JP2015516922A - 塗布具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、対象物表面に塗料を塗布するための、クレヨン型筆記具又はペンシル型筆記具のような塗布具(1)であって、該塗布具(1)の把持部であるシャフト(2)と、該シャフト(2)内に収容された、塗料を貯蔵するためのリザーバ(3)とを有しており、この場合当該塗布具(1)は、前記塗料を前記対象物表面に到達させるアプリケータ(5)を有する塗布具ヘッド(4)を備えており、当該塗布具(1)はさらに、前記リザーバ(3)と前記塗布具ヘッド(4)との間に配置されている、弁本体(11)を備えた弁(8)を有しており、該弁(8)は、操作時に閉鎖位置から開放位置へと切り換わり、該開放位置において所定量の塗料を、前記対象物表面にもたらすために前記リザーバ(3)から前記アプリケータ(5)に放出するようになっている塗布具に関する。一方では、塗布具(1)自体における消費量を減少させ、かつ他方では塗布具(1)への塗料の再充填を確実かつ汚れなしに行うことができる塗布具(1)を提供するために、本発明の構成では、当該塗布具(1)の長手方向において前記シャフト(2)と前記塗布具ヘッド(4)との間に、保持体部分(13)が配置されており、該保持体部分(13)はその長手方向長さの大部分で、前記弁(8)の前記弁本体(11)を、前記アプリケータ(5)とは反対の方向において収容及び固定しており、さらに前記保持体部分(13)は、当該塗布具(1)の前記シャフト(2)及び塗布具ヘッド(4)とそれぞれ解離可能に結合できるように構成されている。

Description

本発明は、対象物表面に塗料を塗布するための、クレヨン型筆記具又はペンシル型筆記具のような塗布具であって、該塗布具の把持部であるシャフトと、該シャフト内に収容された、塗料を貯蔵するためのリザーバとを有しており、この場合当該塗布具は、前記塗料を前記対象物表面に到達させるアプリケータを有する塗布具ヘッドを備えており、当該塗布具はさらに、前記リザーバと前記塗布具ヘッドとの間に配置されている、弁本体を備えた弁を有しており、該弁は、操作時に閉鎖位置から開放位置へと切り換わり、該開放位置において所定量の塗料を、前記対象物表面にもたらすために前記リザーバから前記アプリケータに放出するようになっている塗布具に関する。
保護層、装飾層又は機能層を塗布するためのこのような塗布具は、良く知られており、好んでペンシル形状に形成されているので、このような塗布具は、特に簡単に取り扱うことができ、この場合種々様々に形成されたアプリケータは、極めて様々な形式の塗布を可能にする。この場合種々様々な塗布具において共通なことは、例えば、使用者がシャフトを介してアプリケータ又は該アプリケータに結合された部分にある程度の圧力を加えることによって、弁操作が開始され、この弁操作によって塗料がリザーバから放出されることである。このような塗布具は、例えば成長する、いわゆる「ファインアート」の分野において装飾塗装のセクタで、例えばペンシル形のいわゆるポンプマーカとして形成されていることができる。それと同時に塗布具は一般的にかつ塗布具のリザーバは、例えば、螺合式又は差込式の結合部によって閉鎖可能な他の容器を備えることも可能である。
インキ塗布のためには、例えば英国特許出願公開第252428号明細書に基づいてペンシル状の塗布具が知られており、この塗布具では、面に塗布される化粧品又は塗料としてのインキが固形の状態で、対象物表面と直に接触させられ、リザーバから溶剤が供給されるようになっている。実公昭61−21412号に基づいて、塗料を放出することができるペンシル状の塗布具が公知である。この塗布具では、リザーバは、シャフトとは無関係に独立した容器として形成されており、この容器は、アプリケータとは反対の側から交換のために供給可能であり、これによって再充填はある程度の器用さを必要とし、かつしばしば好ましくない汚れを伴うことがある。
