JP2015501865A - マイクロカプセル及びその使用 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光への曝露の際に、フレグランスアルデヒド及びケトンの匂いの知覚の長期持続性を高めることが可能な水分散性コアシェル型マイクロカプセルに関する。本発明は、機能的な香水の用途においてアルデヒド及びケトンの放出の制御を向上させるような、光不安定な2−オキソアセテートプロフレグランスのカプセル化、並びに得られたマイクロカプセルを消費者製品に用いる使用に関する。
香水産業が直面する問題の一つは、特にその「トップノート」の、それらの揮発性のために芳香性化合物によってもたらされる嗅覚的利益の比較的急速な損失にある。また、一部の香料成分は、機能的香料の用途では不安定になり且つ劣化又は急速な蒸発によって失われ得る。これらの課題は、しばしば、制御された方法で香料を放出するために、送達システム、例えば、香料を含有するカプセル剤の使用を通して取り組まれている。
本発明の一対象は、
a)以下の式
R1は、任意に1つ又は2つのメトキシ基で置換される、直鎖状、分枝鎖状又は環状の飽和又は不飽和C1〜C16炭化水素基を表し、且つR2は、式(R’’)CHO(即ち、R’はHである)の対応するC6〜20芳香アルデヒド又は式(R’)(R’’)C=OのC6〜20芳香ケトンから誘導されるCH(R’)(R’’)基である)
の2−オキソアセテート誘導体である少なくとも1種のプロフレグランス成分を含有する油状相のコア;及び
b)前記コアを囲み且つ界面重合によって形成されるか又は重合により誘起される相分離プロセスによって形成されるシェル
を含む、コア−シェルマイクロカプセルである。
ダマセノン、ダマスコン、イオノン又はメチルイオノン(例えば、イラリア(Iralia)(登録商標)トータル、製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス)、イロン、大環状ケトン、例えば、シクロペンタデカノン(エキサルトン(Exaltone)(登録商標))又は3−メチル−4−シクロペンタデセン−1−オン及び3−メチル−5−シクロペンタデセン−1−オン(デルタムセノン)又は3−メチル−1−シクロペンタデカノン(ムスコン)(全てフィルメニッヒSA社製、ジュネーブ、スイス)、1−(2−アミノフェニル)−1−エタノン、1−(3,3−ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オン、1−(5,5−ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オン(ネオブテノン(登録商標)、製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス)、1−(3,3−ジメチル−1−シクロヘキシル)−1−エタノン、2,5−ジメチル−2−オクテン−6−オン、4,7−ジメチル−6−オクテン−3−オン、(3,7−ジメチル−6−オクテニルオキシ)アセトアルデヒド、1−(2,4−ジメチルフェニル)−1−エタノン、4−(1,1−ジメチルプロピル)−1−シクロヘキサノン(オリボン(Orivone)(登録商標)、製造元:インターナショナルフレーバー&フレグランス、ニューヨーク、米国)、2,4−ジ−tert−ブチル−1−シクロヘキサノン、エチル4−オキソペンタノエート、1−(4−エチルフェニル)−1−エタノン、1−(3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)エタノン(フィキソリド(登録商標)、製造元:ジボダン−ルールSA、ベルニエ、スイス)、2−ヘキシル−1−シクロペンタノン、2−ヒドロキシ−3−メチル−2−シクロペンテン−1−オン、4−(4−ヒドロキシ−1−フェニル)−2−ブタノン(ラスプベリーケトン)、1−(2−及び4−ヒドロキシフェニル)−1−エタノン、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサノン(メントン)、4−イソプロピル−2−シクロヘキセン−1−オン、1−(5−イソプロピル−2−メチルシクロヘキサ−1−又は2−エン−1−イル)プロパノン、1−(4−イソプロピル−1−フェニル)−1−エタノン、2−(2−メルカプトプロパン−2−イル)−5−メチルシクロヘキサノン、1−(4−メトキシフェニル)−1−エタノン、7−メチル−2H,4H−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン(カロン(Calone)(登録商標)、製造元:C.A.L.SA、グラース(Grasse)、フランス)、5−メチル−3−ヘプタノン、6−メチル−5−ヘプテン−2−オン、メチル3−オキソ−2−ペンチル−1−シクロペンタンアセテート(ヘディオン(Hedione)(登録商標)、製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス)、1−(4−メチルフェニル)−1−エタノン(4−メチルアセトフェノン)、5−メチル−2−(プロパン−2−イリデン)シクロヘキサノン、5−メチル−2−(プロプ−1−エン−2−イル)シクロヘキサノン(イソプレゴン)、2−メチル−5−(プロプ−1−エン−2−イル)シクロヘキサ−2−エノン(カルボン)、5−メチル−エクソ−トリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデカン−4−オン、3−メチル−4−(1,2,2−トリメチルプロピル)−4−ペンテン−2−オン、2−ナフタレニル−1−エタノン、1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン(異性体混合物、イソEスーパー(登録商標)、製造元:インターナショナルフレーバー&フレグランス、ニューヨーク、米国)、3,4,5,6,6−ペンタメチル−3−ヘプテン−2−オン、2−ペンチル−1−シクロペンタノン(デルホン、製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス)、4−フェニル−2−ブタノン(ベンジルアセトン)、1−フェニル−1−エタノン(アセトフェノン)、2−及び4−tert−ブチル−1−シクロヘキサノン、1−(4−tert−ブチルフェニル)−1−エタノン)、3,5,6,6−テトラメチル−4−メチレンヘプタン−2−オン、2,4,4,7−テトラメチル−6−オクテン−3−オン、1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン(ショウノウ)、2,6,6−トリメチル−1−シクロヘプタノン、2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1,4−ジオン、4−(2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)−2−ブタノン(ジヒドロイオノン)、1−(2,4,4−トリメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)−2−ブテン−1−オン、1−(3,5,6−トリメチル−3−シクロヘキセン−1−イル)−1−エタノン、2,2,5−トリメチル−5−ペンチル−1−シクロペンタノン又は式(R’)(R’’)C=O(式中、R’及びR’’は直鎖状アルキル基である)のC6〜15ケトン;及び上で挙げられたケトンの任意の混合物からなるケトンの群から選択されるか、
又は上で挙げられたアルデヒド及びケトンの任意の混合物からなる群から選択される。
i)上に規定されるような、付香成分としての、少なくとも1種の本発明のマイクロカプセル;及び
ii)消費者製品ベース
を含む消費者製品も本発明の対象である。
a)少なくとも1種の式(I)のプロフレグランス化合物を含有する、上に規定された、本発明のマイクロカプセル;
b)a)のマイクロカプセルを含む、上に規定された、本発明の付香組成物;又は
c)a)のマイクロカプセルを含む、上に規定された、付香された消費者製品
を用いて処理することを特徴とする、前記方法である。
本発明は、その後、以下の実施例によって更に詳細に記載されており、その際、省略形は当該技術分野における通常の意味を有し、温度は摂氏度(℃)で示される。NMRスペクトルデータを、CDCl3中で1Hについて360MHz又は400MHzで、13Cについて90.6MHz又は100.6MHzで、Bruker AMX360又は400スペクトロメータを用いて記録し、化学シフトδを標準としてSi(CH3)4についてppmで示し、カップリング定数JをHz(br.=ブロードピーク)で表す。市販の試薬及び溶媒を、別記しない限り更に精製することなく使用した。反応は、N2下で標準的なガラス器具内で行った。
