JP2015516334A - 2つのリッドメンバを備えた車両ルーフ - Google Patents

2つのリッドメンバを備えた車両ルーフ Download PDF

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Abstract

本発明は、ルーフ開口部(26)が閉鎖された閉鎖位置とルーフ開口部(26)が少なくとも部分的に開放された非閉鎖位置との間で調整可能なリッド装置(12)と、第1リッドメンバ(14)と、リッド装置(12)の上記閉鎖位置で第1リッドメンバ(14)に隣接し、かつ下降及び/又は揺動機構(30)が設けられた第2リッドメンバ(16)と、を備え、第1リッドメンバ(14)は、車両の長さ方向かつ鉛直方向に延びる中心面の両側にそれぞれ配置されたガイドレール(24)の案内路(36)内で複数のスライド部材(32,34)により案内されて、第2リッドメンバ(16)上方の上記非閉鎖位置へ移動することが可能に構成された、車両ルーフに関する。両ガイドレール(24)の案内路(36)は、第1リッドメンバ(14)が上記非閉鎖位置へ移動するときに第2リッドメンバ(16)に対して相対的に持ち上げられるような経路を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、請求項1の前提構成を備えた車両ルーフに関する。
特許文献1より、ルーフ開口部が閉鎖された閉鎖位置と、ルーフ開口部が少なくとも部分的に開放された非閉鎖位置との間で調整可能なリッド装置を備えた車両ルーフが知られている。このリッド装置は、フロントリッドメンバを有し、上記閉鎖位置では、フロントリッドメンバの後端にリアリッドメンバが隣接している。ルーフ開口部を非閉鎖状態とするために、リアリッドメンバは下向きに回動(すなわち下降)され、フロントリッドメンバがリアリッドメンバを経由して後方に移動することが可能となる。フロントリッドメンバは、その移動の際、ルーフに固定されたガイドレール内でスライド部材によって案内される。前側のスライド部材は、フロントリッドメンバの前端部の高さ補正が可能となるように、回動可能なレバーを介してフロントリッドメンバに連結されている。この車両ルーフの場合、フロントリッドメンバが衝突しないことを保証するためには、リアリッドメンバの少なくとも前端部が十分に下降する必要がある。
独国特許第10330786号明細書
本発明の目的は、上記で述べたようなタイプの車両ルーフであって、第1リッドメンバが、単純でかつ耐久性のある機構によって第2リッドメンバの上方位置へ移動できるような車両ルーフを提供することにある。
本発明によると、上記目的は請求項1の特徴を有する車両ルーフによって達成される。
本発明の本質は、両ガイドレールが第1リッドメンバを移動させるためのものであると想定され、上記第1リッドメンバは、上記ガイドレールによって、車両の長さ方向に移動するとき、車両構造部に対して相対的に持ち上げられるか又は下降する。第2リッドメンバは、上記第1リッドメンバ用の通過経路を形成するために、ほんの少しだけ下降又は揺動する必要があることが予想できる。上記第1リッドメンバを移動させるときに必要となる持ち上げ動作は、ガイドレール又はガイドレールの案内路の形状のみによって決定され、第1リッドメンバを移動させるために、複雑な調整機構は不要となる。第1リッドメンバには、圧縮に対してリジッドな駆動ケーブルのような調整手段に接続することだけが必要となる。これにより、第1リッドメンバ用のガイド領域、すなわちガイドレールを非常に細く設計することが可能であり、これにより、側方ルーフビームを非常に細くなるように構成することができるため、ルーフ開口部を車両の横方向に大きく拡張することが可能となる。
本発明に係る車両ルーフのより好ましい形態では、上記両ガイドレールは、それぞれ、複数のスライド部材用の案内路を1つ有し、第1リッドメンバの閉鎖位置から始まる案内路は、少なくとも大部分が直線形状である第1部を有し、この第1部は、持ち上げ部として設計された第2部に、第1曲線軌道を介して接続され、この第2部は、第2リッドメンバの方向に向かって上昇するように設計され、かつ第1曲線軌道とは反対側に曲がる第2曲線軌道を介して第3部に接続され、この第3部は、車両の長さ方向(前後方向)において第2リッドメンバの領域に配置される。第2リッドメンバは、移動することができない。これにより、第1リッドメンバの複数のスライド部材は、上記閉鎖位置から始まって、ガイドレールにおける第2リッドメンバの直ぐ横の部分に達するまで、移動することができる。本発明に係る車両ルーフを用いることで、車両の長さ方向に大きく開口することが可能なルーフ開口部を設計することも可能となる。
