JP2015517978A - 抗菌性及び発泡性のアルコール組成物 - Google Patents

抗菌性及び発泡性のアルコール組成物 Download PDF

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Abstract

抗菌性及び発泡性のアルコール組成物であって、該組成物は、C1−4アルコール少なくとも40質量%、及び(1)双性イオン性界面活性剤及び(2)少なくとも1のシラン基及び少なくとも1のポリアルキレンオキシド鎖を含有するポリアルコキシル化シラン界面活性剤から選ばれる1以上のシラン界面活性剤を含んでなる。【選択図】なし

Description

本発明は、抗菌性及び発泡性のアルコール組成物、及び特に、1以上のシラン界面活性剤を含むアルコール組成物に係る。
泡沫洗浄剤は、1つには、これらが表面上で展開することが容易であるとの理由から人気がある。消費者は、むしろ泡沫セッケン製品の高級感を好むようである。泡沫製品では、液又はジェルと同じ洗浄力を生ずることはあまり必要とされない。好適に処方された泡沫製品は、従来のゲル化又は液体製品について経験される滴下(又はドリップ)及びはね(又はスプラッシュ)を生じない。これは、製品を収容するディスペンサーが使用される施設の床及び壁に対する損傷を防止する。泡沫製品の製造は、取り扱いが困難である粉末状の増粘剤がしばしば配合されるゲル化製品よりも容易である。
アルコール製品は、皮膚用の消毒剤として人気がある。審美性は重要であり、ユーザーは、ネバネバ又はヌルヌルしない、皮膚に対してザラザラしない製品を使用しがちである。いくつかの文献には、ノンエアゾール型アルコール泡沫組成物用として、各種の発泡性界面活性剤の使用が開示されている。しかし、有効であり、安定であり、審美的に満足できる発泡性の抗菌性アルコール組成物を形成できる新規の発泡性界面活性剤についての要求がある。
本発明の1以上の具体例は、C1−4アルコール又は2以上のC1−9アルコールの混合物少なくとも約40質量%(アルコール組成物の総質量基準で);及び1以上のシラン界面活性剤を含んでなる発泡性組成物を提供する。
本発明の1以上の具体例は、アルコール組成物の総質量基準で、C1−4アルコール約50質量%;及び1以上のシラン界面活性剤約0.001−約10質量%を含んでなる発泡性組成物を提供する。
1以上の具体例では、本発明によるアルコール組成物は、少なくとも1の低級アルコールを含む。1具体例では、低級アルコールは炭素原子1−4個を含有する。代表的には、これらのアルコールは抗菌特性を有する。低級アルコールの例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、3級ブタノール、及びこれらの混合物があるが、これらに限定されない。1具体例では、アルコールはエタノールを含んでなる。
アルコール組成物は、C1−9アルコールの混合物を含むことができる。1以上の具体例では、アルコール組成物は、1以上のC1−4アルコールと1以上のC5−9アルコールとの混合物を含む。混合物は、1級、2級、又は3級のアルコールを含むことができる。
一般に、アルコール組成物は、アルコール組成物の総質量基準で少なくとも約40質量%の量でアルコールを含んでなる。1以上の具体例では、アルコール組成物の総質量基準で、アルコール少なくとも約45質量%、他の具体例では、アルコール少なくとも50質量%、他の具体例では、アルコール少なくとも60質量%、他の具体例では、アルコール少なくとも62質量%、他の具体例では、アルコール少なくとも65質量%、他の具体例では、アルコール少なくとも68質量%を含んでなる。場合によっては、特に、組成物中で使用される他の成分及び/又はその量によっては、それ以上又はそれ以下のアルコールが要求される。1以上の具体例では、アルコール組成物は、アルコール組成物の総質量基準で、アルコール約40−約98質量%を含んでなり、他の具体例では、アルコール組成物は、アルコール約45−約95質量%を含んでなり、さらに他の具体例では、アルコール組成物は、アルコール約50−約90質量%を含んでなり、及びさらに他の具体例では、アルコール組成物は、アルコール約55−約80質量%を含んでなる。
本発明のアルコール組成物は1以上のシラン界面活性剤を含む。1以上の具体例では、シラン界面活性剤は、アルコール組成物に、発泡特性を付与できる。
1以上の具体例では、シラン界面活性剤は、双性イオン性シラン界面活性剤として特徴付けられる。1以上の具体例では、双性イオン性界面活性剤は、イオン性の部分及び非極性のシラン部分を含む。1以上の具体例では、双性イオン性界面活性剤は、式
Figure 2015517978
[ここで、R、R及びRは、それぞれ独立して、分枝状又は直鎖状のC−C20炭化水素基であり、Rは、炭素原子約4−約20個を有する2価の炭化水素基であり、任意に、ラテラルヒドロキシル基及びエーテル型酸素の一方又は両方を含み、及びRは、
Figure 2015517978
Figure 2015517978
及び
Figure 2015517978
(ここで、R、R及びRは、それぞれ独立して、炭素原子1−約6個を有するアルキル基である)からなる群から選ばれるものである]で表される。
1以上の具体例では、双性イオン性界面活性剤は、極性のジメチルグリシン部分及び非極性のシラン部分を含む。1以上の具体例では、双性イオン性界面活性剤は、ベタイン部分及びアルキルシラン部分を含む。
1以上の具体例では、双性イオン性界面活性剤は、式
Figure 2015517978
(ここで、各Rは、独立して、分枝状又は直鎖状のC−C20炭化水素基である)で表される。C−C20炭化水素基の例としては、アルキル基及びアルケン基が含まれる。1以上の具体例では、各Rは、炭素原子1−6個を有するアルキル基である。1以上の具体例では、少なくとも1つのRがn−ブチル基であり、他の具体例では、少なくとも2つのRがn−ブチル基である。
