JP2015524943A - 累進多焦点レンズの適合性を判定する方法 - Google Patents

累進多焦点レンズの適合性を判定する方法 Download PDF

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Abstract

着用者の累進多焦点レンズの適合性を判定するための方法であって、− 着用者の融像性輻輳を表す少なくとも1つの融像性輻輳パラメータが提供される融像性輻輳パラメータ提供ステップと、− 着用者の累進多焦点レンズの適合性の確率を判定するように、少なくとも1つの融像性輻輳パラメータの値が既定の閾値と比較される適合性判定ステップと、を有する方法。

Description

本発明は、着用者の累進多焦点レンズの適合性を判定する方法に関する。
本明細書における本発明の背景に関する説明は、本発明の環境を説明するべく含まれるものである。これは、参照されている内容のいずれかが、いずれかの請求項の優先権日付において、公開済みであり、周知であり、或いは、常識の一部を構成していたことの是認として理解してはならない。
フレーム内において保持されるべく意図された眼科レンズは、通常、処方を必要としている。眼科処方は、正又は負のジオプトリの処方のみならず、乱視の処方を含むこともできる。これらの処方項目は、レンズの着用者が自身の視力の欠陥を矯正できるようにする矯正項目に対応している。レンズは、処方に従って、且つ、フレームとの関係における着用者の目の位置に伴って、フレーム内において装着される。
老眼の着用者の場合には、ジオプトリ矯正の値は、近見視における対応の難しさに起因し、遠見視と近見視において異なることになる。
従って、処方は、遠見視のジオプトリ値と加入度、即ち、遠見視と近見視の間のジオプトリの増分を表すジオプトリの累進性を有しており、これは、遠見視のジオプトリ処方と近見視のジオプトリ処方に帰着する。老眼の着用者に適したレンズは、累進多焦点レンズである。累進多焦点レンズの例は、米国特許第5,270,745号明細書に記述されている。
累進多焦点眼科レンズは、遠見視ゾーン、近見視ゾーン、及び中間視ゾーンを含んでおり、主累進経線(principal progression meridian)が、これらの3つのゾーンと交差している。これらは、一般に、レンズの異なる特徴に課せられている特定数の制約に基づいて、最適化により、判定される。
着用者のなかには、正常な両眼視及びその他の正常な臨床所見にも拘らず、累進多焦点レンズの使用に適合することが困難な者も存在している。
着用者が累進多焦点レンズの使用に適合する可能性が高いかどうかの判定を試みるための簡単且つ確実な試験に対するニーズが存在している。
累進多焦点レンズの非適合性を潜在的に予測する臨床インジケータには、一般に、斜視、弱視、屈折左右不同症、収束不全、又は網膜疾病が含まれよう。
但し、上述の臨床インジケータを累進多焦点レンズの適合性に対してリンクさせることは、完全且つ常に極めて確実なものであるとは思えない。
従って、着用者の累進多焦点レンズの適合性を判定するための確実且つ簡単な方法に対するニーズが存在している。
本発明の1つの目的は、上述の欠点を有していない着用者の累進多焦点レンズの適合性を判定するための方法を提供することにある。
この目的のために、本発明の一態様は、着用者の累進多焦点レンズの適合性を判定するための方法を示しており、この方法は、
− 着用者の融像性輻輳を表す少なくとも1つの融像性輻輳パラメータが提供される融像性輻輳パラメータ提供ステップと、
− 着用者の累進多焦点レンズの適合性の確率を判定するように、少なくとも1つの融像性輻輳パラメータの値が既定の閾値と比較される適合性判定ステップと、
を有する。
本発明者らは、融像性輻輳が、着用者の累進多焦点レンズの適合性の確実且つ簡単な計測インジケータであることを認めた。実際に、着用者の融像性輻輳と累進多焦点レンズに適合する着用者の能力の間には、高い相関関係が存在するように思われる。
単独で又は組合せにおいて検討可能な更なる実施形態によれば、
− 融像性輻輳パラメータは、着用者の斜位適合レートを有し、且つ/又は、
− 斜位適合レートは、着用者に複数の異なる距離における可視ターゲットを注視させることにより、着用者の融像除去斜位を計測することによって取得され、且つ/又は、
− 融像性輻輳パラメータは、
・ 着用者に第1距離における可視ターゲットを注視させることにより、少なくとも1回の第1斜位計測が実行される第1距離計測ステップと、
