作物の成長を阻害する雑草および他の植生から作物を保護することは、農業において絶えず繰り返されている課題である。この課題に対処する一助とするため、合成化学分野の研究者らは、このような望まれない成長を防除するのに有効な広範囲にわたる様々な化学品および化学製剤を製造してきた。多くのタイプの化学除草剤が文献中で開示され、多数が商業的に使用されている。しかし、望ましくない植生を防除するのに有効な組成物および方法が依然として必要とされている。
本明細書において提供される本発明の第1の実施形態は、除草有効量の(a)式(I)の化合物
または農業上許容されるその塩もしくはエステル、ならびに(b)少なくとも1つのスルホニルウレアおよび農業上許容されるその塩およびエステル、
を含む除草組成物を含む。
第2の実施形態は、第1の実施形態の混合物であって、式(I)が以下の形態:カルボン酸、カルボン酸塩、アラルキル、アルキルエステル、無置換ベンジル、置換ベンジル、C1〜4アルキル、および/またはn−ブチルエステルの少なくとも1つの形態で存在している、混合物を含む。
第3の実施形態は、第1または第2の実施形態のいずれかによる混合物であって、(b)少なくとも1つのスルホニルウレアが、アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロルスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、ホラムスルフロン、イマゾスルフロン、イオフェンスルフロン、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、メソスルフロン−メチル、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、オルトスルファムロン、プリミスルフロン−メチル、プロピリスルフロン、プロスルフロン、ピリミスルファン、ピロキサスルホン、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリアファモン、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、もしくはトリフロキシスルフロン−ナトリウム、または農業上許容されるそれらの塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、あるいは少なくとも1つの前述のジメトキシ−ピリミジンからなる群から選択される、混合物を含む。
第4の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがアミドスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とアミドスルフロンの重量比が、約1:1.1、1:1、0.9:1、および0.8:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第5の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがアジムスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とアジムスルフロンの重量比が、約1:4.1、1:1.4、1:2.9、3.5:1、7:1、2.8:1、1:5.7、14:1、1:5.7〜7:1、1.4:1〜1:2.9、2.8:1〜1:1.4、3.5:1〜14:1、1.4:1〜2.8:1、14:1〜1:5.7、28:1〜1:5.7、1.75:1〜3:1、0.7:1〜2.8:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第6の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがベンスルフロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とベンスルフロン−メチルの重量比が、約1.4:1、2.8:1、1:1.4、4.4:1、1:1、1:2、1:4、1:8、1:16、3:1、2:1、1:1.7、1:1.5、1:4.4、5.5:1、1:2.2、1:8.8、1.4:1〜5.5:1、1:2.2〜1:8.8、2.8:1〜1:1.4、1:4〜2:1、1:1〜1:8、1:2〜1:8、4.4:1〜1:16、3:1〜1:16、1:16〜5.5:1、1:16〜22:1、1:1〜1.4:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第7の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがクロルスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とクロルスルフロンの重量比が、約4:1、4.5:1、2:1、1:1、2:1、4:1、9:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第8の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがシクロスルファムロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とシクロスルファムロンの重量比が、約1:1.6、1.3:1、2.6:1、1:1.6〜2.6:1、1.3:1〜1:1.6、0.64:1〜2.56:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第9の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがエタメトスルフロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とエタメトスルフロン−メチルの重量比が、約1:15〜68:1、1:9〜8:1、1:5〜5:1、1:3〜3:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第10の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがエトキシスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とエトキシスルフロンの重量比が、約1.1:1、1:1.9、1:3.8、1:8.8、1:4.4、2.1:1、2.3:1、1.2:1、1.4:1、2.8:1、5.7:1、1:1.7、1:3.4、2.3:1〜1.2:1、1:1.7〜1:3.4、1.4:1〜5.7:1、2.1:1〜1:1.9、2.1:1〜1:8.8、5.7:1〜1:8.8、1:9〜5.6:1、1:1〜0.6:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第11の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがフラザスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とフラザスルフロンの重量比が、約1:3.1、1:6.3、1:12.5、1.3:1、1.3:1〜1:4、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2および1:3.1〜1:12.5からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第12の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがフルセトスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とフルセトスルフロンの重量比が、約700:1〜1:9、88:1〜1:1、350:1、175:1、88:1、44:1、22:1、19:1、8.8:1、3.2:1、1.6:1、1:1.25、9.4:1、4.7:1、6.4:1、88:1〜350:1、4.7:1〜19.1、1:125〜3.2:1、350:1〜22.1および350:1〜1:1.25からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第13の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがフルピルスルフロン−メチルナトリウムであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とフルピルスルフロン−メチルナトリウムの重量比が、約1.75:1、10:1、8:1、5:1、4.4:1、1:1、0.9:1、0.1:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第14の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがホラムスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とホラムスルフロンの重量比が、約1:2.5、1:5、1:2.5〜1:5、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第15の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがイマゾスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とイマゾスルフロンの重量比が、約1:1.2、1:2.4、1:4.8、1:9.6、1:19、1:56、1:38、1:1.3、1:2.6、1:5.1、1:10.3、1:1.3〜1.5:1、1:2.6〜1:38、1:19〜1:56、1:19〜3.3:1、0.4:1〜0.5:1、1:15〜3:1、1:10〜2:1、1:5〜1:1、1:1.2〜1:56、1:1.2〜1:2.4、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2および1:1.2〜1:9.6からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第16の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがヨードスルフロン−メチルナトリウムであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とヨードスルフロン−メチルナトリウムの重量比が、約1.6:1、3.2:1、3.5:1、6.4:1、12.8:1、および1.6:1〜12.8:1、3.2:1〜6.4:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第17の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがイオフェンスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とイオフェンスルフロンの重量比が、約1:25〜約600:1、約1:9〜約75:1、1:5〜50:1、1:3〜20:1、1:2〜10:1からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第18の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがメソスルフロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とメソスルフロン−メチルの重量比が、約1:8〜300:1、1:2〜50:1、1:1〜8:1、2:1〜4:1、2.9:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第19の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがメトスルフロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とメトスルフロン−メチルの重量比が、約1:1.7、1.2:1、2.3:1、1:3.4、1.4:1、2.8:1、5.6:1、8:1、1.4:1〜5.6:1、1:3.4〜8:1、1:3.4〜2.3:1、1:7〜39:1、2:1〜3:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第20の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがニコスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とニコスルフロンの重量比が、約1.2:1、2.4:1、1:1、1:2、1:4、1:1.7、1:3.3、1:6.6、2.4:1、2.4〜1:6.6、および1:1.7〜1:6.6、1:1.7〜2.4:1、1.2:1〜1:3.3、1:1〜1:4、2.4:1〜1:6.6、1:8〜4.8:1、1:2〜1.2:1、1:6〜4:1、1:5〜3:1、1:4〜2:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第21の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがオルトスルファムロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とオルトスルファムロンの重量比が、約1:1.7、1.2:1、1:3.4、2.3:1、1:6.9、1:1.4、1.4:1、1:1.4〜1.4:1、1:1.7〜1.2:1、1:1〜1:6.9、1:3.4〜2.3:1、および1:1.7〜1:6.9、1:14〜11.3:1、1:12〜10:1、1:10〜8:1、1:98〜6:1、1:6〜5:1、0.6:1〜1.4:1からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第22の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがプリミスルフロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とプリミスルフロン−メチルの重量比が、約1:1.9、1:3.8、および1:1.9〜1:3.8、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第23の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがプロピリスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とプロピリスルフロンの重量比が、約1:2.6、1:5.1、1:10.3、1:1.3、1:1.4、1.4:1、2.8:1、1:2.8、1:5.6、1:10.3〜2.8:1、1:5.6〜2.8:1、1:2.6〜1:10.3、0.38:1〜0.7:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第24の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがプロスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とプロスルフロンの重量比が、約1:20〜約68:1、約1:14〜約8:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2、1:10〜7:1、1:5〜5:1からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第25の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがピリミスルファンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とピリミスルファンの重量比が、約1:100〜約30:1、約1:45〜約10:1からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第26の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがピロキサスルホンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とピロキサスルホンの重量比が、約1:500〜約3:1、約1:136〜約1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第27の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがリムスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とリムスルフロンの重量比が、約1:1、4:1、2:1、1:2、1.2:1、2.4:1、4.8:1、9.7:1、1:1.7、1:2、8:1、1:1.7〜9.7:1、1:2〜4:1、1:1.7〜4.8:1、および1:2〜8:1、1:2〜19.4:1、2:1〜4.8:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第28の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがスルホメツロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とスルホメツロン−メチルの重量比が、約1:4.4、1:2.2、1:1.1、0.9:1、0.45:1からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第29の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがスルホスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とスルホスルフロンの重量比が、約1:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第30の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがチフェンスルフロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とチフェンスルフロン−メチルの重量比が、約2.3:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある混合物を含む。
第31の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがトリアファモンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とトリアファモンの重量比が、約1:25〜60:1、1:23〜30:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第32の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがトリアスルフロンであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とトリアスルフロンの重量比が、約1:15〜136:1、1:7〜16:1、10:1〜1:10、20:1〜1:20、50:1〜1:50からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第33の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがトリベヌロン−メチルであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とトリベヌロン−メチルの重量比が、約4:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第34の実施形態は、第1、第2、または第3の実施形態のいずれかによる混合物であって、該混合物中のスルホニルウレアがトリフロキシスルフロン−ナトリウムであり、gae/ha対gai/haまたはgae/ha対gae/haの単位で与えられる式(I)の化合物とトリフロキシスルフロン−ナトリウムの重量比が、約1:3、1:1.5、1.3:1、50:1〜1:50、20:1〜1:20、10:1〜1:10、5:1〜1:5、2:1〜1:2および1:3〜1.3:1からなる比の範囲、およびこれらからなる比の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある、混合物を含む。
第35の実施形態は、第1から第34の実施形態のいずれかによる任意の組成物であって、該混合物が、アジュバントからなる群から選択される、少なくとも1種の農業上許容される薬剤をさらに含む、組成物を含む。
第36の実施形態は、第1から第35の実施形態のいずれかによる任意の組成物であって、該混合物が、担体、または薬害軽減剤からなる群から選択される、少なくとも1種の農業上許容される薬剤をさらに含む、組成物を含む。
第37の実施形態は、第1から第36の実施形態のいずれかによる任意の組成物であって、該混合物が、薬害軽減剤からなる群から選択される、少なくとも1種の農業上許容される薬剤をさらに含む、組成物を含む。
第38の実施形態は、第1から第34の実施形態のいずれかによる任意の組成物であって、該混合物が、アジュバント、担体、または薬害軽減剤からなる群から選択される、少なくとも1種の農業上許容される薬剤をさらに含む、組成物を含む。
第39の実施形態は、植生、および/または土壌、および/または水に、除草有効量の第1から第38の実施形態のいずれかによる少なくとも1つの混合物を施用するか、そうでなければ接触させるステップを含む、望ましくない植生を防除する方法を含む。
第40の実施形態は、直播イネ、湛水直播イネ、および/または移植イネ、穀物、コムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、モロコシ、コーン/トウモロコシ、サトウキビ、ヒマワリ、アブラナ、キャノーラ、テンサイ、ダイズ、ワタ、パイナップル、牧草、草地、放牧地、休耕地、芝生、樹木およびブドウ園、水生植物(aquatics)、プランテーション作物、野菜、産業植生管理(IVM)、または公道用地(rights-of-way)(ROW)からなる群の少なくとも1つの構成要素において実施される方法を含む。
第41の実施形態は、第39および第40の実施形態のいずれかによる方法であって、除草有効量の混合物が、発生後に、作物、圃場、ROW、または水田の少なくとも1つに施用される方法を含む。
第42の実施形態は、第39および第40の実施形態のいずれかによる方法であって、除草有効量の混合物が、発生前に、作物、圃場、ROW、または水田の少なくとも1つに施用される方法を含む。
第43の実施形態は、第39から第42の実施形態のいずれかによる方法であって、除草有効量の混合物が、発生前または発生後のいずれかに、作物、圃場、ROW、または水田の少なくとも1つに施用される方法を含む。
第44の実施形態は、第41から第43の実施形態のいずれかによる方法であって、望ましくない植生を、グリホセート、5−エノールピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤、グルホシネート、グルタミンシンテターゼ阻害剤、ジカンバ、フェノキシオーキシン、ピリジルオキシオーキシン、合成オーキシン、オーキシン輸送阻害剤、アリールオキシフェノキシプロピオネート、シクロヘキサンジオン、フェニルピラゾリン、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤、イミダゾリノン、スルホニルウレア、ピリミジニルチオベンゾエート、トリアゾロピリミジンスルホンアミド、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤(iinhibitor)、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤、カロテノイド生合成阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、セルロース生合成阻害剤、有糸分裂阻害剤、微小管阻害剤、超長鎖脂肪酸阻害剤、脂肪酸および脂質生合成阻害剤、光化学系I阻害剤、光化学系II阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、トリアジン、またはブロモキシニル耐性作物において防除することができる方法を含む。
第45の実施形態は、第41から第44の実施形態のいずれかによる少なくとも1つの方法であって、少なくとも1つの除草剤に抵抗性または耐性の植物が処理され、この抵抗性または耐性作物が、複数の作用機序からなる複数の除草剤または阻害剤に耐性を付与する複数または多重の形質を有しており、一部の実施形態では、除草剤に抵抗性または耐性を示す処理済み植物自体が望ましくない植生である方法を含む。
第46の実施形態は、第45の実施形態による方法であって、抵抗性または耐性雑草が、複数の除草剤、複数の化学品クラス、複数の除草性(herbicide)作用機序の阻害剤に対して抵抗性または耐性を有するバイオタイプであるか、または複数の抵抗性メカニズムによるものである方法を含む。
第47の実施形態は、第45または第46の実施形態のいずれか一方による少なくとも1つの方法であって、望ましくない抵抗性または耐性植物が、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)、光化学系II阻害剤、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤、合成オーキシン、オーキシン輸送阻害剤、光化学系I阻害剤、5−エノールピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤、微小管集合阻害剤、脂肪酸および脂質合成阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、カロテノイド生合成阻害剤、超長鎖脂肪酸(VLCFA)阻害剤、フィトエンデサチュラーゼ(PDS)阻害剤、グルタミンシンテターゼ阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルベート−ジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、有糸分裂阻害剤、セルロース生合成阻害剤、複数の作用機序を有する除草剤、キンクロラック、アリールアミノプロピオン酸系、ジフェンゾコート、エンドタール、または有機ヒ素化合物からなる少なくとも1つの除草性作用機序に対して抵抗性または耐性のバイオタイプである方法を含む。
第48の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第4の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、アミドスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約10からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第49の実施形態は、第4および第48の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、GALAP、LAMPU、VERPEからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに別の実施形態は、ヤエムグラ属(Galium)、オドリコソウ属(Lamium)、クワガタソウ属(Veronica)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第50の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第5の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、アジムスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約2.5、3.13、5、6.25、12.5、25、3.13〜12.5および2.5〜25からなる施用量およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第51の実施形態は、第5および第50の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、BRAPP、LEFCH、SCPMAおよびECHORからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに別の実施形態は、ビロードキビ属(Brachiaria)、アゼガヤ属(Leptochloa)、ホタルイ属(Schoenoplectus)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)、ヒエ属(Echinochloa)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第52の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第6の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、ベンスルフロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約3.125、6.25、4.38、8.75、17.5、35、70、3.125〜6.25、4.38〜17.5、および4.38〜35からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第53の実施形態は、第6および第52の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、ECHOR、LEFCH、BRAPP、ECHCG、ISCRU、SCPMAからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに別の実施形態は、ヒエ属(Echinochloa)、アゼガヤ属(Leptochloa)、ビロードキビ属(Brachiaria)、カモノハシ属(Ischaemum)、ホタルイ属(Schoenoplectus)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第54の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第7の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、クロルスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約2.2からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第55の実施形態は、第7および第54の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、VIOTR、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに別の実施形態は、スミレ属(Viola)、アザミ属(Cirsium)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第56の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第8の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、シクロスルファムロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約12.5からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第57の実施形態は、第8および第56の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、CYPIR、SCPMAからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに別の実施形態は、アザミ属(Cirsium)、ホタルイ属(Schoenoplectus)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第58の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第9の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、エタメトスルフロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約6〜300、7〜55からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第59の実施形態は、様々な作物植物の成長に負の影響を及ぼす望ましくない植物の成長を防除するために、除草に有効な施用量で使用される第9および第58の実施形態のどちらか一方による方法を含む。
