JP2015504128A - 渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ - Google Patents

渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2015504128A
JP2015504128A JP2014548644A JP2014548644A JP2015504128A JP 2015504128 A JP2015504128 A JP 2015504128A JP 2014548644 A JP2014548644 A JP 2014548644A JP 2014548644 A JP2014548644 A JP 2014548644A JP 2015504128 A JP2015504128 A JP 2015504128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
orifice
common rail
fuel
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014548644A
Other languages
English (en)
Inventor
クン ユ・ドク
クン ユ・ドク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hyundai Doosan Infracore Co Ltd
Original Assignee
Doosan Infracore Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Doosan Infracore Co Ltd filed Critical Doosan Infracore Co Ltd
Publication of JP2015504128A publication Critical patent/JP2015504128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/02Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively
    • F02M63/0225Fuel-injection apparatus having a common rail feeding several injectors ; Means for varying pressure in common rails; Pumps feeding common rails
    • F02M63/0275Arrangement of common rails
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/162Means to impart a whirling motion to fuel upstream or near discharging orifices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/04Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
    • F02M61/08Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series the valves opening in direction of fuel flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • F02M61/1806Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

本発明は、渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタに関するもので、ハウジングの下端部にオリフィスが設けられたチップを備え、このチップは、カップ形状のノズル部を手段として上部を閉鎖するが、ノズル部は、円筒形状の側壁面、この側壁面の上部を仕上げる平坦な形状のベース、及び中空部とオリフィスとを連通する1つ以上のノズルホールを備え、このノズルホールは、オリフィスと接線方向に形成され、燃料を渦巻き方式で噴射する。【選択図】図2