1以上の具体例では、双性イオン性シラン界面活性剤はn−ブチルシラン界面活性剤である。1以上の具体例では、n−ブチルシラン界面活性剤は、式
Figure 2015517978
(ここで、nは約1−約20の整数である)で表される。
1以上の具体例では、双性イオン性シランは、アルコール組成物の総質量基準で、約0.001−約10質量%、他の具体例では、約0.002−約5質量%の量で存在する。他の具体例では、双性イオン性シランは、アルコール組成物の総質量基準で約0.01−約4質量%の量で存在する。泡沫を形成するためには、より多くの量も有効であることが考えられる。本明細書において、双性イオン性シラン及び他の成分に関するすべての質量は、有効レベルに基づくものであり、従って、他に特定しない限り、市販の物質に含まれるキャリヤー又は副生物を含まない。
他の具体例では、より多量の双性イオン性シランを使用することが望ましい。例えば、本発明の発泡性のアルコール組成物が表面に塗布され、その後、洗い流される洗浄剤又は消毒剤を含むような具体例では、より多量の双性イオン性シランが使用される。これらの具体例では、双性イオン性シランは、組成物の総質量基準で約35質量%までの量で存在する。
1以上の具体例では、双性イオン性シランをアルコール組成物に直接添加する。1具体例では、双性イオン性シランをアルコールに添加し、均質な混合物が得られるまで、混合物を撹拌しながら加熱する。
他の具体例では、双性イオン性シランを、溶液又はエマルジョンとして、アルコール組成物に添加する。換言すれば、双性イオン性シランをキャリヤーとプレ混合して、双性イオン性シラン溶液又はエマルジョンを形成することができる(ただし、キャリヤーは、アルコール組成物の発泡特性に悪影響を及ぼさないものである)。キャリヤーの例としては、水、アルコール、プロピレングリコール、エチレングリコール及びブチレングリコールのようなグリコール、ケトン、直鎖状及び/又は環状炭化水素、トリグリセリド、カーボネート、シリコーン、アルケン、酢酸エステル、安息香酸エステル、脂肪酸エステル、グリセリルエステルのようなエステル、エーテル、アミド、ポリエチレングリコール及びPEG/PPG共重合体、食塩水のような無機塩溶液、及びその混合物が含まれる。双性イオン性シランをプレ混合して双性イオン性シラン溶液又はエマルジョンを形成する場合、アルコール組成物に添加される溶液又はエマルジョンの量は、双性イオン性シランの量が上記の設定した範囲内となるように選択されることが理解されるであろう。
1以上の具体例では、n−ブチルシラン界面活性剤は、下記のスキーム1に示される2工程反応法によって調製される。
スキーム1
Figure 2015517978
スキーム1に示された反応は白金触媒を利用する。さらに一般的には、合成は、次の反応スキームを含む:a)オレフィン系二重結合を有するエポキシドを、ヒドロシリル化触媒の存在下における付加反応によって、シランと反応させ、及びb)シラン変性エポキシドのエポキシド環を、公知の反応によって開環し、得られた生成物を、b1)スルホン化するか、又はb2)酸YHの存在下、3級アミンとの反応によって4級化するか、又はb3)式
Figure 2015517978
の化合物との反応によってベタインに転化する。
好ましくは、ヒドロシリル化は、高温において及び/又は溶媒の存在下において行われ、触媒として白金触媒が使用される。
方法の工程b1)は、公知の様式で、シラン変性エポキシドを、亜硫酸アルカリ塩/硫酸水素アルカリ塩と反応させることにより、又は極性溶媒の存在下、所望のカチオンの亜硫酸塩/硫酸水素塩と反応させることによって行われる。溶媒としては、好ましくは、イソプロパノール/水混合物が使用される。反応は、好ましくは、高温、例えば、イソプロパノール/水混合物の沸点において行われる。
方法の工程b2)、すなわち、シラン変性エポキシドと各種の3級アミンとの反応も、好ましくは、極性溶媒、特に、イソプロパノールのような短鎖で、低沸点の脂肪族アルコールの存在下で行われる。反応はプロトン酸(酢酸が好適である)の存在下で進行する。
方法の工程b3)は、極性溶媒、特に、イソプロパノールのような低分子量脂肪族アルコールの存在下におけるシラン変性エポキシドとジアルキルアミノ酢酸との反応を含んでなる。
初めに、同様にして、シラン変性エポキシドを、ジメチルアミンのようなジアルキルアミンと反応させ、ついで、得られた生成物を、イソプロパノールのような極性溶媒の存在下におけるクロロ酢酸ナトリウムとの反応によってベタインに転化することもできる。
同様の合成法が米国特許第6489498号(参照して、ここに組み込む)に記載されている。
1以上の具体例では、双性イオン性界面活性剤は、(a)ヒドロシリル化触媒の存在下における付加反応によって、エポキシドを、一般式
Figure 2015517978
のシランと反応させて、エポキシド環を有するシラン変性エポキシドを生成する工程;及び(b)シラン変性エポキシドを、一般式
Figure 2015517978
の化合物と反応させて、一般式
Figure 2015517978
のベタインを形成する工程を含んでなる方法によって調製される(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、分枝状又は直鎖状のC−C20炭化水素基であり、Rは、エポキシドに由来し、炭素原子約4−約20個を有する2価の炭化水素基であり、及び任意にラテラルヒドロキシル基を含み、及び任意にエーテル型酸素を含み、及びR及びRは、炭素原子1−約6個を有するアルキル基から選ばれる)。
シラン界面活性剤は、標準状態の温度及び圧力において、液体又は固体である。1以上の具体例では、シラン界面活性剤は、標準状態の温度及び圧力において、ワックス状の固体である。