フレグランスアルデヒド又はケトン(約10g)のエーテル溶液(75ml)を、LiAlH4(1当量)のエーテル懸濁液(80〜200ml)に0℃で撹拌しながら滴加した。反応混合物を、室温まで温めて、その後、20〜60分間、加熱還流した。0℃まで冷却した後、残りのLiAlH4を水でクエンチした(場合により、少量のNaOH(10%)と水を添加した)。白色の沈殿の形成が見られ、これを濾過した。有機相を水で洗い、乾燥させ(Na2SO4)、濃縮すると、所望の第1級又は第2級アルコールが得られた。
上記の通り、(±)−1−(3,3−及び5,5−ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンの混合物(約1:3.5)から9.99g(99%)の2種の異性体の混合物(約1:3.5)が得られる。
上記の通り、35mlのエーテル中の5.00g(26.0ミリモル)の(±)−4−及び3−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒドと、45mlのエーテル中の0.49g(12.9ミリモル)のLiAlH4により1.5時間で、5.01g(99%)の2種の異性体の混合物(約7:3)が黄色の油状物として得られた。
上記の通り、(±)−3−及び4−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒドから2種の異性体の混合物(約4:1)として10.33g(99%)の無色の油状物が得られた。
(±)−1−(3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)−1−エタノン(10.00g、38.7ミリモル)のエタノール溶液(65ml)を、LiAlH4(1.48g、39.0ミリモル)のエーテル懸濁液(70ml)に0℃で1時間かけて滴加した。反応混合物を室温まで温めて、その後、1日加熱した。0℃まで冷却した後、更にLiAlH4(0.76g、19.5ミリモル)を添加した。更に3日間還流した後、混合物を0℃まで冷却し、水を滴加した。有機相を水で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮すると、10.19g(99%)の生成物が得られた。
10.00g(38.7ミリモル)の(6S,7S)−3,5,5,6,7,8,8−ヘプタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−カルバルデヒドのエーテル(50ml)及びテトラヒドロフラン(THF、15ml)の溶液を、LiAlH4(1.48g、39.0ミリモル)のエーテル(55ml)懸濁液に0℃で45分間かけて滴加した。反応混合物を室温まで温めたままにし、その後、1.5時間加熱還流した。室温まで冷却した後、残りのLiAlH4を水(2ml)及びNaOH(10%、2ml)でクエンチし、水(6ml)を添加した。白色の沈殿の形成が見られ、これを濾過した。エーテルを添加し、有機相を水で洗い、乾燥(Na2SO4)させて濃縮すると、10.11g(量)の生成物が得られた。
ビーカー内で、2−フェニルアセタルデヒド(17.50g、146ミリモル)及びポリイソシアネート(Desmodur(登録商標)N100、製造元:Bayer AG、1.17g、6.11ミリモル)を混合すると黄色の溶液が得られた。この溶液をポリ(ビニルアルコール)PVOH18−88(製造元:アルドリッチ、0.5g)の水溶液(49.5ml)に添加し、エマルションを4分間6500rpmでUltra-Turrax(S25N 18G)で撹拌することによって調製した。液滴サイズを光学顕微鏡によって制御した。エマルションを250mlの反応器に移し、これを室温にて350rpmで撹拌した。炭酸グアニジン(0.39g、4.36ミリモル)の水溶液(1ml)をエマルションに1時間かけて滴加した。この反応混合物を、室温から70℃まで1時間温め、その後、これを70℃で2時間、350rpmで撹拌すると、白色のマイクロカプセルの分散液が得られた。
式(I)による2−オキソアセテート誘導体の調製
2−オキソ−2−フェニルアセテートの一般的な調製方法
ベンゾイルギ酸(1当量)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(DMAP、0.1当量)及び放出されるべきアルデヒド又はケトンに対応するアルコール(10.00g、約1.7当量)のジクロロメタン溶液(50〜100ml)を、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC、約1.2当量)のジクロロメタン溶液(40ml)を15〜30分間滴加する前に氷浴で冷却した。反応混合物を0℃で10分間撹拌し、その後、室温で3〜6時間撹拌した。反応物中に形成された沈殿を濾過し、エーテル中に取られた濾過物を、水(3×)、HCl(10%、3×)及びNaHCO3(3×)の飽和溶液で洗った。有機層を、乾燥(Na2SO4)させ、濃縮すると、粗反応生成物が得られた。
上記のような一般法において、2−フェニルエタノール(5.00g、41.0ミリモル)を用いる。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル8:2〜7:3)により、5.52g(95%)の黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、(Z)−3−ヘキセン−1−オール(6.61g、50.0ミリモル、1.3当量)を、室温で48時間撹拌した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル7:3)により8.04g(93%)の黄色油状物が得られた。
上記のような一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1、次いで3:2)により9.48g(94%)の黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル9:1、その後1:1)により9.35g(97%)の黄色の油状物がジアステレオマーの混合物として得られた。
上記のような一般法において(Z)−4−ドデセノール(10.41g、56.5ミリモル)を用いる。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル9:1)により9.86g(93%)の黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、ジクロロメタン(15ml)中の(Z)−3−ノネノール(1.28g、9.0ミリモル、1.4当量)及びジクロロメタン(7ml)中のDCCを、室温で24時間撹拌した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/酢酸エチル9:1)により1.21g(66%)のわずかに黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル9:1、その後1:1)により10.03g(90%)の黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、室温で1.5時間撹拌した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1、その後1:1)により9.63g(86%)の黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1、その後1:1)により7.69g(79%)の黄色の油状物が2種の異性体の混合物(約1:3.5)として得られた。
上記のような一般法において、ジクロロメタン(350ml)中のデカノール(32.50g、205.3ミリモル)及びジクロロメタン(150ml)中のDCCを、室温で一晩撹拌した。球管蒸留(残りのデカノールを除去するため)及び反復カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/酢酸エチル7:3)により、23.41g(67%)のわずかに黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル7:3)により7.26g(70%)の黄色の油状物が異性体混合物として得られた。
