JP2015522091A - ポリエステル生成のための触媒および方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2012年6月27日に出願された米国仮特許出願第61/664,873号に対して優先権を主張し、その全内容が、参照により本明細書に組み込まれる。
Ra’は、水素、またはC1−30脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有するC1−30ヘテロ脂肪族、6〜10員のアリール、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、および窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基であり、
各Rb’、Rc’、およびRd’は、独立して、水素、または、C1−12脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有するC1−12ヘテロ脂肪族、6〜10員のアリール、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、および窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基であり、
式中、(Rb’およびRc’)、(Rc’およびRd’)、および(Ra’およびRb’)のうちのいずれかは、それらの介在原子と一緒になって、任意に置換されたC3−C14炭素環、任意に置換されたC3−C14複素環、任意に置換されたC6−C10アリール、および任意に置換されたC5−C10ヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の環を形成できる。
定義
一態様では、本発明は、エポキシドと一酸化炭素とを共重合するための重合系を包含する。本独創的重合系は、1つ以上のエポキシド、少なくとも1つの金属カルボニル化合物、および重合開始剤(PIn)を含み、PInが、金属カルボニルに対してモル過剰で存在し、エポキシドが、PInに対してモル過剰で存在することを特徴とする。
上記の通り、本発明の重合系は、少なくとも1つの金属カルボニル化合物を含む。典型的に、単体金属カルボニル化合物が提供されるが、ある実施形態では、2つ以上の金属カルボニル化合物の混合物が提供される。(よって、提供された金属カルボニル化合物が、例えば、中性金属カルボニル化合物を「含む」とき、提供された金属カルボニル化合物は、単体中性金属カルボニル化合物か、または1つ以上の金属カルボニル化合物と組み合わされる中性金属カルボニル化合物であり得ることが理解される。)好ましくは、提供された金属カルボニル化合物は、エポキシドを開環することおよびもたらされる金属炭素結合中にCOを差し込むのを容易にすることができる。この反応度を有する金属カルボニル化合物は、当該分野では既知であり、実験室の研究のためにならびにヒドロホルミル化等の工業過程において使用される。
上述される様に、本発明の重合系は、PInと表される重合開始剤を含む。好適な重合開始剤は、それらの存在が更なるポリマー鎖の形成をもたらすことを特徴とする。一般に、反応における重合開始剤の存在は、提供された触媒の単位当たりの形成されるポリマー鎖の数において増加をもたらす。典型的に、単体の重合開始剤が提供されるが、ある実施形態では、2つ以上の重合開始剤の混合物が提供される。(よって、提供された重合開始剤が例えばアルコールを「含む」と、提供された重合開始剤は、単体アルコールか、または1つ以上の重合開始剤と組み合わせるアルコールであり得ることが理解される。)
ある実施形態では、提供された重合開始剤は、アルコール(またはアルコキシド)を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、または高分子アルコールを含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、ジオール、トリオール、テトラオール、またはより高い多価アルコール等の多価アルコールを含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、固体で支持されたアルコールを含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、モノ−アシル化グリコールを含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、任意に置換されたアルコキシル化アクリレートを含む。
Rgは、任意に置換されたC1−12脂肪族、C1−4ペルフルオロ脂肪族、任意に置換されたアルケニル、および任意に置換されたアリールからなる群から選択される。
nは、2〜約100の整数であり、
yは、2〜約10の整数である。
ある実施形態では、提供された重合開始剤は、−CO2H官能基を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、C1−20カルボン酸を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、C1−12カルボン酸を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、C1−8カルボン酸を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、C1−6カルボン酸を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、2−メチルブタン酸、イソ吉草酸、ピバル酸、ヘキサン酸、2−メティル(metyl)ペンタン酸、3−メチルペンタン酸、ヘキサン酸、アクリル酸、クロトン酸、メタクリル酸、2−メチルブテン酸、安息香酸、フェニル酢酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、およびペンタフルオロプロピオン酸からなる群から選択される。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、酢酸を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、トリフルオロ酢酸を含む。ある実施形態では、提供された重合開始剤は、アクリル酸を含む。
