JP2015531854A - 工作機械における測定方法および対応する工作機械装置 - Google Patents

工作機械における測定方法および対応する工作機械装置 Download PDF

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Abstract

工作機械上に取り付けられたアナログプローブを使用して対象を走査することにより、対象の表面上の基準測定ラインに沿って走査測定データを収集する方法。アナログプローブは、好ましい測定範囲を有する。本方法は、相対動作経路にしたがって走査オペレーションを実施するためにアナログプローブおよび/または対象を制御するステップを含み、相対動作経路は、対象の表面の仮定的特性に基づき、アナログプローブが、対象の表面上の基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを取得させられ、その好ましい測定範囲外に進められるように、設定される。

Description

本発明は、アーチファクトを測定する方法に関し、特に工作機械上に取り付けられたアナログ測定ツールを使用してアーチファクトを走査する方法に関する。
工作物に対して移動させるために工作機械スピンドルに測定プローブを取り付けることにより、工作物を測定することが知られている。特に、典型的には、このプローブは、例えば特許文献1に記載されるような、プローブのスタイラスが工作物表面に接触するときにトリガ信号を生成するタッチトリガプローブであった。このトリガ信号は、工作機械の数値制御装置(NC)のいわゆる「スキップ」入力に送られる。これに応答して、対象および工作物の相対移動が、停止され、制御装置は、マシンの位置(すなわち、マシンに対するスピンドルおよびプローブの位置)を即座に読み取る。これは、マシンの移動用のサーボ制御ループに位置フィードバック情報を提供するエンコーダなどのマシンの測定デバイスから得られる。かかるシステムを使用する欠点は、測定プロセスが比較的遅く、その結果として、多数の測定点が必要とされる場合に測定時間が長くなる点である。
また、アナログ測定プローブ(走査プローブとしても一般的に知られる)が、知られている。典型的には、コンタクトアナログプローブは、工作物表面に接触するためのスタイラスと、プローブ本体に対するスタイラスの偏向を測定するプローブ内のトランスデューサとを備える。一例が、特許文献2に示されている。使用時に、アナログプローブは、工作物の表面に対して移動され、それにより、スタイラスは、この表面を走査し、プローブトランスデューサの出力の継続的な読取りが行われる。プローブ検出出力とマシン位置出力とを組み合わせることにより、座標データを取得することが可能となり、これにより、この走査全体にわたる非常に多数の点において工作物表面の位置を判明させることが可能となる。したがって、アナログプローブは、タッチトリガプローブを使用して実際に可能となるものよりも、工作物表面の形状のより詳細な測定値の取得を可能にする。
理解されるように(および図2との関連において以下でさらに詳細に説明されるように)、アナログプローブは、測定範囲が限定される。さらに、アナログプローブは、好ましい測定範囲を有する場合がある。アナログプローブは、その好ましい測定範囲外のデータを取得することが可能である場合があるが、この範囲外から取得されたデータは、例えば好ましい測定範囲内で取得されたデータよりも精度が低いことが考えられ得ることなどにより、あまり好ましいものではない可能性がある。好ましい測定範囲の境界は、プローブのタイプ、利用される較正ルーチン、およびさらには例えば測定される対象を含む、多数の異なる要素に応じて変化し得る。多くの状況においては、アナログプローブが、工作物の表面に沿って走査する際に、その好ましい測定範囲内に維持されるように確保することが好ましいこととなり得る。コンタクトアナログプローブの好ましい測定範囲は、例えば任意の所与の次元において+/−0.8mm以下であり、例えばいくつかの状況においては任意の所与の次元において+/−0.3mmの小ささであり得る。(これらの値は、スタイラスの休止位置から測定され得る)。さらに、実際の好ましい測定範囲は、最小量の偏向が、好ましい測定範囲に到達するために必要とされ得る場合があり得るため、上記に示した数字よりもさらに小さいものとなる恐れがある。したがって、好ましい測定範囲が、休止位置から+/−0.5mmであり得る場合でも、少なくとも第1の+/−0.05mmの偏向または例えば第1の+/−0.1mmの偏向が、好ましい測定範囲内に含まれない場合がある(これもまた、図2に関連して以下でさらに詳細に説明される)。したがって、理解されるように、プローブ/工作物位置関係のリアルタイム管理が、アナログプローブがその好ましい測定範囲外に陥る状況を回避するために、必要とされる。
これが理由となり、アナログプローブは、アナログプローブ自体が長年にわたり知られているにもかかわらず、典型的には専用座標測定機(CMM)と共にのみ使用されてきた。これはCMMが、かかるプローブ偏向の管理の実施を可能にするための専用のリアルタイム制御ループを有するからである。特に、CMMにおいては、工作物に対して測定プローブを移動させるための予め定められた動作経路を規定するプログラムがロードされた、制御装置が用意される。制御装置は、測定プローブの移動を誘発するためにモータを作動させるために使用されるプログラムからモータ制御信号を発生させる。また、制御装置は、マシンのエンコーダからリアルタイム位置データを、またアナログプローブから偏向データ(コンタクトプローブの場合)を受信する。工作物の材料条件の変化に対応するために、専用制御ループ構成が存在する。これは、上述のモータ制御信号および偏向データが送られるフィードバックモジュールを備える。フィードバックモジュールは、論理回路を使用してオフセット制御ベクトルを継続的に更新し(偏向データに基づき)、さらにこのオフセット制御ベクトルは、プログラムから生成された上述のモータ制御信号を調節するために使用され、その後、アナログプローブが工作物を走査する際に好ましい測定範囲内にプローブ偏向を維持しようと試みるためにCMMのモータへと送信される。これは、いずれも1から2ms未満の応答時間で閉ループ制御ループ内において生じる。これは、例えば特許文献3に記載されている。
プローブ位置決めに対するかかる厳格な制御と、リアルタイムスタイラス偏向データを処理することが可能であることとにより、かかる専用CMMは、それらの予期される形状から逸脱した複雑な物品を走査することが可能となり、さらには未知の形状の物品を走査することが可能となる。
今日まで、アナログプローブは、工作機械走査用途に広く使用されてこなかった。これは、CMMにより実現されるアナログプローブのリアルタイム制御を容易化しない、多数の市販の工作機械に固有の特性による。これは、工作機械が、主に工作物を機械加工するために展開され、工作物の測定のためにそれにおいて測定プローブを使用することが、基本的に補足的なものであるからである。したがって、工作機械は、典型的にはアナログ測定プローブからのデータを使用してリアルタイム制御するようには構成されない。実際に、多くの場合には、工作機械は、測定プローブから偏向データを直接的に受信するために組み込まれた装備を有さない。むしろ、例えば特許文献4に記載されているように、プローブは、インターフェースと通信する必要があり(例えば無線により)、このインターフェースは、プローブ偏向データを受信し、別個のシステムにこのデータを送り、この別個のシステムが、その後にマシン位置データに偏向データを組み合わせることによって、後に完全な対象測定データを形成する。