第60の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第10の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、エトキシスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約7.5、15、30、7.5〜15、および7.5〜30からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第61の実施形態は、第10および第60の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、CYPIR、BRAPP、ISCRU、ECHOR、LEFCHからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに別の実施形態は、カヤツリグサ属(Cyperus)、ビロードキビ属(Brachiaria)、カモノハシ属(Ischaemum)、ヒエ属(Echinochloa)、アゼガヤ属(Leptochloa)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第62の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第11の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、フラザスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約25、50、100、25〜50、50〜100、および25〜100からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第63の実施形態は、第11および第62の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、IPOHE、LEFCHからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、サツマイモ属(Ipomoea)、アゼガヤ属(Leptochloa)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第64の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第12の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、フルセトスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約0.05、0.10、0.20、1.7、5、10、20、40、0.05〜0.20、5〜10、5〜40および0.05〜10からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第65の実施形態は、第12および第64の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、LEFCH、IPOHE、CYPIR、BRAPP、ECHORおよびSCPSUからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、ヒエ属(Echinochloa)、サツマイモ属(Ipomoea)、アゼガヤ属(Leptochloa)、カヤツリグサ属(Cyperus)、ビロードキビ属(Brachiaria)、ホタルイ属(Schoenoplectus)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第66の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第13の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、フルピルスルフロン−メチルナトリウムのgai/haまたはgae/haで表すと、約5からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第67の実施形態は、第13および第66の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、VERPE、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、クワガタソウ属(Veronica)、アザミ属(Cirsium)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第68の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第14の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、ホラムスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約20、40および20〜40からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第69の実施形態は、第14および第68の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、LEFCHからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、アゼガヤ属(Leptochloa)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第70の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第15の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、イマゾスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約21、42、84、22.5、45、168、22.5〜168、21〜42からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第71の実施形態は、第15および第70の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、DIGSA、LEFCH、ECHCO、SCPMAからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、メヒシバ属(Digitaria)、アゼガヤ属(Leptochloa)、ヒエ属(Echinochloa)、ホタルイ属(Schoenoplectus)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第72の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第16の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、ヨードスルフロン−メチルナトリウムのgai/haまたはgae/haで表すと、約5、2.5および2.5〜5からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第73の実施形態は、第16および第72の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、IPOHE、VIOTR、MATCH、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、サツマイモ属(Ipomoea)、スミレ属(Viola)、カモミール属(Chamomilla)、アザミ属(Cirsium)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第74の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第17の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、イオフェンスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約315〜3、10〜65、1〜15、2〜300、1〜8、3.5〜20、2〜4、7〜10、3〜8.75、3からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第75の実施形態は、様々な作物植物の成長に負の影響を及ぼす望ましくない植物の成長を防除するために、除草に有効な施用量で使用される第17および第74の実施形態のどちらか一方による方法を含む。
第76の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第18の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、メソスルフロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約8.75、3.2〜4からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第77の実施形態は、第18および第76の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、VERPE、MATCH、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、クワガタソウ属(Veronica)、カモミール属(Chamomilla)、アザミ属(Cirsium)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第78の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第19の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、メトスルフロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約7.5、15、1.1、1.1〜15、7.5〜15からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第79の実施形態は、第19および第78の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、BRAPP、ECHOR、MATCH、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、アザミ属(Cirsium)、カモミール属(Chamomilla)、ヒエ属(Echinochloa)、ビロードキビ属(Brachiaria)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第80の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第20の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、ニコスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約8.75、17.5、35、および8.75〜35からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第81の実施形態は、第20および第80の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、DIGSA、LEFCH、CYPES、ECHOR、CYPRO、およびCYPIRからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、メヒシバ属(Digitaria)、アゼガヤ属(Leptochloa)、カヤツリグサ属(Cyperus)、ヒエ属(Echinochloa)、カヤツリグサ属(Cyperus)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第82の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第21の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、オルトスルファムロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約7.5、15、30、60、7.5〜15、7.5〜30、7.5〜60からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第83の実施形態は、第21および第82の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、LEFCH、BRAPP、CYPIR、CYPES、ECHOR、SCPMAからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、アゼガヤ属(Leptochloa)、カヤツリグサ属(Cyperus)、ホタルイ属(Schoenoplectus)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)、ヒエ属(Echinochloa)、ビロードキビ属(Brachiaria)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第84の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第22の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、プリミスルフロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約15、30および15〜30からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第85の実施形態は、第22および第84の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、LEFCHからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、アゼガヤ属(Leptochloa)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第86の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第23の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、プロピリスルフロンナトリウムのgai/haまたはgae/haで表すと、約11.25、22.5、45および11.25〜45からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第87の実施形態は、第23および第86の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、BRAPP、SCPMA、FIMMIからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、ホタルイ属(Schoenoplectus)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)、ビロードキビ属(Brachiaria)、テンツキ属(Fimbristylis)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第88の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第24の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、プロスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約7〜65、4.4〜40からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第89の実施形態は、様々な作物植物の成長に負の影響を及ぼす望ましくない植物の成長を防除するために、除草に有効な施用量で使用される第24および第88の実施形態のどちらか一方による方法を含む。
第90の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第25の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、ピリミスルファンのgai/haまたはgae/haで表すと、約10〜200、15〜300からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第91の実施形態は、様々な作物植物の成長に負の影響を及ぼす望ましくない植物の成長を防除するために、除草に有効な施用量で使用される第25および第90の実施形態のどちらか一方による方法を含む。
第92の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第26の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、ピロキサスルホンのgai/haまたはgae/haで表すと、約100〜1000、105〜350からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第93の実施形態は、様々な作物植物の成長に負の影響を及ぼす望ましくない植物の成長を防除するために、除草に有効な施用量で使用される第26および第92の実施形態のどちらか一方による方法を含む。
第94の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第27の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、リムスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約2.19、4.38、8.75、および2.19〜8.75からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第95の実施形態は、第27および第94の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、IPOHE、CYPES、LEFCH、CYPROおよびDIGSAからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、サツマイモ属(Ipomoea)、カヤツリグサ属(Cyperus)、アゼガヤ属(Leptochloa)、メヒシバ属(Digitaria)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第96の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第28の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、スルホメツロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約35からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第97の実施形態は、第28および第96の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、DIGSAからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、メヒシバ属(Digitaria)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第98の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第29の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、スルホスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約8.75からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第99の実施形態は、第29および第98の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、LAMPU、VERPE、MATCH、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、オドリコソウ属(Lamium)、クワガタソウ属(Veronica)、カモミール属(Chamomilla)、アザミ属(Cirsium)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第100の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第30の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、チフェンスルフロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約3.75からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第101の実施形態は、第30および第100の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、アザミ属(Cirsium)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第102の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第31の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、トリアファモンのgai/haまたはgae/haで表すと、約7〜200、5〜50からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第103の実施形態は、様々な作物植物の成長に負の影響を及ぼす望ましくない植物の成長を防除するために、除草に有効な施用量で使用される第31および第102の実施形態のどちらか一方による方法を含む。
第104の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第32の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、トリアスルフロンのgai/haまたはgae/haで表すと、約2.2〜30、5〜50からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第105の実施形態は、様々な作物植物の成長に負の影響を及ぼす望ましくない植物の成長を防除するために、除草に有効な施用量で使用される第32および第104の実施形態のどちらか一方による方法を含む。
第106の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第33の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、トリベヌロン−メチルのgai/haまたはgae/haで表すと、約2.2からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第108の実施形態は、第33および第106の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、MATCH、CIRARからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、カモミール属(Chamomilla)、アザミ属(Cirsium)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第109の実施形態は、望ましくない植生を防除する方法であって、除草有効量の第34の実施形態による少なくとも1つの混合物を施用するステップを含み、トリフロキシスルフロン−ナトリウムのgai/haまたはgae/haで表すと、約24からなる施用量、およびこれらからなる施用量の範囲の群から選択されるか、または上記値の任意の一組の間で定義されている任意の範囲内にある施用量で、該混合物の量が施用される方法を含む。
第110の実施形態は、第34および第109の実施形態のいずれか一方による方法であって、防除される植物が、DIGSAからなる群から選択される、少なくとも1つの植物である方法を含み、さらに他の実施形態は、メヒシバ属(Digitaria)からなる属から植物を防除するステップを含む。
第111の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、アミドスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:20〜約34:1である、組成物を含む。
第112の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、アジムスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:15〜約120:1である、組成物を含む。
第113の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、ベンスルフロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:35〜約17:1である、組成物を含む。
第114の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、クロルスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:27〜約136:1である、組成物を含む。
第115の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、シクロスルファムロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:30〜約68:1である、組成物を含む。
第116の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、エトキシスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:60〜約40:1である、組成物を含む。
第117の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、エタメトスルフロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:15〜約68:1である、組成物を含む。
第118の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、フラザスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:50〜約68:1である、組成物を含む。
第119の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、フルセトスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:20〜約60:1である、組成物を含む。
第120の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、フルピルスルフロン−メチルナトリウムまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:10〜約150:1である、組成物を含む。
第121の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、ホラムスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:30〜約68:1である、組成物を含む。
第122の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、イマゾスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:500〜約14:1である、組成物を含む。
第123の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、ヨードスルフロン−メチルナトリウムまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:5〜約300:1である、組成物を含む。
第124の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、イオフェンスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:25〜600:1である、組成物を含む。
第125の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、メソスルフロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:8〜約300:1である、組成物を含む。
第126の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、メトスルフロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:6〜約300:1である、組成物を含む。
第127の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、ニコスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:35〜約34:1である、組成物を含む。
第128の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、オルトスルファムロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:50〜約40:1である、組成物を含む。
第129の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、プリミスルフロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:20〜約120:1である、組成物を含む。
第130の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、プロピリスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:50〜約27:1である、組成物を含む。
第131の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、プロスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:20〜約68:1である、組成物を含む。
第132の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、ピリミスルファンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:100〜約30:1である、組成物を含む。
第133の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、ピロキサスルホンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:500〜3:1である、組成物を含む。
第134の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、リムスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:10〜100:1である、組成物を含む。
第135の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、スルホメツロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:210〜30:1である、組成物を含む。
第136の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、スルホスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:35〜約68:1である、組成物を含む。
第137の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、チフェンスルフロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:17〜約136:1である、組成物を含む。
第138の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、トリアファモンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:25〜約60:1である、組成物を含む。
第139の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、トリアスルフロンまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:15〜約136:1である、組成物を含む。
第140の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、トリベヌロン−メチルまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:9〜約136:1である、組成物を含む。
第141の実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれかによる組成物であって、式(I)の化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、トリフロキシスルフロン−ナトリウムまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの重量比が約1:25〜600:1である、組成物を含む。
本明細書では、除草有効量の(a)式(I)の化合物
または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロルスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、ホラムスルフロン、イマゾスルフロン、イオフェンスルフロン、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、メソスルフロン−メチル、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、オルトスルファムロン、プリミスルフロン−メチル、プロピリスルフロン、プロスルフロン、ピリミスルファン、ピロキサスルホン、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリアファモン、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチルおよびもしくはトリフロキシスルフロン−ナトリウム、または農業上許容されるそれらの塩もしくはエステルからなる群から選択されるスルホニルウレアを含む除草組成物、ならびにそれらを利用する望ましくない植生を防除する方法が提供される。ある種の実施形態では、本組成物は、農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含む。
定義
本明細書で使用する場合、式(I)の化合物は以下の構造
を有する。式(I)の化合物は、4−アミノ−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸という名前によって特定することができ、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第7,314,849(B2)号において記載されている。式(I)の化合物の例示的な使用には、複数の非作付けおよび作付け状況において、イネ科雑草、広葉雑草、およびスゲ雑草を含む、望ましくない植生を防除することが含まれる。
本明細書で使用する場合、アミドスルフロンとは、N−[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]−N−メチルメタンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、Tomlin, C.(編)A World Compendium The Pesticide Manual.、第15版、Alton: BCPC Publications、2009(これ以降、「The Pesticide Manual、第15版、2009」と呼ぶ)において例示されている。アミドスルフロンは、例えば、冬コムギ、デュラムコムギ、オオムギ、ライムギ、ライコムギ、およびオートムギにおいて、広範囲にわたる広葉雑草(例えば、アメリカヤエムグラ)の発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、アジムスルフロンとは、N−[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]−1−メチル−4−(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)−1H−ピラゾール−5−スルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。アジムスルフロンは、例えば、イネにおいて、一年生および多年生の広葉雑草およびスゲ雑草の発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、ベンスルフロン−メチルとは、2−[[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]メチル]安息香酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。ベンスルフロン−メチルは、例えば、イネにおいて、一年生および多年生の広葉雑草およびスゲの発生前および発生後防除をもたらす。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して遊離のカルボン酸、すなわち、α−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−o−トルイル酸またはその塩が利用される。ある種の実施形態では、異なるエステル、例えば、アルキルまたはアラルキルエステルが利用される。
