JP2015531702A - 筆記器具 - Google Patents
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Abstract
筆記器具(1)と電子器機(50)を備える器機を提供する。電子器機(50)は、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持し、かつ取り外し可能に保持するヘッドフォン・ソケットを有し、筆記器具(1)は、細長く、第1及び第2端部(6,8)を有する。第1端部(6)にはペン先(16)があり、第1及び第2端部(6,8)は、電子器機(50)のヘッドフォン・ソケットによって支持され、取り外し可能に保持されるように成形される。第1の収容構成で、第1端部(6)は、ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、第2端部(8)は電子器機(50)から離れた側に露出している。第2の筆記可能な構成では、第2端部(8)は、ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、第1端部(6)は、電子器機(50)から離れた側に露出して、筆記器具(1)を電子器機(50)と組み合わせて、筆記に使用できるようにする。【選択図】図1
Description
本発明は、筆記器具に関する。本発明は、特に電子器機で使用するための筆記器具に関する。
多くの筆記器具で知られているものは、ユーザがインク又は他の顔料を表面に沈着させることができ、例えば、ペンや鉛筆がある。これらの器具には細長い器具があり、次の2つの部分に分かれている。一つは書き込み部で、ペン先や先端部を有しており、ここからインク又は他の顔料媒体を筆記面と接触しながら排出することができる。もう一つはキャップ部で、該器具を使用中でないときにペン先又は先端部を保護するための部分である。
第1の態様から見ると、本発明は、筆記器具及び電子器機を含む器機を提供し、
該電子器機はヘッドフォン・ソケットを含み、該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持及び取り外し可能に保持し、かつ、該ジャック・プラグが該ヘッドフォン・ソケットに対して回転可能なように構成され、
該筆記器具は、細長く、かつ、第1及び第2端部を含み、
該第1端部はペン先を含み、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形されており、
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形されており、そして、
第1の収容された構成では、該第1端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第2端部は該電子器機から離れた側に露出し、かつ、第2の筆記可能な構成では、該第2端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第1端部は該電子器機から離れた側に露出して、該電子器機と組み合わせて該筆記器具を使用して筆記可能にする。
該電子器機はヘッドフォン・ソケットを含み、該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持及び取り外し可能に保持し、かつ、該ジャック・プラグが該ヘッドフォン・ソケットに対して回転可能なように構成され、
該筆記器具は、細長く、かつ、第1及び第2端部を含み、
該第1端部はペン先を含み、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形されており、
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形されており、そして、
第1の収容された構成では、該第1端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第2端部は該電子器機から離れた側に露出し、かつ、第2の筆記可能な構成では、該第2端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第1端部は該電子器機から離れた側に露出して、該電子器機と組み合わせて該筆記器具を使用して筆記可能にする。
第2の態様から見ると、本発明は、第1及び第2端部を含む細長い筆記器具を提供して、
該第1端部は、ペン先を含み、かつ、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、かつ、
該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持して、かつ、取り外し可能に保持し、該ヘッドフォン・ソケットに対して該ジャック・プラグを回転可能にするように構成されており、そして、
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
第1の収容された構成では、第1端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、かつ、該第2端部は該電子器機から離れた側に露出し、かつ、第2の筆記可能な構成では、該第2端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第1端部は該電子器機から離れた側に露出して、該筆記器具を使用して筆記可能にする。
