JP2015524483A5 - - Google Patents

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JP2015524483A5
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本発明の更なる実施形態、特徴及び利点は、以下の詳細な記載から及び本発明の実施例を介して明確になるだろう。
なお、本発明は、以下のようにも記載される。
本発明は、第1の視点において、式(I)の化合物又はその医薬的に許容可能な塩を提供する。
Figure 2015524483
[上記式(I)において、
及びR は、各々独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
ここで、R 及びR は、各々独立してH又は任意に置換されるC 1−4 アルキルであるか、又はR 及びR は、それらが結合した窒素と一緒になって任意に置換される一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;
及びR は、下記(a)又は(b)として定義され:
(a)R は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
は、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR x1 、−CO x1 、−SO x1 又は−NR x1 y1 であり;
ここで、−COR x1 、−CO x1 又は−SO x1 におけるR x1 は、H又は任意に置換されるC 1−4 アルキルであるか、又は−NR x1 y1 におけるR x1 及びR y1 は、それらが結合した窒素と一緒になって任意に置換される一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;
(b)R は、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
Xは、C 1−6 アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、O−、−S−、−SO−、−NR −、−SO −又は−CO−で任意的に置換される)であり、
ここで、R は、水素又はC 1−4 アルキルであり;
、G 、G 及びG は、各々独立してCR 10 又はNであり;
ここで、各R 10 は、独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、C 1−4 ハロアルキル、C 1−4 アルコキシ又はC 1−4 ハロアルコキシであり;
Yは、C 1−6 アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、O−、−S−、−NH−、−SO−、−SO −、−CO−、−CO −、−CONH−、−NHCO−、−NHSO −又は−SO NH−で任意的に置換される)であり;
環Aは、5員のヘテロアリール環であり;
各R は、独立してC 1−6 アルキル、置換C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ、置換C 1−6 アルコキシ、C 3−8 シクロアルキル、置換C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルコキシ、置換C 3−8 シクロアルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、−NR 又はシアノであり;
ここで、R は、C 1−4 アルキルであり、かつR は、H又はC 1−4 アルキルであり;
置換C 1−6 アルキルはヒドロキシル、ハロゲン、−NR 、一環式ヘテロシクロアルキル又はポリ(アルキレングリコール)で置換されたC 1−6 アルキルであり、
ここで、一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC 1―4 アルキル、−SO 1―4 アルキル、−COC 1―4 アルキル又は−CO 1―4 アルキルで置換され;
及びR は、各々独立して水素、−C 1―4 アルキル、−COC 1―4 アルキル、−SO 1―4 アルキル又は−CO 1―4 アルキルであり;
ここで、各アルキルは、未置換であるか、又はヒドロキシル、C 1―4 アルコキシ、ハロゲン又は−SO 1―4 アルキルで置換され;
又は、R 及びR は、それらが結合した窒素と一緒になって一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;
ここで、一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC 1―4 アルキル、−SO 1―4 アルキル、−COC 1―4 アルキル又は−CO 1―4 アルキルで置換され;そして、
nは、0〜3の数値である]。
また、本発明は以下の好ましい形態も有する。
(形態1)
式(I)の化合物又はその医薬的に許容可能な塩:
Figure 2015524483
[上記式(I)において、
、R 、R 、及びR は、各々独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
ここで、R 及びR は、各々独立してH又は任意に置換されるC 1−4 アルキルであるか、又はR 及びR は、それらが結合した窒素と一緒になって任意に置換される一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;
Xは、不在であるか、又はC 1−6 アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、O−、−S−、−SO−、−NR −、−SO −又は−CO−で任意的に置換される)であり、
ここで、R は、水素又はC 1−4 アルキルであり;
、G 、G 及びG は、各々独立してCR 10 又はNであり;
ここで、各R 10 は、独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、C 1−4 ハロアルキル、C 1−4 アルコキシ又はC 1−4 ハロアルコキシであり;
Yは、不在であるか、又はC 1−6 アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、O−、−S−、−NH−、−SO−、−SO −、−CO−、−CO −、−CONH−、−NHCO−、−NHSO −又は−SO NH−で任意的に置換される)であり;
環Aは、5員のヘテロアリール環であり;
各R は、独立してC 1−6 アルキル、置換C 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ、置換C 1−6 アルコキシ、C 3−8 シクロアルキル、置換C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルコキシ、置換C 3−8 シクロアルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、−NR 又はシアノであり;