上記のような一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル7:3)により9.37g(89%)の黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、室温で22時間撹拌した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル9:1)により8.15g(83%)の黄色の油状物が得られた。
上記のように一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル1:1)により9.25g(89%)の黄色の油状物が得られた。
上記のように一般法において、カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1)により9.14g(81%)の黄色の油状物が得られた。
上記の通り、ジクロロメタン(30ml)中の(±)−[4−及び3−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シクロヘキセン−1−イル]メタノール(4.40g、22.7ミリモル、約7:3)を用いて室温で2時間撹拌した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1)により4.02g(94%)の生成物が異性体の混合物(約7:3)として得られた。
上記のような一般法においてジクロロメタン(55ml)中の(±)−5−[4−及び5−(ヒドロキシメチル)−1−シクロヘキセン−1−イル]−2−メチル−2−ペンタノール(9.00g、42.2ミリモル、約4:1)を用いて、少量の未反応アルコールを含有する、11.51g(量)の2種の異性体の混合物(約4:1)が得られた。
上記のような一般法においてジクロロメタン(36ml)中の3−(3,3−及び1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)プロパノール(6.00g、29.0ミリモル、約3:2)を室温で20時間撹拌した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル9:1)により4.72g(88%)のわずかに黄色の油状物が位置異性体の混合物(約3:2)として得られた。
上記のような一般法においてジクロロメタン(50ml)中の(±)−1−(3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)エタノール(9.55g、36.7ミリモル)を、室温で18時間撹拌した。反復カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1及び95.5)により5.68g(68%)の無色の油状物が得られた。
上記のような一般法において((6S,7S)−3,5,5,6,7,8,8−ヘプタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)メタノール(10.15g、39.0ミリモル)及びジクロロメタン(20ml)中のDCCを、45分間添加し且つ室温で75時間撹拌した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1)により8.09g(91%)の生成物が得られた。
上記のような一般法においてジクロロメタン(70ml)中の(±)−3,5,6,6−テトラメチル−4−メチレンヘプタン−2−オール(6.16g、33.4ミリモル、複数の二重結合異性体のメジャー異性体)を用いる。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル9:1)により複数の異性体の混合物として4.69g(80%)の黄色の油状物が得られた。
上記のような一般法において、DCCを50分間添加する。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル8:2)により9.55g(93%)のわずかに黄色の油状物が得られた。
2−オキソ−2−フェニルアセテート(17.6g、99ミリモル)、(E)−3,7−ジメチル−2,6−オクタジエノール(18.5g、120ミリモル)及びNaOCH3(メタノール中30%、1.5ml)のシクロヘキサン溶液(170ml)を72時間加熱還流した。室温まで冷却した後、反応混合物をエーテル中に取出し、水(pH=7)で洗い、乾燥させ(Na2SO4)、濾過して濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル8:2)により14.5g(52%)のわずかに黄色の油状物が得られた。
2−オキソプロパン酸(3.40g、38.6ミリモル)、DMAP(0.48g、3.9ミリモル)及び(E)−3,7−ジメチル−2,6−オクタジエノール(10.00g、64.8ミリモル)のジクロロメタン溶液(90ml)を氷浴で冷却し、その後、DCC(9.18g、44.5ミリモル)のジクロロメタン(45ml)溶液を30分間添加した。反応混合物を0℃で10分間撹拌し、その後、室温で約5時間撹拌した。反応物中に形成された沈殿物を濾過し、濾過物をエーテル中に取出し、これを水(3×)、HCl(10%、3×)、NaHCO3(3×)の飽和溶液及び水で洗った。有機層を乾燥(Na2SO4)させて濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル4:1)により4.68g(53%)のわずかに黄色の油状物が得られた。
塩化オキサリル(10ml、116ミリモル)を、撹拌された(±)−(2,4−ジメチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)メタノール(32.48g、233ミリモル、シス/トランス約4:1)のピリジン(270ml)溶液に0℃で15分間かけて滴加した。この溶液を室温まで温めて、21時間後に、冷たい水に注ぎ、ジエチルエーテル(2×)、H2SO4(10%)(2×)、NaHCO3(飽和)及びNaCl(飽和)で抽出した。有機層を乾燥(Na2SO4)させて濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル8:2)により、32.85g(85%)の(±)−ビス[(2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−イル)メチル]オキサラートが、わずかに黄色の油状物(シス/トランス異性体の混合物 約4:1)として得られた。
塩化オキサリル(6.11g、48.1ミリモル)を、撹拌された(−)−メントール(15.00g、96.0ミリモル)のピリジン(124ml)溶液に0℃で15分間かけて滴加した。この溶液を室温まで温めて、24時間後に、これをH2SO4(50%、200ml)と氷に注いだ。エーテルを添加し(200ml)、抽出された有機相を再びH2SO4(50%、200ml)で処理し、NaClの飽和溶液及びNaHCO3(2×)の飽和溶液で洗った。有機層を乾燥(Na2SO4)させて濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル9:1)により、16.02g(91%)のビス((1R,2S,5R)−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキシル)オキサラートが、無色の油状物として得られた。
1−ブロモ−4−メチルシクロヘキサン(20.0g、0.11モル)及びマグネシウム(2.9g、0.12モル)から調製されたグリニャール試薬のTHF溶液(110ml)を、機械的に撹拌されたジエチルオキサレート(16.0g、0.11モル)のTHF溶液(250ml)に−78℃で滴加(80分間)した。この混合物を2時間撹拌したままにし、その後、ゆっくりと0℃まで温めた。NH4Clの飽和溶液(100ml)を添加すると、白色の沈殿の形成が見られた。ジエチルエーテル(2×)で抽出し、水で洗い、乾燥(Na2SO4)させ、濃縮すると、22.6gの粗組成物が得られた。10g(100℃/2ミリバール)の球管蒸留により7.74g(76%)のエチル2−(4−メチルシクロヘキシル)−2−オキソアセテートが、わずかに黄色の油状物(シス/トランス異性体の混合物 約1:3)として得られた。
前述の実施例に記載される通り、(E)−3,7−ジメチル−2,6−オクタジエノール(4.62g、30ミリモル)を用いる。カラムクロマトグラフィー(SiO2、ヘプタン/エーテル8:2及びヘプタン/エーテル95:5)により、1.97g(26%)の純粋な生成物(シス/トランス異性体の混合物(約1:5))が得られた。
