JP2015503943A - 骨プレート設計を生成する技術 - Google Patents

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Abstract

骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する、コンピューターにより実行される技術が提供される。この技術を実行する方法は、骨の形状データに基づき、骨モデルをディスプレイ装置上に視覚化する工程と、骨モデルに対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、プレートに特有の設計特性を表すプレート設計データを導き出す工程と、少なくともプレート設計データ及び一つ以上の汎用プレートパラメーターから、骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する工程とを含む。【選択図】 図9

Description

本開示は、一般的に、骨プレートの形式による外科用インプラントに関する。特に、コンピューターにより実行される設計、及び、骨プレートの製造を可能にする技術が提示される。この技術は、方法、装置又はコンピュータープログラム製品の形式で実行することができる。
従来の骨プレートは、限定された種類のみで利用可能だった。特定の骨のタイプのために、一つ以上の汎用的な骨プレートが提供されていた。外科医は、例えば特定の骨折の状態に依存して、骨折固有の必要性に応じて、手動で汎用的な骨プレートをカスタマイズしなければならなかった。このようなカスタマイズは、典型的には骨の形状にプレートを適合する曲げ操作とプレートの長さを調節する切断操作を含んでいた。
今日、骨プレートは特定の骨のタイプのために提供されるだけではなく、骨折の個々のタイプのために多様な設計で提供される。更に、骨プレートは患者固有のデータに基づいて設計される。これに関して、US 6,978,188 B1は、患者の人体構造を表す医療イメージデータに基づき、骨再建用プレートの輪郭を形成する方法を開示している。再建用プレートは、一般に、骨の部分の除去によって生じた骨の間隙を覆う(例えば、架橋する)ために使用される。骨の間隙は患者の別の骨から得られた骨材によって埋めても良く、再建用プレートは、加えられた骨材が残った骨と一体化する間、除去された骨の部分の荷重がかかる。
US 6,978,188 B1の骨プレートの輪郭を形成するアプローチは、医療イメージデータに基づく、除去された骨の部分の3次元的な表面再現を含む。この3次元的な表面再現は、患者の人体構造に適合するように輪郭形成された骨プレートのテンプレートの表現を作成するために使用される。最終工程で、このテンプレートは迅速なプロトタイピングプロセスを用いて製造される。カスタマイズされた輪郭を伴って製造されたテンプレートは、インプラントに又はインプラント可能なプレートの手術前の事前輪郭形成に使用されることができる。
骨プレートのようなインプラントを設計する、コンピューターにより実行される別の技術は、US 2009/0149977 A1から公知である。この技術は、インプラントが仮想モデル内において理想的に位置合わせされるまで、外科医が患者の人体構造、インプラント又はその両方の仮想モデルを操作することを可能にする患者固有のデータを視覚化することを含む。インプラントの仮想イメージを設計、修正又は操作するために、人体構造の仮想モデルとのインタラクションが起こる。具体的には、最初の段階で、人体構造の仮想モデルが変更される。次の段階で、仮想プレートのリストから標準的な骨プレートが選択され、変更された仮想モデル上の所望する位置に配置される。次いで、選択された標準的な骨プレートは、骨の変位量及び変更された仮想モデルの表面輪郭に合致するように自動的に適合される。
US 6,978,188 B1及びUS 2009/0149977 A1で提案されたプレート設計のアプローチは、多くの場合、手術室での外科医による実質的なカスタマイズ操作をいまだに必要とすることが明らかになっている。更に、この欠点は、骨プレートの設計が予め決められた標準的な骨プレートに基づくところが大きいという事実に少なくとも部分的に起因し得ることが明らかになっている。
本開示の目的は、先行技術の設計プロセスの欠点を克服した、骨プレートを設計する技術を提供することである。
一つの態様によると、骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する、コンピューターにより実行される方法が提供され、この方法は、骨の形状データに基づき、骨モデルをディスプレイ装置上に視覚化する工程と、骨モデルに対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、プレートに特有の設計特性を表すプレート設計データを導き出す工程と、少なくともプレート設計データ及び一つ以上の汎用プレートパラメーターから、骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する工程とを含む。
骨プレート設計は、一例として、患者の特定の需要に応じた(この場合、形状データは患者固有の形状データであり得る)、及び/又は、特定の骨折タイプの治療等の汎用的な需要により新しい骨プレートのタイプを作成することに際した(この場合、形状データは汎用的な形状データであり得る)、骨プレートの定義に関する。すなわち、本技術は、患者固有の骨プレートの定義を含むが、それに限定されるものではない。
プレート設計データを導き出す工程は、ポインター及び骨モデルの間の関係を決定することを含む。例として、骨モデルに対するポインターの位置又は投影が決定される。ポインターは、骨モデルに相対的にグラフィカル形式でディスプレイ装置上に表示されても良い。
ユーザーインタラクション信号の生成を可能にする、ユーザーが操作可能な入力装置(マウス、キーボード、トラックボール、タッチスクリーン等)が提供されても良い。ユーザーが操作可能な入力装置は、ディスプレイ装置上での骨モデルに対するポインターの位置決定を可能にすることもできる。ユーザーインタラクション信号は、ポインターの位置を決めるために用いられるのと同様の入力装置を用いて、又は、別の入力装置を用いて生成されても良い。
一つの実施形態において、ポインターと骨モデルの間の関係は、ユーザーインタラクション信号が(例えば、マウスボタンのクリック又はキーボードのキーを打つことによって)生成された時点で決定される。この場合、ユーザーインタラクション信号は、(ディスプレイ装置上で及び/又は骨モデルの座標系において)選択された関係で骨モデルに対してユーザーがポインターを動かしたことを示す。
プレート設計データを導き出す工程は、一つ以上の点を骨モデルに対して相対的に決定することを含んでも良い。例えば、個別の点はポインターと骨モデルの間の特定の関係から決定されても良い。そのため、特定の点は骨モデルに対するポインターの位置又は投影に相当し得る。それぞれの個別の点のために個別のユーザーインタラクション信号が生じ得る。
この一つ以上の点がプレート設計データに含まれても良い。更に、この一つ以上の点は骨モデル及び形状データのうち少なくとも一つに関連づけられた座標系において決定されても良い。一例において、プレート設計データもまたその座標系又はそこから導き出された座標系に与えられる。
この一つ以上の点は、(例えば、骨モデル又は形状データによって定められるように)骨の表面上に位置するように導き出されても良い。これに関して、骨モデルは表面モデルの形式で実現されても良く、又は、少なくとも対応する表面データを含んでも良い。一例において、骨表面上での特定の点の位置は、(例えば、ユーザーインタラクション信号に応答して)ポインターの位置を骨表面上に投影することによって導き出される。
この一つ以上の点は、ディスプレイ装置上で骨モデルに対して相対的に視覚化されても良い。更に、この一つ以上の点の操作がディスプレイ装置上に視覚化されても良い。この操作は少なくとも点の消去、挿入及び移動のうち少なくとも一つを含んでも良い。プレート設計データはその操作に従って適合されても良い。
一つの実施形態において、この一つ以上の点は、一つ以上の固定孔の中心位置又は骨プレート設計の(プレートセグメントの位置又は方位等の)別の特徴を表す。このような実施形態において、この一つ以上の点は、一つ以上の対応する固定孔又は別の特徴を表すグラフィック表示の形式によって視覚化されても良い。例えば、特定の点は×印、リング又は円の形式で視覚化されても良く、この×印、リング又は円の中心はその点を示す。
