JP2015522077A5 - - Google Patents
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Description
歩行能力を改善させることは、患者の生活の質に大きな影響を有する。対症療法として、AMPYRA(登録商標)は、歩行運動困難を有する患者の歩行能力を改善させることを目的とした追加療法として処方されている。これらの結果は、具体的にラキニモドと組み合わせたファムプリジンの使用が、ファムプリジン用量の低減を可能にし、ファムプリジンのより安全な使用につながり、治療結果を改善させるであろうことを示唆している。
以下に、本発明の実施態様を付記する
1. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療する方法であって、前記対象に、ある量のラキニモドおよびある量のファムプリジンを周期的に投与することを含み、前記量は、一緒になった場合に、前記対象を治療するのに有効である方法。
2. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒に投与された場合に、同じ量の各薬剤が単独で投与される場合よりも前記対象を治療するのに有効である、1に記載の方法。
3. 前記ラキニモドがラキニモドナトリウムである、1または2に記載の方法。
4. 前記ファムプリジンがファムプリジンクロリドである、1から3の何れか一項に記載の方法。
5. ファムプリジンが緩徐放出形態で投与される、1から4の何れか一項に記載の方法。
6. 前記ラキニモドおよび/または前記ファムプリジンが経口投与によって投与される、1から5の何れか一項に記載の方法。
7. 前記ラキニモドおよび/または前記ファムプリジンが1日に1回投与される、1から6の何れか一項に記載の方法。
8. 前記ラキニモドおよび/または前記ファムプリジンが1日に2回投与される、1から6の何れか一項に記載の方法。
9. 前記投与されるラキニモド量が0.6mg/日未満である、1から8の何れか一項に記載の方法。
10. 前記投与されるラキニモド量が0.25〜2.0mg/日である、1から8の何れか一項に記載の方法。
11. 前記投与されるラキニモド量が0.25mg/日である、10に記載の方法。
12. 前記投与されるラキニモド量が0.3mg/日である、10に記載の方法。
13. 前記投与されるラキニモド量が0.5〜1.2mg/日である、10に記載の方法。
14. 前記投与されるラキニモド量が0.5mg/日である、13に記載の方法。
15. 前記投与されるラキニモド量が0.6mg/日である、13に記載の方法。
16. 前記投与されるラキニモド量が1.0mg/日である、13に記載の方法。
17. 前記投与されるラキニモド量が1.2mg/日である、13に記載の方法。
18. 前記投与されるファムプリジン量が20mg/日未満である、1から17の何れか一項に記載の方法。
19. 前記投与されるファムプリジン量が1.0〜20mg/日である、1から17の何れか一項に記載の方法。
20. 前記投与されるファムプリジン量が2.5mg/日である、19に記載の方法。
21. 前記投与されるファムプリジン量が5〜15mg/日である、19に記載の方法。
22. 前記投与されるファムプリジン量が5mg/日である、21に記載の方法。
23. 前記投与されるファムプリジン量が10mg/日である、21に記載の方法。
24. 前記投与されるファムプリジン量が15mg/日である、21に記載の方法。
25. 前記投与されるファムプリジン量が1.25mg b.i.dである、20に記載の方法。
26. 前記投与されるファムプリジン量が2.5mg b.i.dである、22に記載の方法。
27. 前記投与されるファムプリジン量が5mg b.i.dである、23に記載の方法。
28. 前記投与されるファムプリジン量が7.5mg b.i.dである、24に記載の方法。
29. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象における多発性硬化症の症状を緩和するのに有効である、1から28の何れか一項に記載の方法。
30. 前記症状が、MRIモニターされている多発性硬化症疾患活性度、再発率、身体障害の蓄積、再発の頻度、臨床的増悪の頻度、脳萎縮、進行が確認されるリスク、疾患進行が確認されるまでの時間、視覚機能、疲労または機動性障害である、29に記載の方法。
31. 前記身体障害の蓄積が、対象のクルツケの拡大障害状態尺度(EDSS)スコアによって測定される、30に記載の方法。
32. 前記身体障害の蓄積が、クルツケの拡大障害状態尺度(EDSS)スコアによって測定される際の疾患進行が確認されるまでの時間によって評定される、30に記載の方法。
33. 前記機動性障害が時限25フットウォーク試験によって評定される、30に記載の方法。
34. 前記機動性障害がMSWS−12自己報告調査によって評定される、30に記載の方法。
35. 前記機動性障害が歩行運動指標によって評定される、30に記載の方法。
36. 前記機動性が6分間歩行(6MW)試験によって評定される、30に記載の方法。
37. 前記機動性障害がLEMMT試験によって評定される、30に記載の方法。
38. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象の機動性を改善させるのに有効である、1から29の何れか一項に記載の方法。
39. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象の生活の質を改善させるのに有効である、1から29の何れか一項に40. 前記生活の質がSF−36試験、EQ−5D、主観的全般印象度(SGI)または変化の臨床全般印象度(CGIC)によって評定される、39に記載の方法。
41. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象の全体的健康状態を改善させるのに有効である、1から29の何れか一項に記載の方法。
42. 前記全体的健康状態がEQ−5D、主観的全般印象度(SGI)または変化の臨床全般印象度(CGIC)によって評定される、41に記載の方法。
43. 前記疲労がEQ−5DまたはEMIF−SEPスコアによって評定される、30に記載の方法。
44. ラキニモドの投与がファムプリジンの投与に実質的に先行する、1から43の何れか一項に記載の方法。
45. ファムプリジンの投与がラキニモドの投与に実質的に先行する、1から43の何れか一項に記載の方法。
46. 前記対象がファムプリジン療法を開始する前にラキニモド療法を受けている、44に記載の方法。
47. 非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、サリチレート、遅効性薬、金化合物、ヒドロキシクロロキン、スルファサラジン、遅効性薬の組合せ、コルチコステロイド、細胞毒性薬、免疫抑制薬および/または抗体の投与をさらに含む、1から46の何れか一項に記載の方法。
48. ラキニモドおよびファムプリジンの投与が再発性多発性硬化症の症状を少なくとも30%抑制する、1から47の何れか一項に記載の方法。
49. 単独で服用された場合のラキニモドの量および単独で服用された場合のファムプリジンの量のそれぞれが前記対象を治療するのに有効である、1から48の何れか一項に記載の方法。
50. 単独で服用された場合のラキニモドの量、単独で服用された場合のファムプリジンの量、または単独で服用された場合のそれぞれのそのような量のいずれかが、前記対象を治療するのに有効ではない、1から48の何れか一項に記載の方法。
51. 前記対象がヒトである、1から50の何れか一項に記載の方法。
52. a)ある量のラキニモドおよび薬学的に許容される担体を含む第一の医薬組成物と、
b)ある量のファムプリジンおよび薬学的に許容される担体を含む第二の医薬組成物と、
c)多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するために、前記第一および第二の医薬組成物を一緒に用いるための説明書と、を含む、パッケージ。
53. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するのに、追加療法としてまたはファムプリジンと組み合わせて使用するための、ラキニモド。
54. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するのに使用するための、ある量のラキニモドおよびある量のファムプリジンを含む医薬組成物であって、前記ラキニモドおよび前記ファムプリジンが同時にまたは同時期に投与される医薬組成物。
55. 前記ラキニモドがラキニモドナトリウムである、54に記載の医薬組成物。
56. 前記ファムプリジンがファムプリジンクロリドである、54または55に記載の医薬組成物。
57. 前記対象の機動性を改善させるための、54から56の何れかに記載の医薬組成物。
58. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.6mg未満である、54から57の何れか一項に記載の医薬組成物。
59. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.25〜2.0mgである、54から57の何れか一項に記載の医薬組成物。
60. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.25mgである、59に記載の医薬組成物。
61. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.3mgである、59に記載の医薬組成物。
62. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.5〜1.2mgである、59に記載の医薬組成物。
63. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.5mgである、62に記載の医薬組成物。
64. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.6mgである、62に記載の医薬組成物。
65. 前記組成物中におけるラキニモドの量が1.0mgである、62に記載の医薬組成物。