ここで、R 及びR は、各々独立してH又はC 1−4 アルキルであり;そして、
nは、0〜3の数値である]。
(形態2)
式(II)の化合物であることを特徴とする形態1に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩:
Figure 2015524483
[上記式(II)において、
、R 、R 及びR は、各々独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル又はC 1−4 アルコキシであり、ここで、各アルキル又はアルコキシは、未置換であるか、又はヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、シアノ及びニトロから独立して選択される1つ以上の置換基で置換され;
Xは、不在であるか又はC 1−6 アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、−O−、−S−、−SO−、−NR −、−SO −又は−CO−で任意的に置換される)であり、;
ここで、R は、水素又はC 1−4 アルキルであり;
、G 、G 及びG は、各々独立してCR 10 又はNであり;
ここで、各R 10 は、独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、C 1−4 ハロアルキル、C 1−4 アルコキシ又はC 1−4 ハロアルコキシであり;
Yは、不在であるか又はC 1−6 アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、−O−、−S−、−NH−、−SO−、−SO −、−CO−、−CO −、−CONH−、−NHCO−、−NHSO −又は−SO NH−で任意的に置換される)であり;
環Aは、5員のヘテロアリール環であり;
各R は、独立してC 1−6 アルキル、C 1−6 アルコキシ、C 3−8 シクロアルキル、C 3−8 シクロアルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、−NR 又はシアノであり;
ここで、R 及びR は、各々独立してH又はC 1−4 アルキルであり;そして
各アルキル、アルコキシ、シクロアルキル又はシクロアルコキシは、未置換であるか、又はヒドロキシル、ハロゲン、−NR 、一環式ヘテロシクロアルキル又はポリ(アルキレングリコール)で置換され;
該一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC 1−4 アルキル、−SO 1−4 アルキル、−COC 1−4 アルキル又は−CO 1−4 アルキルで置換され;
及びR は、各々独立して水素、−C 1−4 アルキル、−COC 1−4 アルキル、−SO 1−4 アルキル又は−CO 1−4 アルキルであり;
各アルキルは、未置換であるか、又はヒドロキシル、C 1−4 アルコキシ、ハロゲン又はSO 1−4 アルキルで置換され;又は
及びR は、それらが結合した窒素と一緒になって一環式ヘテロシクロアルキルを形成し;
該一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC 1−4 アルキル、−SO 1−4 アルキル、−COC 1−4 アルキル又は−CO 1−4 アルキルで置換され;そして、
nは、0〜3の数値である]。
(形態3)
式(III)の化合物であることを特徴とする形態1に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩:
Figure 2015524483
[上記式(III)において、
は、H又は−CF であり;
Xは、−SO −、−O−、−NH−又は−CO−であり;
、G 及びG は、各々独立してCH又はNであり;
は、−NR で任意に置換されるC 1−4 アルキルであり;
ここで、R 及びR は、各々独立してH又はC 1−4 アルキルであるか;又はR 及びR は、それらが結合した窒素と一緒になって、未置換の又はC 1−4 アルキルで置換された一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;そして、
nは、0又は1である]。
(形態4)
Xが−SO −であることを特徴とする形態3に記載の化合物。
(形態5)
及びG が各々CHであることを特徴とする形態3に記載の化合物。
(形態6)
nが0であることを特徴とする形態3に記載の化合物。
(形態7)
以下の群の化合物及びその医薬的に許容可能な塩から選択される化合物:
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)チアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
−(4−クロロフェニル)−N −(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ベンゼン−1,4−ジアミン;
(4−((1,3,4−チアジアゾール−2−イル)アミノ)フェニル)(4−クロロフェニル)メタノン;
N−(4−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N −(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ベンゼン−1,4−ジアミン;
N−(4−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
(4−((1,3,4−チアジアゾール−2−イル)アミノ)フェニル)(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン;
N−(4´−クロロ−3´−(トリフルオロメチル)−[1,1´−ビフェニル]−4−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン;
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1H−テトラゾール−5−アミン;
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン;
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1H−イミダゾール−5−アミン;
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1H−ピロール−2−アミン;