・ 着用者に第2距離における可視ターゲットを注視させることにより、少なくとも2回の連続的な斜位計測が実行される第2距離計測ステップと、
を有する計測方法によって取得され、
融像性輻輳パラメータは、
Figure 2015524943
という式によって定義され、この場合に、
・ FCPは、斜位適合レートであり、
・ FPMは、第2距離計測ステップにおいて得られる最後の斜位計測の値であり、
・ IPMは、第1距離計測ステップにおいて得られる斜位計測の値であり、
・ Tは、第1及び第2距離計測ステップにおいて得られる斜位計測値の指数フィットの時定数であり、且つ/又は、
− 第1及び第2距離は、近見視距離、遠見視距離、及び中間視距離からなるリストにおいて選択され、且つ/又は、
− 第1距離は、遠見視距離であり、且つ、第2距離は、近見視距離であり、且つ/又は、
− 方法は、第1距離計測ステップの前に、融像性刺激から実質的に免れた環境内に着用者が配置される融像性刺激なしステップを更に有し、且つ/又は、
− 閾値は、3プリズムジオプトリ/分に設定され、且つ、着用者は、融像性輻輳パラメータが閾値を上回っている際に、累進多焦点眼科レンズに適合するものと見なされ、且つ/又は、
− 融像性輻輳パラメータは、着用者の輻輳機能(vergence facility)を有し、且つ/又は、
− 融像性輻輳パラメータは、所与の期間にわたって第3距離におけるターゲットを注視している際の着用者の輻輳注視の変化の数を判定することによって取得され、且つ/又は、
− 第3距離は、近見視距離又は中間視距離に対応しており、且つ/又は、
− 閾値は、ターゲットを単一且つ明瞭なものとして観察する20注視/分に設定され、且つ、着用者は、融像性輻輳パラメータが閾値を上回っている際に、累進多焦点眼科レンズに適合しているものと見なされる。
本発明の別の態様は、プロセッサからアクセス可能であり、且つ、プロセッサによって実行された際に、プロセッサに本発明による方法のステップを実行させる命令の1つ又は複数の保存されたシーケンスを有するコンピュータプログラムプロダクトにも関する。
本発明の別の態様は、本発明のコンピュータプログラムプロダクトの命令の1つ又は複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体にも関する。
本発明の別の態様は、コンピュータに本発明による方法を実行させるプログラムにも関する。
本発明の別の態様は、その上部に記録されたプログラムを有するコンピュータ可読ストレージ媒体に関し、この場合に、プログラムは、コンピュータに本発明による方法を実行させる。
本発明の別の態様は、命令の1つ又は複数のシーケンスを保存すると共に本発明による方法のステップを実行するように適合されたプロセッサを有する装置にも関する。
以下の説明から明らかであるように、そうではない旨が具体的に記述されていない限り、本明細書の全体を通じて、「演算する」、「算出する」、「生成する」、又はこれらに類似したものなどの用語を利用した説明は、コンピュータ又は演算システム、或いは、演算システムのレジスタ及び/又はメモリ内において電子的などの物理的な量として表されているデータを操作すると共に/又は、演算システムのメモリ、レジスタ、又はその他のこの種の情報ストレージ、送信装置、又は表示装置内において物理的な量として同様に表されているその他のデータに変換する類似の電子演算装置の動作及び/又はプロセスを意味するものと理解されたい。
本発明の実施形態は、本明細書の動作を実行するための装置を含んでもよい。この装置は、特に、望ましい目的のために、構築されてもよく、或いは、コンピュータ内に保存されているコンピュータプログラムによって選択的に起動又は再構成される汎用コンピュータ又はデジタル信号プロセッサ(「Digital Signal Processor:DSP」)を有してもよい。このようなコンピュータプログラムは、限定を伴うことなしに、フロッピーディスク(登録商標)、光ディスク、CD−ROM、磁気−光ディスクを含む任意のタイプのディスク、読出し専用メモリ(Read−Only Memory:ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)、電気的にプログラム可能な読出し専用メモリ(Electrically Programmable Read−Only Memory:EPROM)、電気的に消去可能且つプログラム可能な読出し専用メモリ(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory:EEPROM)、磁気又は光カード、又は電子的命令を保存するのに適していると共にコンピュータシステムバスに結合する能力を有する任意のその他のタイプの媒体などのコンピュータ可読ストレージ媒体内に保存されてもよい。