Description

本発明は、コモンレールインジェクタに関し、特に、燃焼室の内部に燃料を渦巻き(swirl)方式で噴射可能なノズルを備えたコモンレールインジェクタに関する。
一般に、コモンレールシステム(common rail system)は、高圧ポンプのエンジン制御部の統制下、コモンレールから燃料を供給され、この燃料をエンジンの燃焼室の内部に噴射可能な1つ以上のインジェクタを備えている。
特に、コモンレールシステムのインジェクタは、エンジンの性能向上と共に燃費向上のために、燃料の微粒化(atomization)及び粒子大きさのより精密な制御が可能である必要がある。このようなコモンレールインジェクタは、特許文献1に示されている。
特許文献1に記載のコモンレールインジェクタは、周知のように、ハウジング、燃料ライン、ノズルニードル及びノズルから構成される。
従来の技術に係るコモンレールインジェクタは、ハウジングの内部にノズルニードルを収容し得る内部空間が設けられている。また、ハウジングの内部空間においてノズルニードルが往復移動することが可能である。燃料供給ラインを介してインジェクタの内部に供給された燃料は、ノズルニードルの上昇でハウジングの下端部に位置したオープンノズルを貫通して燃焼室に噴射される。
このような構造を有するコモンレールインジェクタは、ハウジングの下端部に多数のノズルが設けられている。多数のノズルは、ハウジングの下端部で放射状に貫通形成され、燃料を燃焼室内に直射(straight spray)方式で高圧噴射する。
また、ノズルは、全般的に、円筒形の直管又は漏斗状の断面形状でハウジングの下端部に形成される。ノズルの入口より出口に近づくほど、縮小管の形態で可変できることを特徴としている。
それで、従来のコモンレールインジェクタでは、直管又は縮小管形態の断面を通過する燃料を加速化し、かつ燃料の微粒化を促進させることができるようになる。
このようなコモンレールインジェクタでは、上述のように燃料を直射方式で吹き付けるが、直射方式で吹き付けられた燃料の一部は、燃焼室の内部において吸入空気と十分に接触しなくなる。
また、直射方式の燃料噴射は、燃焼室の形状と正確に一致することができず、高速で噴射される燃料の特性上、燃焼室の内部に流入される吸入空気と混合されず、燃焼室の内部壁と衝突するようになる。
従って、燃料が燃焼室の内部に衝突して冷却され、これにより、不完全燃焼されて煤(soot)が生成されるようになる。煤が燃焼室の内部に付着すると、エンジンの性能低下を引き起こすことがある。
このような燃料の直射方式を補完するため、特許文献2では、噴射燃料を渦巻き方式で供給し得る内燃機関用渦巻き噴射インジェクタが示されている。
特許文献2に記載のインジェクタにおいては、ニードルの外周面上に螺旋状溝が形成されている。また、インジェクタは、高圧で供給される燃料を、ニードルに形成された螺旋状溝に沿って移動し、円筒形状の排出オリフィスを通って燃焼室の内部へ噴射するようになる。この時、燃料は、螺旋状溝を通過しながら渦巻きで流動するようになるが、ニードルの上昇で開放された円筒形状の排出オリフィスに噴射される燃料は、圧力降下(pressure drop)現象を誘発し、燃焼室内部へ広く拡散し難くなる。
また、ニードルの螺旋状溝に沿って噴射される燃料は、ニードルの先端と円筒形状の排出オリフィスとの間の空間においても渦巻き方式で噴射されるが、これは、円筒形状の排出オリフィスの流入部において相当な衝突の発生が予想され、このような衝突は、燃料の噴射速度を低下させると共に渦巻きの流動を低減させるという問題点を持っている。
従って、上述の問題点を解決するため、現在、当業界の熟練者等により、燃焼室内部への燃料の拡散を図ると共に燃料の液滴をより微粒化させ得る方法を講じることが行われている。
大韓民国公開特許第10−2005−0070393号公報 米国特許第6,510,836号公報
本発明が解決しようとする技術的課題は、インジェクタの構造的な変更を最小化し、かつ燃料を燃焼室の内部に広く拡散させることができるコモンレールインジェクタを提供することにある。
なお、本発明が解決しようとする技術的課題は、上記の課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、後述する説明から、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、明確に理解できるだろう。
上記のような目的を達成するための本発明に係る渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタは、中空部、この中空部で上下方向に往復移動するノズルニードル、及びその下端部にオリフィスを有するチップを備え、燃焼室の内部へ燃料を噴射する。
特に、本発明のチップは、カップ形状のノズル部を手段として上部を閉鎖するが、ノズル部は、円筒形状の側壁面、この側壁面の上部を仕上げる平坦な形状のベース、及び中空部とオリフィスとを連通する1つ以上のノズルホールが設けられ、このノズルホールは、オリフィスと接線方向に形成され、燃料を渦巻き方式で噴射することを特徴とする。
本発明において、オリフィスは、好ましくは、その上部から下部まで漸次直径が増大するような拡大管の形態を有する円錐形状の断面で形成される。
