JP2015516347A - コンベア - Google Patents

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Abstract

コンベア(1)が、フレーム(8)と、フレーム(8)によって支持され、駆動手段によって螺旋経路(2)、非螺旋経路(5)、および螺旋経路(2)と非螺旋経路(5)との間に延在する移行経路(6)に沿って搬送方向(X)に駆動される無端コンベアベルト(9)と、を備える。フレーム(8)は、少なくとも螺旋経路(2)において、プレート(20)を螺旋経路(2)に沿って案内するための径方向ガイド(26)と、プレート(20)を上方に支持するための軸受ガイド(25)と、軸受ガイド接触位置(28)におけるプレート(20)上の搬送方向(X)に向けられた軸の周りのトルクを相殺するための補助ガイド(31)と、を備える。移行経路(6)において、プレート(20)は、中心線(4)に対して径方向におよび/または垂直方向に、径方向ガイド(26)と、軸受ガイド(25)と、補助ガイド(31)とに対して相対的に変位可能である。

Description

本発明は、フレームと、フレームによって支持され、駆動手段によって螺旋経路、非螺旋経路、および螺旋経路と非螺旋経路との間に延在する移行経路に沿って搬送方向に駆動される無端コンベアベルトと、を備えるコンベアに関し、螺旋経路は直立中心線を有し、コンベアベルトは互いに移動可能に結合された複数のプレートを含み、各プレートが上側運搬面および中心軸を有する。
そのようなコンベアは、特許文献1または2から知られている。既知のコンベアの無端コンベアベルトは、外側螺旋経路を上方に進み、その後、移行経路を通って外側螺旋経路を離れ、コンベアベルトが下方に案内される内側螺旋経路に結合するS字型経路に向かう。既知のコンベアの欠点は、コンベアベルトが螺旋経路とS字型経路との間で十分に安定して案内されないことである。コンベアベルトを軌道上に保つために、コンベアベルト上に比較的高い張力が必要である。しかし、これは、コンベアベルトとフレームとの間の摩擦の点からして不利である。比較的高さのある径方向ガイドが、考えられる解決策のように思えるかもしれないが、コンベアベルトの建設時の高さが高いと、コンベアベルトを反転車輪の周りで案内するのが難しくなるため、これは好ましくない。それに加えて、建設時の高さが高いと、隣接する二つの螺旋状の屈曲部の間の垂直空間が制限される。
特許文献3は、入庫所から出庫所まで搬送部に沿って搬送された物品を保管する収納装置に関する。キャリアフレームが螺旋状に巻かれているとの記載があるが、搬送ベルトは螺旋経路を進まない。コンベアベルトは、平面において、湾曲部によって中断された直線の軌道を進む。
米国特許第5413213号明細書 米国特許第5490589号明細書 米国特許出願公開第2002/0195317号明細書
本発明の目的は、螺旋経路と非螺旋経路との間を安定的かつ確実に無端ベルトが移動するコンベアを提供することである。
これは、請求項1に記載のコンベアによって達成される。
螺旋経路に補助ガイドがあることにより、例えばコンベアベルト上の品物によって生じる、その軸受ガイド接触位置の周りのプレート上のトルクが相殺される。これは、プレートが軸受ガイドに対して下方向に曲がる傾向が少ないということである。この結果、コンベアベルトが螺旋経路から非螺旋経路に動く場合には、プレートは移行経路の入口において実質的に所定の垂直位置を有し、これがコンベアベルトの更なる誘導を促進する機会をもたらす。移行経路において、コンベアベルトは、螺旋経路から非螺旋経路に動く場合には螺旋経路を離れるか、または非螺旋経路から螺旋経路に動く時には螺旋経路に近づく。
プレートの上に略垂直方向に力を作用させるために、軸受ガイドおよび軸受ガイド接触位置並びに/または補助ガイドおよび補助ガイド接触位置での接触面は、略水平方向に向けられてもよいが、上記の接触の向きは、パネルの上に作用させた力が水平方向だけでなく垂直方向の成分(component)を有するよう、傾いていてもよいことに留意すべきである。
実際の実施形態では、補助ガイド接触位置におけるプレートの表面は、下方向に面している。これは、プレートが、螺旋経路の中心線に対して径方向に異なる二つの位置で、上方へ支持されていることを意味する。二つの位置とは、軸受ガイドおよび補助ガイドのことである。
径方向ガイド接触位置は、対応するプレートに設置されたローラの周面の一部分によって形成されてもよい。これは、螺旋経路における摩擦力を最小限に抑える。好ましくは、ローラはプレートの中心軸と一致する回転軸を有する。なぜなら、これがプレートの安定性の点から有利であるからである。
別の実施形態においては、径方向ガイドは、径方向ガイド接触位置でプレートを支持するための複数のローラを備える。
また別の実施形態においては、径方向ガイドは、径方向ガイド接触位置でプレートを支持するための複数のローラを備えており、ローラが相互に結合して、フレームに対して動く無端の一連のローラを形成する。この場合、ローラは、通り過ぎるプレートと一緒に動き、プレートを一定の距離案内した後、別の経路に沿って戻る。回転軸の速度、すなわち一連のローラの速度は、通過するコンベアベルトの局所速度よりも遅い。
ローラは、円筒状、球状、またはディアボロ状であってもよい。球状またはディアボロ状ローラの場合には、径方向ガイド接触位置および軸受ガイド接触位置は同じであってもよい。
