JP2015504463A - 高ガラス転移点ポリマーのための架橋化合物 - Google Patents

高ガラス転移点ポリマーのための架橋化合物 Download PDF

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Abstract

以下の構造:(式中、RはOH、NH2、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を有する組成物。組成物およびポリマーを含む混合物、混合物を生成させる方法および架橋ポリマーがまた開示されている。

Description

本発明は、架橋した高ガラス転移ポリマーを生成するための、組成物と混合物との架橋を対象にする。
高ガラス転移点ポリマーは多くの高温用途のために有用であった。架橋は、ベースポリマーに比較して、通常、高温性能、強度および化学的耐性を改善する。しかし、所望の高温特性を有するポリマーを生成するための高ガラス温度ポリマーの架橋は、通常、当該技術分野で知られていない。例えば、高ガラス転移点(Tg)ポリマーを架橋する以前の試みでは、ポリマーの熱安定性を譲歩している。これは、反応(硬化)のための所望の温度が200〜450℃の範囲であることができる高Tgポリマーに特に当てはまる。
架橋は、高性能ポリマー材料への要求に取り組む一つの方法として認識されてきた。ポリマーを架橋するために種々の異なるアプローチが過去の試みで使用されてきた。そうした試みの一つは、例えば、米国特許第6、060、170号明細書(本願の譲受人の1人にまた委譲され、そして参照によりその全てを本明細書中に取り込む)内に記載されている。米国特許第6、060、170号明細書は、ポリ(アリーレンエーテル)主鎖上にグラフト化された芳香族基を有するポリ(アリーレンエーテル)ポリマー組成物の使用(それによりグラフトは200℃〜450℃の温度でのポリマーの架橋可能にする)を記載する。米国特許第6、060、170号明細書の限界の一つは、架橋基をグラフト化するためにポリマーを適当な溶媒中に溶解する要求を含むことである。そうした必要なプロセス工程は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等のあるポリマーグラフト化を困難または不可能にする。
米国特許第5、658、994号明細書(本願の譲受人の1人にまた委譲され、そして参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、例えば、架橋それ自体によって、約350℃超の温度への暴露を通して、またはあるいは架橋剤を提供することによって、ポリ(アリーレンエーテル)が架橋する電子産業のための低誘電体中間層としてのポリ(アリーレンエーテル)の使用を記載する。さらに、米国特許第5、658、994号明細書は、フェニルエチニル、ベンゾシクロブテン、エチニル、およびニトリル等の公知の末端キャップ剤を用いてポリマーを末端キャップすることを教示する。米国特許第5、658、994号明細書は、ポリマー鎖の末端にのみ存在する架橋剤により架橋の度合いを制限することを示す。架橋は、末端においてのみ起こり、したがって、ポリマー鎖の中間部分間の架橋はない。限定された程度の架橋の結果は、所望のガラス転移点より低く、化学的耐性の低下、および所望レベル未満の機械的な特性となる。
国際公開第2010/019488号パンフレット(参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、架橋ポリ(アリーレンエーテル)、ポリイミド、ポリ尿素、ポリウレタン、またはポリスルホンのための添加物としてパー(フェニルエチニル)アレーンの使用を開示する。この特許出願は、架橋を開示せず、しかし2つのポリマー間のポリマーネットワーク半相互貫通を利用して改善された特性を提供する。
参照文献:Hedberg、F.L.;Arnold、F.E;J.Polym.Sci.、Polym.Chem.Ed.10(1976)14、2607−19およびBanihashemi、A;Marvel、C.S.;J.Polym.Sci、Polym.Chem.Ed.(1977)15、2653−65(これらのそれぞれについて、参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、ペンダントフェニルエチニル基を有するポリフェニルキノキサリンの調製および2、2’−ジ(フェニルエチニル)ビフェニル部分の分子間環状付加および加熱を介してそれらを熱硬化し、ポリマーのTgを高める9−フェニルジベンズ[a、c]アントラセン部分を生成することを開示する。HedbergおよびBanihashemiは、ポリマー鎖の末端にのみ存在する架橋剤により架橋度が制約される上記の米国特許第5、658、994号明細書に類似する。架橋は末端でのみ起こり、したがってポリマー鎖の中間部分間での架橋はない。限定された程度の架橋の結果は、所望のガラス転移点より低く、化学的耐性の低下、および所望レベル未満の機械的な特性となる。
参照文献:Hergenrother、P.M.;Macromolecules(1981)14、(4)891〜897およびHergenrother、P.M.;Macromolecules(1981)14、(4)898〜904(これらのそれぞれについて、参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、主鎖に沿ったペンダントフェニルエチニル基を含むポリ(フェニルキノキサリン)の調製(これらの材料は高い熱的に安定な熱硬化性のための前駆体を評価するために調整された)を開示する。ペンダントフェニルエチニル基を含むポリ(フェニルキノキサリン)の調製は、ポリ(フェニルキノキサリン)とフェニルエチニル基を含むモノマーとの合成を必要とする。Hergenrotherの文献に開示された合成は複雑であり、そして高価な処理および高価な材料を提供する。