1以上の具体例では、シラン界面活性剤は、ポリアルコキシシラン界面活性剤であり、少なくとも1のシラン基及び少なくとも1のポリアルキレンオキシド鎖を含有する分子と記載することができる。少なくとも1のシラン基は、水素原子又は炭素原子に直接結合した珪素原子を含む部分と記載することができる。ポリアルキレンオキド鎖は、エチレンオキシドユニット、プロピレンオキシドユニット、又はその混合物を含むことができる。1以上の具体例では、このように、シラン界面活性剤は、ポリエトキシ化(PEG)及び/又はポリプロポキシ化(PPG)シラン界面活性剤、すなわち、ポリアルコキシシラン界面活性剤と称される。
1以上の具体例では、ポリアルコキシシラン界面活性剤は、界面活性剤1分子当たりポリアルキレンオキシド1−約100ユニットを含むことができ、他の具体例では、界面活性剤1分子当たりポリアルキレンオキシド約5−約90ユニットを含むことができ、他の具体例では、界面活性剤1分子当たりポリアルキレンオキシド約10−約80ユニットを含むことができ、及び他の具体例では、界面活性剤1分子当たりポリアルキレンオキシド約20−約60ユニットを含むことができる。
アルコキシル化シラン界面活性剤の例としては、化粧品原料国際命名法(INCI)に従ってビス−peg−18メチルエーテルジメチルシランと命名されたものが含まれる。
1以上の具体例では、シラン界面活性剤の分子量分布(Mw/Mn)は約2.4未満であり、他の具体例では、約2.2未満であり、さらに他の具体例では、約2.0未満であり、他の具体例では、約1.8未満である。分子量及び分子量分布は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を含む一般的な技術によって測定される。
1以上の具体例では、シラン界面活性剤の融点は約29−約35℃である。
当分野において知られているように、固体物質についての界面エネルギー値は、固体と液体との間、又は液体同士の間の接触角に基づいて算定される。界面エネルギーは、しばしば、2成分(分散性成分及び極性成分)からなるもの(ここで、分散性成分は、理論的に、ファンデルワールス及び適用された液体と一緒に表面が有し得る他の非位置特異性相互作用を説明し、及び極性成分は、理論的に、双極性双極性、双極性誘起双極性水素結合及び適用された液体と一緒に表面が有し得る他の位置特異性相互作用を説明する)として記載されている。
界面エネルギーを測定するFowkes法は、Fowkes, F.M., Industrial and Engineering Chemistry, 56, 12, 40(1964) に記載されている。一般に、被測定サンプルを融解し、平らな基板上に注ぎ、再固化させて、平らな表面を形成する。水及びジヨードメタンの滴を平らな表面に置き、滴が特異的な接触角に拡散するが、サンプルに顕著に吸いこまれないように短時間で接触角を測定する。角度は、例えば、Kruss Drop Shape Analysisシステム DSA 100にて測定される。水及びジヨードメタンの接触角の測定から、及びFowks理論を使用すれば、界面エネルギーは、全表面域、極性成分及び分散性成分を含めて算定される。表面極性による全表面域の界面エネルギーの百分率は、これらの数に基づいて算定される。
1以上の具体例では、シラン界面活性剤の界面エネルギーは、22℃においてFowkes法に従って、水及びジヨードメタンを使用して測定される場合、約23ダイン/cm未満であり、他の具体例では、約22.5ダイン/cm未満である。1以上の具体例では、シラン界面活性剤の界面エネルギーは、22℃においてFowkes法に従って測定される場合、約21−約23ダイン/cmである。
1以上の具体例では、約22℃における界面エネルギーの極性成分は、約2.5ダイン/cm未満であり、他の具体例では、約2.2ダイン/cm未満である。1以上の具体例では、極性成分は、約1.7−約2.2ダイン/cmである。
1以上の具体例では、約22℃における表面極性による界面エネルギーの百分率は、約10%未満であり、他の具体例では、約9.5%未満であり、他の具体例では、約9%未満である。
1以上の具体例では、シラン界面活性剤の界面エネルギーは、約40℃においてFowkes法に従って測定される場合、約21ダイン/cm未満であり、他の具体例では、約20.8ダイン/cm未満である。1以上の具体例では、シラン界面活性剤の界面エネルギーは、40℃においてFowkes法に従って測定される場合、約20−約21ダイン/cmである。
1以上の具体例では、約40℃における界面エネルギーの極性成分は、約1.5ダイン/cm未満であり、他の具体例では、約1.4ダイン/cm未満である。1以上の具体例では、極性成分は、約1.0−約1.5ダイン/cmである。
1以上の具体例では、約40℃における表面極性による界面エネルギーの百分率は、約7%未満であり、他の具体例では、約6.5%未満である。
1以上の具体例では、シランは、アルコール組成物の総質量基準で、約0.001−約20質量%、他の具体例では、約0.005−約15質量%、他の具体例では、約0.01−約10質量%の量で存在する。他の具体例では、シランは、アルコール組成物の総質量基準で、約0.05−約4質量%の量で存在する。泡沫を形成するためには、より多くの量も有効であることが考えられる。本明細書において、シラン及び他の成分に関するすべての質量は、有効レベルに基づくものであり、従って、他に特定しない限り、市販の物質に含まれるキャリヤー又は副生物を含まない。
1以上の具体例では、シランはアルコール組成物に直接添加される。1具体例では、シランをアルコール又はアルコール/水混合物に添加し、均質な混合物が得られるまで撹拌する。1具体例では、シランをアルコール又はアルコール/水混合物に添加し、均質な混合物が得られるまで、混合物を撹拌しながら加熱する。他の具体例では、シランが温度及び圧力の標準状態において固体である場合には、シランを、混合する前に、融点よりも高い温度に加熱することができる。
