JP2015503400A - 親水性部分および疎水性部分を有するゴルフボール - Google Patents

親水性部分および疎水性部分を有するゴルフボール Download PDF

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Abstract

親水性部分および疎水性部分を有するゴルフが開示される。湿潤プレー条件では、水分は、疎水性部分によって弾かれ、親水性部分に引き付けられ得る。このため、疎水性部分の表面は、ゴルフクラブヘッドとゴルフボール表面との間の摩擦が減少されないように、乾燥したままであり得る。結果として、ゴルフボールは、湿潤プレー条件によって悪影響を受け得ない。

Description

本発明は、一般に、親水性部分および疎水性部分を有するゴルフボールに関する。
ゴルフは、アマチュアおよびプロのレベルの両方で人気が高まっているスポーツである。ゴルフボールの製造および設計に関連する様々な技術が、当該技術分野において公知である。このような技術は、様々なプレー特性を有するゴルフボールをもたらした。最近のゴルフボールは、一般に、ワンピース構造またはコアを囲む外側カバーを含む複数の層のいずれかを含む。ゴルフボールの外側カバーは、湿性プレー条件で滑りやすくなることが多い。結果として、ゴルフクラブ面は、それがゴルフボールに接触するときに滑ることがある。この滑りにより、ゴルフボールの軌道飛行経路が低くなり、ボールのスピンも減少する。このスピンの減少により、ゴルファーがゴルフボールの飛行経路および着地条件に対して有する制御の量が減少される。湿潤プレー条件で滑りやすくならないゴルフボールを作製することができることが有利であろう。
一態様において、本開示は、コアと、コアを実質的に囲むカバー層とを有し得るゴルフボールを提供する。カバー層は、少なくとも1つのディンプルを含み得る。少なくとも1つのランド領域は、少なくとも1つのディンプルに隣接し得る。ゴルフボールの表面の一部が疎水性であり得、ゴルフボールの表面の一部が親水性であり得る。水分が、疎水性部分から引き離され、親水性部分に引き寄せられるように、表面の親水性部分は、表面の疎水性部分に隣接し得る。表面の親水性部分は、表面の複数の部分を含み得る。水分が、疎水性部分から引き離され、親水性部分に引き寄せられるように、表面の親水性部分は、表面の疎水性部分によって囲まれ得る。少なくとも1つのディンプルは、複数のディンプルを含んでいてもよく、親水性部分は、ディンプルと一致し得る。親水性部分は、少なくとも1つのディンプルと一致し得る。
一態様において、本開示は、コアと、コアを実質的に囲むカバー層とを有し得るゴルフボールを提供する。カバー層は、少なくとも1つのディンプルを含み得る。少なくとも1つのランド領域は、少なくとも1つのディンプルに隣接し得る。少なくとも1つのランド領域の表面は疎水性であり得、少なくとも1つのディンプルの表面は親水性であり得る。親水性コーティング材料が、少なくとも1つのディンプルを覆い得る。親水性コーティング材料は、親水性ポリマーを含み得る。親水性コーティング材料は、均一な厚さを有し得る。親水性コーティング材料は、少なくとも1つのディンプルの真ん中に最大厚さを有し得る。親水性コーティング材料の厚さは、少なくとも1つのディンプルの縁部に向かって薄くなっていてもよく、縁部は、少なくとも1つのランド領域に隣接し得る。親水性コーティング材料は、少なくとも1つのディンプルの全表面を覆い得る。親水性コーティング材料は、少なくとも1つのディンプルの表面の一部のみを覆い得る。少なくとも1つのディンプルは、複数のディンプルを含んでいてもよく、親水性コーティング材料が、複数のディンプルの少なくとも1つを覆い得る。親水性コーティング材料は、複数のディンプルの全てを覆い得る。カバー層の表面は超疎水性であり得る。
一態様において、本開示は、コアと、コアを実質的に囲むカバー層とを有し得るゴルフボールを提供する。カバー層は、複数のディンプルと、ディンプルに隣接する少なくとも1つのランド領域とを含み得る。少なくとも1つのランド領域の表面は疎水性であり得、複数のディンプルの少なくとも1つの表面は親水性であり得る。コーティング材料は、親水性であり得る複数のディンプルの少なくとも1つを覆い得る。複数のディンプルの少なくとも1つの表面は疎水性であり得る。