該第1端部は、ペン先を含み、かつ、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、かつ、
該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持して、かつ、取り外し可能に保持し、該ヘッドフォン・ソケットに対して該ジャック・プラグを回転可能にするように構成されており、そして、
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
第1の収容された構成では、第1端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、かつ、該第2端部は該電子器機から離れた側に露出し、かつ、第2の筆記可能な構成では、該第2端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第1端部は該電子器機から離れた側に露出して、該筆記器具を使用して筆記可能にする。
したがって、本発明のこの態様では、電子器機のヘッドフォン・ソケットに便利に格納することができる筆記器具が提供されることが理解されよう。該ヘッドフォン・ソケットは、本態様でなければ使用されない可能性がある。該筆記器具は、誤って落下しないように保持されるが、ユーザによって引き出される必要がある。そして、該筆記器具のペン先は、使用しないときには該ヘッドフォン・ソケットによって保護されることができる。該筆記器具は、したがって、ユーザが、さらに別の筆記器具、例えばペンを、身に付けて持ち回ることを不要にする。特に、多くの人々が、現在では、ほとんどの時間、携帯電話を身に着けて持ち運ぶので、前記筆記器具がどこでも使用できるようになる。
また、前記筆記器具の構成は、第2端部が、第1端部のペン先とは反対側にあり、前記ソケットに保持されて、電子器機を保持したまま筆記器具を使用して筆記することができるようになっている。理解されることであろうが、該構成が特に便利である実施形態では、該電子器機は携帯電話であり、比較的小さな該筆記器具を、該筆記器具を直接保持するユーザと比べて、より快適に操作することが可能である。
さらに別の態様から見ると、本発明は、細長い、第1及び第2端部を含む筆記器具を提供して、
該第1端部は、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
該第2端部は、第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、ユーザが該電子器機のヘッドフォン・ソケットから筆記器具を引き抜くことができるように成形されている。
該第1端部は、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
該第2端部は、第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、ユーザが該電子器機のヘッドフォン・ソケットから筆記器具を引き抜くことができるように成形されている。
前述の態様及び他の態様では、筆記器具は、軸に沿って細長く、すなわち、該筆記器具の幅より長い長手方向に沿ってほぼ直線であり、該長手方向は該筆記器具の軸に平行な方向であり、該幅は該筆記器具の軸に垂直な方向である。一般的には、第1及び第2端部は軸が共通であり、好ましくは、筆記器具は回転対称である方がよい。但し、これは、本発明の幾つかの態様及び実施形態では常には当てはまらない場合がある。したがって、該筆記器具は、実質上ほぼ円筒形で、円筒の主軸に沿って延びていてよい。第1端部は、一般に、筆記器具が筆記に使用されていないときはヘッドフォン・ソケット内に保持される筆記器具の一部とされ、かつ、第2端部は、筆記器具の一部であり、第1端部が保持されているときには露出していて、例えば、第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、ユーザが電子器機のヘッドフォン・ソケットから筆記器具を引き抜くことが可能になっている。好ましくは、第1端部は、第2端部よりも長い方がよい。一般的に、第2端部は、電子器機のヘッドフォン・ソケットから、一定の長さだけ突出して、第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、ヘッドフォン・ソケットから筆記器具を引き抜くことができるようになっている。しかし、第2端部は長さが非常に短くてよく、第2端部が電子器機から突出する長さを短くできるようになっている。例えば、電子器機が携帯型の実施形態では、電子器機をユーザのポケットに収納したときに、第2端部が著しく電子器機から突出していると、違和感があるだろう。
