JP3025703B2 - 太陽電池パネルの設置方法 - Google Patents

太陽電池パネルの設置方法

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正彦 蓮沼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋外に設置してハイパワ
ーの光起電力を発生させる太陽電池パネルの設置方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題から、屋外に設置し
てハイパワーの光起電力を発生させる太陽電池に大きな
期待が寄せられている。その身近な応用として、一般家
庭の屋根に太陽電池を設置し、その発電電力で日中の消
費電力の殆どを賄う構想が提案され、一部試験的にでは
あるが実用化されようとしている。
【0003】そして一般家庭向けのシステムにおいては
太陽電池の発電電力として1〜2kW程度のものが必要と
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが太陽電池は太
陽光の照射を受けると発電動作を行うので、太陽電池を
設置するために太陽電池パネルを屋根まで運び上げると
その太陽電池は発電動作を自動的に開始してしまう。従
って上記したように1〜2kW程度の光起電力を持つハ
イパワーの太陽電池パネル設置後に行う配線作業が通電
状態で行わなければならず、極めて危険なものであっ
た。特に太陽電池から発電される電力が直流であるの
で、交流に比べて危険度が高い。
【0005】その解決手段としては、 1.太陽光が照らない夜間に配線作業を行う、 2.感電事故に細心の注意を払って配線を行う、 方法が考えられる。ところが、1.の方法は夜間作業で
あるので能率が上がらないうえに、屋根から転落するな
どの別の事故の危険性が高まり、また2.の方法は熟練
した作業員であれば可能ではないが、斯る分野の知識レ
ベルの低い作業員には不可能で一般性のある方法とは云
えない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
に鑑みて為されたものであって、太陽電池パネルの受光
面に遮光性で剥離可能の表面保護膜を貼着させた状態
その太陽電池パネルを屋外に設置すると共に、該パ
ネルにて発生した光起電力を負荷側に導く配線を行った
後、上記表面保護膜を剥離させるものである。また、太
陽電池パネルの受光面に不透明材料を塗布して不透明塗
布膜を形成した状態で、その太陽電池パネルを屋外に設
置すると共に、該パネルにて発生した光起電力を負荷側
に導く配線を行った後、上記不透明塗布膜を拭除せしめ
るものである。さらには、太陽電池パネルの受光面に、
水溶性素材に不透明材料を混入せしめた塗料を塗布して
不透明塗布膜を形成した状態で、その太陽電池パネルを
屋外に設置すると共に、該パネルにて発生した光起電力
を負荷側に導く配線を行った後、上記不透明塗布膜を水
溶せしめるものである。加えて、太陽電池パネルの受光
面に常温においては不透明で熱を受けることによって透
明となる材料膜を設けておき、その太陽電池パネルを屋
外に設置すると同時に、該パネルで発生した光起電力を
負荷側に導く配線を行うものである。
【0007】
【作用】太陽電池パネルを屋外に設置し、負荷側への配
線を行った後に、遮光手段を排除しているので、パネル
の接続作業時の感電事故を防止することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明太陽電池パネル1の斜視図であ
って、単結晶、多結晶、或るいはアモルファスから構成
された多数の太陽電池セル2、2、・・・を有してお
り、これらのセル2、2、・・・はアルミニウムなどの
軽材料からなる枠体3によって固定されている。4、4
はこの太陽電池パネル1で発電された電力を取り出す
+、−の出力端子で、各セル2、2、・・・と適宜直
列、並列、或るいは直並列に内部接続されている。5は
この太陽電池パネル1の受光面に貼着された遮光手段と
しての表面保護膜で、着色、或るいは表面にアルミニウ
ムが薄く蒸着された反射塩化ビニール膜から構成されて
いる。
【0009】斯る構成の太陽電池パネル1を屋根の上な
ど、太陽光の照射を受ける個所に運び上げ、家屋内のエ
アコンなどの負荷に電気的な配線を施すのであるが、パ
ネル1表面には着色されたり、反射手段が設けられた塩
化ビニール膜が貼着されているので、たとえパネル1表
面に太陽光が照射されてもそのパネル1は発電動作を行
わず、出力端子4、4には電気は出現しない。従って感
電の危険を冒すことなく多数のパネル1間の配線や、負
荷への配線を施すことができる。
【0010】所定の配線処理が完了すると、パネル1表
面に貼着された着色、或るいは反射塩化ビニール膜5を
剥がすことによって、パネル1の受光面へ太陽光が到達
するようになり、該パネル1は発電動作を開始し、負荷
への給電を行う。図2は本発明の参考例を示しており、
太陽電池パネル1表面に、着色された発泡ポリウレタン
などからなる表面保護材6を設けたもので、この表面保
護材6はパネル1の枠体3に嵌め込まれるよう構成され
ていて、該パネル1に対して着脱自在となっている。
【0011】従ってこの表面保護材6をパネル1表面に
取りつけた状態で、パネル1を屋外に設置し、配線処理
を行った後にこの表面保護材6をパネル1表面から取り
外すことによって感電事故の恐れを排除できる。図3は
更に他の実施例を示しており、太陽電池パネル1表面に
不透明材料を塗布して不透明塗布膜7を設けている。こ
の不透明塗布膜7としては、粘土の微粒子を水に溶いた
もの、酸化アルミニウムの粉末を水に溶解したものをス
プレーや刷毛を用いて塗装して形成されている。このよ
うにして形成された不透明塗布膜7は、乾燥するとガー
ゼなどの柔らかい布を用いて機械的に容易に拭除できる
ので、所定の配線処理が完了した後に太陽電池パネル1
の発電動作を開始せしめることができる。
【0012】またこの不透明塗布膜7としては、ポリビ
ニルエーテル、ポバール、ポリエチレンオキサイド、水
溶性ポリウレタンなどの水溶性樹脂に、カーボンブラッ
ク、酸化クロムなどの不透明粉末を混合して塗料とした
ものを用いてもよい。このようにして形成された不透明
塗布膜7は容易に水に溶けるために、太陽電池パネル1
の負荷への配線を終了した後に、パネル1表面にホース
などで水を掛けることによって簡単に太陽電池パネル1
は発電動作を開始できる。
【0013】図4は本発明太陽電池パネルの更に他の実
施例を示しており、この実施例の場合、パネル1表面に
常温においては不透明で、熱を受けることによって透明
となる材料、例えばパラフィン、ワセリンなどからなる
材料膜8が設けられている。この材料膜8を有するパネ
ル1も、上記した各実施例の場合と同様に、屋外に設置
すると同時に太陽光による熱を受けるまでに配線処理を
行い、その後、太陽光の熱によって材料膜8が透明とな
り、該パネル1は発電動作を開始する。
【0014】この常温においては不透明で、熱を受ける
ことによって透明となる材料膜8としては、夜間になっ
て温度が下がれば再び不透明になる可逆性のものでもよ
く、また一旦熱を受けると軟化して流れ去るものであっ
てもよい。このように何れの実施例の場合も、太陽電池
パネル1を屋上などの屋外に設置する際には該パネル1
表面は何らかの遮光手段が施されていてその発電機能は
抑制されており、パネル1間や負荷への所定の配線が終
了した後にその遮光手段が排除され、発電動作を開始す
る。
【0015】従って太陽電池パネルの自動発電による感
電事故を完全になくすることができる。尚、上記実施例
のうち、図1、図3、図4などに示した実施例の場合、
太陽光を完全に遮断することは困難であるが、太陽電池
は照射光量によってその出力電力は大きく左右される。
一例を挙げると、例えば結晶系材料を用いた縦120c
m、横40cmの大きさの太陽電池の場合、遮光手段がな
く直接太陽光が照射されたとすると、16V、3Aで4
8W程度の定格出力を有するとされている。このような
パネル表面に、例えば光透過率が30%の表面保護膜5
を設けることによって、その出力も定格出力の約30%
に落ちるので、感電事故の可能性は極端に低減する。従
って本発明で用いる遮光手段としては、遮光率は高いに
越したことはないが、必ずしも100%の遮光機能を持
たせる必要はない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、太陽電池パネルの受光面に表面保護膜等の遮光手段
を設けた状態でそのパネルを屋外に設置すると共に、該
パネルにて発生した光起電力を負荷側に導く配線を行っ
た後、上記遮光手段を排除するものであるので、屋外に
設置した太陽電池パネルを電気的に接続する際の感電事
故を皆無とすることができると同時に、その感電事故防
止のための構成は簡単であり、コスト的な負担は少な
い。またこの遮光手段としては太陽電池パネルの受光面
を運搬途中において保護する保護部材と兼用せしめるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明太陽電池パネルの斜視図である。
【図2】本発明太陽電池パネルの参考例の斜視図であ
る。
【図3】本発明太陽電池パネルの他の実施例の斜視図で
ある。
【図4】本発明太陽電池パネルの更に他の実施例の斜視
図である。
【符号の説明】
1 太陽電池パネル 4 出力端子 5 表面保護膜 6 表面保護材 7 不透明塗布膜 8 材料膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−10576(JP,A) 特開 昭52−129295(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/04 - 31/078

