JP2015515950A - レトルト可能な容器 - Google Patents

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Abstract

本開示による容器は、容器本体内に形成される内部製品保存領域に至る開口を閉止するために、容器本体の縁と嵌合し合うように構成される蓋を含む。例示される実施形態においては、この容器は、容器本体内に形成される内部製品保存領域内に収納された食品を、蓋が容器本体の縁に装着された時に容器本体および蓋によって画定される、可変容積の内部チャンバ内において保存するように構成される。この容器は、レトルト可能であり、このレトルト可能容器をオーブン内の高温に数分間曝した場合に、可変容積の内部チャンバ内の容積が増大するように、弾性部分を有する。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2012年5月1日付で出願された米国仮特許出願第61/641,066号に対する米国特許法第119条(e)項による優先権を主張するものであり、この仮特許出願の内容は参照によって本願に明確に組み込まれる。
本開示は、容器に関し、特に、容器本体と、容器本体用の蓋とを含む容器に関する。さらに具体的には、本開示は、レトルト可能な容器、従って高温への曝露に耐え得る容器に関する。
本開示による容器は、容器本体内に形成される内部製品保存領域に至る開口を閉止するために、容器本体の縁と嵌合し合うように構成される蓋を含む。実施形態では、この容器が、容器本体内に形成される内部製品保存領域に収納された食品を、蓋が容器本体の縁に装着されたときに、容器本体および蓋によって囲まれる可変容積の内部チャンバ内で保存するように構成されていることが例示される。
この容器は、レトルト可能であり、この容器内に形成される容積可変の内部チャンバ内に保存される食品を殺菌するために、このレトルト可能な容器をオーブン内で数分間高温に曝す間、可変容積の内部チャンバの容積を増大させるように、弾性になっている部位が存在する。可変容積の内部チャンバ内の圧力は、温度の上昇と共に上昇し、蓋または容器本体、またはその両者の弾性部位を変形させて、レトルト可能な容器内の可変容積の内部チャンバの容積を、可変容積の内部チャンバから流体を全く放出させることなく増大させる。
例示される実施形態では、容器本体が、外部ケーシングに収納されたカップを含む。このカップは、容器本体の縁としても機能する縁を含むように形成され、その縁は、蓋と嵌合し合うように構成される。カップは、さらに、連携して縁の下部に位置する内部製品保存領域を形成する側面および底面パネルをも含むように形成される。外部のケーシングは、カップ用の剛性強化支持部材と、カップのプリント図形用の基板と、カップ用の酸素バリア性遮蔽との内の1つ以上として機能しうる。カップおよび外部ケーシングは、食品用のポリプロピレン、あるいは他の適切なポリマー材料またはフィルムから作製される。
例示される実施形態においては、外部ケーシングが、カップの側面パネルの回りに巻き付けられたフィルムからなるスリーブと、同様にフィルムから作製され、スリーブの下端部に連結されるベースとを含む。このベースは、カップの底面パネルの下縁と嵌合して容器本体の底部を形成するように配置される。一つのプロセスにおいては、スリーブおよびベースが、加熱時に接合し合って外部ケーシングが生成され、カップが、外部ケーシングを含む型の空洞内においてインサート成形法によって成形されることが例示される。これによって、外部ケーシングがカップの側面および底面パネルの外面に連結された容器本体が生成される。
例示される実施形態においては、レトルト可能な容器が、容器をレトルトプロセスの間の高い殺菌温度に加熱することで生じる圧力および温度変化に曝される間に膨張かつ収縮する。これによって、レトルト可能な容器内に形成される内部チャンバの容積が、容器を破裂または損傷することなく、かつ、可変容積の内部チャンバから流体が周囲に放出されることなく、変化するようになる。蓋および容器本体の一部分は、レトルト可能な容器内に保存された食品を殺菌するために高温のオーブン(例えばレトルト機械またはオートクレーブ機械)を貫通するコンベヤの上に載って動く際に、破裂することなく、あるいは、膨張可能な弾性材料についての弾性限界を超えることなく、膨張形状を呈するように膨張し、その後、冷却されると収縮して、膨張前の原形状、または、実質的に膨張前の原形状と同じ形状を呈するような膨張可能な弾性材料から作製される。
実施形態においては、蓋が、シート支持リング上に装着された膨張可能な膜シートを含むことが例示される。このシート支持リングは、膨張可能な膜シートを、容器本体の縁と嵌合およびシール係合した状態を保持するために、容器本体の縁と一時的に嵌合し合うように構成される。この膨張可能な膜シートは柔軟な弾性材料から作製される。シートの周囲部分は、周囲のシート支持リングに取り外しできないように接合される。シートの中心部分は、レトルト可能な容器が高温のオーブン内で加熱され、内部の圧力が増大したときに、カップの底部から離れるように膨張するとともに、シート支持リングに対して上方に移動することで、内部チャンバの容積を増大するように構成される。膨張可能な膜シートは、弾性体であり、冷却された時に収縮して膨張前の原形状を呈する(またはほぼ呈する)ように構成される。
実施形態においては、容器本体が膨張可能な底部を含み、この膨張可能な底部は、レトルト可能な容器が高温のオーブン内で加熱され、内部チャンバ内の圧力が増大した時に、蓋に対して下方に膨張するとともに動いて、可変容積の内部チャンバの容積を増大するように構成される。この膨張可能な底部は、弾性体であり、冷却された時に収縮して当初の膨張前の形状を呈する(またはほぼ呈する)ように構成されることが例示される。
本開示のさらなる特徴は、ここに把握される開示を実施するための最良の態様を例証する実施形態による例示を考慮すれば、当業者には明らかになるであろう。
詳細な説明は、特に、以下の通りの添付の図面を参照する。