塗布具はそのリザーバが空になった後で、廃棄処分することができ、このことは、相応に集中的な使用時又は制限されたリザーバでは、比較的早くそうなることがある。このことを回避するために、一方では、塗布具のリザーバを、塗布具の後部領域、特に塗布具の底面における閉鎖可能な開口を介して再充填することが、既に提案されている。この再充填は多くの場合面倒であり、多くの場合に見られる、立てられた状態における塗布具の不安定さに基づいて、特に満足のいく解決策ではない。それというのは、再充填時には常に、塗布具の転倒とそれに伴う、塗料による周囲における相応な汚れを懸念しなくてはならないからである。また、塗布具を塗布具ヘッドとは反対側の底部において下に置きかつリザーバの開口に保持された再充填用の弁を除去するという提案も、塗布具の製造をかなり高価なものにするので、同様に面倒でありかつあまり有効ではない。この過程のための安定性に関して最低限のレベルを得るために、塗布具の底部領域は、塗布具のその他の寸法に比べて場合によっては極端に拡大されねばならず、しかも、弁の汚れのない除去及び再装着は、極めてまれにしか成功しない。
ゆえに本発明の課題は、一方では、塗布具自体の消費量を減じることができ、かつ他方では、塗布具に対する塗料の再充填を確実にかつ汚れなしに行うことができる、塗布具を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述べた塗布具において、塗布具の長手方向においてシャフトと塗布具ヘッドとの間に、保持体部分が配置されており、該保持体部分はその長手方向長さの大部分で、弁の弁本体を、アプリケータとは反対の方向において収容しかつ固定しており、さらに保持体部分は、塗布具のシャフト及び塗布具ヘッドとそれぞれ解離可能に結合できるように構成されている。
このように構成されていることによって、保持体部分は、塗布具の弁を収容することができ、これによって弁を、それぞれの塗料を充填又は再充填するために簡単に準備することができ、この際に、塗料の充填又は再充填によって、周りが不本意に汚されるおそれもない。同時に、塗布具のリザーバにおいてそれぞれ貯えられた塗料量のリザーブ値及び消費時間は、塗布具の使用時に該塗布具の使用終了を決定する基準よりも、少ないもしくは短い。そして例えば弁は以前は例えばシャフトの著しい損傷を伴ってしか取り外すことができなかったので、本発明に係る塗布具は、取外し目的の作業軽減に対して、かなりの貢献が得られ、このことは、環境に関する観点においても著しいものであると思われる。持続性を強調する大きな二次効果としては、リザーバの充填量が、保持体部分によってその使用時に取り囲まれる体積によって拡大されているということが挙げられる。
再充填の作業時に良好に取扱い可能な塗布具の態様では、保持体部分は、スリーブによって形成されており、このスリーブは、弁を少なくともその長手方向長さの一部にわたって収容しており、特に弁本体の長手方向長さの大部分を収容している。このスリーブは、弁もしくは弁の本体を取り囲んでいるので、使用者は塗料に触れることなしに、当該スリーブを好適に把持することができる。
塗布具の別の好適な態様では、弁本体は、その長手方向軸線を中心にした任意の回転操作時に変化しない回転体を形成していて、リングフランジを備えており、該リングフランジは、弁本体の使用位置において、保持体部分の一端における開放縁部を覆っており、その結果、保持体部分の該当端部には、フランジ及び弁によって保持体部分の端面側の閉鎖部が形成され、この閉鎖部はシャフトのリザーバを閉鎖することができる。フランジ自体を縁部側において相応に形成すると、フランジはさらに好適に、保持体部分の側壁の外側と面一に整合することができ、これによって保持体部分の輪郭が延長されることになる。
製造に関して好適な塗布具の態様では、弁は固定手段によって保持体部分に保持されており、この場合特に弁本体の外側の側壁の領域が保持体部分の内側の側壁と共にプレス嵌めを形成している。
取扱いが簡単な塗布具の態様では、保持体部分の、塗布具の塗布具ヘッドに向いた端部及びシャフトに向いた端部に、それぞれ1つの結合手段が設けられており、特に両方の結合手段が同様な形式で設けられている。このように構成されていると、塗布具のこれらの部分を簡単かつ迅速に互いに分解すること、及び再び結合することができる。
