JP6845795B2 - 装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定する方法 - Google Patents

装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定する方法 Download PDF

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Description

本発明は、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定する方法、対応するレンズ設計決定システム、及びプロセッサによりアクセス可能である1つ又は複数の記憶された命令シーケンスを含むコンピュータプログラム製品であって、1つ又は複数の記憶された命令シーケンスは、プロセッサにより実行されると、プロセッサに、本発明による方法のステップを実行させる、コンピュータプログラム製品に関する。
視覚矯正をカスタマイズする方法は、装用者のデータを測定することと、レンズパラメータを特定することと、複数のモデルレンズの中から最良に適合するレンズ設計を装用者に提供することとを含む。
累進多焦点レンズ(PAL)は、特に視野を低減する収差ぼけと、例えば周知のスイム効果(swim effect)を生じさせる歪みとをもたらす。設計は、必然的にこれらの収差間の妥協である。
ここで、特に、装用者がこの累進レンズに慣れるために必要であり得る時間を短縮するために、累進レンズの幾つかの設計特徴が、レンズが設計される装用者に従って適合されることも既知である。レンズのそのような適合は、設計特徴の「カスタマイズ」と呼ばれる。
例えば、視覚矯正のカスタマイズを改善するためのデバイスが本出願人により開発され、Varilux Ipseoという商標下で市販されている。このデバイスは、特定の装用者の視覚的インプリントに対応する頭部−目移動比率を測定するのに使用され、データを処理して、装用者の物理的特徴に一致する設計を作成した後、個人化された累進レンズが製造される。
実際には、個人テストにより、むしろ頭部を動かすか、又はむしろ目を動かすかの性向(頭部を動かす人/目を動かす人)を定量化する係数を個々の各装用者に割り当てることが可能になる。この挙動係数は、最も好適な設計の計算を支配する。したがって、例えば、頭部よりも目を動かす傾向がある装用者の場合、かなり広い鮮鋭視野、換言すれば、高い屈折率勾配を有する設計が選ばれることになる。そのような設計はハード設計と呼ばれる。それにもかかわらず、そのような設計はより多くの歪みをもたらす。これとは対照的に、目よりも頭部を動かす傾向がある装用者の場合、揺動(swaying)の影響を回避するために、周縁でのソフト累進が選ばれることになる。より平滑な屈折率勾配を有するそのような設計は、ソフト設計と呼ばれる。
例えば、車の運転、スポーツトレーニング、コンピュータの使用を含むオフィスワーク、若しくは他の日常のニーズに向けてレンズをカスタマイズするか、又は更に装用者が標準の累進多焦点レンズに適合されていないジオメトリの特定のフレームを選ぶ場合など、装用者の癖又は応用者の特定のニーズに向けて累進多焦点レンズをカスタマイズすることに対して増大しつつあるニーズもある。
目−頭部挙動又は活動が歪みの知覚に影響するのは明らかである(所与のレンズの歪みは、特に装用者が頭部を動かす場合に見られる)が、それは装用者の歪みへの直観的な感覚ではない(それら2つが最終的にリンクし得るにもかかわらず)。例えば、同じ目−頭部係数(COT=COT)を有する2人の装用者は、歪みに対して異なる感度を有し得る。感度が高い装用者ほど、平滑な設計を提案したほうがよい。逆に、感度が低い装用者ほど、ハードな設計を提案すべきである。
したがって、PALにより生じる収差ぼけと歪みとの間の最良の妥協点は、装用者に応じて常に同じではない。
歪みは、特に、適応期間中及び/又は感覚系及び認知系の老化に伴い、特に問題であり得る。したがって、累進多焦点レンズへの装用者の適合を促進するために、歪みへの装用者の感度の優先度を考慮に入れて、各装用者に向けて設計をカスタマイズする必要がある。
本発明の1つの目的は、装用者がこれらの累進多焦点レンズに慣れるために必要であり得る時間を短縮するために、装用者に最良に適合された光学レンズのレンズ設計を決定する方法を提供することである。
このために、本発明は、本発明による、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定する、コンピュータ手段により実施される方法を提案し、本方法は、
− 装用者パラメータが提供される装用者パラメータ提供ステップと、
− 装用者に適合された光学レンズのレンズ設計が、少なくとも装用者パラメータに基づいて決定されるレンズ設計決定ステップと
を含み、
装用者パラメータは、少なくとも、光学歪みへの装用者の感度を表す光学歪み感度データを含む。
