JP2015509695A - 大ねじれ角の導電装置 - Google Patents

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Abstract

導電装置は、少なくとも1つの第1導線案内装置と1つの第2導線案内装置を備える。前記導電装置は、第1案内チャネルと第2案内チャネルを有し、共通の軸を中心にねじることが可能である。前記第1導線案内装置は前記第1案内チャネルに配置され、前記第2導線案内装置は前記第2案内チャネルに配置される。それぞれの場合において、導線案内装置は、端部材及び接続部材を有しており、端部材はそれぞれ内側リング又は外側リングに接続され、接続部材は、それぞれ他の外側リング又は内側リングに接続される。【選択図】図1

Description

本発明の主題は、少なくとも1つの第1導線案内装置と、第1案内チャネルとを有し、第1案内チャネルに第1導線案内装置が配置される、導電装置に関する。さらに、導線案内装置を収容するローラキャリッジに関する。
導線案内装置は、固定接続点と可動接続点との間で導線、ホース等を案内することで知られている。このタイプの導線案内装置は、パワー伝送部又はパワー伝送チェーンとしても説明される。導線案内装置は様々な装置、機械及び機器に設置され、とりわけ消耗品、動力等を、固定接続点から需要者の可動接続点へ、導線、ホース等を用いて移送する必要があるところで利用される。導線案内装置は、単線又は多重線であってもよい。
導線案内装置は、端部材及び接続部材を有する。偏向可能な部分は、端部材と接続部材との間に接続され、接続部材に接続される。該部分は、導線、ホース等を収容するチャネルを形成するチェーンリンクにより形成可能である。チェーンリンクは、実質的に互いに平行に配置されて少なくとも1つの横断ウェブによって互いに接続された、2つのプレートを有することができる。
導線案内装置は、下方ラン、湾曲部及び上方ランを有するように配置される。また、導線案内装置が90°回転する配置も知られている。このタイプの回転導線案内装置が曲率半径と逆曲率半径とを備えている場合、導線案内装置は、2つの円弧方向に移動することができる。下方ラン及び上方ランを備える配置においては、ランの水平方向の湾曲がさらに可能である場合、各ランも同様に垂直軸を中心に円弧方向に回転させることができる。特に、このタイプの配置の場合、導線案内装置は、案内チャネルに配置されることが知られている。
端部材は、通常は内側リングに接続又は固定されている。接続部材は、案内チャネルの外側リングに固定されている。2つのリングのうちの1つは、回転可能であり、端部材又は接続部材を用いてドライバ接続を形成する。
リングの回転によって、導線案内装置は、外側リングの内周又は内側リングの外周に載置される。結果として、異なるねじれ角が可能となる。
2つの導線案内装置が互いに反対方向に動くように配置される実施形態も知られており、これにより、より大きなねじれ角が実現できる。一方、より短い導線案内装置は、実現可能な一定のねじれ角で用いられ得る。
達成できるねじれ角を大きくするために、追加段階が第2導線案内装置を有する第2案内チャネルに設けられ、実質的に該追加段階は、第1導線案内装置を有する第1案内チャネルを備える第1段階に相当する。例えば、第2導線案内装置を具備する第2案内チャネルが、第1案内チャネル及び第1導線案内装置の配置と同一である場合は、第1案内チャネルに対して第2段階を使用することにより、ねじれ角を二倍にすることができる。ねじれ角は、それぞれの追加段階の場合において、段階の数に相当する数を乗じたものである。
しかしながら、導電装置複数の段階を有する導電装置の場合においては、導電装置のねじれが生じている間、まず第一に駆動される段階は、最初に完全にねじられ、次に、追加段階では完全にねじられ、必要に応じて停止されるという不利な点があることがわかっている。一定の回転運動においては、これにより追加段階が急加速されることに繋がり、生じる上下動によって導線案内装置に過度な負荷をかける可能性がある。
これに基づいて、本発明の目的は、導線案内装置にかかる加速度負荷を最小限にする導電装置を提供することである。
本発明によると、上述した目的は、請求項1の特徴を有する導電装置及び請求項15の特徴を有するローラキャリッジによって達成される。本発明の導電装置の有利な開発及び改良は、従属項の主題である。
本発明の導電装置は、導線やホース等を案内する少なくとも1つの第1導線案内装置を備える。さらに、導電装置は、固定接続点と可動接続点との間に第1案内チャネルを備える。それに加え、導電装置は、少なくとも1つの第2案内チャネルと第1導線案内装置を備える。第1導線案内装置は、第1端部材、第1接続部材、及び第1端部材と第1接続部材との間にてこれらに接続された第1部分を有し、第1端部材、第1接続部材、及び第1部分は、導線、ホース等を収容するチャネルを共に形成する。ここで、隣接する第1及び第2接続部材又は第1及び第2端部材は、互いに接続される。