米国特許第5、138、028号明細書および欧州特許出願第443352 A2 910828号明細書(これらのそれぞれについて、参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、ジアリールアセチレンを用いて末端キャップしたポリイミド、ポリアミック酸、ポリアミック酸エステル、およびポリイソイミドの調製を記載する。硬化生成物は、接着剤として、および成形物として電子機器のカプセル化に使用できる。米国特許第5、138、028号明細書および欧州特許出願第443352 A2 910828号明細書は、上記の米国特許第5、658、994号明細書に類似し、ポリマー鎖の末端のみに存在する架橋剤による架橋の程度が限定されている。架橋は、末端においてのみ起こり、したがって、ポリマー鎖の中間部分間の架橋はない。限定された程度の架橋の結果は、所望のガラス転移点より低く、化学的耐性の低下、および所望レベル未満の機械的な特性となる。
国際公開第97/10193号パンフレット(参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、コンピューターチップ等の広範な基材を被覆するのに使用できる種々の多(multi−)フェニルエチニル化合物を開示する。参照文献Zhou,QらのPolym.Preprint(1993)34(1)、193〜4(参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、アセチレンの環化反応を介した炭素ラダーポリマーの調製を記載する。国際公開第97/10193号パンフレットは、ポリマーのin situ生成を開示し、炭素ラダーポリマーは不溶性である。国際公開第97/10193号パンフレットに開示された合成は、複雑であり、そして高価な処理および高価な材料を提供する。さらに、炭素ラダーポリマーの不溶性は、方法の処理能力を実質的に制限する。
米国特許第5、179、188号明細書(参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、二重結合および三重結合を有する反応基を用いて末端キャップされる、米国特許第5、114、780号明細書に記載されたもの等のポリマー(オリゴマー)を記載する。架橋は、末端においてのみ起こり、したがって、ポリマー鎖の中間部分間の架橋はない。限定された程度の架橋の結果は、所望のガラス転移点より低く、化学的耐性の低下、および所望レベル未満の機械的な特性となる。
国際公開第号91/16370パンフレット(参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、架橋可能なフッ素化芳香族エーテル組成物を記載する。国際公開第91/16370号パンフレットは、上記の米国特許第5、658、994号明細書に類似し、ポリマー鎖の末端のみに存在する架橋剤により架橋の度合いにおいて制限されている。架橋は、末端においてのみ起こり、したがって、ポリマー鎖の中間部分間の架橋はない。限定された程度の架橋の結果は、所望のガラス転移点より低く、化学的耐性の低下、および所望レベル未満の機械的な特性となる。さらに、国際公開第91/16370号パンフレットの方法は、分子量の違いに敏感であり、その結果不均一な架橋となる。
国際公開第2010/019488号パンフレット(参照によりその全てを本明細書中に取り込む)は、熱的に架橋されることができるポリマーの調製において使用されるためのフェニルエチニル化モノマーの調製を開示する。開示されたポリマーはフェニルエチニル基を含むモノマーを用いてのみ製造できるので、国際公開第2010/019488号パンフレットに開示された方法は、限定された数の好適なポリマーを有するプロセスを開示する。
500℃までの温度等の高温において熱安定性を有するポリマー材料への技術的な要求がある。熱的に安定な、架橋ポリマーシステムを生成する高ガラス転移ポリマーを架橋する方法および組成物が、技術的に望ましい。
例示的な態様では、本開示は、以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、Rは、OH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を有する組成物を含む。
別の例示的な態様では、本開示は、組成物とポリマーとを含む混合物を含む。この組成物は、以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、Rは、OH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む。ポリマーは、少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーである。この混合物は、組成物とポリマーとの実質的に均質なブレンドである。
別の例示的な態様では、本開示は、ポリマーブレンドを製造するための方法を含む。この方法は、以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、Rは、OH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む組成物を提供する工程を含む。ポリマーは、少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーで提供される。組成物とポリマーとは、実質的に均質な混合物を生成するように混合される。