本明細書において提示されているプロセス及び表示は、本質的に、なんらかの特定のコンピュータ又はその他の装置に関係したものではない。様々な汎用システムは、本明細書における教示内容に従ってプログラムと共に使用されてもよく、或いは、望ましい方法を実行するための更に専門的な装置を構築することが便利であると判明する場合もあろう。これらの様々なシステム用の望ましい構造は、以下の説明から明らかとなろう。更には、本発明の実施形態は、任意の特定のプログラミング言語を参照して記述されてはいない。様々なプログラミング言語を使用し、本明細書に記述されている本発明の教示内容を実装してもよいことを理解されたい。
以下、添付図面を参照し、本発明の非限定的な実施形態について説明することとする。
本発明による方法の様々なステップの図である。 本発明による斜位適合レートを計測する方法の様々なステップの図である。 累進多焦点レンズの着用者の適合性を判定するための輻輳機能及び斜位適合レートを使用した組合せデータの図である。
図1に示されている本発明の一実施形態によれば、本発明による方法は、融像性輻輳パラメータ提供ステップS1と、適合性判定ステップS21及びS22と、を有する。
融像性輻輳パラメータ提供ステップS1においては、着用者の融像性輻輳を表す少なくとも1つの融像性輻輳パラメータが提供される。
融像性輻輳パラメータは、着用者の斜位適合レート又は輻輳機能を有してもよい。
本発明の一実施形態によれば、融像性輻輳パラメータ提供ステップにおいては、方法の全体的な精度を改善するべく、複数の融像性輻輳パラメータが提供されてもよい。
例えば、融像性輻輳パラメータ提供ステップにおいては、着用者の斜位適合レート及び輻輳機能が提供されてもよい。
適合性判定ステップS2においては、着用者の累進多焦点レンズの適合性の確率を判定するべく、少なくとも1つの融像性輻輳パラメータの値が既定の閾値と比較される。
図1に示されている実施形態によれば、適合性判定ステップS2は、比較ステップS21と、試験ステップS22と、を有してもよい。
比較ステップS21においては、融像性輻輳パラメータの値が既定の閾値と比較される。
既定の閾値は、融像性輻輳パラメータ提供ステップにおいて提供された融像性輻輳パラメータによって左右される。
既定の閾値は、所望の適合性の割合又は確率に従って適合されてもよい。例えば、閾値は、閾値を上回る融像性輻輳パラメータを有する着用者の実質的にすべてが累進多焦点レンズに適合するように既定されてもよい。閾値は、閾値を上回る融像性輻輳パラメータを有する着用者のうちの実質的に50%が累進多焦点レンズに適合するように既定されてもよい。
換言すれば、既定の閾値は、操作者、レンズ提供者、又はアイケア又は小売眼鏡商によって適合されてもよい。
試験ステップS22においては、融像性輻輳パラメータと既定の閾値の比較の結果が試験される。
例えば、融像性輻輳パラメータが既定の閾値を上回っている場合には、眼鏡商は、ステップ31において、累進多焦点眼科レンズを着用者に対して提案してもよく、融像性輻輳パラメータが既定の閾値を下回っている場合には、眼鏡商は、その他のタイプの眼科レンズを着用者に対して提案してもよい。
複数の融像性輻輳パラメータを有する本発明の実施形態によれば、それぞれの融像性輻輳パラメータが既定の閾値と比較されている。
融像性輻輳パラメータ提供ステップにおいて複数の融像性輻輳パラメータが提供された際には、それぞれの融像性パラメータ用の既定の閾値が、個々に提供されたそれぞれの融像性輻輳パラメータと異なっていてもよい。
例えば、本発明者らは、単独で斜位適合レートが約3プリズムジオプトリ/分であると見なされる際に、且つ、単独で輻輳機能が約20注視/分であると見なされる際に、閾値は、実質的に100%の適合性に対応しており、両方の融像性輻輳パラメータが検討される際には、それぞれの閾値を低減してもよいことを認めた。
上述のように、融像性輻輳パラメータは、着用者の斜位適合レートを有してもよい。
本発明の一実施形態によれば、斜位適合レートは、異なる距離において斜位のレートを計測するべく、着用者に複数の異なる距離における可視ターゲットを注視させることにより、着用者の斜位を計測することによって取得されている。例えば、異なる距離は、遠見視距離、中間視距離、及び近見視距離に対応してもよい。
