JP2015509454A - インクの再循環 - Google Patents

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Abstract

装置は、インクがノズルから基板上に射出されている間、それぞれを通ってインクが公称流量で流れるインクジェットノズルを有するインクジェットアセンブリを備える。ノズルからのインクの射出がおこっていないときは、インクはインクのメニスカスの特性が関わる公称負圧の下でノズル内に保持される。装置は再循環流路を有し、それぞれの流路は、それぞれの流路がノズルの1つ内に開口するノズル端及び、インクがノズルから流路を通って再循環流量で再循環されるように公称負圧より低い再循環圧力がかけられるべき、ノズル端から隔てられた他の場所を有する。それぞれの再循環流路は、インクが射出されているときの公称流量以下のいかなる流量低下も閾値より小さくなるようにまたはインクが射出されていないときの公称負圧の変化が閾値より小さくなるように、あるいはいずれでもあるように、流路の他の場所に印加される再循環圧力によって生じる流路のノズル端における再循環圧力が十分に小さくなるような、流体抵抗をノズル端と他の場所の間に有する。

Description

関連出願の説明
本特許出願は、米国特許法第119条によって、2012年3月5日に出願された米国仮特許出願第61/606709号及び2012年3月5日に出願された米国仮特許出願第61/606880号の優先権日の恩典を主張する。上記仮特許出願の明細書はそれぞれの全体が本明細書に参照として含められる。本明細書は本特許出願と同日に出願された米国特許出願第 号[[09991-0295001]]の明細書を参照として含む。
本開示はインクの再循環に関する。
インクジェットのノズルにおけるインクの特性は、例えば、プリントジョブ間に経過する時間中に変化し得る。次のプリントジョブのためにインクジェットが初めに起発されるときに射出されるインク滴は、新鮮なインクで形成される次のインク滴とは異なる特性を有し得る。ノズル近くのインクの再循環により、プリントジョブ間に経過する時間中にインクを新鮮にしておいて、ジェット噴射の準備をさせておくことができる。一連のノズル開口またはオリフィスを有するノズルプレートが、プリントヘッドアセンブリからインクが射出される前にインクが遭遇する最後の素子であることが多い。ノズルプレートは、ノズルプレートの厚さを貫通し、ノズルプレートの露出面で終端する、ノズル管を有する。
全般に、一態様において、装置は、インクがノズルから媒体上に射出されるときにそれぞれを通って公称流量でインクが流れるインクジェットノズルを有する、インクジェットアセンブリを備える。インクは、ノズルからのインクの射出が行われていないときのノズル内のインクのメニスカスの特性が関わる公称負圧の下に保持される。装置は再循環流路を有し、それぞれの流路は、ノズルの1つ内に開口するノズル端及び、インクがノズルから流路を通って再循環流量で再循環するように公称負圧より低い再循環圧力がかけられるべき、ノズル端から隔てられた他の場所を有する。それぞれの再循環流路は、インクが射出されているときの公称流量以下のいかなる流量低下も閾地より小さくなるか、またはインクが射出されていないときの公称負圧の変化が閾値より小さくなるように、あるいはいずれでもあるように、流路の他の場所において印加される再循環圧力で生じるノズル端における再循環圧力が十分に小さくなるような、流体抵抗をノズル端と他の場所の間に有する。
実施形態は以下の特徴の1つ以上を有することができる。公称負圧はノズルにおいて流体により形成されるメニスカス圧力の大きさの10倍である。公称負圧は10〜40インチ水柱(inwg)(2.50〜9.96×10Pa)である。再循環流路は流体をインクジェットアセンブリから外部流体貯槽内に導く。流体抵抗路のそれぞれはノズル再循環プレートで定められるV字形チャネルを含む。流体抵抗はそれぞれ5(dyne/cm)/(cm/秒)である。再循環流路はインクジェットアセンブリ内の流体の一部をインクジェットノズルから遠ざける。再循環流量は公称ジェット噴射流量の10%である。V字形チャネルの長さは[チャネルの製造公差]×[第1の倍数]である。V字形チャネルの幅は[チャネルの製造公差]×[第2の倍数]である。第1の倍数は第2の倍数よりかなり大きい。V字形チャネルの曲部の曲率半径は曲部における流体反射を防止するに十分に大きい。装置は補充チャンバから延びる第2の再循環流路をさらに有し、補充チャンバからの第2の再循環流路は第2の流体抵抗を有する。ノズル端と他の場所の間の流体抵抗は第2の流体抵抗の±50%内にある。補充チャンバはインクジェットアセンブリの構体内に定められる。構体は炭素を含む。第2の再循環流路は流体をインクジェットアセンブリの外に導く。インクジェットアセンブリは一体型再循環マニフォールドをさらに有する。一体型再循環マニフォールドは再循環流路及び第2の再循環流路と流通している。公称負圧は一体型再循環マニフォールドを介して印加される。ノズルの再循環流路及び第2の再循環流路は並列に流通態様で連結される。装置は、V字形チャネルを有する流体抵抗がそれに定められるノズル再循環プレート、デセンダープレート及びカラーをさらに有する。ノズル再循環プレートはノズルプレートとデセンダープレートの間に配置され、一体型再循環マニフォールドはカラーとデセンダープレートの間に配置される。炭素構体は一体型再循環マニフォールドと接触している。
全般に、一態様において、インクジェットアセンブリのインクジェットのノズルのための再循環流路に対する再循環流量が選択され、再循環流路に印加される最大外部圧力が選択される。ノズルに対するノズル再循環流量の和と同等の補充抵抗路からの流体流量を提供するための流体抵抗を有する補充抵抗路が設計される。
実施形態は以下の特徴の1つ以上を有することができる。ノズルのためのノズル再循環流路は並列に連結される。補充抵抗路からの流体流路はノズルからのノズル再循環流路に並列に連結される。最大外部圧力は10〜40inwg(2.50〜9.96×10Pa)である。
全般に、一態様において、インクジェットアセンブリのインクジェットのノズル内の流体の一部はノズルから再循環流路を通って、インクジェットアセンブリから隔てられた、貯槽に流れる。
実施形態は以下の特徴の1つ以上を有することができる。流体の一部はノズルから射出される流体の流量の10%の流量で流れる。流体の第2の部分は補充抵抗路を通って導かれ、補充抵抗路を通って流れた流体の第2の部分はインクジェットアセンブリの外に導かれる。流体の第2の部分は流体の一部再循環流路を通って導かれる先より上流にある補充抵抗路に導かれる。補充抵抗路を通る流体の第2の部分の流量はインクジェットアセンブリのノズルからの流量の和の±50%以内である。補充励行器を通る流体の第2の部分の流量とインクジェットアセンブリのノズルからの流量の和との合同流量は10μcm/秒である。
全般に、一態様において、ノズル再循環プレートに非直線チャネルが形成され、チャネルのそれぞれの一端はノズル内に開口し、チャネルのそれぞれの他端はノズル再循環プレートから延びる流路に連結される。
実施形態は以下の特徴の1つ以上を有することができる。非直線チャネルのそれぞれの長さは[チャネルの製造公差]×[第1の倍数]である。非直線チャネルの幅は[チャネルの製造公差]×[第2の倍数]であり、第1の倍数は第2の倍数よりかなり大きい。
全般に、一態様において、装置は、インク噴射ノズルの少なくとも一部がその一方の面から他方の面まで貫通するプレート及びプレートに形成されたV字形インク再循環流路を有し、それぞれの流路は対応するインク噴射ノズルの上記一部内に開口する一端及びインク再循環流路をプレートの外部に結合するための第2の末端を有する。
上記及びその他の特徴及び態様、及びそれらの組合せは、機能及び業務遂行方法を、またその他の仕方で、実施するための、システム、コンポーネント、装置、方法、手段または工程として表現され得る。