図1は、本開示の設計の第1実施形態による9個のレトルト可能な容器を搬送すると共に、オーブンに向けて、コンベヤに沿って移動するトレイを示す線図であって、オーブン内で加熱されかつ加圧される以前のレトルト可能な容器の1つの拡大斜視図を示し、かつ、そのレトルト可能な容器が、食品を包含する閉止された可変容積の内部チャンバを形成するための、容器本体の縁に装着される蓋を含んでいることを示す図である。 図2は、図1に類似した図であり、9個のレトルト可能な容器のそれぞれを加熱するためにトレイが高温のオーブン内に動かされた状態と、1つだけ選び出された図1に示すレトルト可能な容器の拡大斜視図とを示しており、図2は、さらに、オーブン内において容器を高温に曝す間に、図1に示すレトルト可能な容器に含まれる蓋の膨張可能な弾性膜シートの中心部が上方に膨張し、容器に含まれる容器本体の膨張可能な弾性底部の一部が下方に膨張している様子を示しており、オーブン内で高温に曝すことによって、容器の内容物を殺菌する間に、容器内に形成される閉止された可変容積の内部チャンバ内の圧力が増大するが、前記蓋の中心部分および底部の膨張によって、レトルト可能な容器が加熱されたときにレトルト可能な容器内部の圧力が増大したとしても、レトルト可能な容器を破裂または損傷させることなく、かつ可変容積の内部チャンバから流体を放出させることなく、レトルト可能な容器内に設けられる可変容積の内部チャンバの容積が増大する状態を示す図である。 図3は、図1および図2に類似した図であって、蓋の膨張可能な弾性膜シートと膨張可能な弾性底部とのそれぞれが、図1に示す膨張前の原形状を呈するようにレトルト可能な容器をオーブンから排出した後に冷却した際に、寸法が縮減している状態を示す図である。 図4は、図1のレトルト可能な容器に含まれる構成要素を示す分解斜視図(図示のために構成要素を分解した後の図)であって、上部から下部に、周囲のシート支持リングに連結された膨張可能な弾性膜シートを含む蓋と、内部の製品保存領域を提供するカップを含む容器本体とを示している。この容器本体は、容器本体の縁になるように配置される環状の縁であって蓋のシート支持リングと嵌合するように構成された環状の縁と、スリーブおよびそのスリーブの下部のベースを含む外部ケーシングとを含む状態を示す図である。 図5は、図1の容器の拡大上面図であって、図4に示す構成要素を含む状態を示す図である。 図6は、図5の線6−6に沿う断面図であって、蓋に連結される容器本体を形成するためにカップが外部ケーシングの中に納められた状態を示しており、この図は、蓋に含まれる膨張可能な弾性シート膜と、容器本体に含まれる膨張可能な弾性底部とのそれぞれが、例示される膨張前の形状を呈するように構成され、この形状においては、膨張可能なシート膜が凹形状の外面を有し、底部も凹形状の外面を有していることを示す図である。 図6Aは、図6と同様の断面図であり、蓋の別の実施形態を示しており、この実施形態においては、シート膜の膨張前の形状がほぼ平坦である状態を示す図である。 図6Bは、図6と同様の断面図であり、蓋のさらに別の実施形態を示しており、この実施形態においては、シート膜の膨張前の形状が上方に弓形に曲がっているのを示す図である。 図7は、図5の線7−7に沿う部分斜視図であり、冷却されたレトルト可能な容器の非膨張の形状を例示し、非膨張の蓋と容器本体の底部とを例示する図である。 図8は、図2の容器の拡大上面図である。 図9は、図8の線9−9に沿う断面図であって、蓋に含まれる膨張可能な弾性シート膜と、容器本体に含まれる膨張可能な弾性底部とのそれぞれが、次のような場合、すなわち、レトルト可能な容器が、レトルト可能な容器内に形成される可変容積の内部ャンバ内の圧力を上昇させるのに十分な熱に曝らされた場合に、膨張した形状を呈するように変形して、レトルト可能な容器内の可変容積の内部ャンバの容積が増大する様子を示しており、この膨張動作は、蓋と容器本体との間の密封シールされた結合を破壊することなく、かつ、レトルト可能な容器の蓋または容器本体を破裂または損傷することなく、行われる必要があることを示す図である。 図10は、図8の線10−10に沿う部分斜視図であって、加熱されたレトルト可能な容器の膨張形状を例示し、膨張した蓋および容器本体の底部を例示する図である。 図11は、蓋が縁の上に装着された後の部分的な拡大斜視図であって、膨張可能な膜シートの一部分と縁との嵌合を示す図である。 図12は、図1〜図4のレトルト可能な容器を型内で成形するプロセスを例示し、メス型の空洞を含むように形成される型の下部部分と、フィルム製の帯材およびフィルム製のディスクの、第1成形段階における型の空洞内への挿入作業状態とを示す斜視図である。 図13は、図1〜図4のレトルト可能な容器を型内で成形するプロセスを例示し、フィルムのディスクおよび帯材が型の下部部分のメス型の空洞内に載せられた後、相手側の型の上部部分を型の下部部分に向けて移動させる以前のプラスチックの射出成形型の断面図である。 図14は、図13に類似した図であって、図1〜図4のレトルト可能な容器を型内で成形するプロセスを例示し、型の上部部分および下部部分が、フィルムのディスクおよび帯材を包含する型の空洞を形成する閉位置に移動した後、プラスチック材料を、プラスチックの射出成形型に連結されたコアディスペンサによって型の空洞の中に注入する以前の状態を示す図である。 図15は、図14に類似した図であって、図1〜図4のレトルト可能な容器を型内で成形するプロセスを例示し、コアディスペンサが溶融プラスチック材料を型の空洞の中に注入し、型の空洞を充填してカップを形成し、かつ、フィルムのディスクをフィルムの帯材に連結してカップを囲む外部ケーシングを形成した後の状態を示す図である。 図16は、図15に類似した図であって、図1〜図4のレトルト可能な容器を型内で成形するプロセスを例示し、相手側の型の上部部分が下部のメス型の空洞から取り外された後、完成した容器本体が下部のメス型の空洞から取り出されている状態を示す図である。 図17は、図15に類似した図であって、溶融プラスチック材料が、型の上部部分と、フィルムの帯材およびフィルムのディスクとの間の型の空洞の内部に流れ、フィルムの帯材をフィルムのディスクに連結させて、外部ケーシングを構成することを示す図である。 図18は、レトルト可能な容器内に形成される可変容積の内部チャンバ内の温度および圧力が、容器をオーブン内の高温に曝された間、時間推移で変化する状態を示すグラフである。 図19は、本開示によるレトルト可能な容器の別の実施形態を示す図であり、底面側から見た斜視図であって、レトルト可能な容器が、膨張可能な弾性膜シートおよび周囲のシート支持リングを含む蓋と、カップを含む容器本体とを有することを示しており、このカップは、容器本体の縁となるように配置される環状の縁であって蓋のシート支持リングと嵌合し合うように構成される環状の縁と、スリーブおよびそのスリーブの下部のベースを含むカップ用の外部ケーシングとを含んでいる状態を示す図である。 図20は、本開示によるレトルト可能な容器の別の実施形態を示す図であり、図19の線20−20に沿う断面図である。