図2に示されているように、融像性輻輳パラメータ提供ステップにおいて提供される融像性輻輳パラメータは、
− 第1距離計測ステップS11と、
− 第2距離計測ステップS12と、
− 融像性輻輳パラメータ判定ステップS13と、
を有する斜位適合レート計測方法によって取得されてもよい。
図2に示されている実施形態によれば、第1距離計測ステップS11は、第1距離注視ステップS111と、第1斜位計測ステップS112と、を有する。
第1距離注視ステップS111においては、着用者は、第1距離において配置された第1可視ターゲットを注視する。第1距離は、例えば、2メートルなどの遠見視距離であってもよい。
第1斜位計測ステップS112においては、着用者が第1可視ターゲットを注視している間に、着用者の斜位が計測される。斜位は、カバー試験又はマドックスロッド、或いは、当業者には既知である任意の類似した臨床方式を使用することにより、計測されてもよい。
第1斜位計測の精度を増大させるように、第1距離注視ステップS111は、例えば、2分30秒以上などの1分以上の持続時間を有する。
発生可能な着用者の疲労の影響を低減するように、第1距離注視ステップS111は、例えば、3分30秒以下などの5分以下の持続時間を有する。
図2に示されている実施形態によれば、第2距離計測ステップS12は、第2距離注視ステップS121と、第2斜位計測ステップS122と、を有する。
第2距離注視ステップS121においては、着用者は、第2距離において配置された第2可視ターゲットを注視する。第2距離は、中間視又は近見視距離であってもよく、例えば、第2可視ターゲットは、着用者から40cmにおいて配置される。
第2斜位計測ステップS122においては、着用者が第2可視ターゲットを注視している間に、着用者の斜位が計測される。斜位は、マドックスロッド又は当業者には既知である任意の類似した臨床方式を使用することにより、計測されてもよい。
第2距離注視ステップS121及び第2斜位計測ステップS122は、有意な結果を提供するように、少なくとも2回にわたって反復される。
一実施形態によれば、着用者の斜位は、第2距離計測ステップS12において、定期的に計測されてもよく、第2距離計測ステップS12は、方法全体の精度を改善するように、例えば、4分以上などの2分以上の、且つ、発生可能な着用者の疲労の影響を回避するように、例えば、6分以下などの8分以下の、持続時間を有する。更には、本発明者らは、約8分の後に、着用者に近見視ターゲットを注視させている際に得られた斜位計測値は、安定しており、従って、更なる計測によっては、斜位適合レートに関する更なる情報が得られないことを認めた。
例えば、第2距離計測ステップS12において、着用者の斜位は、着用者が約5分間にわたって近見視ターゲットを注視している間に、30秒ごとに計測されてもよい。
図2に示されている実施形態によれば、融像性輻輳パラメータ判定ステップS13は、フィッティングステップS131と、融像性輻輳パラメータ算出ステップS132と、を有する。
フィッティングステップS131においては、対応する時定数を判定するように、第1及び第2距離計測ステップにおいて得られた斜位計測のデータ対時間を指数フィットによってフィッティングしている。
融像性輻輳パラメータは、
Figure 2015524943
という式を使用することにより、融像性輻輳パラメータ算出ステップS132において算出されてもよく、ここで、
FCPは、斜位適合レートを表す融像性輻輳パラメータであり、
FPMは、第2距離計測ステップにおいて得られた最後の斜位計測の値であり、
IPMは、第1距離計測ステップにおいて得られた斜位計測の値であり、且つ、
Tは、例えば、フィッティングステップS131において判定された、第1及び第2距離計測ステップにおいて得られた斜位計測値の指数フィットの時定数である。
本発明の一実施形態によれば、第1距離計測ステップS11の前に、方法は、融像性刺激から実質的に免れた環境内に着用者が配置される融像性刺激なしステップを有してもよい。
有利には、第1距離計測ステップS11の前に、融像性刺激から実質的に免れた環境内に着用者を配置することにより、可変性が低減される。換言すれば、特に、方法の前に着用者が実行しうる活動に起因した斜位計測値の可変性が低減される。
融像性刺激から免れた環境は、例えば、5分間などのように、3〜7分間にわたって着用者に単眼視を使用させることによって取得されてもよい。