本発明によるメラミン−ホルムアルデヒドマイクロカプセルの調製
一般的な製造方法
式(I)の2−オキソアセテートの感光プロフレグランスを、Urecoll(登録商標)(Urecoll(登録商標)SMV:エーテル化メラミンホルムアルデヒド樹脂の、約78.8%の不揮発分を有する水溶液)及びコロイド安定剤(アクリル酸とアクリルアミドとのコポリマー(20質量%、製造元:アルドリッチ)の水溶液を、Ultra−Turrax撹拌により乳化するとスラリーが得られた。このスラリーは、界面における樹脂との安定な油/水エマルションであった。この混合物を反応器に導入し、一般的に知られた方法で加熱すると、樹脂の重合と架橋が達成されるので、油滴を囲う硬質のポリマーシェルが提供された。従って同じマイクロカプセルサイズを全て合成から得るために、Ultra−Turraxの撹拌速度を適合させた。
本発明によるメラミン−ホルムアルデヒドマイクロカプセルの調製
実施例2に記載された方法に従って、同じ方法で、以下の表IIに記載されるように、A2〜J2の文字によって示され、且つ実施例1に記載される通りに調製された2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテートをプロフレグランス(I)として全て含む、本発明による一連のマイクロカプセルを調製した。
本発明によるメラミン−ホルムアルデヒドマイクロカプセルの調製
実施例2に記載された方法に従って、同じ方法で、以下の表IIIに記載されるように、A3〜J3の文字によって示され、且つ実施例1に記載される通りに調製された(Z)−3−ヘキセニル2−オキソ−2−フェニルアセテートをプロフレグランス(I)として全て含む、本発明による一連のマイクロカプセルを調製した。
消費者製品(柔軟仕上げ剤)に導入される、本発明によるマイクロカプセルから放出されるフレグランスの動的ヘッドスペース分析
試料の調製
実施例2〜4に記載された複数のマイクロカプセルを、柔軟仕上げ剤において、それらが3,7−ジメチル−2,6−オクタジエナール(シトラール)、2−フェニルアセタルデヒド又は(Z)−3−ヘキセナールを放出する能力について、本願明細書で以下に記載される一般法を用いて試験した。
Stepantex(登録商標)VL90 A(製造元:Stepan) 16.5質量%
塩化カルシウム(10%の水溶液) 0.6質量%
水 82.9質量%
その後、コットンシートを、ヘッドスペースサンプリングセル(約160mlの容積)内で分析し、25℃に温度調節し、約200ml/分の一定の空気量に曝した。空気を、活性炭を通して濾過し、NaClの飽和溶液を通して吸引すると、約75%の恒湿が得られた。測定のために、本発明によるマイクロカプセルと先行技術のプロフレグランスを有するコットンシートを、ヘッドスペースサンプリングセル中に置き、それぞれ、キセノンランプ(約90000ルクスでHeraeus Suntest CPS)に曝す一方で、対応するフレグランス原料(光に反応しない)を有する対照シートを、別のヘッドスペースサンプリングセル中に置いて、自然の屋内日光に曝した。ヘッドスペースシステムを15分間平衡化し、その後、蒸発した揮発物を、清浄なTenax(登録商標)カートリッジ(0.10g)で10分間吸着させた。異なる試料をキセノンランプに曝した後に得られた結果を表IVにまとめる。
2−フェニルアセトアルデヒドを放出するためにプロフレグランスとして2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明によるポリウレアマイクロカプセルA4−I4の調製
異なるシェル厚さと組成を有するマイクロカプセルの合成
一般的な手順:ビーカー内で、ポリイソシアネート(Desmodur(登録商標)N100、製造元:Bayer AG、及び/又はTakenate(登録商標)D−110N、製造元:三井化学株式会社、表V)及びピレン−1−イルメタンアミニウムクロリドを、2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテート(実施例1で上記された通りに得られる)中に溶解した。この有機相をポリ(ビニルアルコール)PVOH18−88(1質量%、製造元:アルドリッチ社)の水溶液中に導入した。エマルションを、Ultra−Turrax撹拌(S25N 10G)によって製造した。液滴サイズを光学顕微鏡によって制御した。次に、エマルションを、250mlの反応器中に室温で導入し且つ350rpmでアンカーを用いて撹拌した。炭酸グアニジン及び/又はグアナゾール(表V、製造元:アルファエイサー)の水溶液を、エマルションに1時間かけて滴加した。反応混合物を室温から70℃まで1時間温め、その後、70℃で2時間維持すると白色の分散液が得られた。
ビーカー内に、ポリイソシアネート(Takenate(登録商標)D−110N、5.36g、14.03ミリモル)及びピレン−1−イルメタンアミニウムクロリド(38.50mg、0.14ミリモル)を、モデル香料(20.14g、表VI)及び2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテート(20.00g、79.00ミリモル)中に溶解すると溶液が得られた。PVOH18−88(1質量%、54.90g)の水溶液中に有機相のエマルションを、6500rpmで4分間、最終的に13500rpmで2分間Ultra−Turrax撹拌(S25N 10G)によって調製した。液滴サイズを光学顕微鏡によって制御した。次に、エマルションを室温で250mlの反応器中に導入し、アンカーを用いて350rpmの速度で撹拌した。炭酸グアニジン(0.90g、10.03ミリモル)の水溶液(2ml)をエマルションに1時間かけて滴加した。反応混合物を、室温から70℃まで1時間温めて、次いで70℃で2時間維持すると、白色の分散液が得られた。
マイクロカプセルA4−B4及びC4のシェル厚さの測定
マイクロカプセルの厚さと直径を、AFM(Nanoscope IV、NS4−1、デジタルインスツルメンツ社)によって測定した。3種の異なるマイクロカプセルの分散液(30mg)をアセトン中で希釈し、マイカシート上に堆積させ(5μL)、室温で24時間空気乾燥させた。次に単一のシェル厚さのマイクロカプセルを、乾燥した圧潰カプセルの平らな領域の半分の高さとして概算した。シェル厚さを、それぞれの試料のカプセル直径の関数としてプロットした(図1を参照のこと)。
マイクロカプセルのそれぞれの試料を、500rpmで、次いで2000rpmで遠心分離すると、2つの母集団が得られ、第1のものは6ミクロンに中心があり、第2のものは20ミクロンに中心がある。AFM測定によれば、6ミクロンの直径を有するマイクロカプセルは薄いシェルを有するべきである一方、20ミクロンのカプセルは厚いシェルを有するべきである。
2−フェニルアセタルデヒドのヘッドスペース濃度も、上記の手順に従ってシェルの組成の関数として測定した。マイクロカプセルE4は、芳香族イソシアネート(Takenate(登録商標)D−110N)を用いて調製するが、マイクロカプセルF4は、等モルの2種のアミノ化合物(炭酸グアニジンとグアナゾール)を用いて調製した。異なる試料をキセノンランプに曝した後に得られる結果を表VIIIにまとめる。
(Z)−3−ヘキセナールを放出するためにプロフレグランスとして(Z)−3−ヘキセニル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明による、ポリウレアマイクロカプセルE5の調製
実施例6のマイクロカプセルE4について上記された方法に従って、類似の方法で、プロフレグランスとして(Z)−3−ヘキセニル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む本発明によるマイクロカプセル(実施例1に上記された通りに得られた)を調製した。
(E)−3,7−ジメチル−2,6−オクタジエナール(シトラール)を放出するためにプロフレグランスとして(E)−3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明による、ポリウレアマイクロカプセルE6の調製
実施例6においてマイクロカプセルE4について上記された方法に従って、類似の方法で、プロフレグランスとして(E)−3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル2−オキソ−2−フェニルアセテート(実施例1に上記された通りに得られる)を含む本発明によるマイクロカプセルを調製した。
