JPS63288809A - 多次元搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多次元方向の搬送を可能にする搬送装置、さ
らに詳しくは、多数個の搬送用ブロックを数珠繋状にし
て搬送体を形成した多次元搬送装置に関するものである
。

従来のこの種搬送装置にあっては、数珠繋状となってい
る多数個の搬送用ブロウクか、これを案内するライナー
の支持面に対して面により接触支持されており、搬送用
ブロックの移動は、そのライナーの支持面を滑動するこ
とによって行なわれている。

従って、この従来搬送装置による時には、■　多数個の
搬送用ブロックとライナー支持面とが面接触しているの
で、搬送体を駆動するのに、大きな馬力を必要とする。

（？）　　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面と
の滑りをよくするため、潤滑剤を必要とする。

（３）　　多数個の搬送用フロックとライナー支持面と
の間に潤滑剤を使用することにより、食品などの移送に
利用するのに、制限か生じる。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面との接触
面における摩耗か激しく、損傷し易い。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面との接触
面に異物か入ると除去しにくく、故障の原因となる。

などの欠点を持っており、あまり実用的でなかった。

本発明は、これら従来装置における欠点を除去すること
を目的とするものてあって、各搬送用ブロックの左右両
側部における下面にそれぞれの軸線方向を直交させた２
ケのローラーを設け、移送路に設けたコ字型のライナー
内に軸線方向か水平方向にあるローラーを支持させるこ
とにより、各搬送用ブロックにおける直線方向の移動は
、そのコ字型のライナー内におけるローラーの転がり接
触によって行なわれることになり、搬送体の輸送側、帰
り側における水平方向、上下方向の直線的移動を極めて
円滑に行うことかできる多次元搬送装置を提供するもの
である。

また、本発明の他の目的とするところは、各搬送用ブロ
ックの左右両側部における下面にそれぞれの軸線方向を
直交させた２ケのローラーを設け、移送路を形成する左
右の案内板に軸線方向が垂直方向にあるローラーを当接
支持させることにより、各搬送用ブロックにおける曲線
方向の移動は、左右の案内板内面におけるローラーの転
がり接触によって行なわれることになり、搬送体の輸送
側、帰り側における左右方向の曲線的移動を極めて円滑
に行うことかできる多次元搬送装置を提供するものであ
る。

さらに、本発明の他の目的とするところは、各搬送用ブ
ロックの左右両側部における下面にそれぞれの軸線方向
を直交させた２ケのローラーを設けることにより、搬送
用ブロックを大型化する必要がなく、・全体として小型
に形成することかできる多次元搬送装置を提供するもの
である。

さらにまた、本発明の他の目的とするところは、各搬送
用ブロックの移動を口・−ラーの転がり接触によって行
なわせることにより１次のような利点を有する多次元搬
送装置を提供するものである。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面とかロー
ラーにより転かり接触しているのて、搬送体の駆動は、
小馬力で行うことかてきる。

■　多数個の搬送用ツロツクとライナー支持面トカロー
ラーにより転がり接触しているのて、滑りを補うための
潤滑油を必要としていない。

（３）　　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面と
の間に潤滑油を使用しないので、格別の制限を設けるこ
となく、各種食品の移送に利用てきる。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面とかロー
ラーにより転がり接触しているのて、接触面における摩
耗か少なく、損傷しにくい。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面とかロー
ラーにより転がり接触しているのて、接触面に異物か侵
入しに＜＜１例え異物か入っても容易に除去することが
できるので故障の原因とならない。

即ち、本発明は、搬送用ブロックにおける前後側縁を左
右両側縁に向けて僅かに先細りに形成し、その前後側縁
の中央部における一方には掛止軸を軸架し、他方にはそ
の掛止軸を遊嵌支持する軸受筒を設け、これら掛止軸と
軸受筒とにより多数個の搬送用ブロックをエンドレスに
連結して搬送体を形成すると共に、その搬送体を形成す
る各搬送用プロ・ンクの左右両側部における下面にそれ
ぞれその軸線方向を直交させた２ケのローラーを設け、
他方、左右の案内板により搬送体の移送路を形成すると
共に、その移送路内に移送路に沿ってコ字型のライナー
を設けて、コ字型のライナー内に搬送用ブロックにおけ
る軸線方向か水平方向にあるローラーを支持させると共
に、移送路を形成する左右の案内板に搬送用ブロックに
おける軸線方向が垂直方向にあるローラーな当接支持さ
せたことを特徴とする多次元搬送装置の構造を要旨とす
るものである。