本開示によるレトルト可能な容器10は、図1〜図4に示すように、容器本体12および蓋14を含む。蓋14は、図1および図6に示すように、レトルト可能な容器10の可変容積の内部チャンバ18を形成するために、容器本体12の縁16の上に装着されるように構成される。実施形態においては、蓋14および容器本体12の一部分が、膨張可能な弾性材料から作製され、図1、図3、図5および図6に示すような膨張前の形状を有することが例示される。図1〜図3に示すように、レトルト可能な容器10は、レトルト可能な容器10の可変容積の内部チャンバ18内に保存される内容物20を殺菌するレトルトプロセスの間、高温の殺菌温度に加熱され、続いて冷却される。本開示に従って容器を加熱および冷却するプロセスの間、内部チャンバ18の容積は変化するが、レトルト可能な容器の可変容積の内部チャンバ内に含まれる流体または固体物質が周囲に放出されることは全くない。
レトルト可能な容器10の膨張可能な弾性部分(例えば、蓋14における膜シート52の部分および容器本体12における底部122)は、レトルト可能な容器10が加熱されて、可変容積の内部チャンバ18内の圧力が増大すると(かつ、内部チャンバ18の容積が増大すると)、図2および図8〜図10に示すように膨張して膨張形状を呈する。続いて、(例示される実施形態においては)、レトルト可能な容器10のそれらの膨張可能なプラスチック部分は、レトルト可能な容器10がその後冷却されると収縮して、図3および図5〜図7に示すような膨張前の形状に戻り、可変容積の内部チャンバ18内の圧力が低下する(従って内部チャンバ18の容積が低減する)。この間、レトルト可能な容器10を破裂または損傷することはない。
図1〜図3に例示される一プロセスにおいては、9個のレトルト可能な容器10が、オーブン28(例えば、レトルト機械またはオートクレーブ機械)内に形成される加熱チャンバ26を通るコンベヤ24上で動くトレイ22に載せられている。各レトルト可能な容器10は加熱チャンバ26内で加熱され、各レトルト可能な容器10の可変容積の内部チャンバ18内の温度(温度計Tによって測定される)および圧力(圧力計Pによって測定される)が上昇して、蓋14および容器本体12の所定部分を膨張させ、それによって、可変容積の内部チャンバ18の容積(容量計Vによって測定される)が本開示に従って増大する。続いて、各レトルト可能な容器10は、トレイ22がコンベヤ24上で移動するに従い、加熱チャンバ26から外に出てオーブン28から離れ、各レトルト可能な容器10が冷却されて、各レトルト可能な容器10の可変容積の内部チャンバ18内の圧力が低下する。可変容積の内部チャンバ18内の圧力が低下するに従って、蓋14および容器本体12の所定部分が縮小かつ収縮して、その膨張前の形状を呈するように変形し、レトルト可能な容器10の可変容積の内部チャンバ18内の温度、圧力および容積が、ほぼ膨張前の原状態に回復する。
本開示による容器10は、高温充填される非バリア性容器本体と共に用いるのに適しているが、レトルト可能なバリア性容器本体と共に用いることもできる。例示される実施形態においては、容器本体12および蓋14が、金属リングまたは他の非プラスチック材料を含むことなく、類似の材料から作製されることで、持続可能性が強化される。
レトルト可能な容器10を作出するのに用いられる構成要素が図4に図示されている。容器本体12は、カップ30および外部ケーシング40を含む。外部ケーシング40は、容器本体12を作製するために、図4および図6に示されるようにカップ30の外表面に連結される。
カップ30は、図4に示されるように、内部製品保存領域32と、内部製品保存領域32に至る開口33を境界とする環状の縁34とを含むように形成される。カップ30は、また、環状の縁34に連結される環状の側面パネル36と、その側面パネル36の下部に連結される底面パネル38であって、側面パネル36と連携して内部の製品保存領域32を形成する底面パネル38とを含んでいる。カップ30の底面パネル38は膨張可能な弾性材料から作製される。例示される一実施形態においては、カップ30は一体成形品である。カップ30の環状の縁34は、例示される一実施形態においては、容器本体12の縁16として機能する。蓋14は、カップ30内に形成される内部製品保存領域32に至る開口33を閉止するために、容器本体12の縁16と嵌合するように構成され、図6に示すように、レトルト可能な容器10の可変容積の内部チャンバ18を形成する。
外部ケーシング40は、図4に示すように、カップの側面パネル36の外面と結合するように構成されるスリーブ42と、カップの底面パネル38の外面と結合するように構成されるベース44とを含んでいる。図12〜図16に例示される一プロセスにおいては、ディスク44Dが、カップのベース44を生成するためのインサート成形製造プロセスにおいてメス型61内に配置され、帯材42Sも、スリーブ42を生成する同じ製造プロセスの間に形成され、カップ30が、帯材42Sおよびディスク44Dを含む型の空洞63内においてインサート成形される時に、スリーブ42がベース44に接合されて、カップ30の側面および底面パネル36、38の外面と結合し合う外部ケーシング40が生成される。帯材42Sの一方の端部421は、図4に示すように、スリーブ42を生成するために、帯材42Sの第2の端部422と重なり合うように配置される。ベース44は、カップの底面パネル38の外面形状に適合する形状を有し、膨張可能な弾性材料から作製される。スリーブ42およびベース44は、例示的な一実施形態においては同種の材料から作製される。スリーブ、またはベース、またはスリーブおよびベースを含む外部ケーシングを用いることが、本開示の範囲内である。