本発明において、ノズルホールは、側壁面の上端に穿孔されている。
特に、本発明のノズルホールは、側壁面の円柱方向に沿って等間隔で配列され、燃料の均一な噴射を可能にする。
これと共に、本発明において、ノズルホールがオリフィスに向かって下方に傾斜するように配列される。また、ノズルホールは、オリフィスとの接線方向が、このインジェクタの中心軸から放射状方向、即ち、接線方向から90°をなす角度まで、オリフィスまで穿孔される。
なお、本明細書及び請求の範囲で使用される用語は、通常かつ辞典的な意味に限定して解釈されてはいけず、発明者が当該発明を最善の方法で説明するため用語を適切に定義することができるという原則に即して、本発明の技術的思想に符合する概念及び意味に解釈すべきである。
以上、本発明によれば、燃焼室の内部に燃料を渦巻き方式で噴射させることができる。
また、本発明によれば、渦巻き方式で燃料を噴射するインジェクタを手段として、燃料が燃焼室の内部に空気と効率的に混合されることで、燃焼能率を向上させることができる。
更に、本発明によれば、高速で渦を巻く燃料の粒子を更に微粒化させることで、エンジンの完全燃焼を助ける。
図1は、本発明の第1の実施例に係るコモンレールインジェクタの概略的な断面図である。 図2は、図1における円弧部の拡大図である。 図3は、図2におけるA−A線に沿った断面図である。 図4は、本発明の第2の実施例に係るコモンレールインジェクタの一部を拡大した図である。
本発明の利点及び特徴、並びに、その達成方法については、添付の図面及び後述の詳細な実施例を参照すれば、明確に理解できる。
なお、本明細書中、同じ参照符号は、同一の構成要素を指し、従来の技術と同様な構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本発明に係る渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタについて添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るコモンレールインジェクタの概略的な断面図であり、図2は、図1における円弧部(A)を拡大した図である。
本発明の第1の実施例に係るコモンレールインジェクタ1は、ハウジング10と、この下端部にはノズルが設けられている。
本発明のインジェクタ1は、具体的に、ハウジング10、燃料ライン11、中空部12、ノズルニードル13及びノズル部20で構成されている。
特に、本発明に係るインジェクタ1は、燃焼室(図示せず)内に突出配置される自由端部にノズル部20を備えている。自由端部は、通常、インジェクタのチップ(tip)14と呼ぶこともできる。
ハウジング10は、中空の円筒形状を呈し、その下端部、即ち、チップ14にノズル部20が設けられている。ハウジング10は、中空部12から軸方向に垂直に往復移動可能に設けられたノズルニードル13を収容する。
燃料ライン11は、燃料供給ラインに沿ってコモンレールで供給される燃料を、本発明に係るインジェクタ1へ供給する。
既述のように、燃料ライン11に沿ってハウジング10の内部に供給された燃料は、ノズルニードル13の上昇・下降によって、ノズルホール23を開放・閉鎖することで、燃焼室への燃料供給を制御する。
インジェクタ1は、ノズル部20の上部に配列された1つ以上のノズルホール23を手段として、前記燃料ライン11へ流入された燃料を、燃焼室の内部に渦巻き方式で噴射することができる。
図2を参照して、本発明のノズル部20は、チップ14の中心と同心軸をなして配置される。
特に、チップ14は、その中央に円筒形状のオリフィス141を形成し、オリフィス141の上側部は、ノズル部20で仕上げられる。選択的に、オリフィス141は、上部から下部まで漸次直径が増大するような円錐形状の断面を提供することができる。
円錐形状の断面を有するオリフィス141は、渦巻き方式の燃料噴射を改善して、燃焼室の内部に空気の流動方向、例えば、渦巻き方式で流動する空気と効率的に混合される。
換言すれば、渦巻き方式で噴射される燃料と渦巻き方式で流動する空気との混合が最適に行われることで煤のような排出ガスを低減することが可能となる。
上述のように、ノズル部20は、インジェクタ1の下端部に位置する一方、燃料の噴射を保障し得るノズルホール23を有している。ノズル部20は、円筒形状の側壁面21と、平坦なベース22とからなっている。
ノズル部20の側壁面21は、オリフィス141の上端に配置され、好ましくは、ノズル部20の側壁面21とオリフィス141を限るチップ14の内部側面は、一体に形成され、耐久性を向上させることができる。
ノズル部20は、円筒形状の側壁面21の上部を平坦なベース22で閉鎖し、下部を開放したカップ形状を呈している。
また、ノズル部20は、ハウジング10の内部に充填された燃料を外部に向かって高速で噴射し得るノズルホール22が、その側壁面21に設けられている。ノズルホール22は、側壁面21の上端に穿孔され、好ましくは、ベース22の下部に位置する。
図3は、図2のA−A線に沿った断面図であって、ノズル部20の平坦なベース22を除いた状態が示されている。
