JP2015518528A - 高分子糸および製造方法 - Google Patents
高分子糸および製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015518528A JP2015518528A JP2015503850A JP2015503850A JP2015518528A JP 2015518528 A JP2015518528 A JP 2015518528A JP 2015503850 A JP2015503850 A JP 2015503850A JP 2015503850 A JP2015503850 A JP 2015503850A JP 2015518528 A JP2015518528 A JP 2015518528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibrils
- yarn
- polymer
- yarn according
- yarns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/02—Yarns or threads characterised by the material or by the materials from which they are made
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F1/00—General methods for the manufacture of artificial filaments or the like
- D01F1/02—Addition of substances to the spinning solution or to the melt
- D01F1/10—Other agents for modifying properties
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/02—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/04—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2321/00—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D10B2321/02—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds polyolefins
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2321/00—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D10B2321/02—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds polyolefins
- D10B2321/021—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds polyolefins polyethylene
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2321/00—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D10B2321/02—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds polyolefins
- D10B2321/022—Fibres made from polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds polyolefins polypropylene
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/26—Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
- Y10T428/269—Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension including synthetic resin or polymer layer or component
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T442/00—Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
- Y10T442/10—Scrim [e.g., open net or mesh, gauze, loose or open weave or knit, etc.]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Gloves (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
本発明は、充填剤を含有する高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維を含む糸に関し、前記充填剤は、50μm〜200μmの平均長を有する複数のフィブリルである。