本発明の一実施形態によれば、第1距離計測ステップS11の前に、着用者は、例えば、約5分間などのように、3分間以上であると共に7分間以下である時間にわたって、視覚的刺激から免れた環境内に配置されてもよい。視覚的刺激なし状態は、暗い部屋内に着用者を配置することにより、或いは、着用者に自身の目を閉じさせることにより、取得されてもよい。
本発明の一実施形態によれば、融像性刺激なしステップの後に、遠距離計測ステップS11の前に、初期斜位計測が実行されてもよい。次いで、この初期斜位計測値は、着用者が斜位計測方法を適切に理解したことを制御するように、遠距離斜位計測と比較されてもよい。実際に、所与の時間にわたって遠いターゲットを注視した後の着用者の斜位は、融像性刺激なしステップの後に計測される初期斜位よりも外向きであろう。
本発明者らは、実質的に融像性刺激から免れた環境内に着用者を配置した後に斜位適合レートを計測した際に、斜位適合レートと累進多焦点レンズの適合性の間に相関関係が出現するものと判定した。
具体的には、3プリズムジオプトリ/分以上の斜位適合レートを有する着用者の実質的にすべてが累進多焦点レンズに適合している。
従って、着用者の斜位適合レートを検討する際には、着用者が累進多焦点レンズに適合しているかどうかを判定するように、本発明による方法の既定の閾値は、3プリズムジオプトリ/分に設定されてもよい。
上述のように、融像性輻輳パラメータは、着用者の輻輳機能を有してもよい。
本発明の一実施形態によれば、着用者の輻輳機能は、例えば、1分間などの所与の期間わたって着用者に第3距離における第3ターゲットを注視させることにより、輻輳注視の変化の数を定量化することによって判定されてもよい。例えば、第3距離は、近見視又は中間視距離であってもよい。
輻輳注視の変化は、プリズム、レンズ、物理的ターゲット、ステレオスコープ、又は視覚ディスプレイによって生成される場合がある。注視は、可視ターゲットの明瞭な単一の視認を達成するべく、十分に長いものであることを要する。
例えば、注視の変化は、12ベースアウト(Base Out:BO)及び3ベースイン(Base In:BI)プリズムジオプトリのプリズムによって生成されてもよい。
本発明者らは、着用者の輻輳機能を計測する際には、所与の期間にわたって着用者が実施可能な輻輳注視の変化の数と累進多焦点レンズの適合性の間に相関関係が出現するものと判定した。
具体的には、少なくとも20注視/分を有する着用者の実質的にすべてが累進多焦点レンズに適合している。
従って、着用者の輻輳機能を検討する際には、着用者が累進多焦点レンズに適合しているかどうかを判定するように、本発明による方法の既定の閾値は、20注視/分に設定されてもよい。
本発明の更なる実施形態によれば、累進多焦点レンズの着用者の適合性の判定の精度を増大させるように、着用者の輻輳機能と斜位適合レートの両方を判定することができる。
図3に示されているように、本発明者らは、一連の着用者において計測された輻輳機能と斜位適合レートを報告している。
3プリズムジオプトリ/分(3Δ/分)未満の斜位適合レート及び22注視/分(cpm)未満の輻輳機能を有する着用者の中において、本発明者らは、累進多焦点レンズに適合している着用者(円)と適合していない者(ダイアモンド)を報告している。
図3に示されているように、累進多焦点レンズに適合していない着用者に対応したデータ点は、適合している着用者に対応したデータ点の下方に位置している。
従って、本発明者らは、適合者のデータの線形回帰(Y=0.090x+1.16)を使用することにより、これらのデータを分析し、且つ、これを図3に示されている非適合者のデータの回帰(Y=0.085x+0.65)と比較した。
一実施形態によれば、着用者の累進多焦点レンズの適合性を判定する方法は、
− 斜位適合レート及び輻輳機能が計測される計測ステップと、
− 輻輳機能と適合レートを組み合わせたデータ点が、適合者用のもの(Y=0.090x+1.16)と非適合者用のもの(Y=0.085x+0.65)という2つの異なる閾値ラインと比較される比較ステップと、
を有することができよう。
最小距離アルゴリズムを使用する分析により、データ点が近接している閾値ラインを判定することができる。次いで、着用者が累進多焦点レンズに適合する高い確率を有しているのか又は低い確率を有しているのかについて、確率を評価することができる。
例えば、適合者用のもの(実線)と非適合者用のもの(破線)という2つの閾値ラインが存在してもよい。