ノズルホール23は、ノズル部20(図2参照)の側壁面21を貫通する。換言すれば、ノズルホール23は、オリフィス141とハウジングの中空部12(図2参照)とを連通する。
ノズルホール23は、従来のようにオリフィス141の中心軸から外側方向に向かって放射状に管の形態で形成されないが、その代わりに、オリフィス141の接線方向に沿うように側壁面21を貫通して形成されている。
このような接線方向のノズルホール23は、ノズルニードル13(図2参照)の上昇により開放され、その後、ノズルホール23で形成された流路に沿って、燃料がオリフィス141へ流出される。
この時、燃料は、オリフィス141と接線方向に進入するため、チップのオリフィス141の内周面に沿って流れながら渦巻き方式で噴射されることができる。矢印は、燃料の移動方向を示している。
ノズルホール23は、図3に示されるように、側壁面21に6つのノズルホールが穿孔されているが、これに制限されず、噴射される燃料の流量と渦巻きの強さに応じて可変的に穿孔することができる。
選択的に、ノズルホール23は、側壁面21の円柱方向に等間隔で配列されることができる。これにより、渦巻き方式で噴射される燃料を均一に燃焼室の内部に拡散させることができる。
特に、ノズルホール23では、オリフィス141の接線方向から放射状方向に角度を大きくするほど渦巻きの強さは漸次減少される。従って、ノズルホール23は、燃料の渦巻き程度を調節するため、オリフィス141に対するノズルホール23の入射角度を可変させることができる。例えば、ノズルホール23は、オリフィス141の接線方向から90°(即ち、接線方向と直角をなす)まで穿孔されることができる。
図4は、本発明の第2の実施例に係るコモンレールインジェクタの下部を拡大したもので、第1の実施例のコモンレールインジェクタとノズル部20を除いて同じ構成を有しているため、重複する内容を省略する。
図示のように、ノズル部20は、インジェクタの下端部に位置するが、円筒形状の側壁面21と、平坦なベース22と、燃料の流動経路を提供するノズルホール23とからなっている。
特に、本発明の第2の実施例に係るノズル部20は、下向きに傾斜したノズルホール23を備えている。即ち、ノズルホール23は、側壁面21を横切って管形状で形成されるが、軸方向、換言すれば、オリフィス141に向かって下方に傾斜している。
傾斜したノズルホール23は、燃焼室内部への燃料の進入をより容易化することができ、下方に噴射される燃料への渦巻き作用を助ける。
以上、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明してきたが、本発明が属する技術分野の当業者であれば、本発明は、その技術的思想や必須な特徴を変更することなく他の具体的な形態に変更して実施可能であることが理解できる。
従って、上述した実施例は、あくまでも例示に過ぎず、限定的に解釈されるものではないことを理解されたい。また、本発明の範囲は、後述する特許請求の範囲により示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその等価な概念から導出される全ての変更又は変形した形態は、本発明の範囲に属するものと解釈すべきである。
本発明に係る渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタは、渦巻き方式で燃料を噴射することで、排ガスの低減と共に燃焼効率の向上を図るコモンレールシステムに適用することが可能である。
1 インジェクタ
10 ハウジング
11 燃料ライン
12 中空部
13 ノズルニードル
14 チップ
20 ノズル部
21 側壁面
22 ベース
23 ノズルホール
141 オリフィス
図2を参照して、本発明のノズル部20は、チップ14の中心と同心軸をなして配置される。
特に、チップ14は、その中央に円筒形状のオリフィス141を形成し、オリフィス141の上側部は、ノズル部20で仕上げられる。選択的に、オリフィス141は、上部から下部まで漸次直径が増大するような円錐形状の断面を提供することができる。
円錐形状の断面を有するオリフィス141は、渦巻き方式の燃料噴射を改善して、燃焼室の内部に空気の流動方向、例えば、渦巻き方式で流動する空気と効率的に混合される。
換言すれば、渦巻き方式で噴射される燃料と渦巻き方式で流動する空気との混合が最適に行われることで煤のような排出ガスを低減することが可能となる。
上述のように、ノズル部20は、インジェクタ1の下端部に位置する一方、燃料の噴射を保障し得るノズルホール23を有している。ノズル部20は、円筒形状の側壁面21と、平坦なベース22とからなっている。
ノズル部20の側壁面21は、オリフィス141の上端に配置され、好ましくは、ノズル部20の側壁面21とオリフィス141を限るチップ14の内部側面は、一体に形成され、耐久性を向上させることができる。
ノズル部20は、円筒形状の側壁面21の上部を平坦なベース22で閉鎖し、下部を開放したカップ形状を呈している。
また、ノズル部20は、ハウジング10の内部に充填された燃料を外部に向かって高速で噴射し得るノズルホール23が、その側壁面21に設けられている。ノズルホール23は、側壁面21の上端に穿孔され、好ましくは、ベース22の下部に位置する。