これにより、既知の対象に関する走査測定データを取得するために工作機械においてアナログプローブを使用することが困難になる。なぜならば、対象の予期される形状からの任意のばらつきが、プローブを過剰偏向させる恐れがあり、したがって測定プロセスを失敗させる恐れがあるからである(一方で、CMMにおいては、プローブの動作経路は、プローブが過剰偏向せぬように確保するのに十分な迅速さで更新され得る)。また、これにより、未知の対象に関する走査測定データを取得するために工作機械においてアナログプローブを使用することが困難になる。なぜならば、これは、プローブの動作経路が、過剰偏向を回避するのに十分な迅速さで更新されることを本質的に必要とするからである。
工作機械においてアナログ走査プローブを使用する問題点を解消するための技術が、展開されてきた。例えば、プログラム命令がドリップフィード式に工作機械の制御装置にロードされる、ドリップフィード技術が知られている。特に、各命令により、プローブは、わずかな距離(すなわちプローブの好ましい偏向範囲未満)だけ移動され、プローブの出力が、偏向度を判定するために解析され、次いで、これは、制御装置に送るべき次の命令を生成するために使用される。しかし、かかる技術は、CMMにおいてアナログ走査プローブを使用して実施され得る走査技術よりも依然としてはるかに制限される。特に、かかる方法は、非常に低速で非効率である。
特許文献5は、第1の測定オペレーションが結果として過剰偏向または過小偏向をもたらす場合に、調節された経路にしたがって測定オペレーションを繰り返すことを伴う、既知の対象を測定するためのプロセスを説明している。
また、この問題は、工作機械においてアナログプローブを使用する場合には、さらに悪化し得る。なぜならば、それらの構成(工作機械により提供されるより過酷な環境と、それらが工作機械のスピンドルに/から自動交換される場合などにさらされるより大きな加速および力との中において、それらを使用することを可能にし得る構成)により、それらが、CMMと共に使用するためのアナログプローブよりもはるかに小さな測定範囲をしばしば有するからである。したがって、これは、CMMにおいて使用されるアナログプローブに比べて誤差に対するさらに小さな余地を与えるものとなり得る。例えば、工作機械アナログプローブは、任意の所与の次元において+/−0.8mm以下(スタイラスの休止位置から測定される)の、例えばいくつかの状況においては任意の所与の次元において+/−0.5mm以下の、および例えばいくつかの状況においては任意の所与の次元において+/0.3mm未満の、測定範囲を有し得る。したがって、これは、CMMにおいて使用されるアナログプローブに比べて誤差に対するより小さな余地を与えるものとなり得る。また、上述のように、最小偏向が、好ましい測定範囲に到達するために必要とされる場合がある。
具体的な一例として、測定範囲は、最大偏向0.725mmおよび0.125mmの最小偏向(スタイラスの休止位置から測定される)により規定され得る。したがって、この場合には、これは、表面が、基準値から+/−0.3mmであると共に、正確な測定が維持され得ることを意味し得る。しかし、この数字は、より小さくなる恐れがあり、例えば、表面不確実性が、+/−0.1mmであることが知られており、これは、約+/−0.325mmの最大プローブ偏向および+/−0.125mmの最小プローブ偏向に相当する。
米国特許第4,153,998号明細書(McMurtry) 米国特許第4,084,323号明細書(McMurtry) 国際公開第2006/115923号パンフレット 国際公開第2005/065884号パンフレット 国際公開第2008/074989号パンフレット
本発明の第1の態様によれば、工作機械上に取り付けられたアナログプローブを使用して対象を走査することにより、前記対象の表面上の基準測定ラインに沿って走査測定データを収集する方法が提供される。前記アナログプローブは、好ましい測定範囲を有する。前記方法は、相対動作経路にしたがって走査オペレーションを実施するために前記アナログプローブおよび/または前記対象を制御することを含み、前記相対動作経路は、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上の前記基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを取得させられ、その好ましい測定範囲外に進められるように、前記対象の前記表面に対する前記好ましい測定範囲の位置が制御されるように設定される。
したがって、前記アナログプローブをその好ましい測定範囲内に常に維持するように試みる代わりに、本発明はよって、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上において前記基準測定ラインに沿ってその好ましい測定範囲の内外に移動することを予期するという基礎に基づき実施される。これは、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上において前記基準測定ラインに沿ってその好ましい測定範囲の内外の両方の測定値を取得することを予期するようなものとなり得る。実際に、前記方法は、前記アナログプローブが前記対象の前記表面上において前記基準測定ラインに沿ってその好ましい測定範囲の内外の両方の測定値を故意に取得させられるように、前記対象の前記表面に対する前記アナログプローブの好ましい測定範囲の前記位置が制御されるように、構成され得る。これは、対象測定データが工作機械上のアナログプローブを使用して取得される効率を向上させ得る。
前記相対移動経路は、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上の前記基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを取得させられ、その好ましい測定範囲を越えさせられるように、前記対象の前記表面に対する前記好ましい測定範囲の前記位置が制御されるように設定され得る。前記相対動作経路は、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上の前記基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを取得させられ、その好ましい測定範囲を越えさせられるおよび/またはその好ましい測定範囲に到達させられないように、前記対象の前記表面に対する前記好ましい測定範囲の前記位置が制御されるように設定され得る。
前記方法は、前記走査オペレーション時に、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記対象の前記表面に対して法線方向における前記対象の前記表面に対する前記好ましい測定範囲の前記位置(例えば高さ)が、前記基準測定ラインに沿って変化するように、前記相対動作経路が設定されるように構成され得る。
前記方法は、前記アナログプローブから取得された前記データをフィルタリングすることにより、選択走査測定データを取得することをさらに含むことが可能である。前記方法は、前記アナログプローブから取得された前記データをフィルタリングすることにより、前記アナログプローブの好ましい測定範囲の内外のいずれかから主に取得された走査測定データに関連するデータを取得することを含むことが可能である。前記方法は、前記アナログプローブから取得された前記データをフィルタリングすることにより、前記アナログプローブの好ましい測定範囲内から取得された走査測定データに主に関連する選択走査測定データを取得することを含むことが可能である。前記方法は、前記アナログプローブから取得された前記データをフィルタリングすることにより、前記アナログプローブの好ましい測定範囲内から取得された走査測定データのみに実質的に関連する選択走査測定データを取得することを含むことが可能である。