プレートは、好ましくはプレートの中心軸に係合する無端駆動部材によって、相互に接続されてもよい。実際には、無端駆動部材はチェーンなどである。プレートが無端駆動部材においてフレームによって間接的に支持されるような方法で、無端駆動部材もフレームによって支持され得ることに留意する。この場合、軸受ガイドおよび補助ガイドは、無端駆動部材から離れて位置すると定義されてもよい。
あるいは、プレート自体が無端駆動部材を形成するように、プレートが相互に接続される。例えば、各プレートがチェーンの輪を形成してもよい。
有利な実施形態においては、プレートの軸受ガイド接触位置と補助ガイド接触位置とが、中心軸の両側に位置する。なぜなら、これがプレート上の比例的力配分を改善するからである。
プレートは、径方向ガイド接触位置の法線とは反対に向けられた法線を有する第二の径方向ガイド接触位置を備えてもよい。これは、例えば非螺旋経路内で螺旋経路とは反対方向に曲がる湾曲部において、プレートを案内する機会をもたらす。
上側運搬面に対して垂直かつ搬送方向に対して平行に延在する平面において、プレートが鏡像対称である場合には、逆の螺旋状の路線ではあるが、フレームが螺旋経路のものと類似のガイドを有している別の螺旋経路において、コンベアベルトを使用することができる。
具体的な実施形態において、コンベアは、第二の螺旋経路と、非螺旋経路と第二の螺旋経路との間に延在する第二の移行経路とを備え、第二の螺旋経路および螺旋経路は逆の螺旋状の路線を有する。
非螺旋経路は、上から見るとS字型の経路を備えてもよい。これにより、螺旋経路および第二の螺旋経路が互いを囲み、S字型経路が螺旋経路と第二の螺旋経路との間の接続部を形成するようにコンベアを設計する機会がもたらされる。これは、コンベアベルトは最初に垂直方向に螺旋経路を進み、そしてS字型経路、その次に反対の垂直方向の第二の螺旋経路を進むことを意味する。S字型経路において、プレートは、例えばプレートの軸受ガイド接触位置、補助ガイド接触位置、および径方向ガイド接触位置などの無端駆動部材の両側で、上方および側方に支持されてもよい。具体的な実施形態において、S字型経路は、180度より大きな角度に曲がったU字型部分を少なくとも備える。そのようなU字型部分は、上から見るとオタマジャクシの頭部(tadpole head)のような形をしていてもよく、コンベアベルトの段階的な側方の動きを経路に沿って生み出す。しかしながら、U字型部分は、180度以下に曲がっていてもよい。
別の具体的な実施形態において、非螺旋経路は、例えば螺旋状の屈曲部の一部分などの、螺旋経路を部分的に備える。
少なくとも螺旋経路において、フレームは、プレートを軸受ガイドに対して下方向に保つための保持ガイドを備えてもよく、保持ガイドは、その保持ガイド接触位置でプレートと接触し、螺旋経路の径方向断面図に見られるように、補助ガイド接触位置は保持ガイド接触位置から離れて位置する。保持ガイドは、螺旋経路内でプレートが軸受ガイドから持ち上げられるのを防ぐ。これは、プレートがその上に積み荷がない場合に、作動状態下において典型的に起こる。
実際には、プレートおよびフレームは、移行経路においてプレートが中心線に対して所定の径方向位置へ径方向に変位可能であるように配置されてもよく、プレートの保持ガイド接触位置は保持ガイドから解放されている。これにより、コンベアベルトが螺旋経路から非螺旋経路の方向へ動いた場合には、プレートが少なくとも軸受ガイドから持ち上げられるようになる。または、プレートが螺旋経路の中心線に向かって径方向に動かされ、保持ガイド接触位置が保持ガイドに接触する前に、コンベアベルトが非螺旋経路から螺旋経路の方向へ動いた場合には、プレートが軸受ガイドへ下方向に動かされるようになる。
螺旋経路と非螺旋経路との間でプレートを垂直方向に支持および案内するために、フレームには、移行経路に少なくとも移行レールが設けられてもよい。軸受ガイドに加えて移行レールは、移行経路の一部分内でプレートを垂直方向に支持してもよい。これは、少なくとも移行経路の一部において、プレートが軸受ガイドおよび移行レールの両方によって支持されてもよいことを意味する。移行経路の別の部分においては、移行レールと、例えばコンベアベルトを垂直方向に案内するためのさらに別の移行レールとによって、プレートが支持されてもよい。プレートが移行経路において搬送方向に平行な軸の周りで傾くのを防ぐために、移行レールが保持ガイドとして機能することも可能である。
単数または複数の移行レールは、螺旋経路から非螺旋経路に向かって見て、非螺旋経路まで延在してもよく、および/またはコンベアベルトをさらに非螺旋経路に沿って案内するための単数若しくは複数の非螺旋ガイドに円滑に移入してもよい。単数または複数の移行レールは、非螺旋経路から螺旋経路に向かって見て、移行経路までまたは移行経路を超えて延在してもよく、従って、部分的に螺旋経路内に延在してもよい。好ましくは、螺旋経路と移行経路との間の遷移領域における単数または複数の移行レールの垂直位置は、一方では軸受ガイドと補助ガイド、他方では単数または複数の移行レールの間のコンベアベルトの円滑な遷移が得られるように、軸受ガイドおよび補助ガイドの垂直位置と一致している。更に、移行経路において、複数の移行レールまたは少なくとも一つの移行レールは、螺旋経路と非螺旋経路との間でコンベアベルトが安定的に遷移され得るために、コンベアベルトの長手方向中心線と螺旋経路の中心線との間に位置してもよい。