本発明に係る車両ルーフの構造をできる限り簡単に設計するために、本発明に係る車両ルーフのより好ましい形態では、第1リッドメンバの全てのスライド部材が、第1リッドメンバに対しいかなるレバーも介さずに連結される(すなわち、少なくとも強固に連結される)。例えば、先端部が上記スライド部材として設計された、単純に折れ曲がった(角張った)ガイド片が想定され、そのスライド部材がガイドレール内で案内される。
本発明に係る車両ルーフの格別な形態では、第1リッドメンバは、上記非閉鎖位置において、第2リッドメンバに隣接する固定ルーフ部の上側にまで達する。これにより、第1リッドメンバにおける支持されていない部分が第1リッドメンバの非閉鎖位置で上記固定ルーフ部の上方に突出するように該第1リッドメンバが移動するときに、ガイドレールは、その第1リッドメンバの持ち上げ動作を可能とする。
車両ルーフを、特にメンテナンスを殆ど要しないように設計するために、ガイドレールは、リッド装置の閉鎖位置において、好ましくは該ガイドレールの全範囲に亘って、ルーフ外側に位置する第1及び第2リッドメンバによって保護される。すなわち、第1及び第2リッドメンバは、上記閉鎖位置において、ガイドレールの案内路の上方に配置され、その配置された領域は、第1及び第2リッドメンバによってシールされるため、上記閉鎖位置では、いかなるホコリやゴミもガイドレール及び第2リッドメンバの機構に侵入することがない。第2リッドメンバが下降したとき、ガイドレールにおける第1リッドメンバの領域に配置された部分はカバーされない。
本発明に係る車両ルーフのより好ましい形態では、第1リッドメンバのスライド部材は、上記閉鎖位置において第1リッドメンバをその中央部分及び第2リッドメンバから遠い側の部分で支持するように配置され、第1リッドメンバは、上記閉鎖位置で上記第2リッドメンバに隣接する端部にいかなる支持部材も設けられないように設計される。これにより、第1リッドメンバは、第2リッドメンバの上方に位置するように動作するだけでなく、支持部材が設けられていない部分が、第2リッドメンバに隣接する固定ルーフ部の上方に位置するように動作することも、簡単な手段で可能となる。
本発明に係る車両ルーフの一実施形態として、ガイドレールが、少なくとも部分的に、プラスチックであれば、特に、重量について最適化される。
上記両ガイドレールは、それぞれ、ルーフアウタ部材(ルーフ外側の表面部材)によって覆われた側方固定ルーフ領域内に組み込まれていることが好ましい。これにより、第1リッドメンバが開いた状態であっても、ホコリやゴミがガイドレールの案内路の領域に侵入することができなくなるか、又はほぼ不可能になる。
本発明に係る車両ルーフは、第1及び第2リッドメンバが透明材料(例えばガラス)からなるパノラマルーフにすることができる。例えば、第1リッドメンバは、上記閉鎖位置において車室の前席シートの上方に配置されるフロントリッドメンバであり、第2リッドメンバは、車室の後側領域の上方に配置されるリアリッドメンバを構成する。例えば、第1リッドメンバは、車両の長さ方向において、第2リッドメンバの約2倍の長さを有する。
本発明の主題のさらに有利な点や有利な形状は、発明の説明、図面及び請求項から得ることができる。
本発明に係る車両ルーフを、リッド装置の閉鎖位置で模式的に示す側面図である。 リアリッドメンバを換気位置にした状態を示す図1相当図である。 フロントリッドメンバを後退させた状態を示す図1相当図である。 図3におけるIV−IV線に沿った、側方ルーフビームを切断した断面図である。
図において、車両ルーフ10は、ステーションワゴンとして構成された自動車のルーフとして描かれたものであって、ルーフ開放システムを有する所謂パノラマルーフを構成するものである。