66. 前記組成物中におけるラキニモドの量が1.2mgである、62に記載の医薬組成物。
67. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が20mg未満である、54から66の何れか一項に記載の医薬組成物。
68. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が1.0〜20mgである、54から66の何れか一項に記載の医薬組成物。
69.前記組成物中におけるファムプリジンの量が2.5mgである、68に記載の医薬組成物。
70. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が5〜15mgである、68に記載の医薬組成物。
71. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が5mgである、70に記載の医薬組成物。
72. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が10mgである、70に記載の医薬組成物。
73. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が15mgである、70に記載の医薬組成物。
74. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するための組合せの調製におけるある量のラキニモドおよびある量のファムプリジンの使用であって、前記ラキニモドおよび前記ファムプリジンが同時にまたは同時期に投与される使用。
75. 前記多発性硬化症が再発性多発性硬化症である、1から51の何れか一項に記載の方法、52に記載のパッケージ、53に記載のラキニモド、54から74の何れか一項に記載の医薬組成物、または74に記載の使用。
76. 前記再発性多発性硬化症が再発寛解型多発性硬化症である、1から51の何れか一項に記載の方法、52に記載のパッケージ、53に記載のラキニモド、54から74の何れか一項に記載の医薬組成物、または74に記載の使用。
77. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を、ファムプリジンと組み合わせて治療するのに使用するための、ある量のラキニモドを含む医薬組成物であって、前記医薬組成物と前記ファムプリジンとを前記対象に周期的に投与することによる治療に用いられる医薬組成物。
78. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を、ラキニモドと組み合わせて治療するのに使用するための、ある量のファムプリジンを含む医薬組成物であって、前記医薬組成物と前記ラキニモドとを前記対象に周期的に投与することによる治療に用いられる医薬組成物。
以下に、本発明の実施態様を付記する
1. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療する方法であって、前記対象に、ある量のラキニモドおよびある量のファムプリジンを周期的に投与することを含み、前記量は、一緒になった場合に、前記対象を治療するのに有効である方法。
2. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒に投与された場合に、同じ量の各薬剤が単独で投与される場合よりも前記対象を治療するのに有効である、1に記載の方法。
3. 前記ラキニモドがラキニモドナトリウムである、1または2に記載の方法。
4. 前記ファムプリジンがファムプリジンクロリドである、1から3の何れか一項に記載の方法。
5. ファムプリジンが緩徐放出形態で投与される、1から4の何れか一項に記載の方法。
6. 前記ラキニモドおよび/または前記ファムプリジンが経口投与によって投与される、1から5の何れか一項に記載の方法。
7. 前記ラキニモドおよび/または前記ファムプリジンが1日に1回投与される、1から6の何れか一項に記載の方法。
8. 前記ラキニモドおよび/または前記ファムプリジンが1日に2回投与される、1から6の何れか一項に記載の方法。
9. 前記投与されるラキニモド量が0.6mg/日未満である、1から8の何れか一項に記載の方法。
10. 前記投与されるラキニモド量が0.25〜2.0mg/日である、1から8の何れか一項に記載の方法。
11. 前記投与されるラキニモド量が0.25mg/日である、10に記載の方法。
12. 前記投与されるラキニモド量が0.3mg/日である、10に記載の方法。
13. 前記投与されるラキニモド量が0.5〜1.2mg/日である、10に記載の方法。
14. 前記投与されるラキニモド量が0.5mg/日である、13に記載の方法。
15. 前記投与されるラキニモド量が0.6mg/日である、13に記載の方法。
16. 前記投与されるラキニモド量が1.0mg/日である、13に記載の方法。
17. 前記投与されるラキニモド量が1.2mg/日である、13に記載の方法。
18. 前記投与されるファムプリジン量が20mg/日未満である、1から17の何れか一項に記載の方法。
19. 前記投与されるファムプリジン量が1.0〜20mg/日である、1から17の何れか一項に記載の方法。