容器の用途に応じて、外部ケーシング40は、本開示による容器本体12を生成するためにカップ30に連結されたときに、次のような役割の1つ以上を果たすことができる。すなわち、外部ケーシング40には、カップ30の数カ所の部分を薄い非剛性材料製とすることを可能にするための、カップ30のすべてまたは一部分を剛性化する支持部材を備えることができる。外部ケーシング40には、また、カップ30上のプリント図形用の基板を備えることができる。外部ケーシング40には、さらに、酸素がカップ30を貫通して内部の製品保存領域32の中に流入するのを遮断する手段となる酸素バリア性遮蔽を備えることができる。
容器本体12は、図1および図6に示すように、側壁121と、側壁121の下端部に連結される底部122とを含む。側壁121は、縁16および底部122を相互結合するように配置される。例示される実施形態においては、カップ30の側面パネル36が、容器本体の側壁121を形成するように外部ケーシング40のスリーブ42に連結され、カップ30の底面パネル38が、容器本体の底部122を形成するように外部ケーシング40のベース44に連結される。容器本体の底部122は、膨張可能であると共に弾性を有しており、かつ、容器10の内部チャンバ18内の圧力の増大に応答して、図6および図7に示す内向きに広がる膨張前の形状(側壁121によって部分的に囲まれる状態)から、図9および図10に示す外向きに広がる膨張形状(蓋14から離れるように延出する状態)に変形するように構成される。
蓋14は、図4〜図7に示すように、シート支持リング50と膜シート52とを含む。膜シート52は、図4に示すように、容器本体12に対してシート支持リング50と共に移動するように、シート支持リング50に取り外しできないように連結される。膜シート52は、例示される実施形態においては、複数の層を含む。この場合、2012年1月31日付で出願された米国特許出願第13/362,953号明細書が参照される。この出願明細書の内容は、蓋14の構造、機能および操作に関する開示について、その全体が参照によって本願に組み込まれる。
本開示による容器10は、図1〜図4に示すように、容器本体12と、カップ30内に形成される内部製品保存領域32に至る開口33を閉止するために容器本体12と嵌合して、レトルト可能な容器10における可変容積の内部チャンバ18を形成するように構成される蓋14とを含む。蓋14は、図2〜図4に示すように容器本体12の縁16と嵌合するように構成されるシート支持リング50と、そのシート支持リング50に取り外しできないように連結される膜シート52であって、蓋14が容器本体の縁16に対して移動するときには必ず膜シート52と共に移動するように構成される膜シート52とを含んでいる。膜シート52は、蓋14が容器本体の縁16に装着される際には必ず、容器本体の縁16との間で流体シールが確立されるように、容器本体の縁16と嵌合するように構成されるバリア性材料である。例示される実施形態においては、膜シート52は、例えば、容器本体の縁16に連結される内側基盤層と、外側基盤層と、内側および外側の基盤層の間に挟み込まれるコア層とを有する複数層を有する。
例示される実施形態においては、膜シート52が、バリア性を有する蓋材となり、周囲のシート支持リング50に固定されて蓋14を形成する。蓋14を形成するために、複数層膜シート52の上にシート支持リング50をオーバモールドするインサート成形技術を用いることは、本開示の範囲内である。例示される実施形態においては、膜シート52がシート支持リング50に取り外しできないように接合される。
蓋14の膜シート52は、膨張可能であると共に弾性を有しており、かつ、容器10の可変容積の内部チャンバ18内の圧力の増大に応答して、図6および図7に示す内向きに広がる膨張前の形状(側壁121によって部分的に囲まれる状態)から、図9および図10に示す外向きに広がる膨張形状(底部122から離れるように延出する状態)に変形するように構成される。膜シート52を、図6Aに示すような平坦な膨張前形状、あるいは、図6Bに示すような上方に弓形に曲がった膨張前形状を有するように構成することは本開示の範囲内である。
シート支持リング50は、複数層の膜シート52用の蓋リングフレームとなる。例示される一実施形態においては、シート支持リング50は、容器本体の蓋14が取り外し可能かつ再閉止可能になるように、容器本体12に形成される外側に延びるアンダーカットスペース上を覆う容器本体の縁16の一部分と一時的に係合する状態で嵌合するように構成される。
本開示による容器本体充填の一プロセスにおいて、製品20(例えば食品)を、カップ30内に形成される内部製品保存領域32内に入れる。続いて、内部製品保存領域32に至る開口33を閉止するために容器本体12に蓋14を装着し、図6に示すようにレトルト可能な容器10内に可変容積の内部チャンバ18を形成して、図6に示すように、膜シート52における内側の基盤層が形成する密封材層を容器本体12の縁16と結合させる。次に、例えば、膜シート52の内側の基盤層が形成する密封材層を、膜シート52の外側の基盤層およびコア層を通して内側の基盤層を加熱すること、または他の適切な手段によって、容器本体の縁16に溶接する。膜シート52の内側の基盤層を、超音波エネルギーまたは電磁エネルギーの伝導または伝達による熱印加によって容器本体の縁16に連結することは本開示の範囲内である。
例示される実施形態においては、シート支持リング50が、相手側の容器本体12と嵌合するように形成されたエンドレスの端部(例えば、円形、環状、正方形、長方形など)を有する。シート支持リング50は、適切なプラスチック材料から熱成形または他の方法で成形することができる。適切な材料には、ポリプロピレン(PP)または高密度ポリエチレン(HDPE)が含まれる。また、シート支持リング50は、バリア特性を改善するため、ポリエチレンテレフタレート(PET)または結晶化ポリエチレンテレフタレート(CPET)から作製することもできる。シート支持リング50は、また、中心層にEVOHまたはPVdCのようなバリア性ポリマーを含む共押し出し材料を用いて作製することもできる。
いくつかの例示的な実施形態においては、複数層の膜シート52を、例えばPPまたはHDPEを含む共押し出しフィルムまたはシート製品を用いて作製できる。膜シート52は、また、EVHO、NYLON、またはPVdC、結合層、および密封材層のような1つ以上のバリア層を含むことができる。密封材層は、金属化LDPEまたはLLDPE、PPベースの密封材、PPおよびポリブタンの混合体、および、EMAおよびEVAベースの密封材を含むことができる。
