JP2015524874A5

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Info

Publication number: JP2015524874A5
Application number: JP2015527417A
Authority: JP
Filing date: 2013-08-14
Publication date: 2016-08-04
Anticipated expiration: 2033-08-14

Claims

断熱性能を向上させるために炭素系断熱性能向上材を含む、微細多孔質構造及び低密度を有する難燃性発泡体に加工可能な粒子状発泡性ポリマーであって、
ポリマー粒子は、前記断熱性能向上材として粒径が１μｍ未満の炭素を含み、難燃剤として臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）を含む
ことを特徴とする粒子状発泡性ポリマー。
Ｄ５０粒径が１μｍ以下であることを特徴とする請求項１に記載の粒子状発泡性ポリマー。
Ｄ５０粒径が０．８μｍ以下であることを特徴とする請求項１又は２に記載の粒子状発泡性ポリマー。
ポリマーは、ポリスチレン、発泡ポリプロピレン（ＥＰＰ）、発泡多孔質ポリエチレン（ＥＰＥ）、ポリフェニレンオキシド（ＰＰＯ）、ポリプロピレンオキシド、及びポリ乳酸、又はこれらの組合せを含む群から選択されることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
粒径が０．１〜０．８μｍで、アスペクト比が１０：１以上で、平板状の炭素の構造を有する膨張黒鉛が炭素として使用されることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
膨張黒鉛のアスペクト比が１００：１以上であることを特徴とする請求項５に記載の粒子状発泡性ポリマー。
炭素の量が、粒子状発泡性ポリマーの量を基準として、１〜１５重量％であることを特徴とする請求項１から６のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
炭素の量が２〜８重量％であることを特徴とする請求項７に記載の粒子状発泡性ポリマー。
粒径が０．１〜０．８μｍの膨張黒鉛は、炭素源の機械的せん断により得られることを特徴とする請求項５から８のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
炭素の粒径の下限値は０．１μｍより大きいことを特徴とする請求項１から９のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
前記臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）は、ポリスチレン及び臭素化ポリブタジエンのブロック共重合体であることを特徴とする請求項１から１０のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
臭素の重量百分率が、臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）を基準として、６０〜７０重量％であることを特徴とする請求項１１に記載の粒子状発泡性ポリマー。
スチレンの重量百分率が、臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）を基準として、３０〜５０重量％であることを特徴とする請求項１１又は１２に記載の粒子状発泡性ポリマー。
前記臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）の分子量が、６００００〜１５００００であることを特徴とする請求項１１から１３のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）の量が、前記粒子状発泡性ポリマーの総重量を基準として、０．７〜２．２重量％であることを特徴とする請求項１から１４のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
ヘキサブロモシクロドデカン（ＨＢＣＤ）の量が、前記粒子状発泡性ポリマーの総重量を基準として、１．０重量％未満であることを特徴とする請求項１から１５のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー。
ポリマーが押出機に供給され、少なくとも発泡剤、臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）、粒径が１μｍ未満の炭素、及び１以上の他の所望の助剤と混合された後、押出され、冷却され、更に粒子に縮小されることを特徴とする請求項１から１６のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマーの生産方法。
モノマー、発泡剤、臭素化ＳＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）、及び粒径が１μｍ未満の炭素、及び１以上の他の所望の助剤が反応器内で重合され、後続のステップにおいてオプションで冷却され、更に粒子に縮小されることを特徴とする請求項１から１６のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマーの生産方法。
グラファイト、カーボンブラック、粉末アルミニウム、Ａｌ（ＯＨ）_３、Ｍｇ（ＯＨ）_２、Ａｌ_２Ｏ_３、鉄、亜鉛、銅、及びこれらの合金を含む群から選択された１以上の断熱性能向上材が前記助剤として更に添加されることを特徴とする請求項１７又は１８に記載の方法。
ポリホスホネート、ジフェニルホスホネート、ビスフェノールＡ−ビス（ジフェニルホスフェート）、及びレゾルシノール芳香族ポリホスフェート化合物、又はこれらの組合せを含む群から選択されたリン化合物が前記助剤として添加されることを特徴とする請求項１７から１９のいずれかに記載の方法。
請求項１から１６のいずれかに記載の粒子状発泡性ポリマー系のポリマー発泡材。
難燃剤として臭素化ＢＢＳ（スチレン−ブタジエン−スチレン）を含む、粒子状発泡性ポリマー系の難燃性発泡材の断熱性能向上のために、その中への、粒径が１μｍ未満の炭素の利用。
建設業における請求項２２に記載の利用。
包装業における請求項２２に記載の利用。