20. 前記投与されるファムプリジン量が2.5mg/日である、19に記載の方法。
21. 前記投与されるファムプリジン量が5〜15mg/日である、19に記載の方法。
22. 前記投与されるファムプリジン量が5mg/日である、21に記載の方法。
23. 前記投与されるファムプリジン量が10mg/日である、21に記載の方法。
24. 前記投与されるファムプリジン量が15mg/日である、21に記載の方法。
25. 前記投与されるファムプリジン量が1.25mg b.i.dである、20に記載の方法。
26. 前記投与されるファムプリジン量が2.5mg b.i.dである、22に記載の方法。
27. 前記投与されるファムプリジン量が5mg b.i.dである、23に記載の方法。
28. 前記投与されるファムプリジン量が7.5mg b.i.dである、24に記載の方法。
29. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象における多発性硬化症の症状を緩和するのに有効である、1から28の何れか一項に記載の方法。
30. 前記症状が、MRIモニターされている多発性硬化症疾患活性度、再発率、身体障害の蓄積、再発の頻度、臨床的増悪の頻度、脳萎縮、進行が確認されるリスク、疾患進行が確認されるまでの時間、視覚機能、疲労または機動性障害である、29に記載の方法。
31. 前記身体障害の蓄積が、対象のクルツケの拡大障害状態尺度(EDSS)スコアによって測定される、30に記載の方法。
32. 前記身体障害の蓄積が、クルツケの拡大障害状態尺度(EDSS)スコアによって測定される際の疾患進行が確認されるまでの時間によって評定される、30に記載の方法。
33. 前記機動性障害が時限25フットウォーク試験によって評定される、30に記載の方法。
34. 前記機動性障害がMSWS−12自己報告調査によって評定される、30に記載の方法。
35. 前記機動性障害が歩行運動指標によって評定される、30に記載の方法。
36. 前記機動性が6分間歩行(6MW)試験によって評定される、30に記載の方法。
37. 前記機動性障害がLEMMT試験によって評定される、30に記載の方法。
38. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象の機動性を改善させるのに有効である、1から29の何れか一項に記載の方法。
39. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象の生活の質を改善させるのに有効である、1から29の何れか一項に40. 前記生活の質がSF−36試験、EQ−5D、主観的全般印象度(SGI)または変化の臨床全般印象度(CGIC)によって評定される、39に記載の方法。
41. 前記ラキニモドの量および前記ファムプリジンの量が、一緒になった場合に、前記対象の全体的健康状態を改善させるのに有効である、1から29の何れか一項に記載の方法。
42. 前記全体的健康状態がEQ−5D、主観的全般印象度(SGI)または変化の臨床全般印象度(CGIC)によって評定される、41に記載の方法。
43. 前記疲労がEQ−5DまたはEMIF−SEPスコアによって評定される、30に記載の方法。
44. ラキニモドの投与がファムプリジンの投与に実質的に先行する、1から43の何れか一項に記載の方法。
45. ファムプリジンの投与がラキニモドの投与に実質的に先行する、1から43の何れか一項に記載の方法。
46. 前記対象がファムプリジン療法を開始する前にラキニモド療法を受けている、44に記載の方法。
47. 非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、サリチレート、遅効性薬、金化合物、ヒドロキシクロロキン、スルファサラジン、遅効性薬の組合せ、コルチコステロイド、細胞毒性薬、免疫抑制薬および/または抗体の投与をさらに含む、1から46の何れか一項に記載の方法。
48. ラキニモドおよびファムプリジンの投与が再発性多発性硬化症の症状を少なくとも30%抑制する、1から47の何れか一項に記載の方法。
49. 単独で服用された場合のラキニモドの量および単独で服用された場合のファムプリジンの量のそれぞれが前記対象を治療するのに有効である、1から48の何れか一項に記載の方法。
50. 単独で服用された場合のラキニモドの量、単独で服用された場合のファムプリジンの量、または単独で服用された場合のそれぞれのそのような量のいずれかが、前記対象を治療するのに有効ではない、1から48の何れか一項に記載の方法。
51. 前記対象がヒトである、1から50の何れか一項に記載の方法。
52. a)ある量のラキニモドおよび薬学的に許容される担体を含む第一の医薬組成物と、
b)ある量のファムプリジンおよび薬学的に許容される担体を含む第二の医薬組成物と、
c)多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するために、前記第一および第二の医薬組成物を一緒に用いるための説明書と、を含む、パッケージ。
53. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するのに、追加療法としてまたはファムプリジンと組み合わせて使用するための、ラキニモド。
54. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するのに使用するための、ある量のラキニモドおよびある量のファムプリジンを含む医薬組成物であって、前記ラキニモドおよび前記ファムプリジンが同時にまたは同時期に投与される医薬組成物。
55. 前記ラキニモドがラキニモドナトリウムである、54に記載の医薬組成物。
56. 前記ファムプリジンがファムプリジンクロリドである、54または55に記載の医薬組成物。
57. 前記対象の機動性を改善させるための、54から56の何れかに記載の医薬組成物。
58. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.6mg未満である、54から57の何れか一項に記載の医薬組成物。
59. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.25〜2.0mgである、54から57の何れか一項に記載の医薬組成物。
60. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.25mgである、59に記載の医薬組成物。
61. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.3mgである、59に記載の医薬組成物。
62. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.5〜1.2mgである、59に記載の医薬組成物。
63. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.5mgである、62に記載の医薬組成物。
64. 前記組成物中におけるラキニモドの量が0.6mgである、62に記載の医薬組成物。
65. 前記組成物中におけるラキニモドの量が1.0mgである、62に記載の医薬組成物。
66. 前記組成物中におけるラキニモドの量が1.2mgである、62に記載の医薬組成物。
67. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が20mg未満である、54から66の何れか一項に記載の医薬組成物。
68. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が1.0〜20mgである、54から66の何れか一項に記載の医薬組成物。
69.前記組成物中におけるファムプリジンの量が2.5mgである、68に記載の医薬組成物。
70. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が5〜15mgである、68に記載の医薬組成物。
71. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が5mgである、70に記載の医薬組成物。
72. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が10mgである、70に記載の医薬組成物。
73. 前記組成物中におけるファムプリジンの量が15mgである、70に記載の医薬組成物。
74. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療するための組合せの調製におけるある量のラキニモドおよびある量のファムプリジンの使用であって、前記ラキニモドおよび前記ファムプリジンが同時にまたは同時期に投与される使用。
75. 前記多発性硬化症が再発性多発性硬化症である、1から51の何れか一項に記載の方法、52に記載のパッケージ、53に記載のラキニモド、54から74の何れか一項に記載の医薬組成物、または74に記載の使用。
76. 前記再発性多発性硬化症が再発寛解型多発性硬化症である、1から51の何れか一項に記載の方法、52に記載のパッケージ、53に記載のラキニモド、54から74の何れか一項に記載の医薬組成物、または74に記載の使用。
77. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を、ファムプリジンと組み合わせて治療するのに使用するための、ある量のラキニモドを含む医薬組成物であって、前記医薬組成物と前記ファムプリジンとを前記対象に周期的に投与することによる治療に用いられる医薬組成物。
78. 多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を、ラキニモドと組み合わせて治療するのに使用するための、ある量のファムプリジンを含む医薬組成物であって、前記医薬組成物と前記ラキニモドとを前記対象に周期的に投与することによる治療に用いられる医薬組成物。
Claims (1)
- ある量のファムプリジンと一緒に使用するためのある量のラキニモドと医薬的に供される担体を含む多発性硬化症に罹患しているかまたは臨床的に孤立した症候群を提示している対象を治療する医薬組成物であって前記量は、一緒になった場合に、前記対象を治療するのに有効である組成物。
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