車両ルーフ10は、フロントリッドメンバ14及びリアリッドメンバ16によって構成されたリッド装置12を備え、これら両リッドメンバ14,16は、それぞれガラスリッドとして構成されている。両リッドメンバ14,16は、左右2つの側方固定ルーフ領域の間において、車両の移動方向(前後方向)に延びている。図4で、それら2つの側方固定ルーフ領域のうち一方の側方固定ルーフ領域18が、車両左側に配置された側方固定ルーフ領域として描かれている。閉鎖位置において、フロントリッドメンバ14は、その前方でフロントエプロン20に隣接している。フロントエプロン20は、詳細は図示しないが、フロントガラスの上端部を支持する。上記閉鎖位置において、フロントリッドメンバ14は、その後方でリアリッドメンバ16の前端部と隣接し、該リアリッドメンバ16は、その後端で後側の固定ルーフ部22に隣接する。
フロントリッドメンバ14は、図1に示す閉鎖位置から図3に示す非閉鎖位置に移動することができ、この非閉鎖位置では、ルーフ開口部26が、側方固定ルーフ領域18内に組み込まれた側方ガイドレール24に沿って開放される。
リアリッドメンバ16は、移動することはできないが、図1に示す閉鎖位置から図2に示す換気位置に回動することができ、この換気位置では、リアリッドメンバ16の前端とフロントリッドメンバ14の後端との間に間隙28が生じて、この間隙28を通じて、詳細には図示しない車両内部と車両周辺との間で空気の入れ換えが可能となる。また、リアリッドメンバ16は、閉鎖位置に平行な下降位置(図3に示す)に移動することができる。リアリッドメンバ16は、図に模式的に描いた調整機構30によって駆動される。
フロントリッドメンバ14は、その前端部の左右両側にそれぞれ1つの第1スライダ32を有し、ルーフ長さ方向の中央部の左右両側にそれぞれ1つのスライダ34を有する。これらスライダ32,34は、例えば、角度をつけて立ち上げられてリッドメンバ14に十分に強固な方法で連結される。リッドメンバ14は、これらスライダ32,34によって、該スライダがスライドする、左右両側に配置されたガイドレール24の案内路36内で案内される。各スライダ34は、圧縮に対してリジッドな駆動ケーブル38に連結され、この駆動ケーブル38は、各ガイドレール24のケーブル通路40内で案内されかつリッドメンバ14の移動用の駆動モータにより駆動される。
フロントリッドメンバ14は、左右両側に配置されたスライダ34の後方に、更なる支持部材を有しない。
各ガイドレール24の案内路36は、少なくとも広義のS字状の形状を有する。すなわち、各案内路36は、第1部42を有し、この第1部42は、第1曲線軌道44を介して第2部46に接続され、この第2部は、第1部42を基準にして設置され、かつ車両の後部領域で見られるような持ち上げ形状を有している。持ち上げ部を構成する第2部46は、第1曲線軌道とは反対側に曲がるように設計された第2曲線軌道48を介して、後側の第3部50に接続され、この第3部50は、少なくとも大部分が直線形状を有していて、閉鎖位置又は下降位置にあるリアリッドメンバ16と平行になるように調整される。
車両の横断面で見られる両ガイドレール24は、リッドメンバ14,16が、車両の横方向の寸法に関係する車両ルーフ10の端部近傍まで引き上げられることが可能なように、それぞれ約35mmの幅を有する。両ガイドレール24は、少なくとも大部分がプラスチック製である。
車両ルーフ10は、フロントリッドメンバ14用の追加の持ち上げ機構や展開機構は有していない。
リッド装置12の閉鎖位置、例えば図1に図示するリッドメンバ14,16の位置では、ガイドレール24及びリッドメンバ16用の調整機構30は、ルーフ表面部材の下側に覆われるように配置される。これにより、ガイドレール24及び調整機構30が汚れるリスクが無くなる。
他の実施形態として、上記実施形態に対して追加的に又は代替で、リッドメンバ16は、上記間隙が、上記フロントリッドメンバと上記リアリッドメンバとの間、及び/又は、上記リアリッドメンバと上記固定ルーフ部との間に形成されるように、換気位置に持ち上げるよう構成することができる。
上記図示された車両ルーフは、以下に述べるように作動する。
図1に示す閉鎖位置から始まり、ルーフ開口部26を開放するために、図3及び図4に示すように、まずは調整機構30によりリアリッドメンバ16が下降位置に移動する。これにより、フロントリッドメンバ14は、後方に移動するために、ロックが解除された状態になる。このフロントリッドメンバ14は、圧縮に対してリジッドな駆動ケーブル38により非閉鎖位置に引っ張られ、これにより、案内路36の経路により決定される持ち上げ動作によって、フロントリッドメンバ14の前側部分及び中央部分が、下降したリアリッドメンバ16の上方に配置され、かつ、スライダ36から突き出た後側部分が、固定ルーフ部22の上方に配置される。