Claims (7)

  1. 中空部12;前記中空部12で上下往復移動するノズルニードル13;及び下端部にオリフィス141を有するチップ14;を備えたハウジング10;を含んで構成され、燃焼室の内部に燃料を噴射するコモンレールインジェクタにおいて、
    円筒形状の側壁面21、前記側壁面21の上部を仕上げる平坦なベース22、及び、前記中空部12と前記オリフィス141とを連通する1つ以上のノズルホール23が設けられ、カップ形状を有するノズル部20;を含み、
    前記ノズルホール23は、前記オリフィス141と接線方向に形成され、前記チップ14は、前記ノズル部20を手段として上部を閉鎖することを特徴とする渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ。
  2. 前記オリフィス141は、その上部から下部まで漸次直径を増大させた円錐形状の断面を有する請求項1に記載の渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ。
  3. 前記ノズルホール23は、前記側壁面21の上端に穿孔される請求項1に記載の渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ。
  4. 前記ノズルホール23は、前記側壁面21の円柱方向に沿って等間隔で配列されている請求項1に記載の渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ。
  5. 前記燃料は、渦巻き噴射方式で吹き付けられる請求項1に記載の渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ。
  6. 前記ノズルホール23は、前記オリフィス141に向かって下方に傾斜している請求項1に記載の渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ。
  7. 前記ノズルホール23は、前記オリフィス141との接線方向と、この接線方向から直角方向との間で形成される請求項1に記載の渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ。
JP2014548644A 2011-12-21 2012-08-31 渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ Pending JP2015504128A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020110139390A KR20130071909A (ko) 2011-12-21 2011-12-21 와류 분사형 노즐을 구비한 커먼 레일 인젝터
KR10-2011-0139390 2011-12-21
PCT/KR2012/006992 WO2013094845A1 (ko) 2011-12-21 2012-08-31 와류 분사형 노즐을 구비한 커먼 레일 인젝터

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015504128A true JP2015504128A (ja) 2015-02-05

Family

ID=48668700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014548644A Pending JP2015504128A (ja) 2011-12-21 2012-08-31 渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20140352666A1 (ja)
EP (1) EP2796706A4 (ja)
JP (1) JP2015504128A (ja)
KR (1) KR20130071909A (ja)
CN (1) CN104011371A (ja)
WO (1) WO2013094845A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101695092B1 (ko) * 2015-06-04 2017-01-10 주식회사 현대케피코 니들 흔들림 방지구조를 가지는 인젝터
DE102022118982A1 (de) 2022-07-28 2024-02-08 BRANDENBURGISCHE TECHNISCHE UNIVERSITÄT COTTBUS-SENFTENBERG, Körperschaft des öffentlichen Rechts Injektorzündkerze

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62158157U (ja) * 1986-03-31 1987-10-07
JPH0235963U (ja) * 1988-08-29 1990-03-08
JPH109094A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Shin A C Ii:Kk ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズル
US20010048035A1 (en) * 1998-04-08 2001-12-06 Gunter Dantes Fuel injection valve and a method for installing a fuel injection valve
JP2002357169A (ja) * 2001-03-29 2002-12-13 Denso Corp 燃料噴射装置
KR20050070393A (ko) * 2003-12-30 2005-07-07 현대자동차주식회사 커먼 레일 인젝터의 노즐 구조