前記方法は、前記フィルタリングされたデータを照合することによりさらなるデータセットを形成することを含むことが可能である。したがって、例えば、前記さらなるデータセットは、前記アナログプローブの好ましい測定範囲内において取得された前記対象の前記表面に関する走査測定データを含むことが可能である。前記さらなるデータセットは、前記対象の測定データとして出力され得る。
したがって、前記方法は、前記アナログプローブの好ましい測定範囲内において取得された走査測定データを前記対象の測定値として収集および出力することを含むことが可能である。上述にしたがって、かかる収集および出力は、前記アナログプローブから取得された前記データをフィルタリングすることにより、前記アナログプローブの好ましい測定範囲内から取得された選択対象測定データを取得し、前記対象の前記測定値として供給することを含むことが可能である。
前記好ましい測定範囲は、前記アナログプローブの全測定範囲未満であり得る。コンタクトプローブの場合には、前記好ましい測定範囲は、前記アナログプローブの全偏向範囲未満であり得る。したがって、前記好ましい測定範囲は、前記アナログプローブの全測定範囲の下位セットであり得る。上述のように、前記好ましい測定範囲の厳密な境界は、プローブごとに、およびさらには任意の所与のプローブの測定オペレーションごとに異なり得る。それは、前記アナログプローブが、例えば所望の精度レベルを与えるためなどに、任意の所与の測定オペレーションに関して較正された範囲であり得る。
前記方法は、以前の走査オペレーション時に取得された前記測定データに基づき、前記アナログプローブおよび前記対象の新規の相対移動経路を生成および実行(例えば第2の走査オペレーションの一部として)することを含むことが可能である。前記新規の相対移動経路は、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面中において実質的に同一の測定ラインをトラバースすることを含むことが可能である。しかし、この場合には、前記相対移動は、前記アナログプローブが前記対象の前記以前の測定の場合よりも高い割合の前記測定経路に関してその好ましい測定範囲内の測定値を取得するような、前記アナログプローブおよび前記対象の相対位置となるように、制御され得る。特に、前記アナログプローブおよび前記対象が辿る前記新規の相対移動経路は、前記アナログプローブが、前記同一の基準ラインの実質的に全長に沿ってその好ましい測定範囲内の測定データを取得するように設定され得る。
前記対象および前記アナログプローブは、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上において前記基準測定ラインに沿って走査測定データを取得するように、予め定められた相対動作経路に沿って互いに対して移動するように構成され得る。
前記予め定められた相対動作経路は、それが、前記基準測定ラインに沿って移動する際に、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブの好ましい測定範囲の前記位置が、前記対象の前記表面に対して反復的に上昇および下降させられるように、前記アナログプローブが進行するように設定され得る。したがって、これは、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブを、前記基準測定ラインに沿ってその好ましい測定範囲内のデータの取得とその好ましい測定範囲外のデータの取得との間で(例えば、好ましい測定範囲未満と好ましい測定範囲内との間、または好ましい測定範囲内と好ましい測定範囲超との間、または好ましい測定範囲未満と好ましい測定範囲内と好ましい測定範囲超との間など)搖動させるためのものであり得る。例えば、前記予め定められた相対動作経路は、前記アナログプローブが、前記基準測定ラインに沿って移動する際に、波動的に、正弦曲線状に、または波状に移動するように設定され得る。
前記予め定められた相対動作経路は、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブが、前記基準測定ラインに沿って移動される際に、前記対象の前記表面との間において位置感知関係に維持されるように設定され得る。これは、特に、前記アナログプローブが、前記基準測定ラインに沿って移動する際に、前記対象の前記表面の仮説的特性に基づき、前記アナログプローブの好ましい測定範囲の前記位置を前記対象の前記表面に対して反復的に上昇および下降させるように、進行するように、予め定められた相対動作経路が設定される、上述の前記実施形態の場合に当てはまり得る。
前記相対動作経路は、前記走査オペレーション時に、前記アナログプローブの好ましい測定範囲が、前記基準測定ラインに沿って前記対象を複数回にわたりトラバースするように、設定され得る。前記アナログプローブおよび前記対象の位置関係は、個々のトラバースごとに異なり得る。前記アナログプローブは、個々のトラバースに関してその全測定範囲のそれぞれ異なる領域内の測定データを取得することが可能である。前記アナログプローブおよび前記対象が互いに対して辿るルートの形状は、前記対象が、前記対象の前記表面上において前記基準測定ラインに沿って複数回にわたり測定されるように、各トラバースに関して実質的に同一であり得る。しかし、前記アナログプローブおよび前記対象の前記位置は、個々のトラバースに関して互いに対してオフセットされ得る。
したがって、前記動作経路は、個々のトラバースに関して、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上において前記同一の基準測定ラインに沿って前記対象の種々の部分についてその好ましい測定範囲内の測定データを取得するように、設定され得る。前記好ましい測定範囲が前記表面に対して辿る前記ルートの前記形状は、引き続くトラバースに関して実質的に同一であり得る。したがって、前記基準測定ラインに沿った(および好ましくは前記基準測定ラインの前記全長に沿った)少なくとも1つの点における前記表面からの前記ルートの高さは、個々のトラバースに関して異なり得る。特に、前記トラバースは、個々のトラバースに関して、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上において前記同一の基準測定ラインに沿って前記対象の種々の部分についてその好ましい測定範囲内の測定データを取得するように、相互からオフセットされ得る。換言すれば、前記動作経路は、前記好ましい測定範囲が、前記基準測定ラインに沿って前記対象を少なくとも2回トラバースし、各トラバースが、互いに対して実質的に平行となり、しかし前記対象の前記表面に対してそれぞれ異なる基準高さに位置するように、設定され得る。前記基準高さは、引き続くトラバースにわたって増加し得る。好ましくは、前記基準高さは、引き続くトラバースにわたって減少する。
したがって、前記動作経路は、少なくとも第1のトラバースおよび第2のトラバースが実施され、前記第2のトラバース時に、前記アナログプローブが、前記第1のトラバース時に前記プローブの好ましい測定範囲外にてデータが取得された前記対象の少なくとも一部について、その好ましい測定範囲内の測定データを取得するように設定され得る。