膜シート52は可撓性であり、レトルト可能な容器10内に形成されるシールされた可変容積の内部チャンバ18内に存在する圧力の変化に応答して、移動し、変形しかつ順応するように構成される。膜シート52は剥がすことが可能であり、それによって、カップ30の内部製品保存領域32内の内容物20にアクセスするために消費者が容器本体12から蓋14を取り外す場合に、容器本体の縁16からの離脱が簡単化される。
レトルト可能な容器10は、図1〜図6に示すようにカップ30および蓋14を含む。カップ30は、図4〜図6に示すように、底面パネル38と、底面パネル38から上方に延びるように配置される側面パネル36であって、底面パネル38と連携して内部の製品保存領域32を形成するように配置される側面パネル36と、側面パネル36に連結される縁34とを含む。カップ30の縁34は、内部製品保存領域32に至る開口の境界となるように配置される。蓋14は、内部製品保存領域32に至る開口を閉止するために、カップ30の縁34と嵌合するように構成され、これによってレトルト可能な容器10が形成され、その中に可変容積の内部チャンバ18が構成される。
蓋14の膨張可能な部分(例えば52C)は、図1〜図3、図6および図9に示すように、弾性変形可能材料から作製される。蓋14のこの膨張可能な部分52Cは、蓋14の膨張可能な部分52Cの内面52Iが所定の圧力を超えた高圧に曝露された場合に、弾性的に降伏する手段を蓋に提供するように構成される。この所定圧力を超えた高圧は、蓋14がカップ30の縁34に密封シールされ、可変容積の内部チャンバ18内に包含されるいかなる製品20をも殺菌するために、カップ30および蓋14が高温のレトルト温度に曝露された時に可変容積の内部チャンバ18内に存在する圧力である。この高圧によって、蓋14の膨張可能な部分52Cの、例えば図1、図6および図7に示す選択された膨張前の形状から、カップ30の底面パネル38から離れる方向において、例えば図2、図9および図10に示す外向きに広がる膨張形状へ形状が変化する。この形状変化によって、可変容積の内部チャンバ18から可変容積の内部チャンバ18の外側の周囲に一切流体を放出することなく、可変容積の内部チャンバ18の容積が増大し、続いて、蓋14の膨張可能な部分52Cは、可変容積の内部チャンバ18の冷却に伴い、図3に示すように、特定された膨張前の形状と同一か、実質的に同一の収縮形状を呈するように収縮する。
蓋14は、図4〜図6に示すようにシート支持リング50および膜シート52を含んでいる。膜シート52は、図11に示すようにシート支持リング50に連結される周囲部分52Pと、図6および図7に示すようにシート支持リング50をカップ30の縁34と嵌合させたときに、カップ30の内部の製品保存領域32への開口を閉止する中心部分52Cとを有する。
膜シート52は、図6に示すように外面52Oおよび内面52Iを含む。周囲部分52Pの外面52Oの一部分は、図11に示すように、シート支持リング50に取り外しできないように接合される。例示される実施態様においては、蓋14の膨張可能な部分は中心部分52Cによって規定される。膜シート52の中心部分52Cは、図1、図6および図7に示すように、蓋14の、特定された膨張前の形状を呈するように変形した時に、底面パネル38に向かって内向きに弓形に曲げられる。膜シート52の中心部分52Cは、膜シート52の中心部分52Cが図6に示すような特定された膨張前の形状を呈する時に、カップ30の側面パネル36の一部分によって囲まれる。中心部分52Cに含まれる外面52Oの部分は、図1、図6および図7に示すように、中心部分52Cが選択された膨張前の形状を呈するように変形したときに凹形の形状となり、中心部分52Cに含まれる内面52Iの部分は、図2、図9および図10に示すように、中心部分52Cが特定された膨張前の形状を呈するように変形したときに凸形の形状となる。
図6Aに示す別の実施形態においては、中心部分252Cが選択された膨張前の形状を呈するように変形したときに、中心部分252Cに含まれる外面252Oの部分がほぼ平坦な形状である別の蓋214が提供される。中心部分252Cに含まれる内面252Iの部分は、中心部分252Cが特定された膨張前の形状を呈するように変形したときにほぼ平坦な形状となる。
図6Bに示すさらに別の実施形態においては、中心部分352Cが特定された膨張前の形状を呈するように動いた時に、中心部分352Cに含まれる外面352Oの部分が凸形の形状であるさらに別の蓋314が提供される。中心部分352Cに含まれる内面352Iの部分は、中心部分352Cが選択された膨張前の形状を呈するように変形したときに凹形の形状となる。
蓋14の膨張可能な部分52Cは、蓋14の膨張可能な部分52が、図1、図6および図7に示すように特定された膨張前の形状を呈するように変形すると、カップ30の内部製品保存領域32の中に延び込むように配置される。蓋14の膨張可能な部分52Cは、蓋14の膨張可能な部分52Cが、図2、図9および図10に示すように外向きに広がるように膨張した形状を呈するように変形すると、カップ30の内部製品保存領域32の外側に位置するように配置される。収縮した形状は、図1および図3に示すように、例示される実施形態における、特定された膨張前の形状と実質的に同一である。
カップの底面パネル38は、図6および図9に示すように、弾性の変形可能材料から作製される。底面パネル38は、カップ30の底面パネル38の内面38Iが所定の圧力を超えた高圧に曝露された場合に、弾性的に降伏する手段を底部に提供するように構成される。この所定圧力を超えた高圧は、蓋14がカップ30の縁34に密封シールされ、可変容積の内部チャンバ18内に含まれるいかなる製品をも殺菌するために、カップ30および蓋14が高温のレトルト温度に曝露された時に可変容積の内部チャンバ18内に存在する圧力である。この高圧によって、カップ30の底面パネル38の、例えば図1および図6に示す選択された膨張前の形状から、蓋14から離れる方向において、例えば図2および図9に示す外向きに広がる膨張形状へ形状が変化する。この形状変化の動きによって、可変容積の内部チャンバ18から可変容積の内部チャンバ18の外側の周囲にいかなる形でも流体を放出することなく、可変容積の内部チャンバ18の容積の増大がもたらされ、続いて、底面パネル38は、可変容積の内部チャンバ18の冷却に応答して、図3に示すように、収縮形状を呈するように収縮する。カップ30の底面パネル38は、例えば図6に示すように、底面パネル38の特定された膨張前の形状を呈するように変形されたときに、蓋14に向かって内向きに弓形に曲げられる。