Description
本発明は高分子糸の分野であり、特に、充填剤を含有するいくつかの高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維を含む糸に関し、前記充填剤は複数のフィブリルである。本発明はさらに、このような糸の製造方法と、その糸の種々の使用とに関する。
このような糸の例は、国際公開第2008/046476号パンフレットおよび国際公開第2010/089410号パンフレットに開示されており、その糸は、硬質成分を含有するフィラメントおよび/またはステープル繊維を含有する。硬質成分は、最大でも25ミクロンの平均直径を有する複数のハードフィブリルであり得る。このような糸は切断に対する良好な抵抗性を有し、従って、防護服、手袋、靴下などの種々の用途に適している。国際公開第2008/046476号パンフレットおよび国際公開第2010/089410号パンフレットの糸は、ポリマー、例えば超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)の溶液が硬質成分と混合され、次にこの混合物が複数のフィラメントに紡糸される紡糸プロセスを用いて製造された。続いて、フィラメントは延伸され、ボビンに巻き付けられた。その切断または引張破断によって、同じフィラメントからステープル繊維が得られた。
しかしながら、製造プロセスの間、糸を形成するフィラメントおよび/またはステープル繊維からかなり大量の硬質成分が離脱されることが観察された。離脱した硬質成分は糸の製造に用いられるハードウェア上に好ましくない付着物を形成し、健康問題も引き起こすことがあり、例えば、機械的な皮膚刺激を起こし得る。さらに、硬質成分の付着物は、延伸装置および織機、組み機または編機などの、既知の糸をさらに加工するために使用される機械類上にも見出された。前記付着物は機械類を摩耗させることがあり、例えば、寿命が短くなる、あるいは定期的な維持管理およびクリーニングの必要性が増大し得ることが観察された。
さらに、既知の糸は利用中にその特性の低下を示し得ることも観察された。いずれの説明にも束縛されることなく、本発明者らは、この好ましくない現象が前記糸の利用中のフィラメントおよび/またはステープル繊維中の硬質成分の量の減少に起因すると考えた。
従って、本発明の目的は、複数のフィブリルの形態の充填剤を含む糸を提供することであってよく、この糸は、プロセスを実行するために使用されるハードウェア上の充填剤の付着物の形成が最小限にされる、前記プロセスを用いて製造することができる。本発明のさらなる目的は、複数のフィブリルの形態の充填剤を含む糸を提供することであってよく、この糸は、既知の糸を超えて最適化された特性を有する。さらに特に、本発明の目的は、複数のフィブリルの形態の充填剤を含む糸を提供することであってよく、この糸は、利用中に示すその特性の低下がより少ない。
本発明は、充填剤を含有する高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維を含む糸を提供し、前記充填剤は複数のフィブリルであり、前記複数は、50μm〜200μm200μmの平均長を有する。好ましくは、前記複数のフィブリルの前記平均長は最大でも180μmであり、より好ましくは最大でも150μmである。好ましくは、前記複数のフィブリルの前記平均長は少なくとも75μmであり、より好ましくは少なくとも100μmである。
また好ましくは、前記複数のフィブリルは、最大でも最大でも20μm、より好ましくは最大でも15μm、さらにより好ましくは最大でも10μm、最も好ましくは最大でも8μmの質量平均フィブリル直径を有する。好ましくは、前記質量平均フィブリル直径は少なくとも1μmであり、より好ましくは少なくとも3μmである。
本明細書では本発明の糸(the inventive yarn)とも呼ばれる本発明の糸(the yarn of the invention)は、より清潔なプロセス、すなわち、充填剤の付着による汚れが起こる可能性が低いプロセスを用いて製造され得ることが観察された。さらに、本発明の糸は、利用中にその特性の良好な保持も示し得ることが観察された。
本発明との関連において、高分子繊維は、不定の長さを有し、長さ寸法がその横断寸法(例えば、幅および厚さ)よりもはるかに大きい高分子長尺体を意味すると理解される。高分子繊維という用語は高分子モノフィラメント、高分子リボン、高分子ストリップまたは高分子テープなどを含むこともあり、規則的または不規則的な断面を有することができる。高分子繊維は連続した長さを有していても(当該技術分野において高分子フィラメントとして知られている)、不連続な長さを有していてもよい(当該技術分野において高分子ステープル繊維として知られている)。本発明に従う糸は、複数の高分子繊維を含む長尺体である。
本発明との関連において、フィブリルは、不定の長さを有し、前記長さがその横断寸法(例えば、幅および厚さ)よりも大きい長尺体を意味すると理解される。フィブリルという用語はモノフィラメント、リボン、ストリップまたはテープなどを含むこともあり、規則的または不規則的な断面を有することができる。好ましくは、本発明において使用されるフィブリルは、規則的な断面、より好ましくは丸い断面、最も好ましくは実質的に円形の断面を有する。