シャフトと保持体部分との間及び塗布具ヘッドと保持体部分との間における結合は、塗布具の好適な態様では、保持体部分が、その長手方向長さに沿って、雌ねじ山を備えた領域と雄ねじ山を備えた領域とを有している構成によって、特に同様な結合手段を用いて簡単に実現することができる。しかしながらまた、もちろん、簡単な組立て・分解を可能にする例えばスナップ結合又は係止結合のような他の結合手段が、設けられていてもよい。
塗布具の均一な外輪郭を得るためには、シャフトの輪郭の延長部において該シャフトの横断面を引き継ぎながら、本発明に係る塗布具の特に好適な態様では、雄ねじ山は、保持体部分の外壁の減寸部に設けられており、これによって、保持体部分に塗布具ヘッドを配置した場合に、シャフトの領域において及び塗布具の塗布具ヘッドに向かってのシャフト延長部の領域において、実質的に突出部も後退部もない輪郭を実現することができる。この場合保持体部分の外壁の、雌ねじ山を備えた領域は、シャフトの外壁を延長させることができ、それ自体はやはり、塗布具の塗布具ヘッドの、雌ねじ山を備えた領域の外壁によって延長され、この領域は使用位置において保持体部分の雄ねじ山を覆う。
塗布具の製造を形状構造に関しても好適にする塗布具の別の態様では、塗布具はシャフトを備えており、該シャフトは、その長手方向長さにわたって、ほぼ一定の円形の横断面を有している。塗布具自体の横断面は、しかしながらまた、別の態様では連続的に変化しても又は急激に変化してもよい。
しかしながら好ましくは、塗布具の別の態様では、シャフトと、保持体部分と、塗布具ヘッドの、保持体部分に向いた領域とは、使用位置において全体として、ほぼ円筒形状の輪郭を形成している。このように構成されていると、特に複数の塗布具を、特に良好にかつスペースを節減してストック可能及び運搬可能である。
本発明に係る塗布具の好適な態様では、塗布具のシャフトは、曲げ剛性を有する材料から形成されており、このように構成されていると、シャフトを把持している状態でいつでも、弁を操作するのに十分に高い圧力を塗布具ヘッドに対して伝達することができ、塗布具ヘッドのアプリケータを確実に、塗布される表面において案内することができる。そのためにシャフトは、金属材料又はプラスチック材料から形成することができる。シャフトの材料はさらに別の態様では、透明に形成されていても、又はいずれにせよ、塗料がシャフト材料から際立って見えて充填レベルの観察ができるように、不透明に形成されていてもよい。そのために別の態様では、透明又は半透明の窓又はこれに類した切欠きが塗布具のシャフトに設けられていてよい。
該当する表面を塗る場合に増された塗料量を放出できるようにするために、本発明に係る塗布具の好適な態様では、塗布具のシャフトは、少なくとも部分的に弾性的に形成されていて、シャフトは、該シャフトをある程度の範囲内で押し潰す、手によって加えられる圧力によって、一時的に変形可能である。このような弾性は例えば、そのために設けられたプラスチック材料によって、又はより一般的には、シャフト長さの一部領域にわたる材料弱化部によって得ることができる。
特に装飾的な領域において塗料を例えば、該当する対象物表面におけるインキ塗料として塗布具を用いて良好に分配できるように、かつこの場合に塗料における連続した堅いカバーフィルムの発生を特に効果的に実現できるようにするために、本発明に係る塗布具の別の好適な態様では、アプリケータは、ラッカ状の塗料を放出できる羽根構造又は毛管構造を備えて形成されている。特にこの場合このような塗料は、物理的に乾燥するラッカ及び/又はアクリルを基剤とする溶剤なしのラッカとして設けられていることができる。塗料が物理的に乾燥するラッカとして設けられている場合には、塗料の溶剤のほとんど残留物のない蒸発によって、塗布される塗料に対する結合剤の不都合な影響を排除することができる。この場合塗料は好ましくは、ポリマーディスパージョンを結合剤として備えた塗料であり、このような塗料は、溶剤の蒸発時に連続するフィルムを形成することができる。特に好ましくは、塗料は例えばアクリルを基剤とするラッカである。しかしながらまた、乾燥によって好適に連続するカバーフィルムを表面に形成する他の塗料をも、塗布具を用いて該当する表面にもたらすことができる。