二つ以上の点の系列に基づき、曲線を決定しても良い。この曲線は、ポリゴン曲線、スプライン又は単純な線(例えば直線)であっても良い。一つの実現例において、この曲線は、(例えば1次元、2次元又は3次元的な)ユーザーインタラクションを介して操作されても良い。
この曲線は、骨プレートの、又は、骨プレートの一つ以上のプレートセグメントの(例えば全体的な)延長を表しても良い。更に、プレート設計データは、骨プレート設計の又は一つ以上のプレートセグメントの延長を示す曲線データを含んでも良い。
本方法は、前記曲線をディスプレイ装置上に視覚化する工程を更に含んでも良い。更に、視覚化された曲線は、前記一つ以上の点の又は曲線の操作に応答して適合されても良い。対応するプレート設計データはそれに対応して適合されても良い。
プレート設計データ及び骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットのうち少なくとも一つは、形状データに基づき、導き出されても良く、又は、生成されても良い。形状データは縮尺を有する(すなわち縮尺に関連づけられた)形式で提供されても良い。このような実施形態において、プレート設計データは、形状データの縮尺を引き継ぐように導き出されても良い。形状データはメートル法の又は非メートル法の単位を用いて縮尺をとられても良い。
プレート設計データの導出及び/又は骨プレート設計を定めるデータセットの生成に関して、形状データは、骨プレート設計の面外の曲げ及びねじれのうち少なくとも一つを定めるように分析されても良い。この形状データの分析は、プレート設計データによって定められた位置で実行されても良い。
前記一つ以上の汎用プレートパラメーター及び/又はプレート設計データは、下記のプレート特性、すなわち、骨プレートの固定孔の数、骨プレートの固定孔の幾何学的特性(例えば寸法)、骨プレートのセグメントの数、骨プレートのセグメントの幾何学的特性、骨プレートの局所的及び全体的な厚さのうち少なくとも一つ、骨プレートの局所的及び全体的な幅のうち少なくとも一つ、骨プレートの局所的及び全体的な長さのうち少なくとも一つのうち、少なくとも一つを定めても良い。本方法は、一つ以上の幾何学的なプレートパラメーターを編集することを可能にするように構成されたソフトウェアベースのパラメーター編集機能を提供することを更に含んでも良い。
本方法は、プレート設計データに基づき、プレートモデルを視覚化することを更に含んでも良い。プレートモデルは、骨プレートの全表現又は(例えば、骨プレートの延長を模式的に表す直線的又は非直線的曲線の形式による)その模式的表現を含んでも良い。
骨プレートは二つの固定孔(又は二つの固定孔の複数組)及びその二つの固定孔を連結するプレートセグメント(例えば、棒状部)(又はそれぞれの組の二つの固定孔を連結する複数のセグメント)を含んでも良い。本方法は、骨モデル及び/又はプレートモデルに対して相対的な、セグメントの幾何学的特性を定めることを可能にしても良い。セグメントの幾何学的特性の定義は、セグメントの長さ、幅、厚さ、方向及び曲率のうち少なくとも一つの定義を含んでも良い。
セグメントを表す、二つの固定孔の間の連結線をディスプレイ装置上に視覚化しても良い。更に、本方法はセグメントの幾何学的特性を定めるために連結線の操作を可能にしても良い。結果として得られた連結線は前述した曲線の一部又はその曲線それ自体であっても良い。
一つの実施形態において、骨は少なくとも一つの欠損した又は除去された骨の部分を含んでおり、骨プレートは、以前に欠損した又は除去された骨の部分によって占められていた骨の間隙に対して少なくとも部分的に延びるように適合されても良い。このように骨モデルは骨再建用プレートの形式で実現されても良い。そのため、骨再建用プレートは骨の間隙を架橋するように構成されても良い。ソフトウェアベースの切除ツールが、骨モデルに対するユーザーインタラクションを表すユーザーインタラクション信号に応答して、切除データを定めるように構成されるように提供されても良い。切除データは、除去される骨の部分を示す一つ、又は二つ以上の切除面を定めても良い。
更に、欠損した又は除去された骨の部分のための再建データが生成されても良い。再建データの生成は、例えば、手書き図による、骨移植による、ミラーリングによる、統計的形状モデルによる、又はそれらの任意の組み合わせによる仮想再建を含んでも良い。骨プレート設計を定めるデータセットは、更に、生成された再建データから生成されても良い。例えば、骨の間隙の領域における骨プレートの輪郭は、再建データから決定されても良い。
骨プレート設計を定めるデータセットは、骨の間隙に延びる第1のプレート部分が骨の間隙に隣接する第2のプレート部分の一部に対して骨の間隙中にオフセットされるように、生成されても良い。従って、第1のプレート部分は、以前に欠損した又は除去された骨の部分によって占められていた空間内に延長しても良い。
骨プレート設計を定めるデータセットを生成する工程は、形状データ、及び、任意的に再建データの処理を含んでも良い。形状データ及び任意的な再建データの処理は下記の幾何学的特性、すなわち、(例えば骨に面した側の)骨プレートの輪郭、(二つの固定孔等の)二つのプレート特徴の間の距離、一つ以上の面内の曲げ、プレートのねじれ、一つ以上の面外の曲げ、(例えば、プレートセグメントの)一つ以上の局所的な幅、全体的な幅、(例えば、プレートセグメントの)一つ以上の局所的な長さ及び全体的な長さのうち少なくとも一つを定めるように実行されても良い。
この形状データは、(例えば、コンピューター断層撮影(CT)、又は任意の方式で)医療イメージングによって得られたものであっても良く、データファイルの形式で与えられても良い。形状データは、患者固有のものであっても良く(結果として、骨プレート設計もまた患者固有のものになる)、又は、汎用的なものであっても良い。汎用的な形状データは、例えば、複数の患者からの患者固有の形状データの一組を処理する(例えば、平均する)ことによって得られる。例えば、形状データはSTL又はDigital Imaging and Communications in Medicine(DICOM)データである。
更なる態様によると、骨プレートのための幾何学的データを処理する、コンピューターにより実行される方法であって、非平面状の骨プレートの設計を幾何学的に定めるデータセットを受け取る工程と、非平面状の骨プレートの展開された状態を2次元で定める、処理された幾何学的データを生成するように、データセットを処理する工程とを含むことを特徴とする方法が提供される。
数学的な意味において、展開された状態とは、非平面状の骨プレートの2次元における展開と見なされ得る。非平面状の骨プレートの展開された日付を定める処理された幾何学的データを生成することに関連して処理されたデータセットが、汎用的な又は患者固有の骨プレート設計を定めることができることに注目すべきである。
本方法は、処理された幾何学的データに基づいて、平面版の骨プレートを更に製造することを含んでも良い。これに関して、コンピューター支援製造(Computer Aided Manufacturing,CAM)及び/又はラピッドプロトタイピング(Rapid Prototyping,RP)を含む多様な製造技術を使用することができる。骨プレートは(チタン等の)金属様材料又は(PMMA、PEEK、Medpor(登録商標)等の)任意のポリマーから製造されても良い。
本方法は、プレート設計を幾何学的に定めるデータセットに基づき、平面版の骨プレートを、面外の曲げ及びねじれのうち少なくとも一つを達成するように曲げることを更に含んでも良い。曲げは、適切なロボットツールを用いて、コンピューター制御方式で実行されても良い。平面版の骨プレートは、少なくとも一つの面内の曲げを含んでも良い。
上記で説明したように、骨プレートは骨再建用プレートであっても良い。これに加えて、又は、これに代わって、骨プレートは、頭蓋骨、顔面骨及び下顎骨のうち少なくとも一つに、又は、肢部の骨に固定されるように構成されても良い。骨プレートは下顎用の再建用プレートであっても良い。
更に、ここで開示されたいずれかの方法は、ワークフロー主導で実施されても良い。従って、ユーザーはソフトウェアによって実行されるワークフローに沿って、本方法の一つ以上の工程を進めても良い。
更に、コンピューター装置で、又は、接続されたコンピューター装置の組で実行されたときに、ここで提示された方法及び方法の態様のいずれかの工程を実施するプログラムコードの部分を含むコンピューター製品が提供される。このコンピューター製品は、一つ以上のコンピューター可読記録媒体に保存されても良い。