有利には、本発明による方法により、レンズ設計又はレンズ正面のジオメトリの選択又はカスタマイズのために、光学歪みへの装着者の感度を特徴付ける1つ又は複数のパラメータを考慮に入れたレンズ設計を決定することができる。
したがって、本発明により、装用者は新しいレンズにより迅速に慣れる。
単独又は組み合わせて考慮することができる更なる実施形態によれば、
− 各光学歪み感度データがスケールと比較されて、光学歪み感度インデックスを定義し、及び/又は
− 装用者パラメータは、処方データに加えて、装用者の眼科要件に関する眼科パラメータを更に含み、及び/又は
− 決定ステップ中、レンズ設計は、少なくとも光学歪み感度データに基づいて計算され、及び/又は
− 決定ステップ中、レンズ設計は、レンズ設計のリストにおいて選択され、選択は、少なくとも光学歪み感度データに基づき、及び/又は
− レンズ設計は、少なくとも屈折レンズ設計を含み、及び/又は
− レンズ設計は、光学レンズのジオメトリパラメータを含み、及び/又は
− 装用者の光学歪み感度データが測定される光学歪み感度データ測定ステップを更に含む本方法、及び/又は
− 光学歪み感度データは、装用者に対して実行される知覚テスト又は不快性測定テストで測定され、及び/又は
− 光学歪み感度データ測定ステップ中、光学歪みパターンが装用者に提示され、及び/又は
− 光学歪みパターンは、動的光学歪みパターンを含み、及び/又は
− 光学歪み感度データは、特定の注視方向で測定され、及び/又は
− 光学歪み感度データは、少なくとも視野の特定の部分において測定される。
本発明は、装用者に適合された光学レンズを提供する方法に更に関し、本方法は、
− 先行する請求項のいずれか一項に記載のレンズ設計決定ステップと、
− 決定されたレンズ設計を有する光学レンズが製造される光学レンズ製造ステップと
を含む。
更なる態様によれば、本発明は、装用者に適合されたレンズ設計を決定するレンズ設計決定システムに関し、本システムは、
− 少なくとも、光学歪みへの装用者の感度を表す光学歪み感度データを含む装用者パラメータを受信するように適合された受信手段と、
− 少なくとも装用者パラメータに基づいて、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定するように適合された決定手段と
を備える。
本発明は、プロセッサによりアクセス可能である1つ又は複数の記憶された命令シーケンスを含むコンピュータプログラム製品に更に関し、1つ又は複数の記憶された命令シーケンスは、プロセッサにより実行されると、プロセッサに、本発明による方法のステップを実行させる。
本発明は、プログラムが記録されたコンピュータ可読記憶媒体にも関し、プログラムは、コンピュータに本発明の方法を実行させる。
本発明は、1つ又は複数の命令シーケンスを記憶し、本発明による方法のステップのうちの少なくとも1つを実行するように適合されたプロセッサを備えるデバイスに更に関する。
特に別段のことが記載される場合を除き、以下の考察から明らかなように、本明細書全体を通して、「算出する」、「計算する」等の用語を使用した考察は、計算システムのレジスタ及び/又はモニタ内の電子的数量等の物理的数量として表されるデータを操作し、及び/又は計算システムのメモリ、レジスタ、又は他のそのような情報記憶デバイス、情報伝送デバイス、若しくは情報表示デバイス内の物理的数量として同様に表される他のデータに変換するコンピュータ、計算システム、又は同様の電子計算デバイスの動作及び/又はプロセスを指すことが理解される。
本発明の実施形態は、本明細書の動作を実行する装置を含み得る。この装置は、所望の目的に向けて特に構築してもよく、又はコンピュータに記憶されたコンピュータプログラムにより選択的にアクティブ化若しくは再構成される汎用コンピュータ若しくはデジタル信号プロセッサ(「DSP」)を含み得る。そのようなコンピュータプログラムは、フロッピーディスク、光ディスク、CD−ROM、磁気光学ディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、磁気カード、光学カード、又は電子命令を記憶するのに適し、コンピュータシステムバスに結合可能な任意の他のタイプの媒体を含む任意のタイプのディスク等であるが、これらに限定されないコンピュータ可読記憶媒体に記憶し得る。
本明細書に提示されるプロセス及び表示は、本質的にいかなる特定のコンピュータ又は他の装置にも関連していない。様々な汎用システムを本明細書の教示によるプログラムと共に使用されることもあれば、又は所望の方法を実行するためのより専門化された装置を構築することが好都合であることが分かることもある。様々なこれらのシステムの所望の構造は、以下の説明から明らかになる。加えて、本発明の実施形態は、いかなる特定のプログラミング言語も参照して説明されていない。本明細書に記載される本発明の教示を実施するために、様々なプログラミング言語を使用し得ることが理解される。