本発明の他のシステム、方法、特徴および利点が、以下の図および詳細な説明の検討により、当業者に明らかであるか、または明らかになるであろう。この説明およびこの概要内に含まれる全てのこのようなさらなるシステム、方法、特徴および利点が、本発明の範囲内にあり、以下の特許請求の範囲によって保護されることが意図される。
本発明は、以下の図面および説明を参照してよりよく理解され得る。図中の構成要素は、必ずしも縮尺どおりであるとは限らず、代わりに、本発明の原理を示す際に強調される。さらに、図中、類似の参照符号は、異なる図を通して対応する部分を示す。
コーティング材料が塗布される前および塗布された後の例示的なゴルフボールである。 コーティング材料が塗布される前および塗布された後の、図1のゴルフボールの断面図である。 ディンプルコーティング材料が塗布された後の、図1および2のディンプルに隣接するランド領域上に落ちる水滴の拡大図である。 表面が親水性であるかまたは疎水性であるかを定量化するのに使用され得る、表面と水との間の接触角の図である。 コーティング材料が塗布される前および塗布された後の、例示的実施形態のゴルフボールの断面図である。 ディンプルコーティング材料が塗布された後の、図5のディンプルに隣接するランド領域上に落ちる水滴の拡大図である。 コーティング材料が塗布される前および塗布された後の、例示的実施形態のゴルフボールの断面図である。 ディンプルコーティング材料が塗布された後の、図7のディンプルに隣接するランド領域上に落ちる水滴の拡大図である。 コーティング材料が塗布される前および塗布された後の例示的なゴルフボールである。 通常の天候条件でゴルファーがスイングしたゴルフクラブによって打たれた後の、2つのゴルフボールの2つの同様の飛行経路を示す。 雨天条件でゴルファーがスイングしたゴルフクラブによって打たれた後の、2つのゴルフボールの2つの異なる飛行経路を示す。
ゴルフボールは、通常、1つまたは複数の層によって実質的に囲まれるコアを含む。例えば、ゴルフボールは、コアおよびカバー層のみを有するツーピース構造のものであってもよく、またはゴルフボールは、コアとカバー層との間に位置する1つまたは複数の中間層を有し得る。本開示の範囲内のゴルフボールは、ツーピース構造のものであってもよく、またはコアとカバー層との間にさらなる中間層を有し得る。図1を参照すると、ゴルフボール100は、カバー層102を含み得る。カバー層102は、ディンプル104およびランド領域106を含み得る。ゴルフボールの技術分野において公知であり得るように、ディンプル104は、一般に、任意のパターンでカバー層102上に配置され得る。様々な公知のディンプル充填パターンが、当該技術分野において公知である。ディンプル104は、一般に、円形、三角形、または多角形などの任意の形状のものであり得る。ディンプル104は、均一な形状およびサイズのものであってもよく、またはディンプルパターンは、(例えば)異なるサイズまたは異なる形状を有する2つ以上の異なるタイプのディンプルで構成され得る。ランド領域106は、カバー層102における、少なくとも2つのディンプル104を隔てる、凹んでいない部分、すなわちディンプル以外の部分であり得る。一般に、ランド領域106は、隣接するディンプル104間の「隆起」または「フレット」であり得る。
図1に示される実施形態において、コーティング材料108は、ディンプル304上に選択的に塗布され得る。このような実施形態において、コーティング材料108は、カバー層102の材料の親水性のレベルより高いレベルの親水性を有し得る。したがって、コーティング材料108がディンプル104に塗布された後、ディンプル104は、ランド領域106の親水性のレベルより高いレベルの親水性を有し得る。親水性は、水を引き付けることを意味し、疎水性は、水を弾くことを意味する。ディンプル104が親水性であり、ディンプル104間のランド領域106が疎水性である場合、水は、ランド領域106から引き離され、ディンプル104に引き寄せられ得る。結果として、水分は、ランド領域106の表面に集まりにくくなり得、ランド領域106の表面は、従来のゴルフボールのランド領域より乾燥した状態であり得る。従来のゴルフボールのカバー層は、濡れているプレー条件つまり湿潤プレー条件で滑りやすくなることが多い。この水分は、ゴルフボールに接触するとクラブ面を滑らせるため問題である。また、従来のゴルフボール上に存在する水分は、ゴルフボールの空気力学的特性に影響を与え、ゴルフボールが乾燥プレー条件で移動し得るほどゴルフボールを移動させない。このため、ランド領域106上に水分が付くのを防ぐことで、ランド領域106上の水分の存在に付随するこれらの問題を防ぐことができる。