本明細書で使用する場合、クロルスルフロンとは、2−クロロ−N−[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]カルボニル]ベンゼンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。クロルスルフロンは、例えば、コムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、ライコムギ、アマにおいて、および非農耕地において、広葉雑草および一年生イネ科草の防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、シクロスルファムロンとは、N−[[[2−(シクロプロピルカルボニル)フェニル]アミノ]スルホニル]−N’−(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)ウレアであり、以下の構造
その除草活性は、Senseman, S.(編)Herbicide Handbook.、第9版、Lawrence:Weed Science Society of America、2007(「Herbicide Handbook、第9版、2007」)において例示されている。シクロスルファムロンは、例えば、イネにおいて、双子葉植物およびスゲ雑草(例えば、ミズガヤツリ(Cyperus serotinus)、クログワイ(Eleocharis kuroguwai)、およびウリカワ(Sagittaria pygmaea)、ならびにコムギおよびオオムギにおいて、ヤエムグラ(Galium aparine)、シカギク属種(Matricaria spp.)、クワガタソウ属種(Veronica spp.)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis)、およびセイヨウアブラナ(Brassica napus)の防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、エタメトスルフロン−メチルとは、2−[[[[[4−エトキシ−6−(メチルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]安息香酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、Herbicide Handbook、第9版、2007において例示されている。エタメトスルフロン−メチルは、例えば、アブラナにおいて、ノハラガラシ、チシマオドリコソウ、および他の広葉雑草の発生後防除をもたらす。一部の実施形態では、メチルエステル部位に関して、その塩の対応するカルボン酸、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。
本明細書で使用する場合、エトキシスルフロンとは、2−エトキシフェニル[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]スルファメートであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。エトキシスルフロンは、例えば、穀物、イネ、およびサトウキビにおいて、広葉雑草およびスゲ雑草の防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、フラザスルフロンとは、N−[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]−3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、Herbicide Handbook、第9版、2007において例示されている。フラザスルフロンは、例えば、暖地型芝生、蔓植物、サトウキビ、柑橘類、オリーブにおいて、ならびに鉄道および他の非農耕地における、イネ科雑草、広葉雑草、およびスゲ雑草の発生前および発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、フルセトスルフロンとは、1−[3−[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]−2−ピリジニル]−2−フルオロプロピル2−メトキシアセテートであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。フルセトスルフロンは、例えば、イネおよび穀物において、広葉雑草、一部のイネ科雑草およびスゲの防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、フルピルスルフロン−メチルナトリウムとは、メチル2−[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンカルボキシレート一ナトリウム塩であり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。フルピルスルフロン−メチルナトリウムは、例えば、穀物において、イネ科雑草および広葉雑草の発生後防除に使用される。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して、カルボン酸もしくはその塩、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。ある種の実施形態では、異なる塩または非イオン形態が利用される。
本明細書で使用する場合、ホラムスルフロンとは、2−[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]−4−(ホルミルアミノ)−N,N−ジメチルベンズアミドであり、以下の構造
その除草活性は、Herbicide Handbook、第9版、2007において例示されている。ホラムスルフロンは、例えば、トウモロコシにおける、イネ科雑草および広葉雑草の発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、イマゾスルフロンとは、2−クロロ−N−[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−スルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。イマゾスルフロンは、例えば、水稲および芝生における、一年生および多年生広葉雑草とスゲの防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、ヨードスルフロン−メチルナトリウムとは、4−ヨード−2−[[[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]安息香酸メチルのナトリウム塩であり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。ヨードスルフロン−メチルナトリウムは、例えば、冬期、春期、ならびにデュラムコムギ、ライコムギ、ライムギおよび春オオムギにおいて、イネ科雑草および広葉雑草の発生後防除をもたらす。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して、カルボン酸もしくはその塩、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。ある種の実施形態では、異なる塩または非イオン形態が利用される。
本明細書で使用する場合、イオフェンスルフロンとは、2−ヨード−N−[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]カルボニル]ベンゼンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。イオフェンスルフロンは、例えば、イネにおいて、一年生イネ科雑草、広葉雑草、およびスゲ雑草の防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、メソスルフロン−メチルとは、2−[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]−4−[[(メチルスルホニル)アミノ]メチル]安息香酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。メソスルフロン−メチルは、例えば、冬期、春期、ならびにデュラムコムギ、ライコムギ、およびライムギにおいて、イネ科雑草および広葉雑草の早期から中期の発生後防除をもたらす。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して、カルボン酸もしくはその塩、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。
本明細書で使用する場合、メトスルフロン−メチルとは、2−[[[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]安息香酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。メトスルフロン−メチルは、例えば、コムギ、オオムギ、イネ、オートムギ、およびライコムギにおいて、イネ科雑草および広葉雑草を防除する。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して、カルボン酸もしくはその塩、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。
本明細書で使用する場合、ニコスルフロンとは、2−[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]−N,N−ジメチル−3−ピリジンカルボキサミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。ニコスルフロンは、例えば、トウモロコシにおいて、エノコログサ属(Setaria)、ヒエ属(Echinochloa)、メヒシバ属(Digitaria)、キビ属(Panicum)、ドクムギ属(Lolium)、およびカラスムギ属種(Avena spp.)を含む一年生イネ科雑草、ヒユ属種(Amaranthus spp.)およびアブラナ科(Cruciferae)を含む広葉雑草、ならびにセイバンモロコシ(Sorghum halepense)およびシバムギ(Agropyron repens)などの多年草の選択的な発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、オルトスルファムロンとは、2−[[[[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]アミノ]−N,N−ジメチルベンズアミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。オルトスルファムロンは、例えば、イネ、穀物、牧草、およびサトウキビにおける、一年生および多年生広葉雑草とスゲの早期発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、プリミスルフロン−メチルとは、2−[[[[[4,6−ビス(ジフルオロメトキシ)−2−ピリミジニル]アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]安息香酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。プリミスルフロン−メチルは、例えば、トウモロコシにおいて、モロコシ(Sorghum bicolor)、コロンブスグラス(Sorghum almum)、セイバンモロコシ(Sorghum halepense)、およびシバムギ(Agropyron repens)を含めた、問題となるイネ科雑草、ならびに多くの広葉雑草の発生後防除をもたらす。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して、カルボン酸もしくはその塩、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。
本明細書で使用する場合、プロピリスルフロンとは、2−クロロ−N−[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]−6−プロピルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−スルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、Development of a novel paddy rice herbicide propyrisulfuron(ZETA-one)、住友化学(大阪、日本)(2011)、(2巻)、14〜25頁、出版者:(住友化学工業K.K.)において例示されている。プロピリスルフロンは、例えば、ヒエ属種(Echinochloa spp.)を含む一年生および多年生の水田雑草、スゲ雑草ならびに広葉雑草を防除するためのイネ用除草剤として使用される。
本明細書で使用する場合、プロスルフロンとは、N−[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]カルボニル]−2−(3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、Herbicide Handbook、第9版、2007において例示されている。プロスルフロンは、例えば、トウモロコシ、モロコシ、穀物、牧草、および芝生において、一年生広葉雑草の発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、ピリミスルファンとは、N−[2−[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)ヒドロキシメチル]−6−(メトキシメチル)フェニル]−1,1−ジフルオロメタンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、Journal of Pesticide Science(東京、日本)(2012)、37巻(1号)、62〜68頁において例示されている。ピリミスルファンは、例えば、水田において、イネ雑草を防除するための除草剤として使用することができる。
本明細書で使用する場合、ピロキサスルホンとは、3−[[[5−(ジフルオロメトキシ)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル]スルホニル]−4,5−ジヒドロ−5,5−ジメチルイソオキサゾールであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。ピロキサスルホンは、例えば、トウモロコシ、ダイズ、コムギ、および他の作物において、一年生イネ科雑草および一部の広葉雑草の発生前防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、リムスルフロンとは、N−[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]−3−(エチルスルホニル)−2−ピリジンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。リムスルフロンは、例えば、トウモロコシにおいて、大部分の一年生および多年生イネ科雑草およびいくつかの広葉雑草の発生後防除をもたらす。
本明細書で使用する場合、スルホメツロン−メチルとは、2−[[[[(4,6−ジメチル−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]安息香酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。スルホメツロン−メチルは、例えば、非農耕地において、一年生および多年生イネ科雑草ならびに広葉雑草の防除をもたらす。スルホメツロン−メチルはまた、例えば、ギョウギシバおよび他の芝草における選択的な雑草防除、および森林地において、マツの木における樹木種を防除するためにも使用される。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して、カルボン酸もしくはその塩、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。
本明細書で使用する場合、スルホスルフロンとは、N−[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]−2−(エチルスルホニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−スルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。スルホスルフロンは、例えば、穀物において、一年生広葉雑草およびイネ科雑草の防除に使用することができる。
本明細書で使用する場合、チフェンスルフロン−メチルとは、3−[[[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]−2−チオフェンカルボン酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。チフェンスルフロン−メチルは、例えば、穀物、トウモロコシ、および牧草において、一年生雑草の防除に使用される。ある種の実施形態では、メチルエステル部位に関して、カルボン酸もしくはその塩、または異なるエステル(例えば、アルキルエステルまたはアラルキルエステル)が利用される。
本明細書で使用する場合、トリアファモンとは、N−[2−[(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)カルボニル]−6−フルオロフェニル]−1,1−ジフルオロ−N−メチルメタンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、出版論文Shijie Nongyao(2011)33巻(3号)、22〜24頁に例示されている。トリアファモンは、例えば、イネにおける、イネ科雑草、広葉雑草、およびスゲ雑草の発生前および発生後防除に使用される。
本明細書で使用する場合、トリアスルフロンとは、2−(2−クロロエトキシ)−N−[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]カルボニル]ベンゼンスルホンアミドであり、以下の構造
その除草活性は、Herbicide Handbook、第9版、2007において例示されている。トリアスルフロンは、例えば、コムギ、オオムギ、およびライコムギにおいて、広葉雑草の発生前および発生後防除に使用される。
本明細書で使用する場合、トリベヌロン−メチルとは、2−[[[[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)メチルアミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]安息香酸メチルであり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。トリベヌロン−メチルは、例えば、コムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、およびライコムギを含む穀作物において、広葉雑草を発生後防除するのに使用される。
本明細書で使用する場合、トリフロキシスルフロン−ナトリウムとは、N−[[(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル]−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−2−ピリジンスルホンアミドナトリウム塩であり、以下の構造
その除草活性は、The Pesticide Manual、第15版、2009において例示されている。トリフロキシスルフロン−ナトリウムは、ワタおよびサトウキビにおいて、イネ科雑草、スゲ雑草および広葉雑草の発生後防除に使用される。トリフロキシスルフロン−ナトリウムはまた、芝生において、およびプランテーションにおける雑草防除にも使用される。ある種の実施形態では、異なる塩または非イオン形態が利用される。
本明細書で使用する場合、除草剤とは、例えば、植物を死滅させる、その成長を防除する、そうでなければ、その成長を有害に改変する活性成分である化合物を意味する。
本明細書で使用する場合、除草有効量または植生防除量とは、植生に有害な改変作用を引き起こし、例えば、自然な発育からの逸脱を引き起こす、死滅させる、調節をもたらす、枯渇を引き起こす、生長遅延を引き起こすなどの活性成分の量である。
本明細書で使用する場合、望ましくない植生を防除するとは、予防する、低減する、死滅させる、そうでなければ、植物および植生の発育を有害に改変することを意味する。本明細書では、ある種の除草剤の組合せ物または組成物を施用することにより、望ましくない植生を防除する方法が記載されている。施用方法には、以下に限定されないが、植生またはその生育場所への施用、例えば、手、バックパック、機械、トラクター、または空中(飛行機およびヘリコプター)による施用方法によって、該植生に隣接している区域への施用、ならびに出芽前、発生後、葉面施用(広域、直接、バンド、スポット、機械的、オーバーザトップ(over-the-top)、またはレスキュー(rescue))、および水中施用(水上および水中の植生、広域、スポット、機械的、水中注入、顆粒広域、顆粒スポット、シェーカーボトル、またはストリームスプレー)が含まれる。
本明細書で使用する場合、植物および植生には、以下に限定されないが、発芽種子、発生苗木、植生繁殖体からの発生植物、未成熟な植生、および定着した植生が含まれる。
本明細書で使用する場合、農業上許容される塩およびエステルとは、除草活性を示す塩およびエステルであるか、あるいは植物、水、もしくは土壌中で、参照した除草剤に変換するか、または変換することができる塩またはエステルを指す。例示的な農業上許容されるエステルとは、植物、水、もしくは土壌中で、対応するカルボン酸に加水分解、酸化、代謝、そうでなければ変換されるか、またはそれらが可能となるものであり、このカルボン酸は、pHに応じて、解離形態または非解離形態で存在し得る。
例示的な塩には、アルカリ金属またはアルカリ土類金属に由来する塩、ならびにアンモニアおよびアミンに由来する塩が含まれる。例示的な陽イオンには、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、および式のアミニウム陽イオン
R1R2R3R4N+
(式中、R1、R2、R3、およびR4はそれぞれ独立して、水素またはC1〜C12アルキル、C3〜C12アルケニル、またはC3〜C12アルキニルを表し、これらはそれぞれ、1つまたは複数のヒドロキシ基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C4アルキルチオ基、またはフェニル基によって場合により置換されているが、但し、R1、R2、R3、およびR4は立体的に共存できる条件とする)が含まれる。さらに、R1、R2、R3、およびR4の任意の2つが一緒になって、1〜12個の炭素原子と最大2個の酸素原子または硫黄原子を含有する二官能性脂肪族部位を表すことができる。塩は、水酸化ナトリウムなどの金属水酸化物、アンモニア、トリメチルアミン、ジエタノールアミン、2−メチルチオプロピルアミン、ビスアリルアミン、2−ブトキシエチルアミン、モルホリン、シクロドデシルアミン、もしくはベンジルアミンなどのアミン、または水酸化テトラメチルアンモニウムもしくは水酸化コリンなどの水酸化テトラアルキルアンモニウムで処理することによって調製することができる。
例示的なエステルには、メチルアルコール、イソプロピルアルコール、1−ブタノール、2−エチルヘキサノール、ブトキシエタノール、メトキシプロパノール、アリルアルコール、プロパルギルアルコール、シクロヘキサノール、または無置換もしくは置換ベンジルアルコールなどの、C1〜C12アルキルアルコール、C3〜C12アルケニルアルコール、C3〜C12アルキニルアルコールまたはC7〜C10アリール置換アルキルアルコールに由来するものが含まれる。ベンジルアルコールは、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはC1〜C4アルコキシから独立して選択される、1〜3つの置換基により置換されていてもよい。エステルは、ペプチドカップリングに使用されるものなどの、任意の数の適切な活性化剤(ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)またはカルボニルジイミダゾール(CDI)など)を使用し、酸とアルコールとをカップリングすることにより;塩基(トリエチルアミンまたは炭酸リチウムなど)の存在下、酸をアルキル化剤(ハロゲン化アルキルまたはスルホン酸アルキルなど)と反応させることにより;酸の対応する酸塩化物を適切なアルコールと反応させることにより;酸触媒の存在下、対応する酸を適切なアルコールと反応させるか、またはエステル交換により調製することができる。
組成物および方法
本明細書では、除草有効量の(a)式(I)の化合物
または農業上許容されるその塩もしくはエステル、および(b)アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロルスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、ホラムスルフロン、イマゾスルフロン、イオフェンスルフロン、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、メソスルフロン−メチル、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、オルトスルファムロン、プリミスルフロン−メチル、プロピリスルフロン、プロスルフロン、ピリミスルファン、ピロキサスルホン、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリアファモン、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、およびトリフロキシスルフロン−ナトリウム、または農業上許容されるそれらの塩もしくはエステルからなる群から選択されるスルホニルウレアを含む除草組成物が提供される。
本明細書では、望ましくない植生を防除する方法であって、該植生またはその生育場所(すなわち植生の隣接区域)に、除草有効量の式(I)の化合物または農業上許容されるその塩またはエステル、および(b)アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロルスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、ホラムスルフロン、イマゾスルフロン、イオフェンスルフロン、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、メソスルフロン−メチル、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、オルトスルファムロン、プリミスルフロン−メチル、プロピリスルフロン、プロスルフロン、ピリミスルファン、ピロキサスルホン、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリアファモン、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、およびトリフロキシスルフロン−ナトリウム、または農業上許容されるそれらの塩もしくはエステルからなる群から選択されるスルホニルウレアを接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む方法も提供される。
ある種の実施形態では、本方法は、本明細書に記載されている組成物を使用する。
さらに、一部の実施形態では、化合物(I)または農業上許容されるその塩もしくはエステルと、スルホニルウレアまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとを組み合わせると、相乗作用(例えば、除草活性成分を組み合わせると、個々に施用した場合よりも有効性が高い)を示す。相乗作用とは、「個別に施用された各因子の応答に基づいて予期される作用よりも、組み合わせた場合の作用が大きくなるような、2つ以上の因子の相互作用」として定義されている。Senseman, S.(編)、Herbicide Handbook.、第9版、Lawrence:Weed Science Society of America(2007)。ある種の実施形態では、本組成物はコルビーの式によって決定される相乗効果を示す。Colby, S. R. 1967、Calculation of the synergistic and antagonistic response of herbicide combinations. Weeds 15巻:20〜22頁。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物、すなわちカルボン酸が使用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物のカルボン酸塩が使用される。ある種の実施形態では、アラルキルエステルまたはアルキルエステルが使用される。ある種の実施形態では、ベンジルエステル、置換ベンジルエステル、またはC1〜4アルキルエステル(例えば、n−ブチルエステル)が使用される。ある種の実施形態では、ベンジルエステルが使用される。
一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびスルホニルウレアが、1つの組成物中に製剤化される、タンクミックスされる、同時に施用される、または逐次施用される。
上記の化合物が、成長の任意の段階で、植物またはその生育場所(すなわち、植物の隣接区域)に直接施用される場合、除草活性が該化合物により示される。観察される効果は、防除すべき植物種、植物の成長段階、希釈度およびスプレー液滴サイズの施用パラメータ、固体構成成分の粒子サイズ、使用時の環境条件、使用する特定の化合物、使用する特定のアジュバントおよび担体、土壌タイプなど、ならびに施用される化学品の量に依存する。これらおよび他の因子を調節して、非選択的または選択的な除草作用を促進することができる。一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物は、比較的未成熟な望ましくない植生に、発生後施用物、発生前施用物、または湛水した水稲もしくは水本体(例えば、池、湖、および川)への水中施用物として施用し、最大限の雑草防除を実現する。
一部の実施形態では、本明細書において提供される組成物および方法は、以下に限定されないが、直播イネ、湛水直播イネおよび移植イネ、穀物、コムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、モロコシ、コーン/トウモロコシ、サトウキビ、ヒマワリ、アブラナ、キャノーラ、テンサイ、ダイズ、ワタ、パイナップル、牧草、草地、放牧地、休耕地、芝生、樹木およびブドウ園、水生植物、プランテーション作物、野菜、産業植生管理(IVM)、ならびに公道用地(ROW)を含む作物において雑草を防除するために利用される。
ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物および方法は、イネにおいて雑草を防除するために利用される。ある種の実施形態では、イネとは、直播イネ、湛水直播イネ、または移植イネである。
本明細書に記載されている組成物および方法は、例えば、グリホセート、EPSPシンターゼ阻害剤、グルホシネート、グルタミンシンターゼ阻害剤、ジカンバ、フェノキシオーキシン、ピリジルオキシオーキシン、合成オーキシン、オーキシン輸送阻害剤、アリールオキシフェノキシプロピオネート、シクロヘキサンジオン、フェニルピラゾリン、ACCアーゼ阻害剤、イミダゾリノン、スルホニルウレア、ピリミジニルチオベンゾエート、トリアゾロピリミジン、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン、ALSまたはAHAS阻害剤、HPPD阻害剤、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤、カロテノイド生合成阻害剤、PPO阻害剤、セルロース生合成阻害剤、有糸分裂阻害剤、微小管阻害剤、超長鎖脂肪酸阻害剤、脂肪酸および脂質生合成阻害剤、光化学系I阻害剤、光化学系II阻害剤、トリアジン、およびブロモキシニルと併用して、グリホセート耐性、5−エノールピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤耐性、グルホシネート耐性、グルタミンシンテターゼ阻害剤耐性、ジカンバ耐性、フェノキシオーキシン耐性、ピリジルオキシオーキシン耐性、オーキシン耐性、オーキシン輸送阻害剤耐性、アリールオキシフェノキシプロピオネート耐性、シクロヘキサンジオン耐性、フェニルピラゾリン耐性、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤耐性、イミダゾリノン耐性、スルホニルウレア耐性、ピリミジニルチオベンゾエート耐性、トリアゾロピリミジン耐性、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン耐性、アセト乳酸シンターゼ(ALS)またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤耐性、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤耐性、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤耐性、カロテノイド生合成阻害剤耐性、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤耐性、セルロース生合成阻害剤耐性、有糸分裂阻害剤耐性、微小管阻害剤耐性、超長鎖脂肪酸阻害剤耐性、脂肪酸および脂質生合成阻害剤耐性、光化学系I阻害剤耐性、光化学系II阻害剤耐性、トリアジン耐性、およびブロモキシニル耐性作物(以下に限定されないが、ダイズ、ワタ、キャノーラ/アブラナ、イネ、穀物、コーン、モロコシ、ヒマワリ、テンサイ、サトウキビ、芝生など)において、望ましくない植生を防除するために使用することができる。本組成物および方法は、複数の作用機序からなる複数の化学品および/または阻害剤に耐性を付与する複数または多重の形質を有している作物において、望ましくない植生を防除するのに使用することができる。一部の実施形態では、式(I)の化合物、またはその塩もしくはエステル、およびその補足的な除草剤、またはその塩もしくはエステルは、処理される作物に選択性を示し、かつ使用される施用量においてこれらの化合物により防除される雑草のスペクトルを補足する、除草剤と組み合わせて使用される。一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物、および他の補足的な除草剤は、組合せ製剤として、タンクミックスとして同時に、または逐次的のいずれかで施用される。
本組成物および方法は、農学的なストレス耐性(以下に限定されないが、旱魃、寒さ、熱、塩分、水、栄養素、繁殖、pHを含む)、有害生物耐性(以下に限定されないが、昆虫、真菌、および病原体を含む)、および作物改良形質(以下に限定されないが、収量;タンパク質、炭水化物、または油分含有量;タンパク質、炭水化物、または油分組成;植物の丈および植物アーキテクチャー)を有する作物において、望ましくない植生を防除するのに使用することができる。