次に、本発明を図示実施例に従って説明すれば、（１）
は搬送体であって、多数個の搬送用ブロック（２）　（
２）・・・・・・を数珠繋状に連結することによって構
成されている。搬送用ブロック（２）は合成樹脂、金属
などによって造られ、−ヒ面を平板状に形成すると共に
、その前後の側縁な左右両側に向けて僅かに先細りとな
るよう傾斜面（３）を設けである。この左右両側におけ
る前後の側縁部に設けた傾斜面（３）は、これら搬送ブ
ロック（２）　（２）　−・・・・・を数珠繋状とした
搬送体（１）が左右に湾曲しやすいように設けたもので
あって、直線的なものでも、湾曲したものであってもよ
い。また、傾斜面（３）は前後側縁に設けるのであるか
、前後双方の側縁に設ける場合と、前後の何れか一方の
側縁に設ける場合とがある。さらに、この傾斜面（３）
は、必要以上に傾斜させて設けると、前後に位、Ｈする
搬送用ブロック（２）　（２）間の両側に大きな隙間か
生じるのて好ましくない。（４）は、掛止軸てあって、
搬送用フロック（２）の前後側縁における何れか一方の
中央部に位置して設けられている。

この掛止軸（４）は、搬送用ブロック（２）に設けられ
る左右の掛止軸受（５）　（５）に対して、軸支される
ものてあり、その軸支する手段としては、かしめ止めす
る方法、ピン止めする方法、螺子１１二めする方法など
がある。（６）は、軸受筒であって、搬送用フロック（
２）の前後側縁における掛止軸（４）を設けた側とは反
対側の対向位δに設けられるものであり、別に設けられ
た搬送用ブロック（２）の掛止軸（４）を遊嵌支持する
。多数個の搬送用ブロック（２）　（２）−・・・・・
は、この掛止軸（４）を軸受筒（６）に順次遊嵌するこ
とにより数珠繋状に連結され、エンドレスの搬送体（１
）を形成するのである。掛止軸（４）と軸受筒（６）と
の遊嵌は数珠繋状となっている搬送用ブロック（２）　
（２）・・・・・・、即ち、搬送体（１）の左右方向へ
の湾曲な町俺にするためのものである。軸受筒（６）は
、搬送用ブロック（２）の一部を舌片状に突出形成しこ
れを丸めることにより構成するのが簡単であるが、別個
に構成したものを接着するなど他の手段で構成すること
もできる。（７）はローラーであって、その軸線方向が
水平方向に設けられるものであり、コ字型のローラー軸
受（８）に対して回転自在に支持されている。（９）も
ローラーであって、軸線方向が垂直方向に設けられるも
のであり、コ字型のローラー軸受（１０）に対して回転
自在に支持されている。

これらのローラー（７）　（９）は、搬送用ブロック（
２）の左右両側部に３ける下面に設けられるものである
。ローラー（７）　（９）　、ローラー軸受（８）（ｌ
Ｏ）は同一形状のものとして形成するのが製作上都合か
よい、ローラー（７，）　（９）は合成樹脂、金属など
によって作られる。また、ローラー軸受（８）（ｌＯ）
は両者一体のものとして作ることもできる。

図示実施例の場合は、軸線方向が垂直方向に設けられて
いるローラー（９）のローラー軸受（ｌＯ）における−
側面を搬送用ブロック（２）の下面に対して熔接などの
手段により接着して取付け、そのローラー軸受（１０）
に対して軸線方向か水平方向に設けられているローラー
（７）のローラー軸受（８）における−側面を熔接など
の手段により接着して取付けである。このローラー（７
）　（９）の取付手段は、他の手段を採用することもで
きる。　（１１）は受具てあって、搬送体（１）の適宜
位置における搬送用ブロック（２）の表面に突出するよ
うに配設されるものであり、上向きに搬送される物品を
支持するためのものである。（１２）は移送路であって
、左右の案内板（１３）（１コ）と、その左右の案内板
（１３）（１３）を一定間隔に保持する連結部材（１４
）とによってエンドレスに形成されており、取付ボルト
（１５）などによって組立てられる。この移送路（１２
）を形成する左右の案内板（１：１）（１３）、連結部
材（１４）は全体を一体なものとして作ることもできる
が、直線部材、左右の湾曲部材（第５図）、上下の湾曲
部材（第６図）のように、予しめ各種のものを作ってお
き、必要に応じてこれらを連結し、所望形状の移送路（
１２）を組立てるようにしておくとよい。（１６）はコ
字型のライナーてあって、移送路（１２）の内側に対し
、例えば連結部材（１４）を介して、その移送路（１２
）に沿って設けられ、各搬送用ブロック（２）に設けら
れている軸線方向か水平方向にあるローラー（７）を支
持するものであり、搬送用ブロック（２）　（２）・・
・・・・か数珠繋状となっている搬送体（１）の移動方
向を案内するためのものてあり、主として、搬送体（１
）の輸送側、帰り側における水平方向、上下方向の直線
的移動を円滑に行うのである。また、移送路（１２）を
形成する左右の案内板（１３）（１３）における内側面
には、各搬送用ブロック（２）に設けられている軸線方
向か垂直方向にあるローラー（９）を当接しており、搬
送用ブロック（２）　（２）・・・・・・か数珠繋状と
なっている搬送体（１）の輸送側、帰り側における左右
方向の曲線的移動を円滑に行うのである。（１７）は駆
動プーリーであって、移送路（１２）の−側に設けられ
、案内板（１３）の外側に配設したモーター（１８）な
どによって回転駆動する。この駆動プーリー（Ｉ７）の
外周縁部には、等間隔に掛止凹部を設けて歯形（１９）
を形成しており、搬送体（１）を形成する搬送用ブロッ
ク（２）　（２）　−・・・・・における軸受筒（６）
　（６）・・・・・・を送り用突起として、その歯形（
１９）に嵌合するようにしである。そして、この移送路
（１２）の−側に設けられた駆動プーリー（１７）と、
移送路（Ｉ２）の他側に設けられた駆動プーリー（１７
）と同様の形状を有する従動プーリーとの間に、搬送用
ブロック（２）　（２）・・・・・・か数珠繋状となっ
ている搬送体（１）を張設し、駆動プーリー（１７）が
回転駆動することによって、搬送体（１）は移送路（１
２）内を走行し、適宜な物品を多次元方向′に向けて搬
送することかできる。