カップ30の底面パネル38は、図4および図6に示すように、円形の中心ディスク38Dと、カップ30の側壁36に連結されるリング形状のリム38Rと、リム38Rの内側の端部および円形の中心ディスク38Dの外側の端部を相互結合するように配置される截頭円錐形のブリッジ部分38Bとを含む。円形の中心ディスク38Dは、図6および図9に示すように、底面パネル38が特定された膨張前の形状を呈するように変形された時には、蓋14から第1の距離に位置するように配置され、底面パネル38が外向きに広がる膨張形状を呈するように変形されたときには、蓋14から相対的に大きい第2の距離に位置するように配置される。
底面パネル38の円形の中心ディスク38Dは、図9および図10に示すように、底面パネル38が底面パネル38の外向きに広がる膨張形状に動いて、截頭円錐形のブリッジ部分38Bを中心ディスク38Dとリム38Rとの間に位置させた場合に、リム38Rより下に、かつリム38Rに対して空間を置いて離れた場所に位置するように配置される。リム38Rは、図6および図7に示すように、底面パネル38が底面パネル38の特定された膨張前の形状を呈するように変形したときに、截頭円錐形のブリッジ部分38Bと円形の中心ディスク38Dとのそれぞれを囲むように配置される。
レトルト可能な容器10は、さらに、図4および図6に示すように外部ケーシング40を含んでいる。この外部ケーシング40は、カップ30の側面パネル36の外面の回りに巻き付けられたフィルムから構成されるスリーブ42と、フィルムから作製され、スリーブ42の下端部に連結されるベース44とを含んでいる。ベース44は、図6および図9に示すように、底面パネル38が側面パネル36に対して形状変化する場合に、カップ30の底面パネル38の下面と結合し合って底面パネル38と共に動くように配置される。
ベース44は、柔軟な材料から作製され、図4および図6に示すように、底面パネル38の円形の中心ディスク38Dに連結される円形の中心ディスク44Dを含む。ベース44は、また、底面パネル38のリング形状のリム38Rに連結されるリング形状のリム44Rと、底面パネル38の截頭円錐形のブリッジ部分38Bに連結される截頭円錐形のブリッジ部分44Bとを含んでいる。截頭円錐形のブリッジ部分44Bは、ベース44のリム44Rの内側の端部と、ベース44の円形の中心ディスク44Dの外側の端部とを相互結合するように配置される。
外部ケーシング40は、例示される一実施形態においては、カップ30を剛性化するために、カップ30の側面および底面パネル36、38の外面上の支持部材を設けるための手段を提供するように構成される。これによって、カップ30の側面および底面パネル36、38のそれぞれを薄い非剛性材料から作製することが可能になり、それにも拘らず、底面パネル38が、選択された膨張前の形状と外向きに広がる膨張形状と収縮形状との間に形状変化の動きをなすことができる。例示される一実施形態においては、外部ケーシング40は、酸素がカップ30の側面および底面パネル36、38を貫通して周囲から内部の製品保存領域の中に流入するのを遮断する酸素バリア性遮蔽を設けるための手段を提供するように構成される。
容器本体12を成形するための例示的な一プロセスが図12〜図16に示される。一例として、容器本体12の成形プロセスは鋳造成形法である。成形機60は、図13〜図16に示すように、メス型61と相手側のオス型62とコアディスペンサ64とを含む。
第1成形段階において、図12に示すように、帯材42Sおよびディスク44Dをメス型61内に配置する。オス型62をメス型61の方に動かし、メス型61と係合させて、その間に成形空洞63を形成する。帯材42Sおよびディスク44Dは、図15に示すようにその成形空洞63内に位置している。
引き続く成形段階において、図15および図17に示すように、コアディスペンサ64が、溶融プラスチック材料65を、オス型62を貫通して成形空洞63の中に注入する。溶融プラスチック材料65が成形空洞63を充填すると、帯材42Sおよびディスク44Dが連結され、カップ30を囲み、かつカップ30に連結される外部ケーシング40が形成される。カップ30は、溶融プラスチック材料65が固化した時に生成される。
最後の成形段階において、溶融プラスチック材料65が固化して、カップ30が形成される。図16に示すように、オス型62をメス型61から離すように移動させ、完成した容器本体12をメス型61から分離する。
図18に示すように、レトルト可能な容器10の可変容積の内部チャンバ18内の圧力および温度は、レトルト可能な容器10およびその内容物の殺菌の間にオーブン28内の高温に曝された場合、時間と共に変化する。一例として、内部チャンバ18内の圧力は、熱が印加されて内部チャンバ18内の温度が上昇するまで通常は一定のままである。その結果、内部チャンバ18内の圧力は、膨張可能な弾性部分(例えば、蓋14における膜シート52の部分、および容器本体12における底部122の部分)が、図2および図8〜図10に示すように膨張形状を呈するように膨張することによって内部チャンバ18の容積が変化するまで、急速に上昇する。可変容積の内部チャンバ18の容積が急速に増大すると、温度は上昇し続けるものの、圧力は急速に低下する。温度は、内部チャンバ18内の温度が所定の高温に達するまで上昇する。圧力も、殺菌が完了する間、レトルト可能な容器10を破裂または損傷することなく上昇する。容器10が冷却されると、圧力および温度は低下して、レトルト可能な容器10を収縮させ、膨張前の形状またはほぼ膨張前の形状に回復する。
本開示による1つのレトルト可能な容器210が、図19および図20に示される。レトルト可能な容器210を作出するために用いられる例示的な構成要素は、容器本体212および蓋14を含んでおり、容器本体212はカップ230および外部ケーシング240を含んでいる。外部ケーシング40は、容器本体212を生成するようにカップ230の外面に連結される。