筆記器具のペン先、すなわち、筆記が行われる表面と接触するために使用される末端は、一般的に、筆記器具の第1端部の末端に、すなわち、第2端部から遠い側に配置されている。しかし、想定される複数の実施形態では、該ペン先は、筆記器具の第2端部の先端、すなわち、第1端部から遠い側から引き出し可能である。このような実施形態の組では、第1端部は、筆記器具の軸を中心にして第2端部に対して回転可能であり、該筆記器具の回転によって、筆記器具の第2端部の先端にペン先が露出するようになっている。例えば、該筆記器具は、2つの略同心円状の本体を含み、好ましくは、該同心円状本体の間にネジがあり、第1端部、すなわち該同心円状体の一方を、第2端部、すなわち、該同心円状本体の他方に対して回転させると、該筆記器具の長さを伸ばすことが、内側部分を外側部分から露出させることにより、可能になっている。この入れ子式の実施形態の有する利点は、第1端部全体がヘッドフォン・ソケット内に保持され、前述の実施形態、すなわち、筆記器具のペン先が第1端部の先端にあり、第2端部をヘッドフォン・ソケット内に保持して該筆記器具で筆記する実施形態と比較して、より安全に、携帯型電子器機を保持して筆記器具を使用することができることである。さらに、筆記器具の両方の末端はそれぞれペン先を含み、これにより異なる機能を有することができる。例えば、以下でより詳細に説明するような機能がある。
前記電子器機は、ユーザが筆記器具を格納したいヘッドフォン・ソケットを有する任意の電子器機、例えば、CDプレーヤ、ハイファイ、パーソナル・コンピュータ、ラップトップ、又はタブレットでよいが、好ましくは、該電子器機は、携帯型電子器機、例えば、音楽プレーヤ、携帯型ゲーム機、又は携帯電話がよい。携帯電話は、本発明との共用に特に便利な電子器機である。その理由は、多くの場合、ヘッドフォン・ソケットが、例えば、音楽プレーヤに比べて、ヘッドフォンやイヤフォンと組み合わせて使用されることが少なく、携帯電話は、人々が今日ではほとんどの時間身につけている共通の器機であるからである。
一組の実施形態において、前記第2端部の形は、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持することができるように成形されており、例えば、第1端部をヘッドフォン・ソケットから露出させたままにする。これによって、該筆記器具は、ペン先が第1端部の先端にある実施形態においては、ヘッドフォン・ソケット内に保持可能であり、電子器機を保持したまま筆記器具を使用して筆記することができるようになっている。このように、第1端部は、第2端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、電子器機から突出し、第1端部の先端にあるペン先を使用できるようになっている。理解されることであろうが、これは、該電子器機が携帯型である実施形態では特に便利である。この理由は、比較的小さな該筆記器具の操作を、該筆記器具を直接保持するユーザに比べて、より楽に行うことが可能だからである。
筆記器具の構成は、第1及び第2端部のいずれか又は両方がヘッドフォン・ソケット内に保持されている場合、筆記器具が回転できないような構成にすることができる。このような実施形態では、該筆記器具は、回転を防止するために、ヘッドフォン・ソケットの形状と係合する特定の形状を含むことができる。該筆記器具は、このとき、ヘッドフォン・ソケットに嵌合して、該ヘッドフォン・ソケットによって該筆記器具を確実に保持することができるように構成することができる。これは第2端部が前記ヘッドフォン・ソケットに保持される場合に上記構成は特に有益である。なぜなら、該筆記器具を使用して筆記するときに回転が防止されるからである。第2端部が回転対称でない場合、第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、電子器機からの該筆記器具の引き抜きを補助することができる。例えば、第2端部を平坦にしてユーザが挟持できるようにすることができる。さらに、第2端部の外形が非対称な場合、携帯電話の狭い外形に合わせて、第2端部の突出を最小限に抑えることができる。
しかし、別の実施形態の組においては、ヘッドフォン・ソケット、及び少なくとも該筆記器具の第1端部は、ヘッドフォン・ソケットと該筆記器具のそれぞれの長手方向の軸の周りで回転対称になるように構成することができる。このようにすると、該筆記器具を正確に配向して、該ヘッドフォン・ソケットに適合するようにしなくても、該ヘッドフォン・ソケットに容易に挿入可能にすることができる。さらに、該筆記器具は、ヘッドフォン・ソケット内に保持されているときには回転可能にしてもよい。
別の実施形態の組では、第2端部の形状は、電子器機のヘッドフォン・ソケット内に支持及び/又は保持されないように成形されている。この形状は、それ自体で新規性及び進歩性があると考えられ、したがって、さらに別の態様から見ると、本発明は、細長い、第1及び第2端部を含む筆記器具を提供して、
該第1端部は、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
該第2端部は、該電子器機のヘッドフォン・ソケット内に支持及び/又は保持されないように成形される。
該第1端部は、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
該第2端部は、該電子器機のヘッドフォン・ソケット内に支持及び/又は保持されないように成形される。