別の例示的な態様では、本開示は、架橋ポリマーを含む。架橋ポリマーは、組成物とポリマーとの反応生成物である。このポリマーは、以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、Rは、OH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物である。このポリマーは、少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーである。
図1は、例1中で調製されたCr(acac)aを有するTHF中でのジオール1の定量的13C NMRスペクトルを示す。
図2は、例1中で調製されたTHF中でのジオール1の定量的H NMRスペクトルを示す。
図3は、例2中で調製されたCr(acac)hを有するDMF中でのジオール2の定量的13C NMRスペクトルを示す。
図4は、例2中で調製されたTHF中でのジオール2の定量的H NMRスペクトルを示す。
高温において熱安定性を有するポリマー材料並びに高ガラス転移ポリマーを架橋して熱的に安定な、架橋ポリマーシステムを生成する方法および組成物が提供される。特に、本開示の組成物は、架橋することが難しいか、または架橋可能でないと考えられていた高ガラス転移ポリマーを架橋する。本開示による架橋した高ガラス転移点ポリマーは、260℃超、400℃超または約500℃まで、または500℃超の温度において熱的に安定である。本開示による組成物は、改質されていないポリマーと共に使用できる。500℃までの熱安定性を有するポリマーは、適用の範囲内における有用性に関して、製造される物品に好機を提供する。500℃までの熱安定性を有するポリマー部分を必要とする多数の製品用途がある。本開示のある態様は、高い架橋密度を含む。高い架橋密度を有することによって、生成されるポリマーのガラス転移点は本来的に増加し、そして溶媒に暴露した場合の膨潤に対する敏感性が低下する。ポリマーに架橋部分をグラフト化することによるポリマーの改質と比較して、改質されていない架橋ポリマーに架橋添加物を加えて架橋を達成する利点がある。例えば、本開示による方法と異なり、ポリマーの改質は、通常、ポリマーを適当な溶媒に溶解し、架橋部分のポリマーへの化学的グラフト化が行えるようにすることを必要とする。
本開示のある態様において、硬化組成物は、高ガラス転移点(Tg)ポリマー等の芳香族基を含有するポリマーを架橋させるために使用できる、多くの(multi-)(9H−フルオレン−9−オール−9−イル)アレーン誘導体架橋化合物を含む。高ガラス転移点(Tg)ポリマーの例は、ポリスルホン、ポリイミド、ポリアミド、ポリ(エーテルケトン)、ポリ尿素、ポリウレタン、ポリフタルアミド、ポリアミドイミド、アラミド、ポリ(ベンズイミダゾール)を含む。形成された架橋は、好ましくは約500℃までの温度で熱的に安定である。高Tgポリマーを架橋するための架橋化合物は、以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、RはOH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を含む。約10、000未満の分子量は、全体的な構造がポリマーとさらに混和性となることを可能にし、そしてポリマーと架橋剤とのブレンド内に(ほとんどまたは全くドメインを有さない)一様な分布を可能にする。
硬化組成物中に含まれる好適な化合物は、以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、xは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む。組成物中に存在する架橋のための他の好適な構造は、以下の構造:
Figure 2015504463
および
Figure 2015504463
の1種または2種以上を含むがこれらに限られない。
本開示の態様による架橋化合物を生成するために、限定されないが、例えば、ハロゲン化アレーンは、ハロゲンをリチウムと交換するためにアルキルリチウムを用いて処理されることができ、次に9−フルオレノンが加えられる。酸の添加の後で、架橋化合物が生成される。架橋化合物を生成する例示的な方法を下記に示す:
Figure 2015504463
本開示のある態様では、架橋した高ガラス転移点ポリマーが、架橋化合物と熱的に安定な高Tg芳香族ポリマーとを含む組成物の混合物から生成される。この組成物はポリマーと混合されて、均質な混合物を生成する。このポリマーは、少なくとも1種の芳香族基を含み、そして以下の構造:
−(O−Ar−O−Ar−O−)−(−O−Ar−O−Ar−O)
(式中、Ar、Ar、Ar、およびArは、同一または異なるアリール基であり、mは0〜1であり、nは1−mであり;ポリスルホン;ポリイミド;ポリアミド;ポリ(エーテルケトン);ポリ尿素;ポリウレタン;ポリフタルアミド;ポリアミドイミド;アラミド;およびポリ(ベンズイミダゾール)である。)のポリマー繰り返し単位を含むポリ(アリーレンエーテル)ポリマーの1種または2種以上から選択できる。