ある実施形態において、カバー層102は、任意の公知の疎水性材料から作製され得る。ある実施形態において、カバー層102は、任意の公知の方法によって疎水性になるように処理され得る。好適な疎水性材料および疎水性表面を得る方法が、例えば、開示内容全体が参照により本明細書に援用される、Leeによって出願された、2010年10月14日に公開された、Golf Club Having Hydrophobic and Hydrophilic Portionsという発明の名称の、同一出願人が所有する米国特許出願公開第2010/0261538号明細書に開示されている。好適な疎水性材料および疎水性表面を得る方法は、例えば、開示内容全体が参照により本明細書に援用される、Chinnらによって出願された、2007年9月13日に公開された、Exterior Coatings for Golf Ballsという発明の名称の米国特許出願公開第2007/0213143号明細書にも開示されている。カバー層102に使用されるカバー材料および/または疎水性表面を得る方法は、様々な要因に基づいて選択され得る。例えば、カバー材料は、ランド領域106の所望の疎水性、カバー層102の所望の空気力学的特性、硬度、および/または使用されるコーティング材料108のタイプに基づいて選択され得る。
ある実施形態において、コーティング材料108は、任意の公知の親水性材料から作製され得る。ある実施形態において、コーティング材料108は、任意の公知の方法によって親水性になるように処理され得る。好適な親水性材料および親水性表面を得る方法が、例えば、開示内容全体が参照により本明細書に援用される、Leeによって出願された、2010年10月14日に公開された、Golf Club Having Hydrophobic and Hydrophilic Portionsという発明の名称の、同一出願人が所有する米国特許出願公開第2010/0261538号明細書に開示されている。好適な親水性材料および親水性表面を得る方法は、例えば、開示内容全体が本明細書に援用される、Fitchettによって出願された、2010年6月24日に出願された、Golf Ball with Hydrophilic Coating Layerという発明の名称の、同一出願人が所有する米国特許出願公開第____________号明細書、現在の米国特許出願第12/822,470号明細書にも開示されている。好適な親水性材料および親水性表面を得る方法は、例えば、開示内容全体が参照により本明細書に援用される、Chinnらによって出願された、2007年9月13日に公開された、Exterior Coatings for Golf Ballsという発明の名称の米国特許出願公開第2007/0213143号明細書にも開示されている。コーティング材料108および/または親水性表面を得る方法は、様々な要因に基づいて選択され得る。例えば、コーティング材料108は、コーティング材料108の所望の親水性、コーティング材料108の所望の空気力学的特性、硬度、および/または使用されるカバー材料のタイプに基づいて選択され得る。
図1〜3に示される実施形態などのある実施形態において、ディンプル104の全てが親水性であり得る。ある実施形態において、ディンプル104は、選択的に親水性であり得る。例えば、図12は、ディンプル1204とランド領域1206とを有するカバー層1202を有するゴルフボール1200の一実施形態を示す。ディンプル1204の一部が、コーティング材料1208の層を有するように選択され得る。親水性であるように選択されるディンプル104の数および位置は、様々な要因に基づいて選択され得る。例えば、親水性であるように選択されるディンプル104の数および位置は、ディンプル104の総数、使用される材料、ゴルフボール100が使用されることが予定される天候条件、ディンプル104の形状、および/またはディンプル104のサイズに基づいて選択され得る。