具体的な実施例において、移行レールと、非螺旋経路に沿ってコンベアを案内するための非螺旋ガイドとは、互いに固定されている。更に、移行レールおよび非螺旋ガイドは、軸受ガイドおよび補助ガイドに対して搬送方向に変位可能である。これは、螺旋経路と移行経路との間の遷移位置が螺旋経路に沿った異なる位置にあり得るように、移行経路および非螺旋経路が螺旋経路に対して一緒に動くことが可能であることを意味する。
具体的な実施形態において、コンベアベルトは作動状態下において、螺旋経路と、移行経路と、非螺旋経路とに沿って連続して駆動されており、コンベアは、移行経路においてプレートがまず径方向外側に動く一方で、プレートが軸受ガイドと補助ガイドとに接触し、その後、移行レールがプレートを引き継ぎ支持するように適合されている。移行経路において、移行レールは、螺旋経路の中心線に対して径方向に、軸受ガイドおよび補助ガイドから距離があってもよい。当然ながら、コンベアベルトは、逆方向に駆動されてもよい。
本発明の実施形態を非常に概略的に示す図面を参照して、本発明が以下に説明される。
本発明によるコンベアの実施形態の斜視図である。 図1に示された実施形態の部分平面図である。 図2の線IIIに沿った拡大断面図である。 図2の線IVに沿った拡大断面図である。 図2の線IV’に沿った拡大断面図である。 図2の線Vに沿った拡大断面図である。 図2の線VIに沿った拡大断面図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図3と類似しているが、コンベアの別の実施形態を示す図である。 図1のコンベアにおけるコンベアベルトの一部の拡大平面図である。 図5と類似しているが、別の実施形態を示す図である。
図1は本発明によるコンベア1の実施形態を示し、図2は上から見たその一部を示す。図2において、コンベア1の下部は、明瞭さの理由から示されていない。コンベア1は、
外側螺旋経路2および内側螺旋経路3を備える。外側螺旋経路2は、内側螺旋経路3を取り囲み、螺旋経路2および3の両方が共通の垂直中心線4を有する。
コンベア1は、内側螺旋経路3と外側螺旋経路2との間に延在するS字型経路5の形状で、非螺旋経路を更に備える。外側螺旋経路2とS字型経路5との間には外側移行経路6が延在し、内側螺旋経路3とS字型経路5との間には内側移行経路7が延在する。図2は、上から見て、内側移行経路7および外側移行経路6が、それぞれ内側螺旋経路3および外側螺旋経路2に対して接線方向に延在していることを示す。
コンベア1には、無端コンベアベルト9を支持するフレーム8が設けられている。コンベアベルト9は、例えば電気モータのような駆動手段によって、搬送方向Xに駆動される。コンベア1は、コンベアベルト9が外側螺旋経路2を上方に上から見て時計回りで連続して進み、外側移行経路6、S字型経路5、内側移行経路7、そして内側螺旋経路3を下方に上から見て反時計回りに進み、その後、滑車10および11を介して外側螺旋経路2に戻るように案内されるよう、配置される。実際には、品物は、品物受取所12においてコンベア1に供給され、上記の経路を通じて品物荷揚所13へ運搬され得る。
図2は、コンベアベルト9が内側螺旋レール14および外側螺旋レール15によって外側螺旋経路2に沿って案内される一方で、コンベアベルト9が内側S字型レール16および外側S字型レール17によってS字型経路5に沿って案内されていることを示す。コンベアベルト9は、少なくとも外側移行経路6の一部に沿って、外側移行レール18および内側移行レール19によって案内される。外側螺旋レール15および外側移行レール18はそれぞれ、内側螺旋レール14および内側移行レール19に比べて、螺旋経路2および3の中心線4までの距離が長い。S字型となっているために、中心線4から外側S字型レール17および内側S字型レール16までの距離の違いは、S字型経路5によって可変である。外側移行経路6の近傍では、中心線4から外側S字型レール17までの距離は、内側S字型レール16までの距離よりも長い。
図示された実施形態において、内側螺旋レール14、外側螺旋レール15、移行レール18および19、並びにS字型レール16および17は、相互に水平距離を置いて、搬送方向Xに対し横方向に、フレーム8に固定されている。
コンベア1の機能を説明するために、図3から6は、外側螺旋経路2と、外側移行経路6と、S字型経路5とに沿った異なる位置での断面図を表す。中心線4は、コンベアベルト9に対する自身の位置を示すためだけに描かれており、コンベアベルト9までの距離は正しい縮尺比で描かれていない。図3は、コンベアベルト9が、外側螺旋経路2において、内側螺旋レール14および外側螺旋レール15によって支持されていることを表す。図4−1、4−2、および5は、外側移行経路6において、コンベアベルト9が、まず内側螺旋レール14および外側螺旋レール15に対して、中心線4に対し径方向外側に動き、その後、内側移行レール19および外側移行レール18がコンベアベルト9を上方に案内することを、矢印によって表す。従って、外側移行経路6の上流部分において、コンベアベルト9は、依然として内側螺旋レール14および外側螺旋レール15によって支持されている。しかし、接触位置はコンベアベルト9の相対運動に起因して変わり、外側移行経路6の下流部分において、内側移行レール19および外側移行レール18が内側螺旋レール14および外側螺旋レール15の支持機能を引き継ぐ。