本明細書において提供される組成物および方法は、望ましくない植生を防除するために利用される。望ましくない植生には、以下に限定されないが、直播イネ、湛水直播イネおよび移植イネ、穀物、コムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、モロコシ、コーン/トウモロコシ、サトウキビ、ヒマワリ、アブラナ、キャノーラ、テンサイ、ダイズ、ワタ、パイナップル、牧草、草地、放牧地、休耕地、芝生、樹木およびブドウ園、観賞用種、水生植物、プランテーション作物、野菜、産業植生管理(IVM)、および公道用地(ROW)において発生する望ましくない植生が含まれる。
一部の実施形態では、本明細書において提供される方法は、イネにおいて、望ましくない植生を防除するために利用される。ある種の実施形態では、望ましくない植生は、メリケンニクキビ(Brachiaria platyphylla)(Groseb.)Nashまたはメリケンニクキビ(Urochloa platyphylla)(Nash)R. D. Webster(メリケンニクキビ、BRAPP)、メヒシバ(Digitaria sanguinalis(L.)Scop.(オオメヒシバ、DIGSA)、ヒエ属種(Echinochloa species)(ECHSS)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.)P. Beauv.)(イヌビエ、ECHCG)、エキノコロア・クルス−パボニス(Echinochloa crus-pavonis)(Kunth)Schult.(ガルフコックスプル(gulf cockspur)、ECHCV)、ワセビエ(Echinochloa colonum(L.)LINK)(ワセビエ、ECHCO)、ノゲタイヌビエ(Echinochloa oryzoides(Ard.)Fritsch)(ノゲタイヌビエ、ECHOR)、ノゲタイヌビエ(Echinochloa oryzicola(Vasinger)Vasinger)(タイヌビエ、ECHPH)、エキノコロア・ピィロポゴン(Echinochloa phyllopogon)(Stapf)Koso-Pol.(タイヌビエ、ECHPH)、エキノコロア・ポリスタキュア(Echinochloa polystachya)(Kunth)Hitchc.(クリーピングリバーグラス(creeping river grass)、ECHPO)、タイワンアイアシ(Ischaemum rugosum Salisb.)(サラモラグラス(saramollagrass)、ISCRU)、アゼガヤ(Leptochloa chinensis(L.)Nees)(アゼガヤ、LEFCH)、レプトクロア・ファスシクラリス(Leptochloa fascicularis)(Lam.)Gray(ベアーデッドスプラングルトップ(bearded sprangletop)、LEFFA)、レプトクロア・パニコイデス(Leptochloa panicoides)(Presl.)Hitchc.(アマゾンスプラングルトップ(Amazon sprangletop)、LEFPA)、イネ属種(Oryza species)(赤米および雑草米、ORYSS)、オオクサキビ(Panicum dichotomiflorum(L.)Michx.)(オオクサキビ、PANDI)、シマスズメノヒエ(Paspalum dilatatum Poir.)(シマスズメノヒエ、PASDI)、ツノアイアシ(Rottboellia cochinchinensis(Lour.)W. D. Clayton)(ツノアイアシ、ROOEX)、カヤツリグサ属種(Cyperus species)(CYPSS)、タマガヤツリ(Cyperus difformis L.)(タマガヤツリ、CYPDI)、カイペルス・デュビウス(Cyperus dubius)Rottb.(MAPDU)、ショクヨウガヤツリ(Cyperus esculentus L.)(キハマスゲ、CYPES)、コゴメガヤツリ(Cyperus iria L.)(コゴメガヤツリ、CYPIR)、ハマスゲ(Cyperus rotundus L.)(ハマスゲ、CYPRO)、ミズガヤツリ(Cyperus serotinus) Rottb./C.B.Clarke(ミズガヤツリ、CYPSE)、ハリイ属種(Eleocharis species)(ELOSS)、ヒデリコ(Fimbristylis miliacea(L.)Vahl)(ヒデリコ、FIMMI)、ホタルイ属種(Schoenoplectus species)(SCPSS)、イヌホタルイ(Schoenoplectus juncoides Roxb.)(ホタルイ、SCPJU)、コウキヤガラ(Bolboschoenus maritimus(L.) Palla)またはショエノプレクツス・マリチムス(Schoenoplectus maritimus)L. Lye(コウキヤガラ、SCPMA)、ヒメカンガレイ(Schoenoplectus mucronatus L.)(ヒメカンガレイ、SCPMU)、クサネム属種(Aeschynomene species)(クサネム、AESSS)、ナガエツルノゲイトウ(Alternanthera philoxeroides(Mart.)Griseb.)(ナガエツルノゲイトウ、ALRPH)、オモダカ(Alisma plantago-aquatica L.)(コモンウォータープランテーン、ALSPA)、ヒユ属種(Amaranthus species)(アカザおよびアマランサス、AMASS)、ホソバヒメミソハギ(Ammannia coccinea Rottb.)(ホソバヒメミソハギ、AMMCO)、マルバツユクサ(Commelina benghalensis L.)(マルバツユクサ、COMBE)、アメリカタカサブロウ(Eclipta alba(L.)Hassk.)(アメリカタカサブロウ、ECLAL)、アメリカコナギ(Heteranthera limosa(Sw.)Willd.)/Vahl(アメリカコナギ、HETLI)、ヘテランテラ・レニフォルミス(Heteranthera reniformis)R.&P.(ラウンドリーフマッドプランタイン(roundleaf mudplantain)HETRE)、サツマイモ属種(Ipomoea species)(アサガオ、IPOSS)、アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea(L.)Jacq.)(アメリカアサガオ、IPOHE)、アメリカアゼナ(Lindernia dubia(L.)Pennell)(アゼナ、LIDDU)、チョウジタデ属種(Ludwigia species)(LUDSS)、ルドウィジア・リニフォリア(Ludwigia linifolia)Poir.(サウスイースタンプライムローズ−ウイロウ(southeastern primrose-willow)、LUDLI)、キダチキンバイ(Ludwigia octovalvis(Jacq.)Raven)(キダチキンバイ、LUDOC)、ミズアオイ(Monochoria korsakowii Regel & Maack)(モノコリア(monochoria)、MOOKA)、コナギ(Monochoria vaginalis)(Burm.F.)C. Presl ex Kuhth(モノコリア、MOOVA)、ムルダンニア・ヌディフロラ(Murdannia nudiflora)(L.)Brenan(ドーブウィード(doveweed)、MUDNU)、ポリゴヌム・ペンシルバニクム(Polygonum pensylvanicum)L.(ペンシルバニアスマートウィード(Pennsylvania smartweed)、POLPY)、ハルタデ(Polygonum persicaria L.)(ハルタデ、POLPE)、ポリゴヌム・ヒドロピペロイデス(Polygonum hydropiperoides)Michx.(POLHP、マイルドスマートウィード(mild smartweed))、キカシグサ(Rotala indica(Willd.)Koehne)(キカシグサ、ROTIN)、オモダカ属種(Sagittaria species)(オモダカ、SAGSS)、セスバニア・エクサルタタ(Sesbania exaltata)(Raf.)Cory/Rydb. Ex Hill(ヘンプセスバニア(hemp sesbania)、SEBEX)、またはナガボノウルシ(Sphenoclea zeylanica Gaertn.)(グースウィード(gooseweed)、SPDZE)である。
一部の実施形態では、本明細書において提供される方法は、穀物において、望ましくない植生を防除するために利用される。ある種の実施形態では、望ましくない植生は、ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides Huds.)(ブラックグラス(blackgrass)、ALOMY)、セイヨウヌカボ(Apera spica-venti)(L.)Beauv.(ウインドグラス(windgrass)、APESV)、カラスムギ(Avena fatua L.)(カラスムギ、AVEFA)、ウマノチャヒキ(Bromus tectorum L.)(ウマノチャヒキ、BROTE)、ネズミムギ(Lolium multiflorum)Lam.(イタリアンライグラス、LOLMU)、パラリス・ミノル(Phalaris minor)Retz.(リトルシードカナリーグラス(littleseed canarygrass)、PHAMI)、スズメノカタビラ(Poa annua L.)(スズメノカタビラ、POANN)、セタリア・プミラ(Setaria pumila)(Poir.)Roemer & J. A. Schultes(キンエノコログサ、SETLU)、エノコログサ(Setaria viridis(L.)Beauv.)(エノコログサ、SETVI)、アオゲイトウ(Amaranthus retroflexus L.)(アオゲイトウ、AMARE)、アブラナ属種(Brassica species)(BRSSS)、シロザ(Chenopodium album L.)(シロザ、CHEAL)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense(L.)Scop.)(カナダアザミ、CIRAR)、シラホシムグラ(Galium aparine L.)(ヤエムグラ、GALAP)、ホウキギ(Kochia scoparia)(L.)Schrad.)(ホウキギ、KCHSC)、ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum L.)(ヒメオドリコソウ、LAMPU)、カミツレ(Matricaria recutita L.)(ワイルドカモミール、MATCH)、コシカギク(Matricaria matricarioides)(Less.)Porter(コシカギク、MATMT)、ヒナゲシ(Papaver rhoeas L.)(ヒナゲシ、PAPRH)、ソバカズラ(Polygonum convolvulus L.)(ソバカズラ、POLCO)、サルソラ・トラグス(Salsola tragus)L.(ロシアアザミ、SASKR)、シナピス属種(Sinapis species)(SINSS)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis L.)(ノハラガラシ、SINAR)、コハコベ(Stellaria media (L.)Vill.)(コハコベ、STEME)、オオイヌノフグリ(Veronica persica Poir.)(オオイヌノフグリ、VERPE)、マキバスミレ(Viola arvensis Murr.)(マキバスミレ、VIOAR)、またはサンシキスミレ(Viola tricolor L.)(サンシキスミレ、VIOTR)である。
一部の実施形態では、本明細書において提供される方法は、放牧場および牧草、休耕地、IVM、ならびにROWにおいて、望ましくない植生を防除するために利用される。ある種の実施形態では、望ましくない植生は、ブタクサ(Ambrosia artemisiifolia L.)(ブタクサ、AMBEL)、エビスグサ(Cassia obtusifolia)(エビスグサ、CASOB)、センタウレア・マクロサ(Centaurea maculosa)auct. non Lam.(スポッティッドナップウィード(spotted knapweed)、CENMA)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense(L.)Scop.)(カナダアザミ、CIRAR)、セイヨウヒルガオ(Convolvulus arvensis)L.(セイヨウヒルガオ、CONAR)、ノラニンジン(Daucus carota)L.(ノラニンジン、DAUCA)、セイヨウハギクソウ(Euphorbia esula L.)(ハギクソウ、EPHES)、トゲチシャ(Lactuca serriola L.)/Torn.(トゲチシャ、LACSE)、ヘラオオバコ(Plantago lanceolata L.)(ヘラオオバコ、PLALA)、エゾノギシギシ(Rumex obtusifolius L.)(エゾノギシギシ、RUMOB)、アメリカキンゴジカ(Sida spinosa L.)(アメリカキンゴジカ、SIDSP)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis L.)(ノハラガラシ、SINAR)、タイワンハチジョウナ(Sonchus arvensis)L.(タイワンハチジョウナ、SONAR)、アオノキリンソウ属種(Solidago species)(アオノキリンソウ、SOOSS)、セイヨウタンポポ(Taraxacum officinale G.H. Weber ex Wiggers)(セイヨウタンポポ、TAROF)、シロツメクサ(Trifolium repens L.)(ホワイトクローバー、TRFRE)、またはセイヨウイラクサ(Urtica dioica L.)(セイヨウイラクサ、URTDI)である。
一部の実施形態では、本明細書において提供される方法は、条播作物、樹木およびブドウ作物、ならびに多年生作物において見出される、望ましくない植生を防除するために利用される。ある種の実施形態では、望ましくない植生は、ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides Huds.)(ブラックグラス、ALOMY)、カラスムギ(Avena fatua L.)(カラスムギ、AVEFA)、ブラキア・デクムベンス(Brachiaria decumbens)Stapf.またはウロコロラ・デクムベンス(Urochloa decumbens)(Stapf)R. D. Webster(スリナムグラス(Surinam grass)、BRADC)、パリセードグラス(Brachiaria brizantha)(Hochst. ex A. Rich.)Stapf.またはウロコロア・ブリザンタ(Urochloa brizantha)(Hochst. ex A. Rich.)R.D.(ベアードグラス(beard grass)、BRABR)、メリケンニクキビ(Brachiaria platyphylla)(Groseb.)Nashまたはメリケンニクキビ(Urochloa platyphylla)(Nash)R.D. Webster(メリケンニクキビ、BRAPP)、ブラキアリア・プランタギネア(Brachiaria plantaginea)(Link)Hitchc.またはウロコロア・プランタギネア(Urochloa plantaginea)(Link)R. D. Webster(アレクサンダーグラス(alexandergrass)、BRAPL)、シンクリノイガ(Cenchrus echinatus L.)(シンクリノイガ、CENEC)、ムレメヒシバ(Digitaria horizontalis)Willd.(ムレメヒシバ、DIGHO)、ススキメヒシバ(Digitaria insularis(L.)Mez ex Ekman)(サワーグラス(sourgrass)、TRCIN)、メヒシバ(Digitaria sanguinalis(L.)Scop.(オオメヒシバDIGSA)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.)P. Beauv.)(イヌビエ、ECHCG)、ワセビエ(Echinochloa colonum(L.)LINK)(ワセビエ、ECHCO)、オヒシバ(Eleusine indica(L.)Gaertn.)(オヒシバ、ELEIN)、ネズミムギ(Lolium multiflorum Lam.)(イタリアンライグラス、LOLMU)、オオクサキビ(Panicum dichotomiflorum Michx.)(オオクサキビ、PANDI)、キビ(Panicum miliaceum L.)(野生キビ、PANMI)、アキノエノコログサ(Setaria faberi Herrm.)(アキノエノコログサ、SETFA)、エノコログサ(Setaria viridis(L.)Beauv.)(エノコログサ、SETVI)、セイバンモロコシ(Sorghum halepense(L.)Pers.)(セイバンモロコシ、SORHA)、ソルグム・ビコロル(Sorghum bicolor)(L.)Moench ssp. アルンジナセウム(Arundinaceum)(モロコシ、SORVU)、ショクヨウガヤツリ(Cyperus esculentus L.)(キハマスゲ、CYPES)、ハマスゲ(Cyperus rotundus L.)(ハマスゲ、CYPRO)、イチビ(Abutilon theophrasti Medik.)(イチビ、ABUTH)、ヒユ属種(Amaranthus species)(アカザおよびアマランサス、AMASS)、ブタクサ(Ambrosia artemisiifolia L.)(ブタクサ、AMBEL)、ブタクサモドキ(Ambrosia psilostachya DC.)(ブタクサモドキ、AMBPS)、オオブタクサ(Ambrosia trifida L.)(オオブタクサ、AMBTR)、ミズイロアオイ(Anoda cristata)(L.)Schlecht.(ミズイロアオイ、ANVCR)、オオトウワタ(Asclepias syriaca L.)(トウワタ、ASCSY)、コセンダングサ(Bidens pilosa L.)(コセンダングサ、BIDPI)、ボレリア属種(Borreria species)(BOISS)、フタバムグラ(Borreria alata(Aubl.)DC.)またはヒロハフタバムグラ(Spermacoce alata Aubl.)(ブロードリーフボタンウィード(broadleaf buttonweed)、BOILF)、ヒロハフタバムグラ(Spermacose latifolia)(ブロードリーフボタンウィード、BOILF)、シロザ(Chenopodium album L.)(シロザ、CHEAL)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense(L.)Scop.)(カナダアザミ、CIRAR)、マルバツユクサ(Commelina benghalensis L.)(マルバツユクサ、COMBE)、ヨウシュチョウセンアサガオ(Datura stramonium L.)(ヨウシュチョウセンアサガオ、DATST)、ノラニンジン(Daucus carota L.)(ノラニンジン、DAUCA)、ショウジョウソウ(Euphorbia heterophylla L.)(ショウジョウソウ、EPHHL)、シマニシキソウ(Euphorbia hirta L.)またはシマニシキソウ(Chamaesyce hirta(L.)Millsp.)(シマニシキソウ、EPHHI)、コバノショウジョウソウ(Euphorbia dentata Michx.)(歯トウダイグサ、EPHDE)、アレチノギク(Erigeron bonariensis L.)またはアレチノギク(Conyza bonariensis)(L.)Cronq.)(アレチノギク、ERIBO)、ヒメムカシヨモギ(Erigeron canadensis L.)またはヒメムカシヨモギ(Conyza canadensis(L.)Cronq.)(ヒメムカシヨモギ、ERICA)、オオアレチノギク(Conyza sumatrensis)(Retz.))E. H. Walker(オオアレチノギク、ERIFL)、ヒマワリ(Helianthus annuus L.)(ヒマワリ、HELAN)、オキナアサガオ(Jacquemontia tamnifolia(L.)Griseb.)(オキナアサガオ、IAQTA)、アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea(L.)Jacq.)(アメリカアサガオ、IPOHE)、マメアサガオ(Ipomoea lacunosa L.)(マメアサガオ、IPOLA)、トゲチシャ(Lactuca serriola L.)/Torn.(トゲチシャ、LACSE)、スベリヒユ(Portulaca oleracea L.)(スベリヒユ、POROL)、ハシカグサモドキ属種(Richardia species)(プスレイ(pusley)、RCHSS)、シダ属種(Sida species)(シダ、SIDSS)、アメリカキンゴジカ((Sida spinosa L.)(アメリカキンゴジカ、SIDSP)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis L.)(ノハラガラシ、SINAR)、アメリカイヌホオズキ(Solanum ptychanthum Dunal)(アメリカイヌホオズキ、SOLPT)、コトブキギク(Tridax procumbens L.)(コトブキギク、TRQPR)、またはオナモミ(Xanthium strumarium L.)(オナモミ、XANST)である。
一部の実施形態では、本明細書において提供される方法は、芝生において、望ましくない植生を防除するために利用される。ある種の実施形態では、望ましくない植生は、ヒナギク(Bellis perennis L.)(ヒナギク、BELPE)、ショクヨウガヤツリ(Cyperus esculentus L.)(キハマスゲ、CYPES)、カヤツリグサ属種(Cyperus species)(CYPSS)、メヒシバ(Digitaria sanguinalis(L.)Scop.)(オオメヒシバ、DIGSA)、メリケンムグラ(Diodia virginiana L.)(メリケンムグラ、DIQVI)、トウダイグサ属種(Euphorbia species)(トウダイグサ、EPHSS)、カキドオシ(Glechoma hederacea L.)(カキドオシ、GLEHE)、ヒドロコチレ・ウムベラッタ(Hydrocotyle umbellata) L.(ドラーウィード(dollarweed)、HYDUM)、ヒメクグ属種(Kyllinga species)(キリンガ、KYLSS)、ホトケノザ(Lamium amplexicaule L.)(ホトケノザ、LAMAM)、ムルダンニア・ヌディフロラ(Murdannia nudiflora)(L.)Brenan(ドーブウィード、MUDNU)、カタバミ属種(Oxalis species)(カタバミ、OXASS)、セイヨウオオバコ(Plantago major L.)(セイヨウオオバコ、PLAMA)、ヘラオオバコ(Plantago lanceolata L.)(ヘラオオバコ(buckhorn plantain)/ヘラオオバコ(narrowleaf plantain)、PLALA)、コミカンソウ(Phyllanthus urinaria L.)(コミカンソウ、PYLTE)、エゾノギシギシ(Rumex obtusifolius L.)(エゾノギシギシ、RUMOB)、スタキス・フロリダナ(Stachys floridana)Shuttlew.(フロリダベトニー(Florida betony)、STAFL)、コハコベ(Stellaria media)(L.)Vill.)(コハコベ、STEME)、セイヨウタンポポ(Taraxacum officinale G.H. Weber ex Wiggers)(セイヨウタンポポ、TAROF)、シロツメクサ(Trifolium repens L.)(ホワイトクローバー、TRFRE)、またはスミレ属種(Viola species)(野生スミレVIOSS)である。
一部の実施形態では、本明細書において提供される組成物および方法は、イネ科雑草、広葉雑草およびスゲ雑草からなる望ましくない植生を防除するために利用される。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物および方法は、以下に限定されないが、ビロードキビ属(Brachiaria)またはニクキビモドキ属(Urochloa)、ウキヤガラ属(Bolboschoenus)、カッシア属(Cassia)、カモミール属(Chamomilla)、アザミ属(Cirsium)、カヤツリグサ属(Cyperus)、メヒシバ属(Digitaria)、ヒエ属(Echinochloa)、テンツキ属(Fimbristylis)、ヤエムグラ属(Galium)、サツマイモ属(Ipomoea)、カモノハシ属(Ischaemum)、オドリコソウ属(Lamium)、アゼガヤ属(Leptochloa)、スベリヒユ属(Portulaca)、ホタルイ属(Schoenoplectus)、シダ属(Sida)、クワガタソウ属(Veronica)およびスミレ属(Viola)を含む望ましくない植生を防除するために利用される。
ある種の実施形態では、化合物(I)または農業上許容されるそのエステルもしくは塩と、スルホニルウレアまたは農業上許容されるその塩もしくはエステルとの組合せ物が使用され、メリケンニクキビ(Brachiaria platyphylla)(Griseb.)Nashまたはメリケンニクキビ(Urochloa platyphylla)(Nash)R.D.Webster(メリケンニクキビ、BRAPP)、エビスグサ(Cassia obtusifolia L.)(エビスグサ、CASOB)、カモミラ・カモミラ(Chamomilla chamomilla(L.)Rydb.)(ジャーマンカモミール、MATCH)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense(L.)Scop.)(カナダアザミ、CIRAR)、タマガヤツリ(Cyperus difformis L.)(タマガヤツリスゲ、CYPDI)、ショクヨウガヤツリ(Cyperus esculentus L.)(キハマスゲ、CYPES)、コゴメガヤツリ(Cyperus iria L.)(コゴメガヤツリ、CYPIR)、ハマスゲ(Cyperus rotundus L.)(ハマスゲ、CYPRO)、メヒシバ(Digitaria sanguinalis(L.)Scop.)(オオメヒシバ、DIGSA)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.)Beauv.)(イヌビエ、ECHCG)、コヒメビエ(Echinochloa colona(L.)Link)(コヒメビエ、ECHCO)、ノゲタイヌビエ(Echinochloa oryzoides(Ard.)Fritsch)(ノゲタイヌビエ、ECHOR)、ヒデリコ(Fimbristylis miliacea(L.)Vahl)(ヒデリコ、FIMMI)、シラホシムグラ(Galium aparine(L.))(アメリカヤエムグラ、GALAP)、アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea Jacq.)(アメリカアサガオ、IPOHE)、タイワンアイアシ(Ischaemum rugosum Salisb.)(サラモラグラス、ISCRU)、ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum(L.))(ヒメオドリコソウ、LAMPU)、アゼガヤ(Leptochloa chinensis(L.)Nees)(アゼガヤ、LEFCH)、スベリヒユ(Portulaca oleracea L.)(ポーチュラカ、POROL)、イヌホタルイ(Schoenoplectus juncoides(Roxb.)Palla)(ホタルイ、SCPJU)、コウキヤガラ(Bolboschoenus maritimus(L.)Palla)またはショエノプレクツス・マリチムス(Schoenoplectus maritimus)(L.)Lye)(コウキヤガラ、SCPMA)、アメリカキンゴジカ(Sida spinosa L.)(アメリカキンゴジカ、SIDSP)、オオイヌノフグリ(Veronica persica Poir.)(オオイヌノフグリ、VERPE)、およびサンシキスミレ(Viola tricolor(L.))(サンシキスミレ、VIOTR)を防除するために使用される。
式Iの化合物、または農業上許容されるその塩もしくはエステルは、除草剤抵抗性または耐性雑草を防除するために使用することができる。式Iの化合物または農業上許容されるその塩もしくはエステルの組合せを使用する方法、および本明細書に記載されている組成物は、除草剤抵抗性または耐性雑草を防除するために使用することもできる。例示的な抵抗性または耐性雑草には、以下に限定されないが、アセト乳酸シンターゼ(ALS)またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤(例えば、イミダゾリノン系、スルホニルウレア系、ピリミジニルチオベンゾエート系、トリアゾロピリミジン系、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン系)、光化学系II阻害剤(例えば、フェニルカルバメート系、ピリダジノン系、トリアジン系、トリアジノン系、ウラシル系、アミド系、ウレア系、ベンゾチアジアジノン系、ニトリル系、フェニルピリダジン系)、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤(例えば、アリールオキシフェノキシプロピオネート系、シクロヘキサンジオン系、フェニルピラゾリン系)、合成オーキシン(例えば、安息香酸系、フェノキシカルボン酸系、ピリジンカルボン酸系、キノリンカルボン酸系)、オーキシン輸送阻害剤(例えば、フタラメート系、セミカルバゾン系)、光化学系I阻害剤(例えば、ビピリジリウム系)、5−エノールピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤(例えば、グリホセート)、グルタミンシンテターゼ阻害剤(例えば、グルホシネート、ビアラホス)、微小管集合阻害剤(例えば、ベンズアミド系、安息香酸系、ジニトロアニリン系、ホスホラミデート系、ピリジン系)、有糸分裂阻害剤(例えば、カルバメート系)、超長鎖脂肪酸(VLCFA)阻害剤(例えば、アセトアミド系、クロロアセトアミド系、オキシアセトアミド系、テトラゾリノン系)、脂肪酸および脂質合成阻害剤(例えば、ホスホロジチオエート系、チオカルバメート系、ベンゾフラン系、クロロ炭酸系)、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤(例えば、ジフェニルエーテル系、N−フェニルフタルイミド系、オキサジアゾール系、オキサゾリジンジオン系、フェニルピラゾール系、ピリミジンジオン系、チアジアゾール系、トリアゾリノン系)、カロテノイド生合成阻害剤(例えば、クロマゾン、アミトロール、アクロニフェン)、フィトエンデサチュラーゼ(PDS)阻害剤(例えば、アミド系、アニリデクス、フラノン系、フェノキシブタン−アミド系、ピリジアジノン系、ピリジン系)、4−ヒドロキシフェニル−ピルベート−ジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤(例えば、カリステモン系、イソオキサゾール系、ピラゾール系、トリケトン系)、セルロース生合成阻害剤(例えば、ニトリル系、ベンズアミド系、キンクロラック、トリアゾロカルボキサミド系)、キンクロラックなどの複数の作用機序を有する除草剤、アリールアミノプロピオン酸系、ジフェンゾコート、エンドタール、および有機ヒ素化合物などの未分類除草剤に対する抵抗性または耐性のバイオタイプが含まれる。例示的な抵抗性または耐性雑草には、以下に限定されないが、複数の除草剤、複数の化学品クラスに対する抵抗性または耐性を有するバイオタイプ、複数の除草性作用機序に対する抵抗性または耐性を有するバイオタイプ、および複数の抵抗性または耐性メカニズム(例えば、標的部位抵抗性または代謝抵抗性)を有するバイオタイプが含まれる。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、アミドスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、本明細書に記載されている組成物の一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアミドスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:20〜約34:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアミドスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:5〜約8:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアミドスルフロンまたはその塩との重量比は、約25:1〜約4:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアミドスルフロンまたはその塩との重量比は、約0.50:1〜約2:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアミドスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:1.1である。