本発明による時には、各搬送用ブロックの左右両側部に
おける下面にそれぞれの軸線方向を直交させた２ケのロ
ーラーを設け、移送路に設けたコ字型のライナー内に軸
線方向か水平方向にあるローラーを支持させであるので
、各搬送用ブロックにおける直線方向の移動は、そのコ
字型のライナー内におけるローラーの転がり接触によっ
て行なわれることになり、搬送体の輸送側、帰り側にお
ける水平方向、上下方向の直線的移動を極めて円滑に行
うことができる実益を有する。

また、本発明による時には、各搬送用ブロックの左右両
側部における下面にそれぞれの軸線方向を直交させた２
ケのローラーを設け、移送路を形成する左右の案内板に
軸線方向が垂直方向にあるローラーを当接支持させであ
るので、各搬送用ブロックにおける曲線方向の移動は、
左右の案内板内面におけるローラーの転かり接触によっ
て行なとれることになり、搬送体の輸送側、帰り側にお
ける左右方向の曲線的移動を極めて円滑に行うことかで
きる実益を有する。

さらに、本発明による時には、各搬送用ブロックの左右
両側部における下面にそれぞれの軸線方向を直交させた
２ケのローラーを設けであるので、搬送用ブロックを大
型化する必要かなく、全体として小型に形成することか
できる実益を有する。

さらにまた、本発明による時には、各搬送用ブロックの
移動をローラーの転がり接触によって行うようにしであ
るのて、次のような効果を有する。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面とかロー
ラーにより転がり接触しているので、搬送体の駆動は、
小馬力で行うことができる。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面とかロー
ラーにより転がり接触しているので２滑りを補うための
潤滑油を必要としていない。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面との間に
潤滑油を使用しないので、格別の制限を設けることなく
、各種食品の移送に利用てきる。

■　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面とかロー
ラーにより転がり情触しているので、接触面における摩
耗か少なく、損傷しにくい。

〈リ　多数個の搬送用ブロックとライナー支持面とがロ
ーラーにより転がり接触しているので、接触面に異物か
侵入しにくく、例え異物か入っても容易に除去すること
かてきるので故障の原因とならない。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明装置の実施例てあって、第１図は全体の斜
視図、第２図は搬送体の一部を示す平面図、第３図は搬
送用ブロックの裏面図、第４図は要部の縦断面図、第５
図は横方向に湾曲した移送路の平面図、第６図は上方に
湾曲した移送路の側面図、第７図は駆動ブーソーの側面
図である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。 （１）は搬送体　　　　（２）は搬送用ブロック（３）
は傾斜面　　　　（４）は掛止軸（５）は掛止軸受　　
　（６）は軸受筒（７）　（９）はローラー　（８）　
（１０）はローラー軸受（１１）は受具　　　　　（１
２）は移送路（１３）案内板　　　　　（１４）は連結
部材（１５）は取付ボルト　　（１６）はライナー（１
７）は駆動プーリー　（１８）モーター（１９）は歯形 メ 第３図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　搬送用ブロックにおける前後側縁を左右両側縁に向け
   て僅かに先細りに形成し、その前後側縁の中央部におけ
   る一方には掛止軸を軸架し、他方にはその掛止軸を遊嵌
   支持する軸受筒を設け、これら掛止軸と軸受筒とにより
   多数個の搬送用ブロックをエンドレスに連結して搬送体
   を形成すると共に、その搬送体を形成する各搬送用ブロ
   ックの左右両側部における下面にそれぞれその軸線方向
   を直交させた２ヶのローラーを設け、他方、左右の案内
   板により搬送体の移送路を形成すると共に、その移送路
   内に移送路に沿ってコ字型のライナーを設けて、コ字型
   のライナー内に搬送用ブロックにおける軸線方向が水平
   方向にあるローラーを支持させると共に、移送路を形成
   する左右の案内板に搬送用ブロックにおける軸線方向が
   垂直方向にあるローラーを当接支持させたことを特徴と
   する多次元搬送装置。