図4−2は、内側移行レール19および外側移行レール18が内側螺旋レール14および外側螺旋レール15と一緒にコンベアベルト9を支持している、中間状態を示す。内側移行レール19および外側移行レール18の位置は、内側螺旋レール14および外側螺旋レール15だけでなく内側移行レール19および外側移行レール18がコンベアベルト9を支持する期間中、段階的な移行を作り出すために、搬送方向Xにおけるレール14,15、18、および19の傾きが大体似かよったものとなるような位置とすることができる。
図2において、外側移行レール18および外側螺旋レール15が並んでいるように見え、そこで移行経路6が螺旋経路2と隣接しているが、実際には、外側移行レール18および外側螺旋レール15がコンベアベルト9を支持する位置によって、これらの間には中心線4に対して径方向に距離があることもある。
別の実施形態において、単一の移行レールが適用されてもよいことが留意される。この場合、移行経路6の一部分では、コンベアベルト9は依然として、図4−1に示されるのと同様の方法で支持されてもよい。しかし、移行経路6の別の部分においては、単一の移行レールのみがコンベアベルト9を支持してもよい。コンベアベルト9および単一の移行レールは、単一の移行レールが少なくとも軸受ガイド接触位置と保持ガイド接触位置とにおいてプレートと係合するように配置されてもよい。
図19は、内側移行レール19および外側移行レール18を有する別の実施形態の状況を表す。しかし、この実施形態においては、コンベアベルト9が外側移行レール18に対して上方に持ち上がるのを防ぐため、コンベアベルト9が螺旋経路2を離れる時に外側移行レール18によって引き継がれるように、外側移行レール18が配置されている。
図6は、S字型経路5において、内側S字型レール16および外側S字型レール17がコンベアベルト9を支持し、S字型経路5の最初から最後までコンベアベルト9を案内することを示す。
コンベアベルト9がS字型経路5を離れ、内側移行経路7を内側螺旋経路3へと進むと、コンベアベルト9は外側移行経路6とは逆の順序で支持され案内される。内側移行経路7において、コンベアベルト9は下方向に、その後は中心線4に向かって径方向に動き、そして内側螺旋経路3の最初から最後までレールによって案内される。
S字型経路5において、コンベアベルト9が搬送方向Xに対して横方向の少なくとも二つの異なる位置で上方に支持されていることから、内側移行経路7および外側移行経路6並びに内側螺旋経路3および外側螺旋経路2において、コンベア1は非常に安定的かつ確実に機能する。脱線の危険性は最小限に抑えられ、軌道を保つためのコンベアベルト9上の比較的高い張力は不要となる。
図1および2に示される実施形態において、コンベアベルト9は、互いに移動可能に結合し、上側運搬面21を有する複数のプレートを含む。図18は、上から見た時の、外側螺旋経路2内のコンベアベルト9の一部を示す。この実施形態において、上側運搬面21は平坦で、互いに非常に密接して連結しているので、多数の隣接するプレート20によって品物が支持されてもよい。プレート20は、無端駆動部材またはチェーンなどの接続部材を介して枢動可能に相互接続される。明確性のため、図2は無端接続部材を示すのみであることが留意される。
プレート20は、その上側運搬面21に平行かつ搬送方向Xに垂直に延在する第一の軸および上側運搬面21に垂直に延在する第二の軸の周りで相互に枢動可能である。最初に言及した枢動は、コンベアベルト9が滑車10および11で曲がることを可能にする。これは、図1を参照のこと。二番目に言及した枢動は、内側螺旋経路3と外側螺旋経路2、内側移行経路7と外側移行経路6、およびS字型経路5における湾曲部を進むことを可能にする。
コンベアベルト9の各プレート20は、中心軸22を有する。上側運搬面21は、搬送方向Xの横方向に引き延ばされる。各上側運搬面21は、その中心軸22から端部に向けてわずかにテーパー状をなしており、これが湾曲部での衝突を防ぐ。上側運搬面21およびプレート20の残りの部分については、たくさんの異なる形状や寸法が考えられる。
図7−17は、図2の線III−IIIに沿った、外側螺旋経路2内の位置におけるプレート20並びに協働する支持手段および案内手段に関する異なる実施形態の断面図を示す。プレート20並びに支持手段および案内手段の実施形態は、図1に示される実施形態とは異なるコンベアの実施形態と組み合わされてもよい。例えば、代わりのコンベアは、S字型経路5と、内側移行経路7と、内側螺旋経路3とを有しておらず、コンベアベルト9は外側螺旋経路2と、外側移行経路6と、別の非螺旋経路(図示せず)とを進むが、その後コンベアベルト9は外側螺旋経路2へ案内されて戻ることが考えられる。非螺旋経路5が、例えばS字型経路内の螺旋状の屈曲部の一部などの、螺旋経路を部分的に備えることも可能である。
図7は、コンベア1の別の実施形態のプレート20の断面図を示す。プレート20は、プレート20の中心軸22に位置し、上側運搬面21の反対側にある直立フランジ23を有する。フランジ23はチェーン(図示せず)に結合しているが、フランジ23が実際にはチェーンの一部を形成するように、プレート20はフランジ23と相互接続されてもよい。さらに、プレート20には、外側を向いた脚部24がフランジ23の下端に設けられている。脚部24は上側運搬面21と平行に延在する。