N−(6−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(2−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピリミジン−5−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(3−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)−1,2,4−トリアジン−6−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(6−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)−1,2,4、5−テトラジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−フルオロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−((ジメチルアミノ)メチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
5−(アジリジン−1−イルメチル)−N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−(ピペリジン−1−イルメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−(モルフォリノメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
2−(5−((5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)アミノ)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)エタノール;
5−(アミノメチル)−N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−((5−((5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)アミノ)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メチル)アセトアミド;
N−((5−((5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)アミノ)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メチル)メタンスルホンアミド;
N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)−3−フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(4−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(2−クロロ−4−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
5−ブロモ−N−(4−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(4−((3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
N−(4−((4−フルオロフェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;及び
N−(4−((2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン。
(形態8)
(a)形態1に記載の式(I)の化合物又はその医薬的に許容可能な塩の少なくとも1つ、及び(b)医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物。
(形態9)
自食現象(ないしオートファジー)又はPI3K−AKT−MTOR経路と関連した病気又は病気状態を処置するための、
有効量の、形態1に記載の式Iの化合物又はその医薬的に許容可能な塩の少なくとも1つをそのような処置の必要がある被験者に対して投与することを含む方法。
(形態10)
病気又は病気状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型痴呆、レビー小体型痴呆、PD痴呆、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染、クローン病、心臓病及び加齢であることを特徴とする形態9に記載の方法。
ステップ7.N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ヒドラジンカルボチオアミド(8.2g、0.02モル)はトリエトキシメタン(50mL)で145℃で3時間処理された。水(100mL)が添加され、混合液はジクロロメタン(50mL×3)で抽出された。組み合わされた有機層は食塩水で洗浄され、NaSO上で乾燥してろ過して濃縮し、粗生成物を得、それはカラムクロマトグラフィー(0−10%酢酸エチル/石油エーテル)によって精製されて、白色固体として表題化合物(5.4g、64%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 14.12 (s, 1H), 8.81 (s, 1H), 8.42-8.31 (m, 4H), 8.08-8.04 (m, 3H). LCMS ES+ (m/z), 419.9および421.9 (M+1)+, Cl パターンが見られた。

実施例2:N-(4-((4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)-チアゾール-2-アミン
ステップ2.2−ブロモ−1.1−ジメトキシエタン(1.1g、6.1ミリモル)を粗の1−(4−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル)フェニル)チオ尿素(2.0g、5.1ミリモル)の酢酸(10mL)溶液に添加した。反応混合液は薄層クロマトグラフィーでモニタリングしながら2時間加熱還流された。反応終了後、反応混合液は濃縮され、残留物はジクロロメタンで採取され、濃縮水性重炭酸ナトリウムと食塩水で連続して洗浄し、乾燥濃縮して、粗生成物を得、それはカラムクロマトグラフィー(0−10%酢酸エチル/石油エーテル)によって精製されて、白色まがいの固体として表題化合物(1.02g、48%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.87 (s, 1H), 8.26-8.03 (m, 2H), 8.03-8.01 (m, 3H), 8.01-7.99 (m, 2H), 7.38 (s, 1H), 7.12 (d, 2H). LCMS ES+ (m/z), 419.0および421.0 (M+1)+, Clパターンが見られた。

実施例3A:N-(4-((4-クロロフェニル)スルホニル)フェニル)−5−((4−(メチルスルホニル)ピぺラジン−1−イル)メチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン
実施例26乃至30(の化合物)は、nがゼロでない場合の式(I)の化合物の合成の例を提供する、スキーム21に示されるように調製できる。
スキーム21
Figure 2015524483