その他の特徴、態様、実施形態及び利点は、詳細な説明及び特許請求の範囲から明らかであろう。
図1Aはプリントヘッドアセンブリの斜視図を示す。 図1Bはプリントヘッドアセンブリの斜視図を示す。 図1Cはプリントヘッドアセンブリの斜視図を示す。 図1Dはプリントヘッドアセンブリの図である。 図1Eはプリントヘッドアセンブリの図である。 図1Fはプリントヘッドアセンブリの図である。 図1Gはプリントヘッドアセンブリの図である。 図1Hはプリントヘッドアセンブリの図である。 図2はプリントヘッドアセンブリ内の流体接続の略図である。 図3Aはカラーの上面図である。 図3Bはカラーの側面図である。 図3Cはカラーの左端面図である。 図3Dはカラーの右端面図である。 図3Eはカラーの底面図である。 図4Aはマニフォールドの上面図である。 図4Bはマニフォールドの底面図である。 図4Cは、図4Bの線4C−4Cに沿う、マニフォールドの断面図である。 図4Dは、図4Bの線4D−4Dに沿う、マニフォールドの断面図である。 図4Eは炭素構体の側面図である。 図4Fはインクジェットアレイモジュール内のパーツの配置の略図である。 図5Aはノズル再循環マニフォールドの上面図である。 図5Bはノズル再循環マニフォールドの拡大上面図である。 図5Cはノズル再循環マニフォールドの一層拡大した上面図である。 図6Aはノズルプレートの簡略な斜視図である。 図6Bはノズルプレートの簡略な斜視図である。 図7はデセンダープレート、ノズル再循環プレート及びノズルプレートの斜視図である。 図8Aはプリントヘッドアセンブリを通るインク流の簡略な斜視図である。 図8Bはプリントヘッドアセンブリを通るインク流の簡略な斜視図である。
図6Aに示されるように、ノズルプレート600はノズル開口601を有する。ノズルプレート600はプリント媒体604に面する露出面603を有する。ノズル開口のそれぞれは露出面603にあり、プリント中、それぞれのジェットからのインク滴はノズル開口から媒体に向けて射出される。
図6Bに示されるように、それぞれのジェットに対するノズル開口はノズルプレート600内のノズル管607の末端にある。インク滴がノズル開口から射出されていないときに、インクは、ノズルの次の液滴射出に備えて、ノズル管内に保持される。ノズル管内のインクは次いで、ノズル管607内の液体−空気界面606を定める、インク170のメニスカス605を形成する。メニスカス605はノズル開口に外縁691を有し、インクをノズル開口から漏出させずにおくためにノズルの上流でインク170に印加される負圧によって生じる凹面693を有する(本明細書において、語「ノズル」はしばしば語「ノズル管」と互換で用いられる)。メニスカス605はノズル開口601の直径にわたって広がり、露出面603から奥の、ノズル開口601のノズル管内に配置される。顔料及び溶剤を含み得るインクはノズル開口601において及びノズル管内で、例えば、溶剤609がメニスカス605の液体−空気界面606を介してインクから蒸発すると、乾燥するかまたはその他の特性変化を受け得る。インクジェットアレイモジュールの様々なパーツ内に保持されるインク及びそれらを流過するインクも、プリント品質及びインクジェットアレイモジュールの保守に強い悪影響を与え得る、顔料の沈下及びその他の特性変化を受ける。これらの効果を弱めるために、インクジェットアレイモジュールが動作しているかまたは待機状態にある間、インクを連続的に再循環させることができる。この目的のため、再循環を、個々のポンピングチャンバ2210(図4F及び8A)の上流の、インクジェットアレイモジュール16A(図1A)の補充チャンバ191(図1E,4E及び8A)において実施することができる。いくつかのインクジェットアレイモジュールをプリントヘッドアセンブリ10に装着することができる。
補充チャンバ191は個々のポンピングチャンバ2201に収められるインクに比較して多量のインク170を収める。補充チャンバ191におけるインクの再循環は補充チャンバ191内でのインク170の重い顔料の沈下の防止に役立つ。補充チャンバ191におけるインクの再循環は、特定の特性(例えば、粘度、温度、溶存気体の量)を有するインクのジェット噴射のための個々のポンピングチャンバ2201への送出を保証するに役立つ。さらに、補充チャンバ191に供給されるインクから気体を抜くため、補充チャンバの上流に脱気器を配置することができる。このようにすれば、溶存気体含有量が非常に少ないインクをジェット噴射のためのポンピングチャンバ2201供給することができる。補充チャンバ191におけるインク170の再循環は、新しいインクをプリントヘッドアセンブリ10に導入するための、補充チャンバ191内のインク171のプリントヘッドアセンブリ10からの(外部源120からかけられる背圧を用いる)能動的抜取りのための流路を補充チャンバ再循環流路が提供するから、インクの変更も容易にする。再循環流路がないと、(インク交換の間にプリントヘッドアセンブリ10を取り外すことができないとすれば)特定のインクをノズル249から流し出してからでないと、新しいインクをプリントヘッドアセンブリ10に導入することができない。インクの再循環はプライミング及び回収にも役立つ。空気が入っている空のプリントヘッドは、プリントヘッドの1つ以上のノズルにジェット噴射流体のメニスカスが形成されるようにジェット噴射流体をプリントヘッドに導入することによってプライミングすることができる。プライミングは一般にノズルにおけるメニスカスの形成を指す。
補充チャンバにおけるインクの再循環に加えて、インク滴がそこから射出されることになるノズル249の上流に保持されているインク170の再循環は、補充チャンバ191内にあるインクと特性(例えば、粘度、温度及び在中溶剤)が同じ、新鮮なインクが、例えば、インクが実際にジェット噴射させられていない間、ノズル249内に保持されることを保証するに役立つ。再循環は、例えば、無ジェット噴射期間後にノズル開口250からジェット噴射させられる最初の液滴が、無ジェット噴射期間の前後にジェット噴射させられる他の液滴と、品質、寸法及び特性が同じであることを保証するに役立つ。これにより、さらに良好なジェット噴射性能が可能になる。
例えば、揮発性溶剤を含むインクは、再循環がない場合、インク−空気界面606にあるインク170のメニスカス605が界面において揮発性溶剤609を大気中に失うと、ノズル249内で乾き得る。インクが空気にさらされているときにメニスカス605においてインク−空気界面を介して空気を吸収し得るインクもある。この吸収はプリントヘッドアセンブリ10内に気泡の形成をおこさせることができ、この気泡は、気泡がプリントヘッドアセンブリ10内のインク路に捕らわれると、プリントヘッドを動作不能にし得る。
インクジェットがノズル開口から駅定期を射出していないときのノズル管内に保持されているインクの再循環は、一端においてノズル管内に開口し、他端においてインクの再循環供給源に至る、再循環流路を設けることによって行うことができる。そのようなノズル再循環流路が以下に説明される。図7に示されるように、ノズル管607は、ノズルプレート内にあるセグメントだけでなく、ノズル再循環プレート20内の共線セグメントも有し、ノズル再循環流路の少なくとも一部は、以下でさらに詳細に説明されるように、ノズル再循環プレート内に設けられる。
ノズル管からのそのような再循環流路を設けることは、ノズルが形成される構体内のスペース制約により、容易ではない。極めて近接しているノズルに再循環流路を含めることは(以下でさらに詳細に説明される)ジェット間のクロストークも発生させ得る。再循環は、再循環がノズル管からいくらかのインクを引き抜き、ノズル管内のインク圧力を下げ、これはノズル開口からプリント媒体上に液滴として射出されるジェット噴射流体の量を減じ得るから、ジェット噴射効率も低下させ得る。再循環流はノズルにおけるメニスカス圧力も撹乱して再循環圧力の変動に対するノズルの感度を高め得る。