更に、骨の形状データに基づき、骨モデルを視覚化するように適合されたディスプレイ装置と、骨モデルに対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、プレートに特有の設計特性を表すプレート設計データを導き出すように適合された少なくとも一つのプロセッサとを含む骨プレート設計のための装置であって、この少なくとも一つのプロセッサは、更に、少なくともプレート設計データ及び一つ以上の汎用プレートパラメーターから骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成するように適合されたものであることを特徴とする装置が提供される。
更に、骨プレートのための幾何学的データを処理する装置であって、非平面状の骨プレートの設計を幾何学的に定めるデータセットを受け取るように適合されたインターフェースと、非平面状の骨プレートの展開された状態を2次元で定める、処理された幾何学的データを生成するため、データセットを処理するように適合された少なくとも一つのプロセッサとを含む装置が提供される。
更に、幾何学的データを処理するこの装置と、前記データセットに基づいて平面版の骨プレートを製造するように適合された別の装置とを含む製造システムが提供される。
本開示の更に別の態様によると、骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを含み、該データセットが、ここで記述されたように生成されたものであることを特徴とするデータセット又はデータ信号が提供される。
更に、骨プレート設計の処理された幾何学的データを含み、該処理された幾何学データがここで記述されたように生成されたものであることを特徴とするデータセット又はデータ信号が提供される。
更なる態様として、少なくとも一つの第1の骨の部分に固定するための骨プレートであって、少なくとも一つの第1の骨の部分に隣接した第2の骨の部分は、プレート固定の前に欠損し又は除去されており、骨プレートは、少なくとも一つの第1の骨の部分に固定されるように構成され、一つ以上の固定孔を含む少なくとも一つの第1のプレート部分と、以前に第2の骨の部分によって占められていた骨の間隙に対して延びるように構成され、骨の間隙に隣接する第1のプレート部分の一部に対して相対的に骨の間隙中にオフセットされた、少なくとも一つの第2のプレート部分とを含むことを特徴とする骨プレートが提供される。
一つの実施形態において、骨プレートは第2のプレート部分の両側に配置された二つの第1のプレート部分を含む。このような実施形態において、骨プレートは骨の間隙を架橋するように構成されても良い。
本開示の更なる態様、詳細及び利点は、添付された図面と共に、例示的な実施態様の以下の記述から明らかになる。
骨プレートを設計及び製造するシステムの実施態様を概略的に図示する。 骨プレートを設計する方法の第1の実施態様を図示するフロー図である。 骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成するデータフローの例を図示する概略図である。 骨プレートを設計する方法の第2の実施態様を図示するフロー図である。 ソフトウェアベースの切除ツールの実施態様の操作を図示する模式図である。 骨移植を用いて再建データを生成する実施態様の操作を図示する模式図である。 固定孔の位置によって表される、プレートに特有の設計特性を定める実施態様の操作を図示する模式図である。 骨プレートのモデルを図示する模式図である。 二つの固定孔をそれぞれ連結するプレートの棒状部によって表される、プレートに特有の設計特性を定める別の実施態様の操作を図示する模式図である。 骨プレートの延長を定める点の連続によって表される、プレートに特有の設計特性を定める、別の実施態様の操作を図示する模式図である。 幾何学的データを処理する方法の実施態様を図示するフロー図である。 非平面状の骨プレートから展開された状態の骨プレートへの移行をグラフィックで図示する模式図である。 手書き図又は統計的形状モデルを用いて再建データを生成する実施態様の操作を図示する模式図である。 ミラーリング技術を用いて再建データを生成する実施態様の操作を図示する模式図である。 骨の部分がオフセットされた骨のモデルを図示する模式図である。 骨プレートに関して図13のオフセットを模式的に図示する。
詳細な説明
以下の例示的な実施態様の記述において、限定ではなく説明を目的として、ここで提示される技術の完全な理解を提供するために、特定の方法、機能、及び手順のような具体的詳細が説明される。本技術が、それらの具体的詳細とは別の実施態様で実行され得ることは当業者にとって明らかである。例えば、ここで提示された技術は、以下において、主に下顎用の再建プレートと関連して記述されるが、人又は動物の体の別の部位のための骨プレートにも同様に適用されることができることは容易に分かるであろう。
更に、ここで説明される方法、機能及び工程が、プログラムされたマイクロプロセッサ、特定用途集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)又は汎用目的のコンピューターと組み合わせて動作するソフトウェアを用いて実行されることを当業者は理解するであろう。以下の実施態様が主に方法及び装置に関して記述される一方で、本開示が、コンピューター、又は、一つ以上のプロセッサ及び記憶装置として機能する一つ以上のメモリ(この一つ以上のメモリは、ここで開示された方法、機能及び工程を実行することができる一つ以上のプログラムをエンコードされている)を含む分散型コンピューターシステム上で動作するように読み込ませることができるコンピュータープログラム製品に具現化されることもまた理解されよう。
図1は、骨プレート設計及び骨プレート製造のためのシステム100の実施態様を図示する。図1で示されるように、システム100は、(パーソナルコンピューター等の)コンピューティング装置110と、(コンピューターモニタ等の)ディスプレイ装置120と、(データベースを備えたハードディスク又は半導体メモリ等の)記憶装置130と、(プロトタイピング装置又は任意のプログラム可能な機械加工装置等の)製造装置140とを含む。システム100は、ユーザーインタラクション信号を生成し、又は、生成を誘発する(キーボード、マウス又はトラックボール等の)少なくとも一つのユーザーが操作可能な入力装置150を更に含む。一つの実施形態において、ディスプレイ装置120及び入力装置150は、タッチスクリーンに統合されても良い。
コンピューティング装置110は、インターフェース112、(中央演算装置(Central Processing Unit,CPU)等の)少なくとも一つのプロセッサ114及び(ハードディスク又は半導体メモリ等の)記憶装置116を含む。インターフェース112は、一方でコンピューティング装置110と、他方でディスプレイ装置120、記憶装置130、製造装置140、入力装置150及び(ローカルエリアネットワーク(Local Area Network,LAN)及び/又はインターネット等の)コンピューターネットワーク160との間の通信を確立する入力/出力インターフェースとして構成される。インターフェース112は、一つ以上のハードウェアコンポーネント、一つ以上のソフトウェアコンポーネント、又は、一つ以上のハードウェアコンポーネントと一つ以上のソフトウェアコンポーネントの組み合わせの形式によって実現される。
以下において、図1に図示されるシステム100の操作の様式の例が、その他の図面を参照してより詳細に述べられる。ここで記述される操作手順は、図1のシステム100とは異なる構成を持つシステムによっても実行されることができることに注目すべきである。
図2は、骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する、コンピューターによって実行される方法の実施態様を図示するフロー図200を示す。図2に図示されるデータセットの生成は、図1に図示されるハードウェアコンポーネントの例を参照してより詳細に記述される。
図2に図示されていない任意の工程において、コンピューティング装置110は、骨プレートが固定される骨の形状データを得る。形状データは内部記憶装置116、外部記憶装置130及びコンピューターネットワーク160のいずれか一つから送られる。一つの実施形態において、形状データは、DICOM規格に準拠した、患者固有のCTデータである。別の実施形態において、形状データは別の方式で生成されることができ、別の規格に準拠しても良く、又は、汎用的な形状データであっても良いことが理解されよう。