実施例32乃至34(の化合物)は、スキーム23に示されるように調製できる。
スキーム23
Figure 2015524483

Claims (19)

  1. 式(I)の化合物又はその医薬的に許容可能な塩:
    Figure 2015524483
    [上記式(I)において、
    及びR は、各々独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−4アルキル、置換C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、置換C1−4アルコキシ、−CN、−COR、−CO、−SO又は−NRであり;
    ここで、R及びRは、各々独立してH又は任意に置換されるC1−4アルキルであるか、又はR及びRは、それらが結合した窒素と一緒になって任意に置換される一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;
    及びR は、下記(a)又は(b)として定義され:
    (a)R は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
    は、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR x1 、−CO x1 、−SO x1 又は−NR x1 y1 であり;
    ここで、−COR x1 、−CO x1 又は−SO x1 におけるR x1 は、H又は任意に置換されるC 1−4 アルキルであるか、又は−NR x1 y1 におけるR x1 及びR y1 は、それらが結合した窒素と一緒になって任意に置換される一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;
    (b)R は、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
    は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1−4 アルキル、置換C 1−4 アルキル、C 1−4 アルコキシ、置換C 1−4 アルコキシ、−CN、−COR 、−CO 、−SO 又は−NR であり;
    Xは、C1−6アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、O−、−S−、−SO−、−NR−、−SO−又は−CO−で任意的に置換される)であり、
    ここで、Rは、水素又はC1−4アルキルであり;
    、G、G及びGは、各々独立してCR10又はNであり;
    ここで、各R10は、独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ又はC1−4ハロアルコキシであり;
    Yは、C1−6アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、O−、−S−、−NH−、−SO−、−SO−、−CO−、−CO−、−CONH−、−NHCO−、−NHSO−又は−SONH−で任意的に置換される)であり;
    環Aは、5員のヘテロアリール環であり;
    各Rは、独立してC1−6アルキル、置換C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、置換C1−6アルコキシ、C3−8シクロアルキル、置換C3−8シクロアルキル、C3−8シクロアルコキシ、置換C3−8シクロアルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、−NR又はシアノであり;
    ここで、R は、C 1−4 アルキルであり、かつは、H又はC 1−4 アルキルであり;
    置換C 1−6 アルキルはヒドロキシル、ハロゲン、NR 、一環式ヘテロシクロアルキル又はポリ(アルキレングリコール)で置換されたC 1−6 アルキルであり、
    ここで、一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC 1―4 アルキル、−SO 1―4 アルキル、−COC 1―4 アルキル又は−CO 1―4 アルキルで置換され;
    及びR は、各々独立して水素、−C 1―4 アルキル、−COC 1―4 アルキル、−SO 1―4 アルキル又は−CO 1―4 アルキルであり;
    ここで、各アルキルは、未置換であるか、又はヒドロキシル、C 1―4 アルコキシ、ハロゲン又は−SO 1―4 アルキルで置換され;
    又は、R 及びR は、それらが結合した窒素と一緒になって一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;
    ここで、一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC 1―4 アルキル、−SO 1―4 アルキル、−COC 1―4 アルキル又は−CO 1―4 アルキルで置換され;そして、
    nは、0〜3の数値である]。
  2. 式(II)の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩:
    Figure 2015524483
    [上記式(II)において、
    及びRは、各々独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−4アルキル又はC1−4アルコキシであり、ここで、各アルキル又はアルコキシは、未置換であるか、又はヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、シアノ及びニトロから独立して選択される1つ以上の置換基で置換され;
    及びR は、下記(a1)又は(b1)として定義され:
    (a1)R は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1―4 アルキル又はC 1―4 アルコキシであり、ここで各アルキル又はアルコキシは、未置換であるか、又はヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、シアノ,及びニトロから独立して選択される1以上の置換基で置換され;
    は、ハロゲン、C 1―4 アルキル又はC 1―4 アルコキシであり、ここで各アルキル又はアルコキシは、未置換であるかヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、シアノ及びニトロから独立して選択される1以上の置換基で置換され;
    (b1)R は、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1―4 アルキル又はC 1―4 アルコキシであり、ここで各アルキル又はアルコキシは、未置換であるか又はヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、シアノ及びニトロから独立して選択される1以上の置換基で置換され;