上述のように、前記対象の前記表面の上方における前記アナログプローブの好ましい測定範囲の前記位置は、個々のトラバースに関して異なり得る。前記対象の前記表面に対する前記アナログプローブの好ましい測定範囲の前記位置は、引き続くトラバースにわたって上昇し得る。好ましくは、前記対象の前記表面に対する前記アナログプローブの好ましい測定範囲の前記位置は、引き続くトラバースにわたって下降する。前記位置は、前記好ましい測定範囲に対する基準点(例えば前記好ましい測定範囲の中間点などの、前記好ましい測定範囲内の点など)と、前記対象の前記表面(例えば、前記対象の基準表面など)との間で測定され得る。したがって、例えば、好ましくは、前記好ましい測定範囲の中心が各経路に関して辿るラインは、概して、引き続くトラバースにわたり前記対象の前記表面に対して漸進的に下降し得る(例えばより接近し得る/より深く貫入し得る)。これは、例えば各トラバースの終了時などに、段階的に起こり得る。
前記相対動作経路は、以前のトラバースに沿って表面測定データが全く得られなかった場合に、後のトラバースにより前記アナログプローブがその全測定範囲を超過する対象表面測定データを取得させられず、例えば前記アナログプローブがその好ましい測定範囲を超えるデータを取得しないように、前記以前のトラバースと前記後のトラバースとの差異が十分に小さなものになるように設定され得る。任意には、トラバースは、前記プローブの前記全測定範囲よりも大きくない、例えば前記プローブの前記全測定範囲未満である間隔にて、相互からオフセットされる。例えば、トラバースは、前記プローブの前記好ましい測定範囲よりも大きくない、例えば前記プローブの前記好ましい測定範囲未満である間隔にて、相互からオフセットされ得る。
個々のトラバースから前記好ましい測定範囲内において取得された表面測定データは、照合されることにより、前記基準測定ラインに沿って前記対象の前記表面を表す測定データセットを形成することが可能である。上述のように、前記動作経路は、個々のトラバースに関して、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上において前記同一の基準測定ラインに沿って、前記対象の種々の部分についてその好ましい測定範囲内の測定データを取得するように、設定され得る。好ましくは、前記動作経路は、前記好ましい測定範囲内において測定データが取得される前記表面の部分同士が、引き続く経路間で重畳するように、設定される。この場合には、前記測定データセットは、前記基準測定ラインに沿って前記表面の連続長さを表すことが可能であり、好ましくは前記基準測定ラインの全長に沿った前記表面を表し得る。しかし、前記部分同士は、重畳しなくてもよく、したがってこれは、前記測定データセット中のギャップが存在し得ることを意味し得る。
前記対象の前記基準表面形状は、既知でなくてもよい。前記対象の前記基準表面形状は、既知であることが可能である。この場合には、前記対象中の前記測定経路の形状は、基準表面形状に対して実質的に平行になるように構成され得る。すなわち、前記好ましい測定範囲が辿るように設定された前記対象中の前記経路は、前記基準表面形状に対して実質的に平行になるように設定され得る。
前記アナログプローブは、例えば光プローブ、静電容量プローブ、またはインダクタンスプローブなどの、非コンタクトアナログプローブであることが可能である。この場合には、前記好ましい測定範囲は、前記アナログプローブの一部(例えば工作物感知部分)と前記工作物表面との間の距離または離間範囲となり得る。したがって、前記好ましい測定範囲は、最大プローブ−対象離間および最小プローブ−対象離間に関する、上限境界または上限しきい値および下限境界または下限しきい値を含むことが可能である。前記アナログプローブは、コンタクトアナログプローブであることが可能である。例えば、前記アナログプローブは、前記対象に接触するための偏向可能スタイラスを有するコンタクトアナログプローブであることが可能である。この場合に、前記好ましい測定範囲は、好ましいスタイラス偏向範囲であることが可能である。したがって、前記好ましい測定範囲は、最大スタイラス偏向および最小スタイラス偏向に関する、上限境界または上限しきい値および下限境界または下限しきい値を含むことが可能である。
前記対象は、前記アナログプローブが取り付けられるマシンにおいて機械加工された(および/または機械加工されることとなる)対象であり得る。したがって、前記方法は、同一の工作機械が、例えば上述の前記測定ステップの前などに前記対象を機械加工することを含み得る。任意には、機械加工は、上述の前記測定ステップの後に実施され得る。かかる測定後機械加工は、前記測定が実施された同一の工作機械において実施され得る。かかる測定後機械加工は、上述の前記測定ステップ時に取得された測定データに基づき得る。前記工作機械は、金属切削機などの切削機であることが可能である。
前記アナログプローブは、シールアナログプローブであることが可能である。すなわち、前記アナログプローブは、外部汚染物質から内部センサ構成要素を保護するためにシールされ得る。例えば、前記プローブは、対象の表面を直接的または間接的のいずれかにより測定するためのセンサを収容するプローブ本体を備えることが可能であり、前記センサは、外部汚染物質からシールされる。例えば、コンタクトプローブの場合には、前記プローブは、プローブ本体と、スタイラス部材と、ハウジングに対する前記スタイラス部材の変位を測定するためのセンサとを備えることが可能であり、前記プローブ本体と前記相対的に可動なスタイラス部材との間に延在する少なくとも第1の従順シール部材が、用意され、それにより、前記センサは、シールチャンバ内に収容されて、外部汚染物質からシールされる。
前記対象は、ブレードであることが可能である。例えば、前記ブレードは、タービンエンジンのブレードであることが可能である。
したがって、本出願は、工作機械上に取り付けられたアナログプローブを使用して対象を走査する方法を説明する。前記アナログプローブは、好ましい測定範囲を有する。前記方法は、前記アナログプローブが、前記対象の表面上において基準測定ラインに沿って走査測定データを取得するように、前記対象および前記アナログプローブを互いに対して移動させることを含む走査測定オペレーションを実施することを含み、前記基準測定ラインに沿った前記走査測定オペレーション時に取得された前記データの一部は、前記アナログプローブの好ましい測定範囲内に含まれ、一部は、前記プローブの好ましい測定範囲外となる。
本発明の第2の態様によれば、工作機械装置により実行される場合に、上述の前記方法を前記工作機械装置に実施させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。
本発明の第3の態様によれば、工作機械装置により実行される場合に、上述の前記方法を前記工作機械装置に実施させる命令を含むコンピュータ可読媒体が提供される。
本発明の第4の態様によれば、工作機械と、前記工作機械上に取り付けられたアナログプローブと、制御装置とを備える、工作機械装置であって、前記制御装置が、前記アナログプローブおよび測定すべき対象の相対移動を制御することにより、前記対象の表面上の基準測定ラインに沿って走査測定データを収集し、特に相対動作経路にしたがって前記アナログプローブおよび/または前記対象を制御することによって、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブに、前記対象の前記表面上の前記基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを取得させ、その好ましい測定範囲を越えさせるように、前記対象の前記表面に対する前記好ましい測定範囲の位置が制御されるように構成された、工作機械装置が提供される。
以下、添付の図面を参照として、本発明の実施形態を専ら例として説明する。