当業者は理解されるであろうが、多くの理由で、第2端部が前記電子器機のヘッドフォン・ソケット内に支持及び/又は保持されないように成形される方が有利である。例えば、第2端部の幅(長手方向の主軸に対して垂直な方向の幅)はヘッドフォン・ソケットの対応する幅よりも広くする、すなわち、第2端部をヘッドフォン・ソケット内で支持することができないようにすることができる。これによって、ユーザは、より軽く第2端部を握って、ヘッドフォン・ソケットから筆記器具を引き抜くことができる。あるいは、第2端部の幅は、ヘッドフォン・ソケットの対応する幅よりも狭くてもよい、すなわち、第2端部をヘッドフォン・ソケット内に保持することができないようになっていてもよい。これによって、第2端部は、より小さな外形を有し、突出をより小さくすることができる。又は、該第2端部には、更に別の機能、例えば、静電容量性接点を持たせることができる。静電容量性接点については、以降で説明する。
本発明の上記態様では、前の態様に関して説明したように、筆記器具の第2端部は、先端にペン先を含むことができる。これによって、該筆記器具は、ヘッドフォン・ソケットから第1端部を引き抜かないで使用することが可能になる。該ペン先は格納式であってもよいが、これは必須ではない。追加的に又は代替として、第1端部は先端に置かれたペン先を含み、筆記器具を電子器機から引き出し、電子器機なしで使用できるようにしてもよい。
本発明のすべての態様で、第1端部は任意の長さでよく、ヘッドフォン・ソケットの長さに等しいか、又は短くてもよい。しかし、一般的には、ヘッドフォン・ソケットとほぼ同一の長さで、ヘッドフォン・ジャックと同様の寸法、すなわち、長さ約19mm、かつ、幅約3.5mmになる。同様に、第2端部は、任意の適切な長さでよい。上述したように、第2端部は、一般に、第1端部よりも短くなり、電子器機からの突出を最小限にすることができる。したがって、好ましくは、第2端部は長さが15mm未満、より好ましくは長さが10mm未満、例えば長さ6mm未満である方がよい。したがって、筆記器具の全長は、好ましくは長さ35mm未満、より好ましくは長さ30mm未満、例えば長さが25mm未満である方がよい。しかし、いくつかの実施形態においては、より長い第2端部が望ましい場合がある。例えば、ヘッドフォン・ソケットからの筆記器具の第1端部の引き抜きを助ける場合、又は、電子器機から取り外したときに筆記器具をより容易に保持することができるようにする場合、例えば、第2端部をヘッドフォン・ソケット内に保持することができない態様及び実施形態においてより長い第2端子が望ましい。
上述したように、好ましい実施形態では、第1及び第2端部は、共通の軸の周りで略円筒形をしている。ほとんどの実施形態では、ペン先を別にして、筆記器具は、プラスチック、例えば射出成形プラスチックからできている。第1及び第2端部は、筆記器具の長手方向に沿った任意の点で装飾又は造作のない、一定の円形断面を有することがある。しかし、出願人は、筆記器具が含むことができる、数多くの有利な造作、例えば、断面の形状によって決まる造作、を考案した。
筆記器具は、ゴムや軟質プラスチックからできた部分を含んでもよい。例えば、円周バンドを第1及び第2端部の間の接続部において、ヘッドフォン・ソケット内の第1及び/又は第2端部の保持を補助することができる。
一組の実施形態においては、第1端部を成形して、前記ヘッドフォン・ソケット内に位置する伸縮性の保持機構、例えば、ばね突起やリングと係合させている。これは、それ自体で新規性かつ進歩性があると考えられ、したがって、更に別の態様から見ると、本発明は、第1及び第2端部を含む、細長い筆記器具を提供し、
前記第1端部は、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、そして、該ヘッドフォン・ソケット内に位置する伸縮性の保持機構と係合して、保持される位置にクリック音を出して嵌合するように成形され、そして、
第2端部は、第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、ユーザが電子器機のヘッドフォン・ソケットから該筆記器具を引き抜くことができるように成形されている。
前記第1端部は、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、そして、該ヘッドフォン・ソケット内に位置する伸縮性の保持機構と係合して、保持される位置にクリック音を出して嵌合するように成形され、そして、
第2端部は、第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、ユーザが電子器機のヘッドフォン・ソケットから該筆記器具を引き抜くことができるように成形されている。
前記第1端部の形状は、前記ヘッドフォン・ソケット内に位置する前記伸縮性の保持機構と係合して、前記筆記器具をヘッドフォン・ソケットに確実に保持するように、例えば、誤って強打したときに該筆記器具が外れないように働く。そして、第1端部が該伸縮性の保持機構の先まで押し込まれたときに、ユーザに「クリック音」を十分に聞かせて、第1端部が該伸縮性の保持機構と係合したことを確認させる。好ましくは、第1端部は、先端に、伸縮性の保持機構と係合する、円周回りのリブ、留め輪又は溝を含む方がよい。代替として、又は追加的に、第1端部は、第1端部の先端に向かって断面積が増大するフレア部を含み、ヘッドフォン・ソケット内の伸縮性の保持機構と係合する形状になっている。