本発明の実施形態について、例として以下の図面を参照してこれより説明する。
本発明による方法の実施形態のチャートフローの図である。 図1に示される方法の決定ステップの例示的なチャートフローの図である。 図1に示される方法の決定ステップの例示的なチャートフローの図である。 図1に示される方法の決定ステップの例示的なチャートフローの図である。
図1に表されるように、本発明は、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定する、コンピュータ手段により実施される方法にも関する。方法は、少なくとも、
− 装用者パラメータが提供される装用者パラメータ提供ステップS4と、
− 装用者に適合された光学レンズのレンズ設計が、少なくとも装用者パラメータに基づいて決定されるレンズ設計決定ステップS6と
を含む。
当然ながら、装用者パラメータは、少なくとも、装用者の処方、例えば、球面、円柱、軸、加入屈折力、及び必要な場合にはプリズムを表す処方データを含む。
「レンズ設計」又は「光学設計」という用語は、眼科レンズのジオプトリック機能を定義できるようにするパラメータの組を指定するために、眼科分野の当業者に既知の広く使用されている用語であり、各眼科レンズ設計者は、特に累進眼科レンズのための設計者自らの設計を有している。
本発明の意味では、光学機能は、各注視方向で、光学レンズを透過する光線に光学レンズの効果を提供する機能に対応する。
光学機能は、ジオプトリック機能、吸光、偏光機能、コントラスト機能の補強等を含み得る。
ジオプトリック機能は、注視方向の関数としての光学レンズ屈折率(平均屈折率、非点収差等)に対応する。
一例として、累進眼科レンズ「設計」は、全ての距離で明確に見るために老眼者の能力を回復し、また中心視覚、中心外視覚、双眼視覚等の全ての生理学的視覚機能を最適に考慮し、不要な非点収差を最小化するための累進面の最適化をもたらす。例えば、累進レンズ設計は、
− 日常生活中にレンズ装用者が使用する主要注視方向(子午線)に沿った屈折率プロファイル、
− レンズの両側、すなわち、主要注視方向から離れた側での屈折力の分布(平均屈折力、非点収差等)
を含む。
これらの光学特性は、眼科レンズ設計者により定義及び計算され、累進レンズを用いて提供される「設計」の一部である。
本発明によれば、装用者パラメータは、少なくとも、光学歪みへの装用者の感度を表す光学歪み感度データを含む。
本発明の意味では、光学歪みは、視覚的シーンのジオメトリに影響する収差である。単焦点レンズ又は累進レンズである眼科レンズ又はその一部により生じる(ただし、鮮鋭度の変更を含まない)収差であり得る。例えば、ゼルニケ、単項式、チェビシェフ多項式のような従来の多項式分解を使用して、その分解の幾つかの項の特定の組合せを使用することができる。光学歪みは、より複雑な変形(線形、非線形、局所又は大域的)であり得る。光学歪みは、経時変化する収差を指す動的歪みであり得る。
更に、装用者パラメータは、処方データに加えて、装用者のニーズによりよく合わせるために、相応者の眼科要件に関する眼科パラメータ、例えば、装用者が選んだ眼鏡フレーム、視覚姿勢での眼鏡フレームの装用者の姿勢パラメータ、装用時の各レンズの広角角度、レンズの下縁部に対する装用者の目の高さ等を含み得る。
本発明の好ましい実施形態によれば、レンズ設計は、少なくとも屈折レンズ設計及び/又は光学レンズのジオメトリパラメータを含む。
光学歪みへの装用者の感度は、例えば、質問表又は知覚テストにより主観的又は客観的に検出することができる。そのような質問表は、「階段を登る難しさ」又は「ジオメトリの変形の知覚」のような質問を含み得、各質問は0(困難さなし又は知覚なし)〜5までの段階の感度インジケータに割り当てられる。知覚テストでは、視覚刺激の知覚により、装用者の満足度から独立して、感度インジケータに関連付けられた知覚閾値を測定することができる。
光学歪みへのこの感度は、不快さ及び/又は視覚指標(例えば、曲率)の知覚変化、運動能力(例えば、目−頭部座標、姿勢振動の変更)及び/又は感覚運動ループ(例えば、反応時間の変化)等として現れる。これらのインジケータの1つ又は複数は、例えば、0(感度なし)〜5(非常に高感度)で評価された歪みへの装用者の感度のプロファイルを提供する。評価された歪みへの装用者の感度のプロファイルは、光学歪み感度データを形成する。
好ましくは、本発明による方法は、装用者の光学歪み感度データが測定される光学歪み感度データ測定ステップS2を更に含む。
光学歪み感度データは、光学歪みパターンの装用者への提示により直接測定し得る。光学歪みパターンは、動的光学歪みパターンを含み得る。例えば、格子又は画像を装用者に表示することができ、実際のレンズを装用した装用者が経験する格子の変形をシミュレーションすることができ、変形は、レンズの歪みを徐々に増大させることにより得られる。感度を特定するために、装用者が歪みを知覚する歪みのレベル及び/又は歪みが煩わしくなる歪みのレベルが特定される。歪みは、例えば、歪みを増大させながら、既存の設計レンズを装用することによりシミュレートすることができる。