インクは、ノズルのそれぞれを通って媒体上に射出されている間、公称流量で流れる。インクは、ノズルからのインクの射出が行われていないときは、ノズル内のインクのメニスカスの特性が関わる公称負圧の下に保持される。それぞれの再循環流路は、ノズルの1つ内に開口するノズル端及び、インクが再循環流量でノズルから再循環流路を通って再循環されるように公称負圧より低い再循環圧力がかけられるべき、ノズル端から隔てられた別の場所を有する。それぞれの再循環流路は、インクが射出されているときの公称流量以下のいかなる流量低下も閾値より小さくなるか、またはインクが射出されていないときの公称負圧の変化が閾値より小さくなるか、あるいはいずれでもあるように、再循環流路の別の場所において印加される再循環圧力によって生じるノズル端における再循環圧力が十分に小さくなるような、流体抵抗をノズル端と別の場所の間に有する。
いくつかのインクジェットヘッドでは、インク170がノズルプレート21の直ぐ上流にある再循環構造内の2つの流路に分割される。流路の一方はインクをノズルプレート21に導き、ノズルプレートからインクが射出される。他方の流路はインクがプリントヘッドアセンブリ10から外部インク貯槽110に流れるための流路を提供する。
インクジェットアセンブリのインクジェットのノズルのための再循環流路に対する再循環流量が選択され、再循環流路に印加されるべき最大外部圧力が選択される。ノズルに対するノズル再循環流量の和と同等の補充抵抗路からの流体流量を与えるための流体抵抗を有する補充抵抗路が設計される。インクジェットアセンブリのインクジェットのノズル内の流体の一部はノズルから再循環流路を通って、インクジェットアセンブリから隔てられた、貯槽に流れる。
図1Aにおいて、インクジェットアセンブリ10はインク流入管11及びインク流出管12を有する。インク流入管11は、外部インク貯槽110がインク107をインク流入管11に(矢印103で示される方向に)供給するように、チューブカプラ109及び配管111を介してインク貯槽110に連結される。外部インク貯槽110はチューブカプラ105及び配管112を介してインク流出管12にも連結され、インク流出管12から(矢印101で示す方向に)戻るインクを受け取る。外部インク貯槽110は真空接続管121を介して真空源120に連結される。真空源120はインク貯槽110内のインクに真空圧をかけることができる。
プリントヘッドアセンブリ10は、(組み立てられると)プリントヘッドアセンブリ10のコンポーネントを封入する、2つの半体9及び7で形成される硬質ハウジング13を有する。硬質ハウジング13の2つの半体を作製することができる材料の例には、熱可塑性プラスチックがある。インク流入管11は、2つの半体が合わせられるとハウジング13の上壁に形成される円形開口1001に嵌め込まれた弾力性環形支持体156を通ってハウジング13に入る。
同様に、インク流出管12は、2つの半体が合わせられるとハウジング13の上壁に形成される円形開口1004に嵌め込まれた弾力性環形支持体155を通ってハウジング13を出る。ハウジング13の底部1006は、カラー14の対向端面上の対応する溝1010と嵌合する、内向きに突き出ているリム1008を両端に有するカラー14の底面1012は接着剤1014を用いて一体型再循環マニフォールド15に接合される。一体型再循環マニフォールド15はカラーとは別体であり、2つの再循環システムの流路を一体化する。再循環システムの詳細は以下で説明される。
一体型マニフォールド15は、エポキシ樹脂のような、接着剤を用いて、ステンレス鋼のデセンダープレート17及びステンレス鋼のノズル再循環プレート20を含む積層体23に取り付けられる。次いで、再循環プレート20の底面1018は接着剤でノズルプレート21に接合される。カラー、再循環マニフォールド、デセンダープレート、再循環プレート及びノズルプレートは全て同じ外周寸法及び外形を有する。
カラー14,一体型指循環マニフォールド15,デセンダープレート17,ノズル再循環プレート20及びノズルプレート21は合わせてノズルプレート221を形成する。カラー14及び一体型再循環マニフォールド15は炭素でつくることができ、ノズルプレート21はニッケルの電鋳プレートとすることができる。
カラー14は2つの突出部140及び141を有する。突出部140は2つのねじ130及び131がそれぞれを通って延びることができる2つの貫通孔142及び143を有し、突出部141はねじ133がそれを通って延びることができる1つの貫通孔144を有する。ねじ130,131及び133は、プリントヘッドアセンブリ10を、他のプリントヘッドアセンブリとともに、プリントバー1016または他の支持体上に取り付けることができる。ハウジング13は合わせ目150に沿って2つの半体に開くことができる。アセンブリ上部にある複接点電気コネクタ157は、例えば、それぞれのインクジェットからのインクのジェット噴射を起発させるために用いられるプリントヘッドアセンブリの作動素子への及びそれらからの信号伝送を可能にするため、信号ケーブルの嵌合コネクタを受けることができる。3本のねじ、チューブカプラ105及び109,及び電気コネクタ157を用いることで、保守、保管及び交換のため、プリントヘッドアセンブリを独立アセンブリとしてプリントバー1016から容易に取り外すことができる。
図1Bに示されるように、プリントヘッドアセンブリ内には4つのインクジェットアレイモジュール16A〜16Dが2つの対をなして配置され、それぞれの対はカラー14の対応する長矩形スロット161及び162に取り付けられる。スロット161及び162はカラー14の長さに沿って延びる壁体163によって隔てられる。それぞれのアレイモジュールは、ハウジング13内に支持される回路基板158上に搭載された回路に接続されている、2枚のフレキシブル回路166を有する。いくつかのプリントヘッドアセンブリ10には加熱線165が必要に応じて備えられる。加熱線165は、インクジェットアレイモジュール16A〜16Dのそれぞれに供給されるインク107の温度を上げるために用いることができる。
図1Cに示されるように、インク流入管11は、配管1100及びカプラ1105を用いて、壁体163の貫通孔200においてカラー14に連結される。インク流出管12はカプラ1110及び配管1115を介してカラー14の壁体163の貫通孔122においてカラー14に連結される。再循環マニフォールドからの第2の帰還流路1421がカラー14の水平チャネルとして形成される。4対のフレキシブル回路166が基板158上に配置された電気回路171に接続される。
図1Dはプリントヘッドアセンブリ10の側断面図を示す。それぞれのフレキシブル回路166に集積回路180が搭載されている。インクジェットアレイモジュール16A〜16Dのそれぞれの長さにわたり(図面の平面の内外に)アルミニウムクランプ184がかかる。アルミニウムクランプ184のそれぞれの端部にねじ185があり、ねじはクランプ184の上方に配されたねじ頭186を有する。アレイモジュール16A〜16Dのそれぞれは、内部に補充チャンバ191が定められる、炭素構体190を有する。4つの補充チャンバ191は全て、アレイモジュール16A〜16Dに流通態様で連結される。炭素構体190は補強プレート210,211とキャビティプレート212及び213の間に挟み込まれる(図1F及び4Fにさらに明瞭に示される)。プリントヘッドアセンブリの(矩形で囲まれた)左下部分の拡大図が図1Eに示される。
図1Eは2つのアレイモジュール16A及び16Bを示す。モジュールのそれぞれのノズルに対して炭素構体190にデセンダー192が定められる。デセンダー192は炭素構体190の底端1640においてオリフィス1642に結合する90°曲げオリフィス1641を有する。デセンダー192はデセンダー194として一体型再循環マニフォールド15を通って延びる。一体型再循環マニフォールドは天面1510及び底面1515を有する。一体型再循環マニフィールド15の天面にノズル再循環帰還マニフォールド193及び補充再循環抵抗路42が定められる(図4A)。下面1515に合計で8つの再循環帰還マニフォールド19が定められ、その内の5つが図1Eに示される。図1Eの中央下部分が図1Fに示される。