第2端部は、丸みのある先端部を有して、例えば、筆記器具の第1端部がヘッドフォン・ソケット内に保持され、電子器機がユーザのポケットやバッグの中に格納されている場合に、ものの引っかけ又は引き裂きを防ぐようにすることができる。実施形態の一つの組において、第2端部は、該筆記器具の主軸に略垂直な方向に突出する円周回りの留め輪を、第1及び第2端部の境界で含み、すなわち、該留め輪によって、都合良く両方の端部を互いに区切ることができる。一般に、その突出しているという特徴によって、留め輪の幅、すなわち、筆記器具の主軸に垂直な方向の直径は、筆記器具の幅よりもより大きく、かつ、ヘッドフォン・ソケットの幅よりも大きくなる。
前記留め輪には多くの利点がある。まず、該留め輪は、通常、前記ヘッドフォン・ソケットよりも広いので、前記筆記器具を該ヘッドフォン・ソケットに挿入することのできる距離を制限するように作用する。これは、第2端部をヘッドフォン・ソケットに挿入することができる実施形態で、最も有益である。その理由は、第1端部は、一般に、その長さが、ヘッドフォン・ソケットの奥まで押し込まれることを防止する際の制限要因となるように成形されるからである。第2に、該留め輪が提供する突出した造作は、ユーザが該造作を握ることができ、ヘッドフォン・ソケットから該筆記器具を引き抜くための助けになり、第1及び第2端部のいずれか又は両方がヘッドフォン・ソケット内に保持できる両方の場合共に有用である。
前記留め輪は、単一の平面内に置き、筆記器具の主軸に垂直にすることができる。例えば、iPhone(登録商標)の長方形の縁部と同一平面に置くことができる。しかし、携帯電話や他の電子器機には、平らな、ヘッドフォン・ソケットの軸に垂直に置かれたケースを有しないものがある。例えばHTC(登録商標)及びサムスン(登録商標)製の一部のモデルである。したがって、いくつかの実施形態では、該留め輪が筆記器具の軸に対して斜めの角度になった平面内にあってもよい、又は、該留め輪が湾曲していてもよい。すなわち、単一の平面内に置かれなくてもよい。追加で又は代替として、該留め輪は可撓性があってもよく、例えば、該留め輪の形状を電子器機のケースの形状に合わせることができる。
代替として、又は前記留め輪に加えて、第2端部は円周回りのくぼみを含み、例えば、該くぼみは、第2端部の外周の回り全部又は一部に延びて、ヘッドフォン・ソケットからの筆記器具の引き抜きを補助することができる。例えば、ユーザが該くぼみを指の爪で把持することによって引き抜くことができる。さらに、該留め輪及び/又は該円周回りのくぼみの代替として又はこれに加えて、第2端部は、円周回りのリブを含むことができる。該リブは、例えば、第2端部の外周の回りの全部又は一部に延びて、同じように、ヘッドフォン・ソケットからの筆記器具の引き抜きを補助する。該リブは、第2端部の途中または第2端部の先端に置くことができる。
実施形態の一つの組では、前記筆記器具のペン先は、前述のように、好ましくは、第1端部の先端に置く方がよく、平面、例えば、紙に筆記するために使用するときに顔料を排出するように構成されている。顔料は、インクでよく、例えば、ボールペン、水性ボールペン、フェルト・ペン、ゲル・ペン、万年筆、又は毛細管作用利用の付けペンから供給される。しかし、他のタイプのインク排出機構でも、該筆記器具と互換性があるものがある。該筆記器具の本体は、インクがペン先から排出される実施形態では、インクを格納するための空洞を含むことができる。該空洞は、好ましくは、ペン先が配置されている筆記器具の端部に配置される方がよい。好都合なことに、ペン先とは反対側の該筆記器具の先端には、筆記器具本体に孔を含むことができ、該筆記器具から出て来るインクの流れを助けることができる。
代替として、前記顔料は、グラファイト、クレヨン、炭素材、又はチョークでよく、例えば筆記器具が鉛筆と同じように働けばよい。グラファイト等は、木製ホルダー付きの従来型の鉛筆、又は、シャープペンシル、例えば、回転式シャープペンシルのように尖った構造にすることができる。この後者のオプションが特に適している実施形態では、前記2つの端部が互いに対して回転可能で、ペン先を露出させるようになっている。また、想定される複数の実施形態では、ペン先は顔料を排出しないが、スタイラスとして、例えば、タッチスクリーンと一緒に使用することができるように成形されている。該スタイラスは、任意の特定の材料特性を有さないで、抵抗性タッチスクリーンとの使用に適するようにできる。しかし、該スタイラスは静電容量性を持たせて、静電容量式タッチスクリーンと一緒に使用するようにしてもよい。
好ましい実施形態では、前記筆記器具はペン先を1つのみ含み、例えば、第1端部の先端にのみ配置されるが、想定される実施形態の幾つかでは、該筆記器具に2つのペン先を、該筆記器具の各端部の先端に1つずつ含む。これらのペン先の両方は、顔料、例えば、異なる色のインクを排出することができる。又は、両方がスタイラスとして、例えば、一つは抵抗式タッチスクリーン、かつ、他方は静電容量式タッチスクリーン用に使用するように成形することができる。しかしながら、一組の実施形態においては、ペン先の一つは、例えば、第1端部の先端にあって顔料を排出するように構成され、かつ、他のペン先は、例えば第2端部の先端にあって、スタイラスとして使用することができるように成形することができる。さらに別の想定される実施形態では、ペン先と反対側の端部は、例えば、鉛筆の筆跡を消すための消しゴムまたは他のアクセサリーを具備する。