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびアミドスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびアミドスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとアミドスルフロンとの重量比は、約1:1.1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約10グラム(gai/ha)〜約340gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約12グラム(gai/ha)〜約110gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびアミドスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、アミドスルフロンまたはその塩は、約8gai/ha〜約40gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、アミドスルフロンまたはその塩は、約4gai/ha〜約24gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約3.5g(gae/ha)〜約20gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、アミドスルフロンまたはその塩は、約8gai/ha〜約12gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約7g(gae/ha)〜約10gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、アミドスルフロンまたはその塩は、約10gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)の施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびアミドスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびアミドスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは約8.75gai/haの施用量で施用され、かつアミドスルフロンは約10gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、アミドスルフロンまたはその塩と組み合わせて、GALAP、LAMPU、またはVERPEを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、アジムスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアジムスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:15〜約120:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアジムスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:8〜約28:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアジムスルフロンまたはその塩との重量比は、約28:1〜約1:3の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとアジムスルフロンまたはその塩との重量比は、約14:1〜約1:1.1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびアジムスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびアジムスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物とアジムスルフロンとの重量比は、約14:1〜約1.4:1である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびアジムスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとアジムスルフロンとの重量比は、約7:1〜約1:1.8である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のn−ブチルエステルおよびアジムスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のn−ブチルエステルとアジムスルフロンとの重量比は、約2.8:1〜約1.4:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約4グラム(gai/ha)〜約330gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約100gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびアジムスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、アジムスルフロンまたはその塩は、約2.5gai/ha〜約30gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、アジムスルフロンまたはその塩は、約1.3gai/ha〜約50gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約140gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、アジムスルフロンまたはその塩は、約2.5gai/ha〜約25gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびアジムスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびアジムスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用され、かつアジムスルフロンは、約2.5gai/ha〜約25gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびアジムスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用され、かつアジムスルフロンは、約2.5gai/ha〜約25gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のn−ブチルエステルおよびアジムスルフロンを利用し、式(I)の化合物のn−ブチルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約17.5g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用され、かつアジムスルフロンは、約25gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、アミドスルフロンまたはその塩と組み合わせて、BRAPP、LEFCH、ECHCG、ECHOR、またはSCPMAを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとベンスルフロン−、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:35〜約17:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:16〜約10:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:0.2〜約1:16の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:0.50〜約1:8の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物、そのベンジルエステル、またはn−ブチルエステルとベンスルフロン−メチルを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびベンスルフロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物とベンスルフロン−メチルとの重量比は、約1:2〜約1:8である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびベンスルフロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとベンスルフロン−メチルとの重量比は、約1:0.5〜約1:8である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のn−ブチルエステルおよびベンスルフロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物のn−ブチルエステルとベンスルフロン−メチルとの重量比は、約1:0.5〜約1:4である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約370gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約9グラム(gai/ha)〜約120gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約4gai/ha〜約70gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約4gai/ha〜約140gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約125gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約4gai/ha〜約70gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびベンスルフロンメチルを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびベンスルフロン−メチルを利用し、式(I)の化合物は、約4.38〜約42gai/haの施用量で施用され、かつベンスルフロン−メチルは、約4.38〜約70gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびベンスルフロン−メチルを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約4.38〜約17.5gai/haの施用量で施用され、かつベンスルフロン−メチルは、約4.38〜約35gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のn−ブチルエステルおよびベンスルフロン−メチルを利用し、式(I)の化合物のn−ブチルエステルは、約4.38〜約8.75gai/haの施用量で施用され、かつベンスルフロン−メチルは、約4.38〜約17.5gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、ベンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて、BRAPP、ECHCG、LEFCH、ECHOR、SCPMA、またはISCRUを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、クロルスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロルスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:27〜約136:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロルスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:32〜約24:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロルスルフロンまたはその塩との重量比は、約1.5:1〜約10:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロルスルフロンまたはその塩との重量比は、約3:1〜約5:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとクロルスルフロンまたはその塩との重量比は、約4:1である。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびクロルスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびクロルスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとクロルスルフロンとの重量比は、約3:1〜約5:1である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびクロルスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとクロルスルフロンとの重量比は、約4:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約4グラム(gai/ha)〜約353gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約5グラム(gai/ha)〜約120gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびクロルスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、クロルスルフロンまたはその塩は、約2gai/ha〜約53gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、クロルスルフロンまたはその塩は、約1gai/ha〜約5gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約6g(gae/ha)〜約10gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、クロルスルフロンまたはその塩は、約1.5gai/ha〜約3.5gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約7g(gae/ha)〜約9.5gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、クロルスルフロンまたはその塩は、約2.2gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)の施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびクロルスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびクロルスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは約8.75gai/haの施用量で施用され、かつアミドスルフロンは約2.2gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、クロルスルフロンまたはその塩と組み合わせて、VIOTRまたはCIRARを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、シクロスルファムロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとシクロスルファムロンまたはその塩との重量比は、約1:30〜約68:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとシクロスルファムロンまたはその塩との重量比は、約1:20〜約8:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとシクロスルファムロンまたはその塩との重量比は、約1:1.5〜約3:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびシクロスルファムロンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約360gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびシクロスルファムロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、シクロスルファムロンまたはその塩は、約4.4gai/ha〜約60gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびシクロスルファムロンを利用する。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、シクロスルファムロンまたはその塩と組み合わせて、CYPIRおよびSCPMAを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、エタメトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとエタメトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:15〜約68:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、エタメトスルフロン−メチル塩、そのカルボン酸、カルボン酸塩、またはエステルとの重量比は、約1:9〜約8:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびエタメトスルフロン−メチルを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約330gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約55gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびエタメトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、エタメトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約4.4gai/ha〜約30gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびエタメトスルフロン−メチルを利用する。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、エトキシスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、エトキシスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:66〜約40:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとエトキシスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:9〜約6:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとエトキシスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:4〜約6:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとエトキシスルフロンまたはその塩との重量比は、12:1〜約0.10:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとエトキシスルフロンまたはその塩との重量比は、5.7:1〜約0.30:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびエトキシスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびエトキシスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物とエトキシスルフロンとの重量比は、約5.7:1〜約0.71:1である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびエトキシスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとエトキシスルフロンとの重量比は、約2.3:1〜約0.30:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約9グラム(gai/ha)〜約420gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約12グラム(gai/ha)〜約70gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびエトキシスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、エトキシスルフロンまたはその塩は、約7.5gai/ha〜約120gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、エトキシスルフロンまたはその塩は、約3gai/ha〜約30gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約80gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、エトキシスルフロンまたはその塩は、約7.5gai/ha〜約15gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4g(gae/ha)〜約42gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびエトキシスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびエトキシスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、約10.6〜約42.4gai/haの施用量で施用され、かつエトキシスルフロンは、約7.5〜約15gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびエトキシスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、約10.6〜約120gai/haの施用量で施用され、かつエトキシスルフロンは、約7.5〜約30gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびエトキシスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約4.38〜約42.4ai/haの施用量で施用され、かつエトキシスルフロンは、約7.5〜約70gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、エトキシスルフロンまたはその塩と組み合わせて、ECHOR、BRAPP、CYPIR、ISCRU、またはLEFCHを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フラザスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフラザスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:50〜約68:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフラザスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、1:23〜約8:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフラザスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、1:13〜約1:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびフラザスルフロンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約400gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約85gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフラザスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、フラザスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約4.4gai/ha〜約100gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはn−ブチルエステルのそのベンジル、およびフラザスルフロンを利用する。一部の実施形態では、フラザスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約25gai/ha〜約100gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約4gae/ha〜約42gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはn−ブチルエステルのそのベンジル、およびフラザスルフロンを利用する。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、フラザスルフロンまたはその塩と組み合わせて、IPOHE、LEFCH、またはSETFAを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フルセトスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルセトスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:20〜約60:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルセトスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:5〜約7:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルセトスルフロンまたはその塩との重量比は、約700:1〜約4:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩とフルセトスルフロンまたはその塩との重量比は、約350:1〜約9:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩とフルセトスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:9〜約700:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびフルセトスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびフルセトスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物とフルセトスルフロンとの重量比は、約350:1〜約9:1である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびフルセトスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとフルセトスルフロンとの重量比は、約175:1〜約40:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約340gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約10グラム(gai/ha)〜約60gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフルセトスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、フルセトスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約5gai/ha〜約40gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、フルセトスルフロンまたはその塩は、約0.025gai/ha〜約0.4gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、フルセトスルフロンまたはその塩は、約0.05gai/ha〜約0.2gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約35gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびフルセトスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびフルセトスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、約4.38〜約35gai/haの施用量で施用され、かつフルセトスルフロンは、約0.05〜約10gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびフルセトスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約8.75〜約120gai/haの施用量で施用され、かつフルセトスルフロンは、約0.05〜約35gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびフルセトスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約8.75〜約17.5gai/haの施用量で施用され、かつフルセトスルフロンは、約0.1〜約10gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、フルセトスルフロンまたはその塩と組み合わせて、LEFCH、IPOHE、CYPIR、BRAPP、SCPJU、またはECHORを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩との重量比は、約1:10〜約150:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩との重量比は、約1:2〜約35:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩との重量比は、約3.5:1〜約0.90:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとフルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩との重量比は、約1.75:1である。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびフルピルスルフロン−メチルナトリウムを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびフルピルスルフロン−メチルナトリウムを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとフルピルスルフロン−メチルナトリウムとの重量比は、約1.75:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約4グラム(gai/ha)〜約320gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約10グラム(gai/ha)〜約90gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびフルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩は、約2gai/ha〜約20gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩は、約2.5gai/ha〜約10gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4g(gae/ha)〜約17gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、フルピルスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のフルピルスルフロン−メチル塩は、約4〜約6gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約7〜約10gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびフルピルスルフロン−メチルナトリウムを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびフルピルスルフロン−メチルナトリウムを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約8.75gai/haの施用量で施用され、かつフルピルスルフロン−メチルナトリウムは、約5gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、フルピルスルフロン−メチルナトリウムまたはその塩と組み合わせて、VERPEまたはCIRARを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ホラムスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ホラムスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:30〜約68:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとホラムスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:18〜約8:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとホラムスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:5〜約2:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびホラムスルフロンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約360gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約75gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびホラムスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、ホラムスルフロンまたはその塩は、約4.4gai/ha〜約60gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ホラムスルフロンまたはその塩は、約4.4gai/ha〜約40gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約4gae/ha〜約100gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびホラムスルフロンを利用する。