工作機械用のシステム構成を示す概略図である。 アナログ測定プローブの測定範囲を示す概略図である。 アナログ測定プローブの測定範囲を示す概略図である。 アナログ測定プローブの測定範囲を示す概略図である。 本発明の一実施形態による測定オペレーション時の制御フローを示すシステム流れ図である。 本発明の第1の実施形態によるスタイラス先端部の基準経路の概略図である。 本発明の第2の実施形態によるスタイラス先端部の基準経路の概略側面図である。 本発明の第2の実施形態によるスタイラス先端部の基準経路の概略等角図である。 本発明の第3の実施形態によるスタイラス先端部の基準経路を示す図である。 本発明の第4の実施形態によるスタイラス先端部の基準経路を示す図である。 本発明のさらなる実施形態による、予備走査と、予備走査時に取得されたデータに基づき生じる後の走査とによる、スタイラス先端部の基準経路を示す図である。
図1を参照すると、工作機械4、制御装置6、PC8、および送受信機インターフェース10を備える、工作機械装置2が図示される。工作機械4は、台15上に配置された工作物16に対してアナログプローブ14を保持するスピンドル12を移動させるためのモータ(図示せず)を備える。スピンドル12(およびしたがってアナログプローブ14)の位置は、エンコーダ等を使用して既知の方法で正確に測定される。かかる測定により、機械座標系(x、y、z)において規定されるスピンドル位置データが生成される。数値制御装置(NC)18(これは制御装置6の一部である)が、工作機械のオペレーション領域内においてスピンドル12のx、y、z移動を制御し、スピンドル位置に関するデータを受信する。
理解されるように、代替的実施形態においては、x次元、y次元、およびz次元の中の任意または全てにおける相対移動は、スピンドルに対する台15の移動により実現され得る。さらに、アナログプローブ14および工作物16の相対回転移動は、スピンドル12の一部(例えばスピンドル上に取り付けられた回転/関節ヘッド)および/または台15の一部(例えば回転台)により実現され得る。さらに、移動は、例えばxのみおよび/またはyのみなど、より低い次元に制約され得る。さらに、説明される実施形態は、デカルト座標系工作機械を備えるが、理解されるように、必ずしもそうである必要はなく、例えば非デカルト座標系工作機械であることが可能である。さらに、多数の他の異なるタイプの工作機械(旋盤を含む)、ならびにパラレルキネマティックマシンおよびロボットアームが、知られており、本発明と共に使用され得る。
説明される実施形態においては、アナログプローブ14は、プローブ本体20と、プローブ本体20から延在する工作物接触スタイラス22とを備え、スタイラス22の遠位端部に工作物接触先端部24(この場合、これは球状スタイラスボールの形態である)の形態の表面検出領域を有する、コンタクトアナログプローブである。アナログプローブ14は、プローブ幾何学系(a、b、c)においてスタイラス22の偏向を測定する。(しかし、理解されるように、必ずしもそうである必要はなく、例えば、アナログプローブは、1次元もしくは2次元のみにおける偏向を測定することが可能であり、またはさらには偏移方向を示さずに偏向度を示す出力を生成することも可能である)。また、プローブ14は、送受信機インターフェース10との間で無線通信する(例えば、電波送信機、光送信機、または他の無線送信機を経由して)送受信機(図示せず)を備える。
上述のように、アナログ測定プローブは、測定範囲が制限される。例えば、コンタクトアナログプローブに関しては、それらは、x次元、y次元、およびz次元においてそれらを偏向し得る物理的最大量を有することが可能である。これだけではなく、プローブは、最大物理的範囲のある下位範囲内において最適に機能するように構成されることもまた可能である。例えば、図2(a)は、図1のアナログプローブを示し、実線は、休止(例えば非偏向)位置におけるスタイラス22の位置を表す。破線で示される最外スタイラス位置は、x次元におけるスタイラスの最大物理的偏向を表す。しかし、プローブは、スタイラスが最大物理的偏向未満の量だけ偏向された場合に、最も正確になるように構成され得ることが可能である。また、プローブは、スタイラスが最小下限しきい値だけ偏向された場合に、最も正確になるようにも構成され得ることもまた可能である。例えば、アナログプローブ14は、好ましい測定範囲を有することが可能であり、その上限境界および下限境界が、図2(a)において点線として示されるスタイラス位置によって図示される。したがって、示すように、好ましい測定範囲外である、スタイラスの休止位置に近い中間部に、デッドスペース「d」(x次元における)が存在する。
理解されるように、これと同じことが、y次元における偏向においても当てはまる。さらに、説明される実施形態においては、z軸における最大物理的偏向範囲と、プローブが最も正確な結果を提供するように設定された範囲であるz軸偏向の下位範囲(好ましい測定範囲)とがさらに存在する。
図2(b)に示す点線28は、x次元およびz次元において得られるアナログプローブ14の好ましい測定範囲の領域を概略的に示す。理解されるように、かかる範囲は、実際には3次元方向に広がり、したがって実際には中央に小さな穴が切り抜かれた押しつぶされた半球の形状にほぼなる。
また、図2(c)の点線は、インダクタンスプローブなどの非コンタクトプローブに関する好ましい測定範囲を概略的に示す。内方点線および外方点線は、最適測定性能のための最小プローブ/工作物離間境界および最大プローブ/工作物離間境界を表す。理解されるように、非コンタクトプローブに関して示されるこの好ましい測定範囲は、プローブの全測定範囲または単に全測定範囲の下位セットであることが可能である。理解されるように、全測定範囲は、非コンタクトプローブの表面検出領域と呼ばれ得るものとして見なすことが可能である。
理解されるように、好ましい測定範囲のサイズは、プローブごとに異なる。コンタクトアナログプローブの場合には、それは、例えば任意の所与の次元において+/0.8mm以下であり、例えば任意の所与の次元において+/0.725mm以下であり、例えば任意の所与の次元において+/0.5mm以下であり、例えばいくつかの状況においては任意の所与の次元において+/0.3mm以下である(スタイラス休止位置から測定される)ことが可能である。また、当然ながら、スタイラスが、好ましい測定範囲に到達する前に偏向して越えなければならないデッドゾーンが、スタイラス位置の直ぐ周囲に存在してもよく、これは、例えば任意の所与の次元においてスタイラス休止位置から+/−0.2mm以上である、例えば任意の所与の次元においてスタイラス休止位置から+/−0.1mm以上である、例えば任意の所与の次元において+/−0.125mm以上である(やはりスタイラス休止位置から測定される)ことが可能である。
上述のように、本発明は、プローブが、対象の表面上の基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを常に収集するように維持されなければならないという、従来の観点から外れる。さらに言えば、以下において説明される実施形態から明らかなように、本発明は、プローブの好ましい測定範囲の内外の両方において基準測定ラインに沿った測定値の取得と、その後の必要に応じたフィルタリングとを可能にする。