好ましくは、本発明に従って使用されるフィブリルはハードフィブリル、すなわち、硬質材料から製造されるフィブリルである。本発明との関連での硬質は、少なくとも、ハードフィブリルを含まない高分子フィラメントまたは高分子ステープル繊維自体よりも硬いことを意味する。好ましくは、ハードフィブリルを製造するために使用される材料は、少なくとも2.5、より好ましくは少なくとも4、最も好ましくは少なくとも6のモース硬度を有する。適切なハードフィブリルの良好な例としては、炭素ベースのフィブリル、ガラスフィブリル、ミネラルフィブリルまたは金属フィブリルが挙げられる。最も好ましいフィブリルはミネラルフィブリルである。
フィブリル、特にハードフィブリル、例えば、ガラス、ミネラルまたは金属フィブリルは、当業者に周知の回転紡糸技術によって製造され得る。またフィブリル、特にハードフィブリルは、連続した長さを有するフィブリルとして製造し、その後これを所望の平均長を有する複数のフィブリルに粉砕することも可能であり得る。代替例では、本発明に従って使用されるフィブリルは、ジェット紡糸によって製造され、場合によりその後に粉砕されてもよい。
本発明に従う糸は、高分子フィラメントまたは高分子ステープル繊維を含有し得る。一般に、高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維の製造のために使用され得る全てのポリマーは本発明にも適している。溶融物から高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維に加工されるポリマー、例えば、ナイロンおよび熱可塑性ポリエステルを使用することが可能であるが、溶液から加工され得るものも使用可能である。適切なポリマーの例は、ポリアミドおよびポリアラミド、例えば、ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)(Kevlar(登録商標)として知られている);ポリ(テトラフルオロエチレン)(PTFE);ポリ{2,6−ジイミダゾ−[4,5b−4’,5’e]ピリジニレン−1,4(2,5−ジヒドロキシ)フェニレン}(M5として知られている);ポリ(p−フェニレン−2,6−ベンゾビスオキサゾール)(PBO)(Zylon(登録商標)として知られている);ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)(ナイロン6,6として知られている)、ポリ(4−アミノ酪酸)(ナイロン6として知られている);ポリエステル、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)、およびポリ(1,4シクロヘキシリデンジメチレンテレフタレート);ポリビニルアルコール;ならびにポリオレフィン、例えば、ポリエチレンおよび/またはポリプロピレンのホモポリマーおよびコポリマーとからなる群から選択されるものである。
本発明において使用されるポリマーはポリオレフィンであるのが好ましく、より好ましくはポリプロピレンまたはポリエチレンであり、最も好ましくは超高分子量ポリエチレン(UHMwPE)である。UHMwPEとは、本明細書では、135℃のデカリン溶液で測定される際に少なくとも5dl/gの固有粘度(IV)を有するポリエチレンであると理解される。好ましくは、UHMWPEのIVは少なくとも10dl/gであり、より好ましくは少なくとも15dl/g、最も好ましくは少なくとも21dl/gである。好ましくは、IVは最大でも40dl/gであり、より好ましくは最大でも30dl/g、さらにより好ましくは最大でも25dl/gである。
本発明に従う糸は、0.1wt%〜55wt%の充填剤を含む高分子フィラメントまたは高分子ステープル繊維を含有することができ、ここで充填剤のwt%は、場合によって高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維の全重量に基づいて計算される。好ましくは、前記充填剤のwt%は1〜30であり、より好ましくは2wt%〜20wt%、最も好ましくは3wt%〜10wt%である。
本発明の糸の高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維のタイター(titer)は好ましくは最大でも15dtexであり、より好ましくは最大でも10dtex、最も好ましくは最大でも5dtexである。好ましくは、前記タイターは少なくとも1dtexであり、より好ましくは少なくとも1.5dtex、最も好ましくは少なくとも2dtexである。前記タイターを上記の範囲内で選択すると、特にUHMWPEを使用してフィラメントおよび/またはステープル繊維を製造する場合に良好な結果が得られることが観察された。
本発明の糸は、当該技術分野において既知の方法、例えば、国際公開第2008/046476号パンフレットまたは国際公開第2010/089410号パンフレット(いずれも参照によって本明細書中に援用される)に開示される方法を用いて製造することができる。これらの方法において、糸は、(i)ポリマーおよび充填剤を含む組成物を提供するステップと、(ii)前記ポリマーおよび前記充填剤を混合しながらポリマーを溶融または溶解させるステップと、(iii)ステップ(ii)溶融物または溶液からフィラメントを紡糸するステップと、場合により、ステップ(iii)で得られたフィラメントをステープル繊維に切断および/または引張破断させるステップとによって製造された。