他の具体例では、シランを、溶液又はエマルジョンとして、アルコール組成物に添加する。換言すれば、シランをキャリヤーとプレ混合して、シラン溶液又はエマルジョンを形成することができる(ただし、キャリヤーは、アルコール組成物の発泡特性に悪影響を及ぼさないものである)。キャリヤーの例としては、水、アルコール、プロピレングリコール、エチレングリコール及びブチレングリコールのようなグリコール、ケトン、直鎖状及び/又は環状炭化水素、トリグリセリド、カーボネート、シリコーン、アルケン、酢酸エステル、安息香酸エステル、脂肪酸エステル、グリセリルエステルのようなエステル、エーテル、アミド、ポリエチレングリコール及びPEG/PPG共重合体、食塩水のような無機塩溶液、及びその混合物が含まれる。シランをプレ混合してシラン溶液又はエマルジョンを形成する場合、アルコール組成物に添加される溶液又はエマルジョンの量は、シランの量が上記の設定した範囲内となるように選択されることが理解されるであろう。
1以上の具体例では、アルコール組成物は、さらに、米国特許出願公開第2007/0148101号及び同第2008/0207767号(これらを、参照して、ここに組み込む)に記載されているもののような1以上の補助発泡性界面活性剤を含むことができる。
1以上の具体例では、アルコール組成物は、さらに、シロキサンポリマー界面活性剤を含む。シロキサンポリマーは、有機ポリシロキサンジメチコーンポリオール、シリコーンカルビノール流体、シリコーンポリエーテル、アルキルメチルシロキサン、アモジメチコン、トリシロキサンエトキシレート、ジメチコノール、4級化シリコーン界面活性剤、ポリシリコーン、シリコーンクロスポリマー、及びシリコーンワックスを含む。
シロキサンポリマー界面活性剤の例としては、ジメチコーンPEG-7ウンデシレネート、PEG-10ジメチコーン、PEG-8ジメチコーン、PEG-12ジメチコーン、パーフルオロノニルエチルカルボキシデシルPEG 10, PEG-20/PEG-23ジメチコーン、PEG-11メチルエーテルジメチコーン、ビス−PEG/PPG-20/20ジメチコーン、シリコーンクオタニウム類、PEG-9ジメチコーン、PPG-12ジメチコーン、フルオロPEG-8ジメチコーン、PEG23/PPG6ジメチコーン、PEG20/PPG23ジメチコーン、PEG17ジメチコーン、PEG5/PPG3メチコーン、ビスPEG20ジメチコーン、PEG/PPG 20/15ジメチコーンコポリオール及びスルホサクシネートブレンド、PEG-8ジメチコーン/ダイマー酸ブレンド、PEG-8ジメチコーン/脂肪酸ブレンド、PEG-8ジメチコーン/冷間圧搾植物油/ポリクオタニウムブレンド、ランダムブロックポリマー及びその混合物が含まれる。
1具体例では、シロキサンポリマー界面活性剤は、式
Figure 2015517978
(ここで、R10及びR11は、独立して、メチル基又は式
Figure 2015517978
で表される部分であり、ただし、R10及びR11の両方がCHであることはなく、aは約3−約21の整数であり、bは約1−約7の整数であり、cは約0−約40の整数であり、dは約0−約40の整数であり、及びeは約0−約40の整数であり、ただし、a≧3×b及びc+d+e≧5である)で表される化合物を含む。
1以上の具体例では、アルコール組成物は、アルコール組成物の総質量基準で、シロキサンポリマー界面活性剤少なくとも約0.002質量%を含む。他の具体例では、アルコール組成物は、アルコール組成物の総質量基準で、シロキサンポリマー界面活性剤少なくとも約0.01質量%を含む。他の具体例では、アルコール組成物は、アルコール組成物の総質量基準で、シロキサンポリマー界面活性剤少なくとも約0.05質量%を含む。
1具体例では、シロキサンポリマー界面活性剤は、アルコール組成物の総質量基準で、約0.002−約4質量%の量で存在する。他の具体例では、シロキサンポリマー界面活性剤は、アルコール組成物の総質量基準で、約0.01−約2質量%の量で存在する。記載した成分に関するすべての質量は、有効レベルに基づくものであり、従って、他に特定しない限り、市販の物質に含まれるキャリヤー又は副生物を含まない。
本発明のアルコール組成物にとって、シロキサンポリマー界面活性剤、又は他の第2の発泡性界面活性剤の存在は必ずしも必要ではなく、いくつかの具体例では、本発明の組成物における第2の発泡性界面活性剤の量は制限される。組成物は、1以上の具体例では、組成物の総質量基準で、第2の発泡性界面活性剤約0.5質量%未満、他の具体例では、第2の発泡性界面活性剤約0.2質量%未満、他の具体例では、第2の発泡性界面活性剤約0.1質量%未満、他の具体例では、第2の発泡性界面活性剤0.05質量%未満を含む。他の具体例では、組成物は追加の発泡性界面活性剤を含まない。
いくつかの具体例では、本発明のアルコール組成物は、任意に、少なくとも1の発砲増進剤(第1の発砲増進剤と称する)を含む。1以上の具体例では、これらの具体例のアルコール組成物は、発砲増進剤を含まないアルコール組成物と比較する際、改善された泡安定性を発揮する。「泡安定性」とは、泡が壊れて液体となるために要する時間の長さを意味する。
これらの又は他の具体例では、これら具体例のアルコール組成物は、発砲増進剤を含まないアルコール組成物と比較する際、改善された泡質を発揮する。「泡質」とは、泡沫気泡の量及びサイズを意味する。改善された泡質を有する泡は、多数のより小さい気泡(クリーミーで濃密な外観の形成に寄与する)によって特徴付けられる。
1以上の具体例では、第1の発砲増進剤は、ポリ(エチレンオキシド)ポリマー、ポロキサマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、又はその組み合わせを含む。
1以上の具体例では、第1の発砲増進剤は、約100,000−約10,000,000の範囲、他の具体例では、約200,000−約4,000,000の範囲の平均分子量を有するポリ(エチレンオキシド)ポリマーを含む。1以上の具体例では、第1の発砲増進剤は、PEG-4−PEG-100から選ばれるポリ(エチレンオキシド)ポリマーを含む。発砲増進剤としての使用に適する市販のポリ(エチレンオキシド)ポリマーの例としては、Dow Chemicalから入手可能なWSR N-80、WSR N12K、WSR N60K、及びWSR-301のようなPOLYOX(登録商標)製品が含まれる。