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、ホラムスルフロンまたはその塩と組み合わせて、LEFCHを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、イマゾスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、イマゾスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:500〜約14:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイマゾスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:18〜約4:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイマゾスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:0.60〜約1:20の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイマゾスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:1.2〜約1:10.3の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびイマゾスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびイマゾスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物とイマゾスルフロンとの重量比は、約1:1.2〜約1:5.1である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびイマゾスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとイマゾスルフロンとの重量比は、約1:1.2〜約1:10.3である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のn−ブチルエステルおよびイマゾスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のn−ブチルエステルとイマゾスルフロンとの重量比は、約1:2.4〜約1:4.8である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約23グラム(gai/ha)〜約1300gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約30グラム(gai/ha)〜約240gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、イマゾスルフロンまたはその塩は、約21gai/ha〜約1000gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、イマゾスルフロンまたはその塩は、約10gai/ha〜約280gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約140gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、イマゾスルフロンまたはその塩は、約20gai/ha〜約170gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびイマゾスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびイマゾスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用され、かつイマゾスルフロンは、約21gai/ha〜約168gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびイマゾスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用され、かつイマゾスルフロンは、約21gai/ha〜約168gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のn−ブチルエステルおよびイマゾスルフロンを利用し、式(I)の化合物のn−ブチルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約35g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用され、かつイマゾスルフロンは、約168gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、イマゾスルフロンまたはその塩と組み合わせて、DIGSA、LEFCH、ECHCO、またはSCPMAを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩との重量比は、約1:5〜約300:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩との重量比は、約1:1〜約50:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩との重量比は、約9:1〜約1.2:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩との重量比は、約4.5:1〜約2.5:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩との重量比は、約3.5:1である。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびヨードスルフロン−メチルナトリウムを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびヨードスルフロン−メチルナトリウムを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとヨードスルフロン−メチルナトリウムとの重量比は、約3.5:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約3グラム(gai/ha)〜約310gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約10グラム(gai/ha)〜約60gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステル、およびヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩は、約1gai/ha〜約10gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩は、約0.50gai/ha〜約8gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約3.5g(gae/ha)〜約20gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩は、約1gai/ha〜約4gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約7g(gae/ha)〜約10gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩は、約2.5gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)の施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびヨードスルフロン−メチルナトリウムを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびヨードスルフロン−メチルナトリウムを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約8.75gae/ha〜約32gae/haの施用量で施用され、かつヨードスルフロン−メチルナトリウムは、約2.5gai/ha〜約5gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、ヨードスルフロン−メチルナトリウム、またはその非イオン形態、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステル、または他のヨードスルフロン−メチル塩と組み合わせて、IPOHE、VIOTR、MATCH、またはCIRARを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、イオフェンスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、イオフェンスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:25〜約600:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとイオフェンスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:9〜約75:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびイオフェンスルフロンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約2.5グラム(gai/ha)〜約350gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約3グラム(gai/ha)〜約55gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびイオフェンスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、イオフェンスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約0.5gai/ha〜約50gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびイオフェンスルフロンを利用する。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルとの重量比は、約1:8〜約300:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルとの重量比は、1:2〜約50:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルとの重量比は、約1:1〜約8:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルとの重量比は、約2:1〜約4:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルとの重量比は、約2.9:1である。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびメソスルフロン−メチルを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびメソスルフロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとメソスルフロン−メチルとの重量比は、約2.9:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約3グラム(gai/ha)〜約315gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対してで、1ヘクタールあたり活性成分約10グラム(gai/ha)〜約65gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステル、およびメソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルは、約1gai/ha〜約15gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、メソスルフロン−メチル塩、そのカルボン酸、カルボン酸塩、またはエステルは、約1gai/ha〜約8gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約3.5g(gae/ha)〜約20gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約2gai/ha〜約4gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約7g(gae/ha)〜約10gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、メソスルフロン−メチル塩、そのカルボン酸、カルボン酸塩、またはエステルは、約3gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)の施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびメソスルフロン−メチルを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびアミドスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約8.75gai/haの施用量で施用され、かつメソスルフロン−メチルは、約3gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、メソスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて、VERPE、MATCH、またはCIRARを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:6〜約300:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、1:30〜約40:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約16:1〜約1:7の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約8:1〜約1:3.4の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびメトスルフロン−メチルを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびメトスルフロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物とメトスルフロン−メチルとの重量比は、約5.7:1〜約1.1.4である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびメトスルフロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとメトスルフロン−メチルとの重量比は、約8:1〜約1:3.4である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約3グラム(gai/ha)〜約315gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約3グラム(gai/ha)〜約75gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステル、およびメトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステル、またはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約1gai/ha〜約15gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約0.50gai/ha〜約30gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約1g(gae/ha)〜約84gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約1.1gai/ha〜約15gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2.2g(gae/ha)〜約42gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびメトスルフロン−メチルを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびメトスルフロン−メチルを利用し、式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2.2g(gae/ha)〜約42.4gae/haの施用量で施用され、かつメトスルフロン−メチルは、約1.1gai/ha〜約15gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびメトスルフロン−メチルを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約42.4gae/haの施用量で施用され、かつメトスルフロン−メチルは、約1.1gai/ha〜約15gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、メトスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて、BRAPP、ECHOR、MATCH、CIRAR、SIDSP、CASOB、またはPOROLを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ニコスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとニコスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:35〜約34:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとニコスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:8〜約5:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとニコスルフロンまたはその塩との重量比は、約5:1〜約1:13の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとニコスルフロンまたはその塩との重量比は、約2.4:1〜約1:6.6の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびニコスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびニコスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物とニコスルフロンとの重量比は、約2.4:1〜約1:6.6である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびニコスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとニコスルフロンとの重量比は、約2:1〜約1:4である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約10グラム(gai/ha)〜約370gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約13グラム(gai/ha)〜約80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびニコスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発正もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、ニコスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約4.4gai/ha〜約70gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ニコスルフロンまたはその塩は約4gai/ha〜約70gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約82gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、ニコスルフロンまたはその塩は、約8.75gai/ha〜約35gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約42.4gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびニコスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびニコスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約5.3g(gae/ha)〜約42.4gae/haの施用量で施用され、かつニコスルフロンは、約8.75gai/ha〜約35gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびニコスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約42.4gae/haの施用量で施用され、かつニコスルフロンは、約8.75gai/ha〜約35gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、そのニコスルフロン塩と組み合わせて、ECHOR、CYPRO、LEFCH、DIGSA、CYPES、またはCYPIRを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、オルトスルファムロンまたはその塩と組み合わせて使用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩とオルトスルファムロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:50〜約40:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオルトスルファムロンまたはその塩との重量比は、1:14〜約11:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオルトスルファムロンまたはその塩との重量比は、約1:1〜約1:14の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとオルトスルファムロンまたはその塩との重量比は、約2.3:1〜約1:6.8の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびオルトスルファムロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびオルトスルファムロンを含んでおり、式(I)の化合物とオルトスルファムロンとの重量比は、約2.3:1〜約1.3.4である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびオルトスルファムロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとオルトスルファムロンとの重量比は、約2.3:1〜約1:6.8である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約9グラム(gai/ha)〜約400gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約12グラム(gai/ha)〜約145gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびオルトスルファムロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、オルトスルファムロンまたはその塩は、約7.5gai/ha〜約100gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、オルトスルファムロンまたはその塩は、約3.8gai/ha〜約120gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約170gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、オルトスルファムロンまたはその塩は、約7.5gai/ha〜約60gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約84.8gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびオルトスルファムロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびオルトスルファムロンを利用し、式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約84.8gae/haの施用量で施用され、かつオルトスルファムロンは、約7.5gai/ha〜約60gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびオルトスルファムロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約70gae/haの施用量で施用され、かつオルトスルファムロンは、約7.5gai/ha〜約60gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、オルトスルファムロンまたはその塩と組み合わせて、ECHOR、LEFCH、CYPES、BRAPP、CYPIR、DIGSA、またはSCPMAを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、プリミスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとプリミスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルとの重量比は、約1:20〜約120:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、プリミスルフロン−メチル塩、そのカルボン酸、カルボン酸塩、またはエステルとの重量比は、約1:9〜約28:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、プリミスルフロン−メチル塩、そのカルボン酸、カルボン酸塩、またはエステルとの重量比は、約1:4〜約2:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびプリミスルフロン−メチルを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約5グラム(gai/ha)〜約340gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約70グラム(gai/ha)〜約110gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステル、およびプリミスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、プリミスルフロン−メチルまたはその塩もしくはエステルは、約2.5gai/ha〜約40gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、プリミスルフロン−メチルまたはその塩もしくはエステルは、約15gai/ha〜約30gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約8gae/ha〜約20gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、プリミスルフロン−メチルまたはその塩もしくはエステルと組み合わせて、LEFCHを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、プロピリスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとプロピリスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:50〜約27:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩とプロピリスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、1:10〜約2:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとプロピリスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:0.7〜約1:20の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとプロピリスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:1.3〜約1:10.3の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびプロピリスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびプロピリスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物とプロピリスルフロンとの重量比は、約1:1.3〜約1:5.1である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびプロピリスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとプロピリスルフロンとの重量比は、約1:2.6〜約1:10.3である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびプロピリスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとプロピリスルフロンとの重量比は、約1:10〜約3:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。施用量は、防除すべき雑草の特定のタイプ、必要とする防除の程度、ならびに施用のタイミングおよび方法に依存することになろう。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約12グラム(gai/ha)〜約400gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびプロピリスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約15グラム(gai/ha)〜約65gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、プロピリスルフロンまたはその塩は、約11gai/ha〜約100gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、プロピリスルフロンまたはその塩は、約5gai/ha〜約90gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約40gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、プロピリスルフロンまたはその塩は、約11.25gai/ha〜約45gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約17.5gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびプロピリスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびプロピリスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)〜約17.5gae/haの施用量で施用され、かつプロピリスルフロンは、約22.5gai/ha〜約45gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびプロピリスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約32gae/haの施用量で施用され、かつプロピリスルフロンは、約11.25gai/ha〜約45gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、プロピリスルフロンまたはその塩と組み合わせて、BRAPP、FIMMI、SCPMA、またはLEFCHを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、プロスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、プロスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:20〜約68:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとプロスルフロンまたはその塩との重量比は、1:14〜約8:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびプロスルフロンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約340gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約65gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびプロスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、プロスルフロンまたはその塩は、約4.4gai/ha〜約40gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびプロスルフロンを利用する。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ピリミスルファンまたはその塩もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、ピリミスルファンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:100〜約30:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとピリミスルファンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、1:45〜約10:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびピリミスルファンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約12グラム(gai/ha)〜約500gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約15グラム(gai/ha)〜約300gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびピリミスルファンまたはその塩もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、ピリミスルファンまたはその塩もしくはエステルは、約10gai/ha〜約200gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびピリミスルファンを利用する。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、ピロキサスルホンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとピロキサスルホンまたはその塩との重量比は、約1:500〜約3:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとピロキサスルホンまたはその塩との重量比は、1:136〜約1:2の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびピロキサスルホンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約102グラム(gai/ha)〜約1300gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約105グラム(gai/ha)〜約350gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびピロキサスルホンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、ピロキサスルホンまたはその塩は、約100gai/ha〜約1000gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびピロキサスルホンを利用する。