形状データが得られた後、工程202において、プロセッサ114は形状データを処理する。これに関して、プロセッサ114によって実行されるこの処理操作は、骨の(仮想)3次元モデルをディスプレイ装置120上に視覚化する。形状データの処理は、その視覚化の前に、CTデータを表面データに(例えば、STL規格に従って)変換するような処理を更に含んでも良いことが理解されよう。
次の工程204において、ソフトウェアベースのプレート設計の機能が実行される。プレートのカスタマイズの機能はプログラムコードとして内部記憶装置116又は外部記憶装置130に保存されても良い。プロセッサ114によって実行されたとき、プレート設計の機能は、骨モデルに対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、プレートに特有の設計特性を表すプレート設計データを導き出す。
ユーザーインタラクションは、入力装置150を介して起こっても良い。例えば、ユーザーインタラクションは、ディスプレイ装置120上で、骨モデルに対して相対的に(仮想)ポインターを所望の位置に動かすこと、及び、キーボードのキー、マウスのボタン又はトラックボールのボタンを押すことを含んでも良い。次いで、プレート設計データは、キー又はボタンが押されたときに、(例えば、骨モデル及び/又は形状データの座標系における)骨のモデルに対して相対的なポインターの位置に基づいて導き出されても良い。例えば、これにより結果として得られたプレート設計データは、一つ以上の固定孔、一つ以上のプレートセグメント等の、設計される骨プレートの特徴を示しても良い。結果として得られたプレート設計データは、内部記憶装置116、外部記憶装置130又は両方の記憶装置116、130に保存されても良い。これに加えて、又は、これに代わって、プレート設計データは、コンピューターネットワーク160を介して、遠隔のコンピューティング装置(図1に不図示)に送られても良い。
更なる工程206において、プロセッサ114は、少なくともプレート設計データ及び一つ以上の汎用プレートパラメーターから骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する。汎用プレートパラメーターは、骨プレートの汎用的な寸法及び/又は汎用的な設計特性を示しても良い。後により詳細に記述するように、プロセッサは、プレート設計データを生成するために、形状データ、再建データ、及び切除データ等のうち一つ以上のデータを更に処理しても良い。結果として得られたプレート設計データは、一例において、カスタマイズされた骨プレートの幾何学的寸法及び幾何学的特徴を示す。例えば、幾何学的データは、コンピューター支援設計(Computer Aided Design,CAD)データ、CAMデータ又は別の任意のデータの形式をとっても良い。
図3は一つの実施態様による基本的な入力及び出力データを図式280で示す。図3で示されるように、プレート設計データは、一例において、ユーザーインタラクション信号及び形状データから導き出され、この形状データは骨モデルによって(例えば、表面データとして)表現されても良い。例えば、プレート設計データは、ディスプレイ装置上で、骨モデルによって定められた骨の表面上にポインターの仮想位置を投影することから導き出されても良い。形状データが縮尺を有する形式で(例えばメートル法の単位で)与えられた場合、プレート設計データはその形状データの縮尺を引き継いでも良い。一例において、縮尺は、形状データ及び/又は骨モデルの(縮尺を有する)座標系において投影を実行することによって引き継がれても良い。
いったんプレート設計データが導き出されると、骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットが生成される。図3で示されるように、骨プレートデータは少なくともプレート設計データ及び汎用プレートパラメーターから生成される。これに加えて、(例えば表面データの形式をとった)形状データが、骨プレートの輪郭を定めるために考慮される。また更に、再建データ及び/又は切除データを考慮に加えることができる。
図2のフロー図200及び図3の入力/出力図280を参照して、システム100の基本的な操作を記述してきたが、ここから図4のフロー図300を参照して、システム100の操作をより詳細に記述する。図4のフロー図300は、図2及び図3の説明で既に述べられた基本的な操作に関する、更なる詳細内容の提示として見なされる。しかしながら、フロー図300の操作工程は、原則的に、図1に図示されるシステム100と異なるシステムを用いて、並びに、図2及び図3を参照して前述された具体的な詳細内容と独立して、実行することもできることに注目すべきである。
図4に図示される技術は、下顎用の再建プレートの設計及び製造の説明において記述される。別の実施態様では、このような下顎用の再建プレートとは異なる骨プレートが設計及び製造されても良いことに注目すべきである。例として、頭蓋の開孔を覆うための骨プレートについて言及することができる。図4の骨プレートのカスタマイズ技術は、内部記憶装置116又は外部記憶装置130に記録されているプログラムコードの制御下で、ワークフロー主導で実行される。
図4のフロー図300を参照して、第1の工程において、プロセッサ114は、外部記憶装置130から又はコンピューターネットワーク160のリモートサイトから、インターフェース112を介して、再建される下顎のDICOMファイル等の医療イメージデータをインポートする。代替的な実施態様では、DICOMファイルは内部記憶装置116から読み出されても良い。DICOMファイルは(例えばCTを用いて)3Dスキャナによって準備されたものであり、再建される下顎のスキャンを含む。
フロー図300の第2の工程において、インポートされたDICOMファイルに含まれた(引き継がれた形状データを含む)データは、骨表面データの形式の形状データ(例えばSTLデータ)を生成するように、プロセッサ114によって処理される。結果として得られた骨表面データは、骨モデルを表現する。このようにして、図5の上半分に図示されるように、プロセッサ114は、この骨表面データに基づき、骨410の(仮想)モデル400をディスプレイ装置120上に視覚化する。従って、図4のフロー図300の第2の工程は、図2のフロー図200の工程202に相当すると見なされても良い。図5の上半分に示されるように、骨410は、除去されて、下顎用の再建プレートによって架橋される、悪化した骨の部分420を含む。
プロセッサ114上で動作しているプログラムコードは、骨410のモデル400に対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、切除データを定めるように構成されたソフトウェアベースの切除機能を含む。切除データを定めるため、(仮想)ポインター430は、入力装置150の制御下で、モデル400に対して相対的に移動させられる。(例えば、キー又はボタンを押すことで)骨410のモデル400に対する相対的なポインター430の所望の位置を繰り返し確認することによって、モデル400の座標系における二つの切除面440、450としての切除データがユーザーによって入力される(図4のフロー図300の第3の工程を参照)。この二つの切除面440、450は、除去される骨の部分420を定める。図5の上半分に示されるように、二つの切除面440、450は、骨410のモデル400と関係して視覚化される。
図4のフロー図300の第4の工程において、切除された骨の部分420は、図5の下半分に図示されるように、非表示にされる。これに代わって、切除された骨プレート420は、透過的に視覚化されても良く、又は、別のやり方で(例えば特定の色を用いて)目立たせられても良い。従って、図5の下半分に図示される骨410のモデル400は、以前に欠損した又は除去された骨の部分によって占められていた骨の間隙460を示す。
図4に図示されるワークフローの更なる進路は、下顎を再建するために選択された外科的技法に左右される。これに関して、第1及び第2の再建アプローチを区別することができる。第1の再建アプローチによると、除去された骨の部分420は、例えば、腓骨又は肋骨から採取された骨材によって置き換えられる。第2の再建アプローチによると、除去された骨の部分420は単純に下顎用の再建プレートによって架橋される。除去される骨の部分420の置換は、独立した(後の)外科的処置で行われる。