ある実施形態では、本発明の重合系は、1つ以上の更なる成分を含む。ある実施形態では、本発明の重合系は、ルイス酸を含む。好適なルイス酸としては、遷移金属錯体、金属塩、ホウ素化合物等が含まれるが、これらに限定されない。ある実施形態では、本発明の重合系は、エステル交換触媒を含む。好適なエステル交換触媒としては、DMAP、DBU、MeTBD、DABCO、イミダゾール誘導体等のアミン化合物およびジブチルスズアルカオネート等のスズ化合物等が含まれる。
ある実施形態では、本発明の重合系は、エステル交換反応を促進または触媒することができる化合物を含む。これに関して、エステル交換は、金属カルボニル化学を論じる章において上述のもの等のアシル金属種の関与を含むことができる。よって、ある実施形態では、本発明の重合系は、(重合開始剤の一部、または反応混合物において形成されたポリマーまたはオリゴマーの鎖端部の一部であり得る)ヒドロキシル基とアシル金属カルボニル化合物との反応を促進することができる1つ以上の化合物を含む。ある実施形態では、そのような反応は、以下のスキーム
ある実施形態では、本発明の重合系は、ルイス酸を含み、その含まれたルイス酸は、金属錯体を含む。ある実施形態では、含まれたルイス酸は、ホウ素化合物を含む。
Lcは、配位子であり、2つ以上のLcが存在するとき各々が同一かまたは異なってもよく、
Mは、金属原子であり、2つのMが存在するとき各々が同一かまたは異なってもよく、
vは、1以上〜4以下の整数であり、
bは、1以上〜2以下の整数であり、
zは、金属錯体上でカチオン性電荷を表す0を超える整数である。
M1は、第1の金属原子であり、
M2は、第2の金属原子であり、
Rdは、各発生にて独立して、水素、ハロゲン、−OR4、−NRy 2、−SR、−CN、−NO2、−SO2Ry、−SORy、−SO2NRy 2、−CNO、−NRSO2Ry、−NCO、−N3、−SiR3、または、C1−20脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有するC1−20ヘテロ脂肪族、6〜10員のアリール、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、および窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基であり、2つ以上のRd基は、一緒になって、1つ以上の任意に置換された環を形成し得、各Ryは、独立して、水素、アシル、カルバモイル、アリールアルキル、6〜10員のアリール、C1−12脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有するC1−12ヘテロ脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基、酸素保護基、および窒素保護基であり、同一の窒素原子上の2つのRyは、窒素原子と一緒になって、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される0〜2個の更なるヘテロ原子を有する4〜7員の任意に置換された複素環式環を形成し、各R4は、独立して、ヒドロキシル保護基またはRyである。
Mおよびaは、本明細書の上およびクラスおよびサブクラスに定義される通りである。
R1a、R1a’、R2a、R2a’、R3a、およびR3a’は、独立して、水素、ハロゲン、−OR4、−NRy 2、−SR、−CN、−NO2、−SO2Ry、−SOR、−SO2NRy 2、−CNO、−NRSO2Ry、−NCO、−N3、−SiR3、または、C1−20脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有するC1−20ヘテロ脂肪族、6〜10員のアリール、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、および窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基であり、各R、R4、およびRyは、独立して、上に定義され本明細書のクラスおよびサブクラスに記載の通りであり、
式中、(R2a’およびR3a’)、(R2aおよびR3a)、(R1aおよびR2a)、および(R1a’およびR2a’)のうちのいずれかは、任意にそれらが結合される炭素原子と一緒になって、1つ以上のR基で次々に置換され得る1つ以上の環を形成し得、
R4aは、
Rcは、各発生にて独立して、水素、ハロゲン、−OR、−NRy 2、−SRy、−CN、−NO2、−SO2Ry、−SORy、−SO2NRy 2、−CNO、−NRSO2Ry、−NCO、−N3、−SiR3、または、C1−20脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有するC1−20ヘテロ脂肪族、6〜10員のアリール、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、および窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基であり、
2つ以上のRc基は、それらが結合される炭素原子および介在原子と一緒になって、1つ以上の環を形成し得、
2つのRc基が同一の炭素原子に結合されると、それらは、基が結合される炭素原子と一緒になって、3〜8員のスピロ環式環、カルボニル、オキシム、ヒドラゾン、イミン、および任意に置換されたアルケンからなる群から選択される部分を形成し得、
Yは、−NRy−、−N(R)C(O)−、−C(O)NRy−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO2−、−C(=S)−、−C(=NRy)−、−N=N−、ポリエーテル、C3〜C8置換されたまたは非置換の炭素環、およびC1〜C8置換されたまたは非置換の複素環からなる群から選択される2価の架橋剤であり、
m’は、0か、または1以上〜4以下の整数であり、
qは、0か、または1以上〜4以下の整数であり、
xは、0、1、または2である。
エポキシド