(±)−3−メチル−5−フェニルペンタナール(Phenexal(登録商標))を放出するためにプロフレグランスとして(±)−3−メチル−5−フェニルペンチル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明による、ポリウレアマイクロカプセルE7の調製
実施例6においてマイクロカプセルE4について上記された方法に従って、類似の方法で、プロフレグランスとして(±)−3−メチル−5−フェニルペンチル2−オキソ−2−フェニルアセテート(実施例1に上記された通りに得られる)を含む本発明によるマイクロカプセルを調製した。
(±)−3−(4−(tert−ブチル−1−シクロヘキセン−1−イル)プロパナール(Mugoxal(登録商標))を放出するためにプロフレグランスとして(±)−3−(4−tert−ブチル−1−シクロヘキセン−1−イル)プロピル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明による、ポリウレアマイクロカプセルE8の調製
実施例6においてマイクロカプセルE4について上記された方法に従って、類似の方法で、プロフレグランスとして(±)−3−(4−tert−ブチル−1−シクロヘキセン−1−イル)プロピル2−オキソ−2−フェニルアセテート(実施例1に上記された通りに得られる)を含む本発明によるマイクロカプセルを調製した。
(2S,5R)−2−イソプピル−5−メチルシクロヘキサノン(メントン)を放出するためにベンジルアセテート及びプロフレグランスとして(1R,2S,5R)−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキシル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明による、ポリウレアマイクロカプセルE9の調製
ビーカー内で、ポリイソシアネート(Takenate(登録商標)D−110N、5.35g、14.01ミリモル)とピレン−1−イルメタンアミニウムクロリド(39.00mg、0.15ミリモル)を、ベンジルアセテート(32g、213.00ミリモル)と(1R,2S,5R)−2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキシル2−オキソ−2−フェニルアセテート(8.03g、27.80ミリモル、実施例1に上記される通りに調製した)中に溶解して溶液を得た。PVOH18−88(1質量%、54.90g)の水溶液中の有機相のエマルションを、6500rpmで4分間、最終的に13500rpmで2分間Ultra−Turrax撹拌(S25N 10G)することにより調製した。この液滴のサイズを光学顕微鏡により制御した。次に、エマルションを室温で250mlの反応器中に導入し、350rpmの速度でアンカーを用いて撹拌した。炭酸グアニジン(0.91g、10.10ミリモル)の水溶液(2ml)をエマルションに1時間かけて滴加した。反応混合物を室温から70℃まで1時間温めて、その後、70℃で2時間維持すると白色の分散液が得られた。
1−デカナールを放出するためにプロフレグランスとしてデシル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明による、ポリウレアマイクロカプセルE10の調製
実施例11においてマイクロカプセルE9について上記された方法に従って、類似の方法で、プロフレグランスとしてデシル2−オキソ−2−フェニルアセテート(実施例1に上記された通りに得られる)を含む本発明によるマイクロカプセルを調製した。
(±)−2,6−ジメチル−5−ヘプテナール(メロナール)を放出するためにプロフレグランスとして(±)−2,6−ジメチル−5−ヘプテニル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明による、ポリウレアマイクロカプセルE11の調製
実施例11においてマイクロカプセルE9について上記された方法に従って、類似の方法で、プロフレグランスとして(±)−2,6−ジメチル−5−ヘプテニル2−オキソ−2−フェニルアセテート(実施例1に記載された通りに得られる)を含む本発明によるマイクロカプセルを調製した。
3−(3,3−及び1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)プロパナールを放出するためにメチル2−(3−オキソ−2−ペンチルシクロペンチル)アセテートとプロフレグランスとして3−(3,3−及び1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)プロピル2−オキソ−2−フェニルアセテートとを含む本発明によるポリウレアマイクロカプセルE12の調製
ビーカー内に、ポリイソシアネート(Takenate(登録商標)D−110N、1.34g、3.50ミリモル)とピレン−1−イルメタンアミニウムクロリド(10.30mg、0.04ミリモル)を、メチル2−(3−オキソ−2−ペンチルシクロペンチル)アセテート(8.23g、36.40ミリモル)及び3−(3,3−及び1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)プロピル2−オキソ−2−フェニルアセテート(2.01g、5.98ミリモル)中に溶解させて溶液を得た。PVOH18−88(1質量%、57.00g)の水溶液中に有機相のエマルションを、6500rpmで2分間、最終的に13500rpmで2分間Ultra−Turrax撹拌(S25N 10G)することによって調製した。液滴サイズを光学顕微鏡によって制御した。次に、エマルションを、250mlの反応器中に室温で導入し且つ350rpmの速度でアンカーを用いて撹拌した。炭酸グアニジン(0.45g、5.00ミリモル)の水溶液(1ml)をエマルションに1時間かけて滴加した。反応混合物を室温から70℃まで1時間温めて、その後、70℃で2時間維持すると白色の分散液が得られた。
(E)−及び(Z)−9−ウンデセナール(アルデヒドスプラ)を放出するためにメチル2−(3−オキソ−2−ペンチルシクロペンチル)アセテートとプロフレグランスとして(E)−及び(Z)−9−ウンデセニル2−オキソ−2−フェニルアセテートとを含む本発明によるポリウレアマイクロカプセルE13の調製
実施例14においてマイクロカプセルE12について上記された方法に従って、類似の方法で、プロフレグランスとして(E)−及び(Z)−9−ウンデセニル2−オキソ−2−フェニルアセテート(実施例1に記載された通りに得られる)を含む本発明によるマイクロカプセルを調製した。
2−フェニルアセタルデヒドを放出するためにプロフレグランスとして2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテートを含む、本発明によるホルムアルデヒド不含メラミンマイクロカプセルA14及びB14の調製
オリゴマー組成物の調製:
50mlの丸底フラスコ内に、オキサールアルデヒド(水中40%w/w、2.11g)、2,2−ジメトキシアセタルデヒド(60%w/w水中、1.69g)、2−グリオキサル酸(50%w/w水中、0.72g)、及び1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリアミン(1.11g)を脱塩水(1.90g)に添加した。水酸化ナトリウム(30%w/w水中)を用いてpHを9.0に調整した。混合物を45℃で25分間加熱すると溶液(pH=6.6)が得られた。次に脱塩水(8.35g)を添加して、樹脂を5分間撹拌した。
オリゴマー組成物の溶液を、Ambergum(商標)1221の溶液に溶解し、且つグアナゾール(C1〜4ジアミノ化合物、0.98g)と脱塩水(32.5g、pH=9.00〜9.50)の存在下で200mlの反応器中に導入した。2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテートとポリイソシアネートの溶液を添加して、Ultra−turraxを用いて21500〜24000rpmで2分間乳化した。ギ酸(水中30%w/w)を用いてpHを5.00〜5.50に調節した。反応混合物を80℃で4時間加熱し、次いで室温まで冷却した(pH=5.50〜6.00)。マイクロカプセルのスラリーを、水酸化ナトリウムの溶液(水中30質量%)で中和した。
消費者製品(デイクリーム)中の本発明によるマイクロカプセルの新たな試料から放出される付香成分の官能的分析
この試験を、相A〜Dから配合され且つ以下の最終組成物を有する標準的なデイクリームを用いて実施した:
相A及びBを別々に70〜75℃まで加熱し、その後、相Aを相Bに添加した。真空をかけて、相を混合し、その後、混合物を室温まで冷却した。65℃から55℃までの冷却中(約15分間)にコロイドミル(MZ型、Fryma VME-120ミキサーに組み込まれ且つ横歯研削セットで構成される)のスイッチ(0.4開放)を入れた。相C(Nipaguard PO 5)を45〜50℃で添加し、混合物を5分間混合し続け、その後、相D(PNC400)を添加した。3分後に、コロイドミルのスイッチ(0.4開放)を入れ、15分間運転し続けた。室温で混合を再開し、30℃で、再びミルを、均質で光沢があり且つ塊のないクリームになるまで、更に15分間スイッチオンにした。最終的に、必要であれば、(例えば、クエン酸の溶液を用いて)pHを要求される値に調節した。
実施例3において上記されたカプセル分散液I2(0.24g、0.05%のアルデヒドに相当する)を、上記のデイクリーム(99.76g)に添加した。異なるデイクリーム(0.15g)の試料を厚紙ブロッター(4.5cm×12cm)上に塗布した。3つのブロッターをそれぞれの試料のために準備した。ブロッターを暗所にて室温で3.5時間保管した。1つのブロッターを暗所にて保持し、他の2つを365nmで1時間光に曝した(UVP Upland UVL−28ランプ、 365nm、8Wを用いる)。
デイクリーム(それぞれ、99.78g及び99.72g)中の、0.05%のアルデヒドに相当する、マイクロカプセルD4及びE4(それぞれ、0.22g及び0.28g)の分散液を用いて、マイクロカプセルI2について上記された通りに試料を調製して分析した。光に曝した2つのブロッターのうちの1つを更に擦った。
デイクリーム(99.70g)中の実施例7に記載されたマイクロカプセルE5(0.30g、0.05%のアルデヒドに相当する)の分散液を用いてマイクロカプセルI2について上記された通りに試料を調製して分析し、これを暗所にて室温で3.3時間保管した。
デイクリーム(99.77g)中の、実施例8に記載されたマイクロカプセルE6の分散液(0.23g、0.05%のアルデヒドに相当する)を用いて、マイクロカプセルI2について上記された通りに試料を調製して分析した。
デイクリーム(99.41g)中の、実施例10に記載されたマイクロカプセルE8の分散液(0.59g、0.05%のアルデヒドに相当する)を用いて、マイクロカプセルI2について上記された通りに試料を調製して分析した。
デイクリーム(99.75g)中の、実施例16に記載されたマイクロカプセルB14(0.25g、0.05%のアルデヒドに相当する)の分散液を用いて、マイクロカプセルI2について上記された通りに試料を調製して分析した。
消費者製品(デイクリーム)中の本発明のマイクロカプセルの熟成した試料から放出される付香成分の官能的分析
実施例3に記載された拡散性マイクロカプセルI2から放出される付香成分(2−フェニルアセタルデヒド)の官能的分析
試験を、実施例17に上記された標準的なデイクリームベースを用いて実施した。
デイクリーム(99.78g)中の、実施例6に記載されたマイクロカプセルD4(0.22g、0.05%のアルデヒドに相当する)の分散液を用いて、マイクロカプセルI2について上記された通りに試料を調製して分析した。
デイクリーム(99.72g)中の実施例6に記載されたマイクロカプセルE4(0.28g、0.05%のアルデヒドに相当する)の分散液を用いて、マイクロカプセルI2について上記された通りに試料を調製して分析した。試料をフリッジにて3℃で保管し、オーブンにて45℃で1ヶ月保管した。
消費者製品(多目的表面クリーナー)に導入される、本発明によるマイクロカプセルから放出されるフレグランスの動的ヘッドスペース分析
試料の調製
本発明のマイクロカプセルの付香成分としての使用を、多目的クリーナー(APC)で試験した。
Neodol(登録商標)91−8(製造元:Shell Chemicals) 5.0質量%
Marlon(登録商標)A 375(製造元:Huels AG) 4.0質量%
クモールスルホン酸ナトリウム 2.0質量%
Kathon(登録商標)CG(製造元:Rohm and Haas) 0.2質量%
水 88.8質量%
24時間後に、セラミックプレートをそれぞれヘッドスペースサンプリングセル(約625ml)内に置いた。マイクロカプセルA4、E10、2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテート又はデシル2−オキソ−2−フェニルアセテートを有する試料を、キセノンランプ(約90000ルクスでHeraeus Suntest CPS)に曝す一方で、遊離2−フェニルアセタルデヒド又は遊離デカナールを有する試料を屋内日光に曝した。約200ml/分の一定の空気量を試料に通した。空気を、活性炭を通して濾過し、(約75%の恒湿の空気を保証するために)NaClの飽和溶液を通して吸引した。この実験準備において、ヘッドスペースサンプリングセルは温度調整されず、測定の間に温度の上昇が見られた。ヘッドスペースシステムは15分間平衡のままであり、その後、揮発物がクリーンTenax(登録商標)カートリッジに10分間、次いで廃棄物カートリッジに20分間吸着された。次に、4回連続して、揮発物をクリーンカートリッジに10分間、そして廃棄物カートリッジに20分間吸着させた。HP 1キャピラリーカラム(30m、内径0.32mm、膜厚0.25μm)とFID検出器を備えたAgilent 7890 Aガスクロマトグラフィーに連結されたPerkin Elmer TurboMatrix ATD脱着装置でカートリッジを脱着した。揮発物を、60℃から出発して130℃まで15℃/分、次いで220℃まで40℃/分の2段階の温度勾配を用いて、ガスクロマトグラフィー(GC)によって分析した。ヘッドスペース濃度(ng/l空気)は、エタノール中の5〜7つの異なる2−フェニルアセタルデヒド又はデカナール濃度を用いて外部標準較正によって得られた。0.2μlの異なる較正溶液を、それぞれ、Tenax(登録商標)カートリッジに3回注入し、これを速やかにヘッドスペースサンプリングから得られるものと同じ条件下で脱着した。測定を二重反復試験で行った。2−フェニルアセトアルデヒド及びデカナールの放出について得られた結果を図2にまとめる。
Claims (12)
- R1が直鎖状、分枝鎖状又は環状のC1〜C10炭化水素基を表す、式(I)の少なくとも1種のプロフレグランス成分を含む、請求項1に記載のマイクロカプセル。
- R1がメチル、エチル、tert−ブチル、イソプロピル、シクロペンチル又はシクロヘキシル基又は任意に1つ又は2つのメトキシ基で置換されたフェニル基を表す、少なくとも1種の式(I)のプロフレグランス成分を含む、請求項1又は2に記載のマイクロカプセル。
- 式(I)で示され、その式中、R2がベンズアルデヒド、1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサルデヒド、3−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−2−メチルプロパナール、3−(4−tert−ブチル−1−シクロヘキセン−1−イル)プロパナール、2,4−デカジエナール、2−デセナール、4−デセナール、8−デセナール、9−デセナール、3−(6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−エン−2−イル)プロパナール、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド、3,5−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド、1−(3,3−ジメチル−1−シクロヘキシル)−1−エタノン、5,9−ジメチル−4,8−デカジエナール、3−(3,3−及び1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)プロパナール、2,6−ジメチル−5−ヘプテナール、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエナール、3,7−ジメチルオクタナール、3,7−ジメチル−6−オクテナール、(3,7−ジメチル−6−オクテニル)アセトアルデヒド、3−ドデセナール、4−ドデセナール、3−エトキシ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド、4−エチルベンズアルデヒド、3−(2及び4−エチルフェニル)