着用者が評価され、且つ、着用者の適合レートが、3Δ/分未満であり、且つ、輻輳機能が22cpm未満である際には、アルゴリズムを使用することにより、組み合わせられたデータ点が、着用者が累進多焦点レンズに適合していることを示唆する図3に示された実線の閾値に近いのか、或いは、着用者が累進多焦点レンズに適合していないことを示唆する破線に近いのか、を判定してもよい。
以上、添付の請求項の組において定義されている本発明の全般的な概念の限定を伴うことなしに、実施形態を参照し、本発明について説明した。

Claims (14)

  1. 着用者の累進多焦点レンズの適合性を判定する方法であって、
    前記着用者の融像性輻輳を表す少なくとも1つの融像性輻輳パラメータが提供される融像性輻輳パラメータ提供ステップと、
    前記着用者の累進多焦点レンズの適合性の確率を判定するように、前記少なくとも1つの融像性輻輳パラメータの値が既知の閾値と比較される適合性判定ステップと、
    を有する方法。
  2. 前記融像性輻輳パラメータは、前記着用者の斜位適合レートを有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記斜位適合レートは、前記着用者に複数の異なる距離における可視ターゲットを注視させることにより、前記着用者の融像除去斜位を計測することによって取得される請求項2に記載の方法。
  4. 前記融像性輻輳パラメータは、
    前記着用者に第1距離における可視ターゲットを注視させることにより、少なくとも1回の第1斜位計測が実行される第1距離計測ステップと、
    前記着用者に第2距離における可視ターゲットを注視させることにより、少なくとも2回の連続的な斜位計測が実行される第2距離計測ステップと、
    を有する計測方法によって取得され、
    前記融像性輻輳パラメータは、
    Figure 2015524943
    という式によって定義され、ここで、
    FCPは、前記斜位適合レートであり、
    FPMは、前記第2距離計測ステップにおいて取得される最後の斜位計測の値であり、
    IPMは、前記第1距離計測ステップにおいて取得される斜位計測の値であり、
    Tは、前記第1及び第2距離計測ステップにおいて取得された斜位計測値の指数フィットの時定数である請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1及び第2距離は、近見視距離、遠見視距離、及び中間視距離からなるリストにおいて選択される請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1距離は、遠見視距離であり、且つ、前記第2距離は、近見視距離である請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1距離計測ステップの前に、融像性刺激から実質的に免れた環境内に前記着用者が配置される融像性刺激なしステップを更に有する請求項6に記載の方法。
  8. 前記閾値は、3プリズムジオプトリ/分に設定され、且つ、前記着用者は、前記融像性輻輳パラメータが前記閾値を上回っている際に、累進多焦点眼科レンズに適合していると見なされる請求項7に記載の方法。
  9. 前記融像性輻輳パラメータは、前記着用者の輻輳機能を有する請求項1に記載の方法。
  10. 前記融像性輻輳パラメータは、所与の期間にわたって第3距離におけるターゲットを注視している際の前記着用者の輻輳注視の変化の数を判定することによって取得される請求項9に記載の方法。
  11. 前記第3距離は、近見視距離又は中間視距離に対応している請求項10に記載の方法。
  12. 前記閾値は、20注視/分に設定され、且つ、前記着用者は、前記融像性輻輳パラメータが前記閾値を上回っている際に、累進多焦点眼科レンズに適合していると見なされる請求項11に記載の方法。
  13. プロセッサからアクセス可能であり、且つ、前記プロセッサによって実行された際に、前記プロセッサに請求項1に記載のステップを実行させる命令の1つ又は複数の保存されたシーケンスを有するコンピュータプログラムプロダクト。
  14. 請求項13の前記コンピュータプログラムプロダクトの命令の1つ又は複数のシーケンスを担持するコンピュータ可読媒体。
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