同じ塗布具の使用時において、塗料の塗布を特に量及び線太さに関して変化させることができるようにするために、しかしながらまた、アプリケータの使用限界到達後においてアプリケータを、同様な種類でかつ等価値の補充品と簡単に交換できるようにするために、塗布具の合目的の別の態様では、塗布具ヘッドのアプリケータは交換可能に形成されている。
塗布具のアプリケータが不使用時に、意図しない損傷又は乾燥から保護されている別の態様では、塗布具はその塗布具ヘッドの領域に、不使用時に、保護キャップを備えることができ、この保護キャップは例えば塗布具ヘッドに差し嵌めること、又は塗布具ヘッドと螺合により結合することができる。
さらに前記課題は、対象物表面に塗料をもたらすための塗布具と共に使用される保持体部分、特に、上に述べた塗布具と共に使用される保持体部分によっても解決される。つまり上に述べた保持体部分を、既に使用されている塗布具に後付けすることが可能であり、この場合使用されている弁を引き続き使用すること、又はしかしながら交換弁と交換することも可能である。
次に図面を参照しながら、図示の実施形態に基づいて本発明を詳説する。
シャフトに配置された塗布具ヘッドと装着されていない所属の保護キャップとを備えた、従来技術に基づく塗布具の第1の実施形態を示す側面部である。 シャフトから取り外された、保護キャップのない塗布具ヘッドと共に、図1に示した塗布具を示す側面図である。 シャフトと塗布具ヘッドとの間に配置されていて弁を保持する保持体部分を備えた、本発明に係る塗布具の1実施形態を示す側面図である。 シャフト、保持体部分、弁及び保持体部分を備えた図3に示した本発明に係る塗布具を、分解した状態で示す側面図である。
図1及び図2には、全体を1で示した従来技術による塗布具がそれぞれ示されている。この塗布具1を用いて塗料(図示せず)を、対象物表面(同様に図示せず)にもたらすことができる。
円形横断面を有する塗布具1は、シャフト2を有しており、このシャフト2において塗布具1を把持することができ、この場合シャフト2の内部は、塗料を収容するリザーバ3を形成している。塗布具1においてはさらに、図1において使用位置にありかつ図2に螺合を解除された塗布具ヘッド4を認識することができ、この塗布具ヘッド4の、シャフト2とは反対側の端部には、アプリケータ5が位置している。このアプリケータ5は、繊維材料から形成された芯の丸く形成された先端として形成されており、この芯は先端とは反対側の領域において、塗布具ヘッド4の内部に係合している。塗布具ヘッド4の上には、塗布具1に所属の保護キャップ6が示されており、この保護キャップ6は、配置時に塗布具ヘッド4と共に差込み結合部を形成し、かつその使用位置では、シャフト2に向いた端面側の縁部で、塗布具ヘッド4の段部7に当接する。
塗布具ヘッド4がシャフト2から外されている状態を示す図2からより良好に分かるように、シャフト2の、塗布具ヘッド4に向いた端部には、弁本体11を備えた弁8が配置されており、この弁8はリザーバ3を閉鎖し、操作時に所定量の塗料を流出させる。この場合そのために、アプリケータ5の、弁8に向いた、塗布具ヘッド4の内部に位置する部分は、弁本体11の開口10内に係合し、圧力がシャフト2によってアプリケータ5に加えられた場合に、弁8を操作する。弁本体11は、塗布具ヘッド4に向いた、シャフト2から突出している部分に、リングフランジ9を有しており、このリングフランジ9は、シャフト2の端面側の縁部に載置されていて、シャフト2を閉鎖しており、この場合弁本体11の見えない部分が、該部分を取り囲むシャフト2の内壁部分と共に、プレス嵌めを形成しており、これによって弁本体はシャフト2に不動に位置している。同様に図2から分かるように、シャフト2は塗布具ヘッド4に向いた端部に、雄ねじ山12を備えており、この雄ねじ山12は、使用位置において塗布具ヘッド4の見えない雌ねじ山と螺合している。