−2,2−ジメチルプロパナール、2−フランカルバルデヒド、2,4−ヘプタジエナール、3,5,5,6,7,8,8−ヘプタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−カルバルデヒド、4−ヘプテナール、2−ヘキセナール、3−ヘキセナール、2−ヘキシル−3−フェニル−2−プロペナール、2−ヒドロキシベンズアルデヒド、7−ヒドロキシ−3,7−ジメチルオクタナール、4−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアルデヒド、4−及び3−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド、4−イソプロピルベンズアルデヒド、8−イソプロピル−6−メチル−ビシクロ[2.2.2]オクト−5−エン−2−カルバルデヒド、3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチルプロパナール、2−(4−イソプロピルフェニル)プロパナール、2−及び4−メトキシベンズアルデヒド、6−メトキシ−2,6−ジメチルヘプタナール、3−(2−メトキシフェニル)アクリルアルデヒド、8(9)−メトキシ−トリシクロ[5.2.1.0.(2,6)]デカン−3(4)−カルバルデヒド、4−メチルベンズアルデヒド、3−(4−メチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)ブタナール、2−(4−メチレンシクロヘキシル)プロパナール、1−メチル−4−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド、3−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド、4−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド、(4−メチルフェノキシ)アセトアルデヒド、(4−メチルフェニル)アセトアルデヒド、3−メチル−5−フェニルペンタナール、2−(1−メチルプロピル)−1−シクロヘキサノン、2−メチル−4−(2’,2’,3’−トリメチル−3’−シクロペンテニル)−4−ペンテナール、2,4−ノナジエナール、2,6−ノナジエナール、2−ノネナール、3−ノネナール、6−ノネナール、8−ノネナール、2−オクテナール、2−ペンチル−3−フェニル−2−プロペナール、フェノキシアセトアルデヒド、2−フェニルアセトアルデヒド、3−フェニルブタナール、3−フェニルプロパナール、2−フェニルプロパナール、3−フェニル−2−プロペナール、4−(プロプ−1−エン−2−イル)シクロヘキサ−1−エンカルバルデヒド、3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール、3−(4−tert−ブチルフェニル)プロパナール、トリシクロ[5.2.1.0(2,6)]デカン−4−カルバルデヒド、エクソ−トリシクロ[5.2.1.0(2,6)]デカン−8エクソ−カルバルデヒド、2,6,6−トリメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−カルバルデヒド、2,4,6−及び3,5,6−トリメチル−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド、2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−アセトアルデヒド、2,6,10−トリメチル−2,6,9,11−ドデカテトラエナール、2,5,6−トリメチル−4−ヘプテナール、3,5,5−トリメチルヘキサナール、2,6,10−トリメチル−9−ウンデセナール、2−ウンデセナール、10−ウンデセナール又は9−ウンデセナールからなる群から選択されるアルデヒド及びそれらの混合物、式(R’’)CHOで示され、その式中、R’’がC6〜C15の直鎖状又はα−分枝鎖状アルキル基であるアルデヒド、及びそれらの混合物から誘導される少なくとも1種のプロフレグランス成分を含む、請求項1から3までのいずれか1項に記載のマイクロカプセル。
- 式(I)で示され、その式中、R2がダマセノン、ダマスコン、イオノン又はメチルイオノン、イロン、大環状ケトン、例えば、シクロペンタデカノン又は3−メチル−4−シクロペンタデセン−1−オン及び3−メチル−5−シクロペンタデセン−1−オン又は3−メチル−1−シクロペンタデカノン、1−(2−アミノフェニル)−1−エタノン、1−(3,3−ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オン、1−(5,5−ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オン、1−(3,3−ジメチル−1−シクロヘキシル)−1−エタノン、2,5−ジメチル−2−オクテン−6−オン、4,7−ジメチル−6−オクテン−3−オン、(3,7−ジメチル−6−オクテニルオキシ)アセトアルデヒド、1−(2,4−ジメチルフェニル)−1−エタノン、4−(1,1−ジメチルプロピル)−1−シクロヘキサノン、2,4−ジ−tert−ブチル−1−シクロヘキサノン、エチル4−オキソペンタノエート、1−(4−エチルフェニル)−1−エタノン、1−(3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)エタノン、2−ヘキシル−1−シクロペンタノン、2−ヒドロキシ−3−メチル−2−シクロペンテン−1−オン、4−(4−ヒドロキシ−1−フェニル)−2−ブタノン、1−(2−及び4−ヒドロキシフェニル)−1−エタノン、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサノン、4−イソプロピル−2−シクロヘキセン−1−オン、1−(5−イソプロピル−2−メチルシクロヘキサ−1−又は2−エン−1−イル)プロパノン、1−(4−イソプロピル−1−フェニル)−1−エタノン、2−(2−メルカプトプロパン−2−イル)−5−メチルシクロヘキサノン、1−(4−メトキシフェニル)−1−エタノン、7−メチル−2H,4H−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン、5−メチル−3−ヘプタノン、6−メチル−5−ヘプテン−2−オン、メチル3−オキソ−2−ペンチル−1−シクロペンタンアセテート、1−(4−メチルフェニル)−1−エタノン、5−メチル−2−(プロパン−2−イリデン)シクロヘキサノン、5−メチル−2−(プロプ−1−エン−2−イル)シクロヘキサノン、2−メチル−5−(プロプ−1−エン−2−イル)シクロヘキサ−2−エノン、5−メチル−エクソ−トリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデカン−4−オン、3−メチル−4−(1,2,2−トリメチルプロピル)−4−ペンテン−2−オン、2−ナフタレニル−1−エタノン、1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン、3,4,5,6,6−ペンタメチル−3−ヘプテン−2−オン、2−ペンチル−1−シクロペンタノン、4−フェニル−2−ブタノン、1−フェニル−1−エタノン、2−及び4−tert−ブチル−1−シクロヘキサノン、1−(4−tert−ブチルフェニル)−1−エタノン)、3,5,6,6−テトラメチル−4−メチレンヘプタン−2−オン、2,4,4,7−テトラメチル−6−オクテン−3−オン、1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−オン、2,6,6−トリメチル−1−シクロヘプタノン、2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1,4−ジオン、4−(2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)−2−ブタノン、1−(2,4,4−トリメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)−2−ブテン−1−オン、1−(3,5,6−トリメチル−3−シクロヘキセン−1−イル)−1−エタノン、2,2,5−トリメチル−5−ペンチル−1−シクロペンタノン又は式(R’)(R’’)C=O(式中、R’及びR’’は直鎖状アルキル基である)のC6〜15ケトン、及びそれらの混合物からなる群から選択されるケトンから誘導される少なくとも1種のプロフレグランス成分を含む、請求項1から3までのいずれか1項に記載のマイクロカプセル。