次に、好ましくは、各光学歪み感度データがスケールと比較されて、光学歪み感度インデックスを定義する。感度インデックススケールは、各設計又は歪みパターンで装用者のサンプルの反応に関して定義することができる。
− インデックス=5:装用者は歪みを検出しないか、又は歪みにより邪魔されない。
− インデックス=2:装用者の2/5が歪みを検出するか、又は歪みにより邪魔される。
− インデックス=0:装用者の100%が歪みを検出するか、又は歪みにより邪魔される。
次に、事前に定義されたスケールに対する特定の装用者の感度インデックスを定義することができる。
− インデックス=5:全ての設計で、装用者は歪みを検出しないか、又は歪みにより邪魔されない。
− インデックス=2:設計の2/5で、装用者は歪みを検出するか、又は歪みにより邪魔される。
− インデックス=0:装用者は決して歪みを検出しないか、又は歪みにより邪魔されない。
知覚テスト又は歪み測定テストが装用者に対して実行されると、光学歪み感度データを間接的に測定し得る。例えば、周知の有効視野(UFOV)、Visual Awareness Companyにより開発された視覚的注意のコンピュータ管理及びスコアテストを使用することができる。UFOVテストでの高スコアは、周辺視野、したがって歪みへの感度が高いことを示す。固有光学歪み感度インデックス(ISID)は、例えば、UFOVと、UFOVmaxをNで乗算したものとの比率として定義することができ、ここで、Nは通常5に等しい。
更に、光学歪み感度データは、特定の注視方向、装用者の視野の1つ又は複数の特定の部分(中心視ゾーン又は周辺視ゾーン)、及び/又はレンズの異なる部分(鼻、こめかみ、単眼ゾーン、又は複眼ゾーン)において測定することができる。例えば、格子又は画像を装用者に表示することができ、格子の変形をシミュレーションすることができ、変形は、特定の注視方向及び/又は視野の1つ又は複数の特定の部分でのみレンズ歪みを徐々に増大させることにより取得される。
更に、特定の活動又は幾つかの異なる活動での光学歪み感度データを測定することができる。実際に、特定の活動によれば、装用者はレンズの異なる部分を使用する必要があり得、したがって、歪みへの感度は、これらのゾーンで特に評価することができる。更に、幾つかの活動では、複数の数量及びタイプの歪みを生成するために複数の数量及びタイプの動き(例えば、動的運動又は静的運動、垂直湾曲運動対水平運動)が必要である。
固有感度は、網膜の所与の位置(多かれ少なかれ周辺視)に射影された所与の歪みパターン(静的又は動的)に関する装用者の絶対感度又は相対感度を意味する。
異なる歪み(複数、静的、又は動的パターン)への光学歪み感度をテストすることが可能である。実際に、特に単焦点レンズで存在する歪みは重要であり、慣れていない装用者への妨げになり得るが、単焦点レンズで存在する歪みへの適応は、累進多焦点レンズに存在する歪みが単焦点レンズ以下であってさえも、累進多焦点レンズに存在する歪みへの適応よりも高速であることが知られている。したがって、装用者の感度により、装用者が多少なりとも容易に適応する幾つかのタイプの歪みがある。したがって、幾つかのタイプの歪みをテストして、日常生活で最も厄介に見える歪みを低減するレンズを特定することが興味深いことがある。
結果として、特定の各歪みに特定の固有光学歪み感度データを測定することができる。これらの特定の固有光学歪み感度データの数学的関数を計算して、固有光学歪み感度インデックス(ISID)を形成することができる。
ISIDは、例えば、現在の視覚的機器を装備した装用者に格子又は画像を表示し、格子の歪みの変化をシミュレートすることにより、相対的に特定することもでき、歪みの変化は、レンズ歪みの増大又は低減により生じる歪みの変化により取得される。
装用者の歪みへの固有感度の初期プロファイルに加えて、歪み許容インデックス(IAD)のインデックスを計算するために、装用者の現在の光学機器、歪みでの満足レベル、年齢、及び視覚矯正変化等の他のパラメータを考慮に入れることができる。
例えば、初期機器に満足した装用者は、自らの機器の歪みによく慣れている。この癖は、固有光学歪み感度インデックス(ISID)の加重に繋がる。初期機器の歪みのタイプ、レベル、及び分布は、歪み許容インデックス(IAD)に含まれる。高齢者は歪みの変化への適応がより困難であるため、これは、装用者が高齢である場合により該当する。
したがって、歪み許容インデックス(IAD)が低いことは、歪みへの耐性が低いことを意味する。逆に、歪み許容インデックスが高いことは、歪みへの耐性が高いことを示す。
IAD、ISID、及び特定のISIDは、例えば、眼鏡技師から研究所に送信される。これらのインデックスは、本発明により、装用者に適合される光学レンズのレンズ設計を決定するのに使用される。当然ながら、これらのインデックスは、眼鏡技師により送信されたデータから、レンズの決定中、研究所又は計算器により特定することもできる。測定データはクラウドに送信することもでき、それにより、インデックスを特定し、再び眼鏡技師、研究所、又は計算器に送信することができる。