1以上の具体例では、組成物は、第1の発砲増進剤約10質量%以下を含む。1以上の具体例では、組成物は、0−約10質量%以下、他の具体例では、約0.001−約8質量%、他の具体例では、約0.01−約5質量%、他の具体例では、約0.01−約1質量%を含む。
本発明の組成物中に任意に含まれ得る第2の発砲増進剤としては、ヒドロキシプロピルグアー、セチルヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ポリグリセリン、ポリオキサミン、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、ポリアクリル酸、ポリエチレン/イソプロピルマレイン酸エステル/マレイン酸コポリオール、ポリメタクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド、ポリメタクリルアミドプロピルトリモニウムメトスルフェート、ポリメタクリル酸、ポリビニルメチルエーテル、ブチル化ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、及びn−ビニルラクタムポリマー及びコポリマーが含まれる。
1以上の具体例では、第2の発砲増進剤は、アルコール組成物の総質量基準で約0−約8質量%の量で存在する。1具体例では、第2の発砲増進剤は、アルコール組成物の総質量基準で約0.005−約4質量%の量で存在し、他の具体例では、発砲増進剤は約0.005−約1質量%の量で存在し、及びさらに他の具体例では、発砲増進剤は約0.01−約0.2質量%の量で存在する。
1具体例では、第1の及び/又は第2の発砲増進剤は、アルコール組成物に直接添加される。1以上の具体例では、発泡増進剤は、溶液又はエマルジョンとして、アルコール組成物に添加される。換言すれば、発泡増進剤をキャリヤーとプレ混合して、発泡増進剤溶液又はエマルジョンを形成することができる(ただし、キャリヤーは、アルコール組成物の発泡特性に悪影響を及ぼさないものである)。キャリヤーの例としては、水、アルコール、プロピレングリコール、エチレングリコール及びブチレングリコールのようなグリコール、ケトン、直鎖状及び/又は環状炭化水素、トリグリセリド、カーボネート、シリコーン、アルケン、酢酸エステル、安息香酸エステル、脂肪酸エステル、グリセリルエステルのようなエステル、エーテル、アミド、ポリエチレングリコール及びPEG/PPG共重合体、食塩水のような無機塩溶液、及びその混合物が含まれる。発泡増進剤をプレ混合して発泡増進剤溶液又はエマルジョンを形成する場合、アルコール組成物に添加される溶液又はエマルジョンの量は、発泡増進剤の量が上記の設定した範囲内となるように選択されることが理解されるであろう。
本発明のアルコール組成物は、さらに、広い範囲の任意成分を含むことができるが、ただし、これらは、アルコール組成物の発泡特性、又は泡の安定性に悪影響を及ぼさないものである。CTFA International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook, 11版, 2006及び2007 CTFA International Buyer's Guide(これらの両方を、参照して、ここに組み込む)は、本発明の組成物における使用に好適である、スキンケア工業において一般的に使用される各種の非限定的な化粧品及び医薬品成分を記載している。これらの引用文献には、成分の機能的な種類の非限定的な例が記載されている。これらの機能的な種類の例としては、研磨剤、抗アクネ剤、固化防止剤、酸化防止剤、結合剤、生物学的添加剤、増量剤、キレート剤、化学添加剤;着色剤、化粧品用収斂剤、化粧品用殺生物剤、変性剤、薬用収斂剤、乳化剤、外用鎮痛剤、膜形成剤、香り成分、保湿剤、不透明化剤、可塑剤、保存料、噴射剤、還元剤、美白剤、皮膚コンディショニング剤(皮膚軟化剤、保湿剤、その他(miscellaneous)、)水分蒸発抑制剤(occlusive))、皮膚保護剤、溶媒、起泡力増進剤、ヒドロトロープ、可溶化剤、懸濁剤(非界面活性剤)、日焼け止め剤、紫外性吸収剤、粘着防止剤、及び増ちょう剤(水性及び非水性)が含まれる。当業者によく知られた、ここで有用な物質の他の機能的な種類の例としては、可溶化剤、金属イオン封鎖剤、角質溶解剤などが含まれる。1具体例では、アルコール組成物は、さらに、グリセリンを含む。1具体例では、アルコール組成物は、さらに、1,2−オクタンジオールのようなC6−10アルカンジオールを含んでなる。1具体例では、アルコール組成物は、さらに、グリセリン及び1以上のC6−10アルカンジオールを含んでなる。
アルコール組成物には、泡の質及び特性を増進又は変性する目的で、擦り込み及び/又は乾燥時間における最終剤形の触感を変性するため、アルコールの持続的又は長期間の微生物活性を提供するため、香料又は日焼け止め剤のような他の成分を可溶化するため、及び刺激緩和のために、補助剤を含めることができる。補助剤としては、スルホサクシネート、アミンオキシド、PEG-80ソルビタンラウレート、PEG-150ペンタエリスリチルテトラステアレート、ポリグルコシド、アルコールアミド、ソルビタン誘導体、脂肪族アルコールエトキシレート、4級アンモニウム化合物、アミドアミン、スルタイン、イソチオネート、サルコシネート、ベタイン、ポリソルベート及び脂肪族アルコールポリエチレングリコールが含まれるが、必ずしもこれらに限定されない。