    は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C 1―4 アルキル又はC 1―4 アルコキシであり、ここで各アルキル又はアルコキシは、未置換であるか又はヒドロキシ、ハロゲン、アミノ、シアノ及びニトロから独立して選択される1以上の置換基で置換され;
    Xは、C1−6アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、−O−、−S−、−SO−、−NR−、−SO−又は−CO−で任意的に置換される)であり、;
    ここで、Rは、水素又はC1−4アルキルであり;
    、G、G及びGは、各々独立してCR10又はNであり;
    ここで、各R10は、独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ又はC1−4ハロアルコキシであり;
    Yは、C1−6アルキレン(該アルキレンの1つの炭素ユニットは、−O−、−S−、−NH−、−SO−、−SO−、−CO−、−CO−、−CONH−、−NHCO−、−NHSO−又は−SONH−で任意的に置換される)であり;
    環Aは、5員のヘテロアリール環であり;
    各Rは、独立してC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C3−8シクロアルキル、C3−8シクロアルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、−NR又はシアノであり;
    ここで、R は、C 1―4 アルキルであり、かつは、H又はC 1−4 アルキルであり;そして
    各アルキル、アルコキシ、シクロアルキル又はシクロアルコキシは、未置換であるか、又はヒドロキシル、ハロゲン、−NR、一環式ヘテロシクロアルキル又はポリ(アルキレングリコール)で置換され;
    該一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC1−4アルキル、−SO1−4アルキル、−COC1−4アルキル又は−CO1−4アルキルで置換され;
    及びRは、各々独立して水素、−C1−4アルキル、−COC1−4アルキル、−SO1−4アルキル又は−CO1−4アルキルであり;
    各アルキルは、未置換であるか、又はヒドロキシル、C1−4アルコキシ、ハロゲン又はSO1−4アルキルで置換され;又は
    及びRは、それらが結合した窒素と一緒になって一環式ヘテロシクロアルキルを形成し;
    該一環式ヘテロシクロアルキルは、未置換であるか、又はC1−4アルキル、−SO1−4アルキル、−COC1−4アルキル又は−CO1−4アルキルで置換され;そして、
    nは、0〜3の数値である]。
  3. 式(III)の化合物であることを特徴とする請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩:
    Figure 2015524483
    [上記式(III)において、
    は、H又は−CFであり;
    Xは、−SO−、−O−、−NH−又は−CO−であり;
    、G及びGは、各々独立してCH又はNであり;
    は、−NRで任意に置換されるC1−4アルキルであり;
    ここで、R及びRは、各々独立してH又はC1−4アルキルであるか;又はR及びRは、それらが結合した窒素と一緒になって、未置換の又はC1−4アルキルで置換された一環式ヘテロシクロアルキル環を形成し;そして、
    nは、0又は1である]。
  4. Xが−SO−であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. 及びGが各々CHであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  6. nが0であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  7. 以下の群の化合物及びその医薬的に許容可能な塩から選択される化合物:
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)チアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    −(4−クロロフェニル)−N−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ベンゼン−1,4−ジアミン;
    (4−((1,3,4−チアジアゾール−2−イル)アミノ)フェニル)(4−クロロフェニル)メタノン;
    N−(4−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    −(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−(1,3,4−チアジアゾール−2−イル)ベンゼン−1,4−ジアミン;
    N−(4−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    (4−((1,3,4−チアジアゾール−2−イル)アミノ)フェニル)(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン;
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン;
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1H−テトラゾール−5−アミン;
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−アミン;
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1H−イミダゾール−5−アミン;
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1H−ピロール−2−アミン;