ポリマー中への架橋化合物のブレンドを種々の方法で行うことができる。1種のそうした方法は、共通の溶媒中にポリマーおよび架橋化合物の両方を溶解すること、次に非溶媒の蒸発または添加を介して溶媒を除去し、ポリマーと架橋化合物との共沈殿を起こすことである。例えば、ポリマーとしてポリ(アリーレンエーテル)および架橋化合物としてジオール−1(下記例を参照のこと)の場合、両者に好適な共通の溶媒は、テトラヒドロフランであり、非溶媒は水であることができる。これらの場合において、共通の溶媒が存在しないかまたは不便である場合には、押出機、ボールミル、またはサイログラインダー(cyrogrinder)中でのブレンド等の代わりとなるブレンド手順が必要である。不充分な硬化が混合工程中に生じないように、この混合工程は約250℃を超えない混合中の温度において好ましくは達成される。機械的混合においては、生じる混合物は、均一の架橋を得るために均質である。
250℃超、例えば、約250℃〜約500℃の温度に混合物を暴露することによって、混合物を硬化させる。
理論に拘束されることを望まないが、250℃超の温度において、架橋化合物のヒドロキシル官能基が添加物の残余から解離して、芳香族ポリマーのFriedel−Craftsアルキル化を受けることができるカルボカチオンを与え、結合形成を生じると考えられる。この工程を添加物中の他のヒドロキシル部分で繰り返して架橋を形成し、そしてこれを下記に示す:
Figure 2015504463
例1.ジオール−1架橋化合物の調製
41.82g(0.1275モル)量の(4−ブロモフェニル)エーテルを、750mLのテトラヒドロフラン(THF)中に溶解させ、そしてドライアイス/アセトン浴を用いて−78℃に冷却した。この溶液を静的な窒素の雰囲気下で維持した。300mL(0.51モル)量のペンタン溶液中1.7Mのtert−ブチルリチウムを64℃未満に温度が維持されるようにして加えた。添加の後で、この溶液を−78℃において攪拌した。冷却浴を除去し、そして45.95g(0.255モル)量の9−フルオレノンを加えた。この溶液を一晩攪拌した。10mL量の氷酢酸を次に加えた。溶液中のゲルを真空濾過によって除いた。溶媒を回転エバポレーターの助けにより40℃で溶液から除去した。残留した油を300mLのアセトンに溶解し、次に2800mLのヘキサンに溶解した。生成した沈殿物を濾過により単離した。単離収率は64.27g(95%)であった。全体の反応を次に示す:
Figure 2015504463
生成させたジオール1(上記のC3826化合物)は、図1に示すような13C NMRを与えた。このジオール1は、図2に示すような1H NMRを与えた。
例2.ジオール2架橋化合物の調製
26.52g(0.085mol)量の4、4’−ブロモビフェニルを500mLのテトラヒドロフラン(THF)に溶解させ、そしてドライアイス/アセトン浴を用いて−78℃に冷却した。この溶液を静的な窒素の雰囲気下で維持した。200mL(0.34mol)量のペンタン溶液中1.7Mのtert−ブチルリチウムを−64℃未満に温度が維持されるようにして加えた。添加の後で、この溶液を−78℃において攪拌した。冷却浴を除去し、そして30.63g(0.17mol)量の9−フルオレノンを加えた。この溶液を一晩攪拌した。10mL量の氷酢酸を次に加えた。溶液中のゲルを真空濾過によって除いた。溶媒を回転エバポレーターの助けにより40℃で溶液から除去した。残留した油を200mLのアセトンに溶解し、次に1400mLのヘキサンに溶解した。生成した沈殿物を濾過により単離し、シクロヘキサン中での再結晶後の単離収率は43.74g(95%収率)であった。全体の反応を次に示す。
Figure 2015504463
生成させたジオール2(上記のC3826化合物)は、図3に示すような13C NMRを与えた。このジオール2は、図4に示すような1H NMRを与えた。
例3.高Tgポリマーを有するジオール1架橋化合物と硬化物との溶液ブレンド
ジオール1架橋化合物とポリマーとのブレンドを表1中に示した濃度で調製した。使用した全体の手順としては、ジオール1架橋化合物およびポリマーを示された溶媒中に溶解させ、表1中に示されたように溶媒を除去した。
Figure 2015504463
完全に溶解させた後で、調製したままのポリマー/ジオール1 THF溶液を、ミキサーを使用して1:4の体積比で、脱イオン水中で沈殿させた。沈殿物した粒子を、Whatman1フィルター紙を使用して真空濾過により集めた。集めた粒子を真空下で120℃/17時間、真空オーブン内で乾燥させた。
Figure 2015504463
硬化手順1:硬化サイクル、すなわち、室温から400℃にかけて、20/10/20℃の割合での加熱/冷却/加熱において、N環境下でDSCセル中に調製したままのブレンドを入れ、ガラス転移Tgを2番目の加熱で決定した。硬化手順2:Nパージ下でAR−2000レオメーターの平行プレート中に調製したままのブレンドから冷間圧縮したペレットを入れ、熱サイクル、すなわち、5℃/分傾斜で320から400℃へ、そして400℃で30分間保持を行い、上記と同じ手順を用いてDSC分析のためのサンプルを直ちに取り出した。硬化手順3:調製したままのブレンドを、以下の条件:8g量のポリマー/架橋剤ブレンドを13.97cm(5.5インチ)長×1.27cm(0.5インチ)幅の型内に入れ、そして0.3トンの圧力下で圧縮した。成形を周囲温度で開始し、そして398.88℃(750°F)にし、圧力を650°Fで0.5トンに増加させ、そして750°Fの温度に到達するまで保持し、次に型が550°Fに到達するまで冷間プレス内で0.7トンの圧力下で冷却させた。最終の圧縮厚みは約0.317cm(0.125インチ)であった。成形したままのバーでのガラス転移を、AR−2000を使用してDMA試験により(N環境下5℃/分の傾斜で室温から350℃までのtanδによって決定した)および上記と同じ手順を使用してOSCにより決定した。