内側螺旋レール14には、プレート20を上方に支持するための軸受ガイド25と、プレート20を外側螺旋経路2に沿って案内するための径方向ガイド26と、プレート20を軸受ガイド25に対して下方に保つための保持ガイド27とが設けられている。軸受ガイド25は、その軸受ガイド接触位置28においてプレート20を支持する。径方向ガイド26は、その径方向ガイド接触位置29において、外側螺旋経路2の中心線4に対して径方向外側にプレート20を支持する。径方向ガイド接触位置29は、中心線4を向いたフランジ23の側壁によって形成される。保持ガイド27は、その保持ガイド接触位置30においてプレート20に接触する。図7に示すように、保持ガイド27と保持ガイド接触位置30との間には遊びがあってもよい。
図7の実施形態において、軸受ガイド接触位置28と、径方向ガイド接触位置29と、保持ガイド接触位置30とは、略平坦な接触面からなる。一方で、軸受ガイド接触位置28と径方向ガイド接触位置29とが、また一方で径方向ガイド接触位置29と保持ガイド接触位置30とが互いに隣接しているが、内側螺旋レール14によってプレート20上に作用される支持力は、この実施形態におけるプレート20の三つの異なる位置での三つの異なる方向の合力を有することになる。
外側螺旋レール15は、補助ガイド31を備える。補助ガイド31は、その補助ガイド接触位置32においてプレート20に接触する。この場合、補助ガイド接触位置32は、上側運搬面21に対して反対方向に向けられたプレート20の下面によって形成される。より具体的には、補助ガイド接触位置32は、脚部24の下面部分によって形成される。補助ガイド接触位置32は、外側螺旋経路2の径方向断面において見られるように、径方向ガイド接触位置29および軸受ガイド接触位置28から離れて位置する。内側螺旋レール14と同様に、外側螺旋レール15によってプレート20上に作用される支持力は、補助ガイド接触位置32によって形成された接触面内の一つの特定の位置における合力を有することになる。補助ガイド31の機能は、軸受ガイド接触位置28におけるプレート20上の搬送方向Xに向けられた軸の周りのトルクを相殺することである。
例えば、図7において、品物が上側運搬面21上に置かれ、下方向のその合力がプレート20の中心軸22に加えられた場合、その力は軸受ガイド接触位置28において、搬送方向Xに平行な軸の周りのトルクを作り出す。これは、軸受ガイド25の周りでプレートの傾きを引き起こす可能性がある。トルクを相殺するために、補助ガイド接触位置32は、軸受ガイド接触位置28から中心線4に対して径方向に水平距離を置いている。
図8は、コンベア1の別の実施形態のプレート20並びに関連する内側螺旋レール14および外側螺旋レール15の配置を示す。図7に係る実施形態と比較すると、螺旋経路2において、外側螺旋レール15が内側螺旋レール14に対して異なる位置にある。この場合、補助ガイド接触位置32は、上側運搬面21の下かつ反対にあるプレート20の底面の一部によって形成される。もし下向きの力が、中心線4から見て軸受ガイド接触位置28を超えた位置において上側運搬面21上に作用された場合、結果として生じるトルクは、プレート20の底面上の、補助ガイド31の上方に向けられた反力によって相殺される。
プレート20と、内側螺旋レール14と、外側螺旋レール15とは、外側移行経路6において、プレート20が中心線4から離れて変位可能であるように適合されていることが留意される。これによって、図4−1に示すように、プレート20が外側移行経路6において外方向に動くことが可能となる。図7におけるプレート20の実施形態では、プレートを内側螺旋レール14および外側螺旋レール15に対して左に移動させるのに妨げとなる障害はないが、プレート20が持ち上げられる前までに、最低限の移動は距離cよりも大きくなくてはならない。距離cは、径方向ガイド接触位置29と、径方向ガイド接触位置29と中心線4との間に位置する脚部24の端部と、の間の距離である。別の実施形態では、プレートが移行経路において垂直移動を必要とせずに径方向にだけ動くことが考えられる。他方で、外側螺旋経路2に近づくまたは離れるために、プレートが移行経路において垂直方向にのみ動くことが考えられる。
図8の実施形態において、距離dで表される、外側螺旋レール15と、外側螺旋レール15と中心軸22との間に位置する脚部24の端部と、の間の、中心線4の径方向の距離は、距離eで表される、径方向ガイド接触位置29と、径方向ガイド接触位置29と中心線4との間に位置する脚部24の端部と、の間の、中心線4の径方向の距離よりも大きくなくてはならない。これによって、内側螺旋レール14および外側螺旋レール15により遮られることなく、プレート20が軸受ガイド25および補助ガイド31から持ち上げられる。プレート20を持ち上げると、脚部24が内側螺旋レール14と外側螺旋レール15との間の開口部を通り抜ける。
図9は、プレート20が中心軸22と実質的に一致する直立回転軸を有する円筒ガイドローラ33を備えている、別の実施形態を示す。内側螺旋レール14は、ローラ33を案内するために溝状(trough−shaped)の断面をしている。この実施形態において、プレート20の径方向ガイド接触位置29は、ローラ33の周面の一部によって形成される。軸受ガイド接触位置28および保持ガイド接触位置30は、ローラ33の側端部によって形成される。作動状態下において、軸受ガイド接触位置28および保持ガイド接触位置30は、溝状の内側螺旋レール14の対向側壁と接触することができる。外側螺旋レール15の補助ガイド31は、上側運搬面21に対して反対を向いたプレート20の下面によって形成されたその補助ガイド接触位置32において、プレート20と接触する。補助ガイド接触位置32がプレート20の中心軸22の片側に位置する一方で、径方向ガイド接触位置29と、軸受ガイド接触位置28と、保持ガイド接触位置30とは、中心線4が位置する側に相当するその反対側に位置する。