図3は、本発明の一実施形態にしたがって組み込まれる一般的な手順100を示す。本方法は、測定すべき部分のモデルがPC8にロードされる時点であるステップ102にて開始する。以下においてさらに詳細に説明されるように、このステップは、測定すべき工作物が未知である実施形態においては必ずしも実施される必要はない。ステップ104において、工作物16の走査測定データを取得するためのアナログプローブ14の動作経路を規定するプログラムが、生成される。説明される実施形態においては、動作経路は、アナログプローブが、対象の表面上の基準測定ラインに沿ってその好ましい測定範囲の内外の両方の測定データを取得するように、設定される。理解されるように、工作物16がアナログプローブ14と共にまたはアナログプローブ14の代わりに移動され得る(例えば可動台15により)実施形態においては、次いで、このプログラムは、工作物16の動作経路をさらに規定し得る。換言すれば、ステップ104は、アナログプローブ14が工作物16に関する走査測定データを収集し得るように、アナログプローブ14と工作物16との間の相対動作経路を計画することを含む。ステップ106において、プログラムは、API26を経由してNC18にロードされる。ステップ108は、測定オペレーションの実施および測定データの記録を伴う。特に、測定オペレーションの実施は、NC18が、プログラムの命令を解釈し、モータ制御信号を生成することを含み、これらのモータ制御信号は、予め定められた動作経路にしたがってアナログプローブ14を移動させるように工作機械4のモータ(図示せず)に命じるために使用される。測定データの記録は、複数の手順を含む。特に、スピンドル位置データ(x、y、z)(上述のように工作機械4においてエンコーダにより生成される)が、NC18を経由してPC8に送られる。さらに、プローブ偏向データ(a、b、c)(上述のようにアナログプローブにより取得される)が、プローブ送受信機インターフェース10を経由してPC8にやはり送られる。PC8は、スピンドル位置データ(x、y、z)およびプローブ偏向データ(a、b、c)を組み合わせることにより、機械座標ジオメトリ内で表面の位置を規定する測定値セットを生成する。
ステップ110は、PC8が記録された測定データをフィルタリングすることを含む。説明される特定の実施形態においては、これは、PC8が、アナログプローブの好ましい測定範囲内において取得された測定データのために記録された測定データをフィルタリングすることを含む。理解されるように、このデータは、例えばアナログプローブの好ましい測定範囲外で取得された測定データのためになど、他の方法でもフィルタリングされ得る。上述の種々の実施形態からも明らかなように、どのようにフィルタリングを実施するかと、取得される最終結果とは、実施形態ごとに異なる。
例えば(および以下においてさらに詳細に説明されるように)図4は、スタイラス先端部が、波動的に工作物16中を移動されることにより、その好ましい測定範囲の内外においてデータを収集する、既知の部分を測定するための本発明による技術を示す。図5は、種々の基準スタイラス先端部位置において未知の部分の表面上の同一の基準測定ラインを前後にトラバースすることにより、その部分を測定するための技術を示し、図6は、同様の、しかし既知の部分を測定するために使用される技術を示す。
初めに図4を参照すると、これは、スタイラス先端部24が、その概略的な移動(薄い点線30による図示される)が工作物16の表面17に対してほぼ平行になるように設定され得るのを示す。しかし、濃い点線32により示されるように、アナログプローブおよび工作物16の相対動作経路は、基準スタイラス先端部中心点23が、対象16の表面17上を基準測定ライン19に沿って移動する際に、表面に向かう方向および表面から離れる方向に波動されるように設定される。点線円24A、24B、24Cは、対象16の表面上の基準測定ラインに沿った3つの異なる点における、スタイラス先端部の基準位置を表す。理解されるように、これらのスタイラス先端部位置24A、24B、24Cは、これが、対象がそこにない場合に先端部が基準測定ラインに沿ったそれらの点に位置するであろう位置である点において、基準となる。基準測定ライン19(本発明の異なる実施形態を示す図5(b)においてより容易に理解される)は、測定データが収集されることとなる対象の表面17上のラインである。このラインは、これが対象上の予期される測定ラインであるという点で、基準となる。理解されるように、実際の測定ラインは、対象16の位置条件および/または材料条件が予期されるものと異なる場合には、異なり得る。
基準スタイラス先端部中心点23のかかる波動は、例えば、それが工作物16中をトラバースする際に、工作物16の表面17に対してプローブのスタンドオフ距離を変更することなどによって、達成され得る。任意には、プローブが、関節ヘッド上に取り付けられる場合には、これは、ヘッドの回転軸の中の少なくとも1つを中心とするプローブの角度位置を変更することにより、達成され得る。
説明される実施形態においては、動作経路は、完全な工作物16に関して(すなわち実際の工作物がモデル工作物と厳密に一致する場合)、プローブ14のスタイラス22が、工作物16の表面17に沿って移動する際に過剰偏向と過小偏向との間で搖動するように構成され、これらの間において、アナログプローブ14が、その好ましい測定範囲内の測定データを収集するように、基準波動動作32が構成されるように設定される。例えば、図4において基準スタイラス先端部位置24Aにて示されるように、スタイラス偏向は、プローブ14がその好ましい測定範囲内の測定データを取得するようなものとなるのに対し、基準スタイラス先端部位置24Bおよび24Cにおいては、スタイラスは、それぞれ過小偏向および過剰偏向される。したがって、図4の実施形態から分かるように、スタイラス先端部24が、表面中を移動する際には、スタイラス偏向がその好ましい偏向範囲内に含まれる選択部分のみ(点鎖線セグメント34により図示される)、およびしたがって測定プローブから取得されるデータの選択部分のみが、その好ましい測定範囲内において取得されることになる。
理解されるように、スタイラス中心先端部の波動位置の振幅Aは、図示を補助するために、図4においては大幅に誇張される。理解されるように、振幅Aの度合いは、好ましい測定範囲の度合い、偏向可能なスタイラスの実際の物理的範囲の度合い、基準工作物寸法、および表面位置の予期される変動レベルを含む、多数の要因により変化する。しかし、専ら例としては、振幅Aは、例えば2mm未満など5mm未満であることが可能であり、および例えば1mmであるなど例えば0.5mm超であることが可能である。さらに、波動動作のピッチPは、上述のものおよび例えば必要な測定密度などの多数の要因により変化し、例えば100mm未満および例えば10mm超など、例えば50mmであることが可能である。
図4の方法は、結果として、測定データの一部のみがプローブの好ましい測定範囲内にて取得されるが、この測定方法は、工作物16の材料条件が予期されたものと異なる場合であっても、少なくとも一部の測定データが好ましい測定範囲内において確実に取得されるのを補助し得る。例えば、図4を参照すると、工作物16の実際の位置が、若干オフセットされ、そのためその表面17が、基準プローブ先端部中心ライン32に少々より近くに配置される場合に、測定データは、依然として取得されるが、好ましい測定データは、点鎖線34により図示される点にて取得されるのではなく、基準プローブ先端部中心ライン32のピークにて取得される。
図5(a)および図5(b)は、測定されることとなる部分が未知である代替的実施形態を示す。この場合には、ステップ102にて、この部分のモデルがPCにロードされず、ステップ104は、未知の部分に関する測定データを収集するために使用され得る標準動作経路を生成することを含む。この部分は、少なくとも1つのフィーチャのその形状および寸法が、未知であり、判定されることとなる点において、未知となり得る。説明される実施形態においては、予め定められた動作経路は、基準プローブ先端部中心23が、点線40により示されるように、対象16の表面17上において同一の基準測定ライン19に沿って、しかし表面17からそれぞれ異なる基準距離をおいて、前後に移動するように設定される。図示する実施形態においては、対象の表面中の各トラバースは、ほぼ直線状であり、また1つの平面内に制約されるが、理解されるように、これは、必ずしもそうである必要はない。実際に、例えば、各トラバースは、基準スタイラス先端部中心点を、むしろ図4に示すように波動させることを含み得る。さらに、各トラバースの経路は、例えば左右方向動作においてなど、側方に曲折することが可能である。さらに、予め定められた動作経路は、必ずしも前後方向に基準プローブ先端部中心を移動させる必要はない。例えば、各トラバースが、同一方向に行われ得る。さらに、各トラバースは、例えば、対象の表面中において屈曲(例えば蛇行)方向に基準プローブ先端部中心を移動させることを含むことが可能である。