例4.高Tgポリマーを有するジオール1架橋化合物と硬化物との機械的曲げ
ジオール1架橋化合物とポリマーとのブレンドを、表3に示す濃度で調製した。ブレンドのために使用した全体の手順としては、ジオール1架橋化合物およびポリマーを、クリヨミキサー(cryoblender)(Spexからの6870冷却機/粉砕機)の中で、以下の粉砕手順:サイクル:3、予備冷却:10分、稼働時間:3分、冷却時間:2分、速度:12CPSを使用して混合した。硬化したブレンドの特性を表4にまとめる。
Figure 2015504463
Figure 2015504463
硬化手順1:硬化サイクル、すなわち、室温から400℃にかけて、20/10/20℃の割合での加熱/冷却/加熱において、N環境下でDSCセル中に調製したままのブレンドを入れ、ガラス転移Tgを2番目の加熱で決定した。硬化手順2:Nパージ下でAR−2000レオメーターの平行プレート中に調製したままのブレンドから冷間圧縮したペレットを入れ、熱サイクル、すなわち、5℃/分傾斜で320から400℃へ、そして400℃で30分間保持を行い、上記と同じ手順を用いたDSC分析のためのサンプルを直ちに取り出した。硬化手順3:調製したままのブレンドを、以下の条件:8g量のポリマー/架橋剤ブレンドを13.97cm(5.5インチ)長×1.27cm(0.5インチ)幅の型内に入れ、そして0.3トンの圧力下で圧縮した。成形を周囲温度で開始し、そして398.88℃(750°F)にし、圧力を650°Fで0.5トンに増加させ、そして750°Fの温度に到達するまで保持し、次に型が550°Fに到達するまで冷間プレス内で0.7トンの圧力下で冷却させた。最終の圧縮厚みは約0.317cm(0.125インチ)であった。成形したままのバーでのガラス転移を、AR−2000を使用してDMA試験により(N環境下5℃/分の傾斜で室温から350℃までのtanδによって決定した)および上記と同じ手順を使用してOSCにより決定した。
例5.高Tgポリマーを有するジオール2架橋化合物と硬化物との機械的ブレンド
ジオール2架橋化合物とポリマーとのブレンドを、表5に示した濃度で調製した。ブレンドに使用した全体の手順としては、ジオール2架橋化合物とポリマーとを、クリヨミキサー(cryoblender)(Spexからの6870冷却機/粉砕機)の中で、以下の粉砕手順:サイクル:3、予備冷却:10分、稼働時間:3分、冷却時間:2分、速度:12CPSを使用して混合した。硬化したブレンドの特性を表6にまとめる。
Figure 2015504463
Figure 2015504463
硬化手順1:硬化サイクル、すなわち、室温から400℃にかけて、20/10/20℃の割合での加熱/冷却/加熱において、N環境下でDSCセル中に調製したままのブレンドを入れ、ガラス転移Tgを2番目の加熱で決定した。硬化手順2:Nパージ下でAR−2000レオメーターの平行プレート中に調製したままのブレンドから冷間圧縮したペレットを入れ、熱サイクル、すなわち、5℃/分傾斜で320から400℃へ、そして400℃で30分間保持を行い、上記と同じ手順を用いたDSC分析のためのサンプルを直ちに取り出した。硬化手順3:調製したままのブレンドを、以下の条件:8g量のポリマー/架橋剤ブレンドを13.97cm(5.5インチ)長×1.27cm(0.5インチ)幅の型内に入れ、そして0.3トンの圧力下で圧縮した。成形を周囲温度で開始し、そして398.88℃(750°F)にし、圧力を650°Fで0.5トンに増加させ、そして750°Fの温度に到達するまで保持し、次に型が550°Fに到達するまで冷間プレス内で0.7トンの圧力下で冷却させた。最終の圧縮厚みは約0.317cm(0.125インチ)であった。成形したままでのガラス転移を、AR−2000を使用してDMA試験により(N環境下5℃/分の傾斜で室温から350℃までのtanδによって決定した)および上記と同じ手順を使用してOSCにより決定した。
本発明を好ましい態様を参照して記載したが、本発明の範囲を離れることなく種々の改変がなされることができ、そしてそれらの要素において均等物が作られることができることを当業者は理解するであろう。さらに、それらの本質的な精神を離れることなく本発明の教示に特別な状況または材料を適合させるために多くの改変を行うことができる。したがって、この発明を行うために熟考された最良の形態として開示された特定の態様に限定されないが、付属の請求項の範囲内にある全ての態様を含むであろうことを意図する。
本発明を好ましい態様を参照して記載したが、本発明の範囲を離れることなく種々の改変がなされることができ、そしてそれらの要素において均等物が作られることができることを当業者は理解するであろう。さらに、それらの本質的な精神を離れることなく本発明の教示に特別な状況または材料を適合させるために多くの改変を行うことができる。したがって、この発明を行うために熟考された最良の形態として開示された特定の態様に限定されないが、付属の請求項の範囲内にある全ての態様を含むであろうことを意図する。
(態様1)
以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、Rは、OH、NH 、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む、組成物。
(態様2)
該架橋化合物が、
Figure 2015504463
および
Figure 2015504463