一体型再循環マニフォールド15内に定められるデセンダー194はデセンダー192の末端をデセンダープレート17内に定められるデセンダー220に連結する。図1Fの左下部分の拡大図が図1Gに示される。
図1Gはノズルプレートアセンブリ221の一部の(ノズルプレート21側から見上げた)底面図を示す。ノズルプレートアセンブリは、カラー14,一体型再循環マニフォールド15,デセンダープレート17,ノズル再循環プレート20及びノズルプレート21を有する。ノズルプレート21は多くのノズル開口250を有する。ノズルプレート開口250のそれぞれの直径はその上方のいかなる区画よりも小さい。図の上部は一体型再循環マニフォールド15の底面1515に定められた再循環帰還マニフォールド19を示す。マニフォールド15の下には、多くのデセンダー220及びアセンダー230が定められている、デセンダープレート17がある。「接着剤吸込み」としても知られる、空孔240が、組立中に再循環マニフォールド15とデセンダープレート17の間で絞り出された接着剤を保持することにより、接着剤制御構造としてはたらく。デセンダー220はノズル再循環プレート20のポート22と位置合わせされる。デセンダープレート17はノズル再循環プレート20に接着剤で接合されて積層体23を形成する。ノズル再循環プレート20のポート22は、V字形ノズル再循環抵抗路またはチャネル24を介して、デセンダープレート17の、再循環帰還マニフォールド19へのアセンダー230と位置合わせされたポート232に連結される。等しい数のデセンダー220及びアセンダー230があり、デセンダー220の総数はノズル開口250の総数に一致する。言い換えれば、それぞれのノズル開口250はそれぞれ自体に専用のノズル再循環抵抗路24を有する。ノズル再循環抵抗路24は、例えば、流体チャネルである。要素231は、図1Gの図面の平面の内外に配置された他のノズル開口250に属する他のV字形ノズル再循環抵抗路24の断面である。再循環帰還マニフォールド19に送り出されたインクはインク流出管12を通ってプリントヘッドアセンブリ10を出る。
図1Hはノズルプレートアセンブリ221の、同様ではあるがノズルプレート21が省かれている、図を示す。それぞれのV字形ノズル再循環抵抗路24は、デセンダープレート17のアセンダー230を通してインクを再循環帰還マニフォールド19に導く、ポート23に連結される。
インク170はインク流入管11を通ってプリントヘッドアセンブリ10に入り、カラー14の貫通孔200を流過して、一体型マニフォールド15のスロット45に流入し、貫通孔44(図4A)を通って、補充チャンバ191(図4E)に流入してから、それぞれのノズル開口250に付随する個々のポンピングチャンバ2201に導かれる。ポンピングチャンバからのインクは特定のノズル開口250からジェット噴射されることができ、あるいはノズル開口250からジェット噴射されることができず、代わりにその特定のノズル開口250のためのノズル再循環抵抗路24を通して導かれ、再循環期間マニフォールド19に戻ってから、補充チャンバ192に付随する補充再循環抵抗路42を出てくるインクと一緒にされて、インク流出管12を通してプリントヘッドアセンブリ10の外に導かれる。
図2はプリントヘッドアセンブリ10内の流体接続を示す。貯槽110からのインクはインク流入管11に入り、(配管1100及びカプラ1105を含む)インク供給系で中継されて、補充チャンバ191に流入する。補充再循環抵抗路42の一端は補充チャンバ191に直列に連結され、補充再循環抵抗路42の他端はインク流出管12に至る流路に連結される。補充チャンバ191はプリントヘッドアセンブリ10の全てのポンピングチャンバ2201に、並列に、インク170を供給する。いくつかのプリントヘッドアセンブリには1024のポンピングチャンバがあり得る。それぞれのプリントヘッドアセンブリのポンピングチャンバの総数はプリントヘッドアセンブリのノズル開口の総数に等しい。それぞれのポンピングチャンバ2201とそれに対応するノズル開口250の間の流体流路は他のポンピングチャンバをそれぞれのノズルに連結する他の流体流路と独立している。言い換えれば、ノズルと同じ数の、多くの、ポンピングチャンバ2201からの独立な平行流体流路がある。それぞれのポンピングチャンバ2201とそれぞれのノズル開口250の間にノズル再循環抵抗路24への流入口がある。この結果、補充チャンバ191からノズル開口250へのそれぞれの流路は特定のノズル再循環抵抗路24を有する。全てのノズル再循環抵抗路は再循環帰還マニフォールド19に直列に連結される。再循環帰還マニフォールド19を出るインクは補充チャンバ191から戻るインクと合わさり、その後、全ての戻りインクはインク流出管12を通ってプリントヘッドアセンブリ10から外に導かれる。
図3A〜3Dはカラー14の詳細を示す。壁体163の貫通孔200がインク流入管11からカプラ1105を通って貫通孔200まで配管1100を流れ下るインクを受け取る。貫通孔200はカラー14内を直進してはいない。代わりに、図3Dに示される断面図に見られるように、カラー14の天面1011にある貫通孔200の開口はカラー14の底面1012にある貫通孔200の開口からオフセットされている。同様に、再循環帰還マニフォールド19及び補充再循環抵抗路42からインクを受け取る貫通孔122の天面開口と底面開口も、図3Cに示されるように、オフセットされている。貫通孔122に入るインクはカプラ1110を通って配管1115に流入してから、インク流出管12を通ってプリントヘッドアセンブリ10の外に出る。(図3Bに示される)カラー14の両側の溝1010はハウジング13の突出リム1008との嵌合に用いられる。上部チャネル1020により、(一般に長い円形ロッドの形状の)カートリッジヒータの挿入が可能になる。カートリッジヒータはそれぞれのアレイモジュール16A〜16Dのそれぞれに入っているインク107の温度を上げるために用いることができる。下部チャネル1030は温度検知のために用いられるサーミスタを挿入することができるスペースを提供する。カラー14のスロット161及び162は、それぞれ2つのインクジェットアレイモジュール(16A〜16D)を収容することができる。
貫通孔200を通ってカラー14に入るインクの流路は以下の通りである。カラー14の底面1012を出ると、インクは一体型再循環マニフォールド15のスロット45に導かれる。スロット45は(図4Cに示される)一体型再循環マニフォールド15の全厚1525を貫通する。一体型再循環マニフォールド15の底面1515には、スロット45から分岐している4本の付加チャネル1521〜1524がある。チャネル1521〜1524のそれぞれはインクジェットアレイモジュール16A〜16Dの1つによって用いられる。スロット45内に導かれるインクはこれらの分枝のそれぞれに等しく分配されて、インクジェットアレイモジュール16A〜16Dに送り出される。これらの分枝のそれぞれの末端に、再循環マニフォールド15の天面1510に垂直に開口する貫通孔44がある。チャネル1521〜1524を流過するインクは貫通孔44を通って一体型再循環マニフォールド15の天面1510から出る。