ここで、案内チャネルは、移動方向において、楕円形又は別の閉じた自由形状のようなさまざまな閉形状を形成する。案内チャネルは、円形が好ましい。ここで、内側リング及び外側リングは、案内チャネルの横断面が実質的に一定であるように対応する。簡潔にいうと、回転又はねじれという用語は、以下の本文中においてリングの動きに用いられる。ここで、リングは、閉じられたリング要素から構成することができ、又は、例えば互いに対応して動くことができ、特に導線案内装置を介してのみ互いに接続されるような複数の異なる動作要素から構成することができる。
第1案内チャネル及び少なくとも1つの第2案内チャネルは、提案された導電装置に配置されている。少なくとも1つの第1導線案内装置は第1案内チャネルに配置され、少なくとも1つの第2導線案内装置は第2案内チャネルに配置される。導線案内装置は、端部材及び接続部材を有し、端部材は、それぞれの内側リング又は外側リングのいずれかに接続され、接続部材はそれぞれ別の一方の外側リング又は内側リングに接続される。端部材及び接続部材の間には、これらに接続される部分が設けられており、導線、ホース等を収容するチャネルが形成されることとなる。第1及び第2案内チャネルは、共通の軸を中心に互いに対してねじることができる。第1及び第2導線案内装置の各接続部材が互いに接続されるか、或いは第1及び第2導線案内装置の各端部材が互いに接続されるかのいずれかである。接続部材から端部材までの速度は、導線案内装置の下方ランと上方ランとの間の湾曲部分により2倍又は半分になる。
したがって、隣接する案内チャネルの2つの接続部材又は2つの端部材の固定接続によって速度が再び半分又は2倍となる。言い換えると、速度は、関係する案内チャネルに均等に分配される。したがって、導電装置全体は、単一の接続部材又は端部材の駆動によりねじられるため、全ての案内チャネル及び全ての導線案内装置が動作する。結果として導線案内装置が急な方法で加速されることを回避し、その一方で、均一なねじれが、例えば、ドライバアームを介して駆動側に生じる。その結果、導線案内装置の大きさをより小さくすることができ、導電装置の全体構成はより小さくなる。
導電装置の有利な一改良によると、第1案内チャネルの外側リング又は内側リングが固定されることが提案される。そのため、第1案内チャネルは、底面等に対応する実装フレームに接続されうる。同時に、第1接続部材又は第1端部材は、回転方法により隣接する第2接続部材又は第2端部材に固定接続され得る。したがって、もはや第1案内チャネルは、外側リング又は内側リングの固定配置に関わらず、回転運動において関与することができる。
導電装置の更なる有利な改良によると、案内チャネルは、上下に配置される。これにより、それぞれの外側リング及び内側リング間の比較的狭い一帯に形成された省スペース配置を実現する。上下に配置する場合においては、第1及び第2案内チャネルは、内側リング及び外側リングの寸法の点で一致することが好ましい。
導電装置の更なる有利な改良によると、2つの隣接する内側リング又は2つの隣接する外側リングは、第1ローラキャリッジの第1壁を形成し、第1ローラキャリッジは、第1底面を有し、第1ローラは、第1底面上において第1壁の反対側に配置される。この配置は、隣接する接続部材又は端部材が、第1ローラキャリッジによって案内される方法で互いに固定接続されることによって、常に同一速度で動く状況を達成することができる。同時に、対向する端部材又は接続部材は、異なる速度で動くことができる。対向する端部材又は接続部材は、半分又は2倍の速度で動かされることが好ましい。ここで、ローラキャリッジの底面は、第1ローラが設けられる反対側への接続を形成する。固定接続されていない接続部材又は端部材の間の相対運動は、前述のローラにより可能となる。
導電装置の更なる有利な改良において、隣接する第2ローラキャリッジは第2底面と、第1ローラキャリッジの第1壁の反対側にある第2壁とを有し、2つの隣接する前記ローラキャリッジは、案内チャネルを囲んでいる。この配置は、案内チャネルがそれぞれの段階に形成されることを可能にし、そこでは、端部材及び接続部材は、異なる速度で動かされ、最終的に同時に動かされる導電装置のすべての導線装置につながる。
導電装置の更なる有利な改良において、第1案内チャネルは、固定案内、固定底面及び固定壁を有し、固定壁は、第1ローラの支持体を形成する。この配置によって、第1ローラキャリッジが第1案内チャネルの固定壁上を転動できるようになる。さらに、案内チャネル内及び隣接する案内チャネルに対するねじれの低摩擦経路を達成する。
導電装置の更なる有利な改良によると、上下に配置される少なくとも3つの案内チャネルが設けられ、それぞれのチャネルにおいて、少なくとも1つの導線案内装置が配置される。上下に配置された少なくとも3つの案内チャネルの配置は、非常に大きなねじれ角をもたらす。特に、導電装置従来技術の導電装置による急な駆動に比べて本発明における導電装置の有利な点は、上下に配置された3つ以上の案内チャネルの場合において、最も顕著になる。なぜなら、従来技術においては、かなり安定した、より大きく、重い導線案内装置が用いられなければならず、本発明の解決方法が不可欠だからである。