カップ230は、内部製品保存領域232と、内部製品保存領域232に至る開口の境界となる環状の縁とを含む。カップ230は、また、環状の縁に連結される環状の側面パネル236と、その側面パネル236の下部に連結される底面パネル238であって、側面パネル236と連携して内部製品保存領域232を形成する底面パネル238とを含んでいる。カップ230の底面パネル238は膨張可能な弾性材料から作製される。例示される一実施形態においては、カップ230は一体成形品である。蓋14は、カップ230内に形成される内部製品保存領域232への開口を閉止するために、容器本体212の縁と嵌合するように構成される。
底面パネル238は、図19に示すように、中心プレート238Cと、中心プレート238Cにおいて相互に結合される一連のバンド238Bとを含む。各バンド238Bは、図19に示すように、中心の238Cから放射状に延びるように、かつ環状の側面パネル236に連結されるように配置される。一例として、隣接するバンドの各対の間には、約22.5°の挟み角度23が形成される。隣接するバンド238Bの各対と環状の側面パネル236との間には、底面パネル238内に開口254が形成され、その結果、カップ230に含まれるプラスチック材料が最少化される。一例として、外部ケーシング240のベース44が、図19および図20に示すように、底面パネル238と結合し合って開口254を閉止する。

Claims (25)

  1. 底面パネルと、前記底面パネルから上方に延びるように配置される側面パネルであって、前記底面パネルと連携して内部製品保存領域を形成するように配置される側面パネルと、前記側面パネルに連結される縁であって、前記内部製品保存領域に至る開口の境界となる縁とを含むカップと、
    前記内部製品保存領域への開口を閉止するために前記カップの縁と嵌合して、レトルト可能な容器を形成すると共に、その中に可変容積の内部チャンバを確保するように構成される蓋であって、前記蓋の膨張可能な部分は、弾性変形可能な材料から作製され、かつ、前記蓋の膨張可能な部分の内面が所定圧力を超えた高圧に曝された場合に、弾性的に降伏する蓋手段を与えるように構成され、前記所定圧力を超えた高圧は、前記蓋が前記カップの縁に密封シールされ、前記可変容積の内部チャンバ内に含まれる製品を殺菌するために、前記カップおよび前記蓋が高温のレトルト温度に曝されたときに前記可変容積の内部チャンバ内に存在する圧力であり、この高圧によって、前記蓋の膨張可能な部分の、特定された膨張前の形状から、前記カップの底面パネルから離れる方向において、外向きに広がる膨張形状へ形状が変化し、この形状変化によって、前記可変容積の内部チャンバから前記可変容積の内部チャンバの外側の周囲に流体を放出することなく、前記可変容積の内部チャンバの容積が増大し、続いて、前記蓋の膨張可能な部分は、前記可変容積の内部チャンバの冷却に応答し、収縮した形状を呈するように収縮する蓋と、
    を含むレトルト可能な容器。
  2. 前記蓋が、シート支持リングと、前記シート支持リングに連結される周囲部分、および、前記シート支持リングが前記カップの縁と嵌合した時に、前記カップの内部の製品保存領域に至る開口を閉止する中心部分を有する膜シートと、を含む、請求項1に記載のレトルト可能な容器。
  3. 前記膜シートが外面および内面を含み、前記周囲部分の外面の一部が、前記シート支持リングに取り外しできないように接合され、前記蓋の膨張可能な部分が前記中心部分によって規定される、請求項1に記載のレトルト可能な容器。
  4. 前記膜シートの中心部分が、前記蓋の特定された膨張前の形状を呈するように変形された時に、前記底面パネルに向いて内向きに弓形に曲げられる、請求項3に記載のレトルト可能な容器。
  5. 前記膜シートの中心部分が前記特定された膨張前の形状を呈する時に、前記膜シートの中心部分が、前記カップの側面パネルの一部分によって囲まれる、請求項4に記載のレトルト可能な容器。
  6. 前記中心部分が前記特定された膨張前の形状を呈するように変形したときに、前記中心部分に含まれる外面の部分が凹形の形状となり、前記中心部分が前記選択された膨張前の形状を呈するように変形した時に、前記中心部分に含まれる内面の部分が凸形の形状となる、請求項3に記載のレトルト可能な容器。
  7. 前記中心部分が前記特定された膨張前の形状を呈するように動いたときに、前記中心部分に含まれる外面の部分がほぼ平坦な形状となり、前記中心部分が前記特定された膨張前の形状を呈するように変形した時に、前記中心部分に含まれる内面の部分がほぼ平坦な形状となる、請求項3に記載のレトルト可能な容器。
  8. 前記中心部分が前記特定された膨張前の形状を呈するように変形した時に、前記中心部分に含まれる外面の部分が凸形の形状となり、前記中心部分が前記特定された膨張前の形状を呈するように変形した時に、前記中心部分に含まれる内面の部分が凹形の形状となる、請求項3に記載のレトルト可能な容器。
  9. 前記蓋の膨張可能な部分が前記特定された膨張前の形状を呈するように変形すると、前記蓋の膨張可能な部分が、前記カップの内部製品保存領域の中に延出するように配置される、請求項1に記載のレトルト可能な容器。
  10. 前記蓋の膨張可能な部分が、外向きに広がるように膨張した形状を呈するように変形すると、前記蓋の膨張可能な部分が、前記カップの内部製品保存領域の外側に位置するように配置される、請求項9に記載のレトルト可能な容器。
  11. 前記収縮した形状が前記特定された膨張前の形状と実質的に同一である、請求項10に記載のレトルト可能な容器。
  12. 前記カップの底面パネルが、弾性の変形可能材料から作製され、かつ、前記カップの底面パネルの内面が所定の圧力を超えた高圧に曝された場合に、弾性的に降伏する手段を底部に与えるように構成され、前記所定圧力を超えた高圧は、前記蓋が前記カップの縁に密封シールされ、前記可変容積の内部チャンバ内に包含される製品を殺菌するために、前記カップおよび前記蓋が高温のレトルト温度に曝された時に前記可変容積の内部チャンバ内に存在する圧力であり、この高圧によって、前記カップの底面パネルの、選択された膨張前の形状から、前記蓋から離れる方向において、外向きに広がる膨張形状へ形状が変化し、この形状変化によって、前記可変容積の内部チャンバから前記可変容積の内部チャンバの外側の周囲に流体を放出することなく、前記可変容積の内部チャンバの容積が増大し、続いて、前記底面パネルは、前記可変容積の内部チャンバの冷却に伴って、収縮した形状を呈するように収縮する、請求項1に記載のレトルト可能な容器。