図1B及び1Dに示されるように、インクジェットアレイモジュール16A〜16Dはスロット161及び162内に取り付けられる。それぞれのアレイモジュールは(図4Eに示される)炭素構体190を有し、炭素構体190には補充チャンバ191が定められる。炭素構体190の底端1640は、アレイモジュール16A〜16Dがカラー14のスロット161及び162に組み込まれたときに一体型再循環マニフォールド15上に載る。図4Eの斜線部は炭素構体190の表面下構造を露わに見せている。インクジェットアレイモジュールの炭素構体190がカラー14のスロット161または162内に組み込まれて一体型再循環マニフィールド15の天面1510に接触すると、炭素構体190の端面1640上のチャネル1530の開口が一体型再循環マニフィールド15の貫通孔44と合わさる。このようにすれば、一体型再循環マニフィールド15の天面1510から出るインクは炭素構体190のチャネル1530に入り、上方に導かれてインク補充チャンバ191に入る。
インクが補充チャンバ191に入ると、3本の流路がとられ得る。いくらかのインクは第1の流路にしたがい、図4Eの図面の面外に流れて、ポンピングチャンバ2201を収めているキャビティプレート212に流入する。いくらかのインクは第2の流路にしたがい、図面の面内に流れてキャビティプレート213に流入する。これらの流路はいずれもインクをノズル開口250またはノズル再循環抵抗路24に送る。
第3のとられ得る流路はインクを補充再循環抵抗路42に送る。インクのこの部分はチャネル1540を通って補充チャンバ191を出る。チャネル1540は炭素構体190の端面1640に開口を有し、再循環マニフォールド15の天面1510の貫通孔414と合わせられる。貫通孔414は一体型再循環マニフォールド15の底面1515において底面1515に定められた4本の分枝1541〜1544の1つに連結される。4つの貫通孔414のそれぞれは4本の分枝1541〜1544のそれぞれ1つに連結される。それぞれのアレイモジュール(16A〜16D)は、スロット161または162内に取り付けられると、インクを補充チャンバから貯槽に戻すために4本の分枝の内の1本を用いる。4本の分枝1541〜1544の全てが、補充再循環マニフォールド420の一部を形成するスロット43に連結される。スロット43は再循環マニフォールド15の全厚1525を貫通して、補充再循環抵抗路42の一端に連結される。補充再循環抵抗路42の他端は、カラー14の貫通孔122と合わせられる貫通孔412に連結される。
図4Fは、炭素構体190,補強プレート210及び211,ポンピングチャンバ2201がその中に定められるキャがティプレート212及び213,メンブラン1740及び1741及びポンピングチャンバ2201のそれぞれに重ねて圧電素子が配置されている圧電プレート1750及び1751の断面図を示す。圧電素子はポンピングチャンバ2201内のインクに圧力を印加し、インクはキャビティプレートの側面開口を流過して(この流路に関するさらなる詳細は[0295001]の明細書に説明されている。この明細書はその全体が本明細書に参照として含められる)、特定のポンピングチャンバに対応する、それぞれのオリフィス1641を通って入る。オリフィス1641は(図1E,1F及び4Fに示される)90°曲げチャネルを、炭素構体190の端面に定められた流出オリフィス1642とともに、有するデセンダー192に開口する。流出オリフィス1642はデセンダー194と合わさるように一体型再循環マニフォールド15上に置かれる。それぞれのインクジェットアレイモジュールには2列のオリフィス1642があり、これらのオリフィス列は、一体型再循環マニフォールド15に定められる、2つの対応するデセンダー430の列と合わせられる。
ポンピングチャンバ2201において加圧されたインクは、次に、一体型再循環マニフォールド15の底面1515を貫通するデセンダー430を通って一体型再循環マニフォールド15の天面1510に入る。インクは次いでデセンダープレート17のデセンダー220を流下して、ノズル再循環プレート20のポート22に入る。ポート22において、インクはノズルプレート21に向けて下方に導かれ得るか、あるいは、インクは、一体型再循環マニフォールド15及びノズル再循環プレート20に印加される真空によって引かれて、V字形流体チャネル24内を流れ得る。ノズルプレート21に向かって流れるインクはプリントヘッドアセンブリ10を出て、ノズル開口250からプリント媒体上に射出される。V字形流体チャネル24に入るインクはデセンダープレート17のアセンダー230に向けて上方に開口するポート23に流入する。図7はこれらの2つのとられ得る流路をかなり詳細に示す。積層体23のデセンダープレート17のデセンダー220を出るインク170はノズル再循環プレート20のポート22に入る。インク170の一部171はノズルプレート21のノズル管249を流下し続けて、ノズル管249内に、ノズルプレート21のノズル開口250の露出側から離れて、メニスカス605を形成する。インク170の一部172はノズル再循環プレート20内に定められるV字形ノズル再循環抵抗路またはチャネル24を通して導かれる。再循環チャネル24はノズル再循環プレート20の天面及び底面のいずれにも開口する。言い換えれば、再循環チャネル24の高さはノズル再循環プレート21の厚さと同じである。デセンダープレート17がチャネル24の上側境界を定め、ノズルプレート21が再循環チャネル24の下側境界を定める。インクの一部172はポート23に達し、デセンダープレート17のアセンダー230に向けて上方に導かれてから、その流路の再循環帰還マニフォールド19(図4B)に入り、プリントヘッドアセンブリ10から出る。インク内の溶剤は、ノズルにおいて再補給されるが、ノズルにおいて含まれている溶存空気は新鮮なインク内に拡散で戻されることで減じられ得る。インクはノズルにおいて物理的に置換される必要はなく、ノズルの直ぐ背後でのインクの再循環による恩恵を受ける。
ポート23の直径2405はポート22の直径2404より小さい。再循環戻り流量は少なく、よってポート23の直径は小さくすることができる。ポート22の直径は、デセンダー構造全体を構成するスタックの他のパーツの開口(例えば、デセンダープレートのデセンダー220)と整合する。ノズル開口250に流入するインクの量に対する流体チャネル24に流入するインクの量の比は、ノズル再循環プレート20に印加される背圧によって決定される。言い換えれば、(ポート22からノズル開口250までの)ジェット噴射路と(ポート22から流体チャネル24までの)再循環回路の間に圧力差がある。メニスカス圧力は一般に1インチ水柱(inwg)(250Pa)であり、再循環圧力は一般に10〜30inwg(2.50〜7.47×10Pa)であって、一般的な10:1〜30:1の間の比を与える。一般に、この比は10より大きくすることができる。再循環回路によって導入される再循環流の存在はプリントヘッドアセンブリに沿うジェット噴射における寄生損失として表れ得る。そのような寄生損失の表徴には、ノズル開口250に送られるインクの速度低下及び(ポート22における流体チャネル24内へのいくらかのインクの転流による)ノズル開口250に送られるインク滴質量の減少を含めることができる。液滴の質量減少及び速度低下の実際の大きさはジェット噴射流路と再循環回路の間の圧力差の変動によって影響を受ける。さらに、再循環回路の存在はジェット間のクロストークも高め得る。それぞれのジェットはそれぞれ自体の再循環抵抗路を有し、再循環流対流は並行して流れ、異なるジェット間で直列にはなっていないが、それでもエネルギーは再循環抵抗路を下って再循環マニフォールドへ、次いで再循環マニフォールドから異なる再循環抵抗路を戻って、異なるジェットに移ることができる。この結果、再循環構造がなければ存在しなかったであろう異なるジェット間の流路が存在してしまう。効率損及びクロストークは、再循環システム(マニフォールド)に入り得る音響エネルギーを低減することにより、最小限に抑えることができる。