導電装置の更なる有利な改良において、第1ローラキャリッジの第1壁は、固定案内に向かって第3ローラを有し、第3ローラは、固定案内上を転動し、第2ローラは、第2ローラ上に配置されたローラキャリッジと第1ローラキャリッジとの間に配置される。ローラの当該配置は、ローラキャリッジが低摩擦の方法で、互いに転動することを可能にする。特に、内側リング及び外側リング間の低摩擦相対運動は、上述のローラによってもたらすことができる。
導電装置の更なる有利な改良において、第2ローラは、前記第2ローラキャリッジに配置される。この一体構造の結果、導電装置は、非常にコンパクトになる。
導電装置の更なる有利な改良によると、案内チャネルは、底面と、底面に接続された壁とを形成し、ローラは、壁の反対側の底面に配置され、ローラは、下方に配置された壁上を転動し、ローラの上方に配置された壁は、ローラ上を転動する。例えば、上方に配置された壁が駆動され、第1ローラ上を転動すると、前記ローラは下部に配置された壁上を転動する。案内チャネルの底面にローラを固定した結果として、案内チャネルの壁も同様に駆動される。したがって、動作移動は、それぞれの場合において、半分の速度で次の段階に伝達されるか、又はローラによって伝達される方法で次の案内チャネルに伝達される。例えば、上下に他の3つの案内チャネルを有する配置の場合において、壁に固定された接続部材又は端部材は、駆動されてローラ上を転動する。前記ローラは、底面に固定され、更に壁の反対側に固定される。駆動した案内チャネルの端部材又は接続部材は、前記壁で接続され、下方に位置する案内チャネルの端部材又は接続部材に接続される。駆動した壁の転動により、対向する壁も駆動され、同様に、駆動した壁の下に配置された更なる壁上を転動する。2つの端部材又は接続部材を具備する対向壁は、固定壁上を転動し、ローラはその間に再配置され、駆動した壁の下及びローラの下の更なる壁上に配置された底面に接続される。これらの動作接続の結果、効果の及ぶ速度又は距離は、駆動された壁から対向する壁まで、更にその下に配置された更なる壁までのそれぞれの場合において半分になり、この結果、駆動された接続部材又は端部材は、最も低い接続部材又は端部材の三倍の速度となり、或いは、同時に3倍の距離に及ぶ。
それぞれの案内チャネルの接続部材と端部材の間の相対運動は同一である。前述のローラの配置は、全ての案内チャネル(一定駆動の場合)の全ての導線案内装置が急加速なく一定に駆動される状況だけでなく、1つの段階から次の段階への力の伝達が導線案内装置を介して生じず、むしろローラ、底面及び壁を介して完全に実現される状況も達成する。
導電装置の更なる有利な改良において、異なる案内チャネルの内側リングの半径及び/又は外側リングの半径は、それぞれの場合において同一である。同一の半径又は適合する内側リング及び外側リングの結果として、案内チャネルのそれぞれにおける力の伝送は同一となる。この結果、1つの案内チャネルから次の案内チャネルへの回転運動の十分な伝達を達成する。このタイプの配置では、増幅伝達ギア機構(step-up transmission gear mechanism)を不要にすることができる。しかしながら、本実施例において、案内チャネルの慣性及び摩擦条件は、互いに合うようにしなければならない。
導電装置の更なる有利な改良によると、案内チャネルは、互いに隣同士に配置され、第1案内チャネルの第1外側リング及び第2案内チャネルの第2内側リングは、共通の壁で形成される。案内チャネルを互いに隣同士に配置されることによって、使用される導線案内装置の高さに単にほぼ一致させる特に平面の配置が得られる。各外側リングは、隣接する案内チャネルの内側リングを同時に形成するという事実により、1つの導線案内装置の動作を端部材又は接続部材によって、隣に配置された導線案内装置に伝達することができる。特に、歯車と歯付きラック、又はローラチェーンとチェーンスプロケットのような他の別個の補助手段による動作の伝達は、案内チャネル又は導線案内装置の動作の均等分配を達成することができる。
導電装置の更なる有利な改良によると、ローラは案内チャネルの間に設けられ、ローラのうち少なくとも一つは、隣接する案内チャネルのための増速伝達手段を形成する。上下に配置すると、1つの案内チャネルから次の案内チャネルへの動作の伝達は、2つの壁の間にローラを配置することと、ローラキャリッジの底面に固定することによって可能になる。しかし、ローラも、隣接する案内チャネルの間のギア機構の形で形成され得る。互いに隣り合う配置において、ローラは、例えば壁に、すなわち隣接する案内チャネルの内側リング及び外側リングに固定できる。また、ローラは、内側案内チャネルの内側リングから外側案内チャネルの外側リングに延在できるため、速度伝達比を半分又は2倍にさせることができる。