本発明に従うポリマーとしてUHMwPEが使用される場合、本発明の糸は、好ましくは、ゲル紡糸プロセスによって製造される。ゲル紡糸プロセスは、例えば、欧州特許出願公開第0205960A号明細書、欧州特許出願公開第0213208A1号明細書、米国特許第4413110号明細書、英国特許出願公開第2042414A号明細書、欧州特許第0200547B1号明細書、欧州特許0472114B1号明細書、国際公開第01/73173A1号パンフレット、およびAdvanced Fiber Spinning Technology,T.Nakajima編,Woodhead Publ.Ltd(1994)、ISBN1−855−73182−7、ならびにこれらの中で引用される参考文献に記載されている。ゲル紡糸は少なくとも、ポリマーのための適切な溶媒中のポリマー(例えば、UHMwPE)および充填剤の溶液から少なくとも1本のフィラメントを紡糸するステップと、得られたフィラメントを冷却してゲルフィラメントを形成するステップと、ゲルフィラメントから紡糸溶媒を少なくとも部分的に除去するステップと、紡糸溶媒の除去の前、最中、または後に、少なくとも1回の延伸ステップにおいてフィラメントを延伸するステップとを含むと理解される。ゲル紡糸ステープル繊維を得るために、ゲル紡糸フィラメントは切断または引張破断されてもよい。
本発明の好ましい実施形態では、本発明の糸はいわゆる複合糸である。複合糸は、1本または複数本の本発明の糸と、1本または複数本のさらなる糸、すなわち本発明の糸とは異なる糸(例えば、異なるポリマーから製造され、かつ/あるいは異なる充填剤を含有する糸であるが、ガラス、金属またはセラミックの糸、ワイヤまたはスレッドでもある)とを含有する糸である。さらなる糸は鞘として本発明の糸を被覆しても、芯として使用され、本発明の糸が鞘として前記芯を被覆してもよい。
本発明の糸は、たくさんの用途、例えば、布地、建築用織物、ロープ、釣り糸および漁網、ならびに海運業および航空機産業におけるカーゴネット、ストラップ、および拘束具、手袋および他の防護服において使用することができる。従って、ある点において、本発明は、本発明の糸を含む物品、好ましくはロープ、防護服、釣り糸、網、または医療デバイスに関する。
特に、本発明は、本発明に従う糸を含有する布地に関する。本発明の布地は、従来の装置を用いて、製編、製織または他の方法によって作ることができる。また、不織布を製造することも可能である。また本発明は、本発明の布地を含有する製品にも関する。
さらなる態様では、本発明は、人々、例えば、食肉産業、金属産業または木材産業で働く人々を、切断または突刺から防護することを目的とした衣類に関し、前記衣類は、本発明の糸または本発明の布地を含有する。このような衣類の例としては、手袋、エプロン、ズボン、袖口、袖などが挙げられる。
またさらなる態様では、本発明は、本発明の糸または本発明の布地を含有するトラックのサイドカーテンおよび防水シート、ソフトな面の旅行鞄、市販の室内装飾材料、航空貨物コンテナカーテン、消防ホースの覆いに関する。
驚くことに、本発明の糸は、例えば、ナイフまたはアイスピックでの突刺しによる損傷に対する防護製品における使用にも適している。このような製品の一例は、警察官により使用される生命保護のためのベストである。好ましくは、防護のために使用されるこのような製品において、本発明の糸は、突刺性の物体によって攻撃され得る製品の側面に位置する。
驚くことに、本発明の糸は、鋭利な物体、例えばナイフでの切裂きによる損傷に対する防護衣類における使用にも適している。
図面は、本発明の糸(a)および既知の糸(b)により誘発される機械類における異なる摩耗レベルを示す。
本発明は、以下の実施例および比較実験を用いて、しかしながら、これらに限定することなしに、さらに詳細に説明されるであろう。
[測定方法]
・ 複数のフィブリルの平均長は、少なくとも500本のフィブリルの長さを測定し、結果の平均をとることによって計算され得る。フィブリルの長さは、光学または電子顕微鏡法によって決定することができる。任意の市販の画像認識ソフトウェアを用いて、多数のフィブリルの長さの決定を迅速化することができる。
・ 質量平均フィブリル直径は、少なくとも0.5グラムのフィブリルの塊に含有される全てのフィブリルの直径を計算し、結果の平均をとることによって計算することができる。直径とは、本明細書では、フィブリルの断面の円周上の2つの対向する点の間の最長距離であると理解される。フィブリルの直径は、光学または電子顕微鏡法によって決定することができる。任意の市販の画像認識ソフトウェアを用いて、多数のフィブリルの直径の決定を迅速化することができる。
・ IV:固有粘度は、デカリン中135℃において、方法ASTM D1601(2004)に従い、16時間の溶解時間、酸化防止剤として2g/l溶液の量のBHT(ブチル化ヒドロキシトルエン)を用いて、異なる濃度で測定された粘度をゼロ濃度まで外挿することによって決定される。
・ 複数のフィブリルの平均長は、少なくとも500本のフィブリルの長さを測定し、結果の平均をとることによって計算され得る。フィブリルの長さは、光学または電子顕微鏡法によって決定することができる。任意の市販の画像認識ソフトウェアを用いて、多数のフィブリルの長さの決定を迅速化することができる。
・ 質量平均フィブリル直径は、少なくとも0.5グラムのフィブリルの塊に含有される全てのフィブリルの直径を計算し、結果の平均をとることによって計算することができる。直径とは、本明細書では、フィブリルの断面の円周上の2つの対向する点の間の最長距離であると理解される。フィブリルの直径は、光学または電子顕微鏡法によって決定することができる。任意の市販の画像認識ソフトウェアを用いて、多数のフィブリルの直径の決定を迅速化することができる。