以下において、図4に図示されるワークフローは、まず、腓骨から採取された骨材に基づく第1の再建アプローチに関して記述される。図6を参照して、図4のフロー図の第5の工程において、腓骨を用いた再建のためのガイド曲線600は、骨410のモデル400に対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、定められる。具体的には、入力装置150の制御下で、モデル400に対して相対的に、ポインター430を選択された(仮想)位置へ移動し、続いて、ガイド曲線600の開始点、中間点及び終止点を確認するためにキー又はボタンを押すことによって、ガイド曲線600は定められる。そのために、ポインター430の位置は、モデル400の(非表示の)骨表面上に投影されても良く、結果として得られた投影は、骨モデル400の座標系におけるそれらの点を構成する。
図6の上半分でも図示されている図3のフロー図300の第6の工程において、未切断の腓骨620の(仮想)モデル610がディスプレイ装置120上に表示される。未切断の腓骨620のモデル610は、骨410の仮想モデル400と同様の方式で形状データから生成される。腓骨620のモデル610は、(ポインター430及び関連する入力装置150を用いた)ユーザーインタラクションを介し、骨410のモデル400に対して相対的に移動及び/又は回転させられる。ユーザーは仮想的に腓骨620を切断することもでき、切断された腓骨の部分630、640は、図6の下半分に図示されるように、ガイド曲線600に沿って自動で一列に並べられ、(図4におけるフロー図の第7の工程に従って)除去された骨の部分620の代わりに視覚化される。
図4のフロー図300の第8の工程において、ソフトウェアベースのプレート設計の機能は、図7に図示されるように骨プレート設計を定めるために、プロセッサ114によって呼び出される。
当技術分野において公知であるように、下顎の再建用プレートは、複数の固定孔を含む。骨固定部材(骨用ねじ、骨用くぎ又はKワイヤー等)は、骨プレートを骨に固定するために固定孔に挿入される。図7に図示される実施態様において、プレート設計の機能は、骨410のモデル400に対して相対的な複数の固定孔710の位置の決定を可能にするように構成される。そのために、ポインター430は、まず、骨410のモデル400に対して相対的な固定孔710の所望の(仮想)位置に移動させられる。所望の位置に到達すると、入力装置150のキー又はボタンが押される。ポインター430が固定孔710の所望の位置に合わせられた状態でキー又はボタンを押すことが入力操作となる。具体的には、キー又はボタンが押されたときに、ユーザーインタラクション信号が生成される。
ユーザーインタラクション信号に応答して、骨モデル400に対するポインター430の現在の位置が決定される。骨モデル400に対するポインター430の位置に基づいて、骨モデルの座標系における点が決定される。この点は、ポインター430の位置を骨モデル400によって定められた骨表面上に投影することによって決定されても良い。このように、決定された点は固定孔710の中心を表し、固定孔710を含むプレートリング720の(仮想)モデルを、選択された位置で骨モデル400に重ね合わせることによって、ディスプレイ装置120上で確認される。プレートリング720の中心は、選択された位置を表す。この決定の結果として得られた、対応するプレート設計データは、(例えば、骨410のモデル400の座標系における)座標の形式としてローカル記憶装置116に保存されても良い。
図8〜図10に図示されるように、図7を参照して前述された入力操作は、骨モデル410に対して相対的な複数の点を定めるために複数回繰り返されても良い。また、各点の位置は、固定孔710の中心を定め、対応するプレートリング720によってディスプレイ装置120上に視覚化される。
図8を参照して、二つの点(すなわち二つの固定孔710の位置)が骨モデル400に対して相対的に定められるとスプラインの形式の曲線800がすぐに視覚化される。追加された固定孔710が定められると、曲線800は新たに計算され、延長される(図9及び図10参照)。曲線800(及びその基礎をなす点の連続)は、骨プレート設計の一般的な延長を示し、プレート設計データの形式で(例えば座標として)ローカル記憶装置416に保存されても良い。
プレート設計の機能は、一つ以上の固定孔710の操作を可能にするように構成されても良い。図11において、矢印810によって示されるように、固定孔710は、入力装置150の制御下でポインター430を介して操作されても良い。この操作は、固定孔710(及びプレート設計データに含まれるその基礎となる点)の消去、挿入、又は移動を含んでも良い。プレート設計データは、操作に従って適合されても良い。例えば、視覚化された固定孔710のうちの一つが削除された場合、プレート設計データにおける対応する点も同様に削除される。一つの任意の実施形態において、曲線の延長もまたポインター430を用いて操作されても良い。
二つの隣り合った固定孔710の間の曲線800の一部分は、二つの対応するプレートリング720を連結するプレートの棒状部を表す。プレートリング720の位置の一つを操作することによって、その対応する固定孔710で開始し又は終了する連結線も同様に操作される。
いったん全ての固定孔710の位置が定められると(また必要であれば操作されると)、所定の設計特性(すなわち、固定孔710の相対的な位置、また、任意に、骨プレートの延長を定める曲線800)を定めるプレート設計データのセットが、図2のフロー図200の工程204に従って利用可能になる。これらのプレート設計データに基づいて、骨プレート1000の(仮想)モデルが、図12に図示されるように骨410のモデル400に重ね合わされた状態で視覚化される。図12における骨プレートモデルの視覚化は、図4のフロー図300の工程10に相当する。
図12のプレートモデルは、汎用プレートパラメーター及びプレート設計データの組み合わせから生成される。汎用プレートパラメーターは、固定孔710の直径、固定孔710を囲むプレートリング720の幅及び厚さ、並びに、二つの隣り合う固定孔710A、710Bを連結するプレートの棒状部1010の幅及び厚さのような骨プレート1000の汎用的な特性を示す。
図4のフロー図300の任意の第11の工程において、プレート設計の機能はプレートの棒状部1010の一つ以上の設計特性の決定又は操作を可能にする。図13で示される例において、個々のプレートの棒状部1010の幅は、入力装置150の制御下でポインター430によって(例えば段階的に)増加又は減少させても良い。このようにして、骨プレート1000は必要に応じて要所で強化することができる。
いったんプレート設計の機能を介してプレート設計データの入力が完了されると、図4で示されるワークフローはフロー図300の工程12に進む。工程12において、データセットは、(図2のフロー図200の工程206に従って)骨プレート設計を定めるプロセッサ114によって生成される。プロセッサ114は、ユーザーによって入力されたプレート設計データ、STLファイルに含まれた形状データ、骨の間隙460のために導き出された再建データ及び汎用プレートパラメーターからデータセットを生成する(図3も参照)。固定孔710及びプレートリング720(例えばそれらの直径又は形状)並びにプレートの棒状部1010の幾何学的寸法は、汎用プレートパラメーターから直接導き出されても良い。更に、(再建された)骨に一致する骨プレート1000の輪郭は、(例えば、面内の曲げ、ねじれ及び/又は面外の曲げに関して)形状データから、また、骨の間隙460の領域においては再建データから導き出されても良い。
結果として得られた、骨プレート設計の幾何学的寸法を幾何学的に定めるデータセットは、専用データベース又はデータファイルに保存されることができる。このデータセットは、コンピューターネットワーク160を介してデータ信号として送られることも可能である。
例として、結果として得られた骨プレート設計の幾何学的データを備えたデータセットは、実際の骨プレート1000を容易に製造することができるように、製造装置140に直接送られても良い。骨プレート1000は金属(チタン等)から製造されても良い。金属材料は、典型的に強い負荷がかかる再建プレートに特に適している。例えば、頭蓋の開孔を覆うための別の骨プレートの実施態様は、一つ以上のポリマー(PMMA及びPEEK等)から製造され得ることが理解されよう。
図4のフロー図300の任意の更なる工程において、一つ以上の切断ガイド(又はジグ)は、図4のフロー図300の第2の工程における切除データの入力に基づいて製造されても良い。切除ガイドは骨の部分420の除去に関して、(骨鋸等の)切除工具をガイドするように構成されても良い(図5を参照)。