- 3−(4−tert−ブチル−1−シクロヘキセン−1−イル)プロピル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、3−(4−(tert−ブチル)フェニル)−2−メチルプロピル2−オキソ−2−フェニルアセテート、デシル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、デシル2−オキソ−2−フェニルアセテート、(2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−イル)メチル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、(2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−イル)メチル2−オキソ−2−フェニルアセテート、1−(3,3−及び5,5−ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテニル2−オキソ2−フェニルアセテート、3−(3,3−及び1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)プロピル2−オキソ−2−フェニルアセテート、2,6−ジメチル−5−ヘプテニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル2−(4−メチルシクロヘキシル)−2−オキソアセテート、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル3−メチル−2−オキソペンタノアート、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル2−オキソプロパノアート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−(4−アセチルフェニル)−2−オキソアセテート、3,7−ジメチル−6−オクテニル(ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2エクソ−イル)オキソアセテート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−シクロペンチル−2−オキソアセテート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−(4−メチルシクロヘキシル)−2−オキソアセテート、3,7−ジメチル−6−オクテニル[4−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニル]オキソアセテート、3,7−ジメチル−6−オクテニル3−メチル−2−オキソペンタデカノアート、3,7−ジメチル−6−オクテニル3−メチル−2−オキソペンタノアート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−オキソブタノアート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−オキソヘキサデカノアート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−オキソペンタノアート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3,7−ジメチル−6−オクテニル2−オキソプロパノアート、4−(1,1−ジメチルプロピル)−1−シクロヘキシル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、4−ドデセニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3,5,5,6,7,8,8−ヘプタメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)メチル2−オキソ−2−フェニルアセテート、1−(3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフタレニル)エチル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3−ヘキセニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3−ヘキセニル2−オキソプロパノアート、7−ヒドロキシ−3,7−ジメチルオクチル2−オキソ2−フェニルアセテート、[4−及び3−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−イル]メチル2−オキソ−2−フェニルアセテート、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキシル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキシル2−オキソ−2−フェニルアセテート、4−メトキシベンジル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、[4−及び3−(4−メチル−3−ペンテニル)−3−シクロヘキセン−1−イル]メチル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3−メチル−5−フェニルペンチル2−オキソ−2−フェニルアセテート、2−メチル−4−(2’,2’,3’−トリメチル−3’−シクロペンテン−1’−イル)−4−ペンテニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、2,6−ノナジエニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、3−ノネニル2−オキソ−2−フェニルアセテート、2−ペンチル−1−シクロペンチル2−シクロヘキシル−2−オキソアセテート、4−フェニルブタン−2−イル2−オキソ−2−フェニルアセテート、2−フェニルエチル2−オキソ−2−フェニルアセテート、2−フェニルエチル2−オキソプロパノアート、3,5,6,6−テトラメチル−4−メチレンヘプタン−2−イル2−オキソ−2−フェニルアセテート、4−(2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセニル)−3−ブテン−2−イル2−オキソ−2−フェニルアセテート、9−ウンデセニル2−オキソ−2−フェニルアセテート又は10−ウンデセニル2−オキソ−2−フェニルアセテートからなる群から選択される少なくとも1種の式(I)のプロフレグランス成分を含む、請求項1から3までのいずれか1項に記載のマイクロカプセル。
- 1〜200マイクロメートルの平均粒径を特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載のマイクロカプセル。
- 基準のコアに対するシェルの質量比率が20%よりも低いことを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載のマイクロカプセル。
- 請求項1から8までのいずれか1項に記載のマイクロカプセルの水性分散液又は懸濁液からなるマイクロカプセルのスラリー。
- a)請求項1から8までのいずれか1項に規定された1つ以上のマイクロカプセル、又は請求項9に記載のスラリー;
b)香料担体及び香料基剤からなる群から選択される少なくとも1種の成分;及び
c)任意に少なくとも1種の香料補助剤
を含むことを特徴とする、付香組成物。 - a)付香成分として、請求項1から8までのいずれか1項に規定されたマイクロカプセル、請求項9に記載のスラリー、又は請求項10に記載の付香組成物;及び
b)消費者製品ベース
を含むことを特徴とする、消費者製品。 - フレグランスアルデヒド及び/又はケトンの特徴的な匂いの表面上での拡散効果を増大させる又は長引かせる方法であって、前記表面を、フレグランスアルデヒド及び/又はケトンを放出させやすい条件下で、
a)請求項1から8までのいずれか1項に規定されたマイクロカプセル又は請求項9に記載のスラリー;
b)請求項10に記載の付香組成物;又は
c)請求項11に記載の消費者製品
を用いて処理することを特徴とする、前記方法。
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