図示するように、アナログプローブの好ましい測定範囲の位置は、引き続くトラバースにわたり対象16の表面17に対して下降する。特に、表面上方の基準測定ラインに沿ったその平均位置は、引き続くトラバースにわたって下降する。説明される実施形態においては、第1のトラバースにおいて、スタイラス先端部24は、その好ましい偏向範囲に到達するのに十分なだけ偏向せず、したがって、データは、好ましい測定範囲内において取得されない。第2のトラバースにおいては、表面17の頂部により、スタイラス先端部24は、その好ましい偏向範囲内において偏向し、それにより、測定データが、点鎖線42により図示される経路の一部分に関してプローブの好ましい測定範囲内において取得される。示されるように、第3のトラバースおよび第4のトラバースに関しては、スタイラスは、その好ましい測定範囲内において再び偏向されて、それらの経路の部分42に関してプローブの好ましい測定範囲内の測定データを取得する。ステップ110時には、好ましい測定範囲内において取得された測定データの中のこれらの部分42が、全測定データセットからフィルタリングされ、照合されることにより、いずれもアナログプローブ14の好ましい測定範囲内において取得された対象に関する新規の測定データセットを生成し得る。図示する実施形態においては、プローブ先端部中心23の基準動作経路は、好ましい測定範囲内において取得されたデータの部分42同士が、引き続く経路間で重畳するようなものである。しかし、これは、必ずしもそうである必要はなく、したがって、アナログプローブ14の好ましい測定範囲内において取得されたデータから生成される任意の最終データセット中にギャップが存在することが可能であることを意味することになる。さらに、図4と同様に、各経路間の工作物に向かうステップ動作が、図示を補助するために誇張される。実際のステップ動作サイズは、プローブの測定範囲を含む多数の要因により変化するが、典型的には例えば0.2mmの小ささおよび0.8mmの大きさであることが可能である。さらに、基準スタイラス先端部中心点が、各トラバース後に対象に向かってステップ動作するのが図示されるが、これは、必ずしもそうである必要はない。例えば、基準スタイラス先端部中心点は、各トラバースに沿って対象に徐々に接近するように、経路の長さ方向に沿って名目上漸進的に近づいてゆくことが可能である。
図5に関連して説明される実施形態においては、アナログプローブのスタイラスは、その好ましい測定範囲を越えて偏向するが、その最大偏向しきい値を越えては偏向しない。しかし、他の実施形態においては、対象の形状および寸法、および/または予め定められた相対移動経路は、アナログプローブが、そのスタイラスがその最大偏向しきい値を越えて偏向するリスクを負うようなものである。この場合には、走査オペレーション時に、アナログプローブの出力は、かかる状況を確認し補正動作を行うために、モニタリングされ得る。かかる補正動作は、走査オペレーションを中止および中断させることであり得る。任意には、かかる補正動作は、その最大偏向しきい値を越えるスタイラスの偏向が回避されるように、予め定められた相対移動経路を調節することであり得る。例えば、各トラバースの終了時に、次のまたは後々のトラバースにおいて、スタイラスがその最大偏向しきい値を越えて偏向される可能性があるか否かが、判定され得ると共に、仮にその可能性がある場合には、予め定められた相対移動経路を調節する。
また、図5に関連して未知の部分に関して説明された、採用されるかかるラスタアプローチは、工作物の基準形状が既知である場合でも有用であり得る。例えば、図6(a)を参照すると、工作物16の実際の表面形状17が、予期しないくぼみ27を有するという点においてその基準表面形状17’から逸脱する状況が図示される。したがって、スタイラス先端部24が、予期される基準表面形状17に対して実質的に平行である経路50を辿ることとなった場合には、結果として、測定データは、表面のくぼみ部に関してアナログプローブの好ましい測定範囲内において取得されないことになる。しかし、図6(b)に示すように、ラスタアプローチを採用する経路52を使用することにより、アナログプローブの好ましい測定範囲内において取得された経路52に沿って取得される測定データ(かかるデータは点鎖部分54により図示される)は、フィルタリングおよび照合され、それにより、実際の表面形状17に関して全基準測定ライン19にわたりアナログプローブの好ましい測定範囲内において取得された測定データを生成し得る。
理解されるように、フィルタリングは、多数の異なる方法において達成され得る。例えば、それは、プローブの好ましい測定範囲内において取得されたデータのみが、アナログプローブおよび/または送受信機インターフェース10により通知されるように、供給源にて実施され得る。任意には、アナログプローブの好ましい測定範囲内において取得された測定値のみが、スピンドル(すなわちアナログプローブ)位置データと組み合わされることによって、アナログプローブからの全てのデータが、通知される。代替的実施形態においては、全てのアナログプローブデータが、スピンドル位置データと組み合わされ、次いで、組み合わされたデータは、好ましい測定範囲外のアナログプローブデータを含む組み合わされたデータを除去するために、後にフィルタリングされる。
上述の実施形態は、アナログプローブの好ましい測定範囲内において取得されたデータのためにフィルタリングし、そのデータを照合する。理解されるように、これは、必ずしもそうである必要はなく、代わりに、例えば、本発明による方法は、好ましい測定範囲外のデータのためにフィルタリングしそのデータを照合するか、または好ましい測定範囲外のデータのみを実際に通知することが可能である。これは、例えば、部分が許容範囲外である場合を(および場合によっては例えばどの程度だけ許容範囲外であるかを)知ることのみが重要である場合なには、有用となり得る。
上述の実施形態においては、アナログプローブおよび対象が互いに対して移動される経路が、予め定められる。特に、全経路が、走査オペレーションが開始される前に決定される。しかし、これは、必ずしもそうである必要はない。例えば、図5および図6に関連して説明される実施形態に関しては、相対移動経路は、トラバースごとに生成され得る。例えば、基準測定ラインに沿った第1のトラバースが、完了され、基準測定ラインに沿って取得された測定データの全てが、アナログプローブの好ましい測定範囲内に含まれるわけではなかった場合には、次いで、プローブの好ましい測定範囲の位置が基準測定ラインに沿ったトラバースに沿って対象に対して異なる位置に位置する、後のトラバースが実施され得る。このプロセスは、アナログプローブの好ましい測定範囲内の測定データが、基準測定ラインの全長に沿って取得されるまで、継続的に繰り返され得る。