図14は、下顎の再建用プレートの方向及び関連する固定孔710の位置を定める代替アプローチを図示する。図7〜図11を参照して記述される実施態様において、第1の工程で固定孔710は仮想的に配置され、第2の工程で曲線800は固定孔710の位置に基づいて生成される。図14で示される実施態様において、第1の工程で曲線800は、骨410のモデル400に対する点900の連続の入力により定められる。いったんそのような骨プレートの延長を定める点900の連続が入力されると、結果として得られた点列は、図9で示されるような曲線800(例えばスプライン)によって連結される。骨プレートの延長が定められた後、個々の固定孔710は、曲線800上で置き換えられても良い(図11に示されるようにディスプレイ装置120の同様の表示になる)。
以下で、ここに開示された技術のいくつかの付加的な又は代替的な態様が記述される。
これらの態様は前述の実施態様を参照して記述される一方で、それとは独立して実行することもできることが理解されよう。
図4のフロー図300の工程12を参照して、カスタマイズされた骨プレート1000の製造が、その製造に先立つ処理操作の例と共に、図15のフロー図1500及び図16の模式図を参照してより詳細に記述される。
図15のフロー図1500は、処理された幾何学的データを製造装置410に送る前に、コンピューティング装置110のプロセッサ114(図1を参照)によって骨プレートのための幾何学的データを処理する、コンピューターにより実行される方法の実施態様を図示する。
第1の工程1502において、プロセッサ114は骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを得る。例として、幾何学的データは、(図4のフロー図300の工程12で幾何学的データが保存された)内部記憶装置116からインターフェース114を介して検索されても良い。このデータセットは、図16の上半分において側面図(左)及び上面図(右)で例示されるように、非平面状の骨プレート1000の設計を3次元で定める。上述されたように、このデータセットは骨プレート1000の幾何学的寸法を特定する。
次の工程1504において、プロセッサ114はデータセットを処理して、処理された幾何学的データを生成する。処理された幾何学的データは、図16の下半分で図示されるように、展開された状態の非平面状の骨プレート1000を2次元で定める。
工程1504におけるデータセットの処理は、骨プレート1000の3次元幾何学的データへの数学的アルゴリズムの適用を含む。この数学的アルゴリズムは、3次元幾何学的データを、2次元における、非平面状の骨プレート1000の数学的展開(すなわち、展開された状態)を表す処理された幾何学的データに置き換える。これは、処理された幾何学的データは、図16の下半分の左側に図示されるような骨プレート1000の面内の曲げのみを表すことを意味する。(図15の上半分に図示されるような)実際の骨プレート1000の面外の曲げは、更なる曲げ工程において得られる。更なる曲げ工程は、(例えば、骨プレート1000の3次元設計を幾何学的に定めるデータセットに基づいて)プログラムにより制御されたロボットツールによって又は手動で実行されることができる。
工程1504において生成された、処理された幾何学的データは、寸法の情報を備えたCADデータの形式をとっても良い。これに代わって、処理された幾何学的データは、製造装置140によって直接処理されることができるCAMデータセットの形式をとっても良い。これによって、製造装置140は、後に続く工程で所望する3次元形状に曲げられる(又は折りたたまれる)、平面的かつ展開された状態の骨プレート1000を製造する(図16の下半分を参照)。製造プロセスの後に面内の曲げ操作が必要とされないため、要所で内部圧力がない又は少ない骨プレート1000が形成される。
原則的に、工程1504は、製造装置140が非平面状の骨プレート1000を製造することが可能である場合、省略することができることに注目すべきである。この場合、工程1502で得られるような、非平面状の骨プレート1000の形状を定めるデータセットは、製造装置140に直接送られても良い。
図15及び図16を参照して、図4のフロー図300の工程12の詳細を述べてきたが、次に図4のフロー図300の工程14及び工程15による第2の再建アプローチが記述される。
工程14について、完全に欠損した骨の場合、再建データは手書きの再建図によって生成されても良い。そのために、図17及び図18を参照して後に記述するように、ソフトウェアベースの再建機能が提供されても良い。再建機能は、骨410のモデル400に対して、手書きの図によって、欠損した骨の部位を表す再建データを入力することを可能にしても良い(図17を参照)。これに代わって、又は、これに加えて、欠損した骨の部分は、統計的な形状モデルを用いて再建されることができる。この統計的な形状モデルは汎用的な形状データに基づいて生成されたものである。更に、図18に図示されるようなミラーリング技術もまた再建データを定めるために用いることができる。
図17及び図18に示されるように、次の工程で、欠損した骨の部分420の仮想的な再建1400は、再建データに基づいて生成され、ディスプレイ装置120上で視覚化されても良い。もちろん、図4のフロー図300の工程14の前後関係において、多様な再建アプローチ(ミラーリング、手書き再建、骨移植による再建等)を、視覚化の目的のため、仮想的に再建された骨モデル400を導き出すために、必要に応じて組み合わせることができる。
図4のフロー図300の工程15を参照して、図15及び図16に図示されるように骨プレート設計(及び骨プレート1000それ自体)を定める幾何学的データが骨の間隙460内へのオフセットを定めるために、仮想的に再建された骨410の部分1400は縮小(及び/又はオフセット)されても良い。
結果としてなされた中央方向の骨プレート1000のオフセットは、骨プレート1000及び骨プレート1000に覆われた組織の間により大きな空間を生む。図19に示されるように、このオフセットは、骨の間隙460に延びるプレート部分1600が、骨の間隙460に隣接するプレート部分1610に対して骨の間隙460中にオフセットされるように、構成されても良い。オフセットの値は典型的に、0.3〜5mmである。一つの実施態様において、オフセットは骨の間隙460の領域におけるプレート1000の厚さ(例えば2.0又は2.8mm)にほぼ相当する。
骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットは、再建データに(も)基づいて生成されるため、図20で視覚化される形状データに関して、再建データの人為的に導入されたオフセットは、データセットの生成にも影響し、そのため、そのデータセットに基づいた製造プロセスの結果として得られる、実際の骨プレート1000の形状に影響する。骨の間隙の領域においてオフセットされた再建プレート100は、前述されたものとは異なる操作によっても決定及び製造することができることが理解されよう。このため、骨の間隙を覆うことを意図されたプレート部分を有する全ての骨プレートは、ここで記述されたようなオフセットを伴って提供されても良い。
コンピューティングシステム100は、典型的に、骨プレート製造業者の製造作業員によって操作される。所望するのであれば、外科医がディスプレイ装置120上で(例えば、図1のコンピューターネットワーク160によるウェブ会議を介して)骨プレート設計の操作を補助しても良い。プレート設計の機能は、カスタマイズプロセスの間、予め決められたプレート形状の規定から逸脱した場合、エラーメッセージを提供しても良い。例として、固定孔710が切除面440、450の近くに配置された場合、又は、予め決められた固定孔710の(例えば、骨のセグメントあたりの)最小数が達成されない場合に、エラーメッセージは生成される。
要約すると、ここで記述された骨プレート設計のアプローチは、骨プレートを製造する前に実行することができる付加的な設計操作を提供する。これによって、手術室におけるカスタマイズ操作を最小限に減らすことができ、そのため、手術時間を短縮することができる。更に、患者固有の固定孔の配置及びその他の幾何学的設計の特徴の特定的な決定の可能性は、必要とされるプレートの最大限の安定性を同時に提供する一方で、プレートのインプラントにより生じる患者の痛みを最小限にすることを保証する。
上記の原理、実施態様及び多様なインプラントの様式において、ここで開示される技術は例として記述されている。本発明は、ここで述べられた特定の原理、実施態様及び様式に限定されないものとして解釈されるべきである。むしろ、当業者によって多様な変更及び修正が後述の請求項において定義されるような本発明から逸脱しない範囲でなされ得ることが理解されよう。