Ra’は、水素、または、C1−30脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有するC1−30ヘテロ脂肪族、6〜10員のアリール、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、および窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基であり、
各Rb’、Rc’、およびRd’は、独立して、水素、または、C1−12脂肪族、窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有するC1−12ヘテロ脂肪族、6〜10員のアリール、窒素、酸素、および硫黄から独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員のヘテロアリール、および窒素、酸素、および硫黄からなる群から独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有する4〜7員の複素環式からなる群から選択される任意に置換された基であり、
(Rb’およびRc’)、(Rc’およびRd’)、および(Ra’およびRb’)のうちのいずれかは、それらの介在原子と一緒になって、任意に置換されたC3−C14炭素環、任意に置換されたC3−C14複素環、任意に置換されたC6−C10アリール、および任意に置換されたC5−C10ヘテロアリールからなる群から選択される1つ以上の環を形成できる。
別の態様では、本発明は、本明細書において上に記載の重合系を用いてエポキシドおよびCOからポリエステル生成物を生成する方法を提供する。ある実施形態では、本発明の方法は、本明細書の上の、または本明細書のクラスおよびサブクラスに記載の任意の重合系においてエチレンオキシドを一酸化炭素と接触させるステップを含む。
a)エポキシドを提供するステップと、
b)エポキシドを、金属カルボニル化合物および重合開始剤の存在下で一酸化炭素と接触させるステップであって、エポキシドが、重合開始剤に対してモル過剰で提供され、重合開始剤が、金属カルボニル化合物に対してモル過剰で提供される、ステップと、
c)式
実施例1(ルイス酸/コバルトカルボニル錯体触媒を用いる重合)
ステンレス鋼製の圧反応器中の(1モル相当の)[(tpp)Al][Co(CO)4]のテトラヒドロフラン溶液を、400psi(2750kPa)COおよび50℃に供する。(100モル相当の)エチレンオキシドおよび(10モル相当の)エタノールを、この溶液中に添加し、合計反応圧力を、COで800psi(5500kPa)に増加させる。反応をこの圧力で維持し、温度および反応を監視する。生成物形成が完了すると、反応器を、室温まで冷却し減圧する。
本実施例を、実施例1と同一の手順を用いて実施するが、1000モル相当のエチレンオキシドと20モル相当のエタノールとの比率を利用する。本実施例は、実施例1より高い平均分子量を有するベータプロピオラクトンの形成をもたらす。
本実施例を、実施例1bと同一の手順を用いて実施するが、エチレンオキシドの代わりにR−プロピレンオキシドを代用する。
テトラヒドロフラン中の(1モル相当の)[(tpp)Al][Co(CO)4]の溶液を、最大400psi(2750kPa)COおよび50℃に供する。(100モル相当の)エチレンオキシド、(10モル相当の)エタノール、および(DMAP、1モル相当の)4−ジメチルアミノピリジンを、次いで、この溶液中に添加し、合計反応圧力をCOで800psi(5500kPa)に増加させる。反応を監視し、生成物形成が完了すると、反応器を、室温まで冷却し減圧する。
本実施例を、実施例2と同一の手順を用いて実施するが、DMAPの代わりにエステル交換触媒として1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デ−5−セン(TBD)を代用する。
本実施例を、実施例2と同一の手順を用いて実施するが、DMAPの代わりにエステル交換触媒として7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デ−5−セン(MTBD)を代用する。
本実施例を、実施例2と同一の手順を用いて実施するが、DMAPの代わりにエステル交換触媒としてジブチルスズ(IV)ジラウレート(DBTL)を代用する。
(1モル相当の)Co2(CO)8を、高圧蒸気滅菌器において1,2−ジメトキシエタン中に溶解させる。この溶液に、400psi(2750kPa)の合成ガス(H2/CO、1/3のモルによる)を添加し、反応器を80°Cに加熱してHCo(CO)4を原位置で生成する。(100モル相当の)エチレンオキシド、(10モル相当の)エタノール、および(2モル相当の)MTBDを、次いで溶液に添加し、合計反応器圧力を800psi(5500kPa)に増加させる。反応を監視し、生成物形成が完了すると、反応器を、室温まで冷却し減圧する。
本実施例を、実施例6と同一の手順を用いて実施するが、エステル交換触媒としてDMAPを用いる。
本実施例を、実施例6と同一の手順を用いて実施するが、重合開始剤としてエチレングリコールを用いる。
本実施例を、実施例6と同一の手順を用いて実施するが、重合開始剤としてメチル−3−ヒドロキシプロピオネートを用いる。
本実施例を、実施例6と同一の手順を用いて実施するが、重合開始剤として酢酸を用いる。
(1モル相当の)Co2(CO)8を、高圧蒸気滅菌器においてテトラヒドロフラン中に溶解させる。この溶液に、400psi(2750kPa)の合成ガス(H2/CO、1/3のモルによる)を添加し、反応器を80℃に加熱してHCo(CO)4を原位置で生成する。テトラヒドロフラン中の(2モル相当の)トリフェニルホスフィンの溶液を、添加してHCo(CO)3(PPh3)錯体を原位置で作製する。(100モル相当の)エチレンオキシド、(10モル相当の)エタノール、および(2モル相当の)MTBDを、次いで溶液に添加し、合計反応器圧力を800psi(5500kPa)に増加させ、温度を80℃にする。反応を監視し、生成物形成が完了すると、反応器を、室温まで冷却し減圧する。
本実施例を、実施例10と同一の手順を用いて実施するが、補助配位子としてトリブチルホスフィンを用いる。
本実施例を、実施例10と同一の手順を用いて実施するが、補助配位子としてトリシクロヘキシルホスフィンを用いる。