ペン先が顔料を排出するように構成された実施形態の組では、該顔料は、多くの異なる色、例えば、黒、青、赤、緑、ピンク、等のうちの一つにすることができる。該筆記器具の本体は、排出される顔料の色に一致する色、例えば、青インクに対して青い本体とすることができる。代替として又は追加として、本体の色は、電子器機のケースの色に一致させてもよい。例えば、ピンク色の携帯電話のカバーに一致するピンク色の本体によって、ユーザは自分の携帯電話を「アクセサリー化する」ことができる。
本発明はまた、上記の態様のいずれかに記載の電子器機、及び筆記器具を含む器機にも範囲が及ぶ。特定の実施形態及び好ましい特徴を本発明の特定の態様に関連して述べているが、これは限定のために選ばれたものではなく、本発明の態様の各々に適した実施形態及び好ましい特徴のすべてに関連して選ばれたものでもない。本発明の各々の態様には互換性がある。
本発明の特定の実施形態を、以降、単なる例として、添付の図面を参照して説明する。
本発明の実施形態による、筆記器具の斜視図である。
図1の筆記器具の側面図である。
図1及び2の筆記器具の断面図である。
本発明の別の実施形態による、筆記器具の側面図である。
図4の筆記器具が携帯電話のヘッドフォン・ソケット内に保持された図である。
図4の筆記器具が携帯電話のヘッドフォン・ソケット内に保持された図である。
図4の筆記器具が携帯電話のヘッドフォン・ソケット内に保持された図である。
図4の筆記器具が携帯電話のヘッドフォン・ソケット内に保持された図である。
筆記器具の他の実施形態の側面図を示す。
筆記器具の他の実施形態の側面図を示す。
筆記器具の他の実施形態の側面図を示す。
図1〜3は、本発明の一実施形態による、筆記器具1を示す。図1は斜視図を示し、図2は側面図を示し、図3は図2に示す平面A−Aに沿った断面図を示す。該筆記器具1は、略円筒状の本体2を含み、該本体2は該円筒の主軸4に沿って細長く、かつ、射出成形プラスチックで成形されている。該本体2は、第1端部6、第2端部8、及び円周回りの留め輪10を含む。該留め輪10は、該円筒の主軸4に対して垂直な平面内で円筒の本体2の周囲に延びており、第1端部6と第2端部8の間の境界を画している。図3から分かるように、本体2は中空になっており、リザーバ用空洞12を本体内に形成し、該空洞にインクを格納することができる。
第1端部6は、略円筒の形状を有していて、該端部の先端に向かって、狭くなり、その後徐々にフレア状に広がり、断面積が増加する。第1端部6の先端14に、筆記器具1はペン先16を含む。該ペン先16はボール接点18を有し、該ボール接点にはリザーバ12からインクが供給される。これは、例えば、従来型のボールペンにおいて典型的である。第2端部8は、略円筒の形状であり、第1端部6と軸が同一で、第1端部に比べわずかに大きな断面を有する。第2端部8は円周状くぼみ18を有し、該くぼみ18は、第2端部8に沿って、ほぼ半ば迄、第2端部8の周囲に延びている。第2端部の先端20は丸みがあり、該筆記器具の本体2を通って軸方向に延びる孔22を含む。該孔22は、リザーバ12と流体連通しており、これにより、該筆記器具を用いて筆記する時に、ペン先16からのインクの流れを妨げられないようにすることができる。
図4は、本発明の一実施形態による、筆記器具41の側面図を示し、図1〜3に示す筆記器具と非常によく似ていて、同じように、射出成形プラスチックからできている。唯一の違いは、該筆記器具の第1端部42は、一定断面積まで狭くなり、該一定断面積が先端44の終端まで続き、該先端44は、やや広い円周回りのリブ46で終端していることである。該リブ46は、第1端部42の周りに広がっている。
図5〜8は、図4の筆記器具41が携帯電話50のヘッドフォン・ソケットによって保持された場合の種々の図を示す。図5〜7は、第2端部48がヘッドフォン・ソケットに挿入され、該ヘッドフォン・ソケットによって保持された筆記器具41を示す。すなわち、図5〜7は、第1端部42の先端部44にあるペン先52が露出している図である。図8は、第1端部42が該ヘッドフォン・ソケットに挿入され、該ヘッドフォン・ソケットによって保持された筆記器具41を示す。すなわち、図8は、第2端部48が突出している図である。各構成において、それぞれの端部は、ヘッドフォン・ソケットによって支持され、筆記器具41の留め輪54が、携帯電話のケースの端部と同一平面にあるようになっている。
前記筆記器具の操作について、以降、図4〜8を参照して説明する。しかしながら、図1〜3及び図9〜11に示す筆記器具の実施形態は、同様な方法で、携帯電話と組み合わせて使用することができる。
操作時、ユーザは、筆記器具41を手に取り、第1端部42を携帯電話50のヘッドフォン・ソケットに挿入して、第1端部42を格納することができる。第1端部42の略円筒の形状は、該第1端部42が該ヘッドフォン・ソケットで支持されるように成形されている。ユーザが第1端部42をヘッドフォン・ソケットに押し込むと、円周回りのリブ46は、伸縮性の保持機構、例えばバネ、と接触することになる。該伸縮性の保持機構は、円周回りのリブ46へ抵抗力を与えるが、該リブ46は該伸縮性の保持機構を越えて押すことができ、第1端部42を該ヘッドフォン・ソケット内に更に押し込む、すなわち、前記留め輪54が携帯電話ケースの端と同一平面になるまで押し込むことが可能になる。該伸縮性の保持機構は、また、筆記器具41が該ヘッドフォン・ソケットから簡単に脱落することを防ぐことができるようになっている。この理由は、該ヘッドフォン・ソケットから第1端部42を取り出すためには、前記円周回りのリブ46が、該伸縮性の保持機構を越えて引き戻されなければならないからである。