数学的な意味において、展開された状態とは、非平面状の骨プレートの2次元における展開と見なされ得る。非平面状の骨プレートの展開された状態を定める処理された幾何学的データを生成することに関連して処理されたデータセットが、汎用的な又は患者固有の骨プレート設計を定めることができることに注目すべきである。
図8を参照して、二つの点(すなわち二つの固定孔710の位置)が骨モデル400に対して相対的に定められるとスプラインの形式の曲線800がすぐに視覚化される。追加された固定孔710が定められると、曲線800は新たに計算され、延長される(図9及び図10参照)。曲線800(及びその基礎をなす点の連続)は、骨プレート設計の一般的な延長を示し、プレート設計データの形式で(例えば座標として)ローカル記憶装置116に保存されても良い。
第1の工程1502において、プロセッサ114は骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを得る。例として、幾何学的データは、(図4のフロー図300の工程12で幾何学的データが保存された)内部記憶装置116からインターフェース112を介して検索されても良い。このデータセットは、図16の上半分において側面図(左)及び上面図(右)で例示されるように、非平面状の骨プレート1000の設計を3次元で定める。上述されたように、このデータセットは骨プレート1000の幾何学的寸法を特定する。
工程1504におけるデータセットの処理は、骨プレート1000の3次元幾何学的データへの数学的アルゴリズムの適用を含む。この数学的アルゴリズムは、3次元幾何学的データを、2次元における、非平面状の骨プレート1000の数学的展開(すなわち、展開された状態)を表す処理された幾何学的データに置き換える。これは、処理された幾何学的データは、図16の下半分の左側に図示されるような骨プレート1000の面内の曲げのみを表すことを意味する。(図16の上半分に図示されるような)実際の骨プレート1000の面外の曲げは、更なる曲げ工程において得られる。更なる曲げ工程は、(例えば、骨プレート1000の3次元設計を幾何学的に定めるデータセットに基づいて)プログラムにより制御されたロボットツールによって又は手動で実行されることができる。
骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットは、再建データに(も)基づいて生成されるため、図20で視覚化される形状データに関して、再建データの人為的に導入されたオフセットは、データセットの生成にも影響し、そのため、そのデータセットに基づいた製造プロセスの結果として得られる、実際の骨プレート1000の形状に影響する。骨の間隙の領域においてオフセットされた再建プレート1000は、前述されたものとは異なる操作によっても決定及び製造することができることが理解されよう。このため、骨の間隙を覆うことを意図されたプレート部分を有する全ての骨プレートは、ここで記述されたようなオフセットを伴って提供されても良い。

Claims (42)

  1. 骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する、コンピューターにより実行される方法であって、
    骨の形状データに基づき、骨モデル(400)をディスプレイ装置(120)上に視覚化する工程と、
    前記骨モデル(400)に対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、プレートに特有の設計特性を表すプレート設計データを導き出す工程と、
    少なくとも前記プレート設計データ及び一つ以上の汎用プレートパラメーターから、骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する工程と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記プレート設計データを導き出す工程は、ポインター(430)及び前記骨モデル(400)の間の関係を決定する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記プレート設計データを導き出す工程は、一つ以上の点(710)を前記骨モデルに対して相対的に決定する工程を含み、前記プレート設計データは前記一つ以上の点(710)を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記一つ以上の点(710)は、前記骨モデル(400)及び前記形状データのうち少なくとも一つと関連付けられた座標系において決定されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記一つ以上の点(710)は、骨の表面上に位置するように導き出されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の方法。
  6. 更に、前記骨モデル(400)に対して相対的な前記一つ以上の点(710)を前記ディスプレイ装置(120)上に視覚化する工程を含むことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 更に、前記一つ以上の点(710)の操作(810)を前記ディスプレイ装置(120)上に視覚化する工程を含み、更に、前記操作に従って、前記プレート設計データを適合する工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記操作は、点(710)の消去、挿入及び移動のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記一つ以上の点は、前記骨プレート設計の一つ以上の固定孔(710)の中心位置を表すことを特徴とする請求項3から請求項8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記一つ以上の点を視覚化する工程は、前記一つ以上の固定孔のグラフィック表示(710)を視覚化する工程を含むことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項と請求項9の組み合わせの方法。
  11. 更に、二つ以上の点(710)の系列に基づき、曲線(800)を決定する工程を含むことを特徴とする請求項3から請求項10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記曲線(800)は、前記骨プレート(1000)の、又は、前記骨プレート設計の一つ以上のプレートセグメント(1010)の延長を表すことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記プレート設計データは、前記骨プレート(1000)の、又は、前記一つ以上のプレートセグメント(1010)の延長を表す曲線データを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 更に、前記曲線(800)を前記ディスプレイ装置(120)上に視覚化する工程を含むことを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 更に、前記一つ以上の点(710)の前記操作に応答して、前記視覚化された曲線(800)を適合する工程を含むことを特徴とする請求項7又は請求項8と請求項14の組み合わせの方法。
  16. 前記プレート設計データ及び前記骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットのうち少なくとも一つが、前記形状データに基づき、導き出されること又は生成されることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記形状データは縮尺を有する形式で提供され、前記プレート設計データは、前記形状データの縮尺を引き継ぐように導き出されることを特徴とする前記請求項16に記載の方法。
  18. 更に、前記骨プレート(1000)の面外の曲げ及びねじれのうち少なくとも一つを定めるように前記形状データを分析する工程を含むことを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の方法。
  19. 前記一つ以上の汎用プレートパラメーター及び/又は前記プレート設計データは、下記のプレート特性、
    前記骨プレート(1000)の固定孔(710)の数、
    前記骨プレート(1000)の固定孔(710)の幾何学的特性、