ルーフ開口部24の閉鎖は、上記と逆の手順で行われる。
10 車両ルーフ
12 リッド装置
14 フロントリッドメンバ
16 リアリッドメンバ
18 側方固定ルーフ領域
20 フロントエプロン
22 固定ルーフ部
24 ガイドレール
26 ルーフ開口部
28 間隙
30 調整機構
32 スライダ
34 スライダ
36 案内路
38 駆動ケーブル
40 ケーブル通路
42 第1部
44 第1曲線軌道
46 第2部
48 第2曲線軌道
50 第3部
本発明は、請求項1の前提構成を備えた車両ルーフに関する。
特許文献1より、ルーフ開口部が閉鎖された閉鎖位置と、ルーフ開口部が少なくとも部分的に開放された非閉鎖位置との間で調整可能なリッド装置を備えた車両ルーフが知られている。このリッド装置は、フロントリッドメンバを有し、上記閉鎖位置では、フロントリッドメンバの後端にリアリッドメンバが隣接している。ルーフ開口部を非閉鎖状態とするために、リアリッドメンバは下向きに回動(すなわち下降)され、フロントリッドメンバがリアリッドメンバを経由して後方に移動することが可能となる。フロントリッドメンバは、その移動の際、ルーフに固定されたガイドレール内でスライド部材によって案内される。前側のスライド部材は、フロントリッドメンバの前端部の高さ補正が可能となるように、回動可能なレバーを介してフロントリッドメンバに連結されている。この車両ルーフの場合、フロントリッドメンバが衝突しないことを保証するためには、リアリッドメンバの少なくとも前端部が十分に下降する必要がある。
独国特許第10330786号明細書
本発明の目的は、上記で述べたようなタイプの車両ルーフであって、第1リッドメンバが、単純でかつ耐久性のある機構によって第2リッドメンバの上方位置へ移動できるような車両ルーフを提供することにある。
本発明によると、上記目的は請求項1の特徴を有する車両ルーフによって達成される。
本発明の本質は、両ガイドレールが第1リッドメンバを移動させるためのものであると想定され、上記第1リッドメンバは、上記ガイドレールによって、車両の長さ方向に移動するとき、車両構造部に対して相対的に持ち上げられるか又は下降する。第2リッドメンバは、上記第1リッドメンバ用の通過経路を形成するために、ほんの少しだけ下降又は揺動する必要があることが予想できる。上記第1リッドメンバを移動させるときに必要となる持ち上げ動作は、ガイドレール又はガイドレールの案内路の形状のみによって決定され、第1リッドメンバを移動させるために、複雑な調整機構は不要となる。第1リッドメンバには、圧縮に対してリジッドな駆動ケーブルのような調整手段に接続することだけが必要となる。これにより、第1リッドメンバ用のガイド領域、すなわちガイドレールを非常に細く設計することが可能であり、これにより、側方ルーフビームを非常に細くなるように構成することができるため、ルーフ開口部を車両の横方向に大きく拡張することが可能となる。
そして、上記両ガイドレールは、それぞれ、ルーフアウタ部材(ルーフ外側の表面部材)によって覆われた側方固定ルーフ領域内に組み込まれている。これにより、第1リッドメンバが開いた状態であっても、ホコリやゴミがガイドレールの案内路の領域に侵入することができなくなるか、又はほぼ不可能になる。
本発明に係る車両ルーフのより好ましい形態では、上記両ガイドレールは、それぞれ、複数のスライド部材用の案内路を1つ有し、第1リッドメンバの閉鎖位置から始まる案内路は、少なくとも大部分が直線形状である第1部を有し、この第1部は、持ち上げ部として設計された第2部に、第1曲線軌道を介して接続され、この第2部は、第2リッドメンバの方向に向かって上昇するように設計され、かつ第1曲線軌道とは反対側に曲がる第2曲線軌道を介して第3部に接続され、この第3部は、車両の長さ方向(前後方向)において第2リッドメンバの領域に配置される。第2リッドメンバは、移動することができない。これにより、第1リッドメンバの複数のスライド部材は、上記閉鎖位置から始まって、ガイドレールにおける第2リッドメンバの直ぐ横の部分に達するまで、移動することができる。本発明に係る車両ルーフを用いることで、車両の長さ方向に大きく開口することが可能なルーフ開口部を設計することも可能となる。