再循環回路において、再循環流量を減じ、流体チャネルの直径を縮小することで、圧力差の制御に課せられる要件が弱められ、またジェット間のクロストークの効果も減じられる。(例えば、±xmmのエッチング不確定性として表される)製造精度の限界により、微細流体チャネルを有するより小さな再循環流路はより大きな流体抵抗及び得られる再循環流の変動を受ける。例えば、幅が10μmの流体チャネルに対し、±1μmのエッチング不確定性または許容範囲はその幅に10%の変動を生じさせるであろう。幅が1000μmのより広い流体チャネルと比較すると、±1μmのエッチング不確定性は0.1%の変動しか生じさせないであろう。さらに、積層体23を形成するためのノズル再循環プレート20のデセンダープレート17との接着剤による接合は、細い再循環チャネル内の接着材料の不都合な堆積を生じさせ、これらのチャネルを通るインクの流通を遮断するであろう。
一般に、ノズル再循環プレートには非直線チャネルが形成され、それぞれのチャネルの一端はノズル内に開口し、それぞれのチャネルの他端はノズル再循環プレートから延び出す流路に連結される。装置は、その一方の面から他方の面にインクジェット噴射ノズルの少なくとも一部が貫通するプレート及びプレートに形成されたV字形インク再循環流路を備え、それぞれの流路は対応するインクジェット噴射ノズルのその一部内に開口する一端及びプレートの外部でインク再循環流路に結合するための第2の末端を有する。
発明者等が語「流体抵抗」が用いる場合、発明者等は広く、例えば、流体がチャネルを流過している間に流体に作用する力を含める。いくつかの場合、流体抵抗はチャネルの長さ及び断面積の関数とすることができるパラメータで表すことができる。いくつかの例において、流体抵抗はチャネルの長さが大きくなるにつれて増大し、流体抵抗はチャネルの断面積が大きくなるにつれて減少する。
そのような製造不確定性に対するノズル再循環マニフォールドの感度を最小限に抑えるため、流体チャネルの長さを最大化する(例えば、製造公差の100倍にする)ことができる。上述したように、チャネルの流体抵抗はチャネルの断面積及び長さの関数である。詳しくは、流体抵抗はチャネルの長さに正比例し、チャネルの断面積に反比例する。製造公差に対する流体チャネルの長さの比を大きくする(したがって、チャネルの流体抵抗を高める)ことにより、(断面積の)幅を可能な限り大きくなる(これはチャネルの流体抵抗を低める)、例えば製造公差の5倍になる、ように選んで、長さと断面積の積が所望の流体抵抗を与えることができる。一般に、流体チャネルの高さはノズルマニフォールドプレートの作製に用いられるステンレス鋼板の板厚で決定される、一般に、ステンレス鋼板の厚さは、±15μmのエッチング不確定性または許容範囲に比較して、例えば、±8μmのより厳しい許容範囲で製造される。
V字形チャネル24の幅2401は75μmとすることができる。この寸法は材料厚で決定される。パーツがどのように作製されるかにしたがい、材料厚は一般に51μm以上である。図5Cに示されるように、特定の列52のポート22及び23は縦方向に整列するが、1つの列のポート22の位置と隣の列のポートの位置の間にはオフセット2402がある。オリフィスの2つの列は炭素構体の長さに沿って、オリフィス間隔の1/2の距離だけ、相互にオフセットされる。V字形チャネルの方位も列間で変わる。1つの列53において、V字形チャネルの尖端2410がV字形チャネルの開放端2412の右側にあるが、隣の列52においては、V字形チャネルの尖端2410がV字形チャネルの開放端2412の左側にある。この配置はノズル再循環マニフォールドプレートのスペース節約に役立つ。チャネル24のV字形曲部の角度2401は一般に40°〜60°の間、例えば50°である。一般に、角度2401が大きくなるほど、流体チャネル24は長くなる。ポート間のランド間隔が角度を決定し、ランド間隔の大きさが小さくなるほど、大きな角度が必要になるであろう。角度が5°大きくなると、流体チャネル長は0.2mm短くなる。チャネルの曲率半径2402は0.10mmと0.20mmの間、例えば0.12mmである。曲率半径が小さすぎると(すなわち、角が鋭すぎると)、流体チャネル内で流体の反射が生じ、この結果、流体圧力反射がおこり得る。チャネルのV字形成はランド面積対チャネル面積比を高め、流体チャネルの配置に利用できるノズル再循環プレート20上の限定された面積の最適化に役立つ。ランド面積対チャネル面積比の減少は、ノズル再循環プレート20をデセンダープレートに接合して積層体23を形成するために、与えられた流体抵抗の大きさに対して、ノズル再循環プレート20に塗布される接着剤(例えば、エポキシ樹脂)の量を低減する。流体チャネルのピッチはポート22の(したがって、ノズル開口250の)間隔と同じである。アセンダー230に入るインクは一体化再循環マニフォールド15の底面1515に定められた、その特定のアセンダー列に供する再循環帰還マニフォールド19に入る。いくつかの場合、4つのインクジェットアレイモジュールを収めるプリントヘッドアセンブリには8列のノズル開口250がある(それぞれのインクジェットアレイモジュールは2列のノズル開口を用いる)。8つの再循環帰還マニフォールド19の全てがそれぞれの直交チャネル410及び411に連結される。直交チャネル410及び411のそれぞれは、一体型再循環マニフォールド15の天面1510に開口する、それぞれの貫通孔412及び413を有する。貫通孔412及び413はノズル再循環帰還マニフォールド193の2つの末端を結合し、貫通孔412はカラー14の貫通孔122に合わせられる。先述したように、貫通孔122に入るインクはカプラ1110を通って配管1115に流入してから、インク流出管12を通ってプリントヘッドアセンブリ10の外に出る。貫通孔412も補充再循環マニフォールドからのインクをノズル再循環帰還マニフォールドからのインクと再び一緒にする。
並列に連結され、単一の外部真空源120からの背圧(すなわち、公称負圧)で駆動される、2つの再循環回路、ノズル再循環回路及びインク補充チャンバ再循環回路の使用は、インク補充チャンバ再循環回路によって生じる、ノズルプレート21のノズル開口250において支持されるインク滴のメニスカス圧力における望ましくない圧力揺動を防止するために、大きなインク補充チャンバ内のインク再循環が慎重に制御される必要があることを意味する。一般に、インクはインクジェットアセンブリから公称流量で射出される。再循環流路のノズル端において受ける再循環圧力は、インクが射出されているときの公称流量以下のいかなる流量低下も閾値より小さくなるか、またはインクが射出されていないときの公称負圧の変化が閾値より小さくなるように、あるいはいずれでもあるように、十分に小さい。一般に、ノズル再循環に必要な圧力は、インク補充チャンバ再循環にいかなる付加流体抵抗もない場合にインク補充チャンバ再循環に必要な圧力の5〜10倍である。ノズル再循環流量及び所要圧力が初めに選択され、その後全てのジェットからのノズル再循環流量の和と同様の流量を提供するように補充抵抗路が設計される。補充抵抗路42がインク補充チャンバ191からの戻りインクとインク流出管12の間に組み込まれる場合、抵抗路42は、外部真空源120によって容易に発生され、適度な流れが±20%以内に制御される圧力に維持され得るように、設計することができる。(再循環チャンバ及び全ノズル再循環流路からの)合同再循環流量はジェット噴射流量の約10%または10μcm/秒である。再循環流量を最大ジェット噴射流量のほぼ10%に保つことにより、メニスカス圧力への再循環の効果が最小であることが保証される。x%〜y%の範囲にある再循環流量も有用であろう。すなわち、インク補充チャンバ再循環回路に適切な流体抵抗を挿入することにより、2つの再循環回路内の流体を引くに必要な圧力を等化することができる。言い換えれば、再循環回路のそれぞれにおける流体抵抗がほぼ等しいか、または相互の50%以内であることを保証することにより、ノズル再循環回路及びインク補充チャンバ再循環回路の両方に、ほぼ等しく引く大きな圧力を単一の真空源で印加することができる。再循環流路は、例えば5(dyne/cm)/(cm/秒)の、高抵抗を有することができる。再循環圧力としても知られる、例えば、10〜40インチ水柱(inwg)(2.50〜9.96×10Pa)の間の真空を、ノズル開口250におけるインクのメニスカス圧力に影響を及ぼさずに、真空源120によって引くことができる。そのような再循環圧力は発生が比較的容易(低費用)であり、高抵抗が流量を圧力揺動に対して比較的不感にし、精密制御を不要にする。全ノズル再循環流量の和は補充再循環流量にほぼ等しい。言い換えれば、補充抵抗の値は全ノズル抵抗の等価並列抵抗の値にほぼ等しい。