    前記骨プレート(1000)のセグメント(1010)の数、
    前記骨プレート(1000)のセグメント(1010)の幾何学的特性、
    前記骨プレート(1000)の局所的及び全体的な厚さのうち少なくとも一つ、
    前記骨プレート(1000)の局所的及び全体的な幅のうち少なくとも一つ、
    前記骨プレート(1000)の局所的及び全体的な長さのうち少なくとも一つ、
    のうち少なくとも一つを定めることを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 更に、一つ以上の幾何学的なプレートパラメーターを編集することを可能にするように構成されたソフトウェアベースのパラメーター編集機能を提供することを含むことを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 更に、前記プレート設計データに基づき、プレートモデルを視覚化することを含むことを特徴とする請求項1から請求項20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記骨(410)が、少なくとも一つの欠損した又は除去された骨の部分(420)を含んでおり、前記骨プレート(1000)は、以前に前記欠損した又は除去された骨の部分(420)によって占められていた骨の間隙(460)に対して少なくとも部分的に延びるように適合されることを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 更に、前記欠損した又は除去された骨の部分(420)のための再建データを生成する工程を含み、前記骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットは、前記再建データから更に生成されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 更に、前記骨の間隙(460)に延びる第1のプレート部分(1600)が前記骨の間隙(460)に隣接する第2のプレート部分(1610)の一部に対して骨の間隙(460)中にオフセットされるように、前記骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成する工程を含むことを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の方法。
  25. 前記形状データが患者固有のものであり、医療イメージングによって得られたものであることを特徴とする請求項1から請求項24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記形状データがSTL及びDICOMデータのうちの一つであることを特徴とする請求項1から請求項25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 骨プレート(1000)のための幾何学的データを処理する、コンピューターにより実行される方法であって、
    非平面状の骨プレート(1000)の設計を幾何学的に定めるデータセットを受け取る工程と、
    前記非平面状の骨プレート(1000)の展開された状態を2次元で定める、処理された幾何学的データを生成するように、前記データセットを処理する工程と
    を含むことを特徴とする方法。
  28. 更に、前記処理された幾何学的データに基づいて、平面版の前記骨プレート(1000)を製造することを含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 更に、前記骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットに基づき、前記平面版の骨プレート(1000)を、面外の曲げ及びねじれのうち少なくとも一つを達成するように曲げることを含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 前記平面版の骨プレート(1000)は、少なくとも一つの面内の曲げを含むことを特徴とする請求項27から請求項29のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記骨プレート(1000)は、頭蓋骨、顔面骨及び下顎骨のうち少なくとも一つに、又は、肢部の骨に固定されるように構成されることを特徴とする請求項1から請求項30のいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記骨プレート(1000)は下顎用の再建用プレートであることを特徴とする請求項1から請求項31のいずれか1項に記載の方法。
  33. 前記方法はワークフロー主導で実施されることを特徴とする請求項1から請求項32のいずれか1項に記載の方法。
  34. コンピューター装置で、又は、接続されたコンピューター装置の組で実行されたときに、請求項1から請求項33のいずれか1項に記載の工程を実施するプログラムコードの部分を含むコンピュータープログラム製品。
  35. 一つ以上のコンピューター可読記録媒体に保存されたものであることを特徴とする請求項34に記載のコンピュータープログラム製品。
  36. 骨の形状データに基づき、骨モデルを視覚化するように適合されたディスプレイ装置(120)と、
    前記骨モデルに対するユーザーインタラクションを示すユーザーインタラクション信号に応答して、プレートに特有の設計特性を表すプレート設計データを導き出すように適合された少なくとも一つのプロセッサ(114)と、
    を含む骨プレート設計のための装置(110)であって、前記少なくとも一つのプロセッサ(114)は、更に、少なくともプレート設計データ及び一つ以上の汎用プレートパラメーターから骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを生成するように適合されたものであることを特徴とする装置。
  37. 骨プレート(1000)のための幾何学的データを処理する装置(110)であって、
    非平面状の骨プレート(1000)の設計を幾何学的に定めるデータセットを受け取るように適合されたインターフェース(112)と、
    非平面状の骨プレート(1000)の展開された状態を2次元で定める、処理された幾何学的データを生成するため、前記データセットを処理するように適合された少なくとも一つのプロセッサ(114)と
    を含む装置。
  38. 請求項37に記載の装置(110)と、前記データセットに基づき平面版の前記骨プレート(1000)を製造するように適合された装置(140)とを含む製造システム。
  39. 骨プレート設計を幾何学的に定めるデータセットを含み、該データセットが、請求項1から請求項26のいずれか1項、又は、請求項1から請求項26のいずれか1項を引用する請求項31から請求項33のいずれか1項に記載の方法に従って生成されたものであることを特徴とするデータセット又はデータ信号。
  40. 骨プレート設計の処理された幾何学的データを含み、該処理された幾何学データが請求項27から請求項30のいずれか1項、又は、請求項27から請求項30のいずれか1項を引用する請求項31から請求項33のいずれか1項に記載の方法に従って生成されたものであることを特徴とするデータセット又はデータ信号。
  41. 少なくとも一つの第1の骨の部分に固定するための骨プレート(1000)であって、前記少なくとも一つの第1の骨の部分に隣接した第2の骨の部分(420)は、プレート固定の前に欠損し又は除去されており、前記骨プレート(1000)は、
    前記少なくとも一つの第1の骨の部分に固定されるように構成され、一つ以上の固定孔(710)を含む、少なくとも一つの第1のプレート部分(1610)と、
    以前に第2の骨の部分(420)によって占められていた骨の間隙(460)に対して延びるように構成され、骨の間隙(460)に隣接する第1のプレート部分(1610)の一部に対して相対的に前記骨の間隙(460)中にオフセットされた、少なくとも一つの第2のプレート部分(1600)と
    を含むことを特徴とする骨プレート。
  42. 前記第2のプレート部分(1600)の両側に配置された二つの第1のプレート部分(1610)を含み、該骨プレート(1000)が前記骨の間隙(460)を架橋するように構成されたものであることを特徴とする請求項41に記載の骨プレート。
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