図13に示される別の実施形態において、ガイドローラ34はディアボロ状をしており、内側螺旋レール14はガイドローラ34を案内するために円形の断面をしている。ディアボロ形状は、互いに対向する内壁をガイドローラ34の周縁に有する二つのローラフランジ35によって形成される。内壁間の距離は、ガイドローラ34の回転軸から径方向に増加する。この実施形態において、プレート20の径方向ガイド接触位置29は、ローラフランジ35の内壁の二つの内壁部分によって形成される。ここで、内壁部分は、ガイドローラ34の回転軸に沿った方向に互いに離れているが、回転軸からは同じ径方向の距離がある。軸受ガイド接触位置28および保持ガイド接触位置30も内壁部分によって形成され、この場合には、径方向ガイド接触位置29のそれぞれの内壁部分と実質的に一致する。プレート20に対する補助ガイド31の位置は、図9に示された実施形態と類似している。
図9および13に係る実施形態において、距離fで表される、ローラフランジ35の外周と内側螺旋レール14の外縁との間の、中心線4の外側の径方向の距離は、プレート20が内側螺旋レール14および外側螺旋レール15に対して上方に案内される前に、外側移行経路6においてプレート20によって埋められなければならない。
図10に示すプレート20の実施形態は、上側運搬面21に対して下方向に突出する直立フランジ36を有する。この場合には、フランジ36は、互いに平行かつ上側運搬面21に垂直に延在する。さらに、プレート20には、フランジ36の下端に、図7および8に係る実施例に匹敵する外側を向いた脚部24が設けられている。コンベアベルト9を駆動するためのチェーンは、フランジ36の間に延在し、フランジ36と結合する。外側移行経路6において、内側螺旋レール14および外側螺旋レール15からプレート20を持ち上げることができるようにするために、プレート20を持ち上げる前に行われる径方向外側の移動は、表示距離hよりは大きいが表示距離gよりは小さくなくてはならない。
図11に示すプレートの実施形態にも、直立フランジ36が設けられているが、フランジ36の一つのみがその下端に、外側を向いた脚部24を有している。これは、比較的幅広い補助ガイド31を利用する機会をもたらす一方で、補助ガイド31と脚部の無いフランジ36との間に、距離gで表される十分な自由空間が作られる。この場合、プレート20は、上側運搬面21に垂直かつ搬送方向Xに平行に延在する平面において、鏡像対称ではない。
図12は、内側螺旋レール14が溝状をしている別の実施形態を示す。内側螺旋レール14は、外側螺旋経路2の中心線4の傍らに位置するその千鳥状の端部分において、プレート20を支持する。作動状態下において、内側螺旋レール14は、プレート20の上述の端部分において、径方向の力を径方向ガイド接触位置29に、上方に向けた力を軸受ガイド接触位置28に、そして下方に向けた力を保持ガイド接触位置30に作用させてもよい。外側螺旋レール15は、プレート20の反対の端部分において、上方に向けた力を補助ガイド接触位置32に作用させる。
図12に係る実施形態において、内側螺旋レール14の保持ガイド27および対応する保持ガイド接触位置30は、補助ガイド31のトルク相殺力に加えて、更なるトルク相殺がもたらされるように配置されてもよいことに留意する。これは、保持ガイド接触位置30上の、保持ガイド27の下方に向けた合力の位置が、軸受ガイド接触位置28上の、軸受ガイド25の上方に向けた合力よりも中心線4に近い場合に、典型的な事例である。実際には、これは、保持ガイド27とプレート20との間の有効接触面が、軸受ガイド25とプレート20との間の有効接触面よりも、外側螺旋経路2の中心線4の近くにある時に起こる。外側移行経路6において、内側螺旋レール14および外側螺旋レール15からプレート20を持ち上げることができるようにするために、プレート20を持ち上げる前に行われる径方向外側の移動は、表示距離iよりも大きくなくてはならない。
図12に示す実施形態は、マットなコンベアベルト、または、モジュールが、中心線4から見て中心軸22を超え、場合によってはモジュールの端部の近くで延在する直立軸の周りで相互に枢動可能である、他の種類のモジュラーコンベアベルトであってもよい。
図14は、軸受ガイド25と、径方向ガイド26と、保持ガイド27とが外側螺旋レール15に設けられている、別の実施例を示す。軸受ガイド25は、その軸受ガイド接触位置28においてプレート20を支持する。径方向ガイド26は、その径方向ガイド接触位置29において、外側螺旋経路2の中心線4に対して径方向外側にプレート20を支持する。保持ガイド27は、その保持ガイド接触位置30においてプレート20と接触する。径方向ガイド接触位置29は、プレート20の端部に設置され下方に向けられた直立フランジ37の内側壁によって形成される。保持ガイド接触位置30は、フランジ37の下端において脚部38の上面部に形成される。脚部38は、中心線4に向けられている。