・ IV:固有粘度は、デカリン中135℃において、方法ASTM D1601(2004)に従い、16時間の溶解時間、酸化防止剤として2g/l溶液の量のBHT(ブチル化ヒドロキシトルエン)を用いて、異なる濃度で測定された粘度をゼロ濃度まで外挿することによって決定される。
[比較実験A]
タンブラー内で乾燥ブレンドを製造した。乾燥ブレンドは、5wt.%のミネラルフィブリル(Lapinus,NLにより商品名RB220ELSで販売)と、27.0dl/gのIVを有する95wt.%のUHMwPEとからなる。RB220ELSフィブリルは、約230μmの平均長と、約9.0μmの質量平均フィブリル直径とを有する。次に、ブレンドを、9wt.%の濃度でUHMwPEのための溶媒であるデカリンと混合した。そのようにして得られた溶液を、25mmのスクリュー直径を有する、ギアポンプを備えたツインスクリュー押出機に供給した。このようにして溶液を180℃の温度まで加熱した。64個の孔(各孔は1ミリメートルの直径を有する)を有する紡糸口金から溶液をポンピングした。そのように得られたフィラメントを全体で少なくとも80倍に延伸し、熱風炉で乾燥させた。乾燥した後、フィラメントを糸に束ね、ボビンに巻き付けた。伸張係数に応じて、異なるタイターを有するフィラメントが得られた。
タンブラー内で乾燥ブレンドを製造した。乾燥ブレンドは、5wt.%のミネラルフィブリル(Lapinus,NLにより商品名RB220ELSで販売)と、27.0dl/gのIVを有する95wt.%のUHMwPEとからなる。RB220ELSフィブリルは、約230μmの平均長と、約9.0μmの質量平均フィブリル直径とを有する。次に、ブレンドを、9wt.%の濃度でUHMwPEのための溶媒であるデカリンと混合した。そのようにして得られた溶液を、25mmのスクリュー直径を有する、ギアポンプを備えたツインスクリュー押出機に供給した。このようにして溶液を180℃の温度まで加熱した。64個の孔(各孔は1ミリメートルの直径を有する)を有する紡糸口金から溶液をポンピングした。そのように得られたフィラメントを全体で少なくとも80倍に延伸し、熱風炉で乾燥させた。乾燥した後、フィラメントを糸に束ね、ボビンに巻き付けた。伸張係数に応じて、異なるタイターを有するフィラメントが得られた。
糸の製造プロセス中にフィラメントから離脱されるフィブリルの量を測定した。
糸を260グラム/平方メートルの布地に編んだ。糸の加工の間の編機の摩耗を調査した。結果は表1で与えられる。
[実施例1]
RB220ELSフィブリルの代わりにCoatForce(登録商標)CF10ELSとして知られるミネラルフィブリル(同様に、Lapinusから得られる)を使用したことを相違点として、比較実験を繰り返した。CoatForce(登録商標)CF10ELSは、約125μmの平均長と、約7.0μmの質量平均フィブリル直径とを有する複数のハードフィブリルからなる。全ての結果は表1で与えられる。
RB220ELSフィブリルの代わりにCoatForce(登録商標)CF10ELSとして知られるミネラルフィブリル(同様に、Lapinusから得られる)を使用したことを相違点として、比較実験を繰り返した。CoatForce(登録商標)CF10ELSは、約125μmの平均長と、約7.0μmの質量平均フィブリル直径とを有する複数のハードフィブリルからなる。全ての結果は表1で与えられる。
[比較実験B]
フィブリルの量を5wt%の代わりに7wt%として、比較実験Aを繰り返した。結果は表2に示される。
フィブリルの量を5wt%の代わりに7wt%として、比較実験Aを繰り返した。結果は表2に示される。
[実験2]
RB220ELSの代わりにCF10ELSを用いて、比較実験Bを繰り返した。結果は表2に示される。
RB220ELSの代わりにCF10ELSを用いて、比較実験Bを繰り返した。結果は表2に示される。
式1を用いて、実施例の糸の中に保持される充填剤量の利得を算出した。
式中、MExは、実施例の糸に含有されるフィラメントおよび/またはステープル繊維中の充填剤のパーセンテージであり、MCExは、比較実験の糸について計算された充填剤のそれぞれのパーセンテージである。
式中、MExは、実施例の糸に含有されるフィラメントおよび/またはステープル繊維中の充填剤のパーセンテージであり、MCExは、比較実験の糸について計算された充填剤のそれぞれのパーセンテージである。
得られた布地は、EN388「Martindale Abrasion Testing」に従って、耐摩耗性に対しても試験した。本発明の糸を用いる布地の場合、約50%の耐摩耗性の増大が達成されることが観察された。
Claims (15)
- 充填剤を含有する高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維を含む糸において、前記充填剤が、50μm〜200μmの平均長を有する複数のフィブリルであることを特徴とする糸。
- 前記複数のフィブリルの平均長が最大でも180μm、より好ましくは最大でも150μmである、請求項1に記載の糸。
- 前記複数のフィブリルの前記平均長が少なくとも75μm、好ましくは少なくとも100μmである、請求項1または2に記載の糸。
