるように前記展開状態と前記引き込み状態との間で移動でき、
    前記4節棒リンク機構は、
    前記駆動シャフトによって駆動可能な共通の駆動リンクと、
    前記駆動シャフトの周りで回動可能な共通の作動リンクと、
    前記蠕動ポンプロータの一方側の第1のチューブ接触リンクであり、一端が前記駆動リンクの端部に対して回動可能であるとともに他端が第1のコネクタリンクに対して回動可能であり、前記第1のコネクタリンクの他端がアクチュエータシャフトの一端部に対して回動可能である、第1のチューブ接触リンクと、
    前記蠕動ポンプロータの他方側の第2のチューブ接触リンクであり、一端が前記駆動リンクの反対側の端部に対して回動可能であるとともに他端が第2のコネクタリンクに対して回動可能であり、前記第2のコネクタリンクの他端が前記アクチュエータシャフトの反対側の端部に対して回動可能である、第2のチューブ接触リンクと、を備え、
    前記チューブ接触部分が前記それぞれのチューブ接触リンクから延びる、蠕動ポンプロータ。
  30. 請求項1〜29のいずれか一項に記載の蠕動ポンプロータを備える蠕動ポンプ。
  31. 添付図面に関連して本明細書中に実質的に記載される蠕動ポンプロータ。
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