図14に係る実施形態において、内側螺旋レール14は、補助ガイド31を備える。補助ガイド31は、その補助ガイド接触位置32においてプレート20に接触する。この場合、補助ガイド接触位置32は、上側運搬面21に対して反対方向を向いたプレート20の下面によって形成される。図14のプレート20において、補助ガイド接触位置32は、中心軸22と中心線4との間に位置する一方で、軸受ガイド接触位置28と、径方向ガイド接触位置29と、保持ガイド接触位置30とは、中心線4から見て中心軸22を超えたところに位置する。
図15に係る実施形態において、内側螺旋レール14は、軸受ガイド25および保持ガイド27を備える。径方向ガイド26は、第二の内側螺旋レール39上に設けられており、プレート20の反対の端部よりも中心線4に近い端部において直立の側端に形成された径方向ガイド接触位置29に、径方向外側の力を作用させる。
図16に示す実施形態において、プレート20は、中心軸22の両側に、回転軸を有する二つのガイドローラを備える。外側螺旋レール15は、軸受ガイド25と、径方向ガイド26と、保持ガイド27とを備える。内側螺旋レール14は、補助ガイド31を備える。プレート20は、上側運搬面21に対して垂直かつ搬送方向に平行に延在する平面において、鏡像対称である。中心線4に最も近い側のローラは、内側螺旋経路3において支持レール(図示せず)と協働する。
図17は、外側螺旋経路2において保持ガイドが設けられていない実施形態を示す。
別の実施形態(図示せず)では、内側S字型レール16および外側S字型レール17だけでなく内側移行レール19および外側移行レール18が、内側螺旋レール14および外側螺旋レール15に対して移動可能な共通の遷移ユニットに固定される。これは、図1および2を参照すると、内側移行経路7と、外側移行経路6と、S字型経路5とは互いに固定されているだろうが、これらの経路は、単一のユニット5、6、7としては、中心線4の周りで回転可能であり中心線4に沿って並進可能であろう、ということを意味する。図4−2を参照すると、内側移行レール19および外側移行レール18が内側螺旋レール14および外側螺旋レール15に沿って動くように遷移ユニットが変位可能となっているが、図4−2に示すレールの相対的な位置は維持されている。言い換えると、遷移ユニットは、内側螺旋レール14および外側螺旋レール15に対して搬送方向Xに移動可能である。その結果として、外側螺旋経路2と外側移行経路6との間の遷移位置は、外側螺旋経路2に沿った別の位置となることがある。品物受取所12と品物荷揚所13との間の経路2、6、5、7、および3に沿ったコンベアベルト9の、結果として生じた長さの変動は、既知の手段によって補正されてもよい。
前述から、本発明に係るコンベアが、フレームの支持手段およびコンベアベルトの特性により、螺旋経路および非螺旋経路に沿ってかつこれらの経路の間で、安定的かつ確実に動かされ得ることが明白となるであろう。
本発明は、図面に示されたり前述されたりした実施形態に限定されず、特許請求の範囲内において異なる方法で変更されてもよい。例えば、移行経路は、内側螺旋経路および外側螺旋経路に対して接線方向に延在する必要はない。
1 コンベア
2 外側螺旋経路
3 内側螺旋経路
4 中心線
5 S字型経路
6 外側移行経路
7 内側移行経路
8 フレーム
9 コンベアベルト
10 滑車
11 滑車
12 品物受取所
13 品物荷揚所
14 内側螺旋レール
15 外側螺旋レール
16 内側S字型レール
17 外側S字型レール
18 外側移行レール
19 内側移行レール
20 プレート
21 上側運搬面
22 中心軸
23 フランジ
24 脚部
25 軸受ガイド
26 径方向ガイド
27 保持ガイド
28 軸受ガイド接触位置
29 径方向ガイド接触位置
30 保持ガイド接触位置
31 補助ガイド
32 補助ガイド接触位置
33 ローラ
34 ガイドローラ
35 ローラフランジ
36 フランジ
37 フランジ
38 脚部
39 第二の内側螺旋レール

Claims (15)

  1. フレーム(8)と、前記フレーム(8)によって支持され、駆動手段によって螺旋経路(2)、非螺旋経路(5)、および前記螺旋経路(2)と前記非螺旋経路(5)との間に延在する移行経路(6)に沿って搬送方向(X)に駆動される無端コンベアベルト(9)と、を備えるコンベア(1)であって、
    前記螺旋経路(2)は直立中心線(4)を有し、
    前記コンベアベルト(9)は互いに移動可能に結合された複数のプレート(20)を含み、各プレート(20)が上側運搬面(21)および中心軸(22)を有し、
    前記フレーム(8)は、少なくとも前記螺旋経路(2)において、
    前記プレート(20)を前記螺旋経路(2)に沿って案内するための径方向ガイド(26)であって、その径方向ガイド接触位置(29)において、前記螺旋経路(2)の前記中心線(4)に対して径方向にプレート(20)を支持する、前記径方向ガイド(26)と、
    前記プレート(20)を上方に支持するための軸受ガイド(25)であって、その軸受ガイド接触位置(28)においてプレート(20)を支持する、前記軸受ガイド(25)と、