本発明によれば、決定ステップS6中、レンズ設計は、少なくとも光学歪み感度データに基づいて計算され、及び/又はレンズ設計リストにおいて選択され、選択は、少なくとも光学歪み感度データに基づく。
したがって、ソフトレンズ設計に低光学歪み感度が関連付けられ、ハード設計に高光学歪み感度がそれぞれ関連付けられる。
例えば、レンズ設計は、ステップS4において提供される光学歪み感度以下のレベルの光学歪みを生成するように選択することができる。
複数のN個のレンズ設計を複数のレベルの光学歪み感度:非常に低い光学歪み感度に対応するかなりソフトなレンズ設計(レンズ設計1)から非常に高い光学歪み感度に対応する非常にハードなレンズ設計(レンズ設計N)までに関連付けることができる。
別の例によれば、レンズ設計は、逆累進前面及び高ベースカーブを使用することにより、レンズ設計の歪みを最小にするように計算される。この場合、前面のみに作用することで歪みを変えることのみで、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定することが可能である。例えば、それぞれが光学歪みレベル(高から低)に対応するN個の前面設計のリストを計算し、装用者パラメータ、特に装用者の光学歪み感度データに適合された好適な前面設計を選択することができる。
特定の光学歪み感度データが、レンズの鼻部及びこめかみ部で測定される別の例によれば、特定の光学歪み感度データに従って、これらの測定値を使用してレンズ設計をカスタマイズする。
図2〜図4は、方法の決定ステップS6の例示的なチャートフローの図である。
図2はレンズ設計決定ステップの例示のチャートフローを示し、このステップでは、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計が、少なくとも、光学歪みへの装用者の感度を表す光学歪み感度データ及び装用者の目−頭部挙動を表す目−頭部係数(COT)に基づいて決定される。
例えば、設計1(最もソフト)〜4(最もハード)は、光学歪みのレベル増大(低から高)に対応する。
別の例を図3に示す。この例では、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計は、幾つかの装用者パラメータに基づいて決定される。
決定されるレンズ設計は、装用者の活動に依存することができる。この場合、特定のレンズ設計を決定することができる。
決定されるレンズ設計は、活動に依存しない場合、装用者がレンズ、特に累進レンズの装用に慣れていること、及び装用者がその初期機器の歪みによく慣れているか否かに基づくことができる。
実際に、自らの初期機器の歪みによく慣れている装用者は、初期光学歪み感度インデックスの加重に繋がる。
次に、レンズ設計は、本発明の実施形態により、光学歪みへの装用者の感度及び装用者の目−頭部係数挙動に基づいて決定される。
図4に示される例は、レンズ設計決定ステップに関連し、このステップでは、装用者に最良に適合するレンズ設計を選択又は計算するために、
− 装用者の目−頭部挙動の測定値に関連付けられた視野の中央部及び周辺部、又は
− 装用者の特定の活動に関連付けられた遠見視及び近見視
での特定の光学歪み感度データの測定値が必要である。
本発明により装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定した後、決定されたレンズ設計を有する光学レンズは、所与のレンズ設計から光学レンズを製造する従来の方法を使用して、例えば、レンズの両面のジオメトリを制御するように前面及び背面の自由形態表面削りにより、本発明により装用者に適合された光学レンズを提供する方法により製造することができる。
別の実施形態によれば、本発明は、本発明により上述された装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定する方法を実施するように適合されたレンズ設計決定システムに更に関する。
レンズ設計決定システムは、装用者パラメータを受信するように適合された受信手段を備え、装用者パラメータは、少なくとも、光学歪みへの装用者の感度を表す光学歪み感度データを含む。
装用者パラメータは、装用者の眼科要件に関する眼科パラメータを更に含むことができる。
更に、レンズ設計決定システムは、少なくとも装用者パラメータに基づいて、装用者に適合された光学レンズのレンズ設計を決定するように適合された決定手段を備える。
本発明は、本発明の一般概念を限定せずに、実施形態を用いて上述された。
多くの更なる変更形態及び変形形態が、上記の例示的な実施形態を参照して当業者に示唆され、上記の例示的な実施形態は、単なる例として与えられ、本発明の範囲の限定を意図せず、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ決定される。