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外に設置して光起電力を発生させる太
    陽電池パネルの受光面に遮光性で剥離可能の表面保護膜
    を貼着させた状態でその太陽電池パネルを屋外に設置
    すると共に、該パネルにて発生した光起電力を負荷側に
    導く配線を行った後、上記表面保護膜を剥離させること
    を特徴とした太陽電池パネルの設置方法。
  2. 【請求項2】 屋外に設置して光起電力を発生させる太
    陽電池パネルの受光面に不透明材料を塗布して不透明塗
    布膜を形成した状態で、その太陽電池パネルを屋外に設
    置すると共に、該パネルにて発生した光起電力を負荷側
    に導く配線を行った後、上記不透明塗布膜を拭除せしめ
    ることを特徴とした太陽電池パネルの設置方法。
  3. 【請求項3】 屋外に設置して光起電力を発生させる太
    陽電池パネルの受光面に、水溶性素材に不透明材料を混
    入せしめた塗料を塗布して不透明塗布膜を形成した状態
    で、その太陽電池パネルを屋外に設置すると共に、該パ
    ネルにて発生した光起電力を負荷側に導く配線を行った
    後、上記不透明塗布膜を水溶せしめることを特徴とした
    太陽電池パネルの設置方法。
  4. 【請求項4】 屋外に設置して光起電力を発生させる太
    陽電池パネルの受光面に常温においては不透明で熱を受
    けることによって透明となる材料膜を設けておき、その
    太陽電池パネルを屋外に設置すると同時に、該パネルで
    発生した光起電力を負荷側に導く配線を行うことを特徴
    とした太陽電池パネルの設置方法。
  5. 【請求項5】 上記材料膜は、ワセリンを主成分とする
    材料にて構成されていることを特徴とした請求項4記載
    太陽電池パネルの設置方法。
  6. 【請求項6】 上記材料膜は、パラフィンを主成分とす
    る材料にて構成されていることを特徴とした請求項4記
    載の太陽電池パネルの設置方法。
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