ある実施形態において、コーティング材料108は、様々なプロファイルおよび/またはパターンを有し得る。以下に詳細に説明される、図2、3、および5〜8は、例示的なプロファイルを示す。ある実施形態において、ディンプル104は、コーティング材料108の異なるプロファイルを含み得る。例えば、図13に示される実施形態において、ゴルフボールは、コア1320と、第1のディンプル1360、第2のディンプル1370、第3のディンプル1380、およびランド領域1306を有するカバー層1302とを有し得る。ディンプルのそれぞれは、異なるプロファイルを有するコーティング材料を含み得る。第1のディンプル1360は、コーティング材料1362の第1のプロファイルを含んでいてもよく、第2のディンプル1370は、コーティング材料1372の第2のプロファイルを含んでいてもよく、第3のディンプル1380は、コーティング材料1382の第3のプロファイルを含んでいてもよい。ある実施形態において、ディンプルは、様々なプロファイルで選択的に被覆され得る。ある実施形態において、コーティング材料は、ディンプル上にあるパターンで塗布され得る。例えば、コーティング材料は、ストライプまたはドットのパターンで塗布され得る。コーティング材料のプロファイルおよび/またはパターンは、様々な要因に基づいて選択され得る。例えば、コーティング材料のプロファイルは、ディンプルの総数、使用される材料、ゴルフボールが使用されることが予定される天候条件、ディンプルの形状、および/またはディンプルのサイズに基づいて選択され得る。
図2は、図1に示されるディンプル104およびランド領域106の断面図である。図2は、カバー層102によって覆われ得るコア202も示す。図2において、コーティング材料108は、ディンプル104上に被覆され、カバー層102上にコーティング材料108の薄層を形成し得る。図2に示されるように、ディンプル104内のコーティング材料108のプロファイルは、コーティング材料108の最大厚さが、各ディンプル104の中心にあり、厚さが、ランド領域106に隣接するディンプル104の縁部に向かって薄くなるようなプロファイルであり得る。ある実施形態において、コーティング材料108は、0.1mm〜3mmの範囲内の最大厚さを有し得る。例えば、ある実施形態において、コーティング材料108は、0.5mmの最大厚さを有し得る。ある実施形態において、コーティング材料は、0.3mmの最大厚さを有し得る。ある実施形態において、コーティング材料は、0.1mmの最大厚さを有し得る。ある実施形態において、コーティング材料108の最大厚さは、様々な要因に基づいて選択され得る。例えば、コーティング材料108の厚さは、使用される材料カバー層材料のタイプ、使用されるコーティング材料のタイプ、ディンプルの数、ディンプルの形状、および/またはディンプルの深さに基づいて選択され得る。
図3は、ランド領域106上に落ちる水滴310が、ディンプル104中のコーティング材料108にどのように引き付けられ得るかを示す。カバー層102、ひいてはランド領域106が、疎水性材料を含むため、水滴310は、ランド領域106から引き離されて、ディンプル104中のより親水性のコーティング材料108に引き付けられ得る。
図4を参照して、90度未満の水との接触角(「Θ(シータ)」)を形成する表面が、親水性であるとみなされる。約90度を超える水との接触角(「Θ」)を形成する表面は、疎水性であるとみなされる。約150度を超える水との接触角(「Θ」)を形成する表面は、超疎水性であるとみなされる。本明細書において使用される際の「疎水性」という用語は超疎水性であるとみなされる表面を含む。2つの表面の相対的な親水性は、表面と水との間の接触角を比較することによって決定され得る。例えば、60度の水との接触角を形成する表面は、30度の水との接触角を形成する表面より親水性が低い。本明細書に記載されるランド領域およびディンプルはそれぞれ、疎水性および親水性であり得る。あるいは、ランド領域およびディンプルはそれぞれ、弱く親水性であり、より強く親水性であり得る。ランド領域と周囲部分との間の、水との接触角(「Θ」)の差は、通常、少なくとも約5度であり、多くの場合、約10度〜約150度、より一般的には、約25度〜約125度または約40度〜約100度の範囲である。