  13. 前記カップの底面パネルが、前記底面パネルの前記特定された膨張前の形状を呈するように変形した時に、前記蓋の方に向かって内向きに弓形に曲げられる、請求項12に記載のレトルト可能な容器。
  14. 前記カップの底面パネルが、円形の中心ディスクと、前記カップの側壁に連結されるリング形状のリムと、前記リムの内側の端部および前記円形の中心ディスクの外側の端部とを相互に結合するように配置される截頭円錐形のブリッジ部分とを含む、請求項13に記載のレトルト可能な容器。
  15. 前記底面パネルが前記特定された膨張前の形状を呈するように変形したときに、前記円形の中心ディスクが、前記蓋から第1の距離に位置するように配置され、前記底面パネルが前記外向きに広がる膨張形状を呈するように変形したときには、前記円形の中心ディスクが、前記蓋から相対的に長い第2の距離に位置するように配置される、請求項14に記載のレトルト可能な容器。
  16. 前記底面パネルが前記底面パネルの外向きに広がる膨張形状に変形し、前記截頭円錐形のブリッジ部分を前記中心ディスクと前記リムとの間に位置させた場合に、前記円形の中心ディスクが、前記リムより下方、かつ前記リムに対して空間を開けて離れた場所に位置するように配置される、請求項15に記載のレトルト可能な容器。
  17. 前記底面パネルが前記底面パネルの前記特定された膨張前の形状を呈するように変形した場合に、前記リムが、前記截頭円錐形のブリッジ部分と前記円形の中心ディスクとのそれぞれを囲むように配置される、請求項15に記載のレトルト可能な容器。
  18. 請求項12に記載のレトルト可能な容器であって、外部ケーシングをさらに含み、前記外部ケーシングは、前記カップの側面パネルの外面の回りに巻き付けられたフィルムから構成されるスリーブと、フィルムから作製され、前記スリーブの下端部に連結されるベースとを含み、前記ベースは、前記底面パネルが前記側面パネルに対して形状が変化する場合に、前記カップの底面パネルの下面と結合し合って前記底面パネルと共に動くように配置される、レトルト可能な容器。
  19. 前記ベースが、柔軟な材料から作製されると共に、前記底面パネルの円形中心ディスクに連結される円形中心ディスクと、前記底面パネルのリング形状のリムに連結されるリング形状のリムと、前記底面パネルの截頭円錐形のブリッジ部分に連結される截頭円錐形のブリッジ部分とを含み、前記截頭円錐形のブリッジ部分は、前記ベースのリムの内側の端部と、前記ベースの円形の中心ディスクの外側の端部とを相互結合するように配置される、請求項18に記載のレトルト可能な容器。
  20. 前記外部ケーシングが、前記カップを剛性化するために、前記カップの側面および底面パネルの外面上の支持部材を設けるための手段を与えるように構成され、それによって、前記カップの側面および底面パネルのそれぞれを薄い非剛性材料から作製することが可能になる一方、前記底面パネルが、前記選択された膨張前の形状と外向きに広がる膨張形状と収縮形状との間に形状変化することが可能な、請求項18に記載のレトルト可能な容器。
  21. 前記外部ケーシングが、酸素が前記カップの側面および底面パネルを貫通して周囲から前記内部の製品保存領域の中に流入するのを遮断する酸素バリア性遮蔽を設けるための手段を提供するように構成される、請求項18に記載のレトルト可能な容器。
  22. 前記カップの底面パネルが、中心プレートと、前記中心プレートに連結される一連のバンドとを含み、前記バンドは、外向きの方向に放射状に延びて前記カップの側面パネルの下端部と結合し合う、請求項12に記載のレトルト可能な容器。
  23. 隣接するバンドの各対の間に、鋭角の挟み角および開口が形成される、請求項22に記載のレトルト可能な容器。
  24. 請求項22に記載のレトルト可能な容器であって、外部ケーシングをさらに含み、前記外部ケーシングは、前記カップの側面パネルの外面の回りに巻き付けられたフィルムから構成されるスリーブと、フィルムから作製され、前記スリーブの下端部に連結されるベースとを含み、前記ベースは、前記底面パネルが前記側面パネルに対して形状が変化する場合に、前記カップの底面パネルの下面と結合し合って前記底面パネルと共に動くように配置され、前記外部ケーシングのベースは、隣接するバンドの各対の間に形成される開口を閉止するように前記カップの底面パネルと結合し合う、レトルト可能な容器。
  25. 底面パネルと、前記底面パネルから上方に延びるように配置される側面パネルであって、前記底面パネルと連携して内部製品保存領域を形成するように配置される側面パネルと、前記側面パネルに連結される縁であって、前記内部製品保存領域に至る開口の境界となる縁とを含むカップと、
    前記内部製品保存領域への開口を閉止するために前記カップの縁と嵌合し、レトルト可能な容器を形成すると共に、その中に可変容積の内部チャンバを確保するように構成される蓋であって、前記カップの底面パネルは、弾性変形可能な材料から作製され、かつ、前記カップの底面パネルの内面が所定の圧力を超えた高圧に曝された場合に、弾性的に降伏する手段を底部に与えるように構成され、前記所定圧力を超えた高圧は、前記蓋が前記カップの縁に密封シールされ、前記可変容積の内部チャンバ内に含まれる製品を殺菌するために、前記カップおよび前記蓋が高温のレトルト温度に曝されたときに前記可変容積の内部チャンバ内に存在する圧力であり、この高圧によって、前記カップの底面パネルの、特定された膨張前の形状から、前記蓋から離れる方向において、外向きに広がる膨張形状へ形状が変化し、この形状変化によって、前記可変容積の内部チャンバから前記可変容積の内部チャンバの周縁の外側の周囲に流体を放出することなく、前記可変容積の内部チャンバの容積が増大し、続いて、前記カップの底面パネルは、前記可変容積の内部チャンバの冷却に応答し、収縮した形状を呈するように収縮する、蓋と、
    を含むレトルト可能な容器。
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