導電装置の更なる有利な改良では、それぞれの場合において、1つの中間キャリッジが1つの案内チャネルに設けられ、該中間キャリッジは、各導線案内装置の部分に作用し、それぞれの場合において、各内側リング及び各外側リング上を転動する少なくとも1つのローラが中間キャリッジに固定される。中間キャリッジは、例えば、端部材と接続部材との間の部分が、導線案内装置の所望の曲げ半径に対応する中間キャリッジの円形端部によって押されるように導線案内装置に作用する。これにより、端部材が接続部材と異なる速度、特に、接続部材の半分の速度で動くことができるようになる。中間キャリッジのうちの少なくとも1つには、それぞれの案内チャネルの内側リングから外側リングに延在する少なくとも1つのローラが有利に備えられている。そのため、たとえば、内側リングの動作は、中間キャリッジの前方駆動に変換され、さらに、外側リングの前方駆動に変換される。このように各内側リングは、この実施例においては各外側リングの二倍の速度で動く。さらに、導電装置を介した速度の均等分配が実現される。
導電装置の更なる有利な改良において、導線案内装置は、それぞれの場合において、1つの平面でのみ屈曲可能である。例えば、90°回転した導線案内装置の上方ラン及び下方ランの配置によって、ランの半分は曲げ部分に対して一平面に横方向に配置され、導線案内装置は、屈曲可能な方向に湾曲又は屈曲できることが必要なだけであり、また、内側リングに沿った反対方向に屈曲できることが必要なだけである。結果として、簡易な構成の導線案内装置の使用が可能となる。特に、導線案内装置が横方向(上方及び下方ランを伴う配置に対する横方向)に屈曲することは回避され、そのためには通常、複雑な継手を使用しなければならない。
導電装置の他の有利な改良において、接続部材及び端部材は、案内チャネルのうち少なくとも一つに上下に配置される。すなわち、上方ランは、下方ランの上方の重力の範囲に配置される。このタイプの配置は、下方ランと上方ランとの間の湾曲平面だけでなく、ねじれ角の平面においても屈曲しうる導線案内装置を必要とする。しかしながら、この配置は、導電装置全体又は導電装置の複数の部分を非常に狭くなるように構成することを可能にする。ここでは、案内チャネルは、導線案内装置の幅と同じ大きさであればよい。
導電装置の更なる有利な改良において、案内チャネルの内側リング及び外側リングは側壁を形成し、端部材及び接続部材は、側壁に配置される。この配置は、特に、外側リングと内側リングとの間隔を非常に大きくさえすれば、導線案内装置の湾曲部は、十分な間隔が与えられるという簡易な構成を可能にする。さらに、案内チャネルは、導線案内装置の幅に応じた高さを具備すればよいため、非常に水平な設計となり得る。ここで、幅は、導線案内装置の湾曲の軸と平行な導線案内装置の範囲を意味する。
本発明の更なる態様においては、底面と、底面の両側で左右に垂直に延在する壁と、壁の反対側の底面に横方向に配置された第1ローラとを少なくとも有する、少なくとも1つの導線案内装置を受けるためのローラキャリッジであることである。このタイプのローラキャリッジは、2つの隣接する案内チャネルの速度伝達の補助に特に適している。互いに対向する2つの壁のうちの1つの動きの伝達は、特に、互いに対向して隣接する2つの壁の間に配置可能な第1ローラにより達成される。その結果、隣接する案内チャネルの導線案内装置は、対向する駆動された壁と同時に半分の距離を覆う。特に、ローラキャリッジは、上述の導電装置の使用に適している。
本発明の更なる態様において、導線案内装置の部分に作用する、案内チャネルに配置するために中間キャリッジであって、案内チャネルの内側リングから外側リングに延在する少なくとも1つのローラを有し、中間キャリッジは、内側リング及び/又は外側リングにより駆動可能としている。中間キャリッジは、該部分が湾曲される領域において、端部材及び接続部材の間の導線案内装置の該部分に正確に作用するように設定されるのが好ましい。このために、中間キャリッジは、該部分の所望の曲げ半径に対応する丸みのある端部を有する。中間キャリッジにより、導線案内装置は、それぞれの案内チャネル内に動かされ、又は、少なくともそれぞれの内側リング及び外側リングと接触させる。
さらに、少なくとも1つのローラを中間キャリッジに固定することによって、ローラは、関連する案内チャネルのそれぞれの内側リングからそれぞれの外側リングに延在し、それらの上を転動できるという利点がある。ここで、ローラは、歯車としても構成され、それぞれの場合において、対応する内側リングと外側リングが歯付きラックを形成することができる。この配置は、案内チャネルの端部材から接続部材に、又はその逆も同様に、半分又は2倍の速度で伝達することを可能にする。特に、駆動速度は、案内チャネルごとに少なくとも1つのローラを使用する場合、各案内チャネルに均等に配分され、その結果、それぞれの端部材と接続部材との間の相対速度は、全ての案内チャネルにおいて同一である。この原理は、概ね前述及び後述の本発明の改良のそれぞれの方法により達成することができる。