再び、図3を参照すると、水滴310が、ランド領域106に落ち得る。カバー層102が、疎水性材料を含み得るため、水滴310は、90度を超える接触角でランド領域106に接触し得る。例えば、水滴310は、120度の接触角でランド領域106に接触し得る。別の例において、水滴310は、150度の接触角でランド領域106に接触し得る。ある実施形態において、ランド領域106と水滴310との間の接触角は、カバー層102を作製するのに使用されるカバー材料の親水性のレベルに応じて決まり得る。水滴310は、ランド領域106から弾かれると同時に、カバー材料108に引き付けられ得る。矢印によって示されるように、水滴310に作用するこれらの力により、水滴310が、カバー材料108に引き寄せられ得る。カバー材料108が親水性であり得るため、親水性であるとみなされる90度未満の接触角を水滴310が形成するように、水滴310は、カバー材料108の表面上へと平らになり得る。例えば、水滴310は、45度でカバー材料108に接触し得る。別の例において、水滴310は、0度でカバー材料108に接触し得る。コーティング材料108と水滴310との間の接触角は、カバー層102を作製するのに使用されるコーティング材料のタイプに応じて決まり得る。
水滴310が、カバー材料108の表面上で平らになり得るため、水滴310は、カバー材料108の表面上に水分の層312を形成し得る。ある実施形態において、複数の水滴が、結合して、層312を形成し得る。ある実施形態において、図3に示されるように、層312のプロファイルは、コーティング材料108のプロファイルと同じであり得る。例えば、層312のプロファイルは、層312の最大厚さが、ディンプル104の中心にあり、厚さが、ランド領域106に隣接するディンプル104の縁部に向かって薄くなるようなプロファイルであり得る。ある実施形態において、層312のプロファイルは、ディンプル104の真ん中の厚さが、ランド領域106に隣接するディンプル104の縁部に向かう厚さと実質的に同じであるように均一であり得る。ある実施形態において、層312は、コーティング材料108の反対のプロファイルを有し得る。例えば、層312のプロファイルは、層312の最大厚さが、隣接するランド領域106であり、ディンプル104の真ん中に向かって薄くなるようなプロファイルであり得る。層312の厚さは、ゴルフボール100上に存在する水分の量に応じて決まり得る。ある実施形態において、層312は、ディンプル104の深さおよび/または形状を変化させることがあり、これは、ゴルフボール100の空気力学的特性に影響を与え得る。深さおよび/または形状のこの変化を和らげるために、ある実施形態において、ディンプル104は、晴天で使用されるゴルフボールより深い深さまたはそのようなゴルフボールと異なる形状で形成され得る。ある実施形態において、ゴルフボールの深さは、調整可能であり得る。可変のディンプルを有するゴルフボールが、開示内容全体が本明細書に援用される、Oldknowによって出願された、2010年11月1日に出願された、Golf Ball with Changeable Dimplesという発明の名称の、同一出願人が所有する米国特許出願公開第______号明細書、現在の米国特許出願第12/916,955号明細書に十分に記載されている。ある実施形態において、コーティング材料108は、水に曝されるとコーティング108を物理的に変化させる親水性水膨潤性材料を含み得る。このような実施形態において、層312は、存在してもまたは存在しなくてもよい。好適な親水性水膨潤性材料が、例えば、開示内容全体が本明細書に援用される、Fitchettによって出願された、2010年6月24日に出願された、Golf Ball with Hydrophilic Coating Layerという発明の名称の、同一出願人が所有する米国特許出願公開第______号明細書、現在の米国特許出願第12/822,470号明細書に開示されている。
図5および6は、図1〜3の実施形態と同様の例示的実施形態を示す。2つの実施形態の間の差は、コーティング材料のプロファイルである。図1〜3の実施形態と同様に、図5および6の実施形態は、コア520およびカバー層502を有するゴルフボールを含み得る。カバー層502は、ディンプル504を含み得る。コーティング材料508は、ディンプル504上に被覆され、カバー層502上にコーティング材料508の薄層を形成し得る。図5に示されるように、各ディンプル504内のコーティング材料508のプロファイルは、厚さが、ディンプル504の表面全体にわたって実質的に一貫しているようなプロファイルであり得る。ある実施形態において、コーティング材料508は、0.1mm〜3mmの範囲内の厚さを有し得る。例えば、ある実施形態において、コーティング材料508は、0.5mmの厚さを有し得る。ある実施形態において、コーティング材料508は、0.3mmの厚さを有し得る。ある実施形態において、コーティング材料は、0.1mmの厚さを有し得る。ある実施形態において、コーティング材料508の厚さは、様々な要因に基づいて選択され得る。例えば、コーティング材料508の厚さは、使用される材料カバー層材料のタイプ、使用されるコーティング材料のタイプ、ディンプルの数、ディンプルの形状、および/またはディンプルの深さに基づいて選択され得る。