第1端部42がヘッドフォン・ソケット内に保持されて、第2端部48がわずかに突出していることが、図8でわかるが、これは比較的目立たない。筆記器具41は、筆記に用いることが必要になるまで、この構成のまま都合良く格納することができ、これによってペン先52を保護することができる。該筆記器具41が筆記に必要になると、第1端部42を該ヘッドフォン・ソケットから引き出すことができるが、これは、第2端部の円周回りのくぼみ56を把持し、円周回りのリブ46を伸縮性の保持機構を通り過ぎるまで引くことによって引き出せる。該筆記器具41は、ユーザが自分の指の間に保持することにより、すなわち、従来型のペンや鉛筆として単独で使用できる。又は、筆記器具41の第2端部48をヘッドフォン・ソケットに挿入し、ヘッドフォン・ソケットよって保持することができる。
前記後者の構成では、図5〜7に示すように、筆記器具41の第2端部48は、第1端部42よりもやや広くなっているため、ヘッドフォン・ソケット内に、より堅固に嵌合させることができ、該第2端部48の短さを補って、ヘッドフォン・ソケット内に確実に保持することができる。該筆記器具41は、次に、図7に示すように使用することができ、携帯電話機50を保持して筆記器具41で筆記することができる。
図9〜11は、前記筆記器具のさらに別の実施形態の側面図を示す。この形態は、図1〜4に示す実施形態の変形である。
図9は、筆記器具91の側面図を示し、該筆記器具91は、第1端部92を有し、該第1端部92は図4に示したものと同じ形状をしている。第2端部94には円周回りのくぼみがなく、むしろ円筒状で、一定の断面積があり丸みを帯びた先端96を有する。第2端部94は、より軟らかい静電容量性のプラスチックから形成され、スタイラスとして静電容量式タッチスクリーン上で使用することができる。
図10は、筆記器具101の側面図を示す。該筆記器具101は、図4に示したものと同じ一般的な形状をしている。しかし、具備する円周回りの留め輪102は、該筆記器具101の主軸に対して斜めの角度の平面内にある。該留め輪は、携帯電話の傾斜ケーシングとの当接に適している。このような携帯電話には、例えば、三星(登録商標)及びHTC(登録商標)製の携帯電話がある。
図11は、筆記器具111の側面図を示し、該筆記器具111は、図4に示したものと同じ一般的な形状をしているが、円周回りのくぼみがない。もう一つ別の違いは、筆記器具111のペン先112は、第2端部116の先端114に具備されており、第1端部118ではないことである。本実施形態では、第1端部118は第2端部116に対して該筆記器具111の主軸の回りを回転可能で、操作中に2つの端部の回転により、ペン先112を引き出したり引込めたりすることができる。これは、筆記器具111が、該携帯電話のヘッドフォン・ソケットに保持されている第1端部118と共に元の位置のままであることを意味し、該筆記器具が単純に回転してペン先112を露出させるだけであり、他の実施例のように筆記器具111を該ヘッドフォン・ソケットから取り外す必要はない。
当業者であれば理解されるであろうが、本明細書には可能な実施形態のうちの少数のみが示されており、多くの変更及び変形が本発明の範囲内で可能である。例えば、電子器機は、携帯電話である必要はなく、ヘッドフォン・ソケットを有する任意の適切な器機でよい。該筆記器具は、顔料を排出しなくてもよく、スタイラスとして形成することができる。
Claims (16)
- 筆記器具及び電子器機を含む器機であって、
該電子器機はヘッドフォン・ソケットを含み、該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持及び取り外し可能に保持し、かつ、該ジャック・プラグが該ヘッドフォン・ソケットに対して回転可能なように構成され、
該筆記器具は、細長く、かつ、第1及び第2端部を含み、
該第1端部はペン先を含み、かつ、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形されており、
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形されており、そして、
第1の収容された構成では、該第1端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されて、該第2端部は該電子器機から離れた側に露出し、かつ、第2の筆記可能な構成では、該第2端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第1端部は該電子器機から離れた側に露出して、該電子器機と組み合わせて該筆記器具を使用して筆記可能にすること、
を特徴とする器機。 - 第1及び第2端部を含む細長い筆記器具であって、
該第1端部は、ペン先を含み、かつ、電子器機のヘッドフォン・ソケットによって支持され、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、かつ、
該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持して、かつ、取り外し可能に保持し、該ヘッドフォン・ソケットに対して該ジャック・プラグを回転可能にするように構成されており、そして