ポリソルベートの例としては、ポリソルベート-20(ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートと称される);ポリソルベート-40(ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテートと称される);ポリソルベート-60(ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートと称される);及びポリソルベート-80(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートと称される)が含まれる。ポリソルベートの更なる例としては、ポリソルベート-21、ポリソルベート-61、ポリソルベート-65、ポリソルベート-81、及びポリソルベート-85が含まれる。
補助剤の量は、アルコール組成物の抗菌性又は泡形成特定、又は泡の安定性に悪影響を及ぼさない限り、特に制限されない。いくつかの具体例では、1以上の補助剤は、発泡性のアルコール組成物中に、アルコール組成物の総質量基準で約0−約2質量%の量で存在できる。他の具体例では、1以上の補助剤は、発泡性のアルコール組成物中に、アルコール組成物の総質量基準で約0.1−約1質量%の量で存在できる。
安定した泡を生成するために噴射剤が使用されるが、有利には、噴射剤は不要である。いくつかの具体例では、噴射剤の量は、アルコール組成物の総質量基準で約1000 ppm未満である。1具体例では、アルコール組成物は、炭化水素噴射剤のような噴射剤を実質的に含有しない。「実質的に含有しない」とは、アルコール組成物における噴射剤の量が、アルコール組成物の総質量基準で約100 ppm未満であることを意味する。1具体例では、アルコール組成物は、炭化水素噴射剤を含有しない。
1具体例では、アルコールは、組成物に導入される唯一の活性な抗菌性成分であり、この具体例では、補助の抗菌性成分の量は、アルコール組成物の総質量基準で約0.1質量%未満である。他の具体例では、組成物は、アルコールに加えて、補助の抗菌剤を含む。補助の抗菌剤の例としては、トリクロサン(5−クロロ−2(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノールとして知られており、Ciba-Geigy Corporationから商品名IRGASAN(登録商標)で市販されている);クロロキシレノール(4−クロロ−3,5−キシレノールとして知られており、Nipa Laboratoriesから商品名NIPACIDE(登録商標)MX又はPXで市販されている);ヘキセチジン(5−アミノ−1,3−ビス(2−エチルヘキシル)−5−メチル−ヘキサヒドロピリミジンとして知られている);クロルヘキシジングルコネート及びN,N''−ビス(4−クロロフェニル)−3,12−ジアミノ−2,4,11,14−テトラアザテトラデカンジイミジアミドの塩を含むクロルヘキシジン塩;2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1;3−ジオールベンザルコニウムクロリド;セチルピリジニウムクロリド;アルキルベンジルジメチルアンモニウムクロリド;ヨウ素;銀化合物、ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩(PHMB)(ポリアミノプロリルビグアナイド(PAPB)として知られている)のようなビグアナイド、フェノール誘導体、ラウリン酸アルギナート(LAE)、ポリビニルピロリドン−ヨウ素を含むポビドン−ヨウ素;パラベン;ジメチオール−5,5−ジメチルヒダントイン(DMDMヒダントイン又はグリダントとしても知られている)とともに、2,4−イミダゾリジンジオン及び2,4−イミダゾリジンジオンの誘導体を含むヒダントイン及びその誘導体;1−(3−クロロアリル)−3,5,6−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンクロリド(クオタニウム-15としても知られており、Dow Chemical Companyから商品名DOWCIL(登録商標)2000で市販されている);C6−10アルカンジオールジアソリジニル尿素;塩化ベンゼトニウム;塩化メチルベンゼトニウム;及びその混合物が含まれるが、これらに限定されない。使用する場合、補助の抗菌剤は、アルコール組成物の総質量基準で約0.001−約4質量%の量で存在する。1以上の具体例では、補助の抗菌剤の量は、アルコール組成物の総質量基準で約0.1−約1質量%である。
本発明のアルコール組成物は、任意に、さらに、広範な局所医薬活性剤を含んでなることができるが、ただし、これらは、アルコール組成物の泡形成特性、又は泡の安定性に悪影響を及ぼさないものである。局所医薬活性剤の例としては、サリチル酸、アセチルサリチル酸、シス−レチノイン酸、トランス−レチノイン酸、N−アセチル−L−システイン、リポ酸、アゼライン酸、フィチン酸、リソホスホチディック酸、テトラサイクリン、イブプロフェン、ナプロキセン、Acetomonophen、ヒドロコルチゾン、レゾルシノール、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、2,4,4'−トリクロロ−2'−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4'−トリクロロカルバニリド、オクトピロックス、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、ジヒドロキシアセトン、過酸化ベンゾイル、2,4,4'−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、ベノキサプロフェン、フルビプロフェン、フェノプロフェン、フェンブフェン、ケトプロフェン、インドプロフェン、プリプロフェン、カルプロフェン、オキサプロジン、プラノプロフェン、ミロプロフェン、チオキサプロフェン、スプロフェン、アルミノプロフェン、チアプロフェン酸、フルプロフェン、ブクロキシ酸、ベンゾカイン、リドカイン、ブピバカイン、クロロプロカイン、ジブカイン、エチドカイン、メピバカイン、テトラカイン、ジクロニン、ヘキシルカイン、プロカイン、コカイン、ケタミン、プラモキシン、フェノール、ジヒドロキシアセトン、チロシン、エチルトリオシネート、ホスホ-DOPA、β-ラクチム系薬剤、キノリン系薬剤、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、エリスロマイシン、アミカシン、ドキシサイクリン、カプレマイシン、クロルヘキシジン、クロロテトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、クリンダマイシン、エタンブトール、イセチオン酸ヘキサミジン、メトロニタゾール、ペンタミジン、ゲンタマイシン、カナマイシン、リネオマイシン、メタサイクリン、メテナミン、ミノサイシン、ネオマイシン、ネチルマイシン、パロモマイシン、ストレプトマイシン、トブラマイシン、ミクロナゾール、テトラサイクリン塩酸塩、エリスロマイシン、亜鉛エリスロマイシン、エリスロマイシンエストレート、エリスロマイシンステアレート、アミカシンスルフェート、ドキシサイクリン塩酸塩、カプレオマイシンスルフェート、クロルヘキシジングルコネート、クロルヘキシジン塩酸塩、クロルテトラサイクリン塩酸塩、オキシテトラサイクリン塩酸塩、クリンダマイシン塩酸塩、エタンブトール塩酸塩、メトロニタゾール塩酸塩、ペンタミジン塩酸塩、ゲンタマイシン硫酸塩、カナマイシン硫酸塩、リネオマイシン塩酸塩、メタサイクリン塩酸塩、メテナミン馬尿酸塩、メテナミンマンデル酸塩、ミノサイクリン塩酸塩、ネオマイシン硫酸塩、ネチルマイシン硫酸塩、パロモマイシン硫酸塩、ストレプトマイシン硫酸塩、トブラマイシン硫酸塩、ミクロナゾール塩酸塩、アマンファジン塩酸塩、アマンファジン硫酸塩、パラクロロメタキシレノール、ナイスタチン、トルナフテート、クロトリマゾール、2−エチルヘキシルp−メトキシ桂皮酸、オクチルメトキシ桂皮酸、p−アミノベンゾアート、p−アミノ安息香酸、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、オクロクリレン、オキシベンゾン、ホモメチルサリチレート、オクチルサリチレート、4,4'−メトキシ−t−ブチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、3−ベンジリデンカンファー、3−(4−メチルベンジリデン)カンファー、二酸化チタン、シリカ、酸化鉄、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンの4−N,N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、4−ヒドロキシジベンゾイルメタンとの4−N,N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゾフェノンの4−N,N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、4−(2−ヒドロキシエトキシ)ジベンゾイルメタンの4−N,N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、テトラサイクリン、イブプロフェン、ナプロキセン、アセトアミノフェン、クエン酸、乳酸、及びグリコール酸のようなα−ヒドロキシ酸、レゾルシノール、3,4,4'−トリクロロカルボアニリド、薬学上許容される塩及びこれらの混合物が含まれる。1具体例では、アルコール組成物は、医薬活性剤を含有しない。
1以上の具体例では、アルコール組成物の残余は、水又は他の好適な溶媒を含む。1以上の具体例では、アルコール組成物の残余は非水性溶媒を含んでなり、水の量が制限される。1具体例では、水の量は、アルコール組成物の総質量基準で約20質量%未満、他の具体例では、アルコール組成物の総質量基準で約10質量%未満、さらに他の具体例では、アルコール組成物の総質量基準で約5質量%である。
アルコール組成物は、単に、成分を混合することによって調製される。添加の順序は実質的に限定されない。1具体例では、アルコール組成物は、遅い速度から中位の速度で攪拌しながら、アルコール中にシラン界面活性剤を分散させ、任意に、水を添加し、ついで、任意に、他の任意成分を添加し、混合物が均質になるまで混合することを含んでなる方法によって調製される。1以上の具体例では、アルコールと混合する前に、シラン界面活性剤を加熱して界面活性剤を液化させることができる。1以上の具体例では、シラン界面活性剤の溶解を容易にするために、アルコールを加熱することができる。いくつかの具体例では、均質な分散液又はエマルジョンが得られる。
本発明の1以上の具体例は、ノンエアゾール型のアルコール泡沫を形成する方法であって、C1−4アルコール又は2以上のC1−9アルコールの混合物、1以上のシラン界面活性剤、任意に、1以上の発泡増進剤、及び任意に他の成分を組み合わせて、発泡性のアルコール組成物を形成し;混合チャンバーにおいて、前記アルコール組成物及び空気又は他のガスを混合して、混合物を形成し;及び前記混合物を、メッシュスクリーンを通過させることを含んでなり、ここで、前記発泡性のアルコール組成物は、アルコール組成物の総質量基準でアルコール少なくとも約40質量%を含んでなる方法を提供する。
本発明の発泡性組成物は、泡沫製品について一般的に使用される各種のディスペンサーにおいて使用される。有利には、発泡性組成物は、組成物をエアゾル化することによって、任意に発泡されるが、エアゾル化製品は、発泡に関して、必ずしも必要ではない。発泡性アルコール組成物を空気又は他のガスと混合することができる各種のディスペンサーが使用される。泡沫を形成するために使用される他のガスとしては、二酸化炭素、窒素、アルゴン、キセノン、クリプトン、ヘリウム、ネオン、及びラドンが含まれる。1以上の具体例では、アルコール組成物は、起泡ポンプ(環境空気又は他のガス及びアルコール組成物を低圧力条件下で組み合わせる)を使用するディスペンサーにおいて使用される。1具体例では、アルコール組成物は、混合チャンバーにおいて、空気又は他のガスと組み合わされ、メッシュスクリーンを通過されて、泡沫を形成する。この具体例又は他の具体例では、組成物の粘度は、22℃±3℃において、RV及び/又はLVスピンドルを使用するブルックフィールド型粘度計によって測定して、約100 mPas未満、1具体例では、約50mPas未満、及び他の具体例では、約25mPas未満である。