図6に示されるように、水滴610は、図3において水滴310が挙動するのと実質的に同じように挙動し得る。図6に示されるように、水滴610は、ディンプル504に付くにつれて層612を形成し得る。ある実施形態において、層612のプロファイルは、ディンプル504の真ん中の厚さが、ランド領域506に隣接するディンプル504の縁部に向かう厚さと実質的に同じであるように均一であり得る。層312を参照して記載されるように、層612のプロファイルも、様々な要因に基づいて変化し得る。同様に、ディンプル504の深さおよび形状は、水層612によって引き起こされるディンプル504の深さおよび形状の変化を補償するために、図3を参照して上述したように調整され得る。
様々なプロファイルを有するコーティング材料に加えて、ある実施形態において、コーティング材料は、ディンプルが部分的に親水性であるように、ディンプルを部分的に覆い得る。ある実施形態において、ディンプルの一部が、選択的に親水性であり得る。図7および8は、図1〜3の実施形態と同様の例示的実施形態を示す。2つの実施形態の間の差は、コーティング材料のプロファイルおよびコーティング材料によって覆われるディンプルの量である。図1〜3の実施形態と同様に、図7および8の実施形態は、コア720およびカバー層702を有するゴルフボールを含み得る。カバー層702は、ディンプル704を含み得る。コーティング材料708は、ディンプル704のそれぞれの上に被覆され、カバー層702上にコーティング材料708の薄層を形成し得る。図7に示されるように、各ディンプル704内のコーティング材料708のプロファイルは、ディンプル704の一部のみが被覆されるようなプロファイルであり得る。例えば、コーティング材料708は、ディンプル704の底部のみを被覆してもよく、ディンプル704の中心に最大厚さを有し得る。コーティング材料708の厚さは、ランド領域706に隣接するディンプルの縁部に向かって薄くなり得る。ある実施形態において、コーティング材料708によって覆われるディンプル704の部分が、図7および8に示されるプロファイルと異なるプロファイルを有し得る。例えば、コーティング材料708のプロファイルは、均一な厚さを有し得る。ある実施形態において、コーティング材料708によって覆われるディンプル704の部分およびコーティング材料708のプロファイルは、様々な要因に基づいて選択され得る。例えば、コーティング材料708によって覆われるディンプル704の部分およびコーティング材料708のプロファイルは、使用される材料カバー層材料のタイプ、使用されるコーティング材料のタイプ、ディンプルの数、ディンプルの形状、および/またはディンプルの深さに基づいて選択され得る。ある実施形態において、コーティング材料708によって覆われるディンプル704の部分は、図7および8に示されるプロファイルと異なるプロファイルを有し得る。例えば、コーティング材料708のプロファイルは、均一な厚さを有し得る。
図8に示されるように、水滴810は、図3において水滴310が挙動するのと実質的に同じように挙動し得る。図8に示されるように、水滴810は、ディンプル704に付くにつれて層812を形成し得る。ある実施形態において、層812のプロファイルは、層812の最大厚さが、ディンプル704の中心にあり、厚さが、ランド領域706に隣接するディンプル704の縁部に向かって薄くなるようなプロファイルであり得る。層312を参照して記載されるように、層812のプロファイルも、様々な要因に基づいて変化し得る。同様に、ディンプル704の深さおよび形状は、水層812によって引き起こされるディンプル704の深さおよび形状の変化を補償するために、図3を参照して上述したように調整され得る。