からなる群から選択される構造を有する、態様1に記載の組成物。
(態様3)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様1に記載の組成物。
(態様4)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様1に記載の組成物。
(態様5)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様1に記載の組成物。
(態様6)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様1に記載の組成物。
(態様7)
以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、RはOH、NH 、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む組成物と、
少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーと、
を含む混合物であって、
該混合物が、該組成物と該ポリマーとの実質的に均質なブレンドである、混合物。
(態様8)
該ポリマーが、以下の構造:
−(O−Ar −O−Ar −O−) −(−O−Ar −O−Ar −O)
(式中、Ar 、Ar 、Ar 、およびAr は、同一または異なるアリール基であり、mは0〜1であり、nは1−mであり;ポリスルホン;ポリイミド;ポリアミド;ポリ(エーテルケトン);ポリ尿素;ポリウレタン;ポリフタルアミド;ポリアミドイミド;アラミド;ポリ(ベンズイミダゾール);およびそれらの組み合わせである。)のポリマー繰り返し単位を含むポリ(アリーレンエーテル)ポリマーからなる群から選択される、態様7に記載の混合物。
(態様9)
該混合物が、該組成物と該ポリマーとの共沈殿ブレンドである、態様7に記載の混合物。
(態様10)
該混合物が、該組成物と該ポリマーとの共蒸発ブレンドである、態様7に記載の混合物。
(態様11)
該混合物が、該組成物と該ポリマーとの機械的混合されたブレンドである、態様7に記載の混合物。
(態様12)
該架橋化合物が、
Figure 2015504463
および、
Figure 2015504463
からなる群から選択される構造を有する、態様7に記載の混合物。
(態様13)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様7に記載の混合物。
(態様14)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様7に記載の混合物。
(態様15)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様7に記載の混合物。
(態様16)
該架橋化合物が、該以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様7に記載の混合物。
(態様17)
以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、RはOH、NH 、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む組成物を提供する工程と、
少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーを提供する工程と、
該組成物と該ポリマーとを混合して実質的に均質の混合物を生成する工程と、
を含む、ポリマーブレンドの製造方法。
(態様18)
該ポリマーが、以下の構造:
−(O−Ar −O−Ar −O−) −(−O−Ar −O−Ar −O)
(式中、Ar 、Ar 、Ar 、およびAr は、同一または異なるアリール基であり、mは0〜1であり、nは1−mであり;ポリスルホン;ポリイミド;ポリアミド;ポリ(エーテルケトン);ポリ尿素;ポリウレタン;ポリフタルアミド;ポリアミドイミド;アラミド;ポリ(ベンズイミダゾール);およびそれらの組み合わせである。)のポリマー繰り返し単位を含むポリ(アリーレンエーテル)ポリマーからなる群から選択される、態様17に記載の方法。
(態様19)
該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを溶媒中に溶解して溶液を生成させること、該溶液を非溶媒に加えること、そして該組成物と該ポリマーとを共沈殿させて実質的に均質な混合物を生成させること、とを含む、態様17に記載の方法。
(態様20)
該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを溶媒中に溶解して溶液を生成させることと、該溶液から該溶液を蒸発させて実質的に均質な混合物を生成させることと、を含む、態様17に記載の方法。
(態様21)
該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを溶媒中に溶解して溶液を生成させることと、該溶液から該溶液を蒸発させて実質的に均質な混合物を生成させることと、を含む、態様17に記載の方法。
(態様22)
該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを機械的にブレンドして該実質的に均質な混合物を生成させることを含む、態様17に記載の方法。
(態様23)
該機械的にブレンドすることが、押出機、ボールミル、またはサイログラインダー中で行われる、態様22に記載の方法。
(態様24)
該架橋化合物が、
