JP2015523052A5 - - Google Patents

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  1. ソーラーパネルの光電池によって需要されている光量を低減するために前記ソーラーパネルをコーティングする方法であって、当該方法は、前記ソーラーパネルの受光領域を十分な厚みのコーティング組成物でコーティングするステップであって、前記コーティング組成物が、前記ソーラーパネルの受講領域を透過する光を低減させるように結合剤及び十分な量の乳白剤を備え、結果として前記ソーラーパネルの電気出力が所定レベルより小さくなるまで低減される、コーティングするステップを備え、前記所定レベルは200mA DCである方法。
  2. 前記コーティングの厚みは、50〜150ミクロンであり、これにより、光透過を入射光0.1%より小さくなるまで低減することを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 結果として生じる電気出力は、コーティングを塗布しないソーラーパネルの電気出力と比較して電気出力の1%より小さくなるまで低減されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 結果として生じる電気出力は、電流で測定され、コートされていないパネルの電流の0.20%より小さくなるまで低減される;または、
    結果として生じる電気出力は、電圧で測定され、コートされていないパネルの電圧の20%より小さくなるまで低減される;または、
    結果として生じる電気出力は、ワット数で測定され、コートされていないパネルのワット数の0.10%より小さくなるまで低減される;
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記ソーラーパネルをコーティングするステップが、出荷前、配送前、設置前、設置中、修理前または修理中、洪水状況前または洪水状況中、電気事故前または電気事故中、あるいは、火災状況前または火災状況中になされることを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 塗布されたソーラーパネル及び任意の周辺の構造物から硬化塗膜が、硬化した際に比較的安易にコーティング材が剥がされるように、前記コーティング組成物が離型剤を含む;または、
    前記コーティング組成物は、難燃添加剤を含むように配合される;または、
    コーティングが日光において約6週間に亘って劣化しないように、前記コーティング組成物がUV安定剤を含むように配合される;
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記コーティング組成物が、5重量%〜20重量%の前記乳白剤を備えることを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 前記乳白剤は、二酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、タルカムパウダー、カーボンブラック、拡張された熱可塑性微小球体、及び、これらの任意の組み合わせから成る群から選択されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記結合剤が、水溶性ポリマー、分散液、エマルジョン、及び、ラテックスから成る群から選ばれる水性結合剤であることを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 前記コーティング組成物が、1分〜5分以内に乾燥した膜に硬化するように配合されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記コーティング組成物は、UV抑制剤を含まないまたは、
    前記コーティング組成物が、結果として生じるコーティングが2〜6週間以内の太陽光への露出によって劣化されるように、結果として生じる膜のUV破壊を促進する少なくとも1つの添加物をさらに含む;
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記コーティング組成物は、前記ソーラーパネル上に付着性シートとしてコーティングされることを特徴とする請求項に記載の方法。
  13. ソーラーパネルの光電池によって受光される光量を低減するために前記ソーラーパネルの受光領域をコーティングする組成物であって、当該組成物は、
    結合剤; 及び、
    乳白剤;
    を備え、
    前記乳白剤は、前記ソーラーパネルの結果と生じる電気出力が所定レベルより小さくなるまで低減されるように、前記組成物の所定の膜厚が組成物を通過する光透過率を低減するのに十分な量含まれ、前記所定レベルは200mA DCであることを特徴とする組成物。
  14. 前記組成物は、コーティング材が塗布されたソーラーパネル及び任意の周辺の構造物から硬化塗膜が、硬化した際に比較的安易に剥がされように離型剤を含むことを特徴とする請求項13に記載の組成物
  15. 前記組成物は、難燃添加剤をさらに備えることを特徴とする請求項13記載の組成物。
  16. コーティングが日光において約6週間に亘って劣化しないように、前記組成物がUV安定剤をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
  17. 前記組成物が、5重量%〜20重量%の乳白剤を備えることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
  18. 前記乳白剤は、二酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、タルカムパウダー、カーボンブラック、拡張された熱可塑性微小球体、及び、これらの任意の組み合わせから成る群から選択されることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
  19. 前記組成物が、水溶性ポリマー、分散液、エマルジョン、及び、ラテックスから成る群から選ばれる水性結合剤を備えることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
  20. 前記組成物が、1分〜5分以内に十分に乾燥した膜に硬化するように配合されることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
  21. 前記組成物は、UV抑制剤を含まないまたは、
    前記組成物が、前記組成物から用意されたコーティングまたは膜のUV破壊を促進する少なくとも1つの添加物をさらに備え、これにより、前記コーティングまたは膜が2〜6週間以内の太陽光への露出によって劣化されることを特徴とする請求項13に記載の組成物。
  22. ソーラーパネルを電気無効化する方法であって、当該方法は、
    a)前記ソーラーパネルの光電池に届く光量を低減するようにコーティング組成物で前記ソーラーパネルの受光領域をコーティングするステップであって、前記コーティング組成物が結合剤及び乳白剤を備え、これにより、前記コーティング組成物の膜が前記ソーラーパネルの受光領域を透過する光を低減させる、ステップ、及び、
    b)前記ソーラーパネルの電気出力を測定するステップ、
    を備え、
    結果とし生じる前記ソーラーパネルの前記電気出力が、所定レベルより小さくなるまで低減されてない場合は、次いで、a)及びb)が、前記電気出力が前記所定レベルより小さくなるまで繰り返され、前記所定レベルは、前記所定レベルは200mA DCであることを特徴とする方法。
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