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、リムスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、リムスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:10〜約100:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、リムスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:4〜約10:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、リムスルフロンまたはその塩との重量比は、約19:1〜約1:4の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、リムスルフロンまたはその塩との重量比は、約9.7:1〜約1:2の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびリムスルフロンを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物およびリムスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物とリムスルフロンとの重量比は、約9.7:1〜約1:1.7である。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびリムスルフロンを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとリムスルフロンとの重量比は、約8:1〜約1:2である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約5グラム(gai/ha)〜約320gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約51gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびリムスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、リムスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約3gai/ha〜約20gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、リムスルフロンまたはその塩は、約1gai/ha〜約20gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約85gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、リムスルフロンまたはその塩は、約2.2gai/ha〜約8.75gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約4.38g(gae/ha)〜約42gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステル、およびリムスルフロンを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物およびリムスルフロンを利用し、式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約5.3g(gae/ha)〜約43gae/haの施用量で施用され、かつリムスルフロンは、約4.4gai/ha〜約8.8gai/haの施用量で施用される。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびリムスルフロンを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、1ヘクタールあたり酸当量約4.4g(gae/ha)〜約42gae/haの施用量で施用され、かつリムスルフロンは、約2.2gai/ha〜約8.8gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、リムスルフロンまたはその塩と組み合わせて、IPOHE、CYPES、DIGSA、LEFCH、CYPRO、およびECHCGを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、スルホメツロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、スルホメツロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:210〜約30:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、スルホメツロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、1:50〜約5:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびスルホメツロン−メチルを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対する、1ヘクタールあたり活性成分約12グラム(gai/ha)〜約720gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約52グラム(gai/ha)〜約150gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステル、およびスルホメツロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、スルホメツロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約10gai/ha〜約420gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびスルホメツロン−メチルを利用する。一部の実施形態では、スルホメツロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約20gai/ha〜約100gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約32gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびスルホメツロン−メチルを利用する。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、スルホメツロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて、DIGSAを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、スルホスルフロンまたはその塩もしくはエステルと組み合わせて使用される。一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、スルホスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、約1:35〜約68:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとスルホスルフロンまたはその塩もしくはエステルとの重量比は、1:11〜約2:1の範囲内にある。施用量は、防除すべき雑草の特定のタイプ、必要とする防除の程度、ならびに施用のタイミングおよび方法に依存することになろう。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約370gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約9グラム(gai/ha)〜約100gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、スルホスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約4gai/ha〜約70gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、スルホスルフロンまたはその塩もしくはエステルは、約4gai/ha〜約20gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約4gae/ha〜約32gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、スルホスルフロン、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて、CIRAR、LAMPA、MATCH、またはVERPEを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:17〜約136:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、1:7〜約4:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約0.70:1〜約10:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1.5:1〜約5:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約2.3.1である。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびチフェンスルフロン−メチルを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびチフェンスルフロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとチフェンスルフロン−メチルとの重量比は、約2.3:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約4グラム(gai/ha)〜約335gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約6グラム(gai/ha)〜約50gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステル、およびチフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約2.2gai/ha〜約35gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約1gai/ha〜約9gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約20gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約3gai/ha〜約4.5gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約7g(gae/ha)〜約10gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約3.8gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)の施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびチフェンスルフロン−メチルを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびチフェンスルフロン−メチルを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは、約8.75gai/haの施用量で施用され、かつチフェンスルフロン−メチルは、約3.75gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、チフェンスルフロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて、CIRARを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、トリアファモンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリアファモンまたはその塩との重量比は、約1:25〜約60:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとトリアファモンまたはその塩との重量比は、1:23〜約30:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびトリアファモンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約350gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約200gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびトリアファモンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、トリアファモンまたはその塩もしくはエステルは、約5gai/ha〜約50gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのn−ブチルもしくはベンジルエステル、およびトリアファモンを利用する。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、トリアスルフロンまたはその塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリアスルフロンまたはその塩との重量比は、約1:15〜約136:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルとトリアスルフロンまたはその塩との重量比は、1:7〜約16:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびトリアスルフロンを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約4グラム(gai/ha)〜約330gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して1ヘクタールあたり活性成分約5グラム(gai/ha)〜約50gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびトリアスルフロンまたはその塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、トリアスルフロンまたはその塩は、約2.2gai/ha〜約30gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびトリアスルフロンを利用する。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1:100〜約100:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、1:100〜約100:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約1.5:1〜約10:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約3:1〜約5:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルとの重量比は、約4:1である。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびトリベヌロン−メチルを含む。一実施形態では、本組成物は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびトリベヌロン−メチルを含んでおり、式(I)の化合物のベンジルエステルとトリベヌロン−メチルとの重量比は、約4:1である。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約1000グラム(gai/ha)〜約3000gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約1000グラム(gai/ha)〜約3000gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステル、およびトリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルを、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約1000gai/ha〜約4000gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約0.50gai/ha〜約6gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約2g(gae/ha)〜約20gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約1.5gai/ha〜約3gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約7g(gae/ha)〜約10gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルは、約2.2gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、1ヘクタールあたり酸当量約8.75g(gae/ha)の施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびトリベヌロン−メチルを利用する。一実施形態では、本方法は、式(I)の化合物のベンジルエステルおよびトリベヌロン−メチルを利用し、式(I)の化合物のベンジルエステルは約8.75gai/haの施用量で施用され、かつトリベヌロン−メチルは約2.2gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、トリベヌロン−メチル、またはその塩、カルボン酸、カルボン酸塩、もしくはエステルと組み合わせて、MATCHまたはCIRARを防除するために使用される。
本明細書に記載されている組成物および方法のある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルは、トリフロキシスルフロン−ナトリウムもしくはその非イオン形態、または他のトリフロキシスルフロン塩と組み合わせて使用される。組成物に関すると、一部の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリフロキシスルフロン−ナトリウムもしくはその非イオン形態、または他のトリフロキシスルフロン塩との重量比は、約1:25〜約600:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリフロキシスルフロン−ナトリウムもしくはその非イオン形態、または他のトリフロキシスルフロン塩との重量比は、1:15〜約100:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルと、トリフロキシスルフロン−ナトリウムもしくはその非イオン形態、または他のトリフロキシスルフロン塩との重量比は、1:3〜約1:1の範囲内にある。ある種の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびトリフロキシスルフロン−ナトリウムを含む。方法に関すると、ある種の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、本明細書に記載されている組成物を接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生または成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約2.5グラム(gai/ha)〜約350gai/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本組成物は、該組成物中の活性成分の総量に対して、1ヘクタールあたり活性成分約7グラム(gai/ha)〜約80gai/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、本方法は、望ましくない植生またはその生育場所に、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルおよびトリフロキシスルフロン−ナトリウムもしくはその非イオン形態、または他のトリフロキシスルフロン塩を、例えば、逐次または同時に接触させるか、またはこれらを土壌もしくは水に施用して、植生の発生もしくは成長を予防するステップを含む。一部の実施形態では、トリフロキシスルフロン−ナトリウムまたはその塩もしくはエステルは、約0.5gai/ha〜約50gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約2gae/ha〜約300gae/haの施用量で施用される。一部の実施形態では、トリフロキシスルフロン−ナトリウムまたはその塩もしくはエステルは、約10gai/ha〜約30gai/haの施用量で施用され、かつその塩またはエステルである式(I)の化合物は、約8gae/ha〜約32gae/haの施用量で施用される。ある種の実施形態では、本方法は、式(I)の化合物またはそのベンジルエステルもしくはn−ブチルエステル、およびトリフロキシスルフロン−ナトリウムを利用する。ある種の実施形態では、式(I)の化合物またはその塩もしくはエステルを利用する本方法および組成物は、トリフロキシスルフロン−ナトリウムまたはその非イオン形態と組み合わせて、DIGSAを防除するために使用される。
本明細書に記載されている混合物の構成成分は、個別に、またはマルチパートな除草剤システムの一部としてのどちらかで施用することができる。
本明細書に記載されている混合物は、より幅広く多様な望ましくない植生を防除するために、1種または複数の他の除草剤と併用して施用することができる。他の除草剤と併用する場合、該組成物は、他の除草剤(複数可)と一緒に製剤化する、他の除草剤(複数可)とタンク混合する、または他の除草剤(複数可)と逐次施用することができる。本明細書に記載されている組成物および方法と併用することができる除草剤の一部には、以下に限定されないが、4−CPA;4−CPB;4−CPP;2,4−D;2,4−Dコリン塩、2,4−Dエステルおよびアミン、2,4−DB;3,4−DA;3,4−DB;2,4−DEB;2,4−DEP;3,4−DP;2,3,6−TBA;2,4,5−T;2,4,5−TB;アセトクロル、アシフルオルフェン、アクロニフェン、アクロレイン、アラクロル、アリドクロル、アロキシジム、アリルアルコール、アロラック、アメトリジオン、アメトリン、アミブジン、アミカルバゾン、アミノシクロピラクロル、アミノピラリド、アミプロホス−メチル、アミトロール、アンモニウムスルファメート、アニロホス、アニスロン、アスラム、アトラトン、アトラジン、アザフェニジン、アジプロトリン、バーバン、BCPC、ベフルブタミド、ベナゾリン、ベンカルバゾン、ベンフルラリン、ベンフレセート、ベンスリド、ベンチオカルブ、ベンタゾン−ナトリウム、ベンザドクス、ベンズフェンジゾン、ベンジプラム、ベンゾビシクロン、ベンゾフェナプ、ベンンゾフルオル、ベンゾイルプロップ、ベンズチアズロン、ビアラホス、ビシクロピロン、ビフェノクス、ビラナホス、ビスピリバク−ナトリウム、ホウ砂、ブロマシル、ブロモボニル、ブロモブチド、ブロモフェノキシム、ブロモキシニル、ブロムピラゾン、ブタクロル、ブタフェナシル、ブタミホス、ブテナクロル、ブチダゾール、ブチウロン、ブトラリン、ブトロキシジム、ブツロン、ブチレート、カコジル酸、カフェンストロール、塩素酸カルシウム、カルシウムシアナミド、カンベンジクロル、カルバスラム、カルベタミド、カルボキサゾールクロルプロカルブ、カルフェントラゾン−エチル、CDEA、CEPC、クロメトキシフェン、クロラムベン、クロラノクリル、クロラジホップ、クロラジン、クロルブロムロン、クロルブファム、クロレツロン、クロルフェナク、クロルフェンプロップ、クロルフルラゾール、クロルフルレノール、クロリダゾン、クロリムロン、クロルニトロフェン、クロロポン、クロロトルロン、クロロクスロン、クロロキシニル、クロルプロファム、クロルタール、クロルチアミド、シニドン−エチル、シンメチリン、シノスルフロン、シサニリド、クレトジム、クリオジネート、クロジナホップ−プロパルギル、クロホップ、クロマゾン、クロメプロップ、クロプロップ、クロプロキシジム、クロピラリド、クロランスラム−メチル、CMA、硫酸銅、CPMF、CPPC、クレダジン、クレゾール、クミルロン、シアナトリン、シアナジン、シクロエート、シクロピリモレート、シクロキシジム、シクルロン、シハロホップ−ブチル、シペルコート、シプラジン、シプラゾール、シプロミド、ダイムロン、ダラポン、ダゾメット、デラクロル、デスメジファム、デスメトリン、ジ−アレート、ジカンバ、ジクロベニル、ジクロラルウレア、ジクロルメート、ジクロルプロップ、ジクロルプロップ−P、ジクロホップ−メチル、ジクロスラム、ジエタムコート、ジエタチル、ジフェノペンテン、ジフェノクスロン、ジフェンゾコート、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジメフロン、ジメピペレート、ジメタクロル、ジメタメトリン、ジメテナミド、ジメテナミド−P、ジメキサノ、ジミダゾン、ジニトラミン、ジノフェネート、ジノプロップ、ジノサム、ジノセブ、ジノテルブ、ジフェナミド、ジプロペトリン、ジクワット、ジスル、ジチオピル、ジウロン、DMPA、DNOC、DSMA、EBEP、エグリナジン、エンドタール、エプロナズ、EPTC、エルボン、エスプロカルブ、エタルフルラリン、エトベンズアミド(ethbenzamide)、エチジムロン、エチオレート、エトベンズアミド(ethobenzamid)、エトベンズアミド(etobenzamid)、エトフメセート、エトキシフェン、エチノフェン、エトニプロミド、エトベンザニド、EXD、フェナスラム、フェノプロップ、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ−P−エチル、フェノキサプロップ−P−エチル+イソキサジフェン−エチル、フェノキサスルホン、フェンテラコール、フェンチアプロップ、フェントラザミド、フェヌロン、硫酸第一鉄、フラムプロップ、フラムプロップ−M、フロラスラム、フルアジホップ、フルアジホップ−P−ブチル、フルアゾレート、フルカルバゾン、フルクロラリン、フルフェナセット、フルフェニカン、フルフェンピル−エチル、フルメトスラム、フルメジン、フルミクロラク−ペンチル、フルミオキサジン、フルミプロピン、フルオメツロン、フルオロジフェン、フルオログリコフェン、フルオロミジン、フルオロニトロフェン、フルオチウロン、フルポキサム、フルプロパシル、フルプロパネート、フルリドン、フルロクロリドン、フルロキシピル、フルロキシピル−メプチル、フルルタモン、フルチアセット、ホメサフェン、ホサミン、フミクロラック、フリロキシフェン、グルホシネート、グルホシネート−アンモニウム、グルホシネート−P−アンモニウム、グリホセート塩およびエステル、ハラウキシフェン、ハラウキシフェン−メチル、ハロサフェン、ハロキシジン、ハロキシホップ−メチル、ハロキシホップ−P−メチル、ヘキサクロロアセトン、ヘキサフルレート、ヘキサジノン、イマザメタベンズ、イマザモクス、イマザピック、イマザピル、イマザクイン、イマゼタピル、インダノファン、インダジフラム、ヨードボニル、ヨードメタン、ヨードスルフロン−メチルナトリウム−エチル−ナトリウム、イオフェンスルフロン、イオキシニル、イパジン、イプフェンカルバゾン、イプリミダム、イソカルバミド、イソシル、イソメチオジン、イソノルロン、イソポリネート、イソプロパリン、イソプロツロン、イソウロン、イソキサベン、イソキサクロルトール、イソキサフルトール、イソキサピリホップ、カルブチレート、ケトスピラドクス、ラクトフェン、レナシル、リヌロン、MAA、MAMA、MCPAエステルおよびアミン、MCPA−チオエチル、MCPB、メコプロップ、メコプロップ−P、メジノテルブ、メフェナセット、メフルイジド、メソプラジン、メソトリオン、メタム、メタミホップ、メタミトロン、メタザクロル、メタゾスルフロン、メトフルラゾン、メタベンズチアズロン、メタルプロパリン、メタゾール、メチオベンカルブ、メチオゾリン、メチウロン、メトメトン、メトプロトリン、臭化メチル、イソチオシアン酸メチル、メチルジムロン、メトベンズロン、メトブロムロン、メトラクロル、メトスラム、メトクスロン、メトリブジン、モリネート、モナリド、モニソウロン、モノクロロ酢酸、モノリヌロン、モヌロン、モルファムコート、MSMA、ナプロアニリド、ナプロパミド、ナプタラム、ネブロン、ニピラクロフェン、ニトラリン、ニトロフェン、ニトロフルオルフェン、ノルフルラゾン、ノルロン、OCH、オルベンカルブ、オルト−ジクロロベンゼン、オリザリン、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサピラゾン、オキサスルフロン、オキサジクロメホン、オキシフルオルフェン、パラフルフェン−エチル、パラフルロン、パラコート、ペブレート、ペラルゴン酸、ペンジメタリン、ペノキシスラム、ペンタクロロフェノール、ペンタノクロル、ペントキサゾン、ペルフルイドン、ペトキサミド、フェニソファム、フェンメジファム、フェンメジファム−エチル、フェノベンズロン、酢酸フェニル水銀、ピクロラム、ピコリナフェン、ピノキサデン、ピペロホス、亜ヒ酸カリウム、アジ化カリウム、シアン酸カリウム、プレチラクロル、プロシアジン、プロジアミン、プロフルアゾール、プロフルラリン、プロホキシジム、プログリナジン、プロヘキサジオン−カルシウム、プロメトン、プロメトリン、プロンアミド、プロパクロル、プロパニル、プロパクイザホップ、プロパジン、プロファム、プロピソクロル、プロポキシカルバゾン、プロピザミド、プロスルファリン、プロスルホカルブ、プロキサン、プリナクロル、ピダノン、ピラクロニル、ピラフルフェン−エチル、ピラスルホトール、ピラゾジル、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、ピリベンゾキシム、ピリブチカルブ、ピリクロル、ピリダホル、ピリデート、ピリフタリド、ピリミノバク、ピリチオバク−ナトリウム、ピロキサスルホン、ピロキシスラム、キンクロラック、キンメラック、キノクラミン、キノナミド、キザロホップ、キザロホップ−P−エチル、ローデタニル、サフルフェナシル、S−メトラクロル、セブチラジン、セクブメトン、セトキシジム、シデュロン、シマジン、シメトン、シメトリン、SMA、亜ヒ酸ナトリウム、アジ化ナトリウム、塩素酸ナトリウム、スルコトリオン、スルファルレート、スルフェントラゾン、スルホセート、硫酸、スルグリカピン、スウェップ、SYN−523、TCA、テブタム、テブチウロン、テフリルトリオン、テムボトリオン、テプラロキシジム、テルバシル、テルブカルブ、テルブクロル、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、テトラフルロン、テニルクロル、チアザフルロン、チアゾピル、チジアジミン、チジアズロン、チエンカルバゾン−メチル、チフェンスルフルン−メチル、チオベンカルブ、チオカルバジル、チオクロリム、トプラメゾン、トラルコキシジム、トリ−アレート、トリアジフラム、トリカムバ、トリクロピルコリン塩、トリクロピルエステルおよび塩、トリジファン、トリエタジン、トリフルラリン、トリフルスルフロン、トリホップ、トリホップシメ、トリヒドロキシトリアジン、トリメツロン、トリプロピンダン、トリタック トリトスルフロン、ベルノレート、キシラクロル、ならびにそれらの塩、エステル、光学活性異性体、および混合物が含まれる。
本明細書に記載されている組成物および方法は、さらに、グリホセート耐性、EPSPシンターゼ阻害剤耐性、グルホシネート耐性、グルタミンシンテターゼ阻害剤耐性、ジカンバ耐性、フェノキシオーキシン耐性、ピリジルオキシオーキシン耐性、オーキシン耐性、オーキシン輸送阻害剤耐性、アリールオキシフェノキシプロピオネート耐性、シクロヘキサンジオン耐性、フェニルピラゾリン耐性、ACCアーゼ耐性、イミダゾリノン耐性、スルホニルウレア耐性、ピリミジニルチオベンゾエート耐性、トリアゾロピリミジン耐性、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン耐性、ALSまたはAHAS耐性、HPPD耐性、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤耐性、カロテノイド生合成阻害剤耐性、PPO耐性、セルロース生合成阻害剤耐性、有糸分裂阻害剤耐性、微小管阻害剤耐性、超長鎖脂肪酸阻害剤耐性、脂肪酸および脂質生合成阻害剤耐性、光化学系I阻害剤耐性、光化学系II阻害剤耐性、トリアジン耐性、ブロモキシニル耐性作物、ならびに単一および/または複数の抵抗性メカニズムにより、複数の化学品および/または複数の作用機序に耐性を付与する複数または多重の形質を有している作物に対して、グリホセート、5−エノールピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤、グルホシネート、グルタミンシンテターゼ阻害剤、ジカンバ、フェノキシオーキシン、ピリジルオキシオーキシン、合成オーキシン、オーキシン輸送阻害剤、アリールオキシフェノキシプロピオネート、シクロヘキサンジオン、フェニルピラゾリン、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤、イミダゾリノン、スルホニルウレア、ピリミジニルチオベンゾエート、トリアゾロピリミジン、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤、カロテノイド生合成阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、セルロース生合成阻害剤、有糸分裂阻害剤、微小管阻害剤、超長鎖脂肪酸阻害剤、脂肪酸および脂質生合成阻害剤、光化学系I阻害剤、光化学系II阻害剤、トリアジン、およびブロモキシニルと併用することができる。一部の実施形態では、式(I)の化合物、またはその塩もしくはエステル、およびその補足的な除草剤、またはその塩もしくはエステルは、処理される作物に選択性を示し、かつ使用される施用量においてこれらの化合物により防除される雑草のスペクトルを補足する、除草剤と組み合わせて使用される。一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物、および他の補足的な除草剤は、組合せ製剤として、タンクミックスとして、または逐次施用物としてのいずれかで同時に施用される。