各請求項に個々に記載された特徴は、いかなる所望の技術的に適切な方法で互いに組み合わせることが可能であり、示されている本発明の記載からの説明的な事実、図面からの詳細、さらなる設計変更によって補完され得る。
本発明の導電装置の更なる利点と特性は、図面に示される例示的な実施形態を参照して述べられるが、本発明の主題は、この特定の例示的実施形態に制限されない。
ゼロ位置での導電装置の平面図を示す。 図1の導電装置の位置を90°偏向させた導電装置の平面図を示す。 導電装置の断面の詳細を示す。 速度伝達を図式化した、導電装置の断面図を示す。 絶対速度における、開発された導電装置の概略図を示す。 水平配置における導電装置の平面図を示す。 別の水平配置における導電装置の平面図を示す。
図1は、第1案内チャネル1及び第2案内チャネル3を有する導電装置19の平面図を示す。それぞれの場合において外側リング28上に配置された1つの接続部材9を具備する2つの導線案内装置5は、(上部の)第2案内チャネル3に位置している。さらに、導線案内装置5は、それぞれの場合において、内側リング27に配置された端部材10を有している。第2導線案内装置5と、第1案内チャネル1にある第1導線案内装置4とは、第2部分24又は第1部分22をそれぞれ有する。第1導線案内装置は大部分が隠されて示されており、対応箇所は完全を期すためだけに言及されているが、それらのうちのいくつかは、図1から読み取れるものではなく、この点については図3及び図4で参照されている。この位置によると、部分24及び部分22は、それぞれ内側リング27(又は25、図示せず)又は外側リング28(又は26、図示せず)に当接している。本実施形態において、導線案内装置4及び5は、1つの平面、すなわち平面図の平面においてのみ曲げられる。同様に、第1ローラキャリッジ2が図1に示されており、第1ローラキャリッジ2上では、第1導線案内装置4及び第2導線案内装置5は、ドライバアーム6が動作する場合に両装置とも同時に作動するように取り付けられている。本実施例において、この図の第1内側リング25及び外側リング26は隠れているが、2つの内側リング25及び27の半径40、及び2つの外側リング26及び28の半径41は、それぞれ同一である。動作シーケンスを説明するために、角度表示42を図に示し、当該角度表示42においては、位置表示器7がローラキャリッジ2のねじれ角43を示している。図1において、導電装置19は、開始位置に位置されており、位置表示器7、及びねじれ角43がゼロにある状態のドライバアーム6によって示されている。
図2は、図1の導電装置19と同様の構成を表している。しかしながら、ここで、ドライバアーム6は、90°回転されている。ここで、第1ローラキャリッジ2の位置表示器7は、45°だけ、すなわち半分の距離だけ移動している。図2においても同様に、どのようにして第1部分4及び第2部分5がねじれにより移動するかを見ることができ、つまりは、内側リング25、27と当接している部分と、外側リング26、28と当接している部分の間の状態がねじれでどのように変化したかを見ることができる。案内チャネル1、3のそれぞれにおける端部材11、10と接続部材23、9との間の隠された距離は、同一であるため、最大ねじれ角も導線案内装置の長さにより同時に達成される。
図3は、例として図1及び図2で示したような導電装置の断面の詳細を示す。ここで、下部の第1案内チャネル1及び上部の第2案内チャネル3が示されており、第1接続部材23は第1案内チャネル1に、第1端部材11は第1案内チャネル1に、そして第2接続部材9及び第2端部材10は、第2案内チャネル3に示されている。端部材11、10は、外側に向かう第1ローラ8及び内側に向かう第3ローラ12を有している第1ローラキャリッジ2に固定される。第1内側リング25及び第2内側リング27は、第1ローラキャリッジ2の第1壁31を形成する。第1外側リング26は、固定壁38を形成し、第2外側リング28は、第2壁34を形成する。第1ローラ8は、第2壁34及び固定壁38との間に配置される。ドライバアーム6により第2壁34がねじられると、第1ローラ8は駆動され、固定壁38上を転動する。第1壁38上での転動により、第1ローラキャリッジ2も同様に作動され第3ローラ12によって第1ローラキャリッジ2をねじることができる。したがって、第1壁31により、端部材10及び11は、正確に半分の速度になるように、ドライバアーム6又は第2接続部材9によって同一速度で移動される。ここで、第1接続部材23は、固定されたままである。