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR505777A (fr) * 1919-11-05 1920-08-06 Louis Renault Buses de pulvérisation pour injection de combustible dans les moteurs à combustion
DE3013007C2 (de) * 1980-04-03 1994-01-05 Bosch Gmbh Robert Einspritzventil für Kraftstoffeinspritzanlagen von Brennkraftmaschinen
DE19815775A1 (de) * 1998-04-08 1999-10-14 Bosch Gmbh Robert Drallscheibe und Brennstoffeinspritzventil mit Drallscheibe
JP3854447B2 (ja) * 2000-06-05 2006-12-06 三菱電機株式会社 燃料噴射装置および燃料噴射装置の設計方法
KR100424806B1 (ko) * 2000-06-15 2004-03-30 주식회사 포스코 전로 연와 강제 냉각장치
US6510836B2 (en) 2000-07-03 2003-01-28 Murad M. Ismailov Swirl injector for internal combustion engine
DE10251697A1 (de) * 2002-11-06 2004-05-19 Robert Bosch Gmbh Dosiereinrichtung
JP4034263B2 (ja) * 2003-12-25 2008-01-16 三菱電機株式会社 燃料噴射弁及びスワラー製造方法
JP4636004B2 (ja) * 2006-11-10 2011-02-23 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射弁
KR20080012982A (ko) * 2007-12-20 2008-02-12 티디케이가부시기가이샤 내부 전극을 가지는 전자 부품의 제조 방법

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62158157U (ja) * 1986-03-31 1987-10-07
JPH0235963U (ja) * 1988-08-29 1990-03-08
JPH109094A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Shin A C Ii:Kk ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズル
US20010048035A1 (en) * 1998-04-08 2001-12-06 Gunter Dantes Fuel injection valve and a method for installing a fuel injection valve
JP2002503313A (ja) * 1998-04-08 2002-01-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 燃料噴射弁及び燃料噴射弁を組み立てる方法
JP2002357169A (ja) * 2001-03-29 2002-12-13 Denso Corp 燃料噴射装置
KR20050070393A (ko) * 2003-12-30 2005-07-07 현대자동차주식회사 커먼 레일 인젝터의 노즐 구조

Also Published As

Publication number Publication date
CN104011371A (zh) 2014-08-27
EP2796706A4 (en) 2015-07-15
US20140352666A1 (en) 2014-12-04
KR20130071909A (ko) 2013-07-01
WO2013094845A1 (ko) 2013-06-27
EP2796706A1 (en) 2014-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4233754B2 (ja) 加圧渦流型燃料噴射器の平頭ニードル
JP5682631B2 (ja) 燃料噴射弁
CN107076007B (zh) 带有用于在具有低压缩比的双区燃烧室中生产燃料混合物的双锥角的直喷式内燃机及其使用方法
KR20090058429A (ko) 인젝터의 와류 분무 노즐장치
CN107956619B (zh) 一种单孔雾化喷油器及其旋流雾化结构
CN100470129C (zh) 用于将燃料/水混合物喷入燃烧器燃烧室的装置
CN105332840A (zh) 一种利用空化射流强化实现预混燃烧的方法
JP2015504128A (ja) 渦巻き噴射型ノズルを備えたコモンレールインジェクタ
EP2907999B1 (en) Fuel injection valve
CN101368740A (zh) 闭式脉动离心喷油嘴
JP2013249826A (ja) 燃料噴射弁、及び内燃機関の燃料噴射装置
US20120223164A1 (en) Nozzle assembly for an injection valve and injection valve
CN104662283B (zh) 内燃机的燃料喷射系统
JP4302744B2 (ja) 燃料噴射装置
JP2014047698A (ja) 燃料噴射弁
CN108005817B (zh) 一种夹气块装置、燃油喷射系统及方法
CN114370362A (zh) 液体喷射喷嘴
CN106286056A (zh) 燃料喷射喷嘴
CN201092922Y (zh) 一种涡旋伞喷喷油嘴偶件
CN101382109B (zh) 直喷式柴油机喷油器及进气道
CN109642534B (zh) 燃料喷射喷嘴
CN109944728A (zh) 一种螺旋式喷嘴
JP5593796B2 (ja) 燃料噴射ノズルおよび直接噴射式燃料噴射弁
CN105484919B (zh) 一种微扰动外扩型喷孔的喷油嘴
CN104929837B (zh) 一种气液两态混合喷射的柴油喷油嘴

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150723

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151124