- 前記複数のフィブリルが最大でも最大でも20μm、より好ましくは最大でも15μm、さらにより好ましくは最大でも10μm、最も好ましくは最大でも8μmの質量平均フィブリル直径を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の糸。
- 前記複数のフィブリルが少なくとも1μm、より好ましくは少なくとも3μmの質量平均フィブリル直径を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の糸。
- 前記フィブリルがハードフィブリルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の糸。
- 前記フィブリルが、少なくとも2.5のモース硬度を有するハードフィブリルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の糸。
- 前記高分子フィラメントおよび/またはステープル繊維を製造するために使用されるポリマーが、ポリオレフィン、より好ましくはポリプロピレンまたはポリエチレンである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の糸。
- 前記高分子フィラメントおよび/またはステープル繊維を製造するために使用されるポリマーが、超高分子量ポリエチレン(UHMwPE)である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の糸。
- 前記高分子フィラメントおよび/または高分子ステープル繊維が0.1wt%〜55wt%の充填剤を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の糸。
- 請求項1〜10のいずれか一項に記載の糸の1本または複数本と、1本または複数本のさらなる糸とを含有する複合糸であって、前記さらなる糸が、好ましくは、ガラス、金属またはセラミック材料から製造された糸である複合糸。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の糸を含む布地、建築用織物、ロープ、釣り糸および漁網、海運業および航空機産業のためのカーゴネット、ストラップおよび拘束具。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の糸を含む衣類、特に、手袋、エプロン、ズボン、袖口および袖。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の糸を含む、突刺しによる損傷に対する防護製品。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の糸を含む、切裂きによる損傷に対する防護衣類。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP12162973 | 2012-04-03 | ||
EP12162973.7 | 2012-04-03 | ||
PCT/EP2013/056872 WO2013149990A1 (en) | 2012-04-03 | 2013-04-02 | Polymeric yarn and method for manufacturing |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015518528A true JP2015518528A (ja) | 2015-07-02 |
Family
ID=48092932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015503850A Pending JP2015518528A (ja) | 2012-04-03 | 2013-04-02 | 高分子糸および製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150093950A1 (ja) |
EP (1) | EP2834398A1 (ja) |
JP (1) | JP2015518528A (ja) |
KR (1) | KR20140143773A (ja) |
CN (1) | CN104246035A (ja) |
CA (1) | CA2866655A1 (ja) |
EA (1) | EA025999B1 (ja) |
IN (1) | IN2014DN07376A (ja) |
WO (1) | WO2013149990A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018168488A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 東洋紡株式会社 | ポリエチレン繊維、およびそれを用いた製品 |
JP2020515732A (ja) * | 2017-04-03 | 2020-05-28 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.Dsm Ip Assets B.V. | 切断抵抗性である充填された長尺体 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110892099B (zh) | 2017-07-14 | 2022-11-29 | 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 | 均匀的经填充的纱线 |