他の実施形態においては、本発明の方法は、以前の走査オペレーション時に(例えば、図4、図5、および図6の実施形態による走査オペレーション時に)取得された測定データに基づきアナログプローブおよび対象の新規の相対移動経路を生成および実行する(例えば第2の走査オペレーションの一部として)ことを含み得る。この新規の相対移動経路は、アナログプローブが、対象の表面にわたり実質的に同一の測定ラインをトラバースすることを含み得る。しかし、この場合には、相対移動は、アナログプローブおよび対象の相対位置が、アナログプローブが対象の以前の測定の場合よりも高い割合の測定経路に関してその好ましい測定範囲内の測定値を取得するようなものになるように、制御され得る。特に、アナログプローブおよび対象が辿る新規の相対移動経路は、アナログプローブが、同一の基準ラインの全長に実質的に沿ってその好ましい測定範囲内の測定データを取得するように、設定され得る。これは、実線56が、点線52により図示される走査の際に取得されたデータから生成されたプローブ先端部中心の経路を図示する点を除いては、図6(b)の再現である、図7に示す例である。
上述の走査オペレーションは、高速で実施され得る(例えば、工作物感知部(例えばスタイラス先端部24)および対象が、互いに対して少なくとも16mm/sにて、好ましくは少なくとも25mm/sにて、より好ましくは少なくとも50mm/sにて、特に好ましくは少なくとも100mm/sにて、例えば少なくとも250mm/sにて移動する)。なぜならば、プローブ14が、その好ましい測定範囲外のデータを取得するか否かが、重要ではないからである。

Claims (15)

  1. コンタクトアナログプローブを使用して対象を走査する方法であって、前記コンタクトアナログプローブは、工作機械上に取り付けられた前記対象に接触することにより前記対象の表面上の基準測定ラインに沿って走査測定データを収集するための偏向可能スタイラスを備え、前記アナログプローブは、好ましい測定範囲を有する、方法において、
    相対動作経路にしたがって走査オペレーションを実施するために前記コンタクトアナログプローブおよび/または前記対象を制御するステップであって、前記相対動作経路は、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記アナログプローブが、前記対象の前記表面上の前記基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを取得させられ、その好ましい測定範囲外に進められるように、設定される、ステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記コンタクトアナログプローブの好ましい測定範囲内において取得された走査測定データを前記対象の測定値として収集および出力するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 収集および出力する前記ステップは、前記コンタクトアナログプローブから取得された前記データをフィルタリングすることにより、前記コンタクトアナログプローブの好ましい測定範囲内から取得された選択対象測定データを取得し、前記対象の前記測定値として供給するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記コンタクトアナログプローブは、それが、前記基準測定ラインに沿って移動する際に、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記コンタクトアナログプローブの好ましい測定範囲の位置を前記対象の前記表面に対して反復的に上昇および下降させるように進行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記コンタクトアナログプローブは、それが、前記基準測定ラインに沿ってデータを収集するために移動される際に、前記対象の前記表面との間において位置感知関係に維持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記相対動作経路は、前記走査オペレーション時に、前記コンタクトアナログプローブの好ましい測定範囲が、前記基準測定ラインに沿って前記対象を複数回にわたりトラバースするように設定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 個々のトラバースに関して、前記コンタクトアナログプローブは、前記基準測定ラインに沿って前記対象の種々の部分についてその好ましい測定範囲内の測定データを取得することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記好ましい測定範囲が前記表面に対して辿るルートの形状が、引き続くトラバースに関して実質的に同一であるが、前記基準測定ラインに沿った少なくとも1つの点における前記表面からの前記ルートの高さが、個々のトラバースに関して異なることを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
  9. 個々のトラバースから前記好ましい測定範囲内において取得された表面測定データが、照合されることにより、前記基準測定ラインに沿った前記対象の前記表面を表す測定データセットを形成することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記アナログプローブおよび前記対象の新規の相対移動経路を、第2の走査オペレーションの一部として生成および実行するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記新規の相対移動経路は、前記コンタクトアナログプローブが、前記対象の前記表面中において実質的に同一の測定ラインをトラバースすることを含み、しかし、前記相対移動は、前記コンタクトアナログプローブが、前記走査オペレーションの場合よりも高い割合の前記移動経路に関してその好ましい測定範囲内の測定値を取得するように制御されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記コンタクトアナログプローブの好ましい測定範囲は、前記コンタクトアナログプローブの好ましい偏向範囲であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 工作機械装置により実行される場合に、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法を前記工作機械装置に実施させる命令を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 工作機械装置により実行される場合に、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の方法を前記工作機械装置に実施させる命令を含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  15. 工作機械と、前記工作機械上に取り付けられた偏向可能スタイラスを有するコンタクトアナログプローブと、制御装置とを備える、工作機械装置であって、前記制御装置は、前記コンタクトアナログプローブおよび測定すべき対象の相対移動を制御することにより、前記対象の表面上の基準測定ラインに沿って走査測定データを収集し、特に相対動作経路にしたがって前記コンタクトアナログプローブおよび/または前記対象を制御することによって、前記対象の前記表面の仮定的特性に基づき、前記コンタクトアナログプローブに、前記対象の前記表面上の前記基準測定ラインに沿って、その好ましい測定範囲内のデータを取得させ、その好ましい測定範囲を越えさせるように、前記対象の前記表面に対する前記好ましい測定範囲の位置が制御されるように構成されることを特徴とする工作機械装置。
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