図8Aはプリントヘッドアセンブリ10内のインク170の様々な流路をまとめた略図である。インク170はインク流入管11を通ってプリントヘッドアセンブリ10に入り、カラー14の貫通孔200に導かれる。貫通孔200は一体型再循環マニフォールド15のスロット45に開口する。スロット42は一体型再循環マニフォールド15の底面1515に定められた4本のチャネル1521〜1524(図8Aには1521だけが示されている)に開口する(図4A〜4Dの詳細を見よ)。チャネル1521〜1524のそれぞれは一体型再循環マニフォールド15の天面1510に対して垂直に開口する貫通孔44に終端する。貫通孔44はインクジェットアレイモジュール16Aの炭素構体190の開口1530と合わせられる。プリントヘッドアセンブリ10は4つのインクジェットアレイモジュール16A〜16Dを収容することができる(図8Aにはインクジェットアレイモジュール16Aの一部だけが示されている)。開口1530はインク補充チャンバ191に至る。インク170は開口1540を通って補充チャンバ191の外に導かれ得る。開口1540は一体型再循環マニフォールド15の底面1515に定められたチャネル1541に開口する貫通孔414に合わせられる。チャネル1541は、マニフォールド15の天面1510に定められた、補充再循環抵抗路42に連結されたスロット43に至る(図8Bにさらに詳細に示される)。補充再循環抵抗路42はカラー14の貫通孔122と合わせられている貫通孔412に終端する。インク170は次いで貫通孔122を通ってインク流出管12に流れて、プリントヘッドアセンブリ10を出る。開口1540を通り、チャネル154,スロット43及び補充再循環抵抗路に入るインク170のインク流路は、補充チャンバの再循環に関わる流路である。
インク再補充チャンバ191においては、いくらかのインク170が補強プレート211の上部に定められた同様の流路から個々のポンピングチャンバ2201を有するキャビティプレート213に、横方向に(図8Aの図面の平面の内外に)、流れる(図8Aには図面の平面から外に流れているインクだけが示されている)。ポンピングチャンバ2201に付随する圧電素子(図示せず)によってインクがジェット噴射されるときに、インク170はポンピングチャンバの下部から押し出されて補強プレート211に定められたオリフィス340に入ってから、オリフィス1641を通って炭素構体190に入る(さらに詳細については図4Eを見よ)。インク170は炭素構体190のデセンダー190内の90°曲部を通り抜けてから、一体型再循環マニフォールド15のデセンダー194に入る(図1E)。インク170は次いでデセンダープレート17のデセンダー220を流過してノズル再循環プレート20のポート22に達する。ここで、いくらかのインク170がノズルプレート21のノズル開口250に導かれ、いくらかのインクはV字形チャネルを流過してポート23に至った後、一体型再循環マニフォールド15の底面1515に定められている再循環帰還マニフォールド19と合わせられた、ノズルプレート17内のアセンダー230に向けて上方に導かれる(図4Bを見よ)。インク170は次いでチャネル411及び193によって貫通孔412に導かれた後、インク流出管を通してプリントヘッドアセンブリ10から排出される。上述した低流量−高抵抗再循環システムはインクジェットアレイモジュール16A〜16Dのノズルスタック(ノズルプレート21,カラー14,デセンダーップレート17)に共通の積層構造を利用することによって実施される。付加層(すなわち、ノズル再循環プレート20)はノズルプレート21と、(それぞれのジェットに1つの)再循環流路を収め、再循環マニフォールドへのポートを提供する、アレイモジュール16A〜16Dの残りの間に挿入される。
他の実施形態も添付される特許請求の範囲内にある。
10 プリントヘッドアセンブリ
11 インク流入管
12 インク流出管
13 ハウジング
14 カラー
15 一体型再循環マニフォールド
16A,16B,16C,16D インクジェットアレイモジュール
17 デセンダープレート
19 再循環帰還マニフォールド
20 ノズル再循環プレート
21 ノズルプレート
22,232 ポート
23 積層体
24 ノズル再循環抵抗路(チャネル)
42 補充再循環抵抗路
44,122,142,143,144,200 貫通孔
45,161,162 スロット
105,109 チューブカプラ
107,170 インク
110 外部インク貯槽
111,112,1100,1115 配管
120 真空源(外部圧力源)
121 真空接続管
155,156 弾力性環形支持体
158 回路基板
166 フレキシブル回路
184 アルミニウムクランプ
190 炭素構体
191 補充チャンバ
192,194,220 デセンダー
193 ノズル再循環帰還マニフォールド
210,211 補強プレート
212,213 キャビティプレート
221 ノズルプレートアセンブリ
230 アセンダー
249 ノズル
250 ノズル開口
600 ノズルプレート
605 メニスカス
606 インク−空気界面
607 ノズル管
1001,1004 円形開口
1008 リム
1010 溝
1014 接着剤
1016 プリントバー
1105,1110 カプラ
1421 帰還流路
1641,1642 オリフィス

Claims (32)

  1. 装置において、
    インクジェットノズルを有するインクジェットアセンブリであって、インクが前記ノズルのそれぞれから基板上に射出されている間はインクが前記それぞれのノズルを通って流れ、前記ノズルからのインクの射出がおこっていないときは前記インクのメニスカスの特性が関わる公称負圧の下で前記インクが前記それぞれのノズル内に保持されるように構成されたインクジェットアセンブリ、
    及び
    再循環流路であって、それぞれが、前記ノズルの1つ内に前記流路が開口するノズル端及び、インクが前記ノズルから前記流路を通って再循環流量で再循環されるように前記公称負圧より低い再循環圧力がかけられるべき、前記ノズル端から隔てられた他の場所を有する再循環流路、
    を有し、
    前記再循環流路のそれぞれが、インクが射出されているときの公称流量以下のいかなる流量低下も閾値より小さくなるようにまたはインクが射出されていないときの前記公称負圧の変化が閾値より小さくなるように、あるいはいずれでもあるように、前記流路の前記他の場所に印加される再循環圧力によって生じる前記流路の前記ノズル端における前記再循環圧力が十分に小さくなるような、流体抵抗を前記ノズル端と前記他の場所の間に有する、