特許請求の範囲において、「備える」という用語は、他の要素又はステップを除外せず、不定冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は複数を除外しない。単に異なる特徴が相互に異なる従属クレームに記載されるということは、これらの特徴の組合せを有利に使用することができないことを示さない。特許請求の範囲内のいかなる参照符号も、本発明の範囲の限定として解釈されるべきではない。

Claims (16)

  1. 装用者に適合する光学レンズの設計を、コンピュータ手段により実施する方法であって、
    − 装用者のパラメータを提供するステップと、
    − 前記装用者に適合する光学レンズの設計を、少なくとも前記装用者のパラメータに基づいて決定するレンズ設計決定ステップとを含み、
    前記装用者パラメータは、少なくとも、前記装用者の光学歪みに対する感度を表す光学歪み感度データと、前記装用者の初期機器の歪みのタイプ、レベルおよび分布を表すデータとを含む方法。
  2. 各光学歪み感度データを、スケールと比較して、光学歪み感度インデックスを定める、請求項1に記載の方法。
  3. 前記装用者パラメータは、処方データに加えて、前記装用者の眼科的要件に関する眼科パラメータを更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記決定ステップにおいて、前記レンズ設計では、少なくとも前記光学歪み感度データに基づいて計算する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記決定ステップにおいて、前記レンズ設計では、レンズ設計のリストより、少なくとも前記光学歪み感度データに基づいて選択する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記レンズ設計は、少なくとも屈折レンズ設計を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記レンズ設計は、前記光学レンズのジオメトリパラメータを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記装用者の光学歪み感度データを測定する光学歪み感度データ測定ステップを更に含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記光学歪み感度データは、前記装用者に対して実行される知覚テスト又は不快性測定テストで求められる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記光学歪み感度データ測定ステップ中、光学歪みパターンを前記装用者に提示する、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記光学歪みパターンは、動的光学歪みパターンを含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記光学歪み感度データを、特定の注視方向で測定する、請求項8〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記光学歪み感度データは、少なくとも視野の特定の部分において測定される、請求項8〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 装用者に適合する光学レンズを提供する方法であって、
    − 請求項1〜13のいずれかに記載のレンズ設計決定ステップと、
    − 前記決定されたレンズ設計を有する光学レンズを製造する光学レンズ製造ステップとを含む方法。
  15. 装用者に適合されたレンズ設計を決定するレンズ設計決定システムであって、
    − 少なくとも、光学歪みへの前記装用者の感度を表す光学歪み感度データと、前記装用者の初期機器の歪みのタイプ、レベルおよび分布を表すデータとを含む装用者パラメータを受信するようになっている受信手段と、
    − 少なくとも前記装用者パラメータに基づいて、前記装用者に適合する光学レンズの前記レンズ設計を決定するようになっている決定手段と
    を備えるレンズ設計決定システム。
  16. プロセッサによりアクセス可能である1つ又は複数の記憶された命令シーケンスを含むコンピュータプログラム製品であって、前記1つ又は複数の記憶された命令シーケンスは、前記プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに、請求項1〜14のいずれか1項に記載のステップを実行させるようになっている、コンピュータプログラム製品。
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