図4は、3つの案内チャネル1,3,33を備えた導電装置19の一改良例を示している。第2案内チャネル3は、第1底面32、第2外側リング28、第2底面35及び第2内側リング27により囲まれている。第3案内チャネル33は、第2底面35、第3外側リング30、第3内側リング29、及びドライバアーム6により囲まれている。ここで、第1ローラ8及び第2ローラ18をそれぞれ有する第1ローラキャリッジ2及び第2ローラキャリッジ14は、第1底面32上及び第2底面35上で用いられる。第1外側リング26は、固定壁38を形成し、該固定壁38上において、第1導線案内装置4の第1接続部材23は、固定接続部20で第1案内チャネル1に固定される。それゆえ、第1接続部材23の速度は、0に等しい(v=0)。第1案内チャネル1は、固定壁38、固定底面37、第1内側リング25、そして第1底面32により囲まれている。さらに、固定案内36は、内側リング25の固定底面37に設けられ、第1ローラキャリッジ2の第3ローラ12は、固定案内36上で転動することができる。第1ローラキャリッジ2は、第1内側リング25及び第2内側リング27から成る第1壁31を有している。第1壁31には、第1端部材11が第1案内チャネル1に配置され、第2端部材9が第2案内チャネル3に配置され、その結果、第1端部材11及び第2端部材9は、同じ速度(v=1)で動かされる。第2ローラキャリッジ14は、第2外側リング28及び第3外側リング30から成る第2壁34を有する。第2壁34において、第2導線案内装置5の第2接続部材10は、第2案内チャネル3に配置され、第3接続部材16は、導線案内装置5の第3案内チャネル33に配置され、結果として、同様に、第2接続部材10及び第3接続部材16は、同じ速度(v=2)で動く。最後に、第3ローラキャリッジ39は、第3内側リング29のみから形成され、第3端部材17は、第3ローラキャリッジ39に配置され、ドライバアーム6を介して軸13を中心に共に回転する。それゆえ、第3端部材17は、可動接続部21に配置される。第3端部材は、速度(v=3)を有する。
ドライバアーム6が作動すると、第3内側リング29は、第2ローラキャリッジ14の第2ローラ18上を転動する。したがって、第2ローラ18も、第1壁31上を転動することになり、それにより第2ローラキャリッジ14が作動する。そのため、第2壁34は、順に第1ローラ8上を転動し、続いて第1ローラ8が固定壁38上を転動するため、固定案内36上の第3ローラ12を介して転動する第1ローラキャリッジ2を作動させる。図4の速度グラフ44に速度の関係を示す。当該グラフにおいて、それぞれの場合の絶対速度は、一定の相対速度(Δv=1)で増加している。したがって、第3端部材17の速度(v=3)は、第1端部材11及び第2端部材9の速度(v=1)の3倍に相当する。同様に、第3接続部材16及び第2接続部材10の速度(v=2)は、第2端部材9及び第1端部材11の速度(v=1)の2倍に相当する。
例として図4に示すように、図5は、配置の速度の関係を再度示している。ドライバアーム6がv=3の速度で作動すると、第2ローラ18は、v=1の速度で動いて第1ローラキャリッジ2上を転動し、第2ローラキャリッジ14をv=2の速度で駆動させる。その結果、第1ローラ8は、次いで固定壁38上を転動し、v=1の速度で第1ローラキャリッジ2を前方へ動かす。
図6は、水平配置における導電装置19を示す。図6においては、案内チャネル1、3及び33は、1つの平面上で、互いに隣り合うように配置されており、共通の軸13を中心として動くことができる。配置は、平面配置と上述した上下の配置を組み合わせた配置も可能である。図6の導電装置19は、固定壁38を形成する第1内側リング25を有し、第1内側リング25には第1接続部材23が配置され、それにより固定接続部20を形成する。第1端部材11が配置された第1外側リング26は、同時に、第2端部材9が配置された第2内側リング27を形成する。引き続き、第2外側リング28には、第2接続部材10材が配置され、そして同時に、第3内側リング29を形成し、次いで第3接続部材16が第3内側リング29に配置される。本実施例において、最終的に第3端部材17が配置される第3外側リング30は、最も外側に位置しており、ドライバアーム6を介して動かされ、可動接続部21を形成する。しかしながら、固定接続部20及び可動接続部21の配置は、まさにその逆になるように選択することも可能である。
図6の本実施例において、ドライバアーム6から起動する動きは、その後、複数のリングに一様に分配される。ドライバアーム6は、ねじれ角43によって第3外側リング30をねじる。その結果、第3内側リング29又は第2外側リング28に固定された第3ローラ18は、動かされて第2内側リング27上で転動する。その結果、第3内側リング29又は第2外側リング28は、作動し、第1ローラ8を動かす。第1ローラ8は、次に第2内側リング27又は第1外側リング26に固定され、固定壁38又は第1内側リング25上を転動する。その結果、第2内側リング27は、作動し、次に第3ローラ18は第2内側リング27上を転動する。これにより、上下に配置された場合と同様に、一定速度の分配に帰する。第1導線案内装置4、第2導線案内装置5及び第3導線案内装置15が確実にそれぞれのリングに当接するために、第1中間キャリッジ45、第2中間キャリッジ46及び第3中間キャリッジ47をさらに設けることができる。
図7の配置は、図6と同じ原理であり、中間キャリッジ45、46及び47は、ここでは対を成す第1伝達ローラ48、第2伝達ローラ49、及び第3伝達ローラ50に対する固定部を形成している。ここで、速度分配は、先の実施例と同じである。なぜなら、中間キャリッジは、導線案内装置を動作させ、それぞれの場合において、次にその動作を対向するリングに、本実施例においては内側から外側に、半分の速度で伝送するからである。
大ねじれ角は、ここで示した発明により達成することができ、導線案内装置には、最小限度の機械的な負荷がかけられている。また、この配置は、隣接する案内チャネルの導線案内装置が常に同時に作動するので、特に、継手がないねじれが生じた場合にも適している。
1 第1案内チャネル
2 第1ローラキャリッジ
3 第2案内チャネル
4 第1導線案内装置
5 第2導線案内装置
6 ドライバアーム
7 位置表示器
8 第1ローラ
9 第2端部材
10 第2接続部材
11 第1端部材
12 第3ローラ
13 軸
14 第2ローラキャリッジ
15 第3導線案内装置
16 第3接続部材
17 第3端部材
18 第3ローラ
19 導電装置
20 固定接続部
21 可動接続部
22 第1部
23 第1接続部材
24 第2部
25 第1内側リング
26 第1外側リング
27 第2内側リング
28 第2外側リング
29 第3内側リング
30 第3外側リング
31 第1壁
32 第1底面
33 第3案内チャネル
34 第2壁
35 第2底面
36 固定案内
37 固定底面
38 固定壁
39 第3ローラキャリッジ
40 内側リングの半径
41 外側リングの半径
42 角度表示
43 ねじれ角
44 速度グラフ
45 第1中間キャリッジ
46 第2中間キャリッジ
47 第3中間キャリッジ
48 第1伝達ローラ
49 第2伝達ローラ
50 第3伝達ローラ

Claims (19)

  1. 固定接続点(20)と可動接続点(21)との間で導線やホース等を案内する少なくとも1つの第1導線案内装置(4)と、
    第1内側リング(25)及び第1外側リング(26)によって形成される第1案内チャネル(1)と、
    第2内側リング(27)及び第2外側リング(28)によって形成される少なくとも1つの第2案内チャネル(3)と、
    前記少なくとも1つの第2案内チャネル(3)に配置された少なくとも1つの第2導線案内装置(5)と
    を備えており、
    前記第1導線案内装置(4)は、第1端部材(11)、第1接続部材(23)、及び前記第1端部材(11)と前記第1接続部材(23)との間にてこれらに接続された第1部分(22)を有し、前記第1端部材(11)、第1接続部材(23)、及び第1部分(22)は、前記導線、ホース等を収容するチャネルを共に形成し、
    前記第1導線案内装置(4)は、前記第1案内チャネル(1)に配置され、前記第1端部材(11)は、前記第1内側リング(25)又は前記第1外側リング(23)に接続され、前記第1接続部材(23)は、それぞれ他方の前記第1外側リング(26)又は前記第1内側リング(25)に接続され、
    前記第1及び前記第2案内チャネル(1、3)は、共通の軸(13)を中心に互いに対してねじることができ、
    前記第2導線案内装置(5)は、第2端部材(9)、第2接続部材(10)、及び前記第2端部材(9)と前記第2接続部材(10)との間にてこれらに接続された第2部分(24)を有し、前記第2端部材(9)、第2接続部材(10)、及び第2部分(24)は、前記導線、ホース等を収容するチャネルを共に形成し、
    隣接する前記第1及び前記第2接続部材(10、23)、又は前記第1及び前記第2端部材(9、11)は、互いに接続される、導電装置(19)。
  2. 前記第1案内チャネル(1)の前記外側リング(26)又は前記内側リング(25)は固定される、請求項1に記載の導電装置(19)。
  3. 前記案内チャネル(1、3)は、上下に配置されている、請求項1又は2に記載の導電装置(19)。
  4. 2つの隣接する内側リング(25、27、29)又は2つの隣接する外側リング(26、28、30)は、第1ローラキャリッジ(2)の第1壁(31)を形成し、さらに、前記第1ローラキャリッジ(2)は、第1底面(32)を有し、第1ローラ(8)は、前記第1底面(32)上において前記第1壁(31)の反対側に配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  5. 隣接する第2ローラキャリッジ(14)は、第2底面(35)と、前記第1ローラキャリッジ(2)の前記第1壁(31)の反対側にある第2壁(34)とを有し、2つの隣接する前記ローラキャリッジ(2、14)は、案内チャネル(3)を囲んでいる、請求項3に記載の導電装置(19)。
  6. 前記第1案内チャネル(1)は、固定案内(36)、固定底面(37)及び固定壁(38)を有し、前記固定壁(38)は、前記第1ローラ(8)の支持体を形成する請求項4又は5に記載の導電装置(19)。