ある実施形態において、ゴルフボールのランド領域は、カバー層より低い親水性を有する材料で被覆され得る。例えば、図9は、ディンプル904とランド領域906とを含むカバー層902を有するゴルフボール900を含む一実施形態を示す。疎水性コーティング材料908が、ランド領域906に塗布され得る。このような実施形態において、カバー層902は、親水性材料を含み得る。したがって、ディンプル904は、親水性であり得る。ある実施形態において、ディンプル904の一部も、コーティング材料908で被覆され得る。好適な疎水性材料および疎水性表面を得る方法が、図1〜3を参照して上述される。同じ好適な疎水性材料および疎水性表面を得る方法が、ゴルフボールのランド領域が、カバー層より低い親水性を有する材料で被覆され得る実施形態において、ランド領域906を疎水性にするのに使用され得る。
図10および11は、本開示に係るゴルフボールが、雨天条件を補償するのにどのように使用され得るかを示す。いかなる特定の使用または効果に制約されるのを望むものでもないが、ディンプルの深さの変化および乾燥状態から湿潤状態への表面の乾燥度の変化は、一般に、ゴルフボール100に、本来なら従来のゴルフボールに不利であろう雨天条件の影響を補償させ得る。特に、雨天の際、従来のゴルフボール上の水が、ショットの際のゴルフクラブ面とゴルフボールとの間の摩擦の量を減少させ、ゴルフボールの軌道飛行経路が低くなり、スピンが減少し得る。
図10は、晴天(すなわち、通常の、または雨天でない)条件でゴルフをしているゴルファー1012を示す。これらの条件下で、(図1に示される実施形態の)ゴルフボール100は乾燥状態にある。ゴルフボール100は、ティー1004に向かって飛行経路1006を辿ることがあり、1010の最大垂直距離が得られる。比較のために、実質的に同様の飛行経路1008を辿る従来のゴルフボール1016が示される。従来のゴルフボール1016は、乾燥状態で、ゴルフボール100と同じ一般的な空気力学的特性を有する。
図11は、雨天条件でゴルフをするゴルファー1012を示す。具体的には、雨1014が、ゴルフボール100およびゴルフボール1016、ならびにグリーン1002に落ちている。雨1114の形態の水に曝される結果として、ゴルフボール1016のランド領域が滑りやすくなる。雨天条件の結果として、従来のゴルフボール1016は、ショットの際にそのカバー層とゴルフクラブ面との間の摩擦が減少する。したがって、従来のゴルフボール1016は、より低い最大高さ1112を有する飛行経路軌道1118を経過する。従来のゴルフボール1016は、スピンも減少し、着地の際のショットの制御が不十分になる。対照的に、ゴルフボール100は、水分をランド領域106から弾き、水分をコーティング材料108に引き寄せることによって、湿潤プレー条件を補償する。ランド領域106上の水分が減少すると、クラブ面とランド領域106との間の摩擦の低下が防がれる。水分の減少は、スピンの減少も防ぐため、着地の際のショットの不十分な制御を防ぐ。したがって、本開示は、雨天条件をよりよく補償することができるゴルフボールを提供する。
図14は、濡れているときおよび乾燥しているときのゴルフボール100の比較を示す。ゴルファー1420が、ティーにおけるゴルフボール100に向かってゴルフクラブ1422をスイングし得る。ゴルフボール100が乾燥している場合、ゴルフボール100は、ゴルフクラブ1422によって打たれた際、図14の上半分に示されるプレー特性を示し得る。特に、乾燥プレー条件では、より少ない水分がコーティング材料108上に存在し得るため、ゴルフボール100は、その重心1412の周りで高速の回転1408を示し得る。コーティング材料108上により少ない水分が存在すると、モーメントアーム1400の長さ1404によって図示される、乾燥したボール100の慣性モーメントは比較的低くなり得る。一方、ゴルフボール100が濡れている場合、より多い水分がコーティング材料108上に存在し得るため、ゴルフボール100は、その重心1412の周りでより低い速度の回転1410を示し得る。コーティング材料108上により多い水分が存在すると、より多くの重量が、ボール100の表面に集中され得る。結果として、モーメントアーム1402の長さ1406によって図示される、濡れたボール100の慣性モーメントは、比較的高くなり得る。ボール100の慣性モーメントに対するこの影響は、より多い水分がより高い粘度のコーティング材料に引き付けられ得るため、より高い粘度のコーティング材料を用いた実施形態においてより顕著であり得る。ゴルフボール100は、ゴルフボール100が濡れているかまたは乾燥しているかに応じて異なるプレー特性を示し得るため、あるゴルファーは、ゴルファーの好みに基づいて、晴天または雨天にゴルフボール100を使用するのがより望ましいと感じるであろう。