JP7468963B2 (ja) | 2017-07-14 | 2024-04-16 | アビエント プロテクティブ マテリアルズ ビー. ブイ. | 均一な充填剤入り糸 |
CN113862850A (zh) * | 2021-11-22 | 2021-12-31 | 重庆市纺织工业研究所有限责任公司 | 利用pbo新型纤维制备纱线的生产工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010507026A (ja) * | 2006-10-17 | 2010-03-04 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 耐切創糸、耐切創糸の製造方法、および耐切創糸を含む製品 |
JP2011079920A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Jen-Taut Yeh | 超高分子量ポリエチレン/ナノ無機物複合材料およびその高機能繊維の製造方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL177840C (nl) | 1979-02-08 | 1989-10-16 | Stamicarbon | Werkwijze voor het vervaardigen van een polyetheendraad. |
NL8006994A (nl) * | 1980-12-23 | 1982-07-16 | Stamicarbon | Filamenten met grote treksterkte en modulus en werkwijze ter vervaardiging daarvan. |
US4413110A (en) | 1981-04-30 | 1983-11-01 | Allied Corporation | High tenacity, high modulus polyethylene and polypropylene fibers and intermediates therefore |
US4663101A (en) | 1985-01-11 | 1987-05-05 | Allied Corporation | Shaped polyethylene articles of intermediate molecular weight and high modulus |
WO1986004936A1 (en) | 1985-02-15 | 1986-08-28 | Toray Industries, Inc. | Polyethylene multifilament yarn |
JPH06102846B2 (ja) | 1985-05-01 | 1994-12-14 | 三井石油化学工業株式会社 | 超高分子量ポリエチレン延伸物の製造方法 |
DE3675079D1 (de) | 1985-06-17 | 1990-11-29 | Allied Signal Inc | Polyolefinfaser mit hoher festigkeit, niedrigem schrumpfen, ultrahohem modul, sehr niedrigem kriechen und mit guter festigkeitserhaltung bei hoher temperatur sowie verfahren zu deren herstellung. |
US5851668A (en) * | 1992-11-24 | 1998-12-22 | Hoechst Celanese Corp | Cut-resistant fiber containing a hard filler |
US5620797A (en) * | 1995-09-05 | 1997-04-15 | Mallonee; William C. | Polypropylene and polyester conjugate carpet face yarn |
US6448359B1 (en) | 2000-03-27 | 2002-09-10 | Honeywell International Inc. | High tenacity, high modulus filament |
EP1336672A1 (en) * | 2002-02-15 | 2003-08-20 | Dsm N.V. | Method of producing high strength elongated products containing carbon nanotubes |
JP2006525412A (ja) * | 2003-05-02 | 2006-11-09 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | マイクロファイバーを含有するポリエステル、ならびにその製造および使用方法 |
ES2687071T3 (es) | 2009-02-09 | 2018-10-23 | Dsm Ip Assets B.V. | Tejido resistente al corte |
ES2545504T5 (es) * | 2010-04-07 | 2020-02-27 | Dsm Ip Assets Bv | Artículo resistente al corte |