本発明に係る車両ルーフの構造をできる限り簡単に設計するために、本発明に係る車両ルーフのより好ましい形態では、第1リッドメンバの全てのスライド部材が、第1リッドメンバに対しいかなるレバーも介さずに連結される(すなわち、少なくとも強固に連結される)。例えば、先端部が上記スライド部材として設計された、単純に折れ曲がった(角張った)ガイド片が想定され、そのスライド部材がガイドレール内で案内される。
本発明に係る車両ルーフの格別な形態では、第1リッドメンバは、上記非閉鎖位置において、第2リッドメンバに隣接する固定ルーフ部の上側にまで達する。これにより、第1リッドメンバにおける支持されていない部分が第1リッドメンバの非閉鎖位置で上記固定ルーフ部の上方に突出するように該第1リッドメンバが移動するときに、ガイドレールは、その第1リッドメンバの持ち上げ動作を可能とする。
車両ルーフを、特にメンテナンスを殆ど要しないように設計するために、ガイドレールは、リッド装置の閉鎖位置において、好ましくは該ガイドレールの全範囲に亘って、ルーフ外側に位置する第1及び第2リッドメンバによって保護される。すなわち、第1及び第2リッドメンバは、上記閉鎖位置において、ガイドレールの案内路の上方に配置され、その配置された領域は、第1及び第2リッドメンバによってシールされるため、上記閉鎖位置では、いかなるホコリやゴミもガイドレール及び第2リッドメンバの機構に侵入することがない。第2リッドメンバが下降したとき、ガイドレールにおける第1リッドメンバの領域に配置された部分はカバーされない。
本発明に係る車両ルーフのより好ましい形態では、第1リッドメンバのスライド部材は、上記閉鎖位置において第1リッドメンバをその中央部分及び第2リッドメンバから遠い側の部分で支持するように配置され、第1リッドメンバは、上記閉鎖位置で上記第2リッドメンバに隣接する端部にいかなる支持部材も設けられないように設計される。これにより、第1リッドメンバは、第2リッドメンバの上方に位置するように動作するだけでなく、支持部材が設けられていない部分が、第2リッドメンバに隣接する固定ルーフ部の上方に位置するように動作することも、簡単な手段で可能となる。
本発明に係る車両ルーフの一実施形態として、ガイドレールが、少なくとも部分的に、プラスチックであれば、特に、重量について最適化される
本発明に係る車両ルーフは、第1及び第2リッドメンバが透明材料(例えばガラス)からなるパノラマルーフにすることができる。例えば、第1リッドメンバは、上記閉鎖位置において車室の前席シートの上方に配置されるフロントリッドメンバであり、第2リッドメンバは、車室の後側領域の上方に配置されるリアリッドメンバを構成する。例えば、第1リッドメンバは、車両の長さ方向において、第2リッドメンバの約2倍の長さを有する。
本発明の主題のさらに有利な点や有利な形状は、発明の説明、図面及び請求項から得ることができる。
本発明に係る車両ルーフを、リッド装置の閉鎖位置で模式的に示す側面図である。 リアリッドメンバを換気位置にした状態を示す図1相当図である。 フロントリッドメンバを後退させた状態を示す図1相当図である。 図3におけるIV−IV線に沿った、側方ルーフビームを切断した断面図である。
図において、車両ルーフ10は、ステーションワゴンとして構成された自動車のルーフとして描かれたものであって、ルーフ開放システムを有する所謂パノラマルーフを構成するものである。
車両ルーフ10は、フロントリッドメンバ14及びリアリッドメンバ16によって構成されたリッド装置12を備え、これら両リッドメンバ14,16は、それぞれガラスリッドとして構成されている。両リッドメンバ14,16は、左右2つの側方固定ルーフ領域の間において、車両の移動方向(前後方向)に延びている。図4で、それら2つの側方固定ルーフ領域のうち一方の側方固定ルーフ領域18が、車両左側に配置された側方固定ルーフ領域として描かれている。閉鎖位置において、フロントリッドメンバ14は、その前方でフロントエプロン20に隣接している。フロントエプロン20は、詳細は図示しないが、フロントガラスの上端部を支持する。上記閉鎖位置において、フロントリッドメンバ14は、その後方でリアリッドメンバ16の前端部と隣接し、該リアリッドメンバ16は、その後端で後側の固定ルーフ部22に隣接する。