一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物は、その選択性を増強するために、AD−67(MON4660)、ベノキサコール、ベンチオカルブ、ブラシノリド、クロキントセット(メキシル)、シオメトリニル、ダイムロン、ジクロルミド、ジシクロノン、ジメピペレート、ジスルホトン、フェンクロラゾール−エチル、フェンクロリム、フルラゾール、フルキソフェニム、フリラゾール、ハーピンタンパク質、イソキサジフェン−エチル、ジエカオワン(jiecaowan)、ジエカオキシ(jiecaoxi)、メフェンピル−ジエチル、メフェネート、ナフタル酸無水物(NA)、オキサベトリニル、R29148、およびN−フェニル−スルホニル安息香酸アミドなどの1つまたは複数の除草剤薬害軽減剤と組み合わせて使用される。一部の実施形態では、薬害軽減剤は、イネ、穀物、コーン、またはトウモロコシの環境において使用される。一部の実施形態では、薬害軽減剤は、クロキントセット、またはその塩もしくはエステルである。ある種の実施形態では、クロキントセットを利用して、イネおよび穀物に対する本組成物の悪影響を相殺する。一部の実施形態では、薬害軽減剤は、クロキントセット(メキシル)である。
一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物は、2,3,5−トリ−ヨード安息香酸、IAA、IBA、ナフタレンアセトアミド、α−ナフタレン酢酸、ベンジルアデニン、4−ヒドロキシフェネチルアルコール、キネチン、ゼアチン、エンドタール、エテホン、ペンタクロロフェノール、チジアズロン、トリブホス、アビグリシン、マレイン酸ヒドラジド、ジベレリン、ジベレリン酸、アブシシン酸、アンシミドール、ホアミン、グリホシン、イソピリモール、ジャスモン酸、マレイン酸ヒドラジド、メピコート、2,3,5−トリ−ヨード安息香酸、モルファクチン、ジクロルフルレノール、フルルプリミドール、メフルイジド、パクロブトラゾール、テトシクラシス、ウニコナゾール、ブラシノリド、ブラシノリド−エチル、シクロヘキシミド、エチレン、メタスルホカルブ、プロヘキサジオン、トリアペンテノール、およびトリネキサパックなどの1つまたは複数の植物成長調節剤と組み合わせて使用される。
一部の実施形態では、植物成長調節剤は、イネ、穀作物、コーン、トウモロコシ、広葉作物、アブラナ/キャノーラ、芝生、パイナップル、サトウキビ、ヒマワリ、牧草、草地、放牧地、休耕地、芝生、樹木およびブドウ園、プランテーション作物、野菜、および非作物(観葉植物)環境などの1つまたは複数の作物または環境において使用される。一部の実施形態では、植物に対して優先的に有利な作用を引き起こすよう、植物成長調節剤は、式(I)の化合物と混合されるか、または式(I)の化合物およびスルホニルウレアと混合される。
一部の実施形態では、本明細書において提供される組成物は、少なくとも1種の農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含む。適切なアジュバントまたは担体は、作物の存在下で、特に、選択的に雑草を防除するために組成物を施用する際に使用される濃度において、価値の高い作物に対して植物毒性があるべきではなく、また除草性構成成分または他の組成物成分と化学反応すべきではない。このような混合物は、雑草もしくはこれらの生育場所に直接施用するように設計することができ、または施用前に追加の担体およびアジュバントにより通常希釈される濃縮製剤または製剤にすることができる。それらは、例えば、粉剤、粒剤、顆粒水和剤、もしくは水和剤などの固体、または例えば、乳剤、液剤、エマルション製剤、もしくは懸濁製剤などの液体とすることができる。それらは、前混合物またはタンク混合物として、提供することもできる。
適切な農業用アジュバントおよび担体には、以下に限定されないが、作物油濃縮物;ノニルフェノールエトキシレート;ベンジルココアルキルジメチル四級アンモニウム塩;石油炭化水素、アルキルエステル、有機酸、および陰イオン性界面活性剤のブレンド;C9〜C11アルキルポリグリコシド;リン酸化アルコールエトキシレート;天然一級アルコール(C12〜C16)エトキシレート;ジ−sec−ブチルフェノールEO−POブロックコポリマー;ポリシロキサン−メチルキャップ;ノニルフェノールエトキシレート+尿素硝酸アンモニウム;乳化メチル化種子油;トリデシルアルコール(合成)エトキシレート(8EO);獣脂アミンエトキシレート(15 EO);PEG(400)ジオレエート−99が含まれる。
使用することができる液体担体には、水および有機溶媒が含まれる。有機溶媒は、以下に限定されないが、石油留分または炭化水素(例えば鉱物油、芳香族溶媒、パラフィン油など);植物油(例えばダイズ油、ナタネ油、オリーブ油、ヒマシ油、ヒマワリ種子油、ヤシ油、トウモロコシ油、綿実油、アマニ油、パーム油、ラッカセイ油、ベニバナ油、ゴマ油、キリ油など);上記植物油のエステル;モノアルコールもしくは二価、三価、または他の低級ポリアルコール(4〜6個のヒドロキシ含有)のエステル(例えばステアリン酸2−エチルヘキシル、オレイン酸n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、二オレイン酸プロピレングリコール、コハク酸ジ−オクチル、アジピン酸ジ−ブチル、フタル酸ジ−オクチルなど);モノ、ジおよびポリカルボン酸のエステルなどが含まれる。具体的な有機溶媒には、以下に限定されないが、トルエン、キシレン、石油ナフサ、作物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルおよびジエチレングリコールモノメチルエーテル、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、N−メチル−2−ピロリジノン、N,N−ジメチルアルキルアミド、ジメチルスルホキシド、液体肥料などが含まれる。ある種の実施形態では、濃縮製剤の希釈用担体は水である。
適当な固体担体には、以下に限定されないが、タルク、パイロフィライト粘土、シリカ、アタパルガス粘土、カオリン粘土、キーゼルグール、チョーク、珪藻土、石灰、炭酸カルシウム、ベントナイト粘土、フラー土、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉、リグニン、セルロースなどが含まれる。
一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物は、1種または複数の界面活性剤をさらに含む。一部の実施形態では、こうした界面活性剤は、固体と液体の組成物の両方に使用され、ある種の実施形態では、施用前に担体により希釈されるよう設計されている。界面活性剤は、性質が陰イオン性、陽イオン性、または非イオン性とすることができ、乳化剤、湿潤剤、懸濁化剤として、または別の目的のために使用することができる。本発明の製剤においてやはり使用することができる界面活性剤は、とりわけ、「McCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual」MC Publishing Corp.、Ridgewood、New Jersey、1998および「Encyclopedia of Surfactants」I〜III巻、Chemical Publishing Co.、New York、1980〜81に記載されている。界面活性剤には、以下に限定されないが、アルキル硫酸塩(ラウリル硫酸ジエタノールアンモニウムなど);アルキルアリールスルホン酸塩(ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなど);アルキルフェノール−アルキレンオキシド付加生成物(ノニルフェノール−C18エトキシレートなど);アルコール−アルキレンオキシド付加生成物(トリデシルアルコール−C16エトキシレートなど);セッケン(ステアリン酸ナトリウムなど);アルキルナフタレン−スルホン酸塩(ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムなど);スルホコハク酸塩のジアルキルエステル(ジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムなど);ソルビトールエステル(オレイン酸ソルビトールなど);四級アミン(塩化ラウリルトリメチルアンモニウムなど);脂肪酸のポリエチレングリコールエステル(ステアリン酸ポリエチレングリコールなど);エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロックコポリマー;モノおよびジアルキルリン酸エステルの塩;植物油または種子油(例えばダイズ油、ナタネ/キャノーラ油、オリーブ油、ヒマシ油、ヒマワリ種子油、ヤシ油、トウモロコシ油、綿実油、アマニ油、パーム油、ラッカセイ油、ベニバナ油、ゴマ油、キリ油など);および上記植物油のエステル、ならびにある種の実施形態では、メチルエステが含まれる。
一部の実施形態では、植物油もしくは種子油、およびそれらのエステルなどのこれらの物質は、農業用アジュバントとして、液体担体として、または界面活性剤として、互換的に使用することができる。
本明細書において提供される組成物において使用するための他の例示的な添加物には、以下に限定されないが、相溶化剤、消泡剤、金属イオン封鎖剤、中和剤および緩衝剤、腐食防止剤、色素剤、付臭剤、展着剤、浸透助剤、固着剤、分散剤、増粘剤、凝固点降下剤、抗微生物剤などが含まれる。本組成物はまた、他の適合性構成成分、例えば他の除草剤、植物成長調節剤、殺真菌剤、殺虫剤などを含有してもよく、また、液体肥料と共に、または硝酸アンモニウム、尿素などの固形の微粒子肥料の担体と共に製剤化することができる。
一部の実施形態では、本明細書に記載されている組成物中の活性成分の濃度は、約0.0005〜98重量%である。一部の実施形態では、濃度は約0.0006〜90重量%である。濃縮製剤として使用するよう設計されている組成物では、ある種の実施形態では、活性成分は、約0.1〜98重量%、ある種の実施形態では、約0.5〜90重量%の濃度で存在する。こうした組成物は、ある種の実施形態では、施用前に水などの不活性担体により希釈される。雑草または雑草の生育場所に通常、施用される希釈済み組成物は、ある種の実施形態では、約0.0003〜65.0重量%の活性成分を含有しており、ある種の実施形態では、約0.0008〜32.5重量%含有している。
本発明の組成物は、従来の土壌用または空中用の散粉器、散布器、および散粒機の使用によって、灌水または田面水への添加によって、ならびに当業者に公知の慣用的な他の手段によって、雑草またはその生育場所に施用することができる。
記載されている実施形態および以下の実施例は、例示を目的とするものであり、特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。本明細書に記載されている組成物に関する他の修正、使用または組合せは、特許請求されている主題の趣旨および範囲から逸脱することなく、当業者に明らかになろう。
実施例I、II、III、IV、およびVの結果は、温室試験の結果である。
[実施例I]
直播イネにおける雑草防除のための、発生後に葉面施用した除草混合物の評価
ローム土壌または砂質のローム土壌(例えば、シルト28.6%、粘土18.8%、および砂52.6%、pHは約5.8であり、有機物含有量は約1.8%)と石灰質の砂利を80:20の比で混合することにより調製した土壌マトリックスに、所望の試験植物種の種子または小堅果を植え付けた。この土壌マトリックスは、体積1クォートおよび表面積83.6平方センチメートル(cm2)を有するプラスチック製ポットに入っていた。良好な発芽および健常な植物を確実とするために必要な場合、殺真菌剤処理および/または他の化学的もしくは物理的処理を施した。植物は、日中は約29℃および夜間は26℃に維持されている、約14時間の光周期の温室中で8〜22日間、栽培した。栄養素(Peters Excel(登録商標)15−5−15 5−Ca 2−Mgおよびキレート鉄)を必要に応じて灌水の溶液中に施し、水を定期的に加えた。必要に応じて、1000ワットのオーバーヘッド型金属ハロゲン化物ランプを用いて、補足的な照明を供給した。これらの植物が第1〜第4本葉期に到達すると、試験に用いた。
処理は、各々をSCとして製剤化した4−アミノ−3−クロロ−5−フルオロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)ピリジン−2−カルボン酸(化合物A)の酸またはエステル、および様々な除草性構成成分の単独および組合せからなった。化合物Aの形態は、酸当量基準で施用した。
試験した化合物A(式Iの化合物)の形態には、
他の除草性構成成分を活性成分基準で施用し、この構成成分は、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害性除草剤(スルホニルウレアの化学品クラス)である、アジムスルフロン(Gulliver(登録商標)として製剤化)、ベンスルフロン−メチル(Londax(登録商標)60DFとして製剤化)、シクロスルファムロン(工業物質)、エトキシスルフロン(Sunrice(登録商標)15WDGとして製剤化)、フラザスルフロン(Katana(登録商標)として製剤化)、フルセトスルフロン(Sukedachi(登録商標)1KG Gとして製剤化)ホラムスルフロン(Option(登録商標)として製剤化)、イマゾスルフロン(Brazzos(登録商標)WGとして製剤化)、ヨードスルフロン−メチルナトリウム(Hussar(登録商標)として製剤化)、メトスルフロン−メチル(Lorate(登録商標)として製剤化)、ニコスルフロン(Accent(登録商標)として製剤化)、オルトスルファムロン(Strada(登録商標)WGとして製剤化)、プリミスルフロン−メチル(工業物質)、プロピリスルフロン(Zeta one(登録商標)として製剤化)、リムスルフロン(Matrix(登録商標)WGとして製剤化)、スルホメツロン−メチル(Oust(登録商標)として製剤化)、およびトリフロキシスルフロン−ナトリウム(Monument(登録商標)75WGとして製剤化)を含んだ。
処理要件は、試験する施用量、製剤中の活性成分の濃度または酸当量、および187L/haの施用量で12mLの施用体積に基づいて計算した。
製剤化した化合物からなる処理の場合、測定量の化合物を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、Agri−Dex(登録商標)濃縮作物油が1.25%(v/v)となる体積で希釈して、12×保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理した。施用溶液は、最終スプレー溶液がAgrcrop油濃縮物を1.25+/−0.05%(v/v)含有するよう、適量の各保存溶液(例えば、1mL)を加え、作物油濃縮物1.25%(v/v)の水性混合物10mLを添加することにより、適切な最終濃度に希釈することによって調製した。
工業化合物からなる処理の場合、秤量したものを25mLガラス製バイアルに個別に入れて、アセトン/DMSO97:3v/vの体積中に溶解し、12×保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理することができる。施用溶液は、最終スプレー溶液が作物油濃縮物を1.25%(v/v)含有するよう、適量の各保存溶液(例えば、1mL)を加え、作物油濃縮物1.5%(v/v)の水性混合物10mLを添加することにより適切な最終濃度に希釈することによって、調製することができる。工業物質を使用する場合、施用溶液の最終アセトンおよびDMSO濃度をそれぞれ16.2%および0.5%にするよう、この濃保存溶液をスプレー溶液に加えることができる。
製剤化した化合物および工業化合物からなる処理の場合、秤量した工業物質を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、アセトン/DMSO97:3v/vの体積中に溶解し、12×保存溶液を得、また測定量の製剤化した化合物を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、作物油濃縮物が1.25%(v/v)となる体積で希釈して、12×保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理した。施用溶液は、最終スプレー溶液が作物油濃縮物を1.25%(v/v)含有するよう、適量の各保存溶液(例えば、1mL)を加え、適量の作物油濃縮物1.5%(v/v)の水性混合物を添加することにより、適切な最終濃度に希釈することによって調製した。必要な場合、追加の水および/またはアセトン/DMSO97:3v/vを個々の施用溶液に加え、比較する施用溶液のアセトンおよびDMSOの最終濃度をそれぞれ、8.1%および0.25%にした。
保存溶液および施用溶液はすべて、施用前に化合物の相溶性を目視で検査した。植物の平均草冠高から18〜20インチ(46〜50cm)上のスプレー高さにおいて、施用面積0.503m2全面に187L/haを送達するように較正した8002Eノズルを装備したオーバーヘッド型Mandelトラック噴霧機(track sprayer)を用いて、スプレー溶液を植物性材料に施用した。対照植物には、溶媒ブランクを同じ方法で散布した。
処理済み植物および対照植物を上記の温室に入れ、試験化合物が洗い流されるのを予防するために、地下灌水によって給水した。約3週間後に、未処理植物の状態と比較した試験植物の状態を目視によって決定し、0〜100パーセントの尺度(0は害または成長阻害なしに相当し、100は完全な死滅に相当する)に基づいて点数化した。
混合物から予期される除草効果を決定するために、コルビーの式を使用した(Colby, S. R. 1967、Calculation of the synergistic and antagonistic response of herbicide combinations. Weeds 15巻:20〜22頁。)。
2種の活性成分AおよびBを含有する混合物の予期活性を計算するために、以下の式を使用した。
予期値=A+B−(A×B/100)
A=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Aの観測された効力。
B=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Bの観測された効力。
試験化合物、使用した施用量、試験した植物種、および結果を表1〜27に示す。
[実施例II]
移植水稲における雑草防除の場合の水中施用した除草混合物の評価
粉砕した非滅菌ミネラル土壌(シルト50.5%、粘土25.5%、および砂24%、pH約7.6であり、有機物含有量は約2.9%)と、水を1:1の体積比で混合することにより調製した湛水土壌(泥)に、所望の試験植物種の雑草種子または小堅果を植え付けた。86.59平方センチメートル(cm
2)の表面積を有する、穴のあいていない16オンス(oz.)のプラスチック製ポットに、調製した泥を一定量365mLに分配投入し、各ポットにおいて3センチメートル(cm)のヘッドスペースを設けた。プラスチック製プラグトレイ中、Sun Gro MetroMix(登録商標)306播種用混合物(通常、pH6.0〜6.8および有機物含有量約30%を有する)に、イネ種子を植え付けた。除草剤の施用の4日前に、表面積86.59cm
2を有する穴のあいていない32oz.のプラスチック製ポットに入っている泥860mLに、第2または第3葉成長期にある苗を移植した。これらのポットのヘッドスペースを水で2.5〜3cm満たすことにより、稲田を作製した。良好な発芽および健常な植物を確実とするために必要な場合、殺真菌剤処理および/または他の化学的もしくは物理的処理を施した。植物は、日中は約29℃および夜間は26℃に維持されている、約14時間の光周期の温室中で、4〜22日間栽培した。栄養素は、Osmocote(登録商標)(19:6:12、N:P:K+微量栄養素)として、16oz.のポットにつき2g、および32oz.のポットにつき4gを加えた。水を定期的に加えて、稲田の湛水を維持し、必要に応じて、1000ワットのオーバーヘッド型金属ハロゲン化物ランプを用いて、補足的な照明を供給した。これらの植物が第1〜第4本葉期に到達すると、試験に用いた。
処理は、各々をSCとして製剤化した4−アミノ−3−クロロ−5−フルオロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)ピリジン−2−カルボン酸(化合物A)の酸またはエステル、および様々な除草性構成成分の単独および組合せからなった。化合物Aの形態は、酸当量基準で施用した。
試験した化合物A(式Iの化合物)の形態には、
活性成分を基準にして、他の除草性構成成分を施用し、これは、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害性除草剤(スルホニルウレアの化学品クラス)、アジムスルフロン(Gulliver(登録商標)として製剤化)、ベンスルフロン−メチル(Londax(登録商標)60DFとして製剤化)、シクロスルファムロン(工業グレードの物質(materail))、エトキシスルフロン(Sunrice(登録商標)15WDGとして製剤化)、フルセトスルフロン(Sukedachi(登録商標)1KG Gとして製剤化)、イマゾスルフロン(Brazzos(登録商標)として製剤化)、メトスルフロン−メチル(Lorate(登録商標)として製剤化)、ニコスルフロン(Accent(登録商標)として製剤化)、オルトスルファムロン(Strada(登録商標)WGとして製剤化)、プロピリスルフロン(Zeta one(登録商標)として製剤化)、およびリムスルフロン(Matrix(登録商標)WGとして製剤化)を含んだ。
各化合物または除草性構成成分に関する処理要件は、試験する施用量、製剤中の活性成分の濃度または酸当量、ポットあたりの構成成分あたり2mLの施用体積、およびポットあたり86.59cm2の施用面積に基づいて計算した。
製剤化した化合物の場合、測定量を個々の100mLまたは200mLガラス製バイアルに入れ、Agri−Dex(登録商標)作物油濃縮物が1.25%(v/v)となる体積で溶解して、施用溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理した。
工業グレード化合物の場合、秤量したものを個々の100mLから200mLガラス製バイアルに入れ、アセトン体積中に溶解して、濃保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理した。得られた濃保存溶液は、最終施用溶液が1.25%(v/v)作物油濃縮物を含有するよう、作物油濃縮物2.5%(v/v)を含有している水性混合物を等体積量用いて希釈した。
ピペッターを用いて、適量の施用溶液を稲田の水層に、個別にかつ逐次、注入することにより施用を行った。対照植物には、溶媒ブランクにより同じ方法で処理した。処理した植物性材料すべてに、同じ濃度のアセトンおよび作物油濃縮物が与えられるよう、施用を行った。
処理済み植物および対照植物を上記の温室に入れ、必要に応じて水を加え、稲田の湛水を維持した。約3週間後に、未処理植物の状態と比較した試験植物の状態を目視によって決定し、0〜100パーセントの尺度(0は害または成長阻害なしに相当し、100は完全な死滅に相当する)に基づいて点数化した。
混合物から予期される除草効果を決定するために、コルビーの式を使用した(Colby, S.R. 1967、Calculation of the synergistic and antagonistic response of herbicide combinations. Weeds 15巻:20〜22頁。)。
2種の活性成分AおよびBを含有する混合物の予期活性を計算するために、以下の式を使用した。
予期値=A+B−(A×B/100)
A=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Aの観測された効力。
B=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Bの観測された効力。
試験化合物の一部、使用した施用量、試験した植物種、および結果を表28〜50に示す。
[実施例III]
温室中の穀作物において、雑草防除するために発生後に葉面施用した除草混合物の評価。
103.2平方センチメートル(cm2)の表面積を有するプラスチック製ポット中のSun Gro MetroMix(登録商標)306播種用混合物(通常、pH6.0〜6.8および有機物含有量約30%を有する)に、所望の試験植物種の種子を植え付けた。良好な発芽および健常な植物を確実とするために必要な場合、殺真菌剤処理および/または他の化学的もしくは物理的処理を施した。植物は、日中は約18℃および夜間は17℃に維持されている、約14時間の光周期の温室中で7〜36日間栽培した。栄養素および水を定期的に加え、必要に応じて、1000ワットのオーバーヘッド型金属ハロゲン化物ランプを用いて、補足的な照明を供給した。これらの植物が第2または第3本葉期に到達すると、試験に用いた。
処理は、SC(懸濁製剤)として製剤化した4−アミノ−3−クロロ−5−フルオロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)ピリジン−2−カルボン酸(化合物A)のベンジルエステル、および第2の穀物用除草剤の単独および組合せからなった。
試験した化合物A(式Iの化合物)の形態には、
一定量を測定した4−アミノ−3−クロロ−5−フルオロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)ピリジン−2−カルボン酸(化合物A)のベンジルエステルを25ミリリットル(mL)ガラス製バイアルに入れ、濃縮Agri−dex作物油が1.25%(v/v)となる体積で希釈し、保存溶液を得た。化合物要件は、1ヘクタールあたり187リットル(L/ha)の施用量で施用体積12mLを基準とした。第2の穀物用除草剤および実験化合物の混合物のスプレー溶液は、保存溶液を適量の希釈用溶液に添加することにより調製し、二元および三元組合せ物中に活性成分を含む12mLスプレー溶液を形成させた。植物の平均草冠から18インチ(46cm)上のスプレー高さにおいて、施用面積0.503平方メートル(m2)全面に、187L/haを送達するよう較正した8002Eノズルを装備したオーバーヘッド型Mandelトラック噴霧機を用いて、製剤化した化合物を植物性材料に施用した。対照植物には、溶媒ブランクを同じ方法で散布した。
処理済み植物および対照植物を上記の温室に入れ、試験化合物が洗い流されるのを予防するために、地下灌水によって給水した。20〜22日後に、対照植物の状態と比較した試験植物の状態を目視によって決定し、0〜100パーセントの尺度(0は害なしに相当し、100は完全な死滅に相当する)に基づいて点数化した。
混合物から予期される除草効果を決定するために、コルビーの式を使用した(Colby, S.R. 1967、Calculation of the synergistic and antagonistic response of herbicide combinations. Weeds 15巻:20〜22頁。)。
2種の活性成分AおよびBを含有する混合物の予期活性を計算するために、以下の式を使用した。
予期値=A+B−(A×B/100)
A=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Aの観測された効力。
B=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Bの観測された効力。
試験化合物、使用した施用量、試験した植物種、および結果を表51〜57に示す。
[実施例IV]
温室中の飼料作物における混合物の発生後除草活性の評価。
126.6平方センチメートル(cm2)の表面積を有するプラスチック製ポット中のSun Gro MetroMix(登録商標)306播種用混合物(通常、pH6.0〜6.8および有機物含有量約30%を有する)に、所望の試験植物種の種子または分根を植え付けた。良好な発芽および健常な植物を確実とするために必要な場合、殺真菌剤処理および/または他の化学的もしくは物理的処理を施した。植物は、日中は約28℃および夜間は24℃に維持されている、約14時間の光周期の温室中で14〜60日間栽培した。栄養素および水を定期的に加え、必要に応じて、1000ワットのオーバーヘッド型金属ハロゲン化物ランプを用いて、補足的な照明を供給した。これらの植物がBBCH13〜BBCH23葉期に到達すると、試験に用いた。
処理は、SCとして製剤化した4−アミノ−3−クロロ−5−フルオロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)ピリジン−2−カルボン酸(化合物A)のベンジルエステル、および第2の除草剤の単独および組合せからなった。
試験した化合物A(式Iの化合物)の形態には、
測定した一定量の化合物Aを25ミリリットル(mL)ガラス製バイアルに入れ、Agri−dex濃縮作物油が1.25%(v/v)となる体積で希釈し、保存溶液を得た。化合物要件は、1ヘクタールあたり187リットル(L/ha)の施用量で施用体積12mLを基準とした。第2の穀物用除草剤および実験化合物の混合物のスプレー溶液は、保存溶液を適量の希釈用溶液に添加することにより調製し、二元および三元組合せ物中に活性成分を含む12mLスプレー溶液を形成させた。植物の平均草冠から18インチ(46cm)上のスプレー高さにおいて、施用面積0.503平方メートル(m2)全面に、187L/haを送達するように較正した8002Eノズルを装備したオーバーヘッド型Mandelトラック噴霧機を用いて、製剤化した化合物を植物性材料に施用した。対照植物には、溶媒ブランクを同じ方法で散布した。
処理済み植物および対照植物を上記の温室に入れ、試験化合物が洗い流されるのを予防するために、地下灌水によって給水した。約21日後に、対照植物の状態と比較した試験植物の状態を、目視によって決定し、0〜100パーセントの尺度(0は害なしに相当し、100は完全な死滅に相当する)に基づいて点数化した。
混合物から予期される除草効果を決定するために、コルビーの式を使用した(Colby, S.R. 1967、Calculation of the synergistic and antagonistic response of herbicide combinations. Weeds 15巻:20〜22頁。)。
2種の活性成分AおよびBを含有する混合物の予期活性を計算するために、以下の式を使用した。
予期値=A+B−(A×B/100)
A=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Aの観測された効力。
B=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Bの観測された効力。
試験化合物の一部、使用した施用量、試験した植物種、および結果を表58に示す。
[実施例V]
雑草防除のために発生前に土壌施用した除草混合物の評価
ローム土壌(シルト32%、粘土23%、および砂45%、pHは約6.5であり、有機物含有量は約1.9%)と、石灰質の砂利を80:20の比で混合することにより調製した土壌マトリックスに、所望の試験植物種の種子または小堅果を植え付けた。土壌マトリックスは、体積1クォートおよび表面積83.6平方センチメートル(cm
2)を有するプラスチック製ポットに入っていた。
処理は、SC(懸濁製剤)として製剤化した4−アミノ−3−クロロ−5−フルオロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)ピリジン−2−カルボン酸(化合物A)のベンジルエステル、および様々な除草性構成成分の単独および組合せからなった。化合物Aの形態は、酸当量基準で施用した。
試験した化合物A(式Iの化合物)の形態には、
酸当量または活性成分基準で他の除草性構成成分を施用し、この構成成分は、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害性除草剤である、フラザスルフロン(Katana(登録商標)として製剤化)を含んだ。
処理の条件は、試験する施用量、製剤中の活性成分の濃度または酸当量、および187L/haの施用量で12mLの施用体積に基づいて計算した。
製剤化した化合物からなる処理の場合、測定量の化合物を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、Agri−Dex(登録商標)作物油濃縮物(COC)が1.25%(v/v)となる体積に希釈して、12×保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理した。施用溶液は、最終スプレー溶液がCOC1.25%(v/v)を含有するよう、適量の各保存溶液(例えば、1mL)を加え、COC1.25%(v/v)の水性混合物10mLを添加することにより、適切な最終濃度に希釈することによって調製した。
工業化合物からなる処理の場合、秤量したものを25mLガラス製バイアルに個別に入れて、アセトン/DMSO97:3(v/v)の体積中に溶解し、12×保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理することができる。施用溶液は、最終スプレー溶液がCOCを1.25%(v/v)含有するよう、適量の各保存溶液(例えば、1mL)を加え、COC1.5%(v/v)の水性混合物10mLを添加することにより、適切な最終濃度に希釈することによって調製することができる。工業物質を使用する場合、施用溶液の最終アセトンおよびDMSO濃度をそれぞれ16.2%および0.5%にするよう、濃縮保存溶液をスプレー溶液に加えることができる。
製剤化した化合物および工業化合物からなる処理の場合、秤量した工業物質を25mLガラス製バイアルに個別に入れて、アセトン/DMSO97:3(v/v)の体積中に溶解し、12×保存溶液を得ることができ、また測定量の製剤化した化合物は、25mLガラス製バイアルに個別に入れて、COCが1.5%(v/v)となる体積または水で希釈して12×保存溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混合物を温める、かつ/または超音波処理することができる。施用溶液は、最終スプレー溶液がCOCを1.25%(v/v)含有するよう、適量の各保存溶液(例えば、1mL)を加え、適量のCOC1.5%(v/v)の水性混合物を添加することにより、適切な最終濃度に希釈することによって調製することができる。必要な場合、追加の水および/またはアセトン/DMSO97:3(v/v)を個々の施用溶液に加え、比較される施用溶液の最終アセトンおよびDMSO濃度をそれぞれ、8.1%および0.25%にすることができる。
保存溶液および施用溶液はすべて、施用前に化合物の相溶性を目視で検査した。平均ポット高さから18インチ(46cm)上のスプレー高さにおいて、施用面積0.503m2全面に187L/haを送達するように較正した8002Eノズルを装備したオーバーヘッド型Mandelトラック噴霧機を用いて、スプレー溶液を土壌に施用した。対照ポットには、溶媒ブランクを同じ方法で散布した。
処理済みポットおよび対照ポットを温室に置き、必要に応じて上から水を与えた。良好な発芽および健常な植物を確実とするために必要な場合、殺真菌剤処理および/または他の化学的もしくは物理的処理を施した。ポットは、日中は約29℃および夜間は26℃に維持されている、約14時間の光周期の温室中で維持した。栄養素(Peters(登録商標)Excel15−5−15 5−Ca 2−Mg)を必要に応じて灌水溶液中に施し、水を定期的に加えた。必要に応じて、1000ワットのオーバーヘッド型金属ハロゲン化物ランプを用いて、補足的な照明を供給した。約4週間後に、未処理植物の状態と比較した試験植物の状態を、目視によって決定し、0〜100パーセントの尺度(0は害または成長阻害なしに相当し、100は完全な死滅に相当する)に基づいて点数化した。
混合物から予期される除草効果を決定するために、コルビーの式を使用した(Colby, S.R. 1967、Calculation of the synergistic and antagonistic response of herbicide combinations. Weeds 15巻:20〜22頁。)。
2種の活性成分AおよびBを含有する混合物の予期活性を計算するために、以下の式を使用した。
予期値=A+B−(AxB/100)
A=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Aの観測された効力。
B=混合物において使用された濃度と同じ濃度の活性成分Bの観測された効力。
試験化合物の一部、使用した施用量、試験した植物種、および結果を表59に示す。