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持されて、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
第1の収容された構成では、第1端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、かつ、該第2端部は該電子器機から離れた側に露出し、かつ、
第2の筆記可能な構成では、該第2端部は該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、該第1端部は該電子器機から離れた側に露出して、該筆記器具を使用して筆記可能にすること、
を特徴とする筆記器具。 - 前記ペン先が、面上に筆記するために使用されるとき、顔料を排出するように構成されていること、
を特徴とする、請求項1又は2に記載の器機。 - 前記顔料はインクであり、かつ、前記筆記器具は、インクを格納するための空洞を含むこと、
を特徴とする、請求項3に記載の器機。 - 前記ペン先が、スタイラスとして使用されることができるように成形されていること、
を特徴とする、請求項1又は2に記載の器機。 - 前記第2端部がペン先を含み、該ペン先がスタイラスとして使用されることができるように成形されていること、
を特徴とする、前記いずれかの請求項に記載の器機。 - 前記電子器機は携帯電話であること、
を特徴とする、前記いずれかの請求項に記載の器機。 - 前記ヘッドフォン・ソケット及び前記筆記器具の前記第1端部は、該ヘッドフォン・ソケット及び該筆記器具のそれぞれの長手方向軸の周りで回転対称になるように構成されていること、
を特徴とする、前記いずれかの請求項に記載の器機。 - 前記第1端部が前記ヘッドフォン・ソケット内に置かれた伸縮性の保持機構と係合して、保持される位置にクリック音を出して嵌合するように成形されていること、
を特徴とする、前記いずれかの請求項に記載の器機。 - 前記第1端部は、前記伸縮性の保持機構と係合する、円周回りのリブ、留め輪、又は溝を、先端に含むこと、
を特徴とする、請求項8に記載の器機。 - 前記第2端部は、前記筆記器具の主軸に略垂直な方向に突出する円周回りの留め輪を、第1及び第2端部の境界で含むこと、
を特徴とする、前記いずれかの請求項に記載の器機。 - 前記第2端部は、前記ヘッドフォン・ソケットからの前記筆記器具の引き抜きを補助するための円周回りのくぼみを含むこと、
を特徴とする、前記いずれかの請求項に記載の器機。 - 第1及び第2端部を含む、細長い筆記器具であって、
該第1端部は、電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形され、そして、
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケット内に支持及び/又は保持されないように成形されること、
を特徴とする筆記器具。 - 筆記器具及び電子器機を含む器機であって、
該電子器機はヘッドフォン・ソケットを含み、該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持、及び取り外し可能に保持するように構成され、
該筆記器具は、細長く、かつ、第1及び第2端部を含み、
該第1端部は、電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持されるように成形されており、
該第2端部は、該電子器機の該ヘッドフォン・ソケット内に支持及び/又は保持されないように成形されること、
を特徴とする器機。 - 第1及び第2端部を含む細長い筆記器具であって、
該第1端部は、電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、そして、該ヘッドフォン・ソケット内に置かれた伸縮性の保持機構と係合して、保持される位置にクリック音を出して嵌合する、ように成形され、そして、
該第2端部は、該第1端部が該ヘッドフォン・ソケット内に保持されているときに、ユーザが該筆記器具を該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットから引き抜くことを可能にする、ように成形されていること、
を特徴とする筆記器具。 - 筆記器具及び電子器機を含む器機であって、
該電子器機はヘッドフォン・ソケットを含み、該ヘッドフォン・ソケットは、従来型のヘッドフォン・ジャック・プラグを支持、及び取り外し可能に保持するように構成され、
該筆記器具は、細長く、かつ、第1及び第2端部を含み、
該第1端部は、電子器機の該ヘッドフォン・ソケットによって支持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に取り外し可能に保持され、かつ、該ヘッドフォン・ソケット内に置かれた伸縮性の保持機構と係合して、保持される位置にクリック音を出して嵌合するように成形されており、そして、
該第2端部は、該第1端部が該ヘッドフォン・ソケット内に保持されているとき、ユーザが該筆記器具を該電子器機の該ヘッドフォン・ソケットから引き抜くことを可能にするように成形されていること、
を特徴とする器機。
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