フロントリッドメンバ14は、図1に示す閉鎖位置から図3に示す非閉鎖位置に移動することができ、この非閉鎖位置では、ルーフ開口部26が、側方固定ルーフ領域18内に組み込まれた側方ガイドレール24に沿って開放される。
リアリッドメンバ16は、移動することはできないが、図1に示す閉鎖位置から図2に示す換気位置に回動することができ、この換気位置では、リアリッドメンバ16の前端とフロントリッドメンバ14の後端との間に間隙28が生じて、この間隙28を通じて、詳細には図示しない車両内部と車両周辺との間で空気の入れ換えが可能となる。また、リアリッドメンバ16は、閉鎖位置に平行な下降位置(図3に示す)に移動することができる。リアリッドメンバ16は、図に模式的に描いた調整機構30によって駆動される。
フロントリッドメンバ14は、その前端部の左右両側にそれぞれ1つの第1スライダ32を有し、ルーフ長さ方向の中央部の左右両側にそれぞれ1つのスライダ34を有する。これらスライダ32,34は、例えば、角度をつけて立ち上げられてリッドメンバ14に十分に強固な方法で連結される。リッドメンバ14は、これらスライダ32,34によって、該スライダがスライドする、左右両側に配置されたガイドレール24の案内路36内で案内される。各スライダ34は、圧縮に対してリジッドな駆動ケーブル38に連結され、この駆動ケーブル38は、各ガイドレール24のケーブル通路40内で案内されかつリッドメンバ14の移動用の駆動モータにより駆動される。
フロントリッドメンバ14は、左右両側に配置されたスライダ34の後方に、更なる支持部材を有しない。
各ガイドレール24の案内路36は、少なくとも広義のS字状の形状を有する。すなわち、各案内路36は、第1部42を有し、この第1部42は、第1曲線軌道44を介して第2部46に接続され、この第2部は、第1部42を基準にして設置され、かつ車両の後部領域で見られるような持ち上げ形状を有している。持ち上げ部を構成する第2部46は、第1曲線軌道とは反対側に曲がるように設計された第2曲線軌道48を介して、後側の第3部50に接続され、この第3部50は、少なくとも大部分が直線形状を有していて、閉鎖位置又は下降位置にあるリアリッドメンバ16と平行になるように調整される。
車両の横断面で見られる両ガイドレール24は、リッドメンバ14,16が、車両の横方向の寸法に関係する車両ルーフ10の端部近傍まで引き上げられることが可能なように、それぞれ約35mmの幅を有する。両ガイドレール24は、少なくとも大部分がプラスチック製である。
車両ルーフ10は、フロントリッドメンバ14用の追加の持ち上げ機構や展開機構は有していない。
リッド装置12の閉鎖位置、例えば図1に図示するリッドメンバ14,16の位置では、ガイドレール24及びリッドメンバ16用の調整機構30は、ルーフ表面部材の下側に覆われるように配置される。これにより、ガイドレール24及び調整機構30が汚れるリスクが無くなる。
他の実施形態として、上記実施形態に対して追加的に又は代替で、リッドメンバ16は、上記間隙が、上記フロントリッドメンバと上記リアリッドメンバとの間、及び/又は、上記リアリッドメンバと上記固定ルーフ部との間に形成されるように、換気位置に持ち上げるよう構成することができる。
上記図示された車両ルーフは、以下に述べるように作動する。
図1に示す閉鎖位置から始まり、ルーフ開口部26を開放するために、図3及び図4に示すように、まずは調整機構30によりリアリッドメンバ16が下降位置に移動する。これにより、フロントリッドメンバ14は、後方に移動するために、ロックが解除された状態になる。このフロントリッドメンバ14は、圧縮に対してリジッドな駆動ケーブル38により非閉鎖位置に引っ張られ、これにより、案内路36の経路により決定される持ち上げ動作によって、フロントリッドメンバ14の前側部分及び中央部分が、下降したリアリッドメンバ16の上方に配置され、かつ、スライダ34から突き出た後側部分が、固定ルーフ部22の上方に配置される。
ルーフ開口部26の閉鎖は、上記と逆の手順で行われる。
10 車両ルーフ
12 リッド装置
14 フロントリッドメンバ
16 リアリッドメンバ
18 側方固定ルーフ領域
20 フロントエプロン
22 固定ルーフ部
24 ガイドレール
26 ルーフ開口部
28 間隙
30 調整機構
32 スライダ
34 スライダ
36 案内路