-
2013
- 2013-04-02 US US14/390,592 patent/US20150093950A1/en not_active Abandoned
- 2013-04-02 WO PCT/EP2013/056872 patent/WO2013149990A1/en active Application Filing
- 2013-04-02 EA EA201401088A patent/EA025999B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2013-04-02 CN CN201380018907.4A patent/CN104246035A/zh active Pending
- 2013-04-02 EP EP13715937.2A patent/EP2834398A1/en not_active Withdrawn
- 2013-04-02 CA CA 2866655 patent/CA2866655A1/en not_active Abandoned
- 2013-04-02 KR KR20147027884A patent/KR20140143773A/ko not_active Application Discontinuation
- 2013-04-02 JP JP2015503850A patent/JP2015518528A/ja active Pending
-
2014
- 2014-09-02 IN IN7376DEN2014 patent/IN2014DN07376A/en unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010507026A (ja) * | 2006-10-17 | 2010-03-04 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 耐切創糸、耐切創糸の製造方法、および耐切創糸を含む製品 |
JP2011079920A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Jen-Taut Yeh | 超高分子量ポリエチレン/ナノ無機物複合材料およびその高機能繊維の製造方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
PRODUCTDATASHEET/ROCKBRAKERB215R, JPN6017025798, ISSN: 0003596371 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018168488A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 東洋紡株式会社 | ポリエチレン繊維、およびそれを用いた製品 |
JP2020515732A (ja) * | 2017-04-03 | 2020-05-28 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.Dsm Ip Assets B.V. | 切断抵抗性である充填された長尺体 |
JP7372004B2 (ja) | 2017-04-03 | 2023-10-31 | アビエント プロテクティブ マテリアルズ ビー. ブイ. | 切断抵抗性である充填された長尺体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2866655A1 (en) | 2013-10-10 |
KR20140143773A (ko) | 2014-12-17 |
EA025999B1 (ru) | 2017-02-28 |
CN104246035A (zh) | 2014-12-24 |
EA201401088A1 (ru) | 2015-03-31 |
EP2834398A1 (en) | 2015-02-11 |
US20150093950A1 (en) | 2015-04-02 |
WO2013149990A1 (en) | 2013-10-10 |
IN2014DN07376A (ja) | 2015-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5170578B2 (ja) | 耐切創糸、耐切創糸の製造方法、および耐切創糸を含む製品 | |
KR101311105B1 (ko) | 성형가공성이 우수한 고기능 폴리에틸렌 섬유 | |
AU2016216564B2 (en) | Polyolefin yarns and method for manufacturing | |
JP6044004B2 (ja) | 糸、糸の製造方法、および糸を含有する製品 | |
JP6507403B2 (ja) | 耐摩耗性布帛 | |
JP2015518528A (ja) | 高分子糸および製造方法 | |
JP6366146B2 (ja) | 耐切断性物品 | |
JP2024050654A (ja) | 均一な充填剤入り糸 | |
JP4332775B2 (ja) | 極小金属複合繊維およびその製造方法 | |
EP3652366A1 (en) | Homogeneous filled yarn |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170711 |