図3及び図4に示した本発明に係る塗布具1は、確かに、図1及び図2に示した塗布具に似た構造を有しているが、しかしながらまず次の点で、明らかに異なっている。すなわち本発明に係る塗布具1では、図3及び図4から分かるように、塗布具1のシャフト2と塗布具ヘッド4との間に保持体部分13が配置されていて、この保持体部分13に、弁8の弁本体11が固定されており、保持体部分13は塗布具1のシャフト2及び塗布具ヘッド4とそれぞれ解離可能に結合できるようになっている。保持体部分13は、図3において点線で示されている。
保持体13は、特に図3から分かるように、この場合弁本体11を該弁本体11の長手方向長さの主要な部分にわたって、つまり弁本体11のリングフランジ9からシャフト2に向かって延びる弁本体部分にわたって、収容している。保持体部分13の下方を向いた縁部に対して、なお上側に間隔をおいて弁本体11の下縁部が位置していることが、図3から分かるように、弁本体11の主要な部分は、完全に保持体部分13内に収容されている。上に述べたリングフランジ9は、図3及び図4においても、保持体部分13の端面側の上側の閉鎖部を形成しており、これによって、弁8は、保持体部分13をねじ回すことによって難なくシャフト2から取り外すことができる。このことは、弁本体11が、本発明に係る塗布具1では、シャフト開口に固定されている代わりに、スリーブ状の保持体部分13の、塗布具ヘッド4に向いた開口に固定されていることに起因する。この固定は、本発明においてもプレス嵌めを用いて行われ、このプレス嵌めは、リングフランジ9に向かって幾分延びていて該リングフランジ9に隣接している、弁本体11の部分16によって、実現されている。保持体部分13は、主として2つの部分14,15に、つまりシャフト2側に位置していて雌ねじ山を有している部分15と、この部分15の横断面に比べて減じられた横断面部に雄ねじ山17を有している部分14とに分割されている。塗布具1の長さは全体として、保持体部分13がシャフト2と塗布具ヘッド4との間に配置されている場合、保持体部分13の部分15の高さの分だけ長くなっている。
図1及び図2に示した雄ねじ山12の代わりに、図3における保持体部分13の使用位置では、該保持体部分13の雄ねじ山17が塗布具ヘッド4の雌ねじ山と螺合しており、この雌ねじ山の役割は、保持体部分13の部分15の雌ねじ山(図示せず)が引き受けており、この雌ねじ山は今や、シャフト2の雄ねじ山12と螺合しており。保持体部分13は、図3及び図4に示した塗布具1の充填時に、簡単に掴むことができ、シャフト2から弛めて取り外すことができる。しかもこの場合、これによって汚れのような不都合な影響が生じるおそれはない。
従って、上に述べた本発明は、対象物表面に塗料を塗布するための、クレヨン型筆記具又はペンシル型筆記具のような塗布具1であり、該塗布具1は、その把持部であるシャフト2と、該シャフト2に収容された、塗料を貯蔵するためのリザーバ3とを有していて、この場合塗布具1は、塗料を対象物表面に到達させるアプリケータ5を有する塗布具ヘッド4を備えており、塗布具1はさらに、リザーバ3と塗布具ヘッド4との間に配置されている、弁本体11を備えた弁8を有しており、該弁8は、操作時に閉鎖位置から開放位置へと切り換わり、該開放位置において所定量の塗料を、対象物表面にもたらすためにリザーバ3からアプリケータ5に放出するようになっている。一方では塗布具1自体における消費量を減じ、かつ他方では、塗布具1のリザーバ3への塗料の新たな充填を確実かつ汚れなしに行うことができるようにするために、塗布具1の長手方向においてシャフト2と塗布具ヘッド4との間に、保持体部分13が配置されており、この保持体部分13はその長手方向長さの大部分で、弁8の弁本体11を、該アプリケータ5とは反対の方向において収容しかつ固定しており、さらに保持体部分13は、塗布具1のシャフト2及び塗布具ヘッド4とそれぞれ解離可能に結合できるように構成されている。

Claims (15)

  1. 対象物表面に塗料を塗布するための、クレヨン型筆記具又はペンシル型筆記具のような塗布具であって、該塗布具の把持部であるシャフトと、該シャフト内に収容された、塗料を貯蔵するためのリザーバとを有しており、この場合当該塗布具は、前記塗料を前記対象物表面に到達させるアプリケータを有する塗布具ヘッドを備えており、当該塗布具はさらに、前記リザーバと前記塗布具ヘッドとの間に配置されている、弁本体を備えた弁を有しており、該弁は、操作時に閉鎖位置から開放位置へと切り換わり、該開放位置において所定量の塗料を、前記対象物表面にもたらすために前記リザーバから前記アプリケータに放出するようになっている塗布具において、