  7. 上下に配置される少なくとも3つの案内チャネル(1、3、33)が設けられ、それぞれのチャネルにおいて、少なくとも1つの導線案内装置(4、5、15)が配置される、請求項1から6のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  8. 前記第1ローラキャリッジ(2)の前記第1壁(31)は、前記固定案内(36)に向かって第3ローラ(12)を有し、前記第3ローラ(12)は、前記固定案内(36)上を転動し、第2ローラ(18)は、前記第2ローラ上に配置されたローラキャリッジ(39)と前記第1ローラキャリッジ(2)との間に配置される、請求項4から7のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  9. 前記第2ローラ(18)は、前記第2ローラキャリッジ(14)に配置される、請求項8に記載の導電装置(19)。
  10. 案内チャネル(1、3、33)は、底面(32、35)と、前記底面(32、35)に接続された壁(31、34)とを形成し、ローラ(8、18)は、前記壁の反対側の前記底面(32、35)に配置され、前記ローラ(8、18)は、下方に配置された壁(31、38)上を転動し、前記ローラの上方に配置された壁(34、39)は、前記ローラ(8、18)上を転動する、請求項1から9のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  11. 異なる前記案内チャネル(1、3、33)の前記内側リング(25、27、29)の半径(40)及び/又は前記外側リング(26、28、30)の半径(41)は、それぞれの場合において同一である、請求項1から10のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  12. 前記案内チャネル(1、3)は、互いに隣同士に配置され、前記第1案内チャネル(1)の前記第1外側リング(26)及び前記第2案内チャネル(3)の前記第2内側リング(27)は、共通の壁で形成される、請求項1又は2の導電装置(19)。
  13. 前記ローラ(8,12,18)は、前記案内チャネル(1、3、33)の間に設けられ、前記ローラ(8、18)のうちの少なくとも一つは、隣接する前記案内チャネル(1、3、33)のための増速伝達手段を形成する、請求項1から12のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  14. それぞれの場合において、1つの中間キャリッジ(45、46、47)は、少なくとも1つの案内チャネル(1、3、33)に設けられ、前記中間キャリッジ(45、46、47)は、それぞれの前記導線案内装置(4、5、15)の前記部分(22、24)に作用し、それぞれの場合において、前記各内側リング(25、27、29)及び前記各外側リング(26、28、30)上を転動する少なくとも1つのローラ(48、49、50)が、前記中間キャリッジ(45、46、47)に固定される、請求項12に記載の導電装置(19)。
  15. 前記導線案内装置(4、5、15)は、それぞれの場合において、1つの平面でのみ屈曲可能である、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  16. 接続部材(10、16、23)及び端部材(9、11、17)は、前記案内チャネル(1、3、33)のうちの少なくとも一つに上下に配置される、請求項1から14のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  17. 案内チャネル(1、3、14)の前記内側リング(25、27、29)及び前記外側リング(26、28、30)は、側壁(31、34、38、39)を形成し、前記端部材(9、11、17)及び前記接続部材(10、16、23)は、前記側壁(31、34、38、39)に配置される、請求項1から16のいずれか1項に記載の導電装置(19)。
  18. 少なくとも1つの導線案内装置(4,5,15)を収容するローラキャリッジ(2、14)であって、
    底面(32、35)と、
    前記底面(32、35)の両側で左右に垂直に延在する壁(31、34)と、
    前記壁(31、34)の反対側の前記底面(32、35)に横方向に配置されたローラ(8、18)と
    を少なくとも有する、ローラキャリッジ。
  19. 導線案内装置(4,5,15)の部分(22、24)に作用する、案内チャネル(1,3,33)に配置するための中間キャリッジ(45、46、47)であって、前記案内チャネル(1,3、33)の内側リング(25、27、29)から外側リング(26、28、30)に延在する少なくとも1つのローラ(48、49、50)を有し、前記中間キャリッジ(45、46、47)は、前記内側リング(25、27、29)及び/又は前記外側リング(26、28、30)により駆動可能である、中間キャリッジ。
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