    前記軸受ガイド接触位置(28)におけるプレート(20)上の前記搬送方向(X)に向けられた軸の周りのトルクを相殺するための補助ガイド(31)であって、前記螺旋経路(2)の径方向断面において見られるように、前記径方向ガイド接触位置(29)および前記軸受ガイド接触位置(28)から離れて位置するその補助ガイド接触位置(32)においてプレート(20)に接触する補助ガイド(31)において、前記補助ガイド接触位置(32)は、前記軸受ガイド接触位置(28)から前記中心線(4)に対して径方向に少なくとも水平距離を置いて位置する一方で、前記補助ガイド接触位置(32)において、前記プレート(20)の表面の法線は垂直の成分を有する、前記補助ガイド(31)と、を備え、
    前記移行経路(6)において、前記プレート(20)は、前記中心線(4)に対して径方向におよび/または垂直方向に、前記径方向ガイド(26)と、前記軸受ガイド(25)と、前記補助ガイド(31)とに対して相対的に変位可能である、コンベア(1)。
  2. 前記螺旋経路(2)において、前記補助ガイド接触位置(32)における前記プレート(20)の前記表面は、下方向に面している、請求項1に記載のコンベア(1)。
  3. 前記径方向ガイド接触位置(29)が、対応する前記プレート(20)に設置されたローラ(33、34)の周面の一部分によって形成されるか、前記径方向ガイドが、その径方向ガイド接触位置で前記プレート(20)を支持するための複数のローラを備えるか、または前記径方向ガイドが、その径方向ガイド接触位置で前記プレート(20)を支持するための複数のローラを備えており、ローラが相互に結合して、フレームに対して動くローラの無端ベルトを形成する、請求項1または2に記載のコンベア(1)。
  4. 前記ローラ(33,34)が、円筒状、球状、またはディアボロ状である、請求項3に記載のコンベア(1)。
  5. 好ましくは前記プレート(20)の前記中心軸に係合する無端駆動部材によって前記プレート(20)が相互に接続されるか、または前記プレート自体が無端駆動部材を形成するように前記プレートが相互に接続される、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンベア(1)。
  6. 前記プレート(20)の前記軸受ガイド接触位置(28)と前記補助ガイド接触位置(32)とが、前記中心軸(22)の両側に位置する、請求項1から5のいずれか一項に記載のコンベア(1)。
  7. 前記プレートは、前記径方向ガイド接触位置(29)の法線とは反対に向けられた法線を有する第二の径方向ガイド接触位置を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のコンベア(1)。
  8. 前記上側運搬面(21)に対して垂直かつ前記搬送方向(X)に対して平行に延在する平面において、前記プレート(20)が鏡像対称である、請求項1から7のいずれか一項に記載のコンベア(1)。
  9. 第二の螺旋経路(3)と、前記非螺旋経路(5)と前記第二の螺旋経路(3)との間に延在する第二の移行経路(7)とを備え、前記第二の螺旋経路(3)および前記螺旋経路(2)は逆の螺旋状の路線を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンベア(1)。
  10. 前記非螺旋経路(5)は、上から見るとS字型の経路を備える、請求項9に記載のコンベア(1)。
  11. 前記S字型の経路(5)は、180度より大きな角度に曲がったU字型部分を少なくとも備える、請求項10に記載のコンベア(1)。
  12. 少なくとも前記螺旋経路(2)において、前記フレーム(8)は、前記プレート(20)を前記軸受ガイド(25)に対して下方向に保つための保持ガイド(27)を備え、前記保持ガイド(27)は、その保持ガイド接触位置(30)でプレート(20)と接触し、前記螺旋経路(2)の径方向断面図に見られるように、前記補助ガイド接触位置(32)は前記保持ガイド接触位置(30)から離れて位置する、請求項1から11のいずれか一項に記載のコンベア(1)。
  13. 前記プレート(20)および前記フレーム(8)は、前記移行経路(6)において前記プレート(20)が前記中心線(4)に対して所定の径方向位置へ径方向に変位可能であるように配置されており、前記プレート(20)の前記保持ガイド接触位置(30)は前記保持ガイド(27)から解放されている、請求項12に記載のコンベア(1)。
  14. 前記フレーム(8)には、前記螺旋経路(2)と前記非螺旋経路(5)との間で前記プレート(20)を垂直方向に支持および案内するために、前記移行経路(6)に少なくとも移行レール(18,19)が設けられており、前記軸受ガイド(25)に加えて前記移行レールが、前記移行経路(6)の一部分内で前記プレートを垂直方向に支持してもよい、請求項1から13のいずれか一項に記載のコンベア(1)。
  15. 前記コンベアベルト(9)は、作動状態下において、前記螺旋経路(2)と、前記移行経路(6)と、前記非螺旋経路(5)とに沿って連続して駆動されており、前記コンベア(1)は、前記移行経路(6)において前記プレート(20)がまず径方向外側に動く一方で、前記プレート(20)が前記軸受ガイド(25)と前記補助ガイド(31)とに接触し、その後、前記移行レール(18,19)が前記プレート(20)を引き継ぎ支持するように適合されている、請求項14に記載のコンベア(1)。
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