    N−(6−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピリジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(2−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピリミジン−5−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(3−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)−1,2,4−トリアジン−6−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(6−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)−1,2,4、5−テトラジン−3−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−フルオロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−((ジメチルアミノ)メチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    5−(アジリジン−1−イルメチル)−N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−(ピペリジン−1−イルメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−5−(モルフォリノメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    2−(5−((5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)アミノ)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)エタノール;
    5−(アミノメチル)−N−(5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−((5−((5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)アミノ)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メチル)アセトアミド;
    N−((5−((5−((4−クロロフェニル)スルホニル)ピラジン−2−イル)アミノ)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メチル)メタンスルホンアミド;
    N−(4−((4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)−3−フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(4−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(2−クロロ−4−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    5−ブロモ−N−(4−((3−(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(4−((3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;
    N−(4−((4−フルオロフェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン;及び
    N−(4−((2−クロロ−4−フルオロフェニル)スルホニル)フェニル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン。
  8. 、R及びRが、各々独立して(a)水素;(b)ハロゲン;(c)C1−4アルキル;又は(d)C1−4アルコキシであり、
    ここで、各アルキル又はアルコキシは、未置換であるか、又は少なくとも1つのハロゲン置換基で置換され、そして
    は、(a)水素;又は(b)ハロゲンであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
  9. 、G、G及びGが、各々CHであることを特徴とする請求項1〜6及び8のいずれか1項に記載の化合物。
  10. Yは、−NH−であることを特徴とする請求項1〜6、8及び9のいずれか1項に記載の化合物。
  11. 各Rは、独立して、ヒドロキシル、−NR、任意に置換されるヘテロシクロアルキル又はポリ(アルキレングリコール)で置換されるC1−4アルキルであることを特徴とする請求項1、2、4〜6、8〜10のいずれか1項に記載の化合物。
  12. 環Aは、各々−(Rで任意に置換されるフラニル、チオフェニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル又はテトラゾリルであることを特徴とする請求項1、2、4〜6及び8〜11のいずれか1項に記載の化合物。
  13. 環Aは、各々未置換であるか又は−(R )nで置換される
    Figure 2015524483
    又は
    Figure 2015524483
    である、請求項1、2、4〜5及び8〜12のいずれか1項に記載の化合物。
  14. 及びR は水素であり、
    (a)R は、水素、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル又はトリフルオロメトキシであり、かつR は、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル又はトリフルオロメトキシであるか、又は
    (b)R は、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル又はトリフルオロメトキシであり、かつR は、水素、フルオロ、クロロ、トリフルオロメチル又はトリフルオロメトキシである請求項1、2、4〜6、8〜13のいずれか1項に記載の化合物。
  15. (a)請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩の少なくとも1つ、及び(b)医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物。
  16. 自食現象又はPI3K−AKT−MTOR経路と関連する病気又は健康状態を処置するために使用される、請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩。
  17. 病気又は健康状態が、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭認知症、レヴィー小体認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染、クローン病、心臓病及び加齢であることを特徴とする請求項16に記載の化合物。
  18. 自食現象又はPI3K−AKT−MTOR経路と関連する病気又は健康状態を処置する薬剤を製造するための請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容可能な塩の使用。
  19. 病気又は健康状態がアルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭認知症、レヴィー小体認知症、PD認知症、多系統萎縮症、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、癌、感染、クローン病、心臓病及び加齢である請求項18に記載の使用。
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