(1モル相当の)HRh(CO)(Ph3)3を、高圧蒸気滅菌器においてテトラヒドロフラン中に溶解させる。この溶液に、400psi(2750kPa)の合成ガス(H2/CO、1/3のモルによる)を添加し、反応器を80°Cに加熱する。(100モル相当の)エチレンオキシドおよび(10モル相当の)エタノールを、次いで溶液中に添加し、合計反応圧力を、800psi(5500kPa)に増加させる。反応を監視し、生成物形成が完了すると、反応器を、室温まで冷却し減圧する。
本実施例を、実施例13と同一の手順を用いて実施するが、合成ガスの代わりに純正COを用いる。
本実施例を、実施例13と同一の手順を用いて実施するが、カルボニル化触媒としてRh(acac)2(CO)2を用いる。
本実施例を、実施例13と同一の手順を用いて実施するが、Rhに対して1モル相当のMTBDを含む。
他の実施形態
Claims (22)
- 前記金属カルボニル化合物が、ヒドリド金属カルボニルを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ヒドリド金属カルボニルが、HCo(CO)4を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記重合開始剤が、アルコールを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記重合開始剤が、カルボキシレートアニオンを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記エポキシドが、エチレンオキシドを含む、請求項1に記載の方法。
- エポキシドと重合開始剤とのモル比が、5:1を超えるか、
エポキシドと重合開始剤とのモル比が、10:1を超えるか、
エポキシドと重合開始剤とのモル比が、20:1を超えるか、または
エポキシドと重合開始剤とのモル比が、50:1を超える、請求項1に記載の方法。 - 重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、5:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、10:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、20:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、50:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、100:1を超えるか、または
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、200:1を超える、請求項1に記載の方法。 - 前記エポキシドが、エチレンオキシドであり、前記金属カルボニル化合物が、コバルトカルボニル化合物であり、前記重合開始剤が、アルコール、カルボン酸、カルボキシレート塩、およびこれらのうちの2つ以上の任意の組み合わせからなる群から選択され、
前記エポキシドと前記重合とのモル比が、10:1を超え、重合開始剤とコバルトカルボニル化合物とのモル比が、5:1を超える、請求項1に記載の方法。 - (消費されたエポキシドに基づく)ポリエステル生成物の収率が、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも50%、少なくとも75%、または少なくとも90%である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ポリエステル生成物を小分子生成物に変換することを更に含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記小分子生成物が、アクリル酸、置換されたアルファベータ不飽和カルボン酸、アクリレートエステル、アクリルアミド、またはアルファベータ不飽和酸のエステルもしくはアミドを含む、請求項11に記載の方法。
- 前記ポリエステル生成物を民生用包装品、フィルム、成形されたプラスチック物品、民生用製品のプラスチック構成要素、繊維、または布に変換することを更に含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- エポキシドと一酸化炭素とを共重合するための重合系であって、エポキシド、金属カルボニル化合物、および重合開始剤を含み、前記エポキシドが、前記重合開始剤に対してモル過剰で存在し、前記重合開始剤が、前記金属カルボニル化合物に対してモル過剰で存在することを特徴とする、重合系。
- 前記金属カルボニル化合物が、ヒドリド金属カルボニルを含む、請求項14に記載の重合系。
- 前記ヒドリド金属カルボニルが、HCo(CO)4を含む、請求項15に記載の重合系。
- 前記重合開始剤が、アルコールを含む、請求項14に記載の重合系。
- 前記アルコールが、ジオールを含む、請求項17に記載の重合系。
- 前記重合開始剤が、カルボキシレートアニオンを含む、請求項14に記載の重合系。
- 前記エポキシドが、エチレンオキシドを含む、請求項14に記載の重合系。
- エポキシドと重合開始剤とのモル比が、5:1を超えるか、
エポキシドと重合開始剤とのモル比が、10:1を超えるか、
エポキシドと重合開始剤とのモル比が、20:1を超えるか、または
エポキシドと重合開始剤とのモル比が、50:1を超える、請求項14に記載の重合系。 - 重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、5:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、10:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、20:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、50:1を超えるか、
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、100:1を超えるか、または
重合開始剤と金属カルボニル化合物とのモル比が、200:1を超える、請求項14に記載の重合系。
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