本発明のアルコール組成物は、消毒作用を提供し、生物表面及び無生物表面を含む各種の表面又は基体において使用される。1以上の具体例では、本発明は、皮膚、多孔性又は非多孔性表面において使用される抗菌性組成物を提供する。
当業者には、本発明の範囲及び精神を逸脱しない各種の変更及び変形が明らかになるであろう。本発明は、ここに示す説明のための具体例に限定されるものではない。

Claims (18)

  1. アルコール組成物の総質量基準で、C1−4アルコール又は2以上のC1−9アルコールの混合物少なくとも約40質量%;及び
    (1)双性イオン性シラン界面活性剤及び(2)少なくとも1のシラン基及び少なくとも1のポリアルキレンオキシド鎖を含有し、分子量分布約2.4未満を有することによって特徴付けられるポリアルコキシル化シラン界面活性剤から選ばれる1以上のシラン界面活性剤
    を含んでなる、抗菌性アルコール組成物。
  2. アルコールが、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、3級ブタノール、又はその混合物を含むものである、請求項1記載の組成物。
  3. 双性イオン性シラン界面活性剤が、極性のイオン性部分及び非極性のシラン部分を含むものである、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 双性イオン性界面活性剤が、式
    Figure 2015517978
    [ここで、R、R及びRは、それぞれ独立して、分枝状又は直鎖状のC−C20炭化水素基であり、Rは、炭素原子約4−約20個を有する2価の炭化水素基であり、任意に、ラテラルヒドロキシル基及びエーテル型酸素の一方又は両方を含み、及びRは、
    Figure 2015517978
    Figure 2015517978
    及び
    Figure 2015517978
    (ここで、R、R及びRは、それぞれ独立して、炭素原子1−約6個を有するアルキル基である)からなる群から選ばれるものである]で表されるものである、請求項1−3のいずれかに記載の組成物。
  5. 双性イオン性シラン界面活性剤が、極性のジメチルグリシン部分及び非極性のシラン部分を含むものである、請求項1−4のいずれかに記載の組成物。
  6. 双性イオン性界面活性剤が、式
    Figure 2015517978
    (ここで、各Rは、独立して、分枝状又は直鎖状のC−C20炭化水素基であり、nは1−約20の整数である)で表されるものである、請求項1−5のいずれかに記載の組成物。
  7. 双性イオン性シラン界面活性剤が、式
    Figure 2015517978
    (ここで、nは1−約20の整数である)で表されるものである、請求項1−6のいずれかに記載の組成物。
  8. さらに、少なくとも1の発泡増進剤を含んでなる、請求項1−7のいずれかに記載の組成物。
  9. シラン界面活性剤が、ビス−PEG-18メチルエーテルジメチルシランである、請求項1に記載の組成物。
  10. アルコール組成物の総質量基準で、C1−4アルコール少なくとも約50質量%、及び1以上のシラン界面活性剤約0.001−約10質量%を含んでなる、請求項1−9のいずれかに記載の組成物。
  11. 1以上のシラン界面活性剤約0.001−約20質量%を含んでなる、請求項1−10のいずれかに記載の組成物。
  12. シラン界面活性剤の分子量分布(Mw/Mn)が約2.2未満である、請求項1に記載の組成物。
  13. シラン界面活性剤の分子量分布(Mw/Mn)が約2.0未満である、請求項1に記載の組成物。
  14. シラン界面活性剤の分子量分布(Mw/Mn)が約1.8未満である、請求項1に記載の組成物。
  15. ポリ(エチレンオキシド)ポリマー、ポロキサマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、又はその組み合わせを含む第1の発砲増進剤を含んでなる、請求項1−14のいずれかに記載の組成物。
  16. アルコール組成物の総質量基準で、ポリ(エチレンオキシド)ポリマー、ポロキサマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、又はその組み合わせを含む第1の発砲増進剤0−約10質量%を含んでなる、請求項1−15のいずれかに記載の組成物。
  17. 双性イオン性界面活性剤を製造する方法であって、
    ヒドロシリル化触媒の存在下における付加反応によって、エポキシドを、一般式
    Figure 2015517978
    のシランと反応させて、エポキシド環を有するシラン変性エポキシドを生成する工程;及び
    シラン変性エポキシドを、一般式
    Figure 2015517978
    のアミン化合物と反応させて、一般式
    Figure 2015517978
    のベタインを形成する工程を含んでなる(式中、R、R及びRは、それぞれ独立して、分枝状又は直鎖状のC−C20炭化水素基であり、Rは、エポキシドに由来し、炭素原子約4−約20個を有する2価の炭化水素基であり、及び任意に、ラテラルヒドロキシル基を含み、及び任意に、エーテル型酸素を含み、及びR及びRは、炭素原子1−約6個を有するアルキル基から選ばれる)、双性イオン性界面活性剤の製法。
  18. 、R、及びRが、それぞれ、n−ブチルである、請求項17記載の方法。
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