本発明の様々な実施形態が説明されてきたが、説明は、限定的なものではなく、例示的なものであることが意図され、本発明の範囲内にある多くのさらなる実施形態および実装形態が可能であることが、当業者に明らかであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲およびその均等物を考慮するときを除いて限定されない。また、様々な変更および変形が、添付の特許請求の範囲内でなされ得る。

Claims (20)

  1. コアと、
    前記コアを実質的に囲むカバー層と、
    を備えたゴルフボールであって、前記カバー層が、少なくとも1つのディンプルと、前記少なくとも1つのディンプルに隣接する少なくとも1つのランド領域とを含み、該ゴルフボールの表面の一部が疎水性であり、前記ゴルフボールの表面の一部が親水性であるゴルフボール。
  2. 水分が、前記疎水性部分から引き離され、前記親水性部分に引き寄せられるように、前記表面の前記親水性部分が、前記表面の前記疎水性部分に隣接する、請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 前記表面の前記親水性部分が、前記表面の複数の部分を含む、請求項1に記載のゴルフボール。
  4. 水分が、前記疎水性部分から引き離され、前記親水性部分に引き寄せられるように、前記表面の前記親水性部分が、前記表面の前記疎水性部分によって囲まれる、請求項3に記載のゴルフボール。
  5. 前記少なくとも1つのディンプルが複数のディンプルを含み、前記親水性部分が前記ディンプルと一致する、請求項3に記載のゴルフボール。
  6. 前記親水性部分が前記少なくとも1つのディンプルと一致する、請求項1に記載のゴルフボール。
  7. コアと、
    前記コアを実質的に囲むカバー層と、
    を備えたゴルフボールであって、前記カバー層が、少なくとも1つのディンプルと、前記少なくとも1つのディンプルに隣接する少なくとも1つのランド領域とを含み、前記少なくとも1つのランド領域の表面が疎水性であり、前記少なくとも1つのディンプルの表面が親水性であるゴルフボール。
  8. 親水性コーティング材料が前記少なくとも1つのディンプルを覆っている、請求項7に記載のゴルフボール。
  9. 前記親水性コーティング材料が親水性ポリマーを含む、請求項8に記載のゴルフボール。
  10. 前記親水性コーティング材料が均一な厚さを有する、請求項8に記載のゴルフボール。
  11. 前記親水性コーティング材料は、前記少なくとも1つのディンプルの真ん中に最大厚さを有する、請求項8に記載のゴルフボール。
  12. 前記親水性コーティング材料の厚さは、前記少なくとも1つのディンプルの縁部に向かって薄くなり、前記縁部が、前記少なくとも1つのランド領域に隣接する、請求項11に記載のゴルフボール。
  13. 前記親水性コーティング材料が、前記少なくとも1つのディンプルの全表面を覆っている、請求項8に記載のゴルフボール。
  14. 前記親水性コーティング材料が、前記少なくとも1つのディンプルの表面の一部のみを覆っている、請求項8に記載のゴルフボール。
  15. 前記少なくとも1つのディンプルが複数のディンプルを含み、親水性コーティング材料が、前記複数のディンプルの少なくとも1つを覆っている、請求項7に記載のゴルフボール。
  16. 前記親水性コーティング材料が、前記複数のディンプルの全てを覆っている、請求項9に記載のゴルフボール。
  17. 前記カバー層の表面が超疎水性である、請求項7に記載のゴルフボール。
  18. コアと、
    前記コアを実質的に囲むカバー層と、
    を備えたゴルフボールであって、前記カバー層が、複数のディンプルと、前記ディンプルに隣接する少なくとも1つのランド領域とを含み、前記少なくとも1つのランド領域の表面が疎水性であり、前記複数のディンプルの少なくとも1つの表面が親水性であるゴルフボール。
  19. コーティング材料が、親水性である前記複数のディンプルの前記少なくとも1つを覆っている、請求項18に記載のゴルフボール。
  20. 前記複数のディンプルの少なくとも1つの表面が疎水性である、請求項18に記載のゴルフボール。
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