Figure 2015504463
および、
Figure 2015504463
からなる群から選択される構造を有する、態様17に記載の方法。
(態様25)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様17に記載の方法。
(態様26)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様17に記載の方法。
(態様27)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様17に記載の方法。
(態様28)
該架橋化合物が、以下の構造:
Figure 2015504463
を有する、態様17に記載の方法。
(態様29)
以下の構造:
Figure 2015504463
(式中、Rは、OH、NH 、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む組成物と、
少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーと、
の反応生成物を含む、架橋ポリマー。
(態様30)
該ポリマーが、以下の構造:
−(O−Ar −O−Ar −O−) −(−O−Ar −O−Ar −O)
(式中、Ar 、Ar 、Ar 、およびAr は、同一または異なるアリール基であり、mは0〜1であり、nは1−mであり;ポリスルホン;ポリイミド;ポリアミド;ポリ(エーテルケトン);ポリ尿素;ポリウレタン;ポリフタルアミド;ポリアミドイミド;アラミド;ポリ(ベンズイミダゾール);およびそれらの組み合わせである。)のポリマー繰り返し単位を含むポリ(アリーレンエーテル)ポリマーからなる群から選択される、態様29に記載の架橋ポリマー。
(態様31)
該反応生成物が熱硬化される、態様29に記載の架橋ポリマー。
(態様32)
該反応生成物が、約250℃超の温度に加熱されて熱硬化される、態様31に記載の架橋ポリマー。
(態様33)
該反応生成物が放射線硬化される、態様29に記載の架橋ポリマー。
(態様34)
該反応生成物が、マイクロ波、赤外、紫外、および電子ビームからなる群から選択される放射線に暴露されることにより放射線硬化される、態様33に記載の架橋ポリマー。
(態様35)
該反応生成物が260℃超の温度において熱的に安定である、態様29に記載の架橋ポリマー。
(態様36)
該反応生成物が400℃超の温度において、熱的に安定である、態様29に記載のポリマー。

Claims (36)

  1. 以下の構造:
    Figure 2015504463
    (式中、Rは、OH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む、組成物。
  2. 該架橋化合物が、
    Figure 2015504463
    および
    Figure 2015504463
    からなる群から選択される構造を有する、請求項1に記載の組成物。
  3. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項1に記載の組成物。
  4. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項1に記載の組成物。
  5. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項1に記載の組成物。
  6. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項1に記載の組成物。
  7. 以下の構造:
    Figure 2015504463
    (式中、RはOH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む組成物と、
    少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーと、
    を含む混合物であって、
    該混合物が、該組成物と該ポリマーとの実質的に均質なブレンドである、混合物。
  8. 該ポリマーが、以下の構造:
    −(O−Ar−O−Ar−O−)−(−O−Ar−O−Ar−O)
    (式中、Ar、Ar、Ar、およびArは、同一または異なるアリール基であり、mは0〜1であり、nは1−mであり;ポリスルホン;ポリイミド;ポリアミド;ポリ(エーテルケトン);ポリ尿素;ポリウレタン;ポリフタルアミド;ポリアミドイミド;アラミド;ポリ(ベンズイミダゾール);およびそれらの組み合わせである。)のポリマー繰り返し単位を含むポリ(アリーレンエーテル)ポリマーからなる群から選択される、請求項7に記載の混合物。
  9. 該混合物が、該組成物と該ポリマーとの共沈殿ブレンドである、請求項7に記載の混合物。
  10. 該混合物が、該組成物と該ポリマーとの共蒸発ブレンドである、請求項7に記載の混合物。
  11. 該混合物が、該組成物と該ポリマーとの機械的混合されたブレンドである、請求項7に記載の混合物。
  12. 該架橋化合物が、
    Figure 2015504463
    および、
    Figure 2015504463
    からなる群から選択される構造を有する、請求項7に記載の混合物。
  13. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項7に記載の混合物。
  14. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項7に記載の混合物。