    当該塗布具(1)の長手方向において前記シャフト(2)と前記塗布具ヘッド(4)との間に、保持体部分(13)が配置されており、該保持体部分(13)はその長手方向長さの大部分で、前記弁(8)の前記弁本体(11)を、前記アプリケータ(5)とは反対の方向において収容しており、さらに前記保持体部分(13)は、当該塗布具(1)の前記シャフト(2)及び塗布具ヘッド(4)とそれぞれ解離可能に結合できるように構成されていることを特徴とする塗布具。
  2. 前記保持体部分(13)は、スリーブによって形成されている、請求項1記載の塗布具。
  3. 前記弁本体(11)は回転体を形成していて、リングフランジ(9)を備えており、該リングフランジ(9)は、前記弁本体(11)の使用位置において、前記保持体部分(13)の一端における開放縁部を覆う、請求項1又は2記載の塗布具。
  4. 前記弁(8)は、固定手段によって前記保持体部分(13)に保持されており、この場合特に、前記弁本体(11)の外側の側壁の領域が、前記保持体部分(13)の内側の側壁と共に、プレス嵌めを形成している、請求項1から3までのいずれか1項記載の塗布具。
  5. 前記保持体部分(13)の、当該塗布具(1)の前記塗布具ヘッド(4)に向いた端部及び前記シャフト(2)に向いた端部に、それぞれ1つの結合手段が設けられており、特に両方の結合手段が同様な形式で設けられている、請求項1から4までのいずれか1項記載の塗布具。
  6. 前記保持体部分(13)は、その長手方向長さに沿って、雌ねじ山を備えた領域(15)と雄ねじ山(14)を備えた領域とを有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の塗布具。
  7. 前記雄ねじ山は、前記保持体部分(13)の外壁の減寸部に設けられている、請求項6記載の塗布具。
  8. 当該塗布具(1)の前記シャフト(2)は、その長手方向長さにわたって、ほぼ一定の円形の横断面を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の塗布具。
  9. 前記シャフト(2)と、前記保持体部分(13)と、前記塗布具ヘッド(4)の、前記保持体部分(13)に向いた領域とは、使用位置において全体として、ほぼ円筒形状の輪郭を形成している、請求項1から8までのいずれか1項記載の塗布具。
  10. 当該塗布具(1)の前記シャフト(2)は、曲げ剛性を有する材料から形成されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の塗布具。
  11. 当該塗布具(1)の前記シャフト(2)は、少なくとも部分的に弾性的に形成されていて、前記シャフト(2)は、手によって加えられる圧力によって一時的に変形可能である、請求項1から10までのいずれか1項記載の塗布具。
  12. 前記アプリケータ(5)は、ラッカ状の塗料を放出できる羽根構造又は毛管構造を備えて形成されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の塗布具。
  13. 塗料として、物理的に乾燥するラッカ及び/又はアクリルを基剤とする溶剤なしのラッカが設けられている、請求項12記載の塗布具。
  14. 前記リザーバ(3)は、中空室の形成によって、前記シャフト(2)と一体に形成されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の塗布具。
  15. 当該塗布具(1)はその塗布具ヘッド(4)の領域に、不使用時に、保護キャップ(6)を備えることができる、請求項1から14までのいずれか1項記載の塗布具。
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