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記公称負圧が、前記それぞれのノズルにおいて流体によって形成されるメニスカス圧力の大きさの10倍より大きいことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記公称負圧が、10〜40インチ水柱(inwg)(2.50〜9.96×10Pa)の間であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記再循環流路が流体を前記インクジェットアセンブリから外部流体貯槽に導くことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記流体抵抗がノズル再循環プレート内に定められることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記流体抵抗のそれぞれが前記ノズル再循環プレート内に定められるV字形チャネルを含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記流体抵抗のそれぞれが5(dyne/cm)/(cm/秒)であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記再循環流路が前記インクジェットアセンブリ内の流体の一部を前記インクジェットノズルから遠ざけることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記再循環流量が前記公称ジェット噴射流量の10%であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記V字形チャネルの長さが[前記チャネルの製造公差]×[第1の倍数]であり、
    前記V字形チャネルの幅が[前記チャネルの製造公差]×[第2の倍数]であって、
    前記第1の倍数が前記第2の倍数よりかなり大きい、
    ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  11. 前記V字形チャネルの曲部における曲率半径が前記曲部における流体反射を防止するに十分に大きいことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  12. 補充チャンバから延びる第2の再循環流路であって、第2の流体抵抗を有する第2の再循環流路、
    をさらに有し、
    前記ノズル端と前記他の場所の間の前記流体抵抗が前記第2の流体抵抗の±50%以内である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 前記補充チャンバが前記インクジェットアセンブリの構体内に定められることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記構体が炭素を含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記第2の再循環流路が流体を前記インクジェットアセンブリの外に導くことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  16. 前記インクジェットアセンブリが一体型再循環マニフォールドをさらに有することを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 前記一体型再循環マニフォールドが前記再循環流路及び前記第2の再循環流路と流通していることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記公称負圧が前記一体型再循環マニフォールドを介して印加されることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 前記ノズルの前記再循環流路と前記第2の再循環流路が流通態様で並列に連結されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  20. 前記インクジェットアセンブリが、
    前記V字形チャネルを含む前記流体抵抗が定められているノズル再循環プレート、
    ノズルプレート、
    デセンダープレート、及び
    カラー、
    をさらに有し、
    前記ノズル再循環プレートが前記ノズルプレートと前記デセンダープレートの間に配置され、
    前記一体型再循環マニフォールドが前記カラーと前記デセンダープレートの間に配置され、
    前記炭素構体が前記一体型再循環マニフォールドと接触している、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  21. 方法において、
    インクジェットアセンブリのインクジェットのノズルのための再循環流路に対する再循環流量を選択する工程、
    前記再循環流路に印加されるべき最大外部圧力を選択する工程、及び
    流体抵抗を有する補充抵抗路を、前記ノズルに対するノズル再循環流量の和と同等の流体流量を前記補充抵抗路から供給するように、設計する工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  22. 前記ノズルのための前記ノズル再循環流路が並列に連結されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記補充抵抗路からの流体流路が前記ノズルからの前記ノズル再循環流路に並列に連結されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記最大外部圧力が10〜40inwg(2.50〜9.96×10Pa)の間であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  25. 方法において、
    インクジェットアセンブリのインクジェットのノズル内の流体の一部をノズルから再循環流路を通して、前記インクジェットアセンブリから隔てられた、貯槽に流れさせる工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  26. 前記流体の前記一部が前記ノズルから射出される前記流体の流量の10%である流量で流れることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 請求項26に記載の方法において、
    補充抵抗路を通して前記流体の第2の部分を導く工程、及び
    前記補充抵抗路を通って流れた前記流体の前記第2の部分を前記インクジェットアセンブリの外に導く工程、
    をさらに含み、
    前記流体の前記第2の部分が、前記流体の前記一部が前記再循環流路を通して導かれる先より上流において、前記補充抵抗路に導かれる、
    ことを特徴とする方法。
  28. 前記補充抵抗路を通る前記流体の前記第2の部分の流量が前記インクジェットアセンブリの前記ノズルからの流量の和の±50%以内であることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記補充抵抗路を通る前記流体の前記第2の部分の流量と前記インクジェットアセンブリの前記ノズルからの流量の和との合同流量が10μcm/秒であることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 方法において、
    ノズル再循環プレートに非直線チャネルを形成する工程、
    を含み、
    前記チャネルのそれぞれの一端がノズル内に開口し、
    前記チャネルのそれぞれの他端が前記ノズル再循環プレートから外に延びる流路に連結される、
    ことを特徴とする方法。
  31. 前記非直線チャネルのそれぞれの長さが[前記チャネルの製造公差]×[第1の倍数]であり、
    前記非直線チャネルの幅が[前記チャネルの製造公差]×[第2の倍数]であって、
    前記第1の倍数が前記第2の倍数よりかなり大きい、
    ことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 装置において、
    インクジェット噴射ノズルの少なくとも一部がその一方の面からその他方の面まで貫通するプレート、及び
    前記プレートに形成されたV字形再循環流路であって、それぞれが、対応するインクジェット噴射ノズルの前記一部内に開口する一端及び前記プレートの外部のインク再循環流路に結合する第ための2の末端を有するV字形再循環流路、
    を有することを特徴とする装置。
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