  15. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項7に記載の混合物。
  16. 該架橋化合物が、該以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項7に記載の混合物。
  17. 以下の構造:
    Figure 2015504463
    (式中、RはOH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む組成物を提供する工程と、
    少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーを提供する工程と、
    該組成物と該ポリマーとを混合して実質的に均質の混合物を生成する工程と、
    を含む、ポリマーブレンドの製造方法。
  18. 該ポリマーが、以下の構造:
    −(O−Ar−O−Ar−O−)−(−O−Ar−O−Ar−O)
    (式中、Ar、Ar、Ar、およびArは、同一または異なるアリール基であり、mは0〜1であり、nは1−mであり;ポリスルホン;ポリイミド;ポリアミド;ポリ(エーテルケトン);ポリ尿素;ポリウレタン;ポリフタルアミド;ポリアミドイミド;アラミド;ポリ(ベンズイミダゾール);およびそれらの組み合わせである。)のポリマー繰り返し単位を含むポリ(アリーレンエーテル)ポリマーからなる群から選択される、請求項17に記載の方法。
  19. 該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを溶媒中に溶解して溶液を生成させること、該溶液を非溶媒に加えること、そして該組成物と該ポリマーとを共沈殿させて実質的に均質な混合物を生成させること、とを含む、請求項17に記載の方法。
  20. 該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを溶媒中に溶解して溶液を生成させることと、該溶液から該溶液を蒸発させて実質的に均質な混合物を生成させることと、を含む、請求項17に記載の方法。
  21. 該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを溶媒中に溶解して溶液を生成させることと、該溶液から該溶液を蒸発させて実質的に均質な混合物を生成させることと、を含む、請求項17に記載の方法。
  22. 該混合する工程が、該組成物と該ポリマーとを機械的にブレンドして該実質的に均質な混合物を生成させることを含む、請求項17に記載の方法。
  23. 該機械的にブレンドすることが、押出機、ボールミル、またはサイログラインダー中で行われる、請求項22に記載の方法。
  24. 該架橋化合物が、
    Figure 2015504463
    および、
    Figure 2015504463
    からなる群から選択される構造を有する、請求項17に記載の方法。
  25. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項17に記載の方法。
  26. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項17に記載の方法。
  27. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項17に記載の方法。
  28. 該架橋化合物が、以下の構造:
    Figure 2015504463
    を有する、請求項17に記載の方法。
  29. 以下の構造:
    Figure 2015504463
    (式中、Rは、OH、NH、ハロゲン化物、エステル、アミン、エーテル、またはアミドであり、そしてxは2〜6であり、そしてAは約10、000未満の分子量を有するアレーン部分である。)を有する架橋化合物を含む組成物と、
    少なくとも1種の芳香族基を含むポリマーと、
    の反応生成物を含む、架橋ポリマー。
  30. 該ポリマーが、以下の構造:
    −(O−Ar−O−Ar−O−)−(−O−Ar−O−Ar−O)
    (式中、Ar、Ar、Ar、およびArは、同一または異なるアリール基であり、mは0〜1であり、nは1−mであり;ポリスルホン;ポリイミド;ポリアミド;ポリ(エーテルケトン);ポリ尿素;ポリウレタン;ポリフタルアミド;ポリアミドイミド;アラミド;ポリ(ベンズイミダゾール);およびそれらの組み合わせである。)のポリマー繰り返し単位を含むポリ(アリーレンエーテル)ポリマーからなる群から選択される、請求項29に記載の架橋ポリマー。
  31. 該反応生成物が熱硬化される、請求項29に記載の架橋ポリマー。
  32. 該反応生成物が、約250℃超の温度に加熱されて熱硬化される、請求項31に記載の架橋ポリマー。
  33. 該反応生成物が放射線硬化される、請求項29に記載の架橋ポリマー。
  34. 該反応生成物が、マイクロ波、赤外、紫外、および電子ビームからなる群から選択される放射線に暴露されることにより放射線硬化される、請求項33に記載の架橋ポリマー。
  35. 該反応生成物が260℃超の温度において熱的に安定である、請求項29に記載の架橋ポリマー。
  36. 該反応生成物が400℃超の温度において、熱的に安定である、請求項29に記載のポリマー。
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