38 駆動ケーブル
40 ケーブル通路
42 第1部
44 第1曲線軌道
46 第2部
48 第2曲線軌道
50 第3部

Claims (9)

  1. ルーフ開口部(26)が閉鎖された閉鎖位置とルーフ開口部(26)が少なくとも部分的に開放された非閉鎖位置との間で調整可能なリッド装置(12)と、
    第1リッドメンバ(14)と、
    上記リッド装置(12)の上記閉鎖位置で上記第1リッドメンバ(14)に隣接し、かつ下降及び/又は揺動機構(30)が設けられた第2リッドメンバ(16)と、を備え、
    上記第1リッドメンバ(14)は、車両の長さ方向かつ鉛直方向に延びる中心面の両側にそれぞれ配置されたガイドレール(24)の案内路(36)内で複数のスライド部材(32,34)により案内されて、上記第2リッドメンバ(16)上方の上記非閉鎖位置へ移動することが可能に構成された、車両ルーフであって、
    上記両ガイドレール(24)の案内路(36)は、上記第1リッドメンバ(14)が上記非閉鎖位置へ移動するときに上記第2リッドメンバ(16)に対して相対的に持ち上げられるような経路を有していることを特徴とする車両ルーフ。
  2. 請求項1記載の車両ルーフにおいて、
    上記各案内路(36)は、少なくとも大部分が直線形状を有する1つの第1部(42)を含み、
    上記第1部(42)は、持ち上げ部として設計された第2部(46)に、第1曲線軌道(44)を介して接続され、
    上記第2部(46)は、上記第1部を基準にして設置されるとともに、第3部(50)に、第1曲線軌道(44)とは反対側に曲がる第2曲線軌道(48)を介して接続され、
    上記第3部(50)は、上記車両の長さ方向において上記第2リッドメンバ(16)の領域に配置されているとともに、上記第2部を基準にして設置されることを特徴とする車両ルーフ。
  3. 請求項1又は2記載の車両ルーフにおいて、
    全ての上記スライド部材(32,34)は、上記第1リッドメンバ(14)に対しいかなるレバーも介さずに連結されていることを特徴とする車両ルーフ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両ルーフにおいて、
    上記第1リッドメンバ(14)は、上記非閉鎖位置において、上記第2リッドメンバ(16)に隣接する固定ルーフ部(22)の上側にまで達することを特徴とする車両ルーフ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両ルーフにおいて、
    上記両ガイドレール(24)は、上記リッド装置の上記閉鎖位置において、該ガイドレールの全範囲に亘って上記第1及び第2リッドメンバ(14,16)によって保護されることを特徴とする車両ルーフ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両ルーフにおいて、
    上記第1リッドメンバ(14)は、上記第2リッドメンバ(16)の下降又は揺動によって、上記非閉鎖位置へ移動することが可能に構成されていることを特徴とする車両ルーフ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両ルーフにおいて、
    上記スライド部材(32,34)は、上記閉鎖位置において上記第1リッドメンバ(14)を、該第1リッドメンバの中央部分及び上記第2リッドメンバ(16)から遠い側の部分で支持しており、
    上記第1リッドメンバ(14)は、上記閉鎖位置で上記第2リッドメンバ(16)に隣接する端部にいかなる支持部材も設けられないように設計されていることを特徴とする車両ルーフ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両ルーフにおいて、
    上記両ガイドレール(24)は、それぞれ、ルーフアウタ部材によって覆われた側方固定ルーフ領域内に組み込まれていることを特徴とする車両ルーフ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の車両ルーフにおいて、
    上記両ガイドレール